JPH0633969A - ユニフロー型減衰力可変式ショックアブソーバ - Google Patents

ユニフロー型減衰力可変式ショックアブソーバ

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JPH0633969A
JPH0633969A JP21076192A JP21076192A JPH0633969A JP H0633969 A JPH0633969 A JP H0633969A JP 21076192 A JP21076192 A JP 21076192A JP 21076192 A JP21076192 A JP 21076192A JP H0633969 A JPH0633969 A JP H0633969A
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damping force
chamber
valve
shock absorber
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Takayuki Katsuta
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユニフロー型減衰力可変式ショックアブソー
バの車輌に対する搭載性を改善する。 【構成】 ピストン28に設けられシリンダ上室40と
シリンダ下室42との間に於けるオイルの流通を制御す
るピストンバルブ48、50と、シリンダ10の下端に
担持されシリンダ下室とリザーバ室56との間に於ける
オイルの流通を制御するベースバルブ組立体66とを有
する。シリンダ上室とリザーバ室とを連通接続するバイ
パス通路52他の途中にはフォースモータ134により
駆動される減衰力制御バルブ82が設けられている。バ
イパス通路はシリンダ上室よりベースバルブ組立体を迂
回してその下方まで延在し、減衰力制御バルブはベース
バルブ組立体の下方に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、減衰力可変式ショック
アブソーバに係り、更に詳細にはユニフロー型の減衰力
可変式ショックアブソーバに係る。
【0002】
【従来の技術】ツインチューブ型の減衰力可変式ショッ
クアブソーバの一つとして、例えば特開平3−1177
37号公報に記載されている如く、シリンダ上室とリザ
ーバ室とを連通接続するバイパス通路の途中に減衰力制
御バルブが設けられ、制御バルブの開弁量がアクチュエ
ータによって制御されることにより減衰力が増減される
よう構成されたユニフロー型のショックアブソーバは従
来より知られている。
【0003】かかるユニフロー型の減衰力可変式ショッ
クアブソーバによれば、ピストンの縮み工程に於てもシ
リンダ上室内の圧力が負圧になることがないので、ピス
トンにバイパス通路及び減衰力制御バルブが組込まれて
いる従来の一般的な減衰力可変式ショックアブソーバの
場合に比して、ピストンの縮み行程に於ける減衰力を低
くすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記公報に記載
されたユニフロー型の減衰力可変式ショックアブソーバ
に於ては、減衰力制御バルブ及びその開弁量を制御する
アクチュエータはショックアブソーバの長手方向のほぼ
中央部の側部に設けられているため、ショックアブソー
バが車輌のサスペンションに組込まれる場合には減衰力
制御バルブ及びアクチュエータがサスペンションアーム
の如きサスペンション部材やブレーキ装置等と干渉し易
く、そのため車輌に対する搭載性が悪いという問題があ
る。特にかかる問題は、車輌の走行に伴ないショックア
ブソーバが上下方向に振動しても制御バルブが良好に作
動するよう、制御バルブのバルブ要素がショックアブソ
ーバの軸線を横切る方向に往復動されるよう構成された
ショックアブソーバの場合に顕著である。
【0005】本発明は、上記公報に記載されている如き
従来のユニフロー型の減衰力可変式ショックアブソーバ
に於ける上述の如き問題に鑑み、車輌に対する搭載性が
改善されたユニフロー型の減衰力可変式ショックアブソ
ーバを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的は、本発
明によれば、シリンダと、前記シリンダに往復動可能に
嵌合し前記シリンダと共働してシリンダ上室及びシリン
ダ下室を郭定するピストンと、前記ピストンに設けられ
前記シリンダ上室と前記シリンダ下室との間に於ける作
動流体の流通を制御するピストンバルブと、前記シリン
ダの周りにてこれに沿って延在し前記シリンダと共働し
てリザーバ室を郭定する外筒と、前記シリンダの下端に
担持され前記シリンダ下室と前記リザーバ室との間に於
ける作動流体の流通を制御するベースバルブ組立体と、
前記シリンダ上室と前記リザーバ室とを連通接続するバ
イパス通路と、前記バイパス通路の途中に設けられた減
衰力制御バルブと、前記減衰力制御バルブの開弁量を制
御するアクチュエータとを有するユニフロー型減衰力可
変式ショックアブソーバに於て、前記バイパス通路は前
記シリンダ上室より前記ベースバルブ組立体を迂回して
その下方まで延在しており、前記減衰力制御バルブは前
記ベースバルブ組立体の下方に設けられていることを特
徴とするユニフロー型減衰力可変式ショックアブソーバ
によって達成される。
【0007】
【作用】上述の如き構成によれば、シリンダ上室とリザ
ーバ室とを連通接続するバイパス通路はシリンダ上室よ
りベースバルブ組立体を迂回してその下方まで延在して
おり、減衰力制御バルブはベースバルブ組立体の下方に
設けられているので、減衰力制御バルブ及びアクチュエ
ータがショックアブソーバの長手方向のほぼ中央部の側
部に設けられる場合に比してこれらの径方向への突出量
を低減することができると共に減衰力制御バルブ及びア
クチュエータをショックアブソーバの下端近傍に配置す
ることができ、従って上述の如き従来のユニフロー型の
ショックアブソーバの場合に比して車輌に対する搭載性
が向上する。
【0008】
【実施例】以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施
例について詳細に説明する。
【0009】図1は本発明によるユニフロー型減衰力可
変式ショックアブソーバの一つの実施例を示す縦断面
図、図2は図1に示された減衰力制御バルブ及びフォー
スモータを示す拡大部分縦断面図である。
【0010】これらの図に於て、10は軸線12に沿っ
て延在するシリンダを示しており、14及び16はそれ
ぞれシリンダ10に対し同心に延在する内筒及び外筒を
示している。シリンダ10及び外筒16の上端は外筒の
上端にねじ込みにより固定されたアッパキャップ18及
びシールベース部材20により互いに一体的に固定され
ている。一方シリンダ10及び外筒16の下端は外筒の
下端に溶接により固定されたバルブケーシング24及び
スペーサ26により互いに一体的に固定されており、内
筒14の下端はスペーサ26によりシリンダ10に対し
同心に保持されている。
【0011】シリンダ10内には軸線12に沿って往復
動可能にピストン28が配置されている。ピストン28
は軸線12に沿って延在するピストンロッド30と該ピ
ストンロッドの下端に固定されたピストン本体32とよ
りなっており、ピストン本体32の直径とピストンロッ
ド30の直径との比は21/2 :1に設定されている。ピ
ストンロッド30はシールベース部材20に圧入された
メタルスリーブ34により軸線に沿って往復動可能に支
持されており、ピストンロッド30とアッパキャップ1
8との間の部分はオイルシール36によりシールされて
いる。
【0012】ピストン本体32はシリンダ10等と共働
してシリンダ上室40及びシリンダ下室42を郭定して
おり、これらを連通接続する複数個の通路44及び46
を有している。またピストン本体32はそれ自身周知の
リード弁型のチェックバルブ48及び減衰力発生バルブ
50を担持しており、これらのバルブは互いに共働して
ピストンバルブを構成している。チェックバルブ48は
シリンダ下室42より通路44を経てシリンダ上室40
へ向うオイルの流れを自由に許すが、シリンダ上室より
シリンダ下室へ向うオイルの流れを実質的に阻止するよ
うになっており、減衰力発生バルブ50はピストン速度
の高い伸び行程に於て開弁しシリンダ上室より通路46
を経てシリンダ下室へ向うオイルの流通を制御すること
により減衰力を発生するようになっている。
【0013】図示の実施例に於ては、内筒14の上端は
シリンダ10の上端近傍の外周面に溶接により固定され
ている。内筒14の上端部以外の部分はシリンダの外径
よりも僅かに大きい内径を有し、これによりシリンダと
の間に軸線に沿って延在する円筒状の通路52を郭定し
ている。シリンダ10には複数個の連通孔54が設けら
れており、通路52の上端部はこれらの連通孔によりシ
リンダ上室40と連通接続されている。尚連通孔54は
ピストン28がその伸び方向へ最大限移動した場合に於
けるピストン本体32の上面の位置の近傍であってそれ
よりも僅かに上方の位置に位置するよう設けられてい
る。
【0014】シリンダ10及び内筒14は外筒16と共
働して軸線に沿って延在する円筒状のリザーバ室56を
郭定しており、リザーバ室56内の上方部分には窒素ガ
スの如き高圧のガスが封入されている。リザーバ室56
内には円筒部とフランジ状部分とよりなるディフレクタ
58が配置されており、円筒部にて内筒14の外面に固
定されている。ディフレクタ58はピストン28がその
伸び方向へ最大限移動しリザーバ室56の下方部に充填
されたオイルの液面60が最も低下してもオイルの液面
よりも下方に位置するよう設けられており、これにより
そのフランジ状部分にてオイルの液面60の波動を低減
するようになっている。
【0015】図示の実施例に於ては、シールベース部材
20には軸線12に沿って延在する複数個の連通孔62
が設けられている。これらの連通孔の下端は図にて下方
へ、即ちリザーバ室56へ向う流体の流れのみを許すシ
ール64によりシールされており、これによりシリンダ
上室40よりメタルスリーブ34とピストンロッド30
との間を経て漏洩したオイルは連通孔62よりリザーバ
室56へ移動することができるが、リザーバ室内に封入
された高圧のガスが連通孔62へ漏洩することがないよ
うになっている。
【0016】シリンダ10の下端にはベースバルブ組立
体66のバルブ本体68が圧入嵌合により固定されてい
る。バルブ本体68はフランジ部を有し、該フランジ部
はバルブケーシング24に圧入されたベースバルブハウ
ジング70の上端部とシリンダ10の下端との間に挾ま
れており、これによりバルブ本体68はこれらに対し固
定されいる。またバルブ本体68はハウジング70と共
働してベースバルブ室72を郭定している。
【0017】バルブ本体68はシリンダ下室42とバル
ブ室72とを連通接続する複数個の通路74及び76を
有し、またそれ自身周知のリード弁型のチェックバルブ
78及び減衰力発生バルブ80を担持しており、これら
のバルブは互いに共働してベースバルブを構成してい
る。チェックバルブ78はベースバルブ室72より通路
74を経てシリンダ下室42へ向うオイルの流れを自由
に許すが、シリンダ下室よりベースバルブ室へ向うオイ
ルの流れを実質的に阻止するようになっており、減衰力
発生バルブ80はピストン速度の高い縮み行程に於て開
弁しシリンダ下室より通路76を経てベースバルブ室へ
向うオイルの流通を制御することにより減衰力を発生す
るようになっている。
【0018】ベースバルブ組立体66の下方にてバルブ
ケーシング24内には減衰力を増減制御する減衰力制御
バルブ82が設けられている。制御バルブ82は軸線1
2に垂直に延在する軸線84に沿って延在し小径部にて
バルブケーシング24に嵌入された制御バルブハウジン
グ86と、該バルブハウジングに軸線84に沿って往復
動可能に嵌合するスプール88とを含んでいる。図には
示されていないが、バルブハウジング86はそのフラン
ジ部にてバルブケーシング24にボルト締結されること
によりバルブケーシングと一体的に固定されている。
【0019】図示の実施例に於ては、スプール88は弁
要素として機能する本体88Aと後述のフォースモータ
のコアとして機能するロッド88Bとよりなり、ロッド
88Bは本体88Aに圧入により連結固定されている。
スプール本体88Aは軸線84に沿って互いに隔置され
た環状溝90及び環状の切欠き溝92を有し、バルブハ
ウジング86はこれらに対応する環状ポート94及び環
状の切欠き溝96を有している。環状溝90と切欠き9
2との間の環状の凸部98及び環状ポート94と切欠き
溝96との間の環状の凸部100は互いに共働して可変
オリフィス102を郭定しており、この可変オリフィス
の実効通路断面積はバルブハウジング86に対するスプ
ールの軸線方向位置により増減されるようになってい
る。
【0020】環状ポート94は軸線12に沿って延在す
る連通孔104、環状溝106及び108、バルブハウ
ジング70の外周面に設けられ軸線12に沿って延在す
る複数個の切欠き110、バルブハウジング70とバル
ブケーシング24とスペーサ26とベースバルブ本体6
8との間の空間112、スペーサ26の内周面に設けら
れ軸線12に沿って延在する複数個の切欠き114を経
て通路52と連通している。一方切欠き溝96は連通孔
116、環状ポート118、環状溝120、バルブハウ
ジング70に設けられた連通孔122を経てベースバル
ブ室72と連通している。
【0021】スプール88の本体88Aはバルブハウジ
ング86及びバルブケーシング24と共働してバルブ室
124を郭定している。バルブ室124はバルブケーシ
ング24に設けられた接続通路126によりリザーバ室
56と連通接続されており、また本体88Aの右端部の
円筒状外周面とバルブケーシングとの間の間隙により環
状ポート118及び環状溝120と連通接続されてい
る。バルブハウジング86の図にて右端にはスプール8
8の右方への移動を規制することによりスプールの最大
開弁位置を郭定するストッパ128がねじ込みにより固
定されている。ストッパ128は図にて左側の側面に放
射状に延在する溝を有し、右側の側面にドライバの先端
を受ける径方向に延在する溝を有している。
【0022】かくして連通孔54、通路52、切欠き1
14、空間112、切欠き110、環状溝108及び1
06、連通孔104、環状ポート94、可変オリフィス
102、切欠き溝92及び96、連通孔116、環状ポ
ート118、環状溝120、連通孔122、バルブ室1
24、通路126はシリンダ上室40とベースバルブ室
72及びリザーバ室56とを連通接続するバイパス通路
を郭定しており、制御バルブ82はバイパス通路の途中
に設けられ、可変オリフィス102の実効通路断面積を
増減してそれを通過するオイルに対する流通抵抗を減小
し増大することにより減衰力を制御するようになってい
る。
【0023】図2に詳細に示されている如く、スプール
88はアクチュエータとしてのフォースモータ134に
より軸線84に沿って駆動され位置決めされるようにな
っている。フォースモータ134はバルブハウジング8
6に図には示されていないビスによって固定されたハウ
ジングベース部材130と該ハウジングベース部材にね
じ込みにより固定されたハウジングキャップ132とに
より郭定されるハウジング内に収容されている。
【0024】図示の実施例に於ては、フォースモータ1
34はスプール88のロッド88Bにボス部136Aに
て嵌合し担持されたボビン136を含んでいる。ボス部
136Aの一端はロッド88Bに設けられた肩部に当接
しており、ボス部の他端には圧縮コイルばね138の一
端が当接している。圧縮コイルばね138の他端はロッ
ド88Bに固定されたCリング140により保持された
断面L形のばね座部材142に当接しており、これによ
りボビン136はスプール88と一体的に保持されてい
る。ボビン136は軸線84に沿って延在する円筒部1
36Bを有し、該円筒部の周りには導線144が巻付け
られることによりソレノイドが形成されている。
【0025】円筒部136B及びこれに担持された導線
144は永久磁石部材146により郭定され軸線84に
沿って延在する円筒状の空間内に配置されている。永久
磁石部材146は軸線84の周りに環状に延在する導磁
部材146A及び146Bと、これら二つの導磁部材の
間にてこれらに接着された永久磁石146Cと、導磁部
材146A、146B及び永久磁石146Cを図示の位
置に位置決めする位置決めリング146Dと、導磁部材
146Bに固定されたスペーサ146Eとよりなってい
る。導磁部材146Aはハウジングベース部材130の
図にて左端の端部により担持されており、スペーサ14
6Eはハウジングキャップ132の内面により保持され
ている。
【0026】スプール88のロッド88Bの図にて左端
にはばね座部材148が圧入により固定されており、ば
ね座部材148の外周面は導磁部材146Aより僅かに
径方向内方へ隔置されている。ばね座部材148と導磁
部材146Aに軸線84に沿って往復動可能に嵌合する
ばね座部材150との間には圧縮コイルばね152が弾
装されており、これによりスプール88は圧縮コイルば
ね152により図にて右方へ付勢され、導線144に通
電が行われていないときには図にて右端にてストッパ1
28に当接するようになっている。
【0027】ばね座部材150の軸線方向位置はハウジ
ングキャップ132を貫通して軸線84に沿って延在し
スペーサ146Eに螺合する調整ボルト154のねじ込
み量により調整されるようになっており、これにより圧
縮コイルばね152によりスプールに対し与えられるば
ね力が調整されるようになっている。更にスプール88
の本体88A及びロッド88Bにはそれぞれ互いに連通
する内部通路156及び158が設けられており、これ
らの通路によりバルブ室124とフォースモータ134
のハウジングベース部材130及びハウジングキャップ
132内の空間とが連通接続されている。内部通路15
6及び158は互いに連通接続された部分近傍に於ては
他の部分に比して大きい直径を有している。
【0028】かくして減衰力制御バルブ82の開弁量、
即ち可変オリフィス102の実効通路断面積はフォース
モータ134の導線144に通電される電流の電流値又
は電圧値が制御されることによってスプール88の軸線
方向位置が変化されることにより増減されるようになっ
ており、スプール88の軸線方向位置は図には示されて
いないがバルブケーシング24に固定され軸線84に沿
ってスプール弁本体88Aの右端近傍の位置まで延在す
る非接触型の位置センサにより検出されるようになって
いる。
【0029】上述の如く構成された図示の実施例の伸び
行程に於ては、ピストン速度が所定値以下のときにはシ
リンダ上室40内のオイルは実質的に通路44及び46
を経てシリンダ下室42へ流れることができないので、
シリンダ上室内のオイルは連通孔54、通路52、切欠
き114、空間112、切欠き110、環状溝106及
び108、連通孔104、制御バルブ82、切欠き溝9
6、連通孔116、環状ポート118、環状溝120、
連通孔122を経てベースバルブ室72へ流れ、更に通
路74を経てシリンダ下室42へ流れ、オイルが制御バ
ルブ82の可変オリフィス102を通過する際の流通抵
抗により減衰力が発生される。
【0030】また実施例の伸び行程に於てピストン速度
が所定値以上になると、シリンダ上室40内の圧力がシ
リンダ下室42内の圧力よりも遥かに高くなるので、シ
リンダ上室とシリンダ下室との間の差圧によって減衰力
発生バルブ50が開弁され、これによりショックアブソ
ーバの最大減衰力はシリンダ上室内のオイルが通路46
及びバルブ50を経てシリンダ下室へ流れる際の流通抵
抗により決定されるようになる。
【0031】また図示の実施例の縮み行程に於ては、ピ
ストン速度が所定値以下のときにはシリンダ下室42内
のオイルは実質的に通路74及び76を経てベースバル
ブ室72へ流れることができないので、シリンダ下室内
のオイルは通路44及びチェックバルブ48を経てシリ
ンダ上室へ流れ、シリンダ上室より連通孔54、通路5
2等を経て制御バルブ82へ流れ、更に制御バルブより
切欠き溝96、連通孔116、環状ポート118、バル
ブ室124、通路126を経てリザーバ室56へ流れ、
オイルが制御バルブ82の可変オリフィス102を通過
する際の流通抵抗により減衰力が発生される。
【0032】また実施例の縮み行程に於てピストン速度
が所定値以上になると、シリンダ下室42内の圧力がベ
ースバルブ室72内の圧力よりも遥かに高くなるので、
シリンダ下室とべースバルブ室との間の差圧によって減
衰力発生バルブ80が開弁され、これによりショックア
ブソーバの最大減衰力はシリンダ下室内のオイルが通路
76及びバルブ80を経てベースバルブ室へ流れる際の
流通抵抗により決定されるようになる。
【0033】かくして図示の実施例によれば、減衰力制
御バルブ82はベースバルブ組立体66の下方に設けら
れているので、減衰力制御バルブ及びこれを駆動し位置
決めするフォースモータ134の軸線12に垂直な方向
の突出量を低減することができると共にフォースモータ
をもショックアブソーバの下端部に配置させることがで
き、これにより従来のユニフロー型のショックアブソー
バの場合に比して車輌に対する搭載性を向上させること
ができる。
【0034】また減衰力制御バルブ82のスプール88
はショックアブソーバの軸線12に垂直な軸線84に沿
って往復動されるようになっているので、車輌の走行に
伴ないショックアブソーバが上下方向へ振動してもその
振動に起因してスプール88が軸線84に沿って往復動
することがなく、これによりショックアブソーバの振動
に起因する減衰力の変動を最少限に抑えることができ
る。
【0035】また図示の実施例によれば、シリンダ上室
40とベースバルブ室72及びリザーバ室56とを連通
接続するバイパス通路の一部はバルブケーシング24と
ベースバルブハウジング70との間の間隙により構成さ
れているので、バイパス通路の一部が例えばバルブケー
シング24に形成された内部通路によって郭定される場
合に比して、バルブケーシングの構造を簡略化しコスト
の低減を図ることができる。
【0036】また図示の実施例によれば、上述の如くピ
ストン本体32の直径とピストンロッド30の直径との
比は21/2 :1に設定されているので、減衰力制御バル
ブ82の開弁量が同一でありピストン速度が同一である
場合について見ると、ピストン速度が所定値以下の伸び
行程に於て減衰力制御バルブを通過するオイルの流量と
ピストン速度が所定値以下の縮み行程に於て減衰力制御
バルブを通過するオイルの流量とを実質的に等しくする
ことができ、これによりピストンロッドの直径が図示の
実施例の場合よりも小さい従来の一般的な構造の場合に
比して、ピストンの縮み行程に於ける減衰力の制御幅を
大きくすることができる。
【0037】また上述の如くショックアブソーバの縮み
行程に於ける減衰力の制御幅が拡大されると、リザーバ
室56内のオイル量の変動幅が大きくなり、その液面6
0の上下方向の変動幅も大きくなり、液面の波動も大き
くなってリザーバ室内の圧縮ガスが制御バルブ82へ吸
込まれ易くなるが、図示の実施例によればリザーバ室内
にはディフレクタ58が設けられており、このディフレ
クタによってリザーバ室内のオイルの液面の波動が低減
されるので、圧縮ガスが減衰力制御バルブへ吸込まれる
ことに起因するショックアブソーバの作動不良の虞れを
低減することができる。
【0038】更に図示の実施例によれば、減衰力制御バ
ルブ82のコア88は本体88Aとロッド88Bとより
なり、互いに連結される部位近傍の中空孔の直径は他の
部位に比して大きく設定されているので、本体及びロッ
ドが一体の構造である場合に比してスプールを軽量化す
ることができ、これにより減衰力制御バルブの応答性を
向上させることができると共にフォースモータ134に
より消費されるエネルギを低減することができ、更には
内部通路を容易に形成することができる。
【0039】以上に於ては本発明を特定の実施例につい
て詳細に説明したが、本発明はかかる実施例に限定され
るものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施例
が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
【0040】
【発明の効果】以上の説明より明らかである如く、本発
明によれば、シリンダ上室とリザーバ室とを連通接続す
るバイパス通路はシリンダ上室よりベースバルブ組立体
を迂回してその下方まで延在しており、減衰力制御バル
ブはベースバルブ組立体の下方に設けられているので、
減衰力制御バルブ及びアクチュエータがショックアブソ
ーバの長手方向のほぼ中央部の側部に設けられる場合に
比してこれらの径方向への突出量を低減することができ
ると共に減衰力制御バルブ及びアクチュエータをショッ
クアブソーバの下端近傍に配置することができ、これに
より前述の従来のニフロー型のショックアブソーバの場
合に比して車輌に対する搭載性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるユニフロー型減衰力可変式ショッ
クアブソーバの一つの実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1に示された減衰力制御バルブ及びフォース
モータを示す拡大部分縦断面図である。
【符号の説明】
10…シリンダ 14…内筒 16…外筒 28…ピストン 40…シリンダ上室 42…シリンダ下室 52…通路 56…リザーバ室 58…ディフレクタ 66…ベースバルブ組立体 82…減衰力制御バルブ 88…スプール 134…フォースモータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダと、前記シリンダに往復動可能に
    嵌合し前記シリンダと共働してシリンダ上室及びシリン
    ダ下室を郭定するピストンと、前記ピストンに設けられ
    前記シリンダ上室と前記シリンダ下室との間に於ける作
    動流体の流通を制御するピストンバルブと、前記シリン
    ダの周りにてこれに沿って延在し前記シリンダと共働し
    てリザーバ室を郭定する外筒と、前記シリンダの下端に
    担持され前記シリンダ下室と前記リザーバ室との間に於
    ける作動流体の流通を制御するベースバルブ組立体と、
    前記シリンダ上室と前記リザーバ室とを連通接続するバ
    イパス通路と、前記バイパス通路の途中に設けられた減
    衰力制御バルブと、前記減衰力制御バルブの開弁量を制
    御するアクチュエータとを有するユニフロー型減衰力可
    変式ショックアブソーバに於て、前記バイパス通路は前
    記シリンダ上室より前記ベースバルブ組立体を迂回して
    その下方まで延在しており、前記減衰力制御バルブは前
    記ベースバルブ組立体の下方に設けられていることを特
    徴とするユニフロー型減衰力可変式ショックアブソー
    バ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3048017A1 (en) 2015-01-23 2016-07-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Damping force generation device for vehicle

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