JPH06343356A - 根切りアタッチメント - Google Patents

根切りアタッチメント

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JPH06343356A
JPH06343356A JP16621593A JP16621593A JPH06343356A JP H06343356 A JPH06343356 A JP H06343356A JP 16621593 A JP16621593 A JP 16621593A JP 16621593 A JP16621593 A JP 16621593A JP H06343356 A JPH06343356 A JP H06343356A
Authority
JP
Japan
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fixed
root
bucket
arm
blade
Prior art date
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Pending
Application number
JP16621593A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Hayashi
勇夫 林
Junji Ogawa
淳次 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MARUJIYUN JUKO KK
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
MARUJIYUN JUKO KK
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by MARUJIYUN JUKO KK, Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical MARUJIYUN JUKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】短時間で効率よく根切り作業ができ、かつ樹木
の根を傷つけずに根切り作業ができる構造の根切りアッ
タチメントを提供する。 【構成】油圧ショベル30のア−ム10の先端に取付け
る根切りアタッチメントであって、固定歯1と可動歯2
と掘削バケット5とからなる。固定歯1はア−ム10の
先端に着脱可能に取付けられる。可動歯2は固定歯1に
鋏状に開閉可能に取付けられ、ア−ム10に設けたバケ
ットシリンダ4により作動する。掘削バケット5は固定
歯1の下面に枢着され、土砂の掘削作業時に固定歯1の
前部下側に固定されると共に、根切り作業時に固定歯1
の後部下側に固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、造園業等において、樹
木の根切り作業を行うのに好適な油圧ショベルの根切り
アタッチメントに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の根切り作業には人力で行う場合と
機械を用いる場合とがあり、人力で行う場合は、樹木の
回りの土砂をスコップ、または機械で掘削して地中に張
った根を露出させて、この根をのこぎり又はチェ−ンソ
−等を使って切断することにより行っていた。また、機
械を用いる場合は、例えば、特開平3−76514号公
報に開示されているように、油圧ショベルのア−ムの先
端に取付けた掘削用バケットで土砂掘削作業を行いなが
ら同時に該バケットで根切りを行い、ア−ムの前部に取
付けたつかみ装置で樹木を引き抜くことにより行ってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、根切り作業を
人力で行う場合、作業に時間がかかり、作業能率が悪い
という問題点があり、一方、油圧ショベルを利用して行
う場合、作業時間は短縮できるが樹木の根が引きちぎら
れる状態になり、根が非常に傷つき、植木としての商品
価値が下がるという問題点があった。
【0004】本発明は上記した実情に鑑み、短時間で効
率よく根切り作業ができ、かつ樹木の根を傷つけずに根
切り作業ができる構造の根切りアタッチメントを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、油圧ショベルのア−ムの先端に取付ける根
切りアタッチメントであって、前記ア−ムの先端に着脱
可能に取付ける固定刃と、該固定刃に鋏状に開閉可能に
取付けられ、該ア−ムに設けたバケットシリンダにより
作動する可動刃と、前記固定刃の下面に枢着され、土砂
の掘削作業時に前記固定刃の前部下側に固定されると共
に、根切り作業時に該固定刃の後部下側に固定される掘
削バケットとからなることを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の根切りアタッチメントは、上記構造を
有するものであり、最初に、固定刃の前部下側に掘削バ
ケットを固定した状態でア−ムを回動させることによ
り、掘削バケットで樹木のまわりを掘削して根を露出さ
せる作業を行う。次に、該固定刃の後部下側に掘削バケ
ットを固定した状態で該固定刃と該固定刃に取付けた可
動刃とで根を鋏み込み、バケットシリンダにより該可動
刃を作動させることにより、露出した根の根切り作業を
行う。
【0007】
【実施例】図1(A)は本発明による根切りアタッチメ
ントの一実施例を油圧ショベルに取付けて掘削作業を行
っている状態にて示す側面図、同(B)は根切り作業を
行っている状態を示す油圧ショベルのア−ム先端部の拡
大図、図2(A)は該実施例の側面図、同(B)は該実
施例の分解斜視図である。
【0008】図2(B)に示すように、根切りアタッチ
メントAは、受け刃1cを形成した固定刃1と、該固定
刃1の受け刃1cと咬合する刃面2cを形成した可動刃
2と、掘削バケット5とからなる。固定刃1はその基部
に取付け用ピン穴1d、1eを有し、図2(A)に示す
ように、油圧ショベルのア−ム10に本来備えられてい
るバケット取付穴Pとリンク取付穴Qにそれぞれこれら
のピン穴1e、1dを合わせ、これらのピン穴にピン2
3、24を挿着することにより、固定刃1はア−ム10
に着脱自在に取付けられる。
【0009】前記可動刃2および掘削バケット5の基端
には、それぞれピン穴2aと5aを有し、これらのピン
穴2aと5aを固定刃1の中央部の下側に設けたピン穴
1aに合わせてピン6を挿着することにより、可動刃2
および掘削バケット5は固定刃1にピン6を支点にして
回動可能に取付けられる。
【0010】前記固定刃1の下面には、前記ピン穴1a
より前方に、掘削時にバケット5を前側下面に固定する
ためのピン穴1hを有するブラケット1iを一体に設
け、また、前記ピン穴1aより後方に、根切り時にバケ
ット5を固定刃1の後側下面に固定するためのピン穴1
jを有するブラケット1kを一体に設けている。一方バ
ケット5の背面、腹面に、固定刃1の前方下面または後
方下面にバケット5を固定するための5b、5cをそれ
ぞれ有するブラケット5d、5eを一体に設けている。
前記可動刃2の背面にはピン穴2bを有するブラケット
2dを設け、該ブラケット2dに、バケットシリンダ4
のロッドおよびリンク11に一端をピン付けしたロッド
3の他端を、ピン25により連結する。13、14は2
枚の刃でなる固定刃1の開きを防ぐためのボルト、ナッ
トであり、ボルト13は固定刃1に設けた孔に貫通して
ナット14と螺合し、固定刃1を締める。
【0011】上記根切りアタッチメントAを組付けた油
圧ショベル30を使用して樹木12の掘り起こし作業を
行う場合、まず、図2(A)に示すように、固定刃1の
前方下面に掘削バケット5を回してブラケット1i、5
dのピン穴1h、5bを合わせてピン7を挿着し、掘削
バケット5を固定刃1に固定する。そしてバケットシリ
ンダ4を伸長して可動刃2は閉じた状態にしておき、油
圧ショベルのブ−ム20をブ−ムシリンダ22の伸縮に
より起伏させると共に、ア−ムシリンダ21の伸縮によ
りア−ム10を回動させることにより、掘り起こす樹木
12の回りの土砂を掘削バケット5で掘削して地中に張
った根12aを露出させる。
【0012】次に、掘削作業が終了した後、ピン7によ
る掘削バケット5の固定刃1の前方下面への固定を解
き、掘削バケット5を180度回転させてブラケット1
k、5eのピン穴1j、5cを合わせてピン7を挿着
し、掘削バケット5を図2(A)の2点鎖線に示す位置
に変え、図1(B)に示すように、樹木12の露出させ
た根12aを可動刃2の刃面2cと固定刃1の受け刃1
cとの間に挟み、バケットシリンダ4を伸長させ可動刃
2を固定刃1に咬合させて根12aを切断する。
【0013】このように、掘削バケット5で土砂掘削作
業を行うことができ、根切り作業時には、掘削バケット
5をピン7の付替えにより、固定刃1の前方下側から後
方下側へその固定位置を変えて、速やかに掘削作業用形
態から根切り作業用形態に移行でき、かつ、可動刃2を
油圧ショベル30のア−ム10に既設のバケットシリン
ダ4で作動させて根切り作業を行うので、人力による場
合と比較して作業時間を大幅に短縮することができる。
また、根切り作業を、土砂掘削と同時に根12aを引き
ちぎるのではなく、掘削作業とは別の作業工程で行い、
根12aを固定刃1と可動刃2とで挟んで切断するの
で、根12aを傷めることがない。
【0014】なお、本発明による根切りアタッチメント
Aを図1(B)に示す根切り作業用形態にして、地上か
ら樹木の高枝をカットする高枝打ち作業を行うこともで
きる。
【0015】上記実施例においては、ピン7の着脱によ
りバケット5の固定刃1への固定を行ったが、係止爪お
よびばねを用いたもの等他の固定手段を備えたものや、
油圧シリンダによる回動装置を付加したものとしてもよ
い。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、アタッチメントに掘削
バケットとカッタを備え、掘削バケットの固定位置を掘
削作業用位置から根切り作業の邪魔にならない位置に変
えることて、1台で掘削と切断を行うことができるの
で、作業時間を短縮でき、効率よく樹木の根切り作業が
行える。また、樹木の根を固定刃と可動刃とで挟んで切
断するので根を傷めることがなく、植木の商品価値を損
なうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明による根切りアタッチメントの
一実施例を油圧ショベルに取付けて掘削作業を行ってい
る状態で示す側面図、(B)は根切り作業を行っている
状態を示す油圧ショベルのア−ム先端部の拡大図であ
る。
【図2】(A)は該実施例の側面図、(B)は該実施例
の分解斜視図である。
【符号の説明】
A 根切りアタッチメント 1 固定刃 1h、1j バケット固定用ピン穴 2 可動刃 3 ロッド 4 バケットシリンダ 5 掘削バケット 10 ア−ム 12 樹木 12a 根

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】油圧ショベルのア−ムの先端に取付ける根
    切りアタッチメントであって、前記ア−ムの先端に着脱
    可能に取付ける固定刃と、該固定刃に鋏状に開閉可能に
    取付けられ、該ア−ムに設けたバケットシリンダにより
    作動する可動刃と、前記固定刃の下面に枢着され、土砂
    の掘削作業時に前記固定刃の前部下側に固定されると共
    に、根切り作業時に該固定刃の後部下側に固定される掘
    削バケットとからなることを特徴とする根切りアタッチ
    メント。
JP16621593A 1993-06-11 1993-06-11 根切りアタッチメント Pending JPH06343356A (ja)

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JP16621593A JPH06343356A (ja) 1993-06-11 1993-06-11 根切りアタッチメント

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JP16621593A JPH06343356A (ja) 1993-06-11 1993-06-11 根切りアタッチメント

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006314254A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Hagakure Ryokka Kensetsu:Kk 掘取溝形成機
WO2012043888A1 (ja) * 2010-09-30 2012-04-05 松本システムエンジニアリング株式会社 グラップルバケット装置
JP2022056020A (ja) * 2020-09-29 2022-04-08 株式会社スカイ 建設機械用アタッチメント及び建設機械

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