JPH0633541U - シートフレーム連結部のカバー - Google Patents

シートフレーム連結部のカバー

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JPH0633541U
JPH0633541U JP3628692U JP3628692U JPH0633541U JP H0633541 U JPH0633541 U JP H0633541U JP 3628692 U JP3628692 U JP 3628692U JP 3628692 U JP3628692 U JP 3628692U JP H0633541 U JPH0633541 U JP H0633541U
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JP
Japan
Prior art keywords
frame
seat
cover
connecting portion
bracket
Prior art date
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Pending
Application number
JP3628692U
Other languages
English (en)
Inventor
英世 岩佐
恵一 古瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
INTERNATIONAL TEST & ENGINEERING SERVICES CO., LTD.
Original Assignee
INTERNATIONAL TEST & ENGINEERING SERVICES CO., LTD.
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Filing date
Publication date
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Priority to JP3628692U priority Critical patent/JPH0633541U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 形状が簡単で、フレーム連結部の美感を向上
させ、フレーム連結部への組付けも容易で短時間に済む
シートフレーム連結部のカバーを提供すること。 【構成】 シートクッションフレーム2の左右後端及び
シートバックフレーム3の左右下端に各々ブラケット1
2、13を突設し、これをシートバックフレーム側ブラ
ケット13を中にして連結ピン4で連結したフレーム連
結部における上記シートクッションフレーム側ブラケッ
ト12を被うカバーで、該ブラケット12の上端付近に
嵌裝しうる凹部15を形成するとともに、内側に前記シ
ートクッションフレーム側ブラケット12にあけた取付
孔12aに嵌合する抜止め付フック16を形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、シート、殊に自動車用シートのシートフレーム連結部のカバーに関 する。
【0002】
【従来の技術】
図1、図2に示す如く、上記シートフレーム1は、シートクッションフレーム 2の後端2aとシートバックフレーム3の下端3aを、連結ピン4により連結す ることにより構成されているが、従来のシートフレーム連結部のカバーは、シー トバックフレーム3の下端3aがシートクッションフレーム2の後端2aの外側 に位置して連結される場合に、シートバックフレーム3の下端3aに手などが触 れることによる危険を避けるため、一般に図8または図9に示すものが知られ、 また用いられていた。
【0003】 即ち、図8に示すものは実開昭60−32133号公報記載のもので、シート バックフレーム3の端部3aを適当長さ被う硬質または半硬質プラスティック製 の扁平筒状体5で、一方を開放端5aとし、他方は表裏面に連結ピン4の挿入穴 5bをあけた閉鎖端5cとしたものである。 また、図9に示すものは実開昭62−17944号公報記載のもので、シート バックフレームのサイド部に設けたヒンジブラケットの外周を連結ピンを避けて 被うよう装着されるヒンジカバー6であって、該ヒンジカバー6の上部には少な くとも1つ以上の薄肉ヒンジ部6aを形成し、該ヒンジ部6aを基点にヒンジブ ラケットの形状に応じた形状に折り曲げられるようにしたものである。 しかし、図8、図9に示すものは、いずれもシートバックフレームの下端に手 などが触れることによる危険を避ける効果はあっても、シートバックフレーム下 端全体を被うものではなく、また連結ピンが露出しているので美感に欠ける問題 がある。
【0004】 そのため最近では、例えば図6、図7に示すような連結ピンを含めてシートバ ックフレーム下端全体を被うシートフレーム連結部のカバー7が出現してきた。 即ち、これは実開昭63−148245号公報記載のもので、シートクッション フレーム2とシートバックフレーム3とを、連結ピン4により連結したフレーム 連結部を被うフレーム被部8と、前記連結ピン4が挿通される挿通孔9a及び該 挿通孔9aに連通されて前記連結ピン4が通過可能な幅で外部に開口するスリッ ト9bが設けられた取付部9と、前記フレーム被部8と前記取付部9との間に前 記フレーム連結部の一部を収容した状態で前記フレーム被部8と前記取付部9と を連結する連結部10を備えたものである。 これによれば、後工程でも装着できるほか、フレーム連結部付近の安全性と同 時に、美感の向上も図れる効果がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前記の図6、図7に示すようなシートフレームカバーでは、これを 成形するための型が大型化、複雑化するとともに、前記の如く後工程でも装着で きるとはいえ、その組付けはかなり複雑である。即ち組付けの際は、図7に示す ように、まず前記取付部9をシートクッションフレーム2とシートバックフレー ム3とのフレーム連結部の隙間に差し込み、前記スリット9bを連結ピン4に嵌 裝して進入させ、前記挿通孔9aを前記連結ピン4にはめこみ、次いでフレーム 被部8を連結部10で折り曲げて前記取付部9と噛合わせる手順が必要となる。 従って、上記作業は煩雑であり、工数が多く掛かっている。
【0006】 本考案は上記に鑑み、前記フレーム連結部を被うカバーについて、形状が簡単 で、フレーム連結部への組付けも容易で短時間に済むシートフレーム連結部のカ バーを提供することを目的として案出されたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案シートフレーム連結部のカバーは、シートクッ ションフレームの左右の少なくとも一方の後端及びシートバックフレームの左右 の少なくとも一方の下端に各々ブラケットを突設し、これをシートバックフレー ム側ブラケットを中にして連結ピンで連結したフレーム連結部における上記シー トクッションフレーム側ブラケットを被うカバーであって、該ブラケットの上端 付近に嵌裝しうる凹部を形成するとともに、内側に前記シートクッションフレー ム側ブラケットにあけた取付孔に嵌合する抜止め付フックを形成したことを特徴 とする。
【0008】
【作用】
本考案シートフレーム連結部のカバーをシートフレーム連結部に組付ける場合 は、シートクッションフレーム側ブラケットの上端付近に、凹部を嵌裝するとと もに、前記シートクッションフレーム側ブラケットにあけた取付孔に抜止め付フ ックを挿入、嵌合する。 従って、フレーム連結部への組付けは簡単で短時間に済むとともに、フレーム 連結部の美感を向上する。
【0009】
【実施例】
図1乃至図5において、11は本考案カバーで、該カバー11を適用すべきシ ートフレーム1の連結部は、シートクッションフレーム2の左右後端2a及びシ ートバックフレーム3の左右下端3aとして各々ブラケット12、13を突設し 、これをシートバックフレーム側ブラケット13を中にして連結ピン4で連結し たものである。
【0010】 本考案カバー11は合成樹脂等で製作され、上記シートクッションフレーム側 ブラケット12を被うものであり、図3及び図4に詳細を示すように、カバー本 体14は上記ブラケット12の形状に合わせて上部14aが半円形で、下部14 bが方形の蓋状を成しており、その下端14cは内側に曲げている。前記半円形 上部14aの内側には、前記ブラケット12の上端付近に嵌裝しうる凹部15を 形成するとともに、前記方形下部14bの内側には、シートクッションフレーム 側ブラケット12にあけた取付孔12aに嵌合する抜止め16aをもった抜止め 付フック16が本体14と一体的に形成されている。なお、16bは抜止め付フ ック16を割るスリットである。
【0011】 上記の如き本考案カバー11を前記シートクッションフレーム側ブラケット1 2に取り付ける場合は、図5(b)に示すように、まず前記凹部15をシートク ッションフレーム側ブラケット12の上端に引っ掛けて止まるまで矢印A方向に 引く。次に図5(b)の矢印B方向へ押せば、抜止め付フック16がスリット1 6aにより変形しつつ取付孔12a内に押入し、図5(a)のように抜止め16 aが前記取付孔12aの縁に掛かった状態でカバー11はシートクッションフレ ーム側ブラケット12に固定される。
【0012】 カバー11を外すときは、シートクッションフレーム側ブラケット12とシー トバックフレーム側ブラケット13との間にドライバ等(図示せず)を差し込み 、該ドライバの先端で抜止め付フック16の抜止め16aを下に押し、取付孔1 2aの縁から外しながらカバー本体14を前記矢印Bと逆方向に引き、次にカバ ー本体14を前記矢印Aと逆方向に引いて前記凹部15をシートクッションフレ ーム側ブラケット12の上端からはずせばよい。
【0013】
【考案の効果】
本考案シートフレーム連結部のカバーは、シートクッションフレームの左右の 少なくとも一方の後端及びシートバックフレームの左右の少なくとも一方の下端 に各々ブラケットを突設し、これをシートバックフレーム側ブラケットを中にし て連結ピンで連結したフレーム連結部における上記シートクッションフレーム側 ブラケットを被うカバーであって、該ブラケットの上端付近に嵌裝しうる凹部を 形成するとともに、内側に前記シートクッションフレーム側ブラケットにあけた 取付孔に嵌合する抜止め付フックを形成したことを特徴とするので、連結ピン等 を被うのでフレーム連結部付近の美感が向上するとともに、形状が簡単でコスト も安く、またフレーム連結部への組付けも容易で、工数も掛からず短時間に済む 効果がある。
【0014】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案シートフレーム連結部のカバーを備えた
自動車用シートの全体斜視図である。
【図2】本考案シートフレーム連結部のカバー及び該カ
バーを装着するフレーム連結部付近の部分的分解斜視図
である。
【図3】本考案シートフレーム連結部のカバーを示し、
同図(a)は裏面図、同図(b)は側面図である。
【図4】本考案シートフレーム連結部のカバーの裏面か
らみた全体斜視図である。
【図5】本考案シートフレーム連結部のカバーの装着状
況を示し、同図(a)は部分的断面図、同図(b)は部
分的拡大断面図である。
【図6】従来のシートフレーム連結部のカバーの一例の
全体斜視図である。
【図7】図6に示す従来のシートフレーム連結部のカバ
ーの装着状態を示す部分的断面図である。
【図8】従来のシートフレーム連結部のカバーの他の一
例の装着状態を示し、同図(a)は正面図、同図(b)
は同図(a)のA−A断面図である。
【図9】従来のシートフレーム連結部のカバーの更に他
の一例の全体斜視図である。
【0015】
【符号の説明】
1 シートフレーム 2 シートクッションフレーム 3 シートバックフレーム 4 連結ピン 11 シートフレーム連結部のカバー 12、13 ブラケット 14 カバー本体 15 凹部 16 抜止め付フック

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートクッションフレームの左右の少な
    くとも一方の後端及びシートバックフレームの左右の少
    なくとも一方の下端に各々ブラケットを突設し、これを
    シートバックフレーム側ブラケットを中にして連結ピン
    で連結したフレーム連結部における上記シートクッショ
    ンフレーム側ブラケットを被うカバーであって、該ブラ
    ケットの上端付近に嵌裝しうる凹部を形成するととも
    に、内側に前記シートクッションフレーム側ブラケット
    にあけた取付孔に嵌合する抜止め付フックを形成したこ
    とを特徴とするシートフレーム連結部のカバー。
JP3628692U 1992-04-30 1992-04-30 シートフレーム連結部のカバー Pending JPH0633541U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3628692U JPH0633541U (ja) 1992-04-30 1992-04-30 シートフレーム連結部のカバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3628692U JPH0633541U (ja) 1992-04-30 1992-04-30 シートフレーム連結部のカバー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0633541U true JPH0633541U (ja) 1994-05-06

Family

ID=12465551

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3628692U Pending JPH0633541U (ja) 1992-04-30 1992-04-30 シートフレーム連結部のカバー

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JP (1) JPH0633541U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000153729A (ja) * 1998-11-18 2000-06-06 Tachi S Co Ltd 乗り物シートのヒンジ・ブラケットに使用されるアーム・カバー
JP2005118328A (ja) * 2003-10-16 2005-05-12 T S Tec Kk リクライニング機構のインナーカバー
JP2006304834A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Suzuki Motor Corp ヒンジカバーの取付構造

Cited By (4)

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JP4513640B2 (ja) * 2005-04-26 2010-07-28 スズキ株式会社 ヒンジカバーの取付構造

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