JPH0633920A - 支柱連結器 - Google Patents

支柱連結器

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JPH0633920A
JPH0633920A JP11776491A JP11776491A JPH0633920A JP H0633920 A JPH0633920 A JP H0633920A JP 11776491 A JP11776491 A JP 11776491A JP 11776491 A JP11776491 A JP 11776491A JP H0633920 A JPH0633920 A JP H0633920A
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B7/00Connections of rods or tubes, e.g. of non-circular section, mutually, including resilient connections
    • F16B7/04Clamping or clipping connections
    • F16B7/0406Clamping or clipping connections for rods or tubes being coaxial
    • F16B7/0413Clamping or clipping connections for rods or tubes being coaxial for tubes using the innerside thereof

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】製造及び組立が簡単でかつ安価であり、更に支
柱セグメントを外部から見えない状態で強固に連結する
支柱連結器を提供する。 【構成】この連結装置は、スリーブ10を具備し、この
スリーブ10は、第1及び第2支柱2、4の内部表面内
に挿入される寸法とする。スリーブ10の中間領域には
第1の可撓性突出部14を形成し、スリーブ10を第1
支柱2内に挿入した時に、第1支柱2の端面22に当接
する当接面18を有する。当接面18と端面22は、ス
リーブ10が第1支柱2内に更に進入することを防止す
る。スリーブ10の中間領域に形成した第2の可撓性突
出部16には第2の当接面20を具え、スリーブ10を
第2支柱4内に挿入した時に、第2支柱4の端面24に
当接する。この第2の当接面20と第2支柱4の端面2
4との接触により、スリーブ10が第2支柱4内に更に
進入することを防止する。また、第1及び第2支柱2、
4の端面22、24が互いに係合することにより、スリ
ーブ10を外部から実質的に見えなくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は支柱の連結装置に係わ
り、特に第1の中空支柱と第2の中空支柱とを素早くか
つ確実にかつ見た目に分らないように連結する連結器に
関する。
【0002】
【従来の技術】今日、棚材料などの中空の耐荷重支柱が
多数市販されている。このような製品の運搬は、支柱が
非常に長いため、扱い難くかつ大きなコストを要するも
のであった。そこで、このような支柱を小さなセグメン
トに分割して輸送すると便利である。しかし、この場合
には支柱を、単一構造体の耐荷重性能が維持されるよう
に、素早くかつ簡単に組立てることは困難である。更
に、支柱セグメント連結用の公知の装置の多くは、支柱
の外側で連結を行うものであるため、連結部が見苦し
く、かつ支柱自体の作用に支障を及ぼす恐れがある。例
えば、複数本の支柱に対して鉛直方向に調整可能である
棚は公知であるが、このような支柱の外側に連結構造体
を取付けると、棚の鉛直方向調整が困難に又は不可能に
なってしまう。
【0003】支柱セグメントをその内側において連結す
るものもあるが、このタイプのものは楔やクランプやネ
ジ等を必要とするため、組立てに高度の熟練を要する。
更に、このような内側連結構造体は両支柱セグメント間
の結合部に対して取付位置を間違えると、支柱自体又は
結合部での機械的損傷を招来する。
【0004】また、公知の連結器としては、外側表面の
中央位置に円周状リブを有するものもある。このリブ
は、連結器が支柱セグメントのいずれか一方へ過度に挿
入されることを防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなリブは組立の完了時に外部から見えてしまう。ま
た、このような構成体は高度に清潔な状態を必要とする
分野では、満足のいくものではない。そこで、製造及び
組立が容易でかつ安価であり、支柱セグメントの連結が
強固でかつ外部から見えない支柱連結器構造体を提供す
ることが望ましい。本発明は、上述したような公知の連
結器の欠点の多くを解決した支柱連結器を提供するもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】好適実施例では、本発明
は第1及び第2支柱を一緒に連結する連結器スリーブを
具備する。このスリーブの外表面は第1及び第2支柱の
両方の内部表面内に摩擦嵌合状態で密着摺動する寸法に
定められている。スリーブの中間領域には第1の可撓性
突出部が形成され、この突出部は第1の干渉面、即ち当
接面を有し、この当接面はスリーブが第1支柱に挿入さ
れた時に第1支柱のエッジ面に当接するように構成され
ている。この突出部はスリーブが第1支柱内にそれ以
上、即ち過度に入ることを防止する。スリーブの中間領
域には第2の可撓性突出部も形成され、この第2の可撓
性突出部は第2の干渉面、即ち当接面を有し、この第2
の当接面はスリーブが第2支柱内に挿入された時に第2
支柱のエッジ面に当接するように構成されている。この
第2突出部もスリーブが第2支柱内にそれ以上、即ち過
度に入ることを防止する。第2干渉面は第1干渉面とほ
ぼ同一の半径方向平面内に位置しているので、第1及び
第2支柱のエッジ面は、スリーブが第1及び第2支柱と
共に組立てられた時に、互いに接触する。第1及び第2
支柱のエッジ面が互いに接触した時には、可撓性突出部
は動かされて支柱のエッジ面との当接係合を解くことに
なろう。
【0007】本発明の別の態様によると、第1及び第2
支柱を互いに連結する支柱連結器は、第1及び第2支柱
の各々の中に1部分に挿入される圧縮可能なインサート
を具備する。このインサートはその軸方向、即ち長手方
向に延在した圧縮スロットを有する。インサートは、こ
の圧縮スロットの存在により圧縮、即ち押圧小径化が可
能となり、第1及び第2支柱の内部で密着摩擦嵌合を行
う。このインサートの外表面からは第1及び第2の傾斜
突出部が延在し、これらの第1及び第2突出部は互いに
逆方向に傾斜している。各突出部は夫々の支柱の係合面
に当接する当接面を有する。これらの当接面は、ほぼ半
径方向に同一平面内に位置するか、又は半径方向平面に
対し互いにわずかに離間しているので、支柱の連結時に
インサートが第1及び第2支柱内にほぼ完全にかつ等し
く挿入された状態で、第1及び第2支柱の係合面は互い
に隣接する。
【0008】本発明の更に別の態様によると、第1及び
第2支柱を連結する連結器は、第1支柱内に一部嵌合し
かつ第2支柱内に一部嵌合するように構成されたブッシ
ュを具備し、このブッシュは圧縮可能であり支柱の各々
との間で密着嵌合する。ブッシュには第1及び第2のタ
ブが配置され、これらのタブはそれぞれの支柱端面に係
合する。各タブは、ブッシュの外表面から突出して支柱
の端面の一方に係合する第1位置と、ブッシュの外表面
とほぼ同一平面になる第2位置とを有する。タブは第1
位置の方へ付勢されており、これによって、ブッシュは
第1及び第2支柱が共に押された時にこれらの支柱に対
して所定の位置関係となる。第1及び第2支柱を共に押
すと、タブは第2位置へ移動される。突出タブの干渉
面、即ち当接面は、ブッシュのほぼ中央に位置している
ことが好ましく、この構成により、第1及び第2支柱
は、連結された時にブッシュの半分ずつに延在する。こ
のような構成は、連結器の構造上の安定性に寄与する。
また、好ましくは、ブッシュは圧延鋼製の一体型(ワン
ピース型)中空円筒体であり、第1及び第2タブはこの
円筒体と一体構成である。第1及び第2支柱は、その使
用分野によっては、内部表面に環状リングを形成しても
よく、これにより、ブッシュを締め付け、支柱とブッシ
ュとを強く接触させることができる。
【0009】本発明の別の態様によると、第1及び第2
弾性タブは中空支柱の接触面との当接を容易にする為に
断面を曲げても、即ち溝付けをしもよい。溝付けした第
1及び第2タブは、中空部材との接触面から離れる方向
に広がっている(フレア状になる)ことが好ましい。ま
た、圧縮スロットが軸方向に延在しかつこの圧縮スロッ
トの両端部が傾斜していてもよい。この傾斜は、製造及
び梱包の際に、部品の絡み合いを防止する。
【0010】
【作用】第1の中空支柱セグメントと第2の中空支柱セ
グメントを互いに連結するために、連結器スリーブを各
支柱セグメントの中に半分まで挿入する。スリーブの外
径は両支柱セグメントの内径に密着摩擦嵌合するように
定められている。例えば、スリーブは長手方向に延在し
た圧縮スロットを有し、各支柱セグメントの内表面に複
数個の環状リングを設けている。スリーブの中間領域に
第1、第2の突出タブを形成してある。第1突出タブ
は、スリーブが第1支柱セグメントに挿入されると、第
1支柱セグメントのエッジ面に当接するように構成され
た当接面を有する。当接面とエッジ面との接触でスリー
ブが第1支柱セグメント内に更に進入することが防止さ
れる。第2突出タブは、スリーブが第2支柱セグメント
内に挿入されたときに、第2支柱セグメントのエッジ面
に当接するように構成された当接面を有する。この当接
面とエッジ面との接触によってスリーブが第2支柱セグ
メント内に更に進入することが防止される。第1、第2
突出タブの各当接面はスリーブのほぼ同一の半径方向断
面内に形成されているので、第1、第2支柱セグメント
の各エッジ面が互いに係合することができ、スリーブを
外部から実質的に見えなくできる。
【0011】
【実施例】図1において、第1の中空支柱セグメント2
と第2の中空支柱セグメント4とは、本発明の第1実施
例に従い、連結器スリーブ、即ち連結器ブッシュ10を
各支柱セグメント2と4の中に半分まで挿入することに
よって、互いに連結される。支柱と連結器スリーブは各
図に示したように円筒形状であるが、任意の断面形状に
することもできる。スリーブ10の外径は、支柱セグメ
ント2と4の内径に密着摩擦嵌合するように定められて
いる。スリーブ10の外径を、上述のように定める代り
に、各支柱セグメント2と4の内表面に複数個の環状リ
ング6を設けて、スリーブ10に適当に密着嵌合するよ
うにしてもよい。例えば、スリーブ10の外径は、環状
リング6の内径よりもわずかに大きいが、この環状リン
グ6から離れた所での支柱セグメント2と4の内径より
もわずかに小さくなるように定められる。
【0012】スリーブ10は軸方向、即ち長手方向に延
びた圧縮スロット12を有し、この圧縮スロット12に
よって、スリーブ10は環状リング6内に押し込まれた
時に、わずかに締めつけられ小径になることができる。
こうして発生したスリーブ10の自然のバネ力によって
スリーブが、環状リング6にしっかりと押圧され、強固
かつ確実に連結を行う。スリーブ10の自然状態でのス
ロット12の幅は、スリーブが支柱部に挿入された時に
スロット12がほぼ完全にしぼむ、即ち無くなるように
定めることが望ましい。この形状によって、連結時の曲
げ強度が向上する。スリーブ10は、第1及び第2の突
出タブ14,16を夫々具備し、これらのタブ14,1
6はスリーブ10の側壁に押抜きによって、又はその他
の方法によって上記側壁に一体形成される。タブ14,
16は図1及び図3に示したようにスリーブ10の主た
る外表面から互いに逆方向に傾斜し、即ち外方に張り出
している。これらの突出タブ14と16は干渉面、即ち
当接面18と20を夫々有し、これらの当接面18と2
0は、後に詳述するように、第1及び第2支柱セグメン
ト2と4のエッジ面22と24に接触するように所定量
だけスリーブ10の外表面から突出している。例えば、
当接面18の上部は、スリーブ10の主外表面から上方
へ約1.3mm(約0.05インチ)、好ましくは約
1.2mm±0.3mm(0.047±0.015イン
チ)だけ突出している。干渉面、即ち当接面18と20
は、スリーブ10の中心における半径方向の横断面Y内
に実質的に位置するか、又は半径方向横断面Yに対し互
いに僅かに離間している。
【0013】各突出タブ14と16の形状は、図2に明
示したように矩形が好ましい。また、突出タブ14と1
6はスリーブ10と一体構成であり、押抜きされたU字
形のスロット26によって境界が形成されている。この
ような形状であるので、スリーブ10は、単一の圧延鋼
片のような単一材料片から製造可能である。その後、ス
リーブ10には圧縮スロット12とU字形スロット26
とがカットされて連結器になる。これとは別に、スロッ
ト12を形成する開口を残すように鋼片を圧延すること
もできる。この圧延工程の前又は後で、スロット26を
カットすることができる。
【0014】図3はスリーブ10の端面図であり、スロ
ット12及び突出タブ14と16が明示されている。支
柱セグメント2、4に対するスリーブ10の寸法は、次
のように定めることができる、即ちスリーブの材料の自
然な弾性によって生ずるスリーブの付勢力によってスリ
ーブを支柱セグメント2と4の内部表面に対して押し付
けるように強く付勢し、かつタブ14、16を支柱セグ
メントの端部に干渉するようにスリーブの側壁から外方
に付勢するように定める。
【0015】図4は、本発明の好適実施例による連結動
作を示した断面図であって、スリーブ10を支柱セグメ
ント2と4内に挿入し、両支柱セグメントを一緒に押圧
する。スリーブ10の端部が両支柱セグメントの一方の
環状リング6に接触すると、スリーブ10は環状リング
6によって締め付けられ、圧縮スロット12の幅がスリ
ーブの挿入につれて狭くなる。こうして、スリーブ10
は例えば支柱セグメント2内を摺動し、この摺動は、突
出タブ14の当接面18が支柱セグメントの係合端面2
2に接触するまで続けられる。他方、突出タブ14とは
反対方向に傾斜した突出タブ16は、支柱セグメント2
の内部表面によってスリーブの内方向に押されて、スリ
ーブ10の外表面とほぼ同一高さになるか、又はそれよ
りも僅か外方に突出する。
【0016】スリーブ10がその当接面18と係合面2
2との干渉、即ち衝突によって支柱セグメント2内にそ
れ以上挿入できなくなると、支柱セグメント2と4に加
え続けられる圧力によって、スリーブ10は支柱セグメ
ント4の環状リング6内で締め付けられ小径化して摺動
することになる。支柱セグメント4の係合面24が突出
タブ14の傾斜面に接触すると、このタブ14がスリー
ブの内方に押されてスリーブ10の外表面とほぼ同一高
さになる。この移動が起こると、支柱セグメント4の係
合面24が支柱セグメント2の係合面22に接触する。
従って、スリーブ10は外部から見えなくなる。しかし
ながらスリーブは各支柱セグメント2と4の環状リング
6によってしっかりと掴まれる。さらに、圧縮スロット
12によって、スリーブ10を環状リング6の方へ向か
って外方向に付勢する一定の付勢力が発生するので、ス
リーブ10は確実にその適正位置に保たれる。また、突
出タブ14と16の当接面18と20がスリーブ10の
中心での半径方向横断面内の実質的に同一平面に存在す
るので、スリーブ10のほぼ半分が各支柱セグメント2
と4内に入り込む。従って、支柱セグメント2と4の間
の結合部は非常に強固になり、かつ曲げに対しても強
い。
【0017】上述したように、一部品(ワンピース)型
のスリーブ10は、工具や特別な技術や特別な工程なし
に、支柱セグメント2と4とを素早くかつ容易に連結す
ることができる。更に、一部品型の連結器スリーブ10
は製造が容易であり、圧延や切断や押抜き加工や曲げ加
工も必要最少限で済む。上述の構造体はその分解も容易
である。即ち、支柱セグメント2と4を単に互いに離間
するように引張ると、スリーブ10がそれらの支柱セグ
メントから離れる。スリーブ10は上述の組立の間に、
永久的な変形が起きないので、分解されたスリーブ10
は再び、同一の又は別の支柱セグメントに使用すること
ができる。従って、本発明は、汎用性が高くかつ再使用
可能であるため、製造者にとっても使用者にとっても好
都合である。
【0018】本発明の別の実施例を図5乃至図10を参
照して以下に説明する。この実施例では、連結器スリー
ブ30は断面が或る角度で曲げられた、溝付き突出タブ
と、端部が或る角度に傾斜した圧縮スロットとを具備し
ている。図5において、スリーブ30は図1のスリーブ
10とほぼ似ているが、突出タブ32が或る角度で曲げ
られて溝付きである点で異なっている。図7は、スリー
ブ30の直径方向の対向側面に形成された突出タブ38
を示している。両突出タブ32と38は、図1の突出タ
ブ14と16に類似しているが、約90度の角度で当接
端34と40の付近において、スリーブの主表面の方に
向かって曲げられ、その頂点は主スリーブ表面から離間
するように突出している(図10参照)。このように突
出タブ32と38は例えば図9の平面図に示したように
当接面34と40に向う方向に開口する如く広がった溝
付き形状を有している。溝付きの突出タブ32と38
は、図1の突出タブ14と16の形状に比べていくつか
の利点を有する。その第1の利点は、当接面34と40
が主スリーブ表面の方へ向けて曲げられているので、中
空支柱の内部表面に接触する丸い外側エッジが形成され
る点である(図10参照)。この丸いエッジは、中空支
柱の接触表面と接触する面積が小さくなるので、突出タ
ブ32と38の内方向移動をしやすくする。即ち、例え
ば当接面34が第1の中空支柱の接触面に接触している
時に、第2の中空支柱を突出タブ32の傾斜面に沿って
移動させると、この第2中空支柱は突出タブ32をスリ
ーブ30の内部の内側の方へ押し下げる。このとき、突
出タブ32のエッジは、丸められているので、当接して
いる第1の中空支柱の接触面に対して非常に容易に摺動
する。
【0019】この第2実施例の別の利点は、溝付きタブ
がその材料の実際の厚さよりも大きな有効厚さを有して
いるから、タブの性能がスリーブの外表面から曲げられ
た角度に依存する程度が少なくなる点である。更に、タ
ブは、支柱の係合面に当接した時に、軸方向に坐屈し難
くなる。
【0020】図5にはスリーブ30を貫通する孔36が
示されており、この孔36は、スリーブの製造及び/又
は組立工程に利用したり、又はスリーブの識別物として
使用可能である。
【0021】図6は、図5に示した実施例の6−6面で
の断面図であり、突出タブ32の溝付き端が明示される
と共に、突出タブ38のほぼ平坦な傾斜部がタブ32の
反対側のスリーブ30の側面に示されている。
【0022】図7は図5に示した実施例のスリーブの側
面図であり、溝付き突出タブ32と38は、ほぼ逆方向
に傾斜しており、タブ32と38の当接面34と40は
同一の半径方向平面内に位置している。突出タブ32と
38はそれの厚さにほぼ等しい距離だけ、スリーブ30
の外表面よりも上方に突出している。このような寸法を
選定したことは以下に述べる理由で好ましいことであ
る。即ち、突出タブ32と38がスリーブ30の表面か
ら突出し過ぎると、中空部材の接触面がスリーブ30の
外表面と突出タブとの間に入り込んでしまい、この連結
器の組立ができなくなってしまう。更に、タブがスリー
ブ30の外表面から外方に大きく突出した場合には、タ
ブを中空部材内に押し込むのに大きな力を必要とする。
逆に、タブは、スリーブの主表面から外方へ充分に突出
していない場合には、支柱の接触面と十分に当接できな
いことになる。
【0023】図7において、圧縮スロット42はスリー
ブ30のほぼ軸方向に延在している。この圧縮スロット
42は、長手方向に延在した中央部44と、傾斜した端
部分46と48とを有する。これらの傾斜端部分46と
48は、生産時や梱包時にスリーブ部品がからみ合うこ
とを防止する。図7に示した部分46と48は、スリー
ブ30の長手軸に対して約60度傾斜しているが、しか
しながら、当業者にとっては、この傾斜角は、この製品
の寸法に応じて1度から89度の範囲で変更可能である
ことは明らかであろう。
【0024】図8は溝付き突出タブ32と38を示した
図7のスリーブの端面図であり、圧縮スロット42は、
スリーブの円周上において突出タブ32と38との間の
ほぼ中間に位置している。
【0025】図9は突出タブ32の拡大平面図であり、
U字形の開口50が第1実施例の場合と同様に突出タブ
32の境界を形成している。線52と54は、突出タブ
32が当接面34からスリーブの主表面の方に向って内
方に広がり、逆方向には外方向に開いていることを示し
ている。
【0026】図10は、当接面34から見た時の突出タ
ブ32の端面図であり、突出タブ32の外側エッジ56
と58とはほぼ90度の角度を形成しているので、溝付
き構造体の両辺もほぼ90度の角度をなして、弧状の頂
点を形成している。このような形状は最も効果的である
と思われるが、この角度を90度以外の値に変えること
もできる。
【0027】連結器スリーブの好適な材料は金属であ
り、最も好ましいのは冷間圧延鋼である。この材料は非
常に強くかつまた撓み易く弾性がある。しかしながら、
当業者であれば、支柱の使用分野に応じてプラスチック
や複合材などのその他の材料を使用することができるで
あろう。
【0028】
【発明の効果】以上の如く、本発明は、外部から見えな
い構成によって支柱セグメントを連結することができ、
この連結された支柱セグメントは元の支柱自体と実質的
に同一の構造上の強度を保持する。また本発明の支柱連
結器は、軽量で、製造及び組立が容易であり、種々の分
野において大きな荷重を支持することができる。本発明
は、倉庫や店舗や住宅や支柱セグメントを組立てて支持
体を長く延長する建築物に使用することができるであろ
う。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の好適実施例による連結器スリー
ブと第1及び第2支柱とを示した側面図である。
【図2】図1に示した連結器スリーブの平面図である。
【図3】図1に示した連結器スリーブの端面図である。
【図4】第1及び第2支柱の間に挿入途中の連結器スリ
ーブを示した横断面図である。
【図5】本発明の別の実施例による連結器スリーブを示
した平面図である。
【図6】図5の面6−6に沿った連結器スリーブの横断
面図である。
【図7】本発明の上記別の実施例の側面図である。
【図8】図7に示した実施例の端面図である。
【図9】本発明の上記別の実施例による溝付き矩形タブ
の拡大平面図である。
【図10】図9に示した溝付きタブの端面図である。
【符号の説明】
2 中空支柱 4 中空支柱 6 環状リング 10 連結器スリーブ 12 圧縮スロット 14 突出タブ 16 突出タブ 18 当接面 20 当接面 22 端面 24 端面 30 連結器スリーブ 32 突出タブ 34 当接面 38 突出タブ 40 当接面

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端面を夫々有する第1及び第2中空支柱
    を互いに連結する連結器において、 該第1及び第2支柱の両方の内部に嵌合する大きさのス
    リーブと;該スリーブ内に形成され、該スリーブが上記
    第1支柱内に挿入された時に上記第1支柱の上記端面に
    当接するように構成された第1干渉面を有する第1の可
    撓性突出部と;上記スリーブ内に形成され、上記スリー
    ブが上記第2支柱内に挿入された時に上記第2支柱の上
    記端面に当接するように構成された第2干渉面を有する
    第2の可撓性突出部と;を具備し、上記第1突出部は上
    記第1干渉面に隣接した所での断面が溝付き形状であ
    り、 上記第2突出部は上記第2干渉面に隣接した所での断面
    が溝付き形状であることを特徴とする連結器。
  2. 【請求項2】 第1及び第2可撓性突出部は、互いに反
    対方向に延在し、かつスリーブの互いに反対側の側面に
    配置され、第1及び第2干渉面はほぼ同一の半径方向平
    面内に配置されていることを特徴とする請求項1に記載
    の連結器。
  3. 【請求項3】 第1及び第2可撓性の溝付き突出部は夫
    々の第1及び第2干渉面から離れる方向に向って内方へ
    広がっていることを特徴とする請求項1に記載の連結
    器。
  4. 【請求項4】 スリーブは横断面がほぼ円形であり、第
    1及び第2可撓性突出部は横断面が弧状であることを特
    徴とする請求項1に記載の連結器。
  5. 【請求項5】 第1及び第2可撓性突出部の各々は、互
    いに垂直に位置する2個の側部エッジ面を有することを
    特徴とする請求項1に記載の連結器。
  6. 【請求項6】 接触面を夫々有する第1及び第2の中空
    部材を互いに連結する連結器において、 該第1及び第2中空部材の両方に挿入されるように構成
    されたインサートと、 該インサートの外側表面に形成され、該インサートが上
    記第1中空部材内に挿入された時に上記第1中空部材の
    上記接触面に当接するように構成された第1の弾性タブ
    と、 上記インサートの外側表面に形成され、上記インサート
    が上記第2中空部材内に挿入された時に上記第2中空部
    材の上記接触面に当接するように構成された第2の弾性
    タブと、 を具備し、上記インサートが上記第2中空部材内に挿入
    されるにつれて上記第2中空部材の上記接触面が上記第
    1タブに接触すると、上記第1タブは上記インサートの
    内部の方に移動可能であり、 上記インサートが上記第1中空部材内に挿入されるにつ
    れて上記第1中空部材の上記接触面が上記第2タブに接
    触すると、上記第2タブは上記インサートの上記内部の
    方に移動可能であり、 上記第1及び第2タブの各々は断面が溝付き形状である
    ことを特徴とする連結器。
  7. 【請求項7】 第1及び第2弾性タブはインサートの主
    たる外表面に対して或る角度で、互いに逆方向に傾斜し
    ていることを特徴とする請求項6に記載の連結器。
  8. 【請求項8】 第1及び第2弾性タブは対応する中空部
    材の接触面から離間する方向に広がっていることを特徴
    とする請求項6に記載の連結器。
  9. 【請求項9】 第1及び第2弾性タブの各々は形状がほ
    ぼ矩形であることを特徴とする請求項6に記載の連結
    器。
  10. 【請求項10】 中空部材の各々は、その内面に形成さ
    れた少なくとも1個の隆起部を有し、インサートはその
    外側寸法が上記隆起部の内側寸法より大きいが上記中空
    部材の上記隆起部以外の部分の内側寸法よりも小さいこ
    とを特徴とする請求項6に記載の連結器。
  11. 【請求項11】 第1及び第2弾性タブは、インサート
    の対向側面に配置され、接触面に接触する当接面を有
    し、これらの当接面はほぼ同一平面内に位置しているこ
    とを特徴とする請求項6に記載の連結器。
  12. 【請求項12】 端面を夫々有する第1及び第2中空部
    材を互いに連結する連結器において、 第1及び第2中空部材内に嵌合する大きさの中空スリー
    ブと、 第1方向に該スリーブから上方に傾斜し、上記第1中空
    部材の上記端面に当接する第1接触面を有する第1の矩
    形弾性突出部と,上記第1方向と逆の第2方向に上記ス
    リーブから上方に傾斜し、上記第2中空部材の上記端面
    に当接する第2接触面を有する第2の矩形弾性突出部
    と、 を具備し、上記第1突出部は上記第1接触面における断
    面が溝付き形状であり、 上記第2突出部は上記第2接触面における断面が溝付き
    形状であることを特徴とする連結器。
  13. 【請求項13】 第1及び第2弾性突出部の各々は夫々
    の接触面から離れる方向に溝付き形成されていることを
    特徴とする請求項12に記載の連結器。
  14. 【請求項14】 第1及び第2弾性突出部の各々は、そ
    の厚さにほぼ等しい距離だけスリーブの外表面から上方
    に突出していることを特徴とする請求項12に記載の連
    結器。
  15. 【請求項15】 第1及び第2弾性突出部は、スリーブ
    の対向する側面に配置され、第1及び第2接触面はほぼ
    同一平面内に位置していることを特徴とする請求項12
    に記載の連結器。
  16. 【請求項16】 第1及び第2弾性突出部の各々は、夫
    々の接触面での断面がほぼ90度で内方に溝付き形成さ
    れていることを特徴とする請求項12に記載の連結器。
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