JPH06341118A - 電波障害防止型遮音壁 - Google Patents

電波障害防止型遮音壁

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Publication number
JPH06341118A
JPH06341118A JP13040993A JP13040993A JPH06341118A JP H06341118 A JPH06341118 A JP H06341118A JP 13040993 A JP13040993 A JP 13040993A JP 13040993 A JP13040993 A JP 13040993A JP H06341118 A JPH06341118 A JP H06341118A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound
fitting
section
insulating
insulating wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13040993A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Tokuyama
哲夫 徳山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP13040993A priority Critical patent/JPH06341118A/ja
Publication of JPH06341118A publication Critical patent/JPH06341118A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】道路側壁として使用する場合にも簡単に組み立
てができ、衝撃に対しても丈夫な電波障害防止型遮音壁
を提供することにある。 【構成】遮音壁本体の片面に吸音材を配すると共に、他
面に空間部を介して遮音板を配してなる電波障害防止型
遮音壁において、複数の該遮音壁を上下方向に連結でき
るように、上記遮音壁本体の上端部に嵌合凸部または嵌
合凹部を設けると共に、この上端部の嵌合凸部または嵌
合凹部と対峙する下端部の位置に、嵌合凹部または嵌合
凸部を設けた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は道路などの側壁として用
いる電波障害防止型遮音壁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3〜図4に示すように従来の電波障害
防止型遮音壁は、プラスチックによって形成された遮音
壁本体aの縦リブbを境にして、音源側に吸音材cを配
し、空間部dを介して非音源側に遮音板eを配した構成
である。そしてこの遮音壁を道路側壁として使用する場
合は、等間隔に立てられた金属性の柱fに取りつけて道
路側壁を構成している。この遮音壁の取付けの際、車な
どが衝突したときの遮音壁の落下防止として、組み立て
られた遮音壁の端部(柱f側)の縦方向にパイプgを通
し、この中に紐hを通して、組み立て後の遮音壁を紐h
によって柱fに結び付けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の遮音
壁では、道路側壁として設置する場合には落下防止のた
めに、プラスチックで成形された遮音壁本体aの一部を
カットしてパイプgを通し、このパイプgに紐hを通
す、といったように道路側壁として使用するためには後
加工に多大な時間と労務を必要とするといった問題があ
った。
【0004】本発明は上記のような点に鑑みて開発され
たものであり、その目的とする処は、道路側壁として使
用する場合にも簡単に組み立てができ、衝撃に対しても
丈夫な電波障害防止型遮音壁を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
目的を有効に達成するために、次のような構成にしてあ
る。すなわち、遮音壁本体の片面に吸音材を配すると共
に、他面に空間部を介して遮音板を配してなる電波障害
防止型遮音壁において、複数の該遮音壁を上下方向に連
結できるように、上記遮音壁本体の上端部に嵌合凸部ま
たは嵌合凹部を設けると共に、この上端部の嵌合凸部ま
たは嵌合凹部と対峙する下端部の位置に、嵌合凹部また
は嵌合凸部を設けた構成である。
【0006】
【作用】上記のような構成により、一方の遮音壁の嵌合
凸部または嵌合凹部に、他の遮音壁の嵌合凹部または嵌
合凸部を嵌め込むことによってワンタッチで組み立てが
可能であり、連結状態が強固であり、車の衝突に対して
も連結した遮音壁の落下を防ぐことができる。また金属
性柱に嵌め込むためのカットのみでよい。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例を図に基づいて
説明する。図1において、1は本発明に係る一実施例の
電波障害防止型遮音壁であって、遮音壁本体2は、FR
P、硬質塩化ビニル等の合成樹脂によって形成され、こ
の遮音壁本体2の縦リブ3を境に片面側(音源側)は、
開口部4を設けたチャンネル構造とし、その中にグラス
ウール等からなるを吸音材5が配設されている。一方、
この遮音壁本体2の縦リブ3を境にもう一方の片面側
(非音源側)には、空間部6を介して遮音板7が設けら
れている。
【0008】この遮音壁本体2の非音源側の上端部に
は、嵌合凸部8が突設され、この嵌合凸部8と対峙する
位置の下端部には、嵌合凹部9が形成されている。な
お、上端部に嵌合凹部9を、下端部に嵌合凸部8を設け
てもよい。上記嵌合凹部9は、溝底9aに溝口幅9bよ
り1mm大きな径の丸底を設ける。上記のようにして構成
される遮音壁1を道路側壁として使用する場合、個々の
遮音壁1を金属製の柱(図3参照)にはめ込んで組み立
てる際に、遮音壁1の上端部の嵌合凸部8を、この遮音
壁1と同一構成の他の遮音壁1の下端部の嵌合凹部9と
嵌合させて連結させる。またこの遮音壁1の下端部の嵌
合凹部9は、この遮音壁1と同一構成の他の遮音壁1の
上端部の嵌合凸部8と嵌合させて連結させる。
【0009】図2は他の実施例の電波障害防止型遮音壁
であって、この実施例では、遮音壁本体2の音源側(開
口部4側)と非音源側(遮音板7側(の上端部にそれぞ
れ嵌合凸部8が突設され、この嵌合凸部8と対峙する位
置の下端部には、それぞれ嵌合凹部9が形成されてい
る。なお、前記実施例同様に上端部に嵌合凹部9を、下
端部に嵌合凸部8を設けてもよい。この実施例の電波障
害防止型遮音壁1では、遮音壁1同士の連結がより強固
になる。
【0010】
【発明の効果】上記のようにしてなる本発明の電波障害
防止型遮音壁では、従来の遮音壁に較べ後加工が少なく
なり、その費用も低減できる。また、道路側壁として使
用する場合、その施工作業が簡単になり時間もかからな
い。更に道路側壁として使用した場合、遮音壁同士は互
いの嵌合凸部、嵌合凹部によって連結されるため、車の
衝突による衝撃に対しても強固に対応でとき、遮音壁の
落下を効果的に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例の遮音壁の一部断面図で
ある。
【図2】本発明による他の実施例の遮音壁の一部断面図
である。
【図3】従来の遮音壁の正面図である。
【図4】従来の遮音壁の一部断面図である。
【符号の説明】
1 電波障害防止型遮音壁 2 遮音壁本体 6 空間部 7 遮音板 8 嵌合凸部 9 嵌合凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遮音壁本体の片面に吸音材を配すると共
    に、他面に空間部を介して遮音板を配してなる電波障害
    防止型遮音壁において、複数の該遮音壁を上下方向に連
    結できるように、上記遮音壁本体の上端部に嵌合凸部ま
    たは嵌合凹部を設けると共に、この上端部の嵌合凸部ま
    たは嵌合凹部と対峙する下端部の位置に、嵌合凹部また
    は嵌合凸部を設けたことを特徴とする電波障害防止型遮
    音壁。
JP13040993A 1993-06-01 1993-06-01 電波障害防止型遮音壁 Pending JPH06341118A (ja)

Priority Applications (1)

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JP13040993A JPH06341118A (ja) 1993-06-01 1993-06-01 電波障害防止型遮音壁

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JP13040993A JPH06341118A (ja) 1993-06-01 1993-06-01 電波障害防止型遮音壁

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JPH06341118A true JPH06341118A (ja) 1994-12-13

Family

ID=15033588

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13040993A Pending JPH06341118A (ja) 1993-06-01 1993-06-01 電波障害防止型遮音壁

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JP (1) JPH06341118A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0662383A1 (en) * 1993-12-28 1995-07-12 Canon Kabushiki Kaisha Injection-molded article, injection molding method, and injection molding machine
JP2006283512A (ja) * 2005-04-05 2006-10-19 Nippon Koki Kk 防音壁

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0662383A1 (en) * 1993-12-28 1995-07-12 Canon Kabushiki Kaisha Injection-molded article, injection molding method, and injection molding machine
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