JPH06338640A - 圧電アクチュエータ、並びに当該圧電アクチュエータを用いたマニピュレータ、光走査装置、光センサ装置、流量制御器、ステージ装置、焦点調整機構及び光学装置 - Google Patents

圧電アクチュエータ、並びに当該圧電アクチュエータを用いたマニピュレータ、光走査装置、光センサ装置、流量制御器、ステージ装置、焦点調整機構及び光学装置

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JPH06338640A
JPH06338640A JP5151282A JP15128293A JPH06338640A JP H06338640 A JPH06338640 A JP H06338640A JP 5151282 A JP5151282 A JP 5151282A JP 15128293 A JP15128293 A JP 15128293A JP H06338640 A JPH06338640 A JP H06338640A
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piezoelectric actuator
strain
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piezoelectric
strain conversion
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JP5151282A
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Inventor
Masaaki Ikeda
正哲 池田
Masahiro Yoneda
匡宏 米田
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 歪み変換素子に発生する内部応力を緩和させ
ることにより圧電アクチュエータの縦方向変位量をより
一層拡大させる。 【構成】 積層型圧電素子1の両主面に正四角錘台状を
した歪み変換素子11を接合し、歪み変換素子11と積
層型圧電素子1の主面との間に空洞14を形成する。歪
み変換素子11は積層型圧電素子1と同一平面形状を持
ち、全体にわたって均一な板厚を有しており、中央部に
は平らな平坦部13が形成されている。圧電アクチュエ
ータAにより駆動される被駆動物体6は、歪み変換素子
11の平坦部13に接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧電アクチュエータ、
並びに当該圧電アクチュエータを用いたマニピュレー
タ、光走査装置、光センサ装置、流量制御器、ステージ
装置、焦点調整機構及び光学装置に関する。具体的にい
うと、本発明は、積層型の圧電素子を用い、その出力変
位を変位拡大機構によって拡大して出力させるようにし
た圧電アクチュエータに関する。さらに、その圧電アク
チュエータを利用したマニピュレータ等の応用機器に関
する。
【0002】
【従来の技術】1991年秋季第52回応用物理学会学
術講演会講演予稿集12a−RG−1には、圧電素子に
変位拡大機構を備えた圧電アクチュエータが開示されて
いる。この圧電アクチュエータAの斜視図及び断面図を
図1(a)(b)に示す。この圧電アクチュエータA
は、積層型圧電素子1の両主面(電極を形成されている
面)に歪み変換素子2を接合させた構造となっている。
積層型圧電素子1は、電界を印加することによりz方向
(主面と垂直な方向;以下縦方向という)へ伸張歪み
(縦歪み)を生じると共にx方向及びy方向(主面と平
行な方向;以下横方向という)へ圧縮歪み(横歪み)を
生じる。歪み変換素子2は、弾性を有する薄板部分4の
外周に脚状の接合部3を設けることによってドーム状に
形成されており、外周の接合部3を積層型圧電素子1の
主面に接合され、積層型圧電素子1との間に空洞5を形
成されている。
【0003】しかして、積層型圧電素子1に縦方向の電
界すなわち電圧を印加すると、積層型圧電素子1には縦
方向の伸張歪みεzと横方向の圧縮歪みεxとが生じる。
この横歪みεxは積層型圧電素子1のポアソン比μで決
まるもので、積層型圧電素子1のポアソン比をμとすれ
ば、 εx=μ×εz で表わされる。
【0004】積層型圧電素子1の厚みをWとすれば、積
層型圧電素子1の縦歪みεzによって積層型圧電素子1
はW×εzだけ伸び、圧電アクチュエータAは伸び量 S1=W×εz だけ縦方向に変位する。
【0005】一方、積層型圧電素子1の幅をLとする
と、積層型圧電素子1の駆動時における横方向の縮み量
S2は、 S2=L×εx となるが、この横方向の縮み量S2は歪み変換素子2に
よって圧電アクチュエータAの縦方向変位S3に変換さ
れる。つまり、積層型圧電素子1の横方向の縮みによっ
て歪み変換素子2の薄板部分4が撓むことにより歪み変
換素子2の薄板部分4の中央部が縦方向へS3だけ変位
する。しかも、歪み変換素子2は、横歪みεxを縦方向
変位に変換するだけでなく、変位量の増幅作用も有して
おり、縦方向変位量S3は横方向の縮み量S2の5〜1
0倍以上に増幅されると考えられている。
【0006】この結果、圧電アクチュエータAは、積層
型圧電素子1の縦歪みεzによって生じる変位S1と両
歪み変換素子2によって横歪みεxから変換された縦方
向変位S3との和(S1+2×S3)だけ縦方向に伸び
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな変位拡大機構を備えた圧電アクチュエータAにあっ
ては、歪み変換素子2そのものに発生する応力歪みのた
め歪み変換素子2そのものが十分に変形せず、期待され
るほどには大きな縦方向変位量S3を得ることができな
かった。
【0008】そこで、この原因を検討した結果、歪み変
換素子2の肉厚が均一でないため、歪み変換素子2の圧
縮歪みaによって図2に示すように歪み変換素子2の厚
肉の接合部3と薄板部分4との境界付近に内部応力bが
発生し、この内部応力bによって歪み変換素子2の薄板
部分4が縦方向に伸びようとする力が阻害され、この結
果、薄板部分4の中央部付近の伸び率が抑制され、圧電
アクチュエータAの縦方向変位量S3を十分に拡大させ
ることができないことが明らかになった。
【0009】また、この圧電アクチュエータによって被
駆動物体6を駆動する場合には、図3に示すように、歪
み変換素子2の全面に被駆動物体6を接合していたの
で、歪み変換素子2の外周面部(接合部3の外面)と被
駆動物体6との接合によって歪み変換素子2の薄板部分
4の変形が阻害され、十分な縦方向変位量S3を得るこ
とができなかった。
【0010】この後者の原因については、図4に示すよ
うに歪み変換素子2の外面を曲面とし、歪み変換素子2
と被駆動物体6との接合面積を制限することにより解決
することを考えた。しかしながら、このような参考のた
めに試作した圧電アクチュエータBでは、歪み変換素子
2の中央部に接合しにくく、歪み変換素子2と被駆動物
体6との接合位置を一定に決めにくく、図5に示すよう
に被駆動物体6が不安定になるという欠点があった。さ
らに、製作工程が複雑になるうえ、圧電アクチュエータ
Bとしての変位量を確実に被駆動物体6へ伝達できない
ことがあきらかとなった。
【0011】本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、歪み変換素
子に発生する内部応力を緩和させることにより圧電アク
チュエータの縦方向変位量をより一層拡大させることに
ある。さらに、圧電アクチュエータの変位を被駆動物体
に確実に伝達させることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の圧電アクチュエ
ータは、圧電素子に歪み変換素子を接合し、歪み変換素
子によって圧電素子の横歪み成分を縦方向変位に変換さ
せるようにした圧電アクチュエータであって、前記歪み
変換素子を圧電素子の主面との間に空洞が形成されるよ
うな形状に形成すると共に、前記歪み変換素子の板厚を
均一にしたことを特徴としている。
【0013】前記圧電アクチュエータにおいては、圧電
素子の主面の形状と、歪み変換素子の平面形状とを等し
くしてもよい。
【0014】また、前記歪み変換素子の外周部分には、
切欠部を設けてもよい。この場合には、前記歪み変換素
子の外周各辺の中央部近傍に前記切欠部を半円状に形成
し、この切欠部を前記辺の長さの1/4以下の半径を有
する半円状にするとよい。
【0015】また、前記歪み変換素子の中心部に平坦部
を設けてもよい。この場合には、前記平坦部の外寸法を
前記歪み変換素子の外寸法の1/10以上1/5以下と
するのが好ましい。
【0016】さらに、前記圧電素子としては積層型圧電
素子を用いることができ、圧電素子の厚みは1〜5mmの
ものが好ましく、前記歪み変換素子は圧電素子の両主面
に接合することができる。
【0017】さらに、前記圧電素子及び前記歪み変換素
子に光ビームを通過させるための孔を開口してもよい。
【0018】また、上記圧電素子は、マニピュレータ、
光走査装置、光センサ装置、流量制御器、ステージ装
置、焦点調整機構及び光学装置のための駆動源として用
いることができる。
【0019】
【作用】本発明にあっては、歪み変換素子の板厚を均一
にしているので、圧電素子の横歪みに対して歪み変換素
子で発生する内部応力を小さくでき、圧電アクチュエー
タの変位量を大きくすることができる。また、歪み変換
素子をプレス等の簡単な加工方法によって作製すること
ができるので、加工コストを低減することができる。
【0020】また、歪み変換素子の外周部分に切欠部を
設ければ、圧電素子の横歪みに対して歪み変換素子に発
生する内部応力を逃がすことができるので、歪み変換素
子の縦方向変位量をより大きくすることができる。
【0021】また、歪み変換素子の中心部に平坦部を設
け、この平坦部に被駆動物体を接合させるようにするこ
とにより、被駆動物体を歪み変換素子の中心部に確実に
位置決めして接合することができ、しかも、被駆動物体
を安定に歪み変換素子に接合させることができる。従っ
て、圧電アクチュエータの変位量を確実に被駆動物体へ
伝達させることができるようになる。
【0022】また、圧電素子及び歪み変換素子に光ビー
ムを通過させるための孔を開口してあると、圧電アクチ
ュエータにレンズのような光学素子を取り付けることが
でき、圧電アクチュエータによって光学素子の焦点調整
などを行なわせることができる。
【0023】
【実施例】図6(a)(b)は本発明の一実施例による
圧電アクチュエータCを示す斜視図及び断面図である。
この圧電アクチュエータCにあっては、厚みがW=1〜
5mmの積層型圧電素子1の両主面にそれぞれ正四角錘台
状をした歪み変換素子11を配し、歪み変換素子11の
外周部分に設けられた接合部12を積層型圧電素子1の
主面外周部に接合(例えば、接着)させてある。この歪
み変換素子11は積層型圧電素子1と同一平面形状を持
ち、全体にわたって均一な板厚を有しており、中央部に
は平らな平坦部13が形成され、歪み変換素子11の内
面と積層型圧電素子1の主面との間に正四角錘台状の空
洞14が形成されている。この平坦部13の一辺の長さ
は、歪み変換素子11の一辺の長さの1/10〜1/5
倍としている。この歪み変換素子11は、例えば金属板
のプレス加工、あるいはプラスチック材料の成形加工に
よって容易に製作することができる。
【0024】しかして、積層型圧電素子1に電圧を印加
すると、図7に示すように、積層型圧電素子1が縦方向
(z方向)に伸張すると共に積層型圧電素子1の横方向
(x方向)の圧縮歪みεxが歪み変換素子11によって
縦方向変位S3に変換され、圧電アクチュエータCから
は大きな縦方向変位量S3が出力される。従来の圧電ア
クチュエータAでは、図2で説明したように、積層型圧
電素子1の圧縮歪みεxに対し、歪み変換素子11自身
の厚みが内部応力となってしまい、圧縮歪みεxを効率
良く縦方向変位に変換できなかったが、本発明の圧電ア
クチュエータCでは、歪み変換素子11の板厚を均一に
して変位変換の妨げとなる部分を除去しているため、効
率良く積層型圧電素子1の圧縮歪みεxを縦方向変位に
変換でき、従来例の圧電アクチュエータAよりも大きな
縦方向変位量S3を出力できる。
【0025】試作した結果によれば、本発明の圧電アク
チュエータCでは、従来の圧電アクチュエータAと比較
して3倍以上の縦方向変位量S3を出力できるようにな
った。また、従来の圧電アクチュエータAと同一の縦方
向変位を出力させる場合には、積層型圧電素子1に印加
する駆動電圧を低くすることができ、例えば5ボルトの
駆動電源でも十分な縦方向変位を得ることができる。こ
の結果、圧電アクチュエータCの応用範囲が広がること
が期待できる。
【0026】図8(a)(b)に示すものは本発明の別
な実施例による圧電アクチュエータDを示す斜視図及び
断面図である。この実施例にあっては、積層型圧電素子
1の主面に接合された正四角錘台状の歪み変換素子11
の外周部4辺において、各辺の中央部にそれぞれ切欠部
15を設けたものである。この切欠部15は略半円状を
しており、歪み変換素子11の接合部12から傾斜面部
16にかけて切り欠かれており、各切欠部15の半径は
歪み変換素子11の一辺の長さの1/4以下としてい
る。
【0027】従来例の圧電アクチュエータAでは、図9
に示すように、歪み変換素子2の接合部3が積層型圧電
素子1の横方向圧縮歪みに対して移動できないため、十
分に圧縮歪みεxを歪み変換素子2へ伝達させることが
できなかった。これに対し、この実施例では、歪み変換
素子11の接合部12近傍に半円状の切欠部15を設け
たので、接合部12が自由に変形できるようになり、積
層型圧電素子1の圧縮歪みεxに対する接合部12の内
部応力を吸収でき、歪み変換素子11の側面及び中心部
への影響を除去できる。したがって、圧縮歪みεxを縦
方向変位に効率良く変換し、図6の圧電アクチュエータ
Cよりも一層大きな縦方向変位量S3を出力することが
できる。
【0028】また、本発明の圧電アクチュエータC,D
にあっては、歪み変換素子11の中心部に平坦部13を
設けているので、図10に示すように平坦部13に被駆
動物体6を接合させることにより、最も大きな縦方向変
位を得られる歪み変換素子11の中心部に被駆動物体6
を簡単かつ確実に接合させることができる。したがっ
て、組立て精度を向上させることができ、被駆動物体6
を積層型圧電素子1の主面と平行に安定して配置させる
ことができる。
【0029】図11は本発明のさらに別な実施例による
圧電アクチュエータEを示す斜視図及び断面図である。
この圧電アクチュエータEは、円柱形の積層型圧電素子
1の両主面に円錐台状の歪み変換素子11を置き、周縁
の接合部12を積層型圧電素子1に接合させたものであ
る。この歪み変換素子11の中心部に設けられている円
形の平坦部13の直径は、歪み変換素子11の外径の1
/10〜1/5倍としている。また、この歪み変換素子
11の外周部には、内部応力を緩和させるための4つの
切欠部15を設けている。
【0030】なお、上記各実施例においては、圧電アク
チュエータの形状の数例を説明したが、歪み変換素子1
1全体の形状や平坦部13の形状、切欠部15の形状等
は、上記形状に限定されるものでなく、使用する積層型
圧電素子1の形状、圧電アクチュエータの使用形態、被
駆動物体6の形状などに応じて種々の構成が可能であ
る。また、積層型圧電素子1の両主面にそれぞれ歪み変
換素子11を接合した圧電アクチュエータを説明した
が、積層型圧電素子1の一方主面にのみ歪み変換素子1
1を接合した圧電アクチュエータであっても良いのはも
ちろんである。
【0031】上記圧電アクチュエータは種々の機器の駆
動源として用いることができる。例えば、図12に示す
ものは光走査装置に用いた場合を示している。この光走
査装置Fは、プレート状をした振動子21と本発明によ
る圧電アクチュエータ22とから構成されている。振動
子21は、光ビームrを反射させるミラー部23と振動
入力部24とをバー状の弾性変形部25によって結合し
たものであって、圧電アクチュエータ22は振動入力部
24に接合され、ミラー部23の片袖部にはウエイト部
26が設けられている。弾性変形部25は、ねじり変形
モード及び曲げ変形モードの2つの弾性共振振動モード
を有し、圧電アクチュエータ22を両共振振動モードの
共振周波数で振動させると、弾性変形部25がねじり変
形モード及び曲げ変形モードで共振振動し、ミラー部2
3が2方向に回動する。したがって、ミラー部23で反
射された光ビームrを2次元状に走査することができ
る。このような光走査装置Fに本発明の圧電アクチュエ
ータ22を用いれば、駆動部を小型化でき、また、駆動
電源の低電圧化を図ることができる。
【0032】図13に示すものは上記光走査装置を用い
た光センサ装置の一例を示すブロック図である。この光
センサ装置Gは、上記のような本発明の光走査装置3
1、半導体レーザ素子等の発光素子32とレンズのよう
な光学素子33からなる光源、フォトダイオード等の受
光素子34、発光素子32を駆動して光ビームrを出射
させる駆動回路35、光走査装置31を駆動するための
駆動回路36、受光素子34からの受光信号を電気的に
処理する信号処理回路37、および駆動回路35と信号
処理回路37を制御する制御部38から構成されてい
る。この光センサ装置Gにあっては、発光素子32から
出射された光ビームrは光走査装置31により検知領域
に向けて反射されると共に検知領域内で2次元状の走査
パターンに沿って走査される。このとき検知領域内に物
体39が存在すると、物体39で反射した光ビームrが
受光素子34で検知される。そして、光ビームrを受光
した受光素子34から出力される受光信号を信号処理回
路37で信号処理及び信号解析することにより検知領域
内に物体33が存在するか否か、さらに物体33の形状
等が検出される。
【0033】図14は本発明による圧電アクチュエータ
Hを用いた焦点調整機構Jを示す分解斜視図である。こ
の圧電アクチュエータHは、積層型圧電素子1の一方の
主面に角錐台状、円錐台状、角錐状、円錐状などの形状
をした均一な板厚の歪み変換素子11を配設し、外周の
接合部12を積層型圧電素子1の主面外周部に接合させ
たものであり、積層型圧電素子1の中央部には光ビーム
rを通過させるための貫通孔41が開口されており、歪
み変換素子11の中央部にも貫通孔41と位置を合わせ
て光ビームrを通過させるための貫通孔42が開口され
ている。また、焦点調整機構Jは、この圧電アクチュエ
ータHの歪み変換素子11の中央部に開口された貫通孔
42に集光用のレンズ43を取り付けたものである。し
かして、積層型圧電素子1の歪み変換素子11を取り付
けた主面と反対側の主面を固定しておき、圧電アクチュ
エータHの貫通孔41,42を通して光ビームrを投射
させると、光ビームrはレンズ43によって一定の焦点
位置に集光させられる。また、圧電アクチュエータHを
変位させてレンズ43の位置を光軸方向に移動させる
と、光ビームrの焦点位置が変化する。このような焦点
調整機構Jに本発明の圧電アクチュエータHを用いる
と、焦点調整機構Jを超小型化することができると共
に、レンズ43の調整範囲を大きくすることができる。
【0034】図15は上記焦点調整機構Jを用いたコン
パクトディスクや光磁気ディスク等の光ヘッド部Kを示
す斜視図である。この光ヘッド部Kは上記焦点距離調整
機構Jの貫通孔41,42に対向させて半導体レーザ素
子のような光源44を固定したものである。しかして、
光源44から出射された光ビームrはディスク45の表
面に形成されているビット列46に焦点が合うよう焦点
調整機構Jによって常に調整されている。このような光
ヘッド部Kに本発明の焦点調整機構Jを用いると、駆動
部を小型化及び低電圧化することができると共に、焦点
調整速度も高速化することができる。
【0035】図16は本発明によるステージ装置Mを示
す概略平面図である。このステージ装置Mは、U字形を
したフレーム47内にステージ48が配設されており、
ステージ48はバネ49の弾性を介してフレーム47に
移動可能に支持されている。ステージ48の端面とフレ
ーム47の内面との間には本発明の圧電アクチュエータ
50が挿入されており、圧電アクチュエータ50の平坦
部13がステージ48端面とフレーム47内面とにそれ
ぞれ接合または接触させられている。しかして、圧電ア
クチュエータ50を伸張させるとステージ48がp方向
に押し動かされ、圧電アクチュエータ50を収縮させる
とバネ49によってステージ48はq方向へ押し戻され
る。このように本発明の圧電アクチュエータ50を用い
てステージ装置Mを製作すれば、小型のステージ装置M
を製作することが可能になり、低電圧化も図れる。しか
も、圧電アクチュエータ50の変位量を大きくできるの
で、ステージ48の長ストローク化が可能になると共に
ステージ48を精密に移動させることができる。なお、
図16のステージ装置Mは1方向に移動するものである
が、圧電アクチュエータ50を2個用いることによりX
−Yステージとすることもできる。
【0036】図17は本発明によるマニピュレータNを
示す概略図である。このマニピュレータNにあっては、
一対の爪51の基端部を軸52によって回動自在に軸支
してあり、爪51の基端間に本発明の圧電アクチュエー
タ50を挟み込んである。従って、圧電アクチュエータ
50を伸張させて爪51の基端間を押し広げると爪51
の先端部が閉じ、その間に微小物体を把持できる。ま
た、爪51を開くためには、爪51の基端部を圧電アク
チュエータ50の平坦部13に接合しておき、圧電アク
チュエータ50の収縮に伴って爪51の先端部が開くよ
うにしても良いし、バネ等を用いて爪51が開くように
弾性的に付勢しておいても良い。本発明の圧電アクチュ
エータ50を用いてこのようなマニピュレータNを作製
すれば、微小物体を把持できる小型のマニピュレータN
を作製することができ、また、低電圧化も可能になる。
しかも、圧電アクチュエータ50のより大きな変位量を
得ることができるので、広い範囲にわたって精密な動作
が可能になる。
【0037】図18は本発明による流体制御器Rを示す
断面図である。この流量制御器Rにあっては、流体流路
53に設けられたバルブ54を動かすことにより、流体
流量を調整できるようになっている。また、このバルブ
54はダイアフラム室55に配設されたダイアフラム5
6を上下させることにより動かすことができる。ダイア
フラム室55内のダイアフラム56上面側(ノズル側)
には一定流量のエア等のガス57が送り込まれており、
同時にダイアフラム室55内に送り込まれたガス57は
ノズル58から外部へ排出されている。このノズル58
に対向させて配置された圧電アクチュエータ50は固定
部59に固定されており、圧電アクチュエータ50の変
位側の歪み変換素子11に取り付けられたノズル蓋60
はノズル58の先端と近接している。従って、圧電アク
チュエータ50を変位させ、ノズル蓋60とノズル58
先端との距離を変えることによりノズル58の開口度を
変化させることができる。これによってノズル58から
排出されるガス57の排出速度を制御し、ダイアフラム
室55内の圧力を調整することができる。例えば、ノズ
ル蓋60をノズル58に接近させてガス57の排出速度
を小さくすると、ダイアフラム室55内の圧力が高くな
るので、ダイアフラム56が押されてバルブ54を下降
させ、流体流量を増加させる。また、ノズル蓋60をノ
ズル58から遠ざけてガス57の排出速度を大きくする
と、ダイアフラム室55内の圧力が低下するので、ダイ
アフラム56が復帰してバルブ54を上昇させ、流体流
量を減少させる。従って、圧電アクチュエータ50の変
位量の関数として流量流量を制御することができる。こ
のような流体制御器Rにおいて、本発明の変位量の大き
な圧電アクチュエータ50を用いれば、流体流量の制御
範囲を大きくできると共に低電圧化が図れる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、歪み変換素子の板厚を
均一にしているので、圧電素子の横歪みに対して歪み変
換素子で発生する内部応力を小さくでき、圧電アクチュ
エータの変位量を大きくすることができる。従って、低
電圧でより大きな変位量を出力させることが可能にな
る。
【0039】また、歪み変換素子の板厚を均一にしたこ
とにより、歪み変換素子をプレス等の簡単な加工方法に
よって作製することができるので、加工コストを低減す
ることができる。
【0040】また、歪み変換素子の外周部分に切欠部を
設ければ、圧電素子の横歪みに対して歪み変換素子に発
生する内部応力を逃がすことができるので、歪み変換素
子の縦方向変位量をより大きくすることができる。
【0041】また、歪み変換素子の中心部に平坦部を設
け、この平坦部に被駆動物体を接合させるようにするこ
とにより、被駆動物体を歪み変換素子の中心部に確実に
位置決めして接合することができ、しかも、被駆動物体
を安定に歪み変換素子に接合させることができる。従っ
て、圧電アクチュエータの変位量を確実に被駆動物体へ
伝達させることができるようになる。また、平坦部を設
けているので、被駆動物体との組立性が向上し、組立コ
ストも低減できる。
【0042】また、圧電素子及び歪み変換素子に光ビー
ムを通過させるための孔を開口してあると、圧電アクチ
ュエータにレンズのような光学素子を取り付けることが
でき、圧電アクチュエータによって光学素子や光学装置
の焦点調整などを行なわせることができる。
【0043】また、本発明の圧電アクチュエータは、マ
ニピュレータ、光走査装置、光センサ装置、流量制御
器、ステージ装置、焦点調整機構、光ヘッド部等の駆動
源として用いることができ、これらの機器の小型化、低
電圧化、精密化などを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)は従来例の圧電アクチュエータを
示す斜視図及び断面図である。
【図2】同上の圧電アクチュエータの変位出力時の挙動
を示す説明図である。
【図3】被駆動物体を取り付けられた同上の圧電アクチ
ュエータを示す断面図である。
【図4】被駆動物体を取り付けられた参考例の圧電アク
チュエータを示す断面図である。
【図5】同上の参考例の問題点を説明する説明図であ
る。
【図6】(a)(b)は本発明の一実施例による圧電ア
クチュエータを示す斜視図及び断面図である。
【図7】同上の実施例の変位出力時の挙動を示す説明図
である。
【図8】(a)(b)は本発明の別な実施例による圧電
アクチュエータを示す斜視図及び断面図である。
【図9】従来例の圧電アクチュエータの欠点を説明する
ための説明図である。
【図10】本発明の圧電アクチュエータの効果を説明す
るための図である。
【図11】(a)(b)は本発明のさらに別な実施例に
よる圧電アクチュエータを示す斜視図及び断面図であ
る。
【図12】本発明による圧電アクチュエータを用いた光
走査装置を示す斜視図である。
【図13】同上の光走査装置を用いた光センサ装置を示
すブロック図である。
【図14】本発明による圧電アクチュエータを用いた焦
点調整機構を示す分解斜視図である。
【図15】同上の焦点調整機構を用いた光ヘッド部を示
す斜視図である。
【図16】本発明による圧電アクチュエータを用いたス
テージ装置を示す平面図である。
【図17】本発明による圧電アクチュエータを用いたマ
ニピュレータを示す概略正面図である。
【図18】本発明による圧電アクチュエータを用いた流
体制御器を示す断面図である。
【符号の説明】
1 積層型圧電素子 11 歪み変換素子 12 接合部 13 平坦部 14 空洞 15 切欠部 41,42 貫通孔

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電素子に歪み変換素子を接合し、歪み
    変換素子によって圧電素子の横歪み成分を縦方向変位に
    変換させるようにした圧電アクチュエータであって、 前記歪み変換素子を圧電素子の主面との間に空洞が形成
    されるような形状に形成すると共に、前記歪み変換素子
    の板厚を均一にしたことを特徴とする圧電アクチュエー
    タ。
  2. 【請求項2】 前記圧電素子の主面の形状と、前記歪み
    変換素子の平面形状とが等しくなっていることを特徴と
    する請求項1に記載の圧電アクチュエータ。
  3. 【請求項3】 前記歪み変換素子の外周部分に切欠部を
    設けたことを特徴とする請求項1に記載の圧電アクチュ
    エータ。
  4. 【請求項4】 前記歪み変換素子の外周各辺の中央部近
    傍に前記切欠部を半円状に形成し、この切欠部を前記辺
    の長さの1/4以下の半径を有する半円状としたことを
    特徴とする請求項3に記載の圧電アクチュエータ。
  5. 【請求項5】 前記歪み変換素子の中心部に平坦部を設
    けたことを特徴とする請求項1,2,3又は4に記載の
    圧電アクチュエータ。
  6. 【請求項6】 前記平坦部の外寸法が前記歪み変換素子
    の外寸法の1/10以上1/5以下であることを特徴と
    する請求項5に記載の圧電アクチュエータ。
  7. 【請求項7】 前記圧電素子が積層型圧電素子であるこ
    とを特徴とする請求項1,2,3,4,5又は6に記載
    の圧電アクチュエータ。
  8. 【請求項8】 前記圧電素子の厚みが1〜5mmであるこ
    とを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6又は7に
    記載の圧電アクチュエータ。
  9. 【請求項9】 前記歪み変換素子が前記圧電素子の両主
    面に接合されていることを特徴とする請求項1,2,
    3,4,5,6,7又は8に記載の圧電アクチュエー
    タ。
  10. 【請求項10】前記圧電素子及び前記歪み変換素子に光
    ビームを通過させるための孔を開口したことを特徴とす
    る請求項1,2,3,4,5,6,7,8又は9に記載
    の圧電アクチュエータ。
  11. 【請求項11】 物体をつかむための把持手段の駆動源
    として、請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9又
    は10に記載の圧電アクチュエータを用いたことを特徴
    とするマニピュレータ。
  12. 【請求項12】 請求項1,2,3,4,5,6,7,
    8,9又は10に記載の圧電アクチュエータをミラー部
    の駆動源として用いたことを特徴とする光走査装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の光走査装置、光
    源、光強度を検知する受光素子及び受光素子で検知した
    電気信号を処理する信号処理回路から構成され、前記光
    源から出射された光ビームを前記光走査装置により走査
    し、物体からの反射光を検知して物体の有無や形状など
    の情報を検知することを特徴とする光センサ装置。
  14. 【請求項14】 流体の流量を微小にコントロールする
    ための弁の駆動源として、請求項1,2,3,4,5,
    6,7,8,9又は10に記載の圧電アクチュエータを
    用いたことを特徴とする流量制御器。
  15. 【請求項15】 請求項1,2,3,4,5,6,7,
    8,9又は10に記載の圧電アクチュエータを駆動源と
    して用いたことを特徴とするステージ装置。
  16. 【請求項16】 請求項10に記載の圧電アクチュエー
    タが備える前記歪み変換素子の孔にレンズを装着し、圧
    電アクチュエータによってレンズを光軸方向に移動させ
    るようにした焦点調整機構。
  17. 【請求項17】 バーコードリーダや光ピックアップ等
    の光学装置であって、請求項16に記載の焦点調整機構
    を備えたことを特徴とする光学装置。
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