JPH06344338A - ゴム材料の混練装置 - Google Patents

ゴム材料の混練装置

Info

Publication number
JPH06344338A
JPH06344338A JP5135926A JP13592693A JPH06344338A JP H06344338 A JPH06344338 A JP H06344338A JP 5135926 A JP5135926 A JP 5135926A JP 13592693 A JP13592693 A JP 13592693A JP H06344338 A JPH06344338 A JP H06344338A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber material
roll
kneading
plate
rolls
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5135926A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihisa Takayama
章久 高山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP5135926A priority Critical patent/JPH06344338A/ja
Publication of JPH06344338A publication Critical patent/JPH06344338A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置全体をコンパクトに構成して小スペース
化を図ることが出来、また搬送コンベヤを介して板出し
ロールに接続させる必要がないので、ゴム材料がロール
及び搬送コンベヤの表面に密着したり、付着することが
なく、混練作業を効率良く行うことが出来ると共に、生
産性の向上を図ることが出来るゴム材料の混練装置を提
供する。 【構成】 フレーム1に回転自在に支持されたフロント
ロール2aとバックロール2bとから成る熱入れロール
2の垂直下方には、該熱入れロール2と平行または直交
する方向に、粘度低下したゴム材料を所定の厚さでシー
ト状に成形する前後一対の板出しロール3aまたは3b
が配設してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ゴム材料の混練装置
に係わり、更に詳しくは狭いスペースで混練作業を連続
的に、しかも効率良く行うことが出来るゴム材料のロー
ル混練装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、押出されて冷却された状態のゴム
材料を、再び熱入れロールを通して粘度低下させ、この
ゴム材料に薬品を一定量供給して混合した後、板出しロ
ールを通してシート状に成形し、これを搬送コンベヤを
介して次工程に搬送する装置が提案されている(例え
ば、特開昭63−56407号,特開平2−28630
6号等)。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】然しながら、上記の
ような従来のゴム材料の混練装置は、混練ミキサー,熱
入れロール,板出しロール,搬送コンベヤが水平方向に
直列的に配設されていたため、混練工程では非常に広い
スペースが必要となり、また装置全体としても大型化
し、更にゴム材料をロールに繰返し通して混練させ、搬
送コンベヤにより搬送させるために、粘度低下したゴム
材料がロールや搬送コンベヤの表面に付着したり、密着
する等のトラブルが発生し、混練作業を効率良く行うこ
とが出来ないばかりか、生産性の向上を図ることが出来
ない要因となった。
【0004】この発明は、かかる従来の課題に着目して
案出されたもので、装置全体をコンパクトに構成して小
スペース化を図ることが出来、また搬送コンベヤを介し
て板出しロールに接続させる必要がないので、ゴム材料
がロール及び搬送コンベヤの表面に密着したり、付着す
ることがなく、混練作業を効率良く行うことが出来ると
共に、生産性の向上を図ることが出来るゴム材料の混練
装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、ゴム材料を一定の粘度に低下させる熱入れ
ロールの垂直下方に、粘度低下したゴム材料を所定の厚
さでシート状に成形する板出しロールを平行に設置した
ことを要旨とするものである。また、前記板出しロール
は、垂直方向に多段状に配設したり、熱入れロールと直
交する向きに配設したり、更に板出しロールと熱入れロ
ールとを、同径ロールまたは異径ロールを組み合わせて
構成することも可能である。
【0006】
【発明の作用】この発明は上記のように構成され、熱入
れロールの垂直下方に、粘度低下したゴム材料を所定の
厚さでシート状に成形する板出しロールを配設すること
により、水平方向に搬送コンベヤを介して複数の板出し
ロールを配設する必要がなく、従って、装置全体をコン
パクトに構成して小スペース化を図ることが出来、また
従来のように、搬送コンベヤを介して熱入れロールや板
出しロールにゴム材料を供給する作業がないので、ゴム
材料がロール及び搬送コンベヤの表面に密着したり、付
着することがなく、混練作業を効率良く行うことが出来
ると共に、生産性の向上を図ることが出来るものであ
る。
【0007】
【発明の実施例】以下、添付図面に基づき、この発明の
実施例を説明する。図1は、この発明の第1実施例を示
す混練装置の平面図を示し、フレーム1に回転自在に支
持されたフロントロール2aとバックロール2bとから
成る熱入れロール2の垂直下方には、該熱入れロール2
と平行または直交する方向に、粘度低下したゴム材料を
所定の厚さでシート状に成形する前後一対の板出しロー
ル3aまたは3bが配設してある。
【0008】なお、この第1実施例では、前後一対の板
出しロール3aまたは3bを二段直交する向きに配設し
てあるが、図2に示すように、熱入れロール2と板出し
ロール3aとを二段平行に配設しても良く、熱入れロー
ル2と板出しロール3aとの向きはゴムシート材料Wa
の搬出方向に対応させて任意に設定することが出来るも
のである。
【0009】また熱入れロール2と板出しロール3aと
は、同径ロールまたは異径ロールを任意に組み合わせて
構成することも可能である。上記のように熱入れロール
2と少なくとも一本以上の板出しロール3aを、垂直下
方に直列に配設することにより、図3及び図4に示すよ
うに、熱入れロール2フロントロール2aとバックロー
ル2bとでゴム材料Wを一定の粘度に低下させ、この粘
度低下したゴム材料Wをその垂直下方に配設した板出し
ロール3aにより所定の厚さでシート状に成形し、成形
したゴムシートWaは、搬送コンベヤ4により次工程に
搬送されるものである。
【0010】また、熱入れロール2及び板出しロール3
aの表面には、図3に示すように、ロールの表面にゴム
材料Wが付着したり、密着した時に剥離させるためのス
クレーパ5が設けてあり、更に熱入れロール2及び板出
しロール3aの両側には、図4に示すようにロール中心
側にゴム材料Wを寄せるための移動可能なゴムガイド6
が配設してある。
【0011】以上のように、熱入れロール2の垂直下方
に、粘度低下したゴム材料を所定の厚さでシート状に成
形する板出しロール3aを配設することにより、水平方
向に搬送コンベヤを介して複数の板出しロールを配設す
る必要がなく、従って、装置全体をコンパクトに構成し
て小スペース化を図ることが出来、また従来のように、
搬送コンベヤを介して熱入れロールや板出しロールにゴ
ム材料を供給する作業がないので、ゴム材料Wがロール
及び搬送コンベヤの表面に密着したり、付着することが
なく、混練作業を効率良く行うことが出来ると共に、生
産性の向上を図ることが出来るものである。
【0012】
【発明の効果】この発明は、上記のようにゴム材料を一
定の粘度に低下させる熱入れロールの垂直下方に、粘度
低下したゴム材料を所定の厚さでシート状に成形する板
出しロールを平行に設置したので、装置全体をコンパク
トに構成して小スペース化を図ることが出来、また搬送
コンベヤを介して板出しロールに接続させる必要がない
ので、ゴム材料がロール及び搬送コンベヤの表面に密着
したり、付着することがなく、混練作業を効率良く行う
ことが出来ると共に、生産性の向上を図ることが出来る
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す混練装置の平面図
である。
【図2】この発明の第2実施例を示す混練装置の側面図
である。
【図3】この発明の混練装置の作用状態を示す側面図で
ある。
【図4】この発明の混練装置の作用状態を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
1 フレーム 2 熱入れロール 3a,3b 板出しロール W ゴム
材料 Wa ゴムシート材料

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム材料を一定の粘度に低下させる熱入
    れロールの垂直下方に、粘度低下したゴム材料を所定の
    厚さでシート状に成形する板出しロールを平行に設置し
    たことを特徴とするゴム材料の混練装置。
  2. 【請求項2】 前記板出しロールを垂直方向に多段状に
    配設した請求項1に記載のゴム材料の混練装置。
  3. 【請求項3】前記板出しロールは、熱入れロールと直交
    する向きに配設した請求項1に記載のゴム材料の混練装
    置。
  4. 【請求項4】 前記板出しロールと熱入れロールとを、
    同径ロールまたは異径ロールを組み合わせて構成した請
    求項1または請求項2または請求項3に記載のゴム材料
    の混練装置。
JP5135926A 1993-06-07 1993-06-07 ゴム材料の混練装置 Pending JPH06344338A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5135926A JPH06344338A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 ゴム材料の混練装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5135926A JPH06344338A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 ゴム材料の混練装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06344338A true JPH06344338A (ja) 1994-12-20

Family

ID=15163091

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5135926A Pending JPH06344338A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 ゴム材料の混練装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06344338A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008023843A (ja) * 2006-07-21 2008-02-07 Yokohama Rubber Co Ltd:The ゴム材料の混練方法および混練装置
JP2009000902A (ja) * 2007-06-21 2009-01-08 Bridgestone Corp 熱入れ装置
JP2017077712A (ja) * 2015-10-22 2017-04-27 近江度量衡株式会社 ゴム混合物のロール練り装置
JP2017077713A (ja) * 2015-10-22 2017-04-27 近江度量衡株式会社 ゴム混合物のロール練り装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008023843A (ja) * 2006-07-21 2008-02-07 Yokohama Rubber Co Ltd:The ゴム材料の混練方法および混練装置
JP2009000902A (ja) * 2007-06-21 2009-01-08 Bridgestone Corp 熱入れ装置
JP2017077712A (ja) * 2015-10-22 2017-04-27 近江度量衡株式会社 ゴム混合物のロール練り装置
JP2017077713A (ja) * 2015-10-22 2017-04-27 近江度量衡株式会社 ゴム混合物のロール練り装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4329890B2 (ja) ゴム部材の混練押出し成形方法及びその装置
JP3176641B2 (ja) 熱可塑性合成樹脂用カレンダー装置のエンボス加工装置
JPH06344338A (ja) ゴム材料の混練装置
JP2652242B2 (ja) 混練材料の供給方法及びその装置
JP4670126B2 (ja) 混練り材料の混練方法及びその装置
CN210899877U (zh) 一种阻焊压平机
CN104875369B (zh) 侧面微结构热辊印机
KR102166173B1 (ko) 반복 압연식 자동 면대 제조장치
CN213086295U (zh) 一种床垫围边机的送料装置
KR101535771B1 (ko) 시트 자동이송부가 구비된 플렉시블시트 절단장치
US6592351B2 (en) Turret loading device for extrusion line
JPH02286306A (ja) ゴム材料の混練方法及びその装置
JP3500258B2 (ja) 樹脂材料の混練り・シート状成形方法及びそれに用いる装置
CN207841551U (zh) 一种食品加工用剪切装置
CN221152708U (zh) 一种面饼分切装置和自动面条机
CN218256076U (zh) 一种输送装置
CN210450724U (zh) 一种电容器特性老化修复和筛选设备的双进料结构
JPS63177758A (ja) 高粘度菓子類の成形装置
CN206467443U (zh) 面料平整装置
JPS6469312A (en) Method and apparatus for processing trimmed edge in calendering
KR200211885Y1 (ko) 포장용 완충부재의 연속자동 접음장치
JP2000124694A (ja) 処理装置及び電極接続方法
KR20040006808A (ko) 압출성형장치용 절단기
JP2000025033A (ja) 未加硫ゴムシートの製造装置
JPH02102006A (ja) ゴムコンパウンド製造法