JPH0633820Y2 - 係止ピン付ロープの係止ピン除去装置 - Google Patents

係止ピン付ロープの係止ピン除去装置

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JPH0633820Y2
JPH0633820Y2 JP1990079424U JP7942490U JPH0633820Y2 JP H0633820 Y2 JPH0633820 Y2 JP H0633820Y2 JP 1990079424 U JP1990079424 U JP 1990079424U JP 7942490 U JP7942490 U JP 7942490U JP H0633820 Y2 JPH0633820 Y2 JP H0633820Y2
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JP
Japan
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locking pin
rope
removing device
gears
pin
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JP1990079424U
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JPH0438259U (ja
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昭 宗
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共立産業有限会社
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

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  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、再使用を目的として、使用後の係止ピンの付
いた養殖ホタテ貝懸垂用ロープから係止ピンを除去する
装置に関する。
(従来の技術) ホタテ貝の養殖においては、「耳づり」と称して、第5
図に示すように通常10〜20mのロープに約15cm間隔に係
止ピンを取り付け、この係止ピンにホタテ貝の稚貝を下
げて海中に懸垂し養殖を行っている。
養殖が終わり、成貝を回収したあとのロープは再使用す
るが、その際には残っている係止ピンを除去しなければ
ならない。このような係止ピンの除去作業は、従来はす
べて手仕事で行っていた。
1漁業家当り20〜50万本程度の係止ピン除去作業を行う
ことが多いので、それに要する手間と時間は極めて大き
なものであった。
(考案が解決しようとする課題) 本考案が解決しようとする課題は、シンプルな構造で取
扱いも容易であり、係止ピン除去作業を非常に高速度で
確実に行うことが可能な、係止ピン付ロープの係止ピン
除去装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) かかる課題を解決した本考案の要旨は、 1)所定の張力を付与して長手方向に搬送する係止ピン
付ロープの下方に、同係止ピン付ロープの搬送方向と直
角な回転軸を設け、同回転軸に外周面同士を接して回転
する2つのギヤ又はローラーを取付け、前記回転軸をモ
ータで回転させるとともに、同係止ピン付ロープの係止
ピンが同ギヤ又はローラーの間に噛み込むのを検出する
検出手段を設け、同検出手段の噛み込み検出信号により
上記モータの回転を所定時間だけ一時停止せしめる一時
停止手段を設けたとを特徴とする係止ピン付ロープの係
止ピン除去装置。
2)係止ピン付ロープの係止ピンを一定方向に整列させ
る並列案内板を、同係止ピン付ロープを挟むようにギヤ
又はローラーの前方に立設した請求項1記載の係止ピン
付ロープの係止ピン除去装置。
3)2つのギヤ又はローラーのうちの片方のギヤ又はロ
ーラーを係止ピン付ロープの搬送方向と直角方向に微動
自在とし、同ギヤ又はローラーの微動を感知するセンサ
ーを設け、同センサーの感知信号を噛み込み検出信号と
して検出手段を構成した請求項1又は2記載の係止ピン
付ロープの係止ピン除去装置 にある。
(作用) 本考案の係止ピン除去装置では、一定速度で搬送する係
止ピン付ロープの下方に設けた2つのギヤ又はローラー
の間に係止ピンの下部を挟んで一時保持し、その間に同
係止ピン付ロープが搬送することにより、同係止ピンを
ロープから抜きとるようになっている。
一定速度で搬送している係止ピン付ロープの係止ピンの
下部が2つのギヤ又はローラーの間に噛み込むと同ギヤ
又はローラーは所定時間だけ一時停止して同係止ピンの
下部を保持する。その間も同係止ピン付ロープは、長手
方向に移動しているので、同係止ピンの下部を固定して
同係止ピン付ロープの方を引っぱるような状態となり、
同係止ピンをロープから除去することができる。
同係止ピンが抜けた時点で、同ギヤ又はローラーは再び
回転し次の係止ピンが来るのに備える。以下、同様の動
作を繰り返すようになっている。係止ピンの長さはほぼ
一定であり、係止ピン付ロープの搬送速度も一定なので
同ギヤ又はローラーの一時停止時間の長さをタイマーで
一定時間に定めることにより、係止ピン除去作業を自動
的に行うことができる。
本考案の係止ピン除去装置では、ギヤ又はローラーの前
方に並行案内板を設けたものである。同並列案内板で係
止ピン付ロープの係止ピンは一定方向に整列させられる
ので、同ギヤ又はローラーによる同係止ピン抜きとりに
ミス等がなくなり、確実に係止ピン除去作業を行うこと
ができる。
本考案の係止ピン除去装置では、2つのギヤ又はローラ
ーの片方を微動自在とし、同ギヤ又はローラーの微動を
センサーで感知し、同ギヤ又はローラーの回転を一時停
止するようにしたものもある。2つのギヤ又はローラー
の間に係止ピンの下部が噛み込むと同係止ピンの直径程
度だけ同ギヤ又はローラーが微動するようにし、同ギヤ
又はローラーの微動を感知して同ギヤ又はローラーの回
転を一時停止し、同係止ピンの下部を挟んで一時保持す
るようにしたものである。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は実施例を示す一部切欠斜視図、第2図は同一切
欠平面図、第3図は第1図のA−Aにおける一部切欠断
面図、第4図は第1図のB−Bにおける一部切欠断面
図、第5図は係止ピン付ロープの使用状態を示す説明図
である。
本実施例の係止ピン除去装置では、所定の張力を付与し
て長手方向に搬送する係止ピン付ロープ(1)の下方
に、ロープ(1)の搬送方向と直角な回転軸(2)を有
し、外周面同士を接して回転する2つのギヤ(3),
(4)を設け、ロープ(1)の係止ピン(5)がギヤ
(3),(4)の間に噛み込むとギヤ(3),(4)の
回転が所定時間だけ一時停止する機構を設けている。
本実施例の係止ピン除去装置では、ギヤ(3)をモータ
(6)で駆動し、ギヤ(4)はロープ(1)の搬送方向
と直角方向に微動自在としている。そしてギヤ(4)の
微動はレバー(7)を介してセンサー(8)で感知する
ようになっている。
一定速度で搬送しているロープ(1)の係止ピン(5)
の下部がギヤ(3),(4)の間に噛み込むとギヤ
(4)が微動し、それをセンサー(8)で感知しモータ
(6)の回転を所定時間だけ一時停止し、係止ピン
(5)の下部を保持する。その間もロープ(1)は長手
方向に移動しているので、係止ピン(5)の下部を固定
してロープ(1)の方を引っぱるようなう状態となり、
係止ピン(5)をロープ(1)から除去することができ
る。
係止ピン(5)が抜けた時点で、モータ(6)は再び回
転しギヤ(3),(4)を回転させ次の係止ピン(5)
が来るのに備える。以下、同様の動作を繰り返すように
なっている。係止ピン(5)の長さはほぼ一定てあり、
ロープ(1)の搬送速度も一定なのでモータ(6)の一
時停止時間の長さをタイマーで一定時間に定めることに
より、係止ピン除去作業を自動的に行うことができる。
本実施例の係止ピン除去装置では、ギヤ(3),(4)
の前方に並行案内板(9),(10)を設けている。並行
案内板(9),(10)によりロープ(1)の係止ピン
(5)は一定方向に整列させられるので、ギヤ(3),
(4)による係止ピン抜きとりにミス等がなくなり、確
実に係止ピン除去作業を行うことができる。なお、並行
案内板(9),(10)はギヤ(3),(4)の直前まで
あるように立設している。
本実施例の係止ピン除去装置では、ロープ(1)がギヤ
(3),(4)に極めて近接しているので係止ピン
(5)の捕捉率が高くなっている。
本実施例の係止ピン除去装置により、係止ピン除去作業
をほぼ自動的に行うことができるので、従来の手仕事の
場合と比較すると飛躍的に合理化することが可能であ
る。
本実施例では、ロープ(1)を水平方向に搬送しながら
係止ピン(5)の除去作業を行っているが、ロープ
(1)の搬送方向を垂直にする等して同様の係止ピン除
去装置とすることもできる。
なお係止ピン(5)の付いたロープ(1)は第5図に示
すように、ホタテ貝の稚貝(11)を係止ピン(5)に下
げて海中に懸垂して使用するようになっている。
(考案の効果) 本考案により、シンプルな構造で取扱いも容易であり、
係止ピン除去作業を非常に高速度で確実に行うことが可
能な、係止ピン付ロープの係止ピン除去装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例を示す一部切欠斜視図、第2図は同一部
切欠平面図、第3図は第1図のA−Aにおける一部切欠
断面図、第4図は第1図のB−Bにおける一部切欠断面
図、第5図は係止ピン付ロープの使用状態を示す説明図
である。 (1):ロープ、(2):回転軸 (3),(4):ギヤ、(5):係止ピン (6):モータ、(7):レバー (8):センサー、(9),(10):並行案内板 (11):ホタテ貝の稚貝

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の張力を付与して長手方向に搬送する
    係止ピン付ロープの下方に、同係止ピン付ロープの搬送
    方向と直角な回転軸を設け、同回転軸に外周面同士を接
    して回転する2つのギヤ又はローラーを取付け、前記回
    転軸をモータで回転させるとともに、同係止ピン付ロー
    プの係止ピンが同ギヤ又はローラーの間に噛み込むのを
    検出する検出手段を設け、同検出手段の噛み込み検出信
    号により上記モータの回転を所定時間だけ一時停止せし
    める一時停止手段を設けたことを特徴とする係止ピン付
    ロープの係止ピン除去装置。
  2. 【請求項2】係止ピン付ロープの係止ピンを一定方向に
    整列させる並行案内板を、同係止ピン付ロープを挟むよ
    うにギヤ又はローラーの前方に立設した請求項1記載の
    係止ピン付ロープの係止ピン除去装置。
  3. 【請求項3】2つのギヤ又はローラーのうちの片方のギ
    ヤ又はローラーを係止ピン付ロープの搬送方向と直角方
    向に微動自在とし、同ギヤ又はローラーの微動を感知す
    るセンサーを設け、同センサーの感知信号を噛み込み検
    出信号として検出手段を構成した請求項1又は2記載の
    係止ピン付ロープの係止ピン除去装置。
JP1990079424U 1990-07-25 1990-07-25 係止ピン付ロープの係止ピン除去装置 Expired - Lifetime JPH0633820Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4005998B2 (ja) * 2004-10-19 2007-11-14 有限会社金平鉄工所 養殖貝用吊ピンの抜取装置
JP5052334B2 (ja) * 2007-12-29 2012-10-17 株式会社むつ家電特機 貝係止具整列用具、貝係止具抜去用具、貝係止具整列抜去装置
JP6865953B2 (ja) * 2016-12-07 2021-04-28 株式会社森機械製作所 貝吊り用ピン除去装置

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