JPH0633861B2 - 流体排出装置 - Google Patents

流体排出装置

Info

Publication number
JPH0633861B2
JPH0633861B2 JP11685690A JP11685690A JPH0633861B2 JP H0633861 B2 JPH0633861 B2 JP H0633861B2 JP 11685690 A JP11685690 A JP 11685690A JP 11685690 A JP11685690 A JP 11685690A JP H0633861 B2 JPH0633861 B2 JP H0633861B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge device
cable
auxiliary terminal
fluid discharge
tea pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11685690A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0415400A (ja
Inventor
久栄 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikkiso Co Ltd
Original Assignee
Nikkiso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikkiso Co Ltd filed Critical Nikkiso Co Ltd
Priority to JP11685690A priority Critical patent/JPH0633861B2/ja
Publication of JPH0415400A publication Critical patent/JPH0415400A/ja
Publication of JPH0633861B2 publication Critical patent/JPH0633861B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F17STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
    • F17CVESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
    • F17C9/00Methods or apparatus for discharging liquefied or solidified gases from vessels not under pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F17STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
    • F17CVESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
    • F17C2201/00Vessel construction, in particular geometry, arrangement or size
    • F17C2201/01Shape
    • F17C2201/0104Shape cylindrical
    • F17C2201/0109Shape cylindrical with exteriorly curved end-piece
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F17STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
    • F17CVESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
    • F17C2203/00Vessel construction, in particular walls or details thereof
    • F17C2203/03Thermal insulations
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F17STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
    • F17CVESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
    • F17C2205/00Vessel construction, in particular mounting arrangements, attachments or identifications means
    • F17C2205/03Fluid connections, filters, valves, closure means or other attachments
    • F17C2205/0302Fittings, valves, filters, or components in connection with the gas storage device
    • F17C2205/0311Closure means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F17STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
    • F17CVESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
    • F17C2223/00Handled fluid before transfer, i.e. state of fluid when stored in the vessel or before transfer from the vessel
    • F17C2223/01Handled fluid before transfer, i.e. state of fluid when stored in the vessel or before transfer from the vessel characterised by the phase
    • F17C2223/0146Two-phase
    • F17C2223/0153Liquefied gas, e.g. LPG, GPL
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F17STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
    • F17CVESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
    • F17C2227/00Transfer of fluids, i.e. method or means for transferring the fluid; Heat exchange with the fluid
    • F17C2227/01Propulsion of the fluid
    • F17C2227/0128Propulsion of the fluid with pumps or compressors
    • F17C2227/0135Pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F17STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
    • F17CVESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
    • F17C2227/00Transfer of fluids, i.e. method or means for transferring the fluid; Heat exchange with the fluid
    • F17C2227/04Methods for emptying or filling

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、流体排出装置に係り、特に液化ガス等の液
体を貯留ないしは運搬するタンクローリ車等のタンクに
使用される流体排出装置の改良に関する。
[従来の技術] 従来この種の流体排出装置としてのバルク型キャンドモ
ータポンプの流体排出装置は特開昭59−147614
号公報により知られている。
すなわち、このバルク型キャンドモータポンプ(以下浸
漬型キャンドモータポンプと称する)等の流体排出装置
はタンクローリ車のタンク内に貯留されたLPGないし
LNG等の低温高圧流体を排出するために使用される。
しかるに、この浸漬型キャンドモータポンプは第8図に
示すように、タンクローリ車のタンク30の底部32に開設
したマンホール34には、このマンホールと一体的に構成
したフランジ付きケーシング36をガスケット等のシール
部材38を介してスタッドボルト40により液密に嵌合装着
される。
ポンプケーシング36の内側部には、その底部42が前記タ
ンク底部より低い位置に液溜め室44を形成してこの液溜
室44の上部開口部に浸漬型キャンドモータポンプ46を取
付ける。
すなわち、このキャンドモータポンプ46は、モータ部48
を保持するフロントエンドベル50を取付けボルト52を介
して液溜室44の上部開口部に取着すると共に、ロータ軸
54に固定されるインペラ56とインデューサ58を収納する
ポンプ部ケーシング60を前記液溜室44の内側段部62に嵌
合する。
また、ロータ軸54をベアリング64を介して軸支する前部
ベアリングハウジング66も前記ポンプ部ケーシング60と
同様に段部62に嵌合する。
そして、ポンプ部ケーシング60の上側部所定位置には通
孔68を設けてこの通孔68と液溜室44に並設した吐出空間
70の吐出口72とを連通すると共に前記ポンプ部ケーシン
グ60の吸入口74を液溜室44の底部42に臨ませ、さらにポ
ンプケーシング36の上側部、すなわちポンプケーシング
36とフロントエンドベル50との取付部以外の所定位置に
流体流入口を開設することにより、タンク30の内部と吐
出口72とをポンプケーシング36の流入口→液溜室44とポ
ンプ部ケーシング60との間に形成される流路76→ポンプ
部ケーシング60の吸入口74→通孔68および吐出空間70を
介して連通する。
さらに、吐出空間70内には緊急遮断弁(図示せず)が配
設される。
一方、キャンドモータポンプ46のモータ部ステータ78か
ら導出される導線80は、ティーパイプ82およびポンプケ
ーシング36を貫通する案内管88を介して前記液溜室44に
隣接される端子室84内において外部操作装置の電線ケー
ブル(図示せず)に接続する。なお、この場合、導線80
の導出部分はティーパイプ82内には絶縁性樹脂86を充填
して防爆処理を行うと共にフロントエンドベル50とケー
シング36との取着部分にはシール部材90およびシールス
リーブ92を介挿して絶縁密封される。
さらに、前述した浸漬型キャンドモータポンプをタンク
ローリ車のタンクに設置する場合、タンクローリ車の底
部には配線、配管の他に車輛の基本構成となるシャー
シ、ユニバーサ等が配置されるため前述ポンプ用の配管
並びに配管用機器類を可能な限り短く且つ少なくするこ
とが要求される。
しかるに、浸漬型キャンドモータポンプは、その構成上
次のような特徴を有している。
すなわち、ポンプケーシング36は、これをマンホール兼
用に構成することによりタンク底部32のマンホールフラ
ンジに直接取着してコンパクトに配置することができ、
また、ポンプ吸込口74はこれをタンク内に開放するよう
構成することにより吸込み配管およびバルブ類を廃止
し、さらに、モータ室内を潤滑したリバース液を後部ベ
アリング89に設けたリバース出口からタンク30内へ排出
するように構成することによりリバース配管および関連
機器を廃止することができる。
そして、ポンプ吐出空間70には緊急遮断弁を設けること
により、地面と配管の距離は比較的長く確保することが
できる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記のように構成された従来の浸漬型キ
ャンドモータポンプは、後述する問題点を有している。
すなわち、ポンプ部ケーシング60とモータ部48の接合部
において、モータ部48から導出される導線80の導出部分
は絶縁性樹脂86により囲繞されているため、ポンプ部ケ
ーシング60とモータ部48を分離するには絶縁性樹脂86を
その都度除去しなければならない。
さらに、この絶縁性樹脂86を長期間使用すると樹脂が水
分を九州し、特に水圧試験を実施したとき絶縁劣化を生
ずる場合がある。
一方、ポンプケーシング36とモータ部48接合部のOリン
グシール面からティーパイプ82内に高圧のガスが流入
し、ステータ78内に侵入することがある。この場合、タ
ンク30内の液化ガスを排出してその内部圧力を大気圧に
開放したとき、ステータ室77内に高圧のガスが残留して
いるとステータライナ79が変形してロータ53と接触し、
ロータ53およびステータ78の破損原因となる。
このステータライナ79が破損した場合、液化ガスはステ
ータ室77内に侵入して部分的にガス化すると、このガス
がモータの導線80と、この導線80を絶縁する絶縁材86の
境界を経由して端子箱84内へ流れ、さらに電源操作盤室
へ流出して極めて危険な状態となる。
さらに、タンクローリ車のタンク底部32に浸漬型キャン
ドモータポンプを設置する場合、車体の設計上(車体の
軽量化および省スペース化)ミニマムフロー用配管を設
けることができず、この為、ポンプ吐出配管接続時に供
給側配管内のガスがポンプ側に逆流し、ポンプ室内にガ
スが残留した状態でポンプを起動しなければならない。
その為、ポンプ起動時にポンプ部ケーシング60内の液体
とガスが遠心分離され、液体はポンプ部ケーシング60外
周部に集中してディフューザ58からポンプ部ケーシング
60の外部へ圧送されるが、ガスはポンプ部ケーシング60
内周部に集中し、遠心分離されたポンプ部ケーシング60
外周部の液体がポンプ部ケーシング60の外部へ圧送され
た後は、ガスがポンプ部ケーシング60内に充填してポン
プ作用が不可能となる場合がある。
さらに、締切り点付近の小流量でポンプを運転した場
合、ケーシング吐出口の液温は、タンク内の液温より上
昇し、特にLPGのような液化ガスの場合の温度上昇は
水の約4倍となる。
すなわち、温度上昇をΔt(℃)とすると、 となる。ここで、 LHP=0.0163×γ×Q×H BHP;ポンプ軸動力(KW) LHP;ポンプ水動力(KW) C ;流体の比熱(kca/kg℃) γ ;流体の比重 Q ;ポンプの吐出量(/min) q ;モータ側へのサーキュレーション量(/mi
n) H ;ポンプ全揚程(m) すなわち、水の比熱に対しLPGの比熱は約0.5、また
は水の比重に対しLPGの比重は約0.5、その上締切点
付近で運転の場合はQ=0で、LHP=0、軸動力の全
ては温度上昇に費やされポンプ部ケーシング内でガス化
し易い。
しかるに、従来のポンプにおいては、タンク内の残留液
をできるだけ少なくしたい時は吐出バルブを絞り、流量
を少なくした上でジョグ運転を繰返す手段により行って
いた。
このためキャンドモータの寿命を縮めることとなり、ま
たポンプ運転が正常に立上げられた後少流量で運転を継
続するとポンプ室内の液温が上昇してガス化し、ポンピ
ング不良となる難点を有していた。
そこで、本発明の目的は、上記の問題点を解決するた
め、モータ部のステータ室側面およびポンプケーシング
の一部に第1、第2導出口を設け、これら第1、第2導
出口にステータより導出される導線および主端子室より
導出される導線を接続する第1および第2補助端子台を
設けてこれを絶縁かつ密閉し、前記第1および第2補助
端子台に中間ケーブルを結合し、前記第1、第2導出口
にティーパイプを接合して前記中間ケーブルをティーパ
イプ内に密閉格納すると共に、前記ティーパイプの上方
に開口端部を形成してこの開口部を着脱可能なキャップ
により密閉閉塞するよう構成することにより、第1、第
2補助端子台内への液化ガスの流入を抑制して安全性を
向上させ、ステータおよび導線の寿命の延長を可能にす
ると共に、ポンプケーシングの分解組立を容易に行うよ
うにすることのできる液体排出装置を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 前記の目的を達成するため、本発明においては、液化ガ
ス等の流体を貯留するタンクの底部にマンホールを開設
してこのマンホールに蓋体と一体的に構成したポンプケ
ーシングを装着し、前記ポンプケーシング内側部には前
記タンク室底部より低い位置に液溜室を形成してこの液
溜室の上部開口部に浸漬型キャンドモータポンプを取付
け、前記ポンプケーシングの一部に端子室を画成すると
共に前記ケーシングの上側部所定位置に通孔を設け、こ
の通孔と前記液溜室に並設した吐出空間の吐出口とを連
通し、前記ケーシングの吸入口を前記液溜室の底部に臨
ませるように構成した流体排出装置において、 モータ部のステータ室側面に第1導出口を設けると共に
ポンプケーシングの一部に第2導出口を設け、前記第1
導出口にステータより導出される導線を接続する第1補
助端子台を設けてこれを絶縁かつ密封し、かつ前記第2
導出口に主端子室から導出される導線を接続する第2補
助端子台を設けてこれを絶縁かつ密封し、前記第1、第
2補助端子台間に中間ケーブルを結合し、前記第1、第
2導出口間にティーパイプを接合するよう構成し、この
ティーパイプは、この内部に前記中間ケーブルを密閉格
納すると共に、ティーパイプの上方に開口端部を形成し
て、この開口端部をキャップにより密閉閉塞するよう構
成することを特徴とする。
この場合、前記中間ケーブルは、前記第1補助端子台に
結合される一方のケーブルを立上げると共に、前記第2
の補助端子台に結合される他方のケーブルを折曲して立
上げ、相方の立上げたケーブルの各端部を結合して前記
ティーパイプ内に密閉格納するよう構成すれば好適であ
る。
また、前記中間ケーブルは、それぞれのケーブルを絶縁
チューブ内に挿入すると共に相互に結合された複数の中
間ケーブルを束として少なくとも1本以上の絶縁チュー
ブ内に挿入するよう構成してもよい。
また、前記ティーパイプは、このティーパイプの上方端
部に開口部を形成してこの開口端部を、この開口端部よ
り突出した部分のケーブルを挿入可能に形成したキャッ
プにより閉塞して中間ケーブルをティーパイプ内に密閉
格納するよう構成することもできる。
また、前記第1導出口は、この導出口に単管を接合して
その内部に第1補助端子台を設けてこれを絶縁密封し、
さらに前記単管を囲繞してその外周にティーパイプの開
口端部を接合するよう構成すれば好適である。
さらに、前記ティーパイプおよびキャップは、それぞれ
の内部を絶縁樹脂でコーティングしてもよい。
一方、前記ポンプケーシングは、ディフューザに連通す
る吐出空間とタンク内部とを連通すべく圧力隔壁にバイ
パス孔を形成し、前記ディフューザから吐出された液の
一部を前記パイパス孔を介してタンク内に還流するよう
構成すれば好適である。
[作用] 本発明に係る流体排出装置は、モータ部のステータ室側
面に第1導出口を設けると共に、ポンプケーシングの一
部に第2導出口を設け、前記第1導出口にステータより
導出される導線を接続する第1補助端子台を設けてこれ
を絶縁密封し、かつ前記第2導出口に主端子室から導出
される導線を接続する第2補助端子台を設けてこれを絶
縁密封し、前記第1、第2補助端子台間に中間ケーブル
を結合し、前記第1、第2導出口間にティーパイプを接
合するよう構成し、このティーパイプは、この内部に前
記中間ケーブルを格納すると共に、ティーパイプの上方
に開口端部を形成して、この開口端部をキャップにより
密閉閉塞するよう構成することにより、第1、第2補助
端子台内への液化ガスの流入を抑制して安全性の向上を
図ると共に、ステータおよび導線の寿命を延し、さらに
ポンプケーシングとステータの分解組立が容易となり、
さらに、ディフューザに連通する吐出空間とタンク内部
とを連通すべく圧力隔壁にバイパス孔を形成することに
より、ポンプの起動条件を最適状態に確保することがで
き、且つバイパス配管を廃止することにより、この種の
ポンプの機能の向上を図ると共に製造原価を大幅に低減
することができる。
[実施例] 次に、本発明に係る流体排出装置の実施例につき貼付図
面を参照しながら以下詳細に説明する。
なお、説明の便宜上第8図に示す従来例と同一構成部分
については、同一参照符号を付し、その詳細な説明を省
略する。
第2図はタンクローリ車に搭載しLPG,LNG等の液
化ガスを貯留して運搬するタンクを示し、第2図(a)は
流体排出装置を備えたタンクの断面図であり、第2図
(b)は第2図(a)のA−A断面図である。
第2図(a),(b)において、参照符号30はタンクを示し、
このタンク30の底部32にはマンホール34を開設し、さら
にこのマンホール34にマンホール蓋体と一体的に構成し
たフランジ付きポンプケーシング36をガスケット等のシ
ール部材38を介して液密に嵌合装着する。
また、第1図は本発明の流体排出装置としての浸漬型ポ
ンプの全体断面図を示し、第1図において、参照符号87
は主端子箱を示し、この主端子箱87はポンプケーシング
36の液溜室76に隣接する端子室84の底部に固定される。
この場合、モータ部ステータ室77の側面には第1導出口
10を形成すると共に、ポンプ部ケーシング36上面にも第
2導出口12を形成する。
そして、前記第1導出口10にはステータ78より導出され
る導線の端部を接続する第1補助端子台16を設けてこの
部分を密閉し、さらに主端子箱87から導出される導線の
端部を接続する第2補助端子台18を設けてこの部分も同
様に密閉する。このように密閉された各導出口10,12の
第1、第2補助端子台16,18にはそれぞれ中間ケーブル2
0が接続される。
すなわち、第3図(a),(b)および(c)に示すようにこの中
間ケーブル20は一方のケーブル20aの一端を前記第1補
助端子台16に結合して立上げると共に、前記第2補助端
子台18に他方のケーブル20bの一端を結合しこれを折曲
して立上げ、相方の立上げたケーブルの他端を結合す
る。そして、前記中間ケーブル20は絶縁チューブ22a,22
b内に挿入し、さらに相互に結合された少なくとも1本
以上の中間ケーブル20は、これらを一束または複数の束
として絶縁チューブ26内に挿入することもできる。
また、中間ケーブル20はこれを絶縁チューブ22a,22bに
よりそれぞれ被覆することにより、タンクローリ車の振
動を受けて互いにケーブル同志の接触による摩耗で破損
することがなく安全に保護される。
そして、第4図に示すように、ポンプケーシング36上部
に取付けられるフロントエンドベル50の第2導出口12に
対応する位置に穿設された貫通孔50aにティーパイプ14
の一端開口端部14aを溶接等の手段で接合する。同様に
ステータバンド78a側面に導出口として形成された貫通
穴10の周縁に単管85aを接合すると共に、この単管85aの
外周にこれを囲繞する大径の単管85cを接合してこの管
端にティーパイプ14側面の開口端部14bを接合する。
この場合、ティーパイプ14の上端に開口部を形成し、こ
の開口端部14cより突出した中間ケーブル20の立上り部
は、前記キャップ28に形成された凹部内に挿入した状態
でこのキャップ28を接合することにより、中間ケーブル
20をティーパイプ14内に密閉格納することができる。
なお、第5図に示すように中間ケーブル20はその立上り
部先端を途中で折曲げてティーパイプ14内に収納し他端
開口部を蓋板29により閉塞して密閉格納することもでき
る。
また、第6図はティーパイプ14の変形例を示し、このテ
ィーパイプ14の開口端部14bは、ステータバンド78a側面
の貫通穴10周縁に接合され内部に第2補助端子台18を絶
縁密封して設けた単管85bの端面に突合せ接合される。
このように、ティーパイプ14の上端に開口端部14cを形
成して、この開口端部14cにキャップ28が着脱可能に接
合されるよう構成されているため、モータ側とポンプケ
ーシング側とを分離する際は、キャップ28を取外すこと
によりティーパイプ14内に格納された中間ケーブル20の
端部をその接続部より容易に分離することができ、また
モータ側とポンプケーシング側を再度組立てる際には中
間ケーブル20の端部を接続したのち、ティーパイプ14の
開口端部14cをキャップ28により密閉閉塞することによ
り、モータ側およびポンプ側の接続が容易となり、モー
タ部およびポンプ部の保守点検時における作業性の向上
をはかることができる。
従って、ステータバンド78a側面の単管85b端面にティー
パイプ14の開口端部14bを一体的に接合することによ
り、仮にステータライナ79(第1図参照)が破損して
も、タンク30内の液化ガスがティーパイプ14内に侵入す
ることがなく、また、ステータライナ79が破損しない場
合でも、長年高圧の液化ガス中に浸漬していることによ
り、ティーパイプ14とキャップ28のシール面から徐々に
侵入する高圧ガスは第1補助端子台16によりステータ室
内への侵入を確実に阻止することができる。従って、タ
ンクを開放し或いは内圧を減圧することによるステータ
ライナ78aの変形を防止することができる。
尚、ティーパイプ内中間ケーブルの絶縁方法として、ポ
ンプ取扱液の種類を考慮することなく標準的なシリコン
ゴム被覆の上にガラス編組チューブを被包することがで
きる。
また、第7図はティーパイプの他の変形例を示し、これ
は第4図に示すティーパイプ14の開口端部14bを直接ス
テータバンドの側面に単管85aを囲繞するよう溶接接合
したものである。
このように、単管85aの外周にこれを囲繞してステータ
バンドの側面にティーパイプ14の開口単部14bを二重に
接合する構成を採ることにより、前記第1補助端子台18
が例えば200℃以上に過熱された場合、この第1補助
端子台18の金属製の端子と無機ガラスによる絶縁材との
線膨脹率の差異に起因する割れを抑制し、絶縁状態を良
好に保つことができる。
なお、ティーパイプ14およびキャップ28の内部を絶縁樹
脂でコーティングすることにより、ケーブル或いは補助
端子台の絶縁部分が破損しても対地間の絶縁が低下する
ことなく運転することができる。
一方、第1図に示すように、ポンプケーシング36にディ
フューザ59に連通する吐出空間70とタンク30内部とを連
通すべくフロントエンドベル50および圧力隔壁45にバイ
パス孔55を形成し、前記ディフューザ59から吐出された
液の一部を前記バイパス孔55を介してタンク30内に還流
するよう構成することにより、吐出側のバルブが遮断さ
れても運転が継続され、また従来ポンプが停止した場合
吐出空間、ディフューザ部59で滞留したガスもバイパス
孔55を介してタンク30内に直ちに排出されるため、ポン
プの起動を容易に行うことができる。
[発明の効果] 前述した実施例から明らかなように、本発明に係る流体
排出装置によれば、 モータ部のステータ室側面に第1導出口を設けると共に
ポンプケーシング一部に第2導出口を設け、前記第1導
出口にステータより導出される導線を接続する第1補助
端子台を設けてこれを絶縁密封し、かつ前記第2導出口
に主端子室から導出される導線を接続する第2補助端子
台を設けてこれを絶縁密封し、前記第1、第2補助端子
台間に中間ケーブルを結合し、前記第1、第2導出口間
にティーパイプを接合して前記中間ケーブルをティーパ
イプ内に密閉格納し、ティーパイプ14の上端に形成され
た開口端部14cを着脱可能なキャップ28または蓋板29に
より接合するよう構成することにより、この開口部より
ティーパイプ14内に密閉格納された中間ケーブル20の接
続端部をその部分より容易に着脱することができるた
め、第1、第2補助端子台内への液化ガスの流入を抑制
して安全性を向上させ、ステータおよび導線の寿命の延
長を可能にすると共に、モータ部およびポンプ部の保守
点検時等におけるポンプケーシングとステータの分解組
立作業が容易となり、 さらに、ディフューザに連通する吐出空間とタンク内部
とを連通すべく圧力隔壁にバイパス孔を形成することに
より、ポンプの起動条件を最適状態に確保し得ると共
に、従来のバイパス配管を廃止することにより、この種
のポンプの製造原価を大幅に低減し、ポンプの安全性並
びに経済性において優れた効果を奏する。
以上、本発明の本発明の好適な実施例について説明した
が、本発明の精神を逸脱しない範囲内において種々の設
計変更をなし得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る流体排出装置の一実施例を示す全
体断面図、第2図は本発明の流体排出装置を取付けたタ
ンクローリ車に搭載されるタンクの断面を示し、第2図
(a)は前記タンクの全体断面図、第2図(b)は第2図(a)
のA−A断面図、第3図は中間ケーブルを示し、第3図
(a)は中間ケーブルに絶縁チューブを被包した状態を示
す説明図、第3図(b)は少なくとも一つ以上の中間ケー
ブルの束に絶縁チューブを被包した状態を示す説明図、
第3図(c)は第3図(b)のB−B断面図、第4図および第
5図はティーパイプの使用例を示す説明図、第6図はテ
ィーパイプの変形例を示す断面図、第7図はティーパイ
プの他の変形例を示す断面図であり、第8図は従来の流
体排出装置を示す断面図である。 10……第1導出口、12……第2導出口 14……ティーパイプ 14a,14b,14c……開口端部 16……第1補助端子台、18……第2補助端子台 20,20a,20b……中間ケーブル 22a,22b,26……絶縁チューブ 28……キャップ、29……蓋板 30……タンク、32……タンク底部 34……マンホール 36……ポンプケーシング 38……シール部材、42……底部 44……液溜室、45……圧力隔壁 46……キャンドモータポンプ 48……モータ部 50……フロントエンドベル 54……ロータ軸、55……バイパス孔 56……インペラ、58……インデューサ 59……ディフューザ 60……ポンプ部ケーシング 62……段部、64……前部ベアリング 66……前部ベアリングハウジング 68……通孔、70……吐出空間 72……吐出口、74……吸入口 76……流路、77……ステータ室 78……ステータ、78a……ステータバンド 79……ステータライナ、80……導線 82……ティーパイプ、85a,85b,85c……単管 84……端子室、87……主端子箱 89……後部ベアリング

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液化ガス等の流体を貯留するタンクの底部
    にマンホールを開設してこのマンホールに蓋体と一体的
    に構成したポンプケーシングを装着し、前記ポンプケー
    シングの内側部には前記タンク室底部より低い位置に液
    溜室を形成してこの液溜室の上部開口部に浸漬型キャン
    ドモータポンプを取付け、前記ポンプケーシングの一部
    に端子室を画成すると共に前記ケーシングの上側部所定
    位置に通孔を設け、この通孔と前記液溜室に並設した吐
    出空間の吐出口とを連通し、前記ケーシングの吸入口を
    前記液溜室の底部に臨ませるように構成した流体排出装
    置において、 モータ部のステータ室側面に第1導出口を設けると共に
    ポンプケーシングの一部に第2導出口を設け、前記第1
    導出口にステータより導出される導線を接続する第1補
    助端子台を設けてこれを絶縁かつ密封し、かつ前記第2
    導出口に主端子室から導出される導線を接続する第2補
    助端子台を設けてこれを絶縁かつ密封し、前記第1、第
    2補助端子台間に中間ケーブルを結合し、前記第1、第
    2導出口間にティーパイプを接合するよう構成し、この
    ティーパイプは、この内部に前記中間ケーブルを密閉格
    納すると共に、ティーパイプの上方に開口端部を形成し
    て、この開口端部をキャップにより密閉閉塞するよう構
    成することを特徴とする流体排出装置。
  2. 【請求項2】前記中間ケーブルは、前記第1補助端子台
    に結合される一方のケーブルを立上げると共に、前記第
    2の補助端子台に結合される他方のケーブルを折曲して
    立上げ、相方の立上げたケーブルの各端部を結合して前
    記ティーパイプ内に密閉格納するよう構成してなる請求
    項1記載の流体排出装置。
  3. 【請求項3】前記中間ケーブルは、それぞれのケーブル
    を絶縁チューブ内に挿入すると共に相互に結合された複
    数の中間ケーブルを束として少なくとも1本以上の絶縁
    チューブ内に挿入するよう構成してなる請求項1記載の
    流体排出装置。
  4. 【請求項4】前記ティーパイプは、このティーパイプの
    上方端部に開口部を形成してこの開口端部を、この開口
    端部より突出した部分のケーブルを挿入可能に形成した
    キャップにより閉塞して中間ケーブルをティーパイプ内
    に密閉格納するよう構成してなる請求項1乃至2記載の
    流体排出装置。
  5. 【請求項5】前記ティーパイプは、このティーパイプの
    上方端部に開口部を形成してこの開口端部より突出した
    ケーブルの一部を折曲してこれをティーパイプ内に収納
    し、前記開口端部を蓋板により閉塞して中間ケーブルを
    ティーパイプ内に密閉格納するよう構成してなる請求項
    1乃至2記載の流体排出装置。
  6. 【請求項6】前記第1導出口は、この導出口に単管を接
    合してその内部に第1補助端子台を設けてこれを絶縁密
    封し、さらに前記単管を囲繞してその外周にティーパイ
    プの開口端部を接合するよう構成してなる請求項1記載
    の流体排出装置。
  7. 【請求項7】前記ティーパイプおよびキャップは、それ
    ぞれの内部を絶縁樹脂でコーティングしてなる請求項1
    または4乃至5記載の流体排出装置。
  8. 【請求項8】前記ポンプケーシングは、ディフューザに
    連通する吐出空間とタンク内部とを連通すべく圧力隔壁
    にバイパス孔を形成し、前記ディフューザから吐出され
    た液の一部を前記パイパス孔を介してタンク内に環流す
    るよう構成してなる請求項1記載の流体排出装置。
JP11685690A 1990-05-08 1990-05-08 流体排出装置 Expired - Fee Related JPH0633861B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11685690A JPH0633861B2 (ja) 1990-05-08 1990-05-08 流体排出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11685690A JPH0633861B2 (ja) 1990-05-08 1990-05-08 流体排出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0415400A JPH0415400A (ja) 1992-01-20
JPH0633861B2 true JPH0633861B2 (ja) 1994-05-02

Family

ID=14697323

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11685690A Expired - Fee Related JPH0633861B2 (ja) 1990-05-08 1990-05-08 流体排出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0633861B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4686811B2 (ja) * 2000-05-09 2011-05-25 パナソニック電工株式会社 キャンドポンプ
JP2008028946A (ja) * 2006-07-25 2008-02-07 Star Micronics Co Ltd コンデンサマイクロホン

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59147199A (ja) * 1983-02-10 1984-08-23 Nikkiso Co Ltd 流体排出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0415400A (ja) 1992-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3671152A (en) Electric pump assembly for use in pumping explosive or dangerous liquids
US7857604B2 (en) Hermetically sealed motor lead tube
US5571001A (en) Electrically-powered water-immersed pump
US10677033B2 (en) Pressure compensated motor power lead connection for submersible pump
US10447105B2 (en) Electrical feedthrough for subsea submersible well pump in canister
US20160195102A1 (en) Pump with integral caisson discharge
JPH05141384A (ja) 不良環境に対する液中ポンプの保護装置及び方法
WO1999063555A2 (en) Transformer
CN107250548B (zh) 具有磁性轴承的马达压缩机单元
US3014623A (en) Motor and pump mounting means
JPH0633861B2 (ja) 流体排出装置
EP1438506B1 (en) Fuel transfer pump
JP2007085309A (ja) 液中モータポンプ
JPH0546174Y2 (ja)
US5611680A (en) Spool assembly for field adjustable column length pump systems
JPH0618152Y2 (ja) 流体排出装置
JP2817825B2 (ja) モータポンプの接続端子構造
JPH0618151Y2 (ja) 流体排出装置
RU2046508C1 (ru) Погружной маслозаполненный электродвигатель
EP0556862A2 (en) Terminal structure for motor-driven pump
CN216929553U (zh) 一种潜水泵电缆密封结构
CN208900378U (zh) 一种潜水泵
JPH0618150Y2 (ja) 流体排出装置
JPS59147199A (ja) 流体排出装置
JPS59147194A (ja) 流体排出装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees