JPH06341177A - 壁構成エレメントならびに該壁構成エレメントから形成された壁 - Google Patents

壁構成エレメントならびに該壁構成エレメントから形成された壁

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JPH06341177A
JPH06341177A JP5266481A JP26648193A JPH06341177A JP H06341177 A JPH06341177 A JP H06341177A JP 5266481 A JP5266481 A JP 5266481A JP 26648193 A JP26648193 A JP 26648193A JP H06341177 A JPH06341177 A JP H06341177A
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panel
panels
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JP5266481A
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Hans-Peter Lorenz
ローレンツ ハンス−ペーター
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04CSTRUCTURAL ELEMENTS; BUILDING MATERIALS
    • E04C2/00Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels
    • E04C2/30Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels characterised by the shape or structure
    • E04C2/34Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels characterised by the shape or structure composed of two or more spaced sheet-like parts
    • E04C2/36Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels characterised by the shape or structure composed of two or more spaced sheet-like parts spaced apart by transversely-placed strip material, e.g. honeycomb panels
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04CSTRUCTURAL ELEMENTS; BUILDING MATERIALS
    • E04C2/00Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels
    • E04C2/02Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels characterised by specified materials
    • E04C2/10Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels characterised by specified materials of wood, fibres, chips, vegetable stems, or the like; of plastics; of foamed products
    • E04C2/12Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels characterised by specified materials of wood, fibres, chips, vegetable stems, or the like; of plastics; of foamed products of solid wood

Abstract

(57)【要約】 【目的】 迅速に築くことができ、しかも所望の壁形状
を可能にするような、取り扱いの簡単な壁構成エレメン
トを提供する。 【構成】 木材から成る互いに平行に延びる鉛直な2つ
の壁パネル11,12が設けられており、該壁パネル
が、ウェブパネル13,14によって間隔をおいて保持
されており、前記壁パネル11,12の上面と下面と端
面とが、結合装置15,16を備えていて、隣接する壁
構成エレメントに設けられた対応する結合装置と係合す
るようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物壁を形成するため
の壁構成エレメントならびに多数の該壁構成エレメント
から形成された壁に関する。
【0002】
【従来の技術】木材から成る建物壁は通常では、建築現
場において支持構造体を組み立て、続いてこの支持構造
体を木材ボードまたは木質繊維ボードで被覆することに
よって製作される。場合によっては、このようにして形
成された二重壁に、遮音もしくは遮熱のための遮断材料
が充填される。このような壁の製作は、建築現場で実施
しなければならない作業が多数存在することに基づき、
比較的手間がかかり、コスト高となる。その上、構造も
直線的ではない。すなわち、折り曲がったような壁形状
は特に作業に手間がかかる。
【0003】木材から成る建物壁を工場により前製作し
てプレファブ壁として建築現場に運搬し、この場所で組
み立てることが知られている。こうして、たしかに壁の
経済的な製作を得ることはできるが、しかし個々の壁形
状の構成は機械や工具の大幅な組み換えを必要とするの
で、前製作されたプレファブ壁は極めて少種類の形状に
おいてしか入手できない。さらに、このような前製作さ
れたプレファブ壁を運搬しかつ組み付けるためには、規
定のクレーンや工具が必要となるので、このような壁は
相応する装備を備えた企業によってしか組み立てること
ができず、個人、特に手工業的な大工によって組み立て
ることはできない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、迅速
に築くことができ、しかも所望の壁形状を可能にするよ
うな、取り扱いの簡単な壁構成エレメントを提供するこ
とである。
【0005】さらに本発明の課題は、複数のこのような
壁構成エレメントから成る壁を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に壁構成エレメントの本発明の構成では、木材から成る
互いに平行に延びる鉛直な2つの壁パネルが設けられて
おり、該壁パネルが、ウェブパネルによって間隔をおい
て保持されており、前記壁パネルの上面と下面と端面と
が、結合装置を備えていて、隣接する壁構成エレメント
に設けられた対応する結合装置と係合するようにした。
【0007】さらに上記課題を解決するために本発明の
壁の構成では、壁構成エレメントが、複数の層で互いに
上下にかつ相並んで配置されて、互いに結合されている
ようにした。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、このように形成された
中空ボックス状の壁構成エレメントは、複数の層で上下
に配置されることによって組み立てられて、1つの壁を
形成することができる。壁パネルに設けられた結合装置
に基づき、1つの層で相並んで配置された壁構成エレメ
ントも、上下に配置された壁構成エレメントも、確実に
互いに内外に係合するので、壁構成エレメントの確実な
相互位置決めや、壁の十分な全安定性が保証されてい
る。
【0009】壁パネルを互いに間隔をおいて保持するウ
ェブパネルは、壁パネルに対してほぼ直角に延びている
ので、ほぼ方形の横断面を有する安定したボックスが形
成されている。この場合に、ウェブパネルが同じく木材
から成っていると望ましい。その結果、壁構成エレメン
トは単一の材料から構成されている。壁パネルとウェブ
パネルとが、糊付けまたは接着および/またはクランプ
締結および/またはねじ締結および/または釘止めおよ
び/またはジベル止めによって互いに結合されていると
有利である。
【0010】結合装置としては、溝とキーが有利である
ことが判かった。したがって、特別な金具の構成および
取り付けは不要となる。本発明の別の有利な構成では、
各壁パネルの上面にキーが設けられていて、下面には、
対応する各1つの溝が形成されている。同様の溝・キー
構成は壁パネルの端面にも設けられている。
【0011】本発明のさらに別の有利な構成では、ウェ
ブパネルの外面が、壁パネルの端面と整合している。こ
うして、ウェブパネルの外面は相並んで位置する壁構成
エレメントに接触するので、壁構成エレメントは全面で
接触し合う。隣接した壁構成エレメントの、互いに突き
合わされたウェブパネルの糊付けおよび/またはねじ締
結によって、壁構成エレメントの確実な相互位置決め
と、高い壁安定性とを得ることができる。しかし、ウェ
ブパネルを壁パネルの端面から所定の間隔をおいて配置
することも可能である。こうして、特に過剰な冷橋は回
避されている。
【0012】ウェブパネルの上面は壁パネルの上面と整
合していると有利である。しかし、壁パネルの下面は所
定の間隔をおいて、ウェブパネルの下面の上方に延びて
いる。こうして、壁構成エレメントのウェブパネルの上
面と、上位に配置された壁構成エレメントのウェブパネ
ルの下面との間に、壁長手方向に延びる貫通通路が形成
されており、この貫通通路は設備ラインや設備パイプを
収容するために使用することができる。
【0013】壁構成エレメントの、壁パネルとウェブパ
ネルとによって制限された内室には、遮音もしくは遮熱
用の遮断材料が充填されていると有利である。この遮断
材料は、たとえばガラス綿、セルロース、木綿、コルク
屑、わら、わら入り壁土、わら入り軽壁土またはこれに
類する充填材料である。
【0014】建築依頼主によって所望される所定の外観
を壁に付与するためには、外側の壁パネルの外面が目隠
しを備えている。この目隠しは支持構造体、たとえば貫
配置によって、外側の壁パネルから間隔をおいて保持さ
れていてよい。こうして、後方通気されたファサードが
与えられている。目隠しはたとえば成形型枠、塗り壁ま
たはクリンカ材によって形成されている。成形型枠によ
り、次のような利点が得られる。すなわち、壁構成エレ
メントの上側の成形型枠層が、溝・キー結合を介して、
その上に配置された壁構成エレメントの下側の成形型枠
層と係合し得るので、互いに隣接した壁構成エレメント
の目隠しは互いに固定されて、支持されている。
【0015】壁パネルがほぼ平らに形成されていると有
利である。その結果、壁構成エレメントは直方体形の形
状を有する。壁角隅を形成するためには、壁パネルが折
り曲げられているような壁構成エレメントが設けられて
いてよい。この場合、壁パネルは互いに結合された2つ
のパネルエレメントから成っている。両パネルエレメン
トは着脱可能な金具を介して互いに係合されるか、もし
くは係合解除され得る。この場合、両パネルエレメント
が互いに所定の角度を成して延びていることも可能であ
る。したがって、このような壁構成エレメントを角隅構
成要素として使用することができる。建物角隅を形成す
るためには、両パネルエレメントが互いに直角を成して
配置されていると有利である。
【0016】着脱可能な金具によって組み立て可能な壁
構成エレメントは、壁構成エレメントに損傷を与えるこ
となく、建物支持構造体の規定の鉛直な支持材を取り囲
むように案内することができる、という別の利点をもた
らす。
【0017】本発明による壁の有利な構成では、壁構成
エレメントが、糊付けまたは接着および/またはクラン
プ締結および/またはねじ締結および/または釘止めお
よび/またはジベル止めによって互いに結合されてい
る。1つの層の互いに隣接した壁構成エレメントは壁パ
ネルの結合装置に対して付加的に、ウェブパネルの端面
側に配置された外面を介して互いに結合されている。上
下に配置された壁構成エレメントは所属の壁パネルに設
けられた溝・キー結合によって互いに内外に係合し、同
じく前述したように互いに結合されている。したがっ
て、壁を組み立てる大工は、組み立ての簡単な壁構成エ
レメント、たとえば約1mの長さと、約40cmの高さ
と、所望の壁厚さに応じた奥行きとを有する、取り扱い
の簡単な壁構成エレメントを用いて、比較的短時間で、
高い安定性を有する2重建物壁を組み立てることができ
る。
【0018】壁パネルの間に形成された壁の内室には、
遮断材料、たとえばセルロース、木綿、コルク屑、わ
ら、わら入り壁土またはガラス綿を充填することができ
るので、良好な遮熱および/または遮音が得られる。
【0019】建築現場では、建物のために支持構造体が
立体的なフレームの形で組み立てられる。このフレーム
は鉛直な支持材と、水平な支持体と、床敷居材とを有し
ている。床敷居材は地下室天井もしくは床板に壁の所望
の向きで延びている。床敷居材には、壁の下側の層を形
成する壁構成エレメントが装着可能である。対応する床
敷居材における下側の層の壁構成エレメントの十分に安
定した取り付けを得るために、本発明の有利な構成で
は、壁構成エレメントの下側の層の壁パネルが、建物支
持構造体の床敷居材を間に挟み込んで、該床敷居材に結
合されている。このことは、ウェブパネルの下面が所定
の間隔をおいて壁パネルの下面の上方に延びていて、ウ
ェブパネルが床敷居材の挟み込みを妨げないことによっ
て得ることができる。
【0020】建物支持構造体の鉛直な支持材は壁構造の
内部に配置されていると望ましい。この理由から、本発
明の有利な構成では、壁パネルが建物支持構造体の支持
材を間に挟み込んで、この支持材に結合されている。こ
のことは、壁構成エレメントの少なくとも1つのウェブ
パネルが、壁構成エレメントの中心に対して内方にずら
されていて、壁パネルが壁構成エレメントの一方の側で
自由に張り出して、ウェブパネルが妨げになることな
く、前組付けされた支持材を取り囲んで係合することに
よって達成され得る。
【0021】他面において、支持材を収容するために、
着脱可能な金具を介して互いに結合されたパネルエレメ
ントから成る壁パネルを備えた壁構成エレメントを使用
することが可能である。このような2つの部分から成る
壁構成エレメントは、自由に張り出したパネルエレメン
トの間に支持材が導入された後に金具を介して組み付け
られる。結合されたパネルエレメントが1つの平面に位
置していると、前記直方体形の形状の壁構成エレメント
が形成されている。しかしパネルエレメントが、たとえ
ば90゜の角度で組み立てられると、直角な建物角隅に
用いられる壁構成エレメントが得られる。このような壁
構成エレメントには、フレーム構造の角隅支持材を収容
することができる。
【0022】支持材を収容する必要なく壁に角隅を形成
するために、本発明のさらに別の有利な構成では、2つ
の壁構成エレメントの間に、アングル部材が配置されて
おり、該アングル部材が、結合装置を介して壁構成エレ
メントと係合している。このアングル部材は木材から成
っていて、菱形の横断面を有していると有利である。こ
の横断面の長辺はそれぞれ隣接した壁構成エレメントの
端面に、たとえばキー・溝結合を介して結合されてい
る。したがって、壁構成エレメントは互いに所定の角度
を成して延びており、この角度の大きさはアングル部材
の形状に関連している。
【0023】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく
説明する。
【0024】図1および図2に示したように、壁構成エ
レメント10は鉛直方向の2つの互いに平行に延びる平
らな壁ボード11,12を有しており、これらの壁ボー
ドは木材から成っている。壁ボード11,12の側端部
は、壁ボード11,12に対して垂直に延びるウェブボ
ード13,14を介して所定の間隔で保持されている。
これらのウェブボードは同じく木材から成っている。前
記壁ボードと前記ウェブボードは互いに糊付けされて、
ジベル17を介して互いにジベル止めされている。ウェ
ブボード13,14の外面は壁ボード11,12の端面
に整合して移行している。こうして、方形の横断面を有
する中空ボックスが形成されており、この中空ボックス
は上側と下側とで開いていて、内室20を仕切ってい
る。
【0025】図1に示したように、ウェブボードの上面
は壁ボードの上面と同一平面内で整合している。ウェブ
ボードの下面は所定の間隔をおいて、壁ボードの下面よ
りも上方に延びている。
【0026】壁ボード11,12の上面にも、下面に
も、端面にも、結合装置が溝16もしくはキー15の形
で配置されており、これらの結合装置は隣接した壁構成
エレメントに設けられた対応する結合装置と係合させる
ために役立つ。
【0027】図1に示した実施例では、壁パネル11,
12の上面に各1つのキー15が形成されている。それ
に対して、下面には対応して成形された溝16が設けら
れている。各壁パネル11;12は図2に示したよう
に、その一方の端面に溝16を有していて、反対の側の
端面にキー15を有しており、この場合、壁パネルは、
壁構成エレメント10の各側に溝16とキー15とがそ
れぞれ1つずつ設けられるように互いに位置決めされて
いる。
【0028】外側の壁パネル12の外面には、鉛直方向
に延びて、有利には木材から成っている2つの貫19が
設けられている。この貫は目隠しとして働く成形型枠1
8のための支持構造を有している。この成形型枠は同じ
く木材から成っていて、貫19に釘止めされているか、
またはその他の形式で固定されている。成形型枠18は
複数の成形貫18aから成っており、これらの成形貫は
上側にキー18bを備えていて、下側に溝18cを備え
ている。1つの成形貫18aに設けられたキー18bは
その上に配置された成形貫18aの溝18cに係合し
て、この成形貫に位置固定されているので、各成形貫は
互いに固定されている。
【0029】壁構成エレメント10の上側の成形貫18
aに設けられたキー18bはその上に配置された壁構成
エレメント10の下側の成形貫18aの溝18cに係合
して、この溝に位置固定されていてよいので、個々の壁
構成エレメントに被さるような前記成形型枠18の複合
体が得られている。
【0030】貫19に基づき、成形型枠18は外側の壁
パネル12から間隔をおいて保持されているので、後方
通気のために働く中間室21が形成されている。
【0031】壁を形成するためには、壁構成エレメント
10が複数の層になって上下に配置されて、互いに結合
される。1つの層の、相並んで配置された壁構成エレメ
ント10を結合するためには、互いに向かい合った端面
に形成された溝16とキー15とが係合させられる。こ
のときに、互いに隣接した壁構成エレメントに設けられ
たウェブパネル13;14の互いに面した外面が互いに
接触するので、ウェブパネル13;14は互いにねじ締
結され得る。これに対して択一的にまたは付加的に、壁
構成エレメント10を少なくともウェブパネル14で互
いに糊付けすることも可能である。互いに隣接した壁構
成エレメントの成形型枠18は互いに突き合わされる。
【0032】次いで、壁構成エレメント10の内室に
は、遮音もしくは遮熱のための遮断材料26、たとえば
セルロース、木綿、コルク屑、ガラス綿またはわらを充
填され得る(図3)。その後に、壁構成エレメント10
の次の層が装着される。次の層の壁構成エレメント10
は壁パネル11,12の下面に形成された溝16で、下
位に配置された壁構成エレメントの壁パネルの上面に形
成されたキー15に係合して、このときに付加的に糊付
けされる。それと同時に、上位の壁構成エレメント10
の下側の成形貫18aは上述したように、下位に位置す
る壁構成エレメントの上側の成形貫18aと係合する。
【0033】ウェブパネル13の下面13aが間隔をお
いて壁パネル11;12の下面の上方に延びているの
で、互いに装着された壁構成エレメントにおいては、壁
の長手方向に延びる貫通通路27が形成されており、こ
の貫通通路は種々の設備ラインを収容することができ
る。
【0034】以下に、既存の支持構造体に対する下側の
接続に関して説明する。
【0035】図3に示したように、地下室天井もしくは
底板24が形成されている。この地下室天井もしくは底
板24には、床敷居材22が配置されて、固定されてい
る。床敷居材22の幅は壁パネル11,12の間隔に、
つまり壁構成エレメントの内径に相当している。壁構成
エレメント10はその下面で床敷居材22に装着され、
この場合、壁パネル11,12は床敷居材22の一部を
間に挟み込む。ウェブパネル13,14の下面が床敷居
材22の上面に接触すると、壁構成エレメントの位置決
めが終了する。図3に示したこの位置において、壁構成
エレメントは床敷居材22にねじ締結および/または接
着またはその他の方法で位置固定される。
【0036】さらに図3には、外側に配置された閉鎖成
形材25と、地下室天井もしくは底板24に装着された
床補強材23とが示されている。
【0037】図4には、建物角隅もしくは壁角隅の構成
が示されている。立体的な支持フレームに設けられた鉛
直方向の支持材28は正方形の横断面を有していて、ほ
ぼ互いに直角に延びる2つの壁の交点に配置されてい
る。これらの壁はそれぞれ前で説明した壁構成エレメン
ト10から成っている。両壁のための結合部としては、
角隅構成要素である壁構成エレメント30が設けられて
いる。この壁構成エレメント30は木材から成るほぼ互
いに平行に延びる鉛直方向の2つの壁パネル31,32
を有している。これらの壁パネルは前述したように、ウ
ェブパネル13,14を介して間隔をおいて保持されて
いる。
【0038】各壁パネル31;32は互いに取付け可能
な鉛直方向の2つのパネルエレメント31a,31b;
32a,32bから構成されている。これらのパネルエ
レメントは端面側に取り付けられた金具33を介して解
離可能に互いに結合可能である。組み立てられた状態で
は、外側のパネルエレメント31a,31bと内側のパ
ネルエレメント32a,32bとがそれぞれ互いに直角
に延びているので、直角の角隅が形成されている。この
場合に、外側のパネルエレメント31a,31bは内側
のパネルエレメント32a,32よりも相応して長尺に
形成されている。外側のパネルエレメント31a,31
bの外側には、前述したように成形型枠18が鉛直方向
の貫19を介して間隔をおいて保持されており、この場
合、成形型枠18が合流している外側の角隅には、外部
からカバーストリップ34が装着されている。
【0039】以下に、角隅構成要素として使用される壁
構成エレメント30の組付けに関して説明する。
【0040】パネルエレメント31a,31bおよびパ
ネルエレメント32a,32bがそれぞれ互いに分離さ
れている状態では、2つの構成要素部分が形成されてい
る。これらの構成要素部分は各1つのウェブパネル1
3;14と、このウェブパネルから張り出した外側の長
尺のパネルエレメント31a;31bと、この外側のパ
ネルエレメントに対して平行に延びて張り出した短尺の
パネルエレメント32a;32bとを有している。両構
成要素部分の一方は、この構成要素部分に設けられた斜
めに延びる接続用平面が支持材28の対角線にほぼ合致
するように支持材28に当て付けられる。次いで、90
゜だけずらされた前記支持材28の他方の側には、角隅
構成要素の他方の構成要素部分が同様にして配置される
ので、それぞれ金具33が配置されている方の前記構成
要素部分の自由縁部を互いに固定することができる。引
き続き、角隅構成要素が適当な方法で支持材28に位置
固定され、角隅構成要素の内室に遮断材料26が充填さ
れる。
【0041】その上位または下位に配置された角隅構成
要素の接続は、上で説明したようにキー・溝結合を介し
て行なわれる。同様のことは、隣接した壁の壁構成エレ
メント10に対する角隅構成要素の接続についても言え
る。
【0042】図5に示した壁角隅では、壁構成エレメン
ト10によって形成された2つの壁範囲が、約135゜
の角度で突き合わされている。角隅点では、アダプタと
して働くアングル部材29が配置されている。このアン
グル部材はほぼ菱形の横断面を有しており、この場合、
菱形体の外側に位置する短辺は壁構成エレメント10の
壁パネル12の外面と整合しており、それに対して菱形
体の長辺はキー・溝結合を介してそれぞれ隣接する壁構
成エレメント10の端面と係合している。アングル部材
29は木材、特に中実木材から成っていて、鉛直なアダ
プタ支持部として形成されていてよいので、壁構成エレ
メント10の複数の層を得るためには、1つのアングル
部材29しか必要にならない。しかし、各層のために別
個のアングル部材を設けることも可能である。
【0043】壁構成エレメント10の上記成形型枠18
は角隅の範囲で壁構成エレメント10を越えて延長され
ていると有利である。その結果、成形型枠の自由縁部は
アングル部材29の外側の角隅点に位置するようにな
る。成形型枠18の自由縁部をカバーするためには、外
部から閉鎖ストリップ35が装着されている。
【0044】図3に示した外側角隅では、外側で互いに
隣接し合う壁の間に形成された角度が、内側で形成され
た角度よりも大きく形成されている。しかし、対応する
構成を用いて、内側角隅を形成することもできる。その
場合、成形型枠18は図5に示した下側の壁パネル11
に取り付けられる。
【0045】図6には、図4に示した建物角隅もしくは
壁角隅の別の実施例が示されている。立体的な支持フレ
ームの鉛直な支持材38は正方形の横断面を有してい
て、ほぼ互いに直交して延びる2つの壁の交点に位置し
ている。これらの壁はそれぞれ上で詳しく説明した壁構
成エレメント10から成っている。両壁のための結合部
としては、角隅構成要素である壁構成エレメント40が
設けられている。この角隅構成要素は2つの個別構成要
素40a,40bから成っている。角隅構成要素40a
はほぼ互いに平行に延びる鉛直な2つの木材から成る壁
パネル41a,41bを有しており、これらの壁パネル
は前で説明したように、ウェブパネル43を介して間隔
をおいて保持されている。この場合、ウェブパネル43
は壁パネル41a,41bの端面から間隔をおいて配置
されている。壁パネル41a,41bの反対側端部はウ
ェブパネルを介して互いに結合されていないので、鉛直
な支持材38を両壁パネル41a,41bの間に挿入す
ることができる。壁パネル41a,41bの内面は鉛直
な支持材38の側面に接触している。
【0046】もう1つの個別構成要素40bは互いに平
行に延びる鉛直な2つの壁パネル42a,42bを有し
ており、これらの壁パネルは2つのウェブパネル43,
44を介して互いに間隔をおいて保持されている。外側
に位置する壁パネル42bは内側に位置する壁パネル4
2aのほぼ2倍の長さを有している。しかし、壁パネル
42a,42bの前記支持材38とは反対の側の端面は
1つの平面内に位置している。
【0047】支持材38から遠い方のウェブパネル43
は壁パネル42a,42bの端面から間隔をおいて配置
されているのに対して、支持材38寄りのウェブパネル
44は内側に位置する短い方の壁パネル42bの端面と
整合していて、外側に位置する壁パネル42bのほぼ真
ん中の範囲と結合されている。
【0048】個別構成要素40a,40bの外側の壁パ
ネル41b,42bの外側には、既に説明したように成
形型枠18が、鉛直の貫19を介して間隔をおいて保持
されており、この場合、成形型枠18が合流する外側の
角隅では、カバーストリップ34が外方から装着されて
いる。
【0049】以下に、角隅構成要素40の組付けについ
て詳しく説明する。
【0050】まず、第1の個別構成要素40aが鉛直の
支持材38に対して相対的に位置決めされ、この場合、
支持材38は壁パネル41a,41bの間に配置され
る。壁パネル41a,41bの端面は鉛直な支持材38
の一方の側面に対して同一平面内に位置している。続い
て、もう1つの個別構成要素40bが、鉛直な支持材3
8に側方で近付けられ、この場合、内側の壁パネル42
aの端面と、この端面に整合するウェブパネル44と
が、個別構成要素40aの壁パネル41aの外面に接触
する。個別構成要素40bの、外側に位置する長い方の
壁パネル42bは壁パネル41a,41bの端面と、こ
の端面に整合する前記支持材38の側面とに接触する。
この状態は図6に示されている。続いて、個別構成要素
40a,40bは適当な方法で互いに固定され、さらに
支持材38とも固定され、個別構成要素の内室は遮断材
料で充填される。
【0051】上方または下方に配置された角隅構成要素
に対する角隅構成要素の接続は、上で説明したようにキ
ー・溝結合部を介して行なわれる。同様のことは隣接し
た壁の壁構成エレメント10に対する角隅構成要素の接
続に関しても言える。図6に示したように、壁構成要素
と角隅構成要素とから形成された壁は内面に木材ライニ
ングまたはプラスタボード45を備えている。このよう
なライニングはいわゆるフェルマセルボード(Ferm
acell−Platte)である。対応するボードま
たはライニングを別の実施例においても使用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による壁構成エレメントの鉛直方向断面
図である。
【図2】図1に示した壁構成エレメントの水平方向断面
図である。
【図3】壁の下側の接続部を示す鉛直方向断面図であ
る。
【図4】建物角隅の水平方向断面図である。
【図5】壁角隅の水平方向断面図である。
【図6】建物角隅のための別の実施例を示す水平方向断
面図である。
【符号の説明】
10 壁構成エレメント、 11,12 壁パネル、
13,14 ウェブパネル、 15 キー、 16
溝、 17 ジベル、 18 成形型枠、 18a 成
形貫、 18b キー、 18c 溝、 19 貫、
20 内室、 21 中間室、 22 床敷居材、 2
3 床補強材、 24 床板、 25 閉鎖成形材、
26 遮断材料、 27 貫通通路、 28 支持材、
29 アングル部材、 30 壁構成エレメント、
31,32 壁パネル、 31a,31b,32a,3
2b パネルエレメント、 33 金具、 34 カバ
ーストリップ、 35 閉鎖ストリップ、 38 支持
材、 40 壁構成エレメント、 40a,40b 個
別構成要素、 41a,41b 壁パネル、 42a,
42b 壁パネル、 43,44 ウェブパネル、 4
5 プラスタボード

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物壁を形成するための壁構成エレメン
    トにおいて、木材から成る互いに平行に延びる鉛直な2
    つの壁パネル(11,12;31,32)が設けられて
    おり、該壁パネルが、ウェブパネル(13,14)によ
    って間隔をおいて保持されており、前記壁パネル(1
    1,12;31,32)の上面と下面と端面とが、結合
    装置(15,16)を備えていて、隣接する壁構成エレ
    メント(10)に設けられた対応する結合装置と係合す
    るようになっていることを特徴とする、壁構成エレメン
    ト。
  2. 【請求項2】 ウェブパネル(13,14)が、壁パネル
    (11,12;31,32)に対してほぼ直角に延びて
    いる、請求項1記載の壁構成エレメント。
  3. 【請求項3】 前記結合装置が、溝(16)とキー(1
    5)とによって形成されている、請求項1または2記載
    の壁構成エレメント。
  4. 【請求項4】 ウェブパネル(13,14)の外面が、
    壁パネル(11,12;31,32)の端面と整合して
    いる、請求項1から3までのいずれか1項記載の壁構成
    エレメント。
  5. 【請求項5】 ウェブパネル(13,14)の上面が、
    壁パネル(11,12;31,32)の上面と同一平面
    に位置している、請求項1から4までのいずれか1項記
    載の壁構成エレメント。
  6. 【請求項6】 ウェブパネル(13,14)の下面(1
    3a)が、所定の間隔をおいて壁パネル(11,12;
    31,32)の下面の上方に延びている、請求項1から
    5までのいずれか1項記載の壁構成エレメント。
  7. 【請求項7】 壁パネル(11,12;31,32)と
    ウェブパネル(13,14)とが、糊付けまたは接着お
    よび/またはクランプ締結および/またはねじ締結およ
    び/または釘止めおよび/またはジベル止めによって互
    いに結合されている、請求項1から6までのいずれか1
    項記載の壁構成エレメント。
  8. 【請求項8】 壁構成エレメント(10)の、壁パネル
    とウェブパネルとによって制限された内室(30)が、
    遮断材料(26)で充填されている、請求項1から7ま
    でのいずれか1項記載の壁構成エレメント。
  9. 【請求項9】 ウェブパネル(13,14)が、木材か
    ら成っている、請求項1から8までのいずれか1項記載
    の壁構成エレメント。
  10. 【請求項10】 外側の壁パネル(12;31)の外面
    が、目隠し(18)を備えている、請求項1から9までの
    いずれか1項記載の壁構成エレメント。
  11. 【請求項11】 前記目隠し(18)が、支持構造体
    (19)によって外側の壁パネル(12;31)から間
    隔をおいて保持されている、請求項10記載の壁構成エ
    レメント。
  12. 【請求項12】 前記目隠し(18)が、成形型枠(1
    8a)、塗壁またはクリンカ材によって形成されてい
    る、請求項10または11記載の壁構成エレメント。
  13. 【請求項13】 壁パネル(10,11)が、ほぼ平ら
    に形成されている、請求項1から12までのいずれか1
    項記載の壁構成エレメント。
  14. 【請求項14】 壁パネル(31,32)が、折り曲げ
    られている、請求項1から12までのいずれか1項記載
    の壁構成エレメント。
  15. 【請求項15】 壁パネル(31,32)が、互いに結
    合された2つのパネルエレメント(31a,31b,3
    2a,32b)から成っている、請求項14記載の壁構
    成エレメント。
  16. 【請求項16】 前記パネルエレメント(31a,31
    b,32a,32b)が、着脱可能な金具(33)を介
    して互いに結合されている、請求項15記載の壁構成エ
    レメント。
  17. 【請求項17】 前記パネルエレメント(31a,31
    b,32a,32b)が、互いに直角を成して配置され
    ている、請求項15または16記載の壁構成エレメン
    ト。
  18. 【請求項18】 請求項1から17までのいずれか1項
    記載の多数の壁構成エレメントから成る壁において、壁
    構成エレメント(10;30)が、複数の層で互いに上
    下にかつ相並んで配置されて、互いに結合されているこ
    とを特徴とする壁。
  19. 【請求項19】 1つの層の互いに隣接した壁構成エレ
    メント(10;30)が、ウェブパネル(13,14)
    の、端面側に配置された外面を介して互いに結合されて
    いる、請求項18記載の壁。
  20. 【請求項20】 壁構成エレメント(10;30)が、
    糊付けまたは接着および/またはクランプ締結および/
    またはねじ締結および/または釘止めおよび/またはジ
    ベル止めによって互いに結合されている、請求項18ま
    たは19記載の壁。
  21. 【請求項21】 壁の、前記壁パネルによって制限され
    た内室が、遮断材料(26)で充填されている、請求項1
    8から20までのいずれか1項記載の壁。
  22. 【請求項22】 壁構成エレメント(10)の下側の層の
    壁パネル(11,12)が、建物支持構造体の床敷居材
    (22)を間に挟み込んで、該床敷居材(22)に結合さ
    れている、請求項18から21までのいずれか1項記載
    の壁。
  23. 【請求項23】 壁パネル(31,32)が、建物支持
    構造体の支持材(28)を間に挟み込んで、該支持材に
    結合されている、請求項18から22までのいずれか1
    項記載の壁。
  24. 【請求項24】 2つの壁構成エレメント(10)の間
    の角隅を形成する目的で、アングル部材(29)が配置
    されており、該アングル部材が、結合装置(15,1
    6)を介して壁構成エレメント(10)と係合してい
    る、請求項18から23までのいずれか1項記載の壁。
JP5266481A 1992-10-23 1993-10-25 壁構成エレメントならびに該壁構成エレメントから形成された壁 Pending JPH06341177A (ja)

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