JPH06339155A - 3次元画像撮影システム - Google Patents

3次元画像撮影システム

Info

Publication number
JPH06339155A
JPH06339155A JP12699093A JP12699093A JPH06339155A JP H06339155 A JPH06339155 A JP H06339155A JP 12699093 A JP12699093 A JP 12699093A JP 12699093 A JP12699093 A JP 12699093A JP H06339155 A JPH06339155 A JP H06339155A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
photographer
photographing
image signal
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12699093A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Katagiri
眞行 片桐
Toshio Nomura
敏男 野村
Nobutoshi Gako
宣捷 賀好
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP12699093A priority Critical patent/JPH06339155A/ja
Publication of JPH06339155A publication Critical patent/JPH06339155A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作性に優れており正確な奥行き情報を再現
して常時再生立体像を確認しながら3次元画像が撮影で
きる3次元画像撮影システムを提供することにある。 【構成】 撮影した被写体に対応する画像信号を出力す
るビデオカメラ(1,2)と、ビデオカメラ(1,2)
に接続されておりビデオカメラ(1,2)の輻輳角を可
変する回転台(18,19)と、ビデオカメラ(1,
2)に接続されておりビデオカメラ(1,2)から出力
された画像信号を特定の方法により変換してビデオカメ
ラ(1,2)の輻輳角に応じて画像信号のフレームを水
平方向に移動する画像信号処理部(21)と、画像信号
処理部(21)に接続されており画像信号処理処理部
(21)で処理された画像信号に基づいて立体像を再生
する立体ディスプレイ(6)と、画像信号処理部(2
1)に接続されておりフレームの移動量を制御する制御
器(20)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、3次元画像再生・記録
のために対象物の異なる方向からの複数の視差像を撮影
する3次元画像撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の3次元画像撮影装置としては、
(1)ディスプレイ上に左目用、右目用の画像を合成表
示しレンチキュラレンズを通して立体像を再生するレン
チキュラ方式、(2)ディスプレイ上に左目用、右目用
の画像を交互にあるいは同時に表示して観察者が偏光メ
ガネをかけて立体像を観察する偏光メガネ方式、(3)
シャッターメガネ方式、(4)観察者の目の前にレンズ
及び小形のディスプレイを置き、それぞれに左目用、右
目用の画像を表示するヘッド・マウンティッド・ディス
プレイ(HMD)方式の3次元ディスプレイに対応し
た、複数のビデオカメラを用い、異なる方向の複数の視
差像を撮影する3次元画像撮影装置がある。
【0003】次に、図8を参照して、従来の3次元画像
撮影装置の動作を説明する。
【0004】従来の3次元画像撮影装置は、通常、複数
台のビデオカメラを組み合わせて構成される。図8では
2台のカメラを用いた例である。ビデオカメラ102
は、撮像素子100とレンズ101で構成される。ビデ
オカメラ105は、撮像素子103とレンズ104で構
成される。レンズ101と104の光軸106及び10
7を含む平面をxz平面にとり、原点をレンズ101の
中心にとる。
【0005】レンズ104の中心はx軸上にとり、その
座標を(x,z)=(a,0)とする。
【0006】通常、それぞれのビデオカメラの光軸10
6と107は若干内側を向くように設定される。そのと
きの交点PはZ軸方向に適当な距離を置いて、設定され
る。また、この交点は固定されることが多い。図8では
仮に交点Pを(x,z)=(a/2,z0)にとる。こ
のとき、ビデオカメラ102及び105のフォーカスは
点Pに合わせる。
【0007】今、円盤状の対象物体A、B、CがZ軸方
向に距離の異なるところに置かれる。仮に、対象物体
A、B、Cの中心の(x,z)座標を(a/2,
0)、(a/2,z1)、(a/2,z2)とし、レン
ズ101と104のそれぞれの中心の中点を通り、z軸
に平行な直線上に並んでいるとする(z1>z2)。
【0008】図9(a)に撮像素子100によって撮像
される画像を示す。図9(b)に撮像素子103によっ
て撮像される画像を示す。図9(a)及び(b)の撮像
画像の中心O及びO′とし、図8の点Pの撮像点に対応
する。ビデオカメラを102及び105で撮像された対
象物体Aの撮像画像には両眼視差がない。即ち、ビデオ
カメラ102及び105の光軸の交点Pを含み、かつ2
つの光軸を含む平面に垂直な平面にある物体には両眼に
よる視差は生じない。この平面より前後に位置する物体
はビデオカメラ102、105で両眼視差をもって撮像
される。この平面より離れるほど両眼視差量は大きくな
る。
【0009】図9では、|z0−z1|<|z0−z2|の
条件により、対象物体B、Cに対応する撮像画像の視差
量(撮像面の中心OあるいはO′からのずれ量)は|b
|<|c|、及び|b′|<|c′|となる。また、b
とb′、あるいはcとc′の符号は逆になる。
【0010】次に、従来の表示の一例を直視型レンチキ
ュラ方式で説明する。
【0011】2台のビデオカメラで撮像された画像(図
9(a)、(b))を細く短冊状に切り刻んで、交互に
織り込んで、図10のような画像を作成する。このと
き、各撮像画像の中心O、O′をほぼ同一点に重ねて作
成する。また、各撮像画像の水平解像度は半分になる。
【0012】この画像を液晶パネルなどのディスプレイ
に表示する。このディスプレイの前面にはレンチキュラ
レンズが置かれている。2つの画像から作られる1組の
2本の短冊に対して、レンチキャラレンズを構成する1
本のシリンドリカルレンズが対応する。
【0013】上記設定の3次元ディスプレイでは点Pを
含み、xz平面に垂直な面を基準として、相対的位置に
基づく空間が再現される。点Pを含み、xz平面に垂直
な面はディスプレイ面に再現される。即ち、ディスプレ
イ面上に対象物体Aがディスプレイ面より(z0−z1
の距離手前に対象物体Bが、同面より(z0−z2)の距
離手前に対象物体Cがそれぞれ再現される。
【0014】図10の画像が表示されたディスプレイ
は、ある空間に置かれて、観察者はある距離はなれてそ
のディスプレイを見る。ビデオカメラとカメラの光軸の
交点までの距離と、ディスプレイと観察者までの距離は
必ずしも一致しない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の3次元画像撮影装置では、撮影者の意図通り
に、3次元画像を撮影することができない。また、従来
の3次元画像撮影装置では、予め設定された特定の限ら
れた空間しか撮影できない。更に、3次元画像撮影装置
の設定条件を変えて、少し自由度が大きくなるようにし
ても、ディスプレイ側にその情報を与えて、表示画像を
制御しなければ、正確な3次元画像は再現されない。
【0016】従来の3次元画像撮影装置を構成する複数
のビデオカメラの光軸は、予めある交点で交わるように
設定され固定されている。従来の3次元画像撮影装置で
捕らえられる空間は、この交点を中心とする空間に制限
される。即ち、ビデオカメラの光軸を変えない限り、撮
影可能な空間は限定される。水平方向に対しては従来の
3次元画像撮影装置全体を回転させることによって、そ
の空間を移動させることができるが、奥行き方向に対し
ては、容易に移動させることはできない。
【0017】また、従来の立体表示装置では、従来の3
次元画像撮影装置で撮られた画像フレームを重ねて表示
していので、光軸の交点を含み、各光軸に垂直な平面
は、立体ディスプレイの表示面に再現されるが、観察者
がディスプレイを見る距離は変わらない。従って、特別
にビデオカメラの光軸の内輳角を可変できるようにし、
光軸の交点を変えると、再現される立体像は前後に動く
ように映る。即ち、カメラの視点(光軸の交点)を動か
しただけで、対象物体が近づいたり、遠ざかったりする
ように感じて非常に違和感がある。
【0018】従来の3次元画像撮影装置は、複数台のビ
デオカメラを備えているが、それぞれのカメラのフォー
カスや輻輳角やズームアップ・ズームバックを調節する
ことは容易ではない。
【0019】従来の3次元画像撮影装置は、1台あるい
は2台のファインダーを備えて、撮影画像を確認する。
1台の場合は立体像ではなく、平面像で確認する。何が
映っているかを見ることはできるが、どのような立体像
が撮像されているかは認識できない。2台の場合は立体
像を見ることができるが、その場合はヘッド・マウンテ
ィッド・ディスプレイ方式の立体像である。立体像の再
生方式の違いによって、再生された立体像の見え方が異
なる。レンチキュラ方式の表示のための、撮像装置とす
れば、ファインダーによる確認は最適でない。また、フ
ァインダーに接眼しなければならず、3次元画像撮影シ
ステム装置を持って構える姿勢には制限がある。
【0020】2次元画像の撮影装置は、かなりの自由度
をもって取り扱うことができ、ほぼ撮影者の意図通りの
像を撮影することができる。それに比べ、従来の3次元
画像撮影装置の取り扱いの自由度は極めて乏しく、意図
通りの撮影とはほど遠い。また、操作性も非常に悪い。
【0021】本発明の目的は、上述した従来の3次元撮
影装置における問題点に鑑み、操作性に優れており正確
な奥行き情報を再現して常時再生立体像を確認しながら
3次元画像が撮影できる3次元画像撮影システムを提供
することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、撮影し
た被写体に対応する画像信号を出力する撮影手段と、撮
影手段に接続されており撮影手段の輻輳角を可変する可
変手段と、撮影手段に接続されており撮影手段から出力
された画像信号を特定の方法により変換して撮影手段の
輻輳角に応じて画像信号のフレームを所定の方向に移動
する処理手段と、処理手段に接続されており処理手段で
処理された画像信号に基づいて立体像を再生する表示手
段と、処理手段に接続されておりフレームの移動量を制
御する制御手段とを備えている3次元画像撮影システム
によって達成される。
【0023】また、本発明の目的は、撮影した被写体に
対応する画像信号を出力する撮影手段と、撮影手段に接
続されており撮影手段の輻輳角を可変する可変手段と、
撮影手段に接続されており撮影手段より出力される画像
信号に基づいて立体像を再生する表示手段と、撮影者が
表示手段上の撮影者の注視点の位置を検出する視点検出
手段と、視点検出手段に接続されておりその検出された
位置に基づく表示手段上のフォーカス状態を検知しその
状態信号を出力するフォーカス検出手段と、フォーカス
検出手段に接続されており状態信号に基づいて該撮影手
段のフォーカス状態を調整するフォーカス調整手段と、
視点検出手段に接続されておりその検出された位置に基
づく撮影手段の輻輳角を調整する輻輳角制御手段とを備
えた3次元画像撮影システムによっても達成される。
【0024】更に、本発明の目的は、撮影した被写体に
対応する画像信号を出力する撮影手段と、撮影手段より
出力される画像信号に基づいて立体像を再生する表示手
段と、表示手段と撮影者までの距離を検出し距離信号を
出力する撮影者位置検出手段と、撮影者位置検出手段に
接続されており撮影者位置検出手段より出力される距離
信号に基づいて撮影手段の輻輳角を調整可変する輻輳角
調整可変手段と、撮影者位置検出手段に接続されており
撮影者位置検出手段より出力される距離信号に基づいて
撮影手段の間隔を調整可変する間隔調整可変手段と、撮
影者位置検出手段に接続されており撮影者位置検出手段
より出力される距離信号に基づいて撮影手段の像拡大率
を調整する拡大率調整手段とを備えた3次元画像撮影シ
ステムによっても達成される。
【0025】
【作用】本発明の3次元画像撮影システムでは、撮影手
段は撮影した被写体に対応する画像信号を出力し、可変
手段は撮影手段に接続されており撮影手段の輻輳角を可
変し、処理手段は撮影手段に接続されており撮影手段か
ら出力された画像信号を特定の方法により変換して撮影
手段の輻輳角に応じて画像信号のフレームを所定の方向
に移動し、制御手段は処理手段に接続されており処理手
段で処理された画像信号に基づいて立体像を再生する表
示手段と、処理手段に接続されておりフレームの移動量
を制御する。
【0026】また、本発明の3次元画像撮影システムで
は、撮影手段は撮影した被写体に対応する画像信号を出
力し、可変手段は撮影手段に接続されており撮影手段の
輻輳角を可変し、表示手段は撮影手段に接続されており
撮影手段より出力される画像信号に基づいて立体像を再
生し、視点検出手段は撮影者が表示手段上の撮影者の注
視点の位置を検出し、フォーカス検出手段は視点検出手
段に接続されておりその検出された位置に基づく表示手
段上のフォーカス状態を検知しその状態信号を出力し、
フォーカス調整手段はフォーカス検出手段に接続されて
おり状態信号に基づいて該撮影手段のフォーカス状態を
調整し、輻輳角制御手段は視点検出手段に接続されてお
りその検出された位置に基づく撮影手段の輻輳角を調整
する。
【0027】更に、本発明の3次元画像撮影システムで
は、撮影手段は撮影した被写体に対応する画像信号を出
力し、表示手段は撮影手段より出力される画像信号に基
づいて立体像を再生し、撮影者位置検出手段は表示手段
と撮影者までの距離を検出し距離信号を出力し、輻輳角
調整可変手段は撮影者位置検出手段に接続されており撮
影者位置検出手段より出力される距離信号に基づいて撮
影手段の輻輳角を調整可変し、間隔調整可変手段は撮影
者位置検出手段に接続されており撮影者位置検出手段よ
り出力される距離信号に基づいて撮影手段の間隔を調整
可変し、拡大率調整手段は撮影者位置検出手段に接続さ
れており撮影者位置検出手段より出力される距離信号に
基づいて撮影手段の像拡大率を調整する。
【0028】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の3次元撮影
システムスの実施例を詳細に説明する。
【0029】図1は、本発明の3次元撮影システムの一
実施例の構成を示すブロック図である。
【0030】図1の3次元撮影システムは、視差像撮影
のための撮影手段であるビデオカメラ1,2、ビデオカ
メラ1及びビデオカメラ2で撮像された立体像を表示す
る表示手段である立体ディスプレイ6、撮影者の視線検
知のための視線検知用カメラ7、ビデオカメラ1,2の
レンズの光軸の方向を制御する可変手段である回転台1
8,19、回転台18,19を介してビデオカメラ1,
2を固定するカメラ移動台8、カメラ1,2、回転台1
8,19、カメラ移動台8、後述する処理手段である画
像信号処理部21、フォーカス検出部22、ビデオテー
プレコーダ26を制御する制御手段である制御器20、
カメラ1,2で撮像された画像信号を立体ディスプレイ
6の表示に適するような信号に変換する画像信号処理部
21、カメラ1,2からの画像信号及び後述する視点検
出部24で得られた視点の位置情報を入力し視点の位置
に対応する対象点付近の画像信号のフォーカシング状態
を検出してその情報を制御器20に送るフォーカス検出
部22、カメラ1,2から画像信号及び後述する視点検
出部24で得られた視点の位置情報を入力して視点の位
置に対応する画像信号上の対象物体を把握し撮像画像上
のどの領域に位置するかを検知してその位置情報を制御
器20に送る対象点検出部23、視線検知用カメラ7か
ら得られる画像信号に基づき撮影者の視点を割り出して
その情報を制御器20に送る視点検出部24、視線検知
用カメラ7で捕らえた画像から撮影者の顔の輪郭を抽出
し撮影者、視線検知用カメラ7間の距離を判断してその
情報を制御器20に送る撮影者位置検出部25、カメラ
1,2で得られた画像信号及び輻輳角の信号を記録する
と共に立体ディスプレイ6の立体像を再生してその再生
信号を画像信号処理部21に送り輻輳角の情報を制御器
20に送るビデオテープレコーダ26を備えている。
【0031】上記ビデオカメラ1,2は、それぞれ、レ
ンズ14,15、光学像を光電変換する撮像素子16,
17、レンズ14,15のフォーカシングを制御するフ
ォーカシング制御器10,11、撮像素子に結像される
光学像の大きさを制御するズーム制御器12,13を内
蔵する。
【0032】ビデオカメラ1,2は、レンズの光軸の方
向を制御する回転台18,19を介してカメラ移動台8
に固定されており、ビデオカメラ1とビデオカメラ2の
間隔が可変できるように構成されている。
【0033】図2は、図1の3次元画像撮影システムの
外観を示す概略説明図である。
【0034】次に、図1及び図2を参照して上記各構成
部分の動作を説明する。
【0035】図1の3次元画像撮影システムは、視差像
撮影のための複数台(この実施例で果て2台)のビデオ
カメラ1,2を備えており、異なる方向の視差像を捕ら
えるように構成されている。
【0036】ビデオカメラ1,2で捕らえられた視差像
は、図1の3次元画像撮影システムに内蔵された立体デ
ィスプレイ6にリアルタイムで表示される。また、外部
にその画像信号とビデオカメラ1,2の輻輳角の信号を
出力する。
【0037】ビデオカメラ1,2で撮像された立体像を
表示する立体ディスプレイ6は、液晶パネル5とレンチ
キュラレンズ4を組み合わせて構成されている。撮影者
はこの立体ディスプレイ6を見て、現在の撮影されてい
る画像を確認しながら、所望の撮影画像が得られるよう
にビデオカメラ1,2を制御する。
【0038】立体ディスプレイ6は、レンチキュラ方式
に限定されず、偏光メガネ方式、シャッターメガネ方式
であってもよい。また、液晶パネル5は、他のフラット
パネルディスプレイ、エレクトロ・ルミネッセンス(E
L)、プラズマディスプレイ、発光ダイオードアレイで
置き換えることもできる。
【0039】撮影者の視線検知のための視線検知用カメ
ラ7は、撮影者が立体ディスプレイ6に再生されている
立体像のどこを見ているかを検出すると共に、撮影者と
立体ディスプレイ6の間の距離を概略、検知するときに
も用いる。
【0040】以下、図1の構成部分を詳細に説明する。
【0041】ビデオカメラ1は、光学像を撮像素子16
に結像させるレンズ14、結像された光学像を光電変換
する撮像素子16、制御器20から送られてきた信号に
基づいてレンズ14のフォーカシングを変化させるフォ
ーカシング制御器10、制御器20から送られてきた信
号に基づいて撮像素子に結像される光学像の大きさを変
化させるズーム制御器12から構成されている。
【0042】ビデオカメラ2は、光学像を撮像素子17
に結像させるレンズ15、結像された光学像を光電変換
する撮像素子17、制御器20から送られてきた信号に
基づいてレンズ15のフォーカシングを変化させるフォ
ーカシング制御器11、制御器20から送られてきた信
号に基づいて撮像素子に結像される光学像の大きさを変
化させるズーム制御器13から構成されている。
【0043】撮像素子16,17で撮像された画像信号
は、画像信号処理部21に送られ、レンチキュラ方式の
立体ディスプレイ6の表示に適するような信号に変換さ
れる。 立体ディスプレイ6は、ビデオカメラ1及び2
で撮像された視差像に基づく立体像を表示する。
【0044】視線検知用カメラ7は、立体ディスプレイ
6の立体観察領域にある撮影者の顔の部分を捕えて、得
られた画像信号を視点検出部24に送る。
【0045】視点検出部24は、撮影者の顔の特徴から
顔の向き及び視線方向を求めて、撮影者が立体ディスプ
レイ6のどこを見ているか(視点)を割り出し、その情
報を制御器20に送る。
【0046】フォーカス検出部22は、撮像素子16,
17から出力された画像信号を入力すると共に、制御器
20から視点検出部24で得られた視点の位置情報を入
力する。フォーカス検出部22は、視点の位置に対応す
る対象点付近の画像信号のフォーカシング状態を検出
し、その情報を制御器20に送る。制御器20は、その
情報に基づいてフォーカシング制御器10,11にフォ
ーカシング制御信号を送り、立体ディスプレイ6上の視
点に対応する対象物体にフォーカシングを合わす。 対
象点検出部23は、撮像素子16,17から画像信号、
制御器20から視点検出部24で得られた視点の位置情
報をそれぞれ入力し、視点の位置に対応する画像信号上
の対象物体を把握し、撮像画像上のどの領域に位置する
かを検知して、その位置情報を制御器20に送る。制御
器20は、対象物体が撮像画像上の中央の位置にくるよ
うに回転台18,19に信号を送る。
【0047】撮影者位置検出部25は、ある基準の距離
で見ている撮影者の顔の大きさを予め記憶し、視線検知
用カメラ7で捕らえられる顔の大きさを逐次比較して、
撮影者と視線検知用カメラ7の間の距離を概略、検知す
る。それにより、撮影者が基準の距離より近づいている
かまたは遠ざかっているかを検出する。制御器20は、
この動作を認識してズーム制御器12,13に信号を送
り、カメラ移動台8にも信号を送る。
【0048】ズーム制御器12,13は、制御器20か
ら送られてきた信号に応じて結像された光学像の大きさ
を変化させる。
【0049】カメラ移動台8は、制御器20から送られ
てきた信号に応じて、ビデオカメラ1,2(レンズ1
4,15の主点)の間隔を制御する。
【0050】ビデオテープレコーダ26は、撮像素子1
6,17で取られた画像信号及びビデオカメラ1,2の
輻輳角の信号を記録する。ビデオテープレコーダ26
は、書き込み可能な光ディスク記録装置に置き換えても
よい。また、ビデオテープレコーダ26で立体用画像が
記録されているテープを再生して、立体ディスプレイ6
の立体像を再生することもできる。そのとき、ビデオテ
ープレコーダ26から再生信号を画像信号処理部21
に、輻輳角の情報を制御器20にそれぞれ送る。制御器
20は、画像フレームの水平方向の移動量を算出してそ
の信号を画像信号処理部21に送り、画像信号処理部2
1は、画像フレームの水平移動の処理をして立体ディス
プレイ6の画像信号を送り立体像を再生する。
【0051】次に、図3のフローチャートを参照して、
図1及び図2の3次元画像撮影システムの動作を説明す
る。
【0052】ビデオカメラ1,2に含まれるレンズ1
4,15、撮像素子16,17で被写体を撮影する(ス
テップS1)。画像信号処理部21で各撮像素子16,
17で得られた画像信号を立体表示のために変換して立
体ディスプレイ6に立体像を表示する(ステップS
2)。
【0053】撮影者は、この再生された立体像を見て撮
影したい被写体の再生像を注視して、その様子を視線検
知用カメラ7で捕え、視点検出部24の画像処理によっ
て立体ディスプレイ6上の注視点を見つける(ステップ
S3)。制御器20は、注視点の位置情報を知る。
【0054】フォーカス検出部22は、制御器20から
注視点の位置情報を得て、撮像素子16,17から得ら
れる画像信号のフレームの中でその近辺のフォーカシン
グ状態を検出して(ステップS4)、その情報を制御器
20に送る(ステップS5)。
【0055】制御器20は、その情報に応じてフォーカ
シング制御器10,11に信号を送り、フォーカシング
状態を変化させる(ステップS6)。フォーカス検出部
22、制御器20、及びフォーカシング制御器10,1
1の間でフィードバックループを構成し、注視点近辺の
画像のフォーカスが合うまで繰り返し各操作を行う(ス
テップS7)。
【0056】次に、撮影したい被写体にビデオカメラ
1,2の光軸を合わす操作を示す。
【0057】対象点検出部23は、制御器20から注視
点の位置情報を得て、撮像素子16,17で撮影された
各画像フレームの中で撮影したい被写体が水平方向でど
の位置に映っているかを検出し(ステップS8)、その
位置と水平方向の中点との差分をとってその値を制御器
20に送る。制御器20は、その値を小さくする方向
に、回転台18,19を移動するように信号を送り(ス
テップS9)、回転台18,19に信号を送り、回転台
18,19は、その信号に基づいて回転する(ステップ
S10)。このようにして、撮影したい被写体は、ビデ
オカメラ1,2で撮像されるフレームの中で水平方向で
常に中央位置し、各ビデオカメラ1,2の光軸が被写体
に合わせられる(ステップS11)。制御器20は、そ
のときの各ビデオカメラ1,2の内輳角の情報を把握し
ている。
【0058】各ビデオカメラ1,2の内輳角と各ビデオ
カメラ1,2の間隔から、各ビデオカメラ1,2のレン
ズ14,15から光軸の交点までの距離を計算し(ステ
ップS12)、ビデオカメラ1,2で捕らえた奥行き情
報を、正確に立体ディスプレイ6に表示するために、各
撮像素子16,17で撮られた画像フレームを水平方向
にずらして(ステップS13)、立体ディスプレイ6に
表示する(ステップS14)。画像フレームのずれ量
は、幾何学的に計算することができる。制御器20でそ
のずれ量を計算して、それを画像信号処理部21に送
り、輻輳角を調節した立体像を立体ディスプレイ6に表
示する。
【0059】撮影者位置検出部25は、視線検知用カメ
ラ7で捕らえた画像から撮影者の顔の輪郭を抽出し、予
め、視線検知用カメラ7と撮影者が基準の距離にあると
きの撮影者の顔の大きさを記憶しておいて、逐次入力さ
れる顔の大きさを比較して、撮影者が視線検知用カメラ
7に対して基準の距離より近い所にいるのか遠い所にい
るのかを判断して、その情報を制御器20に送る(ステ
ップS15)。
【0060】制御器20は、撮影者位置検出部25から
「近い」という情報がくればズーム制御器12,13に
ズームアップ(望遠)の信号を送り、「遠い」という情
報がくればズーム制御器12,13にズムーダウン(広
角)の信号を送り、並行して、制御器20は、ビデオカ
メラ1,2の適切な間隔を計算してカメラ移動台8に信
号を送り適切な間隔に調節する(ステップS16,S1
7,S18)。各撮像素子16,17で撮られた画像信
号及びそのときの各ビデオカメラ1,2の輻輳角の情報
を外部に出力する(ステップS19)。または、各撮像
素子16,17で撮られた画像信号及びそのときの各ビ
デオカメラ1,2の輻輳角の情報をビデオテープレコー
ダ26に記録する(ステップS20)。
【0061】一連の処理が終われば、スタートに戻り、
再び一連の処理を繰り返す。
【0062】図3で示されるフローは一例であって、処
理の順番が入れ替わること、または省力されることはあ
り得る。
【0063】次に、上記各処理を詳細に説明する。
【0064】視線検知用カメラ7は、立体ディスプレイ
6で再生される立体像が観察できる領域内にある撮影者
(立体ディスプレイ6の観察者)の頭部すべてを捕らえ
るような、位置、光学系をもって固定される。視線検知
用カメラ7と撮影者頭部の相対的な位置を知るために、
視線検知用カメラ7は固定されなければならない。
【0065】視点検出部24は、視点検出部カメラ7か
ら得られた画像信号から、まず顔の輪郭を抽出する。そ
して、立体ディスプレイ面に対する顔の向きを求める。
次に、両方の目を抽出して、瞳の位置から視線方向を求
める。また、視線検知用カメラ7に映った撮影者の大き
さから、視線検知用カメラ7と撮影者頭部の間の概略の
距離を求める。顔の向きと、視線方向と、撮影者頭部ま
での距離から、撮影者が注視している立体ディスプレイ
6上の視点の位置を割り出すことができる。厳密には、
立体ディスプレイ6には両眼視差を含んだ画像が表示さ
れているわけであるから、右目、左目で視点は異なるは
ずである。しかし、一般的には被写体を眼前で見ること
はなく、また被写体もある程度の大きさをもっているの
で、右目、左目の視点を同一とみなしても差し支えな
い。
【0066】フォーカス検出部22は、撮像素子16,
17で撮られたそれぞれの画像フレームに対して、視点
の位置に対応する点を中心とするある領域を抜き出し、
その領域に含まれる画像信号の高周波成分の大きさを測
る。画像信号の高周波成分の大きさはフォーカシング状
態を反映する。これにより、フォーカシング状態を検出
する。この処理は撮像素子16,17で撮られた各々の
画像フレームについて行う。
【0067】次に、図4a、図4b及び図4cを参照し
て、カメラの輻輳角と撮像画像の関係について説明す
る。
【0068】図4aは、カメラと被写体の位置関係を示
す。
【0069】ビデオカメラ1のレンズ14の主点とビデ
オカメラ2のレンズ15の主点を通る直線をx軸とし、
レンズ14の主点を原点とする。ビデオカメラ1,2の
光軸30,31を含む平面内にx軸に直交するz軸をと
る。
【0070】xz平面内に小形の被写体C(△)、A
(○)、B(□)があるものとする。レンズ14の視野
角をφ1、レンズ15の視野角をφ2とする。それぞれ
の視野角φ1,φ2で切り取られる円錐状の空間の重な
った空間が立体視再生可能な空間である。xz平面にお
いては、図4aで斜線の部分(実際はz軸方向にもっと
伸びている)で表す。
【0071】レンズ14の光軸30とレンズ15の光軸
31は、被写体Aが置かれている位置(距離Z1のとこ
ろ)で交差するとする。光軸30、光軸31がそれぞれ
z軸となす角度(輻輳角)をθ1、θ2とする。輻輳角
θ1,θ2は必ずしも常に同じ値とは限らないが、大き
く異なると各レンズから被写体までの距離が異なるの
で、撮影した像の大きさが一致しなくなり、立体視が困
難になる。また、撮影した像の大きさを一致させる意味
で、視野角φ1、φ2は常に同じ角度(ズーム倍率)に
合わす必要がある。
【0072】撮像素子16、撮像素子17で捕らえられ
た撮影画像を図4b、図4cに示す。光軸30上にある
物体は、画像フレームの中心点34に映し出され、同様
に、光軸31上にある物体は、画像フレームの中心点3
5に映し出される。
【0073】図4b、図4cでは中心点34、35には
被写体Aが映る。それぞれの画像フレームの中で被写体
B、Cの映る位置が水平方向で異なる。これが、両眼視
差である。被写体Aには両眼視差はない。即ち、光軸の
交点を含み、xz平面(2本の光軸を含む平面)に垂直
な平面に存在する物体には両眼視差が付かない。
【0074】光軸30,31の輻輳角は、回転台18,
19に内蔵されるロータリーエンコーダなどで正確に測
定される。レンズ14とレンズ15の主点の間隔は人の
目の平均的な間隔に合わされて、約65mmに設定され
る。
【0075】撮影したい被写体をそれぞれの画像フレー
ムの中で中心にもってくるだけで、撮影したい被写体に
それぞれの光軸を合わすことができる。但し、画像フレ
ームの中の垂直方向の位置は各光軸のあおりに依存し
て、撮像装置を手で持って支えることから、あまり精度
が出ない。そこで、撮影したい被写体をそれぞれの画像
フレームの水平方向の中心線32,33にくるようにす
ればよい。各画像フレームの中で撮影したい被写体の位
置は対象点検出部23で検出される。
【0076】次に、立体像再生について図5を用いて説
明する。図4a、図4b,及び図4cと同様に、レンズ
14、15の位置に左目、右目を置いて、x軸、z軸を
とる。距離Zdの位置にxz平面に垂直な面に立体ディ
スプレイ6があるものとする。
【0077】立体ディスプレイ6がレンチキュラ方式で
あれば、立体表示のために各撮像画像を細長い短冊状に
切り取って、それを1本1本織り込んだ画像を作成す
る。それをレンチキュラを通して見れば、2つの画像に
分離されて立体像が見られる。
【0078】図4b、図4cで示される画像フレームを
中心点34、35を合わして合成し、立体ディスプレイ
6の中心に表示すると、立体再生時には立体ディスプレ
イ6の面を基準に立体像が再生される。即ち、距離Z1
(光軸30と光軸31の交点)に存在する物体は距離Z
dに再生される。距離Z1は種々の値を取り得るが、距
離Zdはほとんど変わらない。光軸30と光軸31の交
点の位置を変える度に奥行き情報が変わる。
【0079】そこで、輻輳角の変化に伴う輻輳視差を設
けて補正する。画像フレームの中心34,35を立体デ
ィスプレイ6の中心Dに重ねるのではなく、ずらして表
示する。眼と立体ディスプレイ6までの距離Zdは固定
する。立体ディスプレイ6の中心を点Dとする。両眼が
点Dを見たときの視線とz軸のなす角度をθdとする。
画像フレームの中心34と立体ディスプレイ6の中心D
の輻輳角視差量d1は d1=Zd(tanθ1−tanθd)………(1) で与えられ、画像フレームの中心34と立体ディスプレ
イ6の中心Dの輻輳視差量d2は d2=Zd{tan(−θ2)−tan(−θd)}………(2) で与えられる。
【0080】このようにすれば、カメラの光軸の輻輳角
が変化しても、撮影時カメラが捕らえた奥行き感が正確
に再現される。
【0081】外部の立体ディスプレイで再生するときに
はそれぞれのカメラで撮られた画像信号とそれぞれのカ
メラの輻輳角の情報が必要である。距離Zd及び角度θ
dは、立体ディスプレイ6と観察者の位置関係で決まる
値である。
【0082】次に、ズーム時の処理について説明する。
ズームはカメラの位置を移動させずに、被写体の拡大図
(望遠)、縮小図(広角)が簡単に得られる。図6に単
眼の場合のズームにおける被写体とレンズの関係につい
て示す。
【0083】ズームレンズは、通常、複数枚のレンズか
ら構成されるが、図6では省略して図示してある。撮像
素子41はズームレンズ40の結像位置にある。
【0084】ズームレンズ40が標準レンズの状態にあ
って、視野角がφ1で、距離Z離れた視野(被写体)の
大きさをaとする。標準レンズとは、基準の距離はなれ
た基準の大きさのディスプレイに表示したときに実物を
見たときと同じ大きさに見える像が撮れるレンズであ
る。ズームアップして、視野の大きさがbになったとす
る。そのとき、視野角はφ2に小さくなっている。撮像
素子41の大きさは不変であるから、a/b倍に像は大
きくなったことになる。
【0085】別の見方をすると、視野角をφ1に保った
まま、光軸42上を被写体の方へ近づくと、視野がbの
大きさになる地点がある。そのときの被写体とレンズの
間隔をZ′とする。距離Z離れてズームアップして撮っ
た画像は距離Z′まで近づいて、標準レンズで撮った画
像とほぼ同等である。距離Z′は次の(3)式で求めら
れる。
【0086】Z′=(b/a)・Z………(3) 図7にズームレンズ2眼の場合を示す。ズームレンズ5
0、51が間隔c隔てて設置されている。ズームレンズ
50、51が標準レンズのとき、間隔cは通常、人間の
眼の平均的な間隔、約65mmに合わせる。それぞれの
結像位置には撮像素子52、53が置かれている。
【0087】距離Z離れて、標準レンズで望んだときの
視野の大きさをaとする。それぞれのレンズがズームア
ップして、視野の大きさがそれぞれbになったとする。
図6の説明のように、レンズが距離Z′まで近づいて撮
った画像と同等である。しかし、レンズの間隔(光軸5
4と光軸55の間隔)はdに縮まったことになる。
【0088】レンズの間隔は立体像を再生したときに、
観察者と被写体の相対的な大きさに関係する。レンズの
間隔が小さくなれば、観察者が小人になった感覚にな
る。ズームアップによってあくまでも、通常の大きさの
人間が近づいたときに見られる立体感を再現するには、
レンズの感覚を広げなければならない。
【0089】被写体から距離Z′離れた位置で、光軸5
6と光軸57の間隔をc(約65mm)にすればよい。
そのときの距離Z離れたときのレンズの間隔(光軸56
と光軸57の間隔)eは(4)式で表される。
【0090】e=(Z/Z′)c………(4) (4)式は(3)式より、 e=(a/b)c………(5) となる。
【0091】即ち、3次元画像撮影システムでズームレ
ンズを用いて、像の倍率を変えたときに、観察者と被写
体の相対的な大きさの関係が崩れないようにするには、
像の倍率に合わせて、カメラの間隔を変えなければなら
ない。
【0092】撮像素子16,17で捕らえられた各画像
信号及びビデオカメラ1,2の輻輳角の信号は外部に出
力される。また、3次元画像撮影システムにビデオテー
プレコーダを内蔵させて、各画像信号及び各輻輳角の信
号を記録することもできる。そうすることにより、3次
元映像の撮影、表示、記録を1つの装置のみで包括して
行うことができる。
【0093】
【発明の効果】本発明の3次元画像撮影システムは、撮
影した被写体に対応する画像信号を出力する撮影手段
と、撮影手段に接続されており撮影手段の輻輳角を可変
する可変手段と、撮影手段に接続されており撮影手段か
ら出力された画像信号を特定の方法により変換して撮影
手段の輻輳角に応じて画像信号のフレームを所定の方向
に移動する処理手段と、処理手段に接続されており処理
手段で処理された画像信号に基づいて立体像を再生する
表示手段と、処理手段に接続されておりフレームの移動
量を制御する制御手段とを備えているので、撮影手段の
輻輳角に応じて、立体再生のときの画像合成に輻輳視差
を設けることにより、撮影手段の輻輳角を変えても、常
に正確な奥行き感を再生する立体像を表示手段に表示す
ることができる。その結果、操作性に優れており正確な
奥行き情報を再現して常時再生立体像を確認しながら3
次元画像が撮影できる。
【0094】また、本発明の3次元画像撮影システム
は、撮影した被写体に対応する画像信号を出力する撮影
手段と、撮影手段に接続されており撮影手段の輻輳角を
可変する可変手段と、撮影手段に接続されており撮影手
段より出力される画像信号に基づいて立体像を再生する
表示手段と、撮影者が表示手段上の撮影者の注視点の位
置を検出する視点検出手段と、視点検出手段に接続され
ておりその検出された位置に基づく表示手段上のフォー
カス状態を検知しその状態信号を出力するフォーカス検
出手段と、フォーカス検出手段に接続されており状態信
号に基づいて該撮影手段のフォーカス状態を調整するフ
ォーカス調整手段と、視点検出手段に接続されておりそ
の検出された位置に基づく撮影手段の輻輳角を調整する
輻輳角制御手段とを備えているので、撮影手段の輻輳角
を自由に可変できるようにしたことにより、撮影領域を
広げかつ撮影したい被写体を常にも鮮明に捕らえること
ができる。また、表示手段により撮影中の立体画像を確
認しながら撮影することができる。そして、撮影者が表
示手段に再生された画像を注視することで、撮影したい
被写体を認識して、撮影手段の輻輳角及びフォーカス状
態をできる。その結果、3次装置の操作性を格段に向上
させることができる。
【0095】更に、本発明の3次元画像撮影システム
は、撮影した被写体に対応する画像信号を出力する撮影
手段と、撮影手段より出力される画像信号に基づいて立
体像を再生する表示手段と、表示手段と撮影者までの距
離を検出し距離信号を出力する撮影者位置検出手段と、
撮影者位置検出手段に接続されており撮影者位置検出手
段より出力される距離信号に基づいて撮影手段の輻輳角
を調整可変する輻輳角調整可変手段と、撮影者位置検出
手段に接続されており撮影者位置検出手段より出力され
る距離信号に基づいて撮影手段の間隔を調整可変する間
隔調整可変手段と、撮影者位置検出手段に接続されてお
り撮影者位置検出手段より出力される距離信号に基づい
て撮影手段の像拡大率を調整する拡大率調整手段とを備
えているので、撮影手段と撮影者の間隔を概略検知し
て、ズームアップ/ダウンの制御を行い、かつ撮影手段
の間隔をズームの倍率に合わせて調整することにより、
被写体と撮影者との相対的な大きさを維持し、かつ撮影
手段の位置はそのままで被写体に近づいたり、遠ざかっ
たりした画像を撮影手段の倍率を変えるだけで撮影する
ことができる。その結果、撮影条件が緩和されて、撮影
可能な画像が増大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の3次元画像撮影システムの一実施例の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1の3次元画像撮影システムの外観の概略を
示す外観斜視図である。
【図3a】図1の3次元画像撮影システムの一連の処理
を説明するためのフローチャートの前半部分である。
【図3b】図1の3次元画像撮影システムの一連の処理
を説明するためのフローチャートの後半部分である。
【図4】図1の3次元画像撮影システムにおけるカメラ
の輻輳角と撮像画像の関係の説明図である。
【図5】図1の3次元画像撮影システムにおける表示画
像と立体再生の関係の説明図である。
【図6】図1の3次元画像撮影システムにおける単眼ズ
ームカメラと撮影距離の関係の説明図である。
【図7】図1の3次元画像撮影システムにおける2眼ズ
ームカメラとレンズ間隔の関係の説明図である。
【図8】従来の3次元画像撮影装置の動作の説明図であ
る。
【図9】図8に示される3次元画像撮影装置で撮影され
た画像の説明図である。
【図10】従来の表示用画像の説明図である。
【図11】従来の立体再生の説明図である。
【符号の説明】
1,2 ビデオカメラ 4 レンチキュラレンズ 5 液晶パネル 6 立体ディスプレイ 7 視線検知用カメラ 8 カメラ移動台 10,11 フォーカシング制御器 12,13 ズーム制御器 14,15 レンズ 16,17 撮像素子 18,19 回転台 20 制御器 21 画像信号処理部 22 フォーカス検出部 23 対象点検出部 24 視点検出部 25 撮影者位置検出部 26 ビデオテープレコーダ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影した被写体に対応する画像信号を出
    力する撮影手段と、該撮影手段に接続されており当該撮
    影手段の輻輳角を可変する可変手段と、該撮影手段に接
    続されており当該撮影手段から出力された該画像信号を
    特定の方法により変換して該撮影手段の輻輳角に応じて
    該画像信号のフレームを所定の方向に移動する処理手段
    と、該処理手段に接続されており当該処理手段で処理さ
    れた該画像信号に基づいて立体像を再生する表示手段
    と、該処理手段に接続されており該フレームの移動量を
    制御する制御手段とを備えていることを特徴とする3次
    元画像撮影システム。
  2. 【請求項2】 撮影した被写体に対応する画像信号を出
    力する撮影手段と、該撮影手段に接続されており当該撮
    影手段の輻輳角を可変する可変手段と、該撮影手段に接
    続されており当該撮影手段より出力される画像信号に基
    づいて立体像を再生する表示手段と、撮影者が該表示手
    段上の撮影者の注視点の位置を検出する視点検出手段
    と、該視点検出手段に接続されておりその検出された位
    置に基づく該表示手段上のフォーカス状態を検知しその
    状態信号を出力するフォーカス検出手段と、該フォーカ
    ス検出手段に接続されており該状態信号に基づいて該撮
    影手段のフォーカス状態を調整するフォーカス調整手段
    と、該視点検出手段に接続されておりその検出された位
    置に基づく該撮影手段の輻輳角を調整する輻輳角制御手
    段とを備えたことを特徴とする3次元画像撮影システ
    ム。
  3. 【請求項3】 撮影した被写体に対応する画像信号を出
    力する撮影手段と、当該撮影手段より出力される画像信
    号に基づいて立体像を再生する表示手段と、該表示手段
    と撮影者までの距離を検出し距離信号を出力する撮影者
    位置検出手段と、該撮影者位置検出手段に接続されてお
    り当該撮影者位置検出手段より出力される距離信号に基
    づいて該撮影手段の輻輳角を調整可変する輻輳角調整可
    変手段と、該撮影者位置検出手段に接続されており当該
    撮影者位置検出手段より出力される距離信号に基づいて
    該撮影手段の間隔を調整可変する間隔調整可変手段と、
    該撮影者位置検出手段に接続されており当該撮影者位置
    検出手段より出力される距離信号に基づいて該撮影手段
    の像拡大率を調整する拡大率調整手段とを備えたことを
    特徴とする3次元画像撮影システム。
JP12699093A 1993-05-28 1993-05-28 3次元画像撮影システム Pending JPH06339155A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12699093A JPH06339155A (ja) 1993-05-28 1993-05-28 3次元画像撮影システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12699093A JPH06339155A (ja) 1993-05-28 1993-05-28 3次元画像撮影システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06339155A true JPH06339155A (ja) 1994-12-06

Family

ID=14948930

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12699093A Pending JPH06339155A (ja) 1993-05-28 1993-05-28 3次元画像撮影システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06339155A (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100237199B1 (ko) * 1996-12-17 2000-01-15 구자홍 3차원 영상 기록/재생 장치
JP2010088091A (ja) * 2008-10-01 2010-04-15 Kenichi Sano 立体ビデオボックス
WO2011145311A1 (ja) * 2010-05-20 2011-11-24 株式会社ニコン 表示装置および表示方法
JP2012019496A (ja) * 2010-06-11 2012-01-26 Nintendo Co Ltd 携帯型ゲーム装置のハウジングパーツおよび携帯型ゲーム装置
JP2012017936A (ja) * 2010-07-09 2012-01-26 Shimizu Corp ワークプレイス環境の管理支援システム
US8384770B2 (en) 2010-06-02 2013-02-26 Nintendo Co., Ltd. Image display system, image display apparatus, and image display method
US8633947B2 (en) 2010-06-02 2014-01-21 Nintendo Co., Ltd. Computer-readable storage medium having stored therein information processing program, information processing apparatus, information processing system, and information processing method
US8780183B2 (en) 2010-06-11 2014-07-15 Nintendo Co., Ltd. Computer-readable storage medium, image display apparatus, image display system, and image display method
US8854356B2 (en) 2010-09-28 2014-10-07 Nintendo Co., Ltd. Storage medium having stored therein image processing program, image processing apparatus, image processing system, and image processing method
JP2014209768A (ja) * 2010-03-30 2014-11-06 パナソニック株式会社 没入位置情報生成方法
US8894486B2 (en) 2010-01-14 2014-11-25 Nintendo Co., Ltd. Handheld information processing apparatus and handheld game apparatus
US9128293B2 (en) 2010-01-14 2015-09-08 Nintendo Co., Ltd. Computer-readable storage medium having stored therein display control program, display control apparatus, display control system, and display control method
JP2015176142A (ja) * 2014-03-12 2015-10-05 ラム・スリカンス・ミルレイ マルチプレーンカメラ装置
US9278281B2 (en) 2010-09-27 2016-03-08 Nintendo Co., Ltd. Computer-readable storage medium, information processing apparatus, information processing system, and information processing method
US10506218B2 (en) 2010-03-12 2019-12-10 Nintendo Co., Ltd. Computer-readable storage medium having stored therein display control program, display control apparatus, display control system, and display control method

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100237199B1 (ko) * 1996-12-17 2000-01-15 구자홍 3차원 영상 기록/재생 장치
JP2010088091A (ja) * 2008-10-01 2010-04-15 Kenichi Sano 立体ビデオボックス
US8894486B2 (en) 2010-01-14 2014-11-25 Nintendo Co., Ltd. Handheld information processing apparatus and handheld game apparatus
US9128293B2 (en) 2010-01-14 2015-09-08 Nintendo Co., Ltd. Computer-readable storage medium having stored therein display control program, display control apparatus, display control system, and display control method
US10764565B2 (en) 2010-03-12 2020-09-01 Nintendo Co., Ltd. Computer-readable storage medium having stored therein display control program, display control apparatus, display control system, and display control method
US10506218B2 (en) 2010-03-12 2019-12-10 Nintendo Co., Ltd. Computer-readable storage medium having stored therein display control program, display control apparatus, display control system, and display control method
JP2014209768A (ja) * 2010-03-30 2014-11-06 パナソニック株式会社 没入位置情報生成方法
WO2011145311A1 (ja) * 2010-05-20 2011-11-24 株式会社ニコン 表示装置および表示方法
US8384770B2 (en) 2010-06-02 2013-02-26 Nintendo Co., Ltd. Image display system, image display apparatus, and image display method
US9282319B2 (en) 2010-06-02 2016-03-08 Nintendo Co., Ltd. Image display system, image display apparatus, and image display method
US8633947B2 (en) 2010-06-02 2014-01-21 Nintendo Co., Ltd. Computer-readable storage medium having stored therein information processing program, information processing apparatus, information processing system, and information processing method
US8780183B2 (en) 2010-06-11 2014-07-15 Nintendo Co., Ltd. Computer-readable storage medium, image display apparatus, image display system, and image display method
US8512152B2 (en) 2010-06-11 2013-08-20 Nintendo Co., Ltd. Hand-held game apparatus and housing part of the same
US10015473B2 (en) 2010-06-11 2018-07-03 Nintendo Co., Ltd. Computer-readable storage medium, image display apparatus, image display system, and image display method
JP2012019496A (ja) * 2010-06-11 2012-01-26 Nintendo Co Ltd 携帯型ゲーム装置のハウジングパーツおよび携帯型ゲーム装置
JP2012017936A (ja) * 2010-07-09 2012-01-26 Shimizu Corp ワークプレイス環境の管理支援システム
US9278281B2 (en) 2010-09-27 2016-03-08 Nintendo Co., Ltd. Computer-readable storage medium, information processing apparatus, information processing system, and information processing method
US8854356B2 (en) 2010-09-28 2014-10-07 Nintendo Co., Ltd. Storage medium having stored therein image processing program, image processing apparatus, image processing system, and image processing method
JP2015176142A (ja) * 2014-03-12 2015-10-05 ラム・スリカンス・ミルレイ マルチプレーンカメラ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8090251B2 (en) Frame linked 2D/3D camera system
EP2593835B1 (en) Variable three-dimensional camera assembly for still photography
JP4863527B2 (ja) 立体映像撮像装置
US8265477B2 (en) Stereo camera with preset modes
KR100519864B1 (ko) 화상정보입력장치및그방법
US5828913A (en) Method for three dimensional measurement and imaging having focus-related convergence compensation
US10334225B2 (en) Stereoscopic camera
US8655163B2 (en) Consolidated 2D/3D camera
WO1996039644A1 (en) Apparatus for three-dimensional measurement and imaging having focus-related convergence compensation and method of use thereof
JPWO2001076259A1 (ja) 立体画像作成方法およびその装置
JPH06339155A (ja) 3次元画像撮影システム
JP2002232913A (ja) 複眼カメラ及び立体視画像観察システム
EP2491457B1 (en) Integrated 2d/3d camera
KR100399047B1 (ko) 교차축 입체 카메라의 주시각 제어 장치 및 그 방법
JP2557406B2 (ja) 3次元画像表示装置
JP2001016620A (ja) 撮像装置、その輻輳距離決定方法、記憶媒体および光学装置
JP2000182058A (ja) 三次元運動入力方法及び三次元運動入力システム
JP2001016619A (ja) 撮像装置、その輻輳距離決定方法、記憶媒体および光学装置
JPH06276552A (ja) 立体画像撮影装置および画像提示装置
JPH07298308A (ja) 複眼撮像装置
JP2002027498A (ja) 立体映像撮影装置
JP2002341289A (ja) 立体映像観察装置
JP4420315B2 (ja) 立体内視鏡及び立体内視鏡システム
JPH0553255B2 (ja)
JPH02260891A (ja) 立体カメラ装置