JPH06338950A - 接続制御装置 - Google Patents
接続制御装置Info
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- JPH06338950A JPH06338950A JP12739893A JP12739893A JPH06338950A JP H06338950 A JPH06338950 A JP H06338950A JP 12739893 A JP12739893 A JP 12739893A JP 12739893 A JP12739893 A JP 12739893A JP H06338950 A JPH06338950 A JP H06338950A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 一時的付加サービス提供の中止あるいは交換
システムの停止を行うことなく、付加サービスの追加あ
るいは削除を行えるようにする。 【構成】 基本呼制御手段と、付加サービスの接続制御
を行う付加サービス制御手段と、呼情報メモリとを備
え、さらに、呼毎にその呼で実行されている付加サービ
スを識別番号の形態で記憶するテーブルを前記呼情報メ
モリに設け、ひとつの付加サービスの起動時にそのテー
ブルに該当する識別番号を書込み、その付加サービスの
終了時にそのテーブルから該当する識別番号を削除する
手段を備え、呼状態の変化に対応する処理についてはあ
らかじめそれぞれの呼状態の変化に対する処理プログラ
ムを共通に用意し、あらたな呼状態の設定が必要になっ
たときには、前記テーブルを参照して実行中のサービス
の識別番号を検索し、そのテーブルに登録されているサ
ービスについてそれぞれの呼状態の変化に対応するあら
かじめ用意された前記処理プログラムを実行する。
システムの停止を行うことなく、付加サービスの追加あ
るいは削除を行えるようにする。 【構成】 基本呼制御手段と、付加サービスの接続制御
を行う付加サービス制御手段と、呼情報メモリとを備
え、さらに、呼毎にその呼で実行されている付加サービ
スを識別番号の形態で記憶するテーブルを前記呼情報メ
モリに設け、ひとつの付加サービスの起動時にそのテー
ブルに該当する識別番号を書込み、その付加サービスの
終了時にそのテーブルから該当する識別番号を削除する
手段を備え、呼状態の変化に対応する処理についてはあ
らかじめそれぞれの呼状態の変化に対する処理プログラ
ムを共通に用意し、あらたな呼状態の設定が必要になっ
たときには、前記テーブルを参照して実行中のサービス
の識別番号を検索し、そのテーブルに登録されているサ
ービスについてそれぞれの呼状態の変化に対応するあら
かじめ用意された前記処理プログラムを実行する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電話その他通信用の電子
交換機に利用する。本発明は通常の接続制御に加えて付
加サービスの接続制御を行う電子交換機に利用する。本
発明は付加サービス接続制御プログラムの改良に関す
る。
交換機に利用する。本発明は通常の接続制御に加えて付
加サービスの接続制御を行う電子交換機に利用する。本
発明は付加サービス接続制御プログラムの改良に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】電子交換機には、端末Ａと端末Ｂとを接
続する通常の接続制御に加えて付加サービスの接続制御
を行う機能を備えたものが普及している。付加サービス
の一例として三者通話サービス（３ｗａｙ）をとると、
図６に示すような形態で端末Ａ、ＢおよびＣが相互に通
話を行うことが可能になる。図６に示すように、この場
合には端末Ａについて二つの基本呼制御タスクＡ１およ
びＡ２が割当てられる。正確には基本呼制御手段に呼状
態メモリに蓄積されているタスクプログラムが割当てら
れる。その呼状態はタスクＡ１についてはＨＯＬＤ（サ
ービスの制御権を持っていない状態）、タスクＡ２につ
いてはＡＣＴ（サービスの制御権を持っている状態）で
ある。
続する通常の接続制御に加えて付加サービスの接続制御
を行う機能を備えたものが普及している。付加サービス
の一例として三者通話サービス（３ｗａｙ）をとると、
図６に示すような形態で端末Ａ、ＢおよびＣが相互に通
話を行うことが可能になる。図６に示すように、この場
合には端末Ａについて二つの基本呼制御タスクＡ１およ
びＡ２が割当てられる。正確には基本呼制御手段に呼状
態メモリに蓄積されているタスクプログラムが割当てら
れる。その呼状態はタスクＡ１についてはＨＯＬＤ（サ
ービスの制御権を持っていない状態）、タスクＡ２につ
いてはＡＣＴ（サービスの制御権を持っている状態）で
ある。
【０００３】別の付加サービスの一例としてコール・ウ
エイティング・サービス（ＣＷ）を説明すると、図７に
示すように端末Ａと端末Ｂとが通話中に端末Ｃが端末Ａ
に対して接続を要求すると、端末Ａに対して別の端末か
ら着呼があることを知らせ、端末Ａがその確認操作（フ
ッキング）を行うと、その操作にしたがって一時端末Ａ
・Ｂ間の通話を保留した状態で端末Ａと端末Ｃとが通話
できるようにするサービスである。これはキャッチホン
という呼称で知られている。
エイティング・サービス（ＣＷ）を説明すると、図７に
示すように端末Ａと端末Ｂとが通話中に端末Ｃが端末Ａ
に対して接続を要求すると、端末Ａに対して別の端末か
ら着呼があることを知らせ、端末Ａがその確認操作（フ
ッキング）を行うと、その操作にしたがって一時端末Ａ
・Ｂ間の通話を保留した状態で端末Ａと端末Ｃとが通話
できるようにするサービスである。これはキャッチホン
という呼称で知られている。
【０００４】例えば、三者サービス（３ｗａｙ）の実行
中に、つまり図６のような状態にあるときに、別の端末
Ｄから端末Ａに対して着呼があってコール・ウエイティ
ング・サービスが起動されることになると、図８に示す
ように端末Ａには三つの基本呼制御タスクが割当てら
れ、そのうちタスクＡ２はその呼状態がＡＣＴからＨＯ
ＬＤに変化することになる。この呼状態に変化があった
ことは実行中の付加サービス制御手段に通知することが
必要であり、さもないと制御処理に矛盾をきたすことに
なる。
中に、つまり図６のような状態にあるときに、別の端末
Ｄから端末Ａに対して着呼があってコール・ウエイティ
ング・サービスが起動されることになると、図８に示す
ように端末Ａには三つの基本呼制御タスクが割当てら
れ、そのうちタスクＡ２はその呼状態がＡＣＴからＨＯ
ＬＤに変化することになる。この呼状態に変化があった
ことは実行中の付加サービス制御手段に通知することが
必要であり、さもないと制御処理に矛盾をきたすことに
なる。
【０００５】このため従来は、ある付加サービス制御手
段が呼状態を変化させる必要がある場合には、その端末
に係る他の付加サービス制御手段のサービス状態をすべ
てチエックして、影響を受ける付加サービスの呼状態変
化に対応する処理プログラムを起動するように設定され
ていた。
段が呼状態を変化させる必要がある場合には、その端末
に係る他の付加サービス制御手段のサービス状態をすべ
てチエックして、影響を受ける付加サービスの呼状態変
化に対応する処理プログラムを起動するように設定され
ていた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従来方式では、このよ
うに呼状態変化に対応する処理プログラムを起動するよ
うな処理を行うことにしてあるので、付加サービスの種
類を追加したり削除したりする場合には、その追加ある
いは削除される付加サービスに対するサービス状態のチ
エックを行う処理プログラムと、そのチエックの結果わ
かる呼状態の変化に対応する処理プログラムとを併せて
追加あるいは削除することが必要である。このような処
理プログラムは、各付加サービス毎に設定しておくこと
が必要であり、その数は付加サービスの種類が増加する
にしたがって処理プログラムの数が増大することにな
る。またこの処理プログラムの追加あるいは削除は、一
時的に交換機の動作を停止させて行う、あるいは付加サ
ービスそのものの動作を一時的に停止させて行うことが
必要であって、運用の上にいろいろな不都合を生じる原
因になっていた。
うに呼状態変化に対応する処理プログラムを起動するよ
うな処理を行うことにしてあるので、付加サービスの種
類を追加したり削除したりする場合には、その追加ある
いは削除される付加サービスに対するサービス状態のチ
エックを行う処理プログラムと、そのチエックの結果わ
かる呼状態の変化に対応する処理プログラムとを併せて
追加あるいは削除することが必要である。このような処
理プログラムは、各付加サービス毎に設定しておくこと
が必要であり、その数は付加サービスの種類が増加する
にしたがって処理プログラムの数が増大することにな
る。またこの処理プログラムの追加あるいは削除は、一
時的に交換機の動作を停止させて行う、あるいは付加サ
ービスそのものの動作を一時的に停止させて行うことが
必要であって、運用の上にいろいろな不都合を生じる原
因になっていた。
【０００７】本発明はこれを改良するもので、付加サー
ビスの種類が増加してもその呼状態変化に対応する処理
プログラムを追加する必要がなく、また、付加サービス
の種類を追加あるいは削除する場合に、それに伴う処理
プログラムの追加および削除を必要とせず、したがっ
て、一時的に交換機を停止させたりあるいは部分的に付
加サービスの運用を停止させたりすることが必要でない
装置を提供することを目的とする。
ビスの種類が増加してもその呼状態変化に対応する処理
プログラムを追加する必要がなく、また、付加サービス
の種類を追加あるいは削除する場合に、それに伴う処理
プログラムの追加および削除を必要とせず、したがっ
て、一時的に交換機を停止させたりあるいは部分的に付
加サービスの運用を停止させたりすることが必要でない
装置を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、呼毎にその呼
で実行されている付加サービスを識別番号の形態で記憶
するテーブルを呼情報メモリに設け、その付加サービス
の起動時にそのテーブルに該当する識別番号を書込み、
その付加サービスの終了時にそのテーブルから該当する
識別番号を削除することにする。一方、呼状態の変化に
対応する処理についてはあらかじめそれぞれの呼状態の
変化に対する処理プログラムを共通に用意しておく。あ
らたな呼状態の設定が必要になったときには、上記テー
ブルを参照して実行中のサービスの識別番号を検索し、
そのテーブルに登録されているサービスについてそれぞ
れの呼状態の変化に対応するあらかじめ用意された処理
プログラムを実行する。
で実行されている付加サービスを識別番号の形態で記憶
するテーブルを呼情報メモリに設け、その付加サービス
の起動時にそのテーブルに該当する識別番号を書込み、
その付加サービスの終了時にそのテーブルから該当する
識別番号を削除することにする。一方、呼状態の変化に
対応する処理についてはあらかじめそれぞれの呼状態の
変化に対する処理プログラムを共通に用意しておく。あ
らたな呼状態の設定が必要になったときには、上記テー
ブルを参照して実行中のサービスの識別番号を検索し、
そのテーブルに登録されているサービスについてそれぞ
れの呼状態の変化に対応するあらかじめ用意された処理
プログラムを実行する。
【０００９】すなわち本発明は、呼状態の変化と付加サ
ービス毎に定義されるサービス状態の組合せにより処理
を決定する付加サービス処理手段に対して呼状態の変化
を通知する方式において、呼毎にその呼で実行されてい
るサービスのサービス識別番号を記憶するテーブルを設
け、その付加サービスの起動時にそのテーブルに該当す
るサービス識別番号を登録しその付加サービスの終了時
にそのテーブルから該当するサービス識別番号を削除す
る手段を備え、各付加サービスについてその呼状態をあ
らかじめ定義された少数の呼状態のいずれかを当てはめ
ることにより呼状態として設定し、呼状態が変化したと
きにはその呼について実行されているすべての付加サー
ビスに対して呼状態が変化したことを通知する手段と、
呼状態が変化したことの通知を受けた場合には対応する
呼状態の変化に対応するあらかじめ設定された処理を実
行するする手段とを備えたことを特徴とする。
ービス毎に定義されるサービス状態の組合せにより処理
を決定する付加サービス処理手段に対して呼状態の変化
を通知する方式において、呼毎にその呼で実行されてい
るサービスのサービス識別番号を記憶するテーブルを設
け、その付加サービスの起動時にそのテーブルに該当す
るサービス識別番号を登録しその付加サービスの終了時
にそのテーブルから該当するサービス識別番号を削除す
る手段を備え、各付加サービスについてその呼状態をあ
らかじめ定義された少数の呼状態のいずれかを当てはめ
ることにより呼状態として設定し、呼状態が変化したと
きにはその呼について実行されているすべての付加サー
ビスに対して呼状態が変化したことを通知する手段と、
呼状態が変化したことの通知を受けた場合には対応する
呼状態の変化に対応するあらかじめ設定された処理を実
行するする手段とを備えたことを特徴とする。
【００１０】
【作用】呼状態の変化は、上記例で示すものではＡＣＴ
からＨＯＬＤ、ＨＯＬＤからＡＣＴの二種類である。そ
の他に呼状態の変化が態様があったとしても三種類など
きわめて少数である。したがって、各付加サービスにつ
いてその付加サービスの処理を実行する結果として他の
付加サービスに影響を与える呼状態の変化をあらかじめ
定義し、その呼状態の変化について少数種類のプログラ
ムを用意しておくことにより、それぞれの付加サービス
毎に必要な処理プログラムを追加することはなくなる。
からＨＯＬＤ、ＨＯＬＤからＡＣＴの二種類である。そ
の他に呼状態の変化が態様があったとしても三種類など
きわめて少数である。したがって、各付加サービスにつ
いてその付加サービスの処理を実行する結果として他の
付加サービスに影響を与える呼状態の変化をあらかじめ
定義し、その呼状態の変化について少数種類のプログラ
ムを用意しておくことにより、それぞれの付加サービス
毎に必要な処理プログラムを追加することはなくなる。
【００１１】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。図１は本発明実施例の基本構成を示すブロック図で
ある。
る。図１は本発明実施例の基本構成を示すブロック図で
ある。
【００１２】本発明実施例は、図５に示す電子交換装置
に備えられた呼制御処理装置内の破線で示す部分に相当
するものである。
に備えられた呼制御処理装置内の破線で示す部分に相当
するものである。
【００１３】本発明実施例の基本構成は、基本呼制御手
段１と、付加サービスの接続制御を行う付加サービス制
御手段３と、呼情報メモリ２とを備え、さらに、本発明
の特徴として、呼毎にその呼で実行されている付加サー
ビスを識別番号の形態で記憶するテーブルを呼情報メモ
リ２に設け、ひとつの付加サービスの起動時にそのテー
ブルに該当する識別番号を書込み、その付加サービスの
終了時にそのテーブルから該当する識別番号を削除する
呼状態制御手段４を備え、呼状態の変化に対応する処理
についてはあらかじめそれぞれの呼状態の変化に対する
処理プログラムが共通に用意され、あらたな呼状態の設
定が必要になったときには、前記テーブルを参照して実
行中のサービスの識別番号を検索し、そのテーブルに登
録されているサービスについてそれぞれの呼状態の変化
に対応するあらかじめ用意された前記処理プログラムを
実行する手段を備える。呼状態は、サービスの制御権を
持っていない状態であるＨＯＬＤと、サービスの制御権
を持っている状態であるＡＣＴとの二種類が定義され
る。
段１と、付加サービスの接続制御を行う付加サービス制
御手段３と、呼情報メモリ２とを備え、さらに、本発明
の特徴として、呼毎にその呼で実行されている付加サー
ビスを識別番号の形態で記憶するテーブルを呼情報メモ
リ２に設け、ひとつの付加サービスの起動時にそのテー
ブルに該当する識別番号を書込み、その付加サービスの
終了時にそのテーブルから該当する識別番号を削除する
呼状態制御手段４を備え、呼状態の変化に対応する処理
についてはあらかじめそれぞれの呼状態の変化に対する
処理プログラムが共通に用意され、あらたな呼状態の設
定が必要になったときには、前記テーブルを参照して実
行中のサービスの識別番号を検索し、そのテーブルに登
録されているサービスについてそれぞれの呼状態の変化
に対応するあらかじめ用意された前記処理プログラムを
実行する手段を備える。呼状態は、サービスの制御権を
持っていない状態であるＨＯＬＤと、サービスの制御権
を持っている状態であるＡＣＴとの二種類が定義され
る。
【００１４】図２は本発明実施例における呼情報メモリ
に設けられたテーブルの構成例を示す図である。このテ
ーブルは、あらかじめ定義された呼状態の何れかを記憶
する呼状態２−０、実行中のサービスを表すサービス識
別番号を記憶するサービス識別番号２−１からサービス
識別番号２−ｎにより構成される。本実施例において呼
状態２−０は呼生起直後の初期状態ｎｕｌｌ、何らかの
処理中状態ａ、ｂおよびｃを取り得るものとする。
に設けられたテーブルの構成例を示す図である。このテ
ーブルは、あらかじめ定義された呼状態の何れかを記憶
する呼状態２−０、実行中のサービスを表すサービス識
別番号を記憶するサービス識別番号２−１からサービス
識別番号２−ｎにより構成される。本実施例において呼
状態２−０は呼生起直後の初期状態ｎｕｌｌ、何らかの
処理中状態ａ、ｂおよびｃを取り得るものとする。
【００１５】図３は本発明実施例における処理プログラ
ムの構成例を示す図である。この例は図１に示すサービ
ス５−１からサービス５−ｎまでの全てに共通な処理プ
ログラムの構成を示したもので、全てのサービスプログ
ラムに必須な呼状態がａに変化したときの処理プログラ
ムユニット６−１、呼状態がｂに変化したときの処理プ
ログラムユニット６−２、呼状態がｃに変化したときの
処理プログラムユニット６−３、および各サービスプロ
グラムで任意に定義するその他のイベントの発生に対す
る処理プログラムユニット群６−ｎにより構成される。
各サービス毎にその処理プログラムユニットの内容は異
なる。
ムの構成例を示す図である。この例は図１に示すサービ
ス５−１からサービス５−ｎまでの全てに共通な処理プ
ログラムの構成を示したもので、全てのサービスプログ
ラムに必須な呼状態がａに変化したときの処理プログラ
ムユニット６−１、呼状態がｂに変化したときの処理プ
ログラムユニット６−２、呼状態がｃに変化したときの
処理プログラムユニット６−３、および各サービスプロ
グラムで任意に定義するその他のイベントの発生に対す
る処理プログラムユニット群６−ｎにより構成される。
各サービス毎にその処理プログラムユニットの内容は異
なる。
【００１６】ここで、本発明実施例の動作について説明
する。図４は本発明実施例における処理動作のシーケン
スを示す図である。
する。図４は本発明実施例における処理動作のシーケン
スを示す図である。
【００１７】初めに、呼の上でサービスが実行される手
順について説明する。呼が生起すると基本呼制御手段１
および呼情報メモリ２が割り当てられ、呼情報メモリ２
中の図２に示すテーブル上の呼状態２−０には初期状態
ｎｕｌｌが設定され、サービス識別番号２−１からサー
ビス識別番号２−ｎには無効な番号が設定される。ま
た、付加サービス制御手段３にはイベントＸ発生時には
サービス５−１を、イベントＹ発生時にはサービス５−
２を、イベントＺ発生時にはサービス５−３をそれぞれ
実行するようにあらかじめデータが登録されている。
順について説明する。呼が生起すると基本呼制御手段１
および呼情報メモリ２が割り当てられ、呼情報メモリ２
中の図２に示すテーブル上の呼状態２−０には初期状態
ｎｕｌｌが設定され、サービス識別番号２−１からサー
ビス識別番号２−ｎには無効な番号が設定される。ま
た、付加サービス制御手段３にはイベントＸ発生時には
サービス５−１を、イベントＹ発生時にはサービス５−
２を、イベントＺ発生時にはサービス５−３をそれぞれ
実行するようにあらかじめデータが登録されている。
【００１８】呼に対してイベントＸが発生すると基本呼
制御手段１はイベントＸ発生を付加サービス制御手段３
に通知する（Ｓ１）。付加サービス制御手段３はあらか
じめ登録されているデータに基づきサービス５−１を実
行するために、呼情報メモリ２のサービス識別番号２−
１にサービス５−１のサービス識別番号を設定し（Ｓ
２）、さらに、実行開始をサービス５−１に指示する
（Ｓ３）。サービス５−１は実行開始によりイベントＸ
発生時の処理を実行する（Ｓ４）。
制御手段１はイベントＸ発生を付加サービス制御手段３
に通知する（Ｓ１）。付加サービス制御手段３はあらか
じめ登録されているデータに基づきサービス５−１を実
行するために、呼情報メモリ２のサービス識別番号２−
１にサービス５−１のサービス識別番号を設定し（Ｓ
２）、さらに、実行開始をサービス５−１に指示する
（Ｓ３）。サービス５−１は実行開始によりイベントＸ
発生時の処理を実行する（Ｓ４）。
【００１９】イベントＹおよびイベントＺが発生した場
合も（Ｓ５、Ｓ９）、同様の手順により呼情報メモリ２
のサービス識別番号２−２にはサービス５−１のサービ
ス識別番号を設定し（Ｓ６）、実行開始をサービス５−
２に指示し（Ｓ７）、サービス識別番号２−３にはサー
ビス５−３のサービス識別番号を設定し（Ｓ１０）、実
行開始をサービス５−３に指示し（Ｓ１１）、さらに、
サービス５−２のイベントＹ発生時の処理を実行し（Ｓ
８）、サービス５−３のイベントＺ発生時の処理を実行
する（Ｓ１２）。
合も（Ｓ５、Ｓ９）、同様の手順により呼情報メモリ２
のサービス識別番号２−２にはサービス５−１のサービ
ス識別番号を設定し（Ｓ６）、実行開始をサービス５−
２に指示し（Ｓ７）、サービス識別番号２−３にはサー
ビス５−３のサービス識別番号を設定し（Ｓ１０）、実
行開始をサービス５−３に指示し（Ｓ１１）、さらに、
サービス５−２のイベントＹ発生時の処理を実行し（Ｓ
８）、サービス５−３のイベントＺ発生時の処理を実行
する（Ｓ１２）。
【００２０】次に、あるサービスが呼状態を変化させた
場合に、その状態変化により他のサービスの呼状態の変
化に対応した処理が起動されるまでの手順について説明
する。
場合に、その状態変化により他のサービスの呼状態の変
化に対応した処理が起動されるまでの手順について説明
する。
【００２１】イベントＺの発生により実行されたイベン
トＺ発生時の処理の中で（Ｓ１２）、呼状態をｂに変化
させるために呼状態設定を呼状態制御手段４に指示する
と（Ｓ１３）、呼状態制御手段４では呼情報メモリ２の
呼状態２−０に呼状態としてｂを設定するとともに、呼
状態が初期状態のｎｕｌｌからｂに変化したことを契機
にサービス識別番号２−１からサービス識別番号２−ｎ
を検索して、実行中のサービス５−１、サービス５−
２、サービス５−３のサービス識別番号を検索する処理
を行う（Ｓ１４）。
トＺ発生時の処理の中で（Ｓ１２）、呼状態をｂに変化
させるために呼状態設定を呼状態制御手段４に指示する
と（Ｓ１３）、呼状態制御手段４では呼情報メモリ２の
呼状態２−０に呼状態としてｂを設定するとともに、呼
状態が初期状態のｎｕｌｌからｂに変化したことを契機
にサービス識別番号２−１からサービス識別番号２−ｎ
を検索して、実行中のサービス５−１、サービス５−
２、サービス５−３のサービス識別番号を検索する処理
を行う（Ｓ１４）。
【００２２】さらに、実行中のサービス識別番号に基づ
いてサービス５−１には状態変化を通知し（Ｓ１５）、
サービス５−２に対してはその状態変化通知を通知する
（Ｓ１６）。このとき、サービス５−３はＳ１３で呼状
態設定を行ったサービスなので状態変化通知の必要はな
い。
いてサービス５−１には状態変化を通知し（Ｓ１５）、
サービス５−２に対してはその状態変化通知を通知する
（Ｓ１６）。このとき、サービス５−３はＳ１３で呼状
態設定を行ったサービスなので状態変化通知の必要はな
い。
【００２３】図４上で３ｗａｙをサービス５−１、コー
ルウエイティングをサービス５−３に置換え、サービス
５−２はないものとすると、イベントＸは図８に示す端
末Ａからの３ｗａｙ起動要求、イベントＺは端末Ａから
のコールウエイティング起動要求であり、呼状態ａはＡ
ＣＴ、呼状態ｂはＨＯＬＤになる。イベントＺによる処
理（コールウエイティング）で呼状態ａ（ＡＣＴ）を呼
状態ｂ（ＨＯＬＤ）に変化させているため、この変化を
実行中のサービス（３ｗａｙ）に通知するためサービス
識別番号を検索する。
ルウエイティングをサービス５−３に置換え、サービス
５−２はないものとすると、イベントＸは図８に示す端
末Ａからの３ｗａｙ起動要求、イベントＺは端末Ａから
のコールウエイティング起動要求であり、呼状態ａはＡ
ＣＴ、呼状態ｂはＨＯＬＤになる。イベントＺによる処
理（コールウエイティング）で呼状態ａ（ＡＣＴ）を呼
状態ｂ（ＨＯＬＤ）に変化させているため、この変化を
実行中のサービス（３ｗａｙ）に通知するためサービス
識別番号を検索する。
【００２４】Ｓ１５での状態変化通知、あるいはＳ１６
での状態変化通知を受けたサービス５−１およびサービ
ス５−２は必須処理プログラムユニットであり、それぞ
れの呼状態がｂに変化したときの処理を実行する（Ｓ１
７、Ｓ１８）。
での状態変化通知を受けたサービス５−１およびサービ
ス５−２は必須処理プログラムユニットであり、それぞ
れの呼状態がｂに変化したときの処理を実行する（Ｓ１
７、Ｓ１８）。
【００２５】さらに多数のサービスが同時に実行され、
それぞれのサービスが他のサービスとの関連を一切意識
せず呼状態の変更を行っても、同様の手順により呼状態
変化を知ることができ、適切な処理を行うことが可能で
ある。
それぞれのサービスが他のサービスとの関連を一切意識
せず呼状態の変更を行っても、同様の手順により呼状態
変化を知ることができ、適切な処理を行うことが可能で
ある。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、付
加サービスの追加または削除を行うときに、各付加サー
ビスに追加または削除された付加サービスに対するサー
ビス状態のチェック、あるいは呼状態変化に対応した処
理プログラムの起動処理などの追加や削除が不要とな
り、一時的な付加サービスの提供の中止、あるいは交換
システムの停止をなくすことができ、さらに、新たに付
加サービスを設計する際に他の付加サービスとの関連を
一切意識することなく設計を容易に行うことができる効
果がある。
加サービスの追加または削除を行うときに、各付加サー
ビスに追加または削除された付加サービスに対するサー
ビス状態のチェック、あるいは呼状態変化に対応した処
理プログラムの起動処理などの追加や削除が不要とな
り、一時的な付加サービスの提供の中止、あるいは交換
システムの停止をなくすことができ、さらに、新たに付
加サービスを設計する際に他の付加サービスとの関連を
一切意識することなく設計を容易に行うことができる効
果がある。
【図１】本発明実施例の基本構成を示すブロック図。
【図２】本発明実施例における呼情報メモリに設けられ
たテーブルの構成例を示す図。
たテーブルの構成例を示す図。
【図３】本発明実施例における処理プログラムの構成例
を示す図。
を示す図。
【図４】本発明実施例における処理動作のシーケンスを
示す図。
示す図。
【図５】本発明実施例に係わる電子交換装置の要部の構
成を示す図。
成を示す図。
【図６】従来例における三者通話サービス（３ｗａｙ）
の形態を示す図。
の形態を示す図。
【図７】従来例におけるコール・ウエイティング・サー
ビス（ＣＷ）の形態を示す図。
ビス（ＣＷ）の形態を示す図。
【図８】従来例における三者通話サービス（３ｗａｙ）
実行中にコール・ウエイティング・サービスが起動され
たときの処理を説明する図。
実行中にコール・ウエイティング・サービスが起動され
たときの処理を説明する図。
１ 基本呼制御手段 ２ 呼情報メモリ ２−０ 呼状態 ２−１、２−２、２−３、…、２−ｎ サービス識別番
号 ３ 付加サービス制御手段 ４ 呼状態制御手段 ５ サービス群 ５−１、５−２、５−３、…、５−ｎ サービス ６ 処理プログラム ６−１ 呼状態がａに変化したときの処理プログラムユ
ニット ６−２ 呼状態がｂに変化したときの処理プログラムユ
ニット ６−３ 呼状態がｃに変化したときの処理プログラムユ
ニット ６−ｎ 他のイベントに対する処理プログラムユニット
群
号 ３ 付加サービス制御手段 ４ 呼状態制御手段 ５ サービス群 ５−１、５−２、５−３、…、５−ｎ サービス ６ 処理プログラム ６−１ 呼状態がａに変化したときの処理プログラムユ
ニット ６−２ 呼状態がｂに変化したときの処理プログラムユ
ニット ６−３ 呼状態がｃに変化したときの処理プログラムユ
ニット ６−ｎ 他のイベントに対する処理プログラムユニット
群
Claims (2)
- 【請求項１】 基本呼制御手段と、付加サービスの接続
制御を行う付加サービス制御手段と、呼情報メモリとを
備えた接続制御装置において、 呼毎にその呼で実行されている付加サービスを識別番号
の形態で記憶するテーブルを前記呼情報メモリに設け、 ひとつの付加サービスの起動時にそのテーブルに該当す
る識別番号を書込み、その付加サービスの終了時にその
テーブルから該当する識別番号を削除する手段を備え、 呼状態の変化に対応する処理についてはあらかじめそれ
ぞれの呼状態の変化に対する処理プログラムが共通に用
意され、 あらたな呼状態の設定が必要になったときには、前記テ
ーブルを参照して実行中のサービスの識別番号を検索
し、そのテーブルに登録されているサービスについてそ
れぞれの呼状態の変化に対応するあらかじめ用意された
前記処理プログラムを実行する手段を備えたことを特徴
とする接続制御装置。 - 【請求項２】 呼状態は、サービスの制御権を持ってい
ない状態であるＨＯＬＤと、サービスの制御権を持って
いる状態であるＡＣＴとの二種類が定義された請求項１
記載の接続制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12739893A JP2810839B2 (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 接続制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12739893A JP2810839B2 (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 接続制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06338950A true JPH06338950A (ja) | 1994-12-06 |
| JP2810839B2 JP2810839B2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=14959010
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12739893A Expired - Lifetime JP2810839B2 (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 接続制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2810839B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5299739A (en) * | 1991-05-27 | 1994-04-05 | Tdk Corporation | Ultrasonic wave nebulizer |
| KR20010105021A (ko) * | 2000-05-18 | 2001-11-28 | 김형순 | 통합 메시지 시스템을 위한 스크립트 구동 프레임워크 및운용 방법 |
-
1993
- 1993-05-28 JP JP12739893A patent/JP2810839B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5299739A (en) * | 1991-05-27 | 1994-04-05 | Tdk Corporation | Ultrasonic wave nebulizer |
| KR20010105021A (ko) * | 2000-05-18 | 2001-11-28 | 김형순 | 통합 메시지 시스템을 위한 스크립트 구동 프레임워크 및운용 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2810839B2 (ja) | 1998-10-15 |
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Legal Events
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