JPH063386Y2 - ジアゾ複写機の光源遮光装置 - Google Patents

ジアゾ複写機の光源遮光装置

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JPH063386Y2
JPH063386Y2 JP7051087U JP7051087U JPH063386Y2 JP H063386 Y2 JPH063386 Y2 JP H063386Y2 JP 7051087 U JP7051087 U JP 7051087U JP 7051087 U JP7051087 U JP 7051087U JP H063386 Y2 JPH063386 Y2 JP H063386Y2
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JP
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light
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cam
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balance arm
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JP7051087U
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健一郎 山廣
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案はジアゾ複写機の光源遮光装置に関するものであ
る。
(従来技術) 光出射部を有するシリンダー状焼付部材の内側に設けら
れた光源と、上記焼付部材内の一点を支点としてその自
重によるモーメントに抗して揺動させられて光源の遮光
度合を調整自在な遮光部材を有するジアゾ複写機の光源
遮光装置が知られている。
第3図は従来の光源遮光装置の一例を説明したもので、
符号2は焼付部材を示し、紙面を貫く方向に長さを有し
ている。
この焼付部材2は例えばガラス管をもって構成され、そ
の内側であって軸心0の斜め左下方に水銀灯による光源
4が配置されている。
そして、焼付部材2の内側であって光源4の背後にはド
ーム状のダクト6が配置されている。このダクト6の底
面部6dには第4図に示す如く小穴6eが形成されていて、
この小穴6eより噴出する空気流による放熱作用で、光源
4による焼付部材2の過熱を防止している。
ジアゾ複写機ではよく知られるように感光紙上に重ねら
れた原稿は図示を省略した搬送ベルトに案内されて焼付
部材2を巻く如くして第3図に矢印A,Bで示す通紙方
向に送られ、その過程で光出射部2Aを透過した光源4か
らの光が感光紙を感光する。
遮光部材8は光源4を調整自在に覆うことができるよう
にするため揺動自在に構成されている。揺動中心は焼付
部材2の軸心0であり、アーム部8cの先端部に遮光板8A
が形成されている。
遮光板8Aを最も開いた状態とする時、つまり無遮光時に
おいて遮光板8Aは第3図に実線で示される如く光源4を
覆わない右斜下の位置に退避しており、該位置を無遮光
露光位置と称する。
また、遮光板8Aを最も閉じた状態とする時、つまり遮光
露光時において遮光板8Aは第3図に鎖線で示す如く光源
4を覆う左斜下に移行しており、該位置を遮光露光位置
と称する。
遮光板8Aを無遮光露光位置から遮光露光位置に相互に或
いはその中間位置へ移動させるための手段は、アーム部
8cに設けられたピンに係合する長穴を有する駆動アーム
10と、該駆動アーム10の軸に基端部を固定されたレバー
12の自由端に一端を結ばれ他端を図示省略のつまみと同
軸のプーリーに巻き回されたワイヤーWと、該ワイヤー
Wの張設方向と反対方向に引くように設けられたばね14
等からなる。
従って。上記つまみをばね14の弾性に抗する向きに巻き
進めれば駆動アーム10の揺動に応じて遮光板8Aは遮光露
光位置に向けて移動されるし、上記つまみを巻き戻せば
遮光板8Aは無遮光露光位置に向けて移動させられる。
ここで、遮光部材8が無遮光露光位置、遮光露光位置の
何れの位置にあるときも、軸心0を通る鉛直線Y−Yよ
りも押し上げられた位置となる為、遮光量を調節する際
には遮光部材8の自重に抗する外力をレバーに作用させ
ねばならない。
この為、ばね14は鉛直線Y−Yを越えて無遮光露光位置
に至る間での遮光部材8の自重によるモーメントに十分
打ち勝つ弾性を有するものとして設定され、従って鉛直
線Y−Yを越えて遮光露光位置に至る間での遮光量調節
に際してはばね14の弾性によるモーメントと遮光部材8
の自重によるモーメントの和に打ち勝つだけの大きな力
で上記つまみを回転させねばならず、操作に際して動き
が悪いとう問題があった。
(目的) 従って、本考案の目的は遮光量調整に際しての操作性を
向上することのできる改良されたジアゾ複写機の光源遮
光装置を提供することにある。
(構成) 本考案は上記の目的を達成させるため、遮光部材の揺動
と連動して揺動自在なバランスアームと、上記バランス
アームの自由端に設けられたカムフォロワーと、一端側
が不動部材に枢着され他端側に上記カムフォロワーに当
節自在のカム面を有するカムと、上記カム面、上記カム
フォロワー、上記バランスアームを介して上記遮光部材
に与えられるモーメントが該遮光部材の自重によるモー
メントを相殺する向きのモーメントであり、そのような
モーメントを与える付勢手段を上記カムに設けたことを
特徴としたものである。
以下、本考案の一実施例に基づいて具体的に説明する。
なお、以下第1図、第2図に示された実施例は前述の従
来例と共通の構成部分を具備しているから、その部分に
は共通の符号を付して説明する。
第1図において、符号80は遮光部材を示し、焼付部材2
の軸心0を中心に揺動自在である。
遮光部材80のアーム部80Cの先端には遮光板80Aが一体的
に形成されている。そして、このアーム部80Cの一部は
焼付部材2の半径方向上遮光板80Aの設けられた側と反
対側に軸心0よりもオーバーハング状に形成されてい
て、該オーバーハング状部位にピン80Pが形成されてい
る。
このピン80Pには駆動アーム100の長穴100Aが係合してお
り、この駆動アーム100の軸100Bは不動部材に枢着され
ている。
そして、この軸100Bには第3図におけるレバー12および
ばね14、ワイヤーW等に準じてレバーおよびばね、ワイ
ヤー等が設けてある。但し、複雑化を避けるため図示は
省略してある。従って本例においても上記ワイヤーに連
結されたつまみを回動することに応じて駆動アーム100
が揺動し、これに伴って遮光部材80も揺動して遮光量が
調節される。
上記軸100Bには、第2図に示す如くバランスアーム90の
基端部が固定されている。従って、このバランスアーム
90は遮光部材80の揺動に応じて揺動自在である。
このことはまた、バランスアーム90を揺動させれば駆動
アーム100を介して遮光部材80が揺動させられることを
意味する。
バランスアーム90の自由端にはカムフォロワー92が枢着
されている。このバランスアーム90は第4図に示すダク
ト6の長手方向端に設けられた側壁6Aより更に外方へ突
出したひさし6Bに囲まれた凹部に設けられている。
一方、上記凹部にはまた、第2図に示す如く、レバー状
のカム70が設けられ、このカムの一端側は不動部材とし
ての側壁6Aに軸72を介して枢着され、その他端側たる自
由端であって上記カムフォロワー92と当接自在の部位に
は曲面状のカム面70Aが形成されている。
そして、このカム70には、上記カム面70Aが形成された
裏側に凸部70Bが形成されている。さらに、この凸部を
巻くようにして付勢手段たる伸張性のコイルばね75が位
置決め装着されていて、ひさし6Bとカム自由端との間隔
を押し開く傾向の力を作用させている。
このばね75によりカム70に与えられるモーメントにより
カム面70Aは上記カムフォロワー90に圧接されている。
ここで、遮光部材80の揺動態位とバランスアーム90の揺
動態位とは対応関係にある。そして、第2図において、
軸72の中心を通る直線と軸100Bの中心を通る直線の中、
カム面70A上で直交する直線x−x(軸72の中心を通る
直線)、直線y−y(軸100Bの中心を通る直線)を想定
するとき、直線y−yは第1図における鉛直線Y−Yに
対応する。
従って、遮光部材80のアーム部80Cが鉛直線Y−Y(第
1図参照)上に在って遮光部材80の自重によるモーメン
トが零のとき、バランスアーム90は直線y−y(第2図
参照)上に在ってばね75によるモーメントもまた遮光部
材80に作用しない。その反面遮光部材80が鉛直線Y−Y
から左右何れの方向にずれた場合でも、バランスアーム
90は直線y−yに対して傾くので、ばね75の伸張力によ
るモーメントが遮光部材80の自重によるモーメントを相
殺するように作用して、遮光部材80の遮光調節に際して
の揺動負荷が軽減されるのである。
第1図に実線で示す如く遮光部材80が鉛直線Y−Yに対
して最も傾いた無遮光露光位置に向かう場合において、
遮光部材80の自重によるモーメントも次第に大きくな
る。しかし、本例においては、バランスアーム90も直線
y−yに対して次第に傾くのでばねが伸びてその力が弱
くなるにも拘らず自重を相談し得る適度のモーメントを
常時与えることになる。バランスアーム90が最も傾いた
状態を第2図に実線で示す。この傾きの程度はカム面70
Aの形状により定まるので、ばね75の特性も勘案してカ
ム面70Aの形状を適切に設定することにより、遮光部材8
0のあらゆる揺動位置において自重によるモーメントを
相殺することができるのである。
従って、従来技術においては、第3図に示すばね14の力
が操作性に影響を与えていたが、本例では遮光部材80の
自重によるモーメントが相殺されるので上記ばね14に対
応するばね(図示省略)に対して上記自重によるモーメ
ントに対向し得る力を与える必要がなくなり、ばね力を
相対的に弱く設定できるので従来例に比べて操作力を軽
減できるのである。
さらに、本例では次の利点もある。
それは、従来例では、第3図に示す如く遮光部材8が無
遮光露光位置に在るときに、遮光板8Aのダクト側である
後端がダクト6と干渉するため、遮光部材8の光源側で
ある先端を切り詰めることができず、無遮光露光時にお
ける遮光板の退避量を大きくすることにより制限を受け
る。
もし、上記先端を切り詰めたとすれば、遮光露光時にお
いて、遮光板8Aの後端とダクト6との間に大きな隙間が
あくため光が洩れてしまうからである。
この問題を解消するため、本例では、第1図に示すよう
に、遮光板を2枚構成としている。
つまり、遮光板80Aの先端をL字状に折り曲げておき、
該折曲げ部80Eに他の遮光板800Aを係止させておくので
ある。このときの出射域は符号OPで示される。
ここで、遮光板800Aは軸心Oを中心として揺動自在であ
り、自重によるモーメントで折り曲げ部に当接係止され
ていることになる。
そして、遮光板80Aが遮光露光位置に向けて回動する
と、遮光板800Aは鎖線て示す垂下の位置に置き残され、
遮光板80Aのみが鎖線で示す遮光露光位置に達する。こ
のとき、遮光板80Aの後端とダクト6間の間隙は大きく
開口するも、遮光板800Aが光源4を覆ってくれるので完
全な遮光状態が確保される。このときの出射域は符号CL
で示される。
遮光部材80Aを遮光露光位置から無遮光露光位置に戻す
に際し、遮光部材800Aは途中で折り曲げ部80Eに掛けら
れて出射域OPの確保が図られる。
このようにすることにより出射域OPを広く採ると同時
に、後端側の隙間も埋めることが可能となるのである。
上記の構成を採る場合、遮光部材80Aを無遮光露光位置
に復帰させる際に遮光板800Aの自重負荷が作用するので
当然操作力も多くを要することとなる筈であるが本例の
如く、カム70やバランスアーム90等によるバランサーを
用いる場合には、カム面形状やばね力を適切に設定する
ことにより全ての遮光板についてその自重負荷を相殺さ
せ得るのである。
従って、従来例ではたとえ遮光板を2枚構成として遮光
量の調節範囲を大きくし得たとしても操作力の増大を伴
うため、その作動の重さ故に事実上の適用が困難であっ
たのが、本例によればこの点も可能となるのである。
なお、本例ではバランスアーム90を軸100に設けたが、
遮光部材80の軸に直接設けることもできることは勿論で
ある。
(効果) 本考案によれば、遮光量の調節時における作動を軽く行
なうことができ、好都合である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を説明した光源遮光装置およ
びその周辺部の正面図、第2図は同上図の要部断面図、
第3図は従来の光源遮光装置およびその周辺部の正面
図、第4図はダクトの斜視図である。 70……カム、70A……カム面、75……ばね、80……遮光
部材、90……バランスアーム、92……カムフォロワー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】光出射部を有するシリンダー状焼付部材の
    内側に設けられた光源と、上記焼付部材内の一点を支点
    としてその自重によるモーメントに抗して揺動させられ
    て光源の遮光度合を調整自在な遮光部材を有するジアゾ
    複写機の光源遮光装置において、 遮光部材の揺動に応じて揺動自在なバランスアームと、 上記バランスアームの自由端に設けられたカムフォロワ
    ーと、 一端側が不動部材に枢着され他端側に上記カムフォロワ
    ーに当接自在のカム面を有するカムと、 上記カム面、上記カムフォロワー、上記バランスアーム
    を介して上記遮光部材に与えられるモーメントが該遮光
    部材の自重によるモーメントを相殺する向きのモーメン
    トであり、そのようなモーメントを与える付勢手段を上
    記カムに設けたことを特徴とするジアゾ複写機の光源遮
    光装置。
JP7051087U 1987-05-12 1987-05-12 ジアゾ複写機の光源遮光装置 Expired - Lifetime JPH063386Y2 (ja)

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JPS63178824U JPS63178824U (ja) 1988-11-18
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