JPH06334835A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH06334835A
JPH06334835A JP5120300A JP12030093A JPH06334835A JP H06334835 A JPH06334835 A JP H06334835A JP 5120300 A JP5120300 A JP 5120300A JP 12030093 A JP12030093 A JP 12030093A JP H06334835 A JPH06334835 A JP H06334835A
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JP
Japan
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recording paper
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paper
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JP5120300A
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English (en)
Inventor
Toshio Seto
敏男 瀬戸
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Publication of JPH06334835A publication Critical patent/JPH06334835A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、たてよこ回転部で画像メモリに記
憶された画像データのたてよこを回転し、記録紙の表面
にプロッタで記録し、次に、両面反転部で記録紙を反転
した後、記録紙の裏面にプロッタで記録する機能を標準
モードすることで、両面記録が可能なファクシミリ装置
を提供することを目的としている。 【構成】 CPUで受信データがA4サイズであると判
断された際に、プロッタにA4サイズの記録紙がよこ方
向に装着されていた場合には、たてよこ回転部で画像メ
モリに記憶された画像データのたてよこを回転し、記録
紙の表面にプロッタで記録し、次に、両面反転部で記録
紙を反転した後、記録紙の裏面にプロッタで記録する機
能を標準モードにし、プロッタにA4サイズの記録紙が
たて方向に装着されていた場合には、記録紙の表面を裏
面に反転することを禁止し、かつ、両面記録を禁止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置に関
し、特に、両面記録機能を有するファクシミリに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のプリンタ装置としては、特開平4
−81072公報記載の「プリンタ装置の画像メモリ回
路」が提案されている。このものは、回転印刷のときデ
ータ読出し方向を画像メモリ上で垂直方向にすることに
よって、プロセッサを回転操作することなく描画する構
成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ファク
シミリ装置において、単に受信データを両面記録する
と、表面と裏面で上下関係が天地逆になったり、あるい
は、片面の記録が終了した後に記録紙の反転を行う時点
でジャムが発生すると、記録済の片面データがオペレー
タに渡らないといった不具合があった。この両面記録で
天地逆になる理由は、用紙を書込搬送経路の工夫によっ
て反転させた場合には、搬送方向に対して表裏で上下逆
となるためであり、原稿内容の上下が用紙の搬送方向と
90度ずれていれば、表と裏で左右が逆になるだけで、
上下は同一方向になる。これを利用して一般に複写機で
の両面記録は、A4よこ用紙で行っている。
【0004】しかしながら、ファクシミリ受信では一般
に主走査方向は短辺方向になるため、ファクシミリ受信
と、複写機でいう両面記録を組み合わせると、表と裏で
天地逆になるという不具合が生じ、実用化されない一大
要因となっていた。そこで本発明は、上記不具合を回転
受信機能と組み合わせることによって解消することを目
的としている。
【0005】また、受信トレイ上の複数頁の受信紙を途
中で引き抜いて、受信紙の順序性がくずれた場合には、
単に両面記録しただけでは、受信データの順番が非常に
分かりにくいといった問題もあった。本発明は、上述の
ようなファクシミリ受信を両面記録する場合に生ずる種
々の課題を解決する方法及び装置を提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、通信回線を介して所定の通信
のプロトコルを制御する通信制御手段と、前記通信制御
手段で受信された受信データを一時記憶する記憶手段
と、前記記憶手段で記憶された受信データを画像データ
に復号化する符号化復号化手段と、前記符号化復号化手
段で復号化された画像データを記憶する画像記憶手段
と、A3サイズまでの幅の記録紙に物理的に記録する記
録手段と、を備えたファクシミリ装置において、前記通
信制御手段で受信された受信データがA4サイズか否か
を判断する判断手段と、前記記憶手段で記憶されたA4
サイズまでの画像データのたてよこを回転するたてよこ
回転手段と、記録紙を一旦記録搬送路の中で退避させて
表面を裏面に反転する両面反転手段と、を備え、前記判
断手段で受信データがA4サイズであると判断された際
に、前記記録手段にA4サイズの記録紙がよこ方向に装
着されていた場合には、前記たてよこ回転手段で前記画
像記憶手段に記憶された画像データのたてよこを回転
し、表面に前記記録手段で記録し、次に、前記両面反転
手段で記録紙を反転した後、裏面に前記記録手段で記録
する機能を標準モードにし、前記記録手段にA4サイズ
の記録紙がたて方向に装着されていた場合には、記録紙
の表面を裏面に反転することを禁止し、かつ、両面記録
を禁止することを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記標準モードの場合には、前記記憶手段で受
信データを代行受信し、前記記録手段で表面と裏面とを
記録し、次に、排紙を完了した後、初めて前記記憶手段
で記憶された2頁分の画像データを消去することを特徴
とする。請求項3記載の発明は、上記課題を解決するた
め、前記標準モードの場合には、前記記録手段で記録面
の一部に文字または記号を記録することを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記標準モードの場合には、記録データを主走
査方向にわずかに縮小させて表裏で逆方向によせて記録
することを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明では、CPUで受信データ
がA4サイズであると判断された際に、プロッタにA4
サイズの記録紙がよこ方向に装着されていた場合には、
たてよこ回転部で画像メモリに記憶された画像データの
たてよこを回転し、記録紙の表面にプロッタで記録し、
次に、両面反転部で記録紙を反転した後、記録紙の裏面
にプロッタで記録する機能を標準モードにし、プロッタ
にA4サイズの記録紙がたて方向に装着されていた場合
には、記録紙の表面を裏面に反転することを禁止し、か
つ、両面記録を禁止する。
【0010】請求項2記載の発明では、CPUは、1枚
の記録紙の表面と裏面に画像データの記録が終了し、排
出が完了し場合には、CPUは、排出した1枚の記録紙
に記録された画像データと対応するSAFメモリの受信
データを消去する。請求項3記載の発明では、CPU
は、ROMに記憶されたテキストデータとRAMに格納
された現在何枚目かのデータに基づいてテキストデータ
を編集し、編集されたテキストデータに基づいて、キャ
ラクタジェネレータを読み出す。CPUは、キャラクタ
ジェネレータから読み出されたフォントデータを画像メ
モリの指定アドレスに順次格納し、プロッタで記録紙に
記録する際の画像データに文字および記号を付加する。
【0011】請求項4記載の発明では、通信制御部で受
信が完了した後、SAFメモリに記憶された受信データ
を順次符号化復号化部で画像データに復号化し、1ペー
ジ単位で画像メモリに記憶する。たてよこ回転部の変倍
制御部に1未満の倍率を設定し、回転アドレス制御部の
副走査方向のアドレスにオフセットを設定し、プロッタ
が記録紙に1ページ目の画像データを記録する際に、
「とじしろ」を付加する。次に、両面反転部が、記録紙
を一旦記録搬送路の中で退避させて表面を裏面に反転
し、回転アドレス制御部が2ページ目以降も同様の動作
を繰り返す。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1は本発明に係る一実施例を示す図である。まず構成を
説明する。図1において、CPU1は、装置全体をプロ
グラムに従って制御する。ROM2は、CPU1を動作
させるためのプログラムが格納されている。RAM3
は、システム管理データを格納するシステムメモリであ
る。ADF部4は、原稿をスキャナに1枚毎に自動的に
挿入する。スキャナ5は、原稿を光学的にスキャンして
電気的信号に変換する。原稿センサー6は、ADF部4
に原稿があることを検知する。操作表示部7は、オペレ
ータが操作する入力部および表示部を有する。網制御部
8は、通信回線を介して通信の開設および切断を制御す
る。モデム9は、アナログ信号の変調・復調を行うモデ
ムである。通信制御部10は、通信のプロトコルを制御
する。符号化復号化部11は、送信画像の符号化および
受信画像の復号化を処理する。SAFメモリ12は、符
号化復号化部11で符号化された画像データおよび通信
制御部で受信された符号化された画像データを蓄積す
る。画像メモリ25は、スキャナ5で読み取った画像デ
ータおよび符号化復号化部で受信画像を復号化されたの
後の画像データを蓄積する。たてよこ回転部13は、画
像メモリ25で記憶された画像データを読み込み、画像
データのたてよこを回転処理した画像データを出力す
る。プロッタ14は、画像データを記録紙に物理的に記
録する。両面反転部15は、記録紙を一旦記録搬送路の
中で退避させて表面を裏面に反転する。両面反転制御部
16は、両面反転部15の起動を制御する。用紙センサ
17は、プロッタ14に記録紙があるか否かを検知す
る。カセット紙センサ18は、記録紙カセットに記録紙
があるか否かを検知する。キャラクタジェネレータ19
は、プロッタ14で記録紙に記録する際に、画像データ
に文字および記号を付加して記録するための文字パター
ンを記憶する。内部バス20は、CPU1と各部間との
データ、アドレスおよび制御信号等を供給する。
【0013】次に、たてよこ回転部の動作を図2に基づ
いて説明する。通信制御部10で受信された受信データ
は符号化復号化部11で復号化された後、画像メモリ2
5にビットマップイメージデータとして蓄積される。次
に、読み出す場合には、回転アドレス制御部21が、走
査方向のアドレスと副走査方向のアドレスとを新たに発
生させ、変倍制御部22が、画像メモリ25から画像デ
ータを読み出す際の倍率を制御する。メモリハンドシェ
イク制御部23は、回転アドレス制御部21が新たに発
生させた走査方向のアドレスと副走査方向のアドレス
と、変倍制御部22が制御する画像メモリ25から画像
データを読み出す際の倍率とに基づいて画像メモリ25
の読み出しアドレスを発生させる。書込みタイミング同
期部24は、プロッタ14を駆動するためのパルスモー
タ同期信号(以下、単にPMSYNC信号という)に基
づいて、内部に存在するバッファメモリの書込み同期を
制御する。これによって、たてよこが回転された画像デ
ータを画像メモリから読み出し、プロッタ14へ転送す
る。
【0014】次に、両面反転部の構成を図3および図4
に基づいて説明する。図3において、101は前カバー
であり、102は左カバーであり、103はガイド板下
であり、104はガイド板上であり、105は給紙コロ
であり、106は出口ガイド板であり、107は記録紙
であり、108および109は記録紙の移動方向であ
る。
【0015】図4において、120は上カバーであり、
121はガイドリブであり、122は記録紙であり、1
23は紙おさえであり、124は紙送ガイド板であり、
125は紙送コロであり、126は入口検知であり、1
27は給紙コロであり、128は出口ガイド板であり、
129はマイラーであり、130は駆動モータであり、
131は紙端検知である。
【0016】次に、両面反転部の動作を図4に基づいて
説明する。記録紙122は、紙送コロ125の回転に導
かれて紙送ガイド124の間を通過し、入口検知126
で記録紙122が両面トレイの中に誘導されたことを検
知する。次に、給紙コロ127が、回転して記録紙12
2を導きマイラーの位置を通過し、ガイドリブ121と
給紙コロ127との間を記録紙122が通過し、紙端検
知131の位置に記録紙122の紙端が時点で、紙端検
知131が紙端を検知する。駆動モータ130は、給紙
コロ127を逆回転させ記録紙122を出口ガイド板を
通過して排出する。以上の動作によって記録紙122
は、表面が裏面に反転される。
【0017】次に、上述の図1の装置によって構成され
るファクシミリ装置が請求項1記載の発明に係るファク
シミリ装置である場合について説明する。まず、構成お
よび動作を説明する。通信制御部10が、通信制御手段
を構成し、通信回線を介して所定の通信のプロトコルを
制御する。SAFメモリ12が、記憶手段を構成し、通
信制御部10で受信された受信データを一時記憶する。
符号化復号化部11が、符号化復号化手段を構成し、S
AFメモリ12で記憶された受信データを画像データに
復号化する。画像メモリ25が、画像記憶手段を構成
し、符号化復号化部11で復号化された画像データを記
憶する。プロッタ14が、記録手段を構成し、A3サイ
ズまでの幅の記録紙に物理的に記録する。CPU1が、
判断手段を構成し、通信制御部10で受信された受信デ
ータがA4サイズか否かを判断する。たてよこ回転部1
3が、たてよこ回転手段を構成し、画像メモリ25で記
憶されたA4サイズまでの画像データのたてよこを回転
する。両面反転部15が、両面反転手段を構成し、記録
紙を一旦記録搬送路の中で退避させて表面を裏面に反転
する。
【0018】CPU1で受信データがA4サイズである
と判断された際に、プロッタ14にA4サイズの記録紙
がよこ方向に装着されていた場合には、たてよこ回転部
13で画像メモリ25に記憶された画像データのたてよ
こを回転し、表面にプロッタで記録し、次に、両面反転
部15で記録紙を反転した後、裏面にプロッタ14で記
録する機能を標準モードにし、プロッタ14にA4サイ
ズの記録紙がたて方向に装着されていた場合には、記録
紙の表面を裏面に反転することを禁止し、かつ、両面記
録を禁止する。
【0019】次に、請求項1に係わる動作を図5のフロ
ーチャートに基づいて説明する。CPU1が、通信制御
部10で受信された受信データがA4サイズか否かを判
断し(ステップS1)、A4サイズであった場合には、
カセット紙センサ18の情報に基づいてA4よこカセッ
トに記録紙があるか否かを判断する(ステップS2)。
記録紙がある場合には、たてよこ回転部13が、画像メ
モリ25で記憶された画像データのたてよこを回転し、
プロッタ14が記録紙に1ページ目の画像データを記録
する。次に、両面反転部15が、記録紙を一旦記録搬送
路の中で退避させて表面を裏面に反転し、たてよこ回転
部13が、画像メモリ25で記憶された画像データのた
てよこを回転し、プロッタ14が記録紙に2ページ目の
画像データを記録する(ステップS3)。CPU1は、
画像メモリ25で記憶された画像データを最終ページま
で記録したか否かを判断し(ステップS4)、最終ペー
ジまで記録した場合には動作を終了する。この場合を、
標準モードという。
【0020】一方、通信制御部10で受信された画像デ
ータがA4サイズでなかった場合、または、カセット紙
センサ18の情報に基づいてA4よこカセットに記録紙
がなかった場合には、プロッタ14が記録紙に1ページ
毎に画像データを記録する(ステップS5)。この場合
には、記録紙の表面を裏面に反転することを禁止し、か
つ、両面記録を禁止する。
【0021】以下、本発明の作用効果を説明する。受信
データがA4サイズであると判断された際に、プロッタ
にA4サイズの記録紙がよこ方向に装着されていた場合
には、たてよこ回転部で画像メモリに記憶された画像デ
ータのたてよこを回転し、表面にプロッタで記録し、次
に、両面反転部で記録紙を反転した後、裏面にプロッタ
で記録するので、用紙を半分に節約し、かつ、表と裏で
天地方向が同一の両面出力が得られる。また、A4たて
の用紙しか装着されていない時は、両面受信を禁止する
ので、表と裏で天地逆の画像が出力されていることもな
い。また、A4幅以上の紙サイズでの受信時も両面記録
を禁止するので、表裏で天地逆の見にくい画像が出力さ
れることはない。
【0022】次に、上述の図1の装置によって構成され
るファクシミリ装置が請求項2記載の発明に係るファク
シミリ装置である場合について説明する。まず、請求項
2に係わる動作を図6のフローチャートに基づいて説明
する。CPU1が、通信制御部10で受信された受信デ
ータがA4サイズであり、かつ、カセット紙センサ18
の情報に基づいてA4よこカセットに記録紙があるか否
かを判断する(ステップP1)。次に、SAFメモリ1
2が、通信制御部10で受信された受信データを記憶
し、メモリ受信を行う(ステップP2)。CPU1が、
通信制御部10で複数ページの受信が完了したか否かを
判断すし(ステップP3)、受信を完了するまで状態監
視を続ける。
【0023】受信が完了後、SAFメモリ12に記憶さ
れた受信データを順次符号化復号化部11で画像データ
に復号化し、1ページ単位で画像メモリ25に記憶す
る。次に、たてよこ回転部13が、画像メモリ25で記
憶された画像データのたてよこを回転し、プロッタ14
が記録紙に1ページ目の画像データを記録する。次に、
両面反転部15が、記録紙を一旦記録搬送路の中で退避
させて表面を裏面に反転し、たてよこ回転部13が、画
像メモリ25で記憶された画像データのたてよこを回転
し、プロッタ14が記録紙に2ページ目の画像データを
記録して両面記録動作を終了する(ステップP4)。
【0024】次に、CPU1は、1枚の記録紙の表面と
裏面に画像データの記録が終了し、排出が完了したか否
かを判断する(ステップP5)。CPU1は、排出した
1枚の記録紙に記録された画像データと対応するSAF
メモリ12の受信データを消去する(ステップP6)。
CPU1は、SAFメモリ12に記録すべき受信データ
が残っているか否かを判断し(ステップP7)、SAF
メモリ12に記録すべき受信データが残っていない場合
には、終了する。
【0025】一方、通信制御部10で受信された画像デ
ータがA4サイズでなかった場合、または、カセット紙
センサ18の情報に基づいてA4よこカセットに記録紙
がなかった場合には、プロッタ14が記録紙に1ページ
毎に画像データを記録する(ステップP8)。この場合
には、記録紙の表面を裏面に反転することを禁止し、か
つ、両面記録を禁止する。
【0026】以下、本発明の作用効果を説明する。標準
モードの場合には、SAFメモリ12で受信データを代
行受信し、プロッタ14で表面と裏面とを記録し、次
に、排紙を完了した後、初めてSAFメモリ12で記憶
された2頁分の画像データを消去するので、万一途中で
ジャムが発生してもジャム除去の後再び記録出力でき
る。
【0027】次に、上述の図1の装置によって構成され
るファクシミリ装置が請求項3記載の発明に係るファク
シミリ装置である場合について説明する。まず、請求項
3に係わる動作を図7に基づいて説明する。通信制御部
10で受信が完了した後、SAFメモリ12に記憶され
た受信データを順次符号化復号化部11で画像データに
復号化し、1ページ単位で画像メモリ25に記憶する。
次に、CPU1は、RAM3に記憶されている現在の画
像メモリ25に記憶されている画像データのページ番号
に基づいて、現在何枚目の画像データかを算出し、RA
M3に格納する。CPU1は、ROM2に記憶されたテ
キストデータとRAM3に格納された現在何枚目かのデ
ータに基づいてテキストデータを編集し、編集されたテ
キストデータに基づいて、キャラクタジェネレータ19
を読み出す。CPU1は、キャラクタジェネレータ19
から読み出されたフォントデータを画像メモリ25の指
定アドレスに順次格納する。これによって、プロッタ1
4で記録紙に記録する際に、画像データに文字および記
号を付加して記録するための文字パターンを記憶する。
たてよこ回転部13が、画像メモリ25に記憶された画
像データのたてよこを回転し、プロッタ14が記録紙に
1ページ目の画像データを記録する。次に、両面反転部
15が、記録紙を一旦記録搬送路の中で退避させて表面
を裏面に反転し、たてよこ回転部13が、画像メモリ2
5で記憶された画像データのたてよこを回転し、プロッ
タ14が記録紙に2ページ目の画像データを記録するこ
とで、図7に示す(a)「裏面に続く」や(b)「2枚
目表面に続く」といった記録ができる。
【0028】以下、本発明の作用効果を説明する。標準
モードの場合には、プロッタで記録面の一部に文字また
は記号を記録し、記録紙上に文字または記号によって、
裏面データがあることを表示できるので、両面/片面記
録が混在して存在してもファクシミリ受取者は迷うこと
がなく、裏面を見れる上、トレイ上の受信文書を途中の
文書を他のオペレータが引き抜くことによって受信紙順
序がくずれた場合も容易に受信ページ順序を認識でき
る。
【0029】次に、上述の図1の装置によって構成され
るファクシミリ装置が請求項4記載の発明に係るファク
シミリ装置である場合について説明する。まず、請求項
4に係わる動作を図8に基づいて説明する。通信制御部
10で受信が完了した後、SAFメモリ12に記憶され
た受信データを順次符号化復号化部11で画像データに
復号化し、1ページ単位で画像メモリ25に記憶する。
たてよこ回転部13の変倍制御部22に1未満の倍率を
設定し、回転アドレス制御部21の副走査方向のアドレ
スに図8に示す(a)「とじしろ」分のオフセットを設
定する。これによって、プロッタ14が記録紙に1ペー
ジ目の画像データを記録する際に、「とじしろ」分のオ
フセットを付加する。次に、両面反転部15が、記録紙
を一旦記録搬送路の中で退避させて表面を裏面に反転
し、回転アドレス制御部21が2ページ目以降も同様の
動作を繰り返すものとする。
【0030】以下、本発明の作用効果を説明する。標準
モードの場合には、記録データを主走査方向にわずかに
縮小させて表裏で逆方向によせて記録するので、両面受
信しても自動的にとじ代が付加され、ステープラでとじ
た場合でも読めない場所が生じない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明に係るファクシミリ装置によれば、ファクシミリ受信
に両面コピーを行っても表と裏で上下方向が正常な画像
が得られるので、ファクシミリ受信の両面記録を促進で
き、紙パルプ資源を節約することができる。また、たて
よこ回転機能を利用してこれを実現しているので、両面
記録でなくとも、変倍制御部の倍率を設定することで最
適用紙にコピー出力できる。また、上記説明では、A4
たて・よこに限定して説明したが、B5たて・よこ等、
別の紙サイズでの回転両面コピーでも、同様に応用する
ことができる。
【0032】また、請求項2記載の発明に係るファクシ
ミリ装置によれば、両面受信した場合に、表と裏の2ペ
ージ分の記録が済みコピー排出が正常に終了した時点
で、初めてその2ページ分のSAFメモリの受信データ
を消去するので、万一途中で記録紙のジャムが発生して
もジャム除去の後再び記録出力できる。また、請求項3
記載の発明に係るファクシミリ装置によれば、コピー上
に文字または記号で、裏面データがあることを表示がで
きるので、両面/片面記録が混在してもファクシミリ受
取者は迷うことがなく裏面を見ることができる。また、
トレイ上の受信文書を途中の文書を他のオペレータが引
き抜くことによって受信紙順序がくずれた場合にも容易
に受信ページ順序を認識できる。
【0033】また、請求項4記載の発明に係るファクシ
ミリ装置によれば、自動的にとじ代が付加されるので、
両面記録紙をステープラでとじた場合でも読めない場所
が生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる画像処理装置の一実施例の構成
を示すそのブロック図である。
【図2】たてよこ回転部の一実施例の構成を示すそのブ
ロック図である。
【図3】両面トレイの一実施例の構成を示すその斜視図
である。
【図4】両面トレイの一実施例の構成を示すその断面図
である。
【図5】本発明の請求項1に係わるその動作を示すフロ
ーチャートである。
【図6】本発明の請求項2に係わるその動作を示すフロ
ーチャートである。
【図7】本発明の請求項3に係わるその図である。
【図8】本発明の請求項4に係わるその図である。
【符号の説明】 1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 ADF部 5 スキャナ 6 原稿センサー 7 操作表示部 8 網制御部 9 モデム 10 通信制御部 11 符号化復号化部 12 SAFメモリ 13 たてよこ回転部 14 プロッタ 15 両面反転部 16 両面反転制御部 17 用紙センサ 18 カセット紙センサ 19 キャラクタジェネレータ 20 内部バス 21 回転アドレス制御部 22 変倍制御部 23 メモリハンドシェイク制御部 24 書込みタイミング同期部 25 画像メモリ 101 前カバー 102 左カバー 103 ガイド板下 104 ガイド板上 105 給紙コロ 106 出口ガイド板 107 記録紙 108 記録紙の移動方向 109 記録紙の移動方向 120 上カバー 121 ガイドリブ 122 記録紙 123 紙おさえ 124 紙送ガイド板 125 紙送コロ 126 入口検知 127 給紙コロ 128 出口ガイド板 129 マイラー 130 駆動モータ 131 紙端検知
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/21 7232−5C

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信回線を介して所定の通信のプロトコル
    を制御する通信制御手段と、 前記通信制御手段で受信された受信データを一時記憶す
    る記憶手段と、 前記記憶手段で記憶された受信データを画像データに復
    号化する符号化復号化手段と、 前記符号化復号化手段で復号化された画像データを記憶
    する画像記憶手段と、 A3サイズまでの幅の記録紙に物理的に記録する記録手
    段と、を備えたファクシミリ装置において、 前記通信制御手段で受信された受信データがA4サイズ
    か否かを判断する判断手段と、 前記記憶手段で記憶されたA4サイズまでの画像データ
    のたてよこを回転するたてよこ回転手段と、 記録紙を一旦記録搬送路の中で退避させて表面を裏面に
    反転する両面反転手段と、を備え、 前記判断手段で受信データがA4サイズであると判断さ
    れた際に、前記記録手段にA4サイズの記録紙がよこ方
    向に装着されていた場合には、前記たてよこ回転手段で
    前記画像記憶手段に記憶された画像データのたてよこを
    回転し、表面に前記記録手段で記録し、次に、前記両面
    反転手段で記録紙を反転した後、裏面に前記記録手段で
    記録する機能を標準モードにし、前記記録手段にA4サ
    イズの記録紙がたて方向に装着されていた場合には、記
    録紙の表面を裏面に反転することを禁止し、かつ、両面
    記録を禁止することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】前記標準モードの場合には、前記記憶手段
    で受信データを代行受信し、前記記録手段で表面と裏面
    とを記録し、次に、排紙を完了した後、初めて前記記憶
    手段で記憶された2頁分の画像データを消去することを
    特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】前記標準モードの場合には、前記記録手段
    で記録面の一部に文字または記号を記録することを特徴
    としする請求項1記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】前記標準モードの場合には、記録データを
    主走査方向にわずかに縮小させて表裏で逆方向によせて
    記録することを特徴とする請求項1記載のファクシミリ
    装置。
JP5120300A 1993-05-24 1993-05-24 ファクシミリ装置 Pending JPH06334835A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7312888B2 (en) 2002-09-13 2007-12-25 Fuji Xerox Co., Ltd. Image formation method and apparatus

Cited By (1)

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