JPH06341491A - トルク変動制御装置 - Google Patents

トルク変動制御装置

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Publication number
JPH06341491A
JPH06341491A JP13054993A JP13054993A JPH06341491A JP H06341491 A JPH06341491 A JP H06341491A JP 13054993 A JP13054993 A JP 13054993A JP 13054993 A JP13054993 A JP 13054993A JP H06341491 A JPH06341491 A JP H06341491A
Authority
JP
Japan
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joint
torque
torque fluctuation
shaft
flywheel
Prior art date
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Pending
Application number
JP13054993A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Takaai
和夫 高相
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP13054993A priority Critical patent/JPH06341491A/ja
Publication of JPH06341491A publication Critical patent/JPH06341491A/ja
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジン回転とは独立にフライホイールの回
転を変動させて能動的にトルク変動を吸収することで、
フライホイールの慣性モーメントを小さくしてエンジン
負荷を低減すると共に、アイドリング時の極低速運転を
可能とする。 【構成】 エンジン11のシャフト51に、ヨーク22,23及
びスパイダ21からなるフック形自在継手(不等速継手)
を介して、フライホイール31のシャフト61を連結する。
シャフト61の軸受け41は、ギアドモータ45にてピン44の
回りに回転可能とされている。そして、さらに、この軸
受け41をピン44にて支持する支持体42は、ギアドモータ
46及びレール43により、シャフト51の回りに回転可能と
されている。このギアドモータ45,46の回転角を制御す
ることで、エンジン側のシャフト51とフライホイール側
のシャフト61の継手角度φ,ψを自由に設定することが
でき、フライホイール31に対して回転変動を与え、上記
目的を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の原動機などに
おけるクランク軸のトルク変動を吸収したり、往復動ポ
ンプのクランク軸などに対して周期的な変動トルクを発
生させるための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、自動車等の原動機では主に化石燃
料を用い、その爆発力をピストン、クランクシャフト等
の機構により出力軸のトルクに変換している。このため
原動機の出力軸は、その回転数に比例した周期的なトル
ク変動を生じ、これが原動機の振動および騒音の一因と
なっている。そしてこのトルク変動は、原動機が低速で
回転する程顕著であることが知られている。
【0003】そのため、従来は、図8に示すように、原
動機1の出力軸にフライホイール3を接続してトルク変
動を吸収するといった構成が採用されていた。ここで、
原動機1の出力軸の回転角度をθe、フライホイール3
の慣性モーメントをIfとおくと、フライホイール3に
より吸収されるトルク変動△Teは次式で表すことがで
きる。
【0004】
【数1】
【0005】式から、フライホイール3の慣性モーメ
ントIfに比例したトルク変動△Teが吸収されること
が分かる。このことは、トルク変動△Teを十分に吸収
するには、慣性モーメントIfを相当に大きくする必要
があることを意味する。ところが、フライホイール3の
慣性モーメントIfは、原動機1の回転数を増速/減速
する際の負荷となる。このため十分なトルク変動吸収能
力を付与するために慣性モーメントIfを大きくすると
いった対応をすると、原動機1のエネルギ効率(燃費)
や応答性(レスポンス)を悪化させるという問題を生じ
た。
【0006】また逆にこの理由により、フライホイール
3の慣性モーメントIfを十分に大きくできないため、
原動機1の回転数をトルク変動が顕著となる様な極低速
にすることができないという問題があった。このため、
無負荷(アイドリング)時でも常に原動機1をある程度
の回転数に保つ必要が生じ、さらにエネルギ効率(燃
費)を悪化させていた。
【0007】以上のような問題が生じる理由は、従来の
装置は、フライホイール3が原動機1の出力軸に直結さ
れているのみで、原動機1の回転数変動に比例してトル
ク変動の吸収を行うという受動的な構成になっているた
めである。一方、これを解決する手段としては、例えば
特開昭57−12142が提案された。これは図8の構
成において、フライホイールの慣性モーメントを可変に
したものである。そしてこれにより、トルク変動が顕著
である低速回転では慣性モーメントを大きくし、小さな
回転数変動しかなくてもトルク変動を十分に吸収するこ
とが可能になった。
【0008】なお、この提案は、原動機の回転数を増速
/減速する際には、慣性モーメントを減少/増加させる
ことにより、フライホイールが原動機の負荷とならない
ようにすることも狙っていた。また、この提案は、回転
数を増速/減速するに際して、より積極的に慣性モーメ
ントを減少/増加させることにより、原動機の制動エネ
ルギの回生効果をも狙っていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら特開昭5
7−12142号公報記載の技術に関しては、高速で回
転するフライホイールにおいて、その遠心力に打ち勝っ
て慣性モーメントを変化させる方法が具体的に確立され
ておらず、この公報で提案された方法は、未だ実用化さ
れていないのが現状である。
【0010】そこで本発明では、従来のように原動機等
の回転数変動に比例してトルク変動の吸収を行う受動的
な構成ではなく、原動機等の回転数とは独立にフライホ
イール等の慣性モーメント部材側の回転数を変動させ、
能動的にトルク変動の吸収を行ったり、周期的な変動ト
ルクを発生させたりすることのできる全く新たな構成の
トルク変動制御装置を提供することを第1の目的とす
る。
【0011】さらに、この第1の目的に加えて、慣性モ
ーメント部材側の回転数変動を操作する外部からの入力
部を追加し、原動機の運転状態等に応じたトルク変動の
吸収やトルク変動の発生を制御することのできるトルク
変動制御装置を提供することを第2の目的とする。
【0012】これらにより、フライホイールの慣性モー
メントを小さくしても十分なトルク変動吸収能力や、ト
ルク変動発生能力を与え、原動機の負荷の低減や、無負
荷(アイドリング)時の極低速運転を可能とし、上記従
来の問題点を解決することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明のトルク変動制御装置は、回転軸に、
不等速継手を介してフライホイール等の慣性モーメント
部材を連結することにより、前記回転軸の回転とは独立
の回転変動を前記慣性モーメント部材側に与え、前記回
転軸のトルク変動状態を制御する。
【0014】なお、このフライホイール等の慣性モーメ
ント部材に関しては、特に新規のものを用いる必要はな
く、既存の負荷装置を接続すれば足りる。また、第2の
目的を達成するためなされた本発明のトルク変動制御装
置は、請求項1記載のトルク変動制御装置において、前
記回転軸に生ずるトルク変動状態を検出又は推定し、若
しくは、慣性モーメント部材側に発生させるべきトルク
変動状態を推定し、該トルク変動状態に応じて、前記不
等速継手の継手条件を変更する継手条件変更手段をも備
えたことを特徴とする。
【0015】
【作用】以上の構成により本発明のトルク変動制御装置
では、不等速継手を介してフライホイール等の慣性モー
メント部材(以下、単にフライホイールとのみいう)を
連結することにより、フライホイール側に、回転軸の回
転角度とは全く独立の周期的な遅れまたは進み角度を発
生させることができる。従って、原動機などの回転軸の
トルク変動を吸収する装置として構成した場合、この独
立の回転変動により、回転軸側の回転数変動を伴うこと
なく、能動的にトルク変動を吸収することが可能であ
る。
【0016】また、往復動ポンプ等を駆動する発生トル
ク一定の電動モータ等の回転軸に不等速継手を介してフ
ライホイールを接続してやれば、電動モータの回転とは
独立した回転変動によってフライホイールが周期的なト
ルク変動を発生し、これによって往復動ポンプの変動す
る負荷を相殺することも可能である。
【0017】さらに、請求項2記載の装置では、フライ
ホイールにて能動的に吸収若しくは発生させるトルク変
動の振幅および位相は、継手条件変更手段により継手角
度や軸心のズレ量等の継手条件を変更することで自由に
設定できる。このため、前記回転軸を回転させる原動機
等のその時々の運転状態に応じたトルク変動吸収や変動
トルクの発生が可能となる。ただし能動的に吸収したり
発生したりすることのできるトルク変動のパターンは、
不等速継手が持つ回転数に比例した周期的なパターンに
限定されるため、吸収したいトルク変動のパターンに適
した不等速継手を選択または開発することが必要とな
る。
【0018】
【実施例】具体的実施例の説明に入る前に、図1,図2
を用いて、本発明のトルク変動制御装置を、特にトルク
変動吸収装置として適用した場合の基本構成を詳細に説
明する。
【0019】図1に、かかる基本構成の一例を示す。な
おここでは不等速継手の継手条件変更手段4を追加した
形(請求項2記載の装置に対応する)で示している。図
1について説明すると、ここではまず原動機1の出力軸
に、不等速継手2を取りつけ、その先に回転数変動が生
じる継手条件を持たせてフライホイールまたは負荷装置
3を接続している。さらに不等速継手2に対し、継手条
件変更手段4を設け、原動機1のトルク変動の振幅およ
び位相に応じて、適宜、継手角度や軸心のズレ量等の継
手条件を変更する構成となっている。なお図1におい
て、5は原動機1の出力軸と不等速継手2の一端を接続
するトルク伝達機構(シャフト、歯車ベルト、プーリ
等)、6はフライホイールまたは負荷装置3と不等速継
手2の他端を接続するトルク伝達機構を表している。
【0020】図1の基本構成において、本発明の作用を
説明する。本発明の最も重要な要素である不等速継手2
には、継手角度や軸心のズレ量等の継手条件に応じて、
その両端の回転角度に周期的な遅れまたは進みを生じる
ものが存在する。
【0021】今、図1の不等速継手2において、原動機
1側の回転角度をθe、フライホイール3側の回転角度
をθfとおくと次式が成り立つ。
【0022】
【数2】
【0023】ここでα(θe,p1 ,p2 ,…)は、原
動機1側の回転角度θeを基準とした場合の、フライホ
イール3側の回転角度θfの周期的な遅れまたは進み角
度を示す。また、p1 ,p2 ,…は継手角度や軸心のズ
レ量等の継手条件を表すパラメータである。
【0024】図2(a)に、不等速継手2の周期的な遅
れまたは進み角度α(θe,p1 ,p2 ,…)の代表例
を示す。これは自動車のユニバーサルジョイントにも用
いられているフック形自在継手を使用した場合のαで、
継手条件を表すパラメータp1 ,p2 ,…は、継手角度
を表す立体角φ,ψである。そして図2(a)より、こ
の自在継手を用いれば、θeの1回転(360°)に対
し周期的な遅れまたは進みが2周期分生じることにな
る。またαの位相はφ、振幅はψの大きさにそれぞれ比
例するのが分かる。
【0025】さて、今ここで原動機1の出力軸の回転数
が一定で、不等速継手2の原動機1側の角速度がωであ
るとすると、θeは時刻tを用いて次式で表される。
【0026】
【数3】
【0027】すると、,式により、フライホイール
3の慣性モーメントをIfとおくと、フライホイール3
により吸収されるトルク変動△Tfは次式で表せる。
【0028】
【数4】
【0029】そしてこのトルク変動△Tfは、トルク伝
達機構6,不等速継手2,トルク伝達機構5を経由し
て、原動機1の出力軸より吸収されていることは明らか
である。ただし、△Tfが不等速継手2を経由する際
に、αに応じて周期的に変動するギア比β(θe,p1
,p2 ,…)の影響を受ける。よって実際に原動機1
の出力軸より吸収されるトルク変動△Teは次式で表さ
れる。
【0030】
【数5】
【0031】ただし,式では説明を簡単にするた
め、トルク伝達機構5,6のギア比は1として考えてい
るが、そうでない場合も同様な効果が得られる。式よ
り、図1の基本構成では、不等速継手2によって発生す
る周期的な遅れまたは進み角度αに応じたトルク変動△
Teが、原動機1からフライホイール3に吸収されるこ
とになる。なお、このフライホイール3に関しては、特
に新規のものを使用する必要はなく、既存の負荷装置で
代用してもその慣性モーメントと負荷の大きさにより同
様な効果を期待できる。
【0032】さらにここで本発明の作用をより明確にす
るため、例えば不等速継手2として図2(a)に示した
特性を持つフック形自在継手を使用した場合について考
える。まず、周期的な遅れまたは進み角度α(θe,
φ,ψ)およびギア比β(θe,φ,ψ)は、次式のよ
うになる。
【0033】
【数6】
【0034】ここでαに対しφ,ψを極めて静的にしか
変化させないものとし、,式を式に代入すると吸
収されるトルク変動△Teは次式で表せる。
【0035】
【数7】
【0036】図2(b)に、継手角度φ,ψに対する
式のトルク変動△Teを示す。図2(b)より、吸収さ
れるトルク変動△Teは図2(a)のαと同様に、θe
の1回転(360°)に対し周期的な遅れまたは進みが
2周期分生じる。またその位相と振幅も、φ,ψの大き
さにそれぞれ比例している。
【0037】したがって図2(b)および式より、継
手条件変更手段4により継手角度φ,ψを変化させれ
ば、吸収するトルク変動△Teの位相および振幅を自在
に変化させられることが分かる。そしてこのことから、
原動機1で発生するトルク変動の位相および振幅に適し
たトルク変動の吸収が実現できるとともに、継手角度の
ψを大きくすることでフライホイール3の慣性モーメン
トを大幅に低減できることが確認できる。
【0038】以上のことから本発明では、図1の基本構
成を実現することにより、不等速継手2によりフライホ
イール3の回転軸に、原動機1の回転角度とは全く独立
の周期的な遅れまたは進み角度αを発生させることがで
きる。そしてこれにより原動機1の回転数変動を伴うこ
となく、能動的にトルク変動の吸収が可能となる。
【0039】さらに本発明では、能動的に吸収するトル
ク変動の振幅および位相は、継手条件変更手段4により
継手角度φ,ψ等を変更することで自由に設定できる。
このため、原動機1のその時々の運転状態に応じたトル
ク変動吸収が可能となる。ただし能動的に吸収できるト
ルク変動のパターンは、不等速継手2が持つ回転数に比
例した周期的なパターンに限定されるため、吸収したい
トルク変動のパターンに適した不等速継手を選択または
開発することが必要となる。
【0040】以下、本発明によるトルク変動吸収装置を
実現するための、具体的な実施例について説明する。な
おここでは、代表的な不等速継手であるフック形自在継
手を用い、図1の基本構成と同様に、不等速継手の継手
条件変更手段を追加した実施例を示している。
【0041】図3に、本発明の第1の実施例であるトル
ク変動吸収装置の図面を示す。まず図3の構成について
説明すると、11は通常使用されている4気筒4サイク
ルのエンジンである。そしてエンジン11の出力軸であ
るクランクシャフトは、シャフト51を介してコ字形の
ヨーク22と連結されている。
【0042】ヨーク22は、十字形をしたスパイダ21
を介して、同じくコ字形のヨーク23と接続されてい
る。このスパイダ21とヨーク22,23の接合部はそ
れぞれ回転自在に取りつけられており、その回転軸は互
いに直交している。ヨーク23はシャフト61を介して
フライホイール31の回転軸と連結されている。なおス
パイダ21とヨーク22,23が回転自在に接続されて
いることから、シャフト61の回転軸は、シャフト51
の回転軸との継手角度φ,ψを立体的に変更可能であ
る。
【0043】これにより第1の実施例では、代表的な不
等速継手であるフック形自在継手で、エンジン11とフ
ライホイール31を接続したことになる。また、フライ
ホイール31側のシャフト61は軸受け41に支えら
れ、その回転軸の移動を支配されている。軸受け41は
ピン44を介して支持体42に取りつけられている。な
お軸受け41はその一端に歯切り部41aが形成され、
支持体42に取りつけられたギアドモータ45によりピ
ン44の回りに回転可能である。
【0044】支持体42はエンジン11の外壁と接して
おり、その一端にシャフト51の軸受け部が形成されて
いる。レール43には歯切り部43aが形成され、エン
ジン11の外壁に固定されている。なお支持体42は、
レール43を介して、支持体42に取りつけられたギア
ドモータ46によりシャフト51の回転軸の回りに回転
可能である。
【0045】以上の構成により第1の実施例では、支持
体42に取りつけられたギアドモータ45,46の回転
角を制御することで、エンジン側のシャフト51とフラ
イホイール側のシャフト61の継手角度φ,ψを自由に
設定できる。なお軸受け41とレール43の歯切り部4
1a,43aには、その両端にストッパが形成されてお
り、シャフト51とシャフト61の継手角度φ,ψをト
ルク変動吸収のための有効範囲に限定している。
【0046】ここで図3の第1の実施例と図1の基本構
成との対応について説明すると、まず4気筒のエンジン
11が「原動機1」である。つぎにスパイダ21とヨー
ク22,23は、図2にその特性を示したフック形自在
継手を構成しており、「不等速継手2」の働きをする。
そしてフライホイール31が「フライホイールまたは負
荷装置3」である。なおシャフト51,61はそれぞれ
「トルク伝達機構5,6」に相当する。
【0047】さらに軸受け41、支持体42、レール4
3、ピン44およびギアドモータ45,46が「継手条
件変更手段4」の働きをする。そしてギアドモータ45
の回転角が「継手角度ψ」、ギアドモータ46の回転角
が「継手角度φ」を決定する。
【0048】図4に、本発明の第2の実施例であるトル
ク変動吸収装置の図面を示す。まず図4の構成について
説明すると、12は通常使用されている4気筒4サイク
ルのエンジンである。そしてエンジン12の出力軸であ
るクランクシャフトは、中間にロ字形のヨーク25を介
して直結されたシャフト52,53を介し、クラッチや
トランスミッション等の負荷に連結されている。
【0049】ロ字形のヨーク25は、枠内に取り付けら
れた十字形のスパイダ24を介して、フライホイール3
2から突設された突起26,27と接続されている。ス
パイダ24と、ヨーク25及び突起26,27との接合
部は、それぞれ回転自在に取り付けられており、その回
転軸は互いに直交している。
【0050】突起26,27は、フライホイール32の
中心付近に細長く設けられた開口部33の横に対称に形
成された軸受け部である。そして、前述のヨーク25及
びシャフト53は、この開口部33を貫通して伸ばされ
ている。なお、スパイダ24と、ヨーク25及び突起2
6,27とが、回転自在に接続されていることから、フ
ライホイール32の回転軸はシャフト52,53の回転
軸との継手角度φ,ψを立体的に変更可能である。ただ
し、本実施例では、継手角度ψのみを可変制御する構成
としている。
【0051】これにより、第2の実施例でも第1の実施
例で使用したフック形自在継手と同様な効果をもたらす
不等速継手でエンジンとフライホイールを接続したこと
になる。フライホイール32は、円錐台形のコロ81
a,81bに支えられ、その回転軸の移動を支配されて
いる。コロ81a,81bはそれぞれ、二股に分かれた
アーム82a,82bの股の間に回転可能に取り付けら
れ、フライホイール32の回転に伴い回転するように構
成されている。また、コロ81a,81bとフライホイ
ール32との当接位置は、シャフト52,53の中心を
通り、これと直交する軸線上になっている。
【0052】アーム82a,82bは、ショルダ83に
固定され、ショルダ83の移動に伴い一体となって移動
する。ショルダ83は、ピン84を介して、支持体85
に回動自在に取り付けられている。なおショルダ83は
その一端に扇形の歯切り部83aが形成され、支持体8
5に取りつけられたギアドモータ86によりピン84の
回りに回転可能である。
【0053】支持体85はエンジン12の外壁に固定さ
れており、ショルダ83の回転軸を固定している。これ
により第2の実施例では、ショルダ83を回動させるこ
とによって、不等速度継手の継手角度ψのみを変更する
ことが可能である。以上の構成により第2の実施例で
は、支持体85に取りつけられたギアドモータ86の回
転角を制御することで、シャフト52,53とフライホ
イール32の回転軸の継手角度ψを自由に設定できる。
なおショルダ83の歯切り部83aには両端にストッパ
が形成されており、継手角度ψをトルク変動吸収のため
の有効範囲に限定している。
【0054】ここで図4の実施例と図1の基本構成との
対応について説明すると、まず4気筒のエンジン12が
「原動機1」である。次にスパイダ24とロ字型のヨー
ク25、突起26,27は、図2にその特性を示したフ
ック形自在継手と同様な効果をもたらす不等速継手を構
成しており、「不等速継手2」の働きをする。そしてフ
ライホイール32が「フライホイールまたは負荷装置
3」である。なおシャフト52,53は「トルク伝達機
構5」に相当する。また、突起26,27がフライホイ
ール32の5円盤上に形成された軸受け部であることか
ら、「トルク伝達機構6」は省略されている。
【0055】さらにコロ81a,81b、アーム82
a,82b、ショルダ83、ピン84、支持体85およ
びギアドモータ86が「継手条件変更手段4」の働きを
する。そしてギアドモータ86の回転角が継手角度のψ
を決定する。次に、エンジンの運転状態に応じて、図3
および図4に示すトルク変動吸収機構を操作するシステ
ムの構成について説明する。
【0056】図5にトルク変動吸収機構を操作するシス
テム構成図を示す。図5の構成について説明すると、7
1はエンジンの回転数検出手段、72はスロットル開度
検出手段、73は燃料噴射量検出手段である。これらは
それぞれが継手条件演算を行う上での主要データとなる
エンジン回転数Ne,スロットル開度δ,燃料噴射量f
を検出する。
【0057】また、74は吸気温検出手段、75は吸気
圧検出手段、76は冷却水温検出手段、77は点火時期
検出手段である。これらもそれぞれが継手条件演算を行
う上での補正データとなる吸気温Ti,吸気圧Pi,冷
却水温Tw,点火時期△tを検出する。
【0058】最後にこれら71〜77で検出した主要デ
ータおよび補正データを用い、継手条件演算手段78に
てエンジンの運転状態に応じた継手条件を算出し、トル
ク変動吸収機構79へのアクチュエータ駆動信号を出力
する。なおここで、トルク変動吸収機構79は図3およ
び図4に示す実施例に相当し、アクチュエータ駆動信号
はギアドモータ45,46および86の駆動信号を表し
ている。
【0059】さらに、図5のシステム構成の継手条件演
算手段にて実施する演算処理について説明する。図6に
図5の継手条件演算手段78で実行される演算フローを
示す。図6の演算処理について説明すると、ステップ9
1で処理を開始し、ステップ92にて主要データである
エンジン回転数Ne,スロットル開度δ,燃料噴射量f
を取得する。そしてステップ93にて主要データNe,
δ,fを用い、マップ計算によりトルク変動吸収を行う
上での継手条件の基本値φ’,ψ’を算出する。ここ
で、計算に用いるマップは、エンジンの型式等に応じて
具体的に設定しておく。マップは、傾向として、エンジ
ンの出力が大きくてトルク変動も大きい様な条件下もし
くはトルク変動が顕著となる低回転の条件下では継手条
件として、トルク変動吸収能力を高くする様に設定する
とよい。こうした観点よりエンジン出力および回転数に
関係のあるパラメータδ,f,Neが選ばれている。即
ち、ステップ92,93で用いるパラメータδ(スロッ
トル開度),f(燃料噴射量)は、エンジンの出力の大
小、即ちトルク変動の発生原因の大小を判別するのに適
し、パラメータNe(エンジン回転数)は、トルク変動
が顕著となる低回転数を判別するのに適する。
【0060】こうして、Ne,δ,fに基づいて、継手
条件の基本値φ’,ψ’を算出したら、さらに次のステ
ップにてより精度よくトルク変動を吸収すべく補正を行
う。ステップ94では、補正データを得るためのパラメ
ータとして、吸気温Ti,吸気圧Pi,冷却水温Tw,
点火時期△tを取得する。そしてステップ95にて、補
正用パラメータTi,Pi,Tw,△tを用い、先程ス
テップ93で算出した継手条件の基本値φ’,ψ’を補
正し、エンジンの運転状態に応じた継手条件φ,ψを算
出する。
【0061】即ち、ステップ92,93にて、運転者の
エンジン操作状態に対応するトルク変動状態を推定して
継手条件の基本値φ’,ψ’を算出し、さらに、ステッ
プ94,95にて、エンジンの現在の暖機状態等を反映
してさらに精度よくトルク変動状態を推定し、これによ
って基本値φ’,ψ’を補正して、より精度のよいトル
ク変動吸収を行うための継手条件φ,ψを算出するので
ある。
【0062】こうして継手条件φ,ψを算出したら、最
後にステップ96にて、これら継手条件φ,ψを実現す
るためのアクチュエータ駆動信号を決定し、ステップ9
7にて出力し、ステップ98へ進んで本処理を終了す
る。以上ステップ91〜98の処理を周期的に実行し、
エンジンの運転状態の変動に対応する。
【0063】最後に図3および図4に示した実施例の動
作について説明する。図7に、エンジン11,12で発
生するトルクTe,フライホイール31,32の回転角
変動α、フライホイール31,32に能動的に吸収され
るトルク変動△Te、結果としてエンジン11,12の
出力となるトルク(Te−△Te)を示す。なお図7で
は、横軸にエンジン11,12のクランクシャフトの回
転角度θeをとり、1回転(360°)分のデータを表
している。
【0064】まず発生するトルクTeについて説明する
と、エンジン11,12は通常の4気筒4サイクルエン
ジンであるため、クランクシャフト2回転(720°)
で4回爆発が起こる。この爆発は等間隔にずらされてい
るため、1回転(360°)で2回の爆発が起こり、発
生するトルクTeは2周期分の変動を生じる。
【0065】次に回転角変動αについては、自在継手を
使用しクランクシャフト、フライホイール共に直結して
いるため、図2(a)および式より、クランクシャフ
トの1回転(360°)で2周期分の回転角変動を生じ
る。なおこの回転角変動の振幅および位相は、ギアドモ
ータ45,46および86により継手角度φ,ψを操作
することで容易に調整できる。
【0066】そしてこれにより能動的に吸収されるトル
ク変動△Teは、図2(b)および式より、その振幅
がフライホイール31の慣性モーメントIfに比例し、
回転角変動αをほぼ反転した形となる。最終的な出力ト
ルクは、(Te−△Te)で表され、ほぼ一定の値とな
る。ただし発生トルクTeの高調波成分や、能動的に吸
収されるトルク変動のパターンの不一致のため、出力ト
ルク(Te−△Te)に少々の変動分が残存する。しか
しこれは図8および式でも説明した従来からの原動機
1の回転数変動による受動的なトルク変動吸収により、
十分吸収される程度のものとであると考えられる。
【0067】なお上記の説明は、エンジン11,12の
ある特定の運転状態に対応したもので、他のあらゆる運
転状態に対しても、ギアドモータ45,46および86
により継手角度φ,ψを操作することで容易に対応可能
である。また、図4に示す第2の実施例の場合は、その
構造上の制約から継手角度ψすなわち回転角変動の振幅
のみ操作可能であるが、予め自在継手の取り付け角度を
調節しておけば、回転角変動の位相を調節する必要は特
に必要ない。
【0068】以上のように図3および図4に示す実施例
は、図1に示す本発明の基本構成を実現することによ
り、原動機の回転数変動を伴わない能動的なトルク変動
吸収装置を、コンパクトな構成で実現している。なお、
図3に示す第1の実施例が原動機の出力軸の端に取り付
けなければならないのに対し、図4に示す第2の実施例
は原動機から負荷に到るシャフトの途中に挿入すること
が可能である。このため第1の実施例に比べて、第2の
実施例の方が、取り付け個所に関する設計上の制約が極
めて小さくなるという利点を有する。
【0069】なお、実施例では4気筒エンジンについて
のトルク変動吸収装置を示したが、6気筒エンジン等に
あっては、トルク伝達機構5,6にギアをかませるなど
して、フライホイール3においてエンジンクランクシャ
フトの1回転に3回の回転数変動が生じる様にするなど
して対応することができることはもちろんである。
【0070】また、トルク変動の吸収だけでなく、元々
はトルク変動のない回転軸に不等速継手を介してフライ
ホイールを連結することによりトルク変動を発生させ、
このトルク変動を往復動装置の入力軸に与える様にする
などしても構わない。
【0071】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明では不等速継手
を介在させた基本構成により、フライホイール側に、内
燃機関や電動モータなどの回転軸の回転数とは全く独立
の周期的な回転数変動を発生させることができる。これ
により内燃機関の出力軸である回転軸側に回転数変動を
伴うことなく、トルク変動を能動的に吸収することが可
能となる。また、電動モータの定速度の回転から回転変
動を生じさせ、これにより周期的なトルク変動を発生さ
せることができる。
【0072】そしてこの結果、トルク変動吸収装置とし
て実施した場合には、内燃機関などの原動機側のトルク
変動を吸収する機能を十分に発揮しつつ、フライホイー
ルの慣性モーメントを小さくし、原動機側の負荷を大幅
に低減できる。加えて、かかる作用・効果の結果とし
て、原動機側の無負荷(アイドリング)時の極低速の運
転を可能とし、飛躍的なエネルギ効率(燃費)の向上が
実現可能となる。さらに負荷が低減したことにより応答
性(レスポンス)も格段に向上するため、ガソリンエン
ジンやディーゼルエンジンなどに適用した場合には、そ
の元々の排気量を低減しても十分な性能が確保できるこ
とになる。
【0073】さらに能動的に吸収するトルク変動の振幅
および位相は、継手条件変更手段により継手条件を変更
することで自在に設定できる。このため原動機側のその
時々の運転状態に応じたトルク変動の吸収が可能とな
り、トルク変動による振動や騒音を常に抑制できること
になる。ただし能動的に吸収できるトルク変動のパター
ンは、不等速継手が持つ回転数に比例した周期的なパタ
ーンに限定されるため、原動機側より発生するトルク変
動のパターンを考慮し、吸収したいトルク変動の状態に
合わせた不等速継手の選択または不等速継手の開発が必
要となる。
【0074】また本発明は、フライホイール等のトルク
変動吸収部材に独立に回転数変動を発生させるに当り、
基本的に不等速継手を利用したメカ的な構成のみで実現
している。したがって継手条件変更手段で必要となるエ
ネルギは僅かなものであり、極めて省エネルギなシステ
ムを構成している。
【0075】さらに本装置は、トルク変動を生じる原動
機以外の回転軸、例えば一定速度で回転する電動モータ
の回転軸に接続すれば、周期的な変動トルクの発生装置
としても応用でき、この場合も、小さな慣性モーメント
にて大きなトルク変動を発生させるなど、トルク変動を
吸収する装置として構成した場合と同様の効果を奏す
る。また、請求項2記載の構成により、定速度で回転す
る電動モータなどから、継手条件の変更によって任意の
位相・任意の大きさのトルク変動を発生させることもで
きる点で、トルク変動吸収装置に応用した場合と同様の
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明をトルク変動吸収装置として実施した
場合の基本構成図である。
【図2】 上記基本構成における不等速継手としてフッ
ク形自在継手を使用した場合の説明図であって、(a)
は継手角度φ,ψに応じた周期的な遅れまたは進み角度
αを、(b)は能動的に吸収されるトルク変動△Teを
表すグラフである。
【図3】 第1の具体的実施例としてのトルク変動吸収
装置の説明図であって、(a)はトルク変動吸収装置の
平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。
【図4】 第2の具体的実施例としてのトルク変動吸収
装置の説明図であって、(a)はトルク変動吸収装置の
平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。
【図5】 各実施例のトルク変動吸収装置の制御系に関
するシステム構成図である。
【図6】 前記制御系の継手条件演算手段にて実施する
演算処理のフローチャートである。
【図7】 実施例での、ある特定の運転状態において発
生するトルクTe、回転角変動α、能動的に吸収される
トルク変動△Te、結果として出力となるトルク(Te
−△Te)の関係を表すグラフである。
【図8】 従来の原動機のトルク変動吸収装置を示す構
成図である。
【符号の説明】
1・・・原動機、2・・・不等速継手、3・・・フライ
ホイールまたは負荷装置、4・・・継手条件変更手段、
5・・・トルク伝達機構、6・・・トルク伝達機構、1
1,12・・・エンジン、21,24・・・スパイダ、
22,23,25・・・ヨーク、26,27・・・突
起、31,32・・・フライホイール、33・・・開口
部、41・・・軸受け、41a・・・歯切り部、42・
・・支持体、43・・・レール、43a・・・歯切り
部、44・・・ピン、45,46,86・・・ギアドモ
ータ、51,52,53,61・・・シャフト、71・
・・回転数検出手段、72・・・スロットル開度検出手
段、73・・・燃料噴射量検出手段、74・・・吸気温
検出手段、75・・・吸気圧検出手段、76・・・冷却
水温検出手段、77・・・点火時期検出手段、78・・
・継手条件演算手段、79・・・トルク変動吸収機構、
81a,81b・・・コロ、82a,82b・・・アー
ム、83・・・ショルダ、83a・・・歯切り部、84
・・・ピン、85・・・支持体、86・・・ギアドモー
タ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】
【数6】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】
【数7】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸に、不等速継手を介してフライホ
    イール等の慣性モーメント部材を連結することにより、
    前記回転軸の回転とは独立の回転変動を前記慣性モーメ
    ント部材側に与え、前記回転軸のトルク変動状態を制御
    するトルク変動制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のトルク変動制御装置にお
    いて、 前記回転軸に生ずるトルク変動状態を検出又は推定し、
    若しくは、慣性モーメント部材側に発生させるべきトル
    ク変動状態を推定し、該トルク変動状態に応じて、前記
    不等速継手の継手条件を変更する継手条件変更手段をも
    備えたことを特徴とするトルク変動制御装置。
JP13054993A 1993-06-01 1993-06-01 トルク変動制御装置 Pending JPH06341491A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010528216A (ja) * 2007-05-31 2010-08-19 メタ モトーレン− ウント エネルギー−テクニック ゲーエムベーハー ピストンエンジンのクランクシャフトの不均一回転を低減させる方法及び装置
WO2014174670A1 (ja) * 2013-04-26 2014-10-30 日立建機株式会社 動力伝達装置
US9057371B2 (en) 2010-02-09 2015-06-16 Meta Motoren-Und Energie-Technik Gmbh Method for varying the duration of a supply stroke of a pump element, and a pump device

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US8701616B2 (en) 2007-05-31 2014-04-22 Meta Motoren- Und Energie-Technik Gmbh Method and device for reducing rotational non-uniformities of the crankshaft of an internal combustion piston engine
US9057371B2 (en) 2010-02-09 2015-06-16 Meta Motoren-Und Energie-Technik Gmbh Method for varying the duration of a supply stroke of a pump element, and a pump device
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