JPH06341051A - 起毛布帛のシャーリング方法 - Google Patents

起毛布帛のシャーリング方法

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Publication number
JPH06341051A
JPH06341051A JP5129257A JP12925793A JPH06341051A JP H06341051 A JPH06341051 A JP H06341051A JP 5129257 A JP5129257 A JP 5129257A JP 12925793 A JP12925793 A JP 12925793A JP H06341051 A JPH06341051 A JP H06341051A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fabric
raised
shearing
raised fabric
shirring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5129257A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashige Kayano
忠重 萱野
Yoshihiko Touda
喜彦 菟田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAYANO ORIMONO KK
Original Assignee
KAYANO ORIMONO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by KAYANO ORIMONO KK filed Critical KAYANO ORIMONO KK
Priority to JP5129257A priority Critical patent/JPH06341051A/ja
Publication of JPH06341051A publication Critical patent/JPH06341051A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06CFINISHING, DRESSING, TENTERING OR STRETCHING TEXTILE FABRICS
    • D06C23/00Making patterns or designs on fabrics
    • D06C23/02Making patterns or designs on fabrics by singeing, teasing, shearing, etching or brushing
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06CFINISHING, DRESSING, TENTERING OR STRETCHING TEXTILE FABRICS
    • D06C13/00Shearing, clipping or cropping surfaces of textile fabrics; Pile cutting; Trimming seamed edges
    • D06C13/02Arrangements for detecting the presence of a seam in the fabric to lift the shearing blade
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06CFINISHING, DRESSING, TENTERING OR STRETCHING TEXTILE FABRICS
    • D06C13/00Shearing, clipping or cropping surfaces of textile fabrics; Pile cutting; Trimming seamed edges
    • D06C13/10Splitting double pile fabrics

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】シャーリングカッターの上げ降ろし操作を必要
とせず、起毛布帛を連続してトリミング出来る起毛布帛
のシャーリング方法を提供できるようにすることを目的
とするものである。 【構成】所定の長さの起毛布帛の端部を連結して連続す
る起毛布帛を形成し、該連続する起毛布帛をシャーリン
グ装置に供給し、布帛の起毛上面部分をシャーリング装
置によりトリミングしてなる起毛布帛のシャーリング方
法において、起毛布帛を連結する部分の布帛端部を起毛
させない無毛地部分に製織し、該無毛地部分の布帛端部
同士を接合手段により接合して連続起毛布帛を形成して
該連続起毛布帛をシャーリング装置に供給し、布帛の起
毛上面部分をシャーリング装置によりトリミングするよ
うにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシートの表地等に使用さ
れる起毛布帛のシャーリング方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にシートの表地等に使用される起毛
布帛は厚さも厚く、重量もあることから製織時は図6に
示すように、起毛布帛101は連続した状態で織られる
が、1人ででも搬送できるようにするために30〜40
m毎に切断されている。そして、起毛布帛101を図7
に示すように、シャーリング装置108のシャーリング
カッター107でトリミングする場合、この30〜40
mに切断された起毛布帛101をシャーリング装置10
8に運び此処で図8及び図9に示すように、その端部1
01a同士をミシン等の接合手段109で縫着して連続
起毛布帛101を形成し、この連続起毛布帛101をシ
ャーリング装置108に供給して起毛111の表面をの
シャーリングカッター107でトリミングするようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した端部101a
同士の縫着部分110の厚みtが起毛のために図9に示
すように分厚くなっており、この分厚い縫着部分110
がシャーリング装置108のシャーリングカッター10
7を通過する時、図7に示すように当該部分が切断され
ないようにシャーリングカッター107を想像線図Aの
状態から実線図Bの状態に、縫着部分110が通過する
前後夫々約2〜3秒間上げておく必要があった。
【0004】従って、このシャーリングカッター107
の上げ降ろし操作のために常時作業者がついて注視して
いなくては成らず、その分人件費を必要とし、生産コス
トが高価に成ってしまうと言う問題があった。
【0005】しかも、シャーリング装置に布帛を約10
m/minの速度で通過させているため、シャーリング
カッターを上げて降ろすまでの間に通過する布帛にはシ
ャーリングカッターによるトリミングが行えないことか
らこの部分(10m÷60秒×2秒×前後2=66cm)
は製品として使用することが出来ず歩留まりが悪いだけ
でなく、当該部分の布帛は廃棄処分されるため、資源の
浪費に成ってしまうと言う問題もあった。
【0006】本発明は上記問題点に鑑み提案されたもの
でシャーリングカッターの上げ降ろし操作を必要とせ
ず、起毛布帛を連続してトリミング出来る起毛布帛のシ
ャーリング方法を提供できるようにすることを目的とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る起毛布帛のシャーリング方法は、所定の
長さの起毛布帛の端部を連結して連続する起毛布帛を形
成し、該連続する起毛布帛をシャーリング装置に供給
し、布帛の起毛上面部分をシャーリング装置によりトリ
ミングしてなる起毛布帛のシャーリング方法において、
起毛布帛を連結する部分の布帛端部を起毛させない無毛
地部分に製織し、該無毛地部分の布帛端部同士を接合手
段により接合して連続起毛布帛を形成して該連続起毛布
帛をシャーリング装置に供給し、布帛の起毛上面部分を
シャーリング装置によりトリミングするようにしたもの
である。
【0008】
【作用】先ず、所定の長さの起毛布帛の無毛地部分同士
を縫着等の接合手段により連結して連続する起毛布帛を
形成すると、この連結部分は起毛がないことから、その
厚みも起毛部分の厚さより薄く且つしなやかなものにな
る。従って、連結部分がシャーリング装置を通過しても
シャーリングカッターで切断されることがないのであ
る。
【0009】
【実施例】以下本発明に係る起毛布帛のシャーリング方
法の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は、本発
明に係る起毛布帛の織上がり状態の斜視図を示し、この
起毛布帛1はドビーやジャカード式の織機により図2に
示すようなパイル糸2で連結された上下一対の地布3・
3を製織し、このパイル糸2の上下中間部分をカッター
4で切断すると、上下に夫々起毛布帛1・1が形成され
るのである。
【0010】こうした起毛布帛1は連続して製織される
のであるが、製織された起毛布帛1は起毛の為に厚さも
厚い上、重いことから、起毛布帛1の上面をトリミング
する後処理工程に搬送する等の便宜のため、起毛布帛1
の製織後に所定の長さ、例えば30〜40m毎に切断さ
れる。そして、この切断されに箇所の布帛部分(端部)
1aは前記パイル糸2が上下の地布3・3間に亙って連
結する状態にはならず、図2における緯糸5及び経糸4
とともに地布3・3の組織を形成して無毛地部分12を
形成するように予めドビーやジャカード装置を設定して
ある。
【0011】こうしてドビーやジャカード装置は設定さ
れた通り、切断される箇所の布帛部分1aは図1に示す
ように、起毛部分が形成されず、パイル糸2が織り込ま
れた地布3程度の厚みとなる。
【0012】因みに、当該地布の厚みは約0、5mm、起
毛部分の厚さは約3、2mmとなっている。上記略平織の
ような布帛部分1aの点線で示した中間部分Cを切断し
た後、図3に示すように、山形をしたガイド部材6とガ
イド部材6の上方に位置させたロータリ式のシャーリン
グカッター7とからなるシャーリング装置8のシャーリ
ングカッター7でトリミングする処理工程に運ばれた
後、図4に示すように、切断された部分を重ね合わせて
ミシン等の接合手段9で縫着し、再び連続する布帛にし
てシャーリング装置8のシャーリングカッター7で起毛
11の上面部分がトリミングされるのであるが、この
時、図5に示すように重ね合わされた縫着部分10は極
めて薄く、その厚さは縫着糸を入れても2mm以上になる
ことはない。
【0013】従って、図3で示すように、シャーリング
カッター装置8を通した場合でもシャーリングカッター
7で当該縫着部分10が切断されることがないので、シ
ャーリングカッター7を上下操作せずに連続してトリミ
ング加工をすることができるのである。
【0014】尚、上記実施例では平織状にし、その中間
部分を切断するようにしてあるが、切断される平織状の
中間部分に筋状に起毛部分を形成するようにすると、こ
の筋状の起毛部分を切断線にすることができ、鋏等で切
断する場合に至便なものにすることができるのである。
また、接合手段は上記ミシン等の縫着に代えてステップ
ルや接着材で止め付けるようにすることができるのは言
うまでもないことである。
【0015】
【効果】本発明に係る起毛布帛のシャーリング方法は以
上に説明したように、所定の長さに製織された起毛布帛
の少なくとも起毛布帛を連結する部分の布帛端部を起毛
させない無毛地部分に製織し、該無毛地部分の布帛端部
同士を接合手段により接合して連続起毛布帛を形成して
該連続起毛布帛をシャーリング装置に供給し、布帛の起
毛上面部分をシャーリング装置によりトリミングするよ
うにしたものであるから、この連結部分の厚さが起毛部
分の厚さより薄くなり、当該部分がシャーリングを通過
する時にもシャーリングカッターで切断されることがな
くなる。
【0016】従って、連結部分を注意することなく起毛
布帛をシャーリング装置でトリミング処理できるので、
従来のようにシャーリングカッターを上下操作するため
の作業員を配置しなくても済み、その分、人件費を減少
させて生産コストを低減することができると言う利点が
ある。
【0017】加えて、シャーリングカッターを上下操作
しなくても済むことから、起毛布帛の殆ど前面をトリミ
ング処理することができるのでそのロスが少なく、歩留
まりを大幅に向上させることができると言う利点もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明に係る織上げられた状態の起毛布帛の
斜視図である。
【図2】は本発明に係る起毛布帛の製織時の概略側面図
である。
【図3】は本発明に係る起毛布帛の接合部分の斜視図で
ある。
【図4】は本発明に係る起毛布帛の接合部分の側面図で
ある。
【図5】は本発明に係る起毛布帛の接合部分をトリミン
グしている状態の概略側面図である。
【図6】は従来例に係る起毛布帛の斜視図である。
【図7】は従来例に係る起毛布帛の接合部分をトリミン
グしている状態の概略側面図である。
【図8】は従来例に係る起毛布帛の接合部分の斜視図で
ある。
【図9】は従来例に係る起毛布帛の接合部分の側面図で
ある。
【符号の説明】
1・・・起毛布帛 8・・・シャーリング装置 9・・・接合手段 11・・・起毛 12・・・無毛地部分

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の長さの起毛布帛の端部を連結して連
    続する起毛布帛を形成し、該連続する起毛布帛をシャー
    リング装置に供給し、布帛の起毛上面部分をシャーリン
    グ装置によりトリミングしてなる起毛布帛のシャーリン
    グ方法において、起毛布帛を連結する部分の布帛端部を
    起毛させない無毛地部分に製織し、該無毛地部分の布帛
    端部同士を接合手段により接合して連続起毛布帛を形成
    して該連続起毛布帛をシャーリング装置に供給し、布帛
    の起毛の上面部分をシャーリング装置によりトリミング
    してなる起毛布帛のシャーリング方法。
JP5129257A 1993-05-31 1993-05-31 起毛布帛のシャーリング方法 Pending JPH06341051A (ja)

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