JPH06335214A - 整流子モータ - Google Patents

整流子モータ

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Publication number
JPH06335214A
JPH06335214A JP11691493A JP11691493A JPH06335214A JP H06335214 A JPH06335214 A JP H06335214A JP 11691493 A JP11691493 A JP 11691493A JP 11691493 A JP11691493 A JP 11691493A JP H06335214 A JPH06335214 A JP H06335214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
commutator
motor
brush
stator
Prior art date
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Pending
Application number
JP11691493A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuji Yamazaki
哲二 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP11691493A priority Critical patent/JPH06335214A/ja
Publication of JPH06335214A publication Critical patent/JPH06335214A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の電源で効率よく動作する優れた特性を
持つ整流子モータを提供する。 【構成】 固定子15に界磁巻線17と界磁磁石18を
備え、回転子10に電機子巻線12を備え、使用する電
源に応じて界磁巻線17または界磁磁石18を選択し、
電機子巻線12を共通に使用する整流子モータ。 【効果】 電機子巻線が1種類でよいため、巻数が多く
取れるのでモータ効率が高くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2電源方式の電気掃除機
等に用いられる整流子モータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より例えば1台で交流の100Vと
12Vの充電式の電池の両方の電源を用いることのでき
る整流子モータがあった。
【0003】以下に従来の整流子モータについて説明す
る。図4は従来の整流子モータの側断面図である。図4
において、1は回転子で、回転子1には低圧用の巻線2
および高圧用の巻線3が巻かれている。低圧用の巻線2
には組になった低圧用の整流子4が接続され、高圧用の
巻線3には組になった高圧用の整流子5が接続されてい
る。6は低圧用のブラシで、7は高圧用のブラシで、低
圧用のブラシ6と高圧用のブラシ7は低圧・高圧切り換
え用のスイッチ(図示せず)の切り替えによって、12
Vの充電式の電池を用いる場合は低圧用のブラシ6は切
り替え用のスイッチ(図示せず)を介して充電式の電池
に接続され、また、交流の100V電源を用いる場合は
高圧用のブラシ7は切り替え用のスイッチ(図示せず)
を介して100V電源に接続される。8は固定子であ
る。
【0004】図5は従来の整流子モータの回転子の部分
断面図である。図5において、9は回転子の鉄心スロッ
トで、鉄心スロット9には低圧用の巻線2と高圧用の巻
線3が積層して巻き付けられている。
【0005】以上のように構成された整流子モータにつ
いて、以下その動作について説明する。例えば12Vの
充電式の電池を使用する場合は、切り替え用のスイッチ
(図示せず)を切り替え低圧用のブラシ6と電池とを接
続することにより、電流が電池、低圧用のブラシ6、低
圧用の整流子4、低圧用の巻線2、低圧用の整流子4、
低圧用のブラシ6、電池と流れ低圧用の整流子モータと
して動作し回転する。また、交流の100V電源で使用
する場合は、切り替え用のスイッチ(図示せず)を切り
替え高圧用のブラシ7と100V電源とを接続すること
により、電流が100V電源、高圧用のブラシ7、高圧
用の整流子5、高圧用の巻線3、高圧用の整流子5、高
圧用のブラシ7、100V電源と流れ高圧用の整流子モ
ータとして動作し回転する。
【0006】そのほかに、前記構成の整流子モータの能
率を向上するために、動作していない側のブラシが整流
子に摺接しないように機構的に対応したものもあるが、
構造的に複雑になり高価なものになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、回転子の鉄心スロットに低圧用巻線およ
び高圧用巻線を巻き付けるので、巻線の巻数が多く取れ
ないためモータ効率が悪くなる。また、各々の電源に対
応した巻線、整流子、ブラシ等を備えているので部品点
数が多く、組立が難しく、高価になるという問題点を有
していた。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、効率が良く、部品点数も少なく、構造が簡単で、組
立易い整流子モータを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の整流子モータは、回転子の電機子巻線を共通
にし、固定子に界磁巻線と界磁磁石を備え使用する電源
に応じて固定子の界磁巻線と界磁磁石を切り換える構成
を有している。
【0010】
【作用】この構成によって、回転子の電機子巻線が共通
なので巻数が多く取れ、モータ効率を高くすることがで
きる。また、回転子関係の部品が共通となるので巻線、
整流子、ブラシ等が各一組でよく部品点数が少なくな
り、組立が容易で、品質のばらつきを少なくすることが
できる。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例における整流子モ
ータの側断面図である。図2は本発明の一実施例におけ
る整流子モータのA−A断面図である。図1,図2にお
いて、10は回転子で、回転子10の鉄心スロット11
には電機子巻線12が巻かれている。電機子巻線12に
は組になった整流子13が接続されている。14はブラ
シで、ブラシ14は一端が整流子13に摺接し他端は電
源の切り替え用のスイッチ(図示せず)に接続され、ス
イッチの切り換えによって充電式の電池または交流の1
00V電源に接続される。15は固定子で、固定子15
は固定子鉄心16と固定子鉄心16に巻いた界磁巻線1
7と固定子鉄心16の内周面に取り付けられた界磁磁石
18で構成されている。
【0013】図3は本発明の一実施例における整流子モ
ータの動作原理を示す構成図である。図3において、1
2は電機子巻線、14はブラシ、17は界磁巻線、18
は界磁磁石である。19は12Vの充電式の電池であ
る。20は交流の100V電源で、100V電源20は
全波整流回路21で全波整流される。22は切り換え用
のスイッチで、スイッチ22で使用する電源を電池19
と100V電源20の切り換えを行なう。
【0014】以上のように構成された整流子モータにつ
いて、図3を用いてその動作を説明する。スイッチ22
を電池19側に切り換えると、電流が電池19からブラ
シ14、電機子巻線12、ブラシ14そして電池19と
流れ固定子15の界磁磁石18と反応して整流子モータ
は永久磁石タイプの整流子モータとして動作し回転を行
なう。つぎに、スイッチ22を100V電源20側に切
り換えると、100V電源20の交流成分は全波整流回
路21により整流され直流成分となり、電流は全波整流
回路21より界磁巻線17、スイッチ22、ブラシ1
4、電機子巻線12、ブラシ14、スイッチ22、界磁
巻線17そして全波整流回路21と流れ固定子15の界
磁巻線17と反応して整流子モータは直流タイプの整流
子モータとして動作し回転を行なう。
【0015】以上のように本実施例によれば、回転子1
0の鉄心スロット11に巻いた電機子巻線12を共通と
し、固定子15に界磁巻線17と界磁磁石18を設け、
使用する電源に応じて界磁巻線17と界磁磁石18を切
り換えることにより直流タイプの整流子モータまたは永
久磁石タイプの整流子モータとして動作させることによ
り、電機子巻線12の巻数が多く取れ、モータ効率を高
くすることができる。また、電機子巻線12、整流子1
3、ブラシ14が各一組でよく従来の整流子モータに比
べて部品点数が少なく、組立が容易で、品質のばらつき
を少なくすることができる。
【0016】なお、本発明の実施例において交流の10
0V電源20を整流するのに全波整流回路21を用いた
が、本発明の整流方法は上記した実施例に限定されるも
のでないことは言うまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明は、回転子の鉄心ス
ロットの電機子巻線を共通とし、固定子に界磁巻線と界
磁磁石を設けることにより、使用する電源に応じて界磁
巻線と界磁磁石を切り換え直流タイプの整流子モータま
たは永久磁石タイプの整流子モータとして動作させるこ
とにより、電機子巻線が1種類でよいので電機子巻線の
巻数が多く取れ、モータ効率を高くすることができる。
また、電機子巻線、整流子、ブラシが各一組でよく従来
の整流子モータに比べて部品点数が少なく、組立が容易
で、品質のばらつきを少なくすることができる優れた整
流子モータを実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における整流子モータの側断
面図
【図2】本発明の一実施例における整流子モータのA−
A断面図
【図3】本発明の一実施例における整流子モータの動作
原理を示す構成図
【図4】従来の整流子モータの側断面図
【図5】従来の整流子モータの回転子の部分断面図
【符号の説明】
10 回転子 11 鉄心スロット 12 電機子巻線 13 整流子 14 ブラシ 15 固定子 16 固定子鉄心 17 界磁巻線 18 界磁磁石

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状で内周壁側に磁極を有する固定子と、
    前記磁極に巻かれた界磁巻線と、前記固定子の内周壁側
    に設けられた界磁磁石と、前記固定子の孔に回転自在に
    配設した回転子と、前記回転子に巻かれた電機子巻線
    と、前記回転子の回転軸に取り付けられ前記電機子巻線
    を接続した整流子と、前記整流子に摺接するブラシとを
    備えたことを特徴とする整流子モータ。
JP11691493A 1993-05-19 1993-05-19 整流子モータ Pending JPH06335214A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11691493A JPH06335214A (ja) 1993-05-19 1993-05-19 整流子モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11691493A JPH06335214A (ja) 1993-05-19 1993-05-19 整流子モータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06335214A true JPH06335214A (ja) 1994-12-02

Family

ID=14698787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11691493A Pending JPH06335214A (ja) 1993-05-19 1993-05-19 整流子モータ

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JP (1) JPH06335214A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1193843A1 (en) * 2000-03-14 2002-04-03 Matsushita Electric Works, Ltd. Commutator motor

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1193843A1 (en) * 2000-03-14 2002-04-03 Matsushita Electric Works, Ltd. Commutator motor
US6737779B2 (en) 2000-03-14 2004-05-18 Matsushita Electric Works, Ltd. Commutator motor
EP1193843B1 (en) * 2000-03-14 2007-11-14 Matsushita Electric Works, Ltd. Commutator motor

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