JPH06334604A - Ｔｄｍａ−ｔｄｄ通信におけるキャリアセンス方式 - Google Patents
Ｔｄｍａ−ｔｄｄ通信におけるキャリアセンス方式Info
- Publication number
- JPH06334604A JPH06334604A JP5145741A JP14574193A JPH06334604A JP H06334604 A JPH06334604 A JP H06334604A JP 5145741 A JP5145741 A JP 5145741A JP 14574193 A JP14574193 A JP 14574193A JP H06334604 A JPH06334604 A JP H06334604A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carrier
- communication
- control
- tdma
- carrier sense
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 通信用キャリアで通信を行ないながら制御用
キャリアをキャリアセンスする際に、通信が途絶える時
間を短くしながら、かつ制御用キャリアも確実に検索で
きるようにするキャリアセンス方式を提供すること。 【構成】 ＴＤＭＡ−ＴＤＤ方式を用いて制御用／通信
用キャリアで通信している基地局と、ＴＤＭＡ−ＴＤＤ
方式を用いて通信用キャリアで通信をしている携帯局と
の間で、携帯局が基地局からの制御用キャリアをキャリ
アセンスする際に、タイマを数区間にわたってかけ、そ
の区間毎に通信用と制御用キャリアを切り替えることに
より、通信の切断時間を短くしながら制御用キャリアの
キャリアセンスを行なうことを可能とする。すなわち、
Ｔｍａｘをある短い区間ｔ１〜ｔｎに均等に分割し、Ｔ
ｍａｘの周期毎に順にｔ１〜ｔｎと検索し、通信用キャ
リアを長時間とめることなく、制御用キャリアの検索を
行う。
キャリアをキャリアセンスする際に、通信が途絶える時
間を短くしながら、かつ制御用キャリアも確実に検索で
きるようにするキャリアセンス方式を提供すること。 【構成】 ＴＤＭＡ−ＴＤＤ方式を用いて制御用／通信
用キャリアで通信している基地局と、ＴＤＭＡ−ＴＤＤ
方式を用いて通信用キャリアで通信をしている携帯局と
の間で、携帯局が基地局からの制御用キャリアをキャリ
アセンスする際に、タイマを数区間にわたってかけ、そ
の区間毎に通信用と制御用キャリアを切り替えることに
より、通信の切断時間を短くしながら制御用キャリアの
キャリアセンスを行なうことを可能とする。すなわち、
Ｔｍａｘをある短い区間ｔ１〜ｔｎに均等に分割し、Ｔ
ｍａｘの周期毎に順にｔ１〜ｔｎと検索し、通信用キャ
リアを長時間とめることなく、制御用キャリアの検索を
行う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＴＤＭＡ−ＴＤＤ（時
分割多重アクセス−時分割複信）通信におけるキャリア
センス方式に関し、より詳細には、ＴＤＭＡ−ＴＤＤ方
式を用いた無線通信システムにおいて通信中以外のキャ
リアを検索（キャリアセンス）する場合の検索方式に関
する。
分割多重アクセス−時分割複信）通信におけるキャリア
センス方式に関し、より詳細には、ＴＤＭＡ−ＴＤＤ方
式を用いた無線通信システムにおいて通信中以外のキャ
リアを検索（キャリアセンス）する場合の検索方式に関
する。
【０００２】
【従来の技術】ＴＤＭＡ（時分割多元接続）方式とは、
図２に示すように時間軸をいくつかり区間（スロット）
に分割し、そのスロットを複数の局が分け合うことによ
り多重にアクセスできるようにした方式である。また、
ＴＤＤ方式とは、スロットをさらに送信Ｔ１〜４と受信
Ｒ１〜４とに分けることにより、送信／受信で同一の周
波数を使えるようにした方式である。ここで、図２は、
携帯局−基地局１の間でスロット１（図中の斜線部分）
／周波数ｆ１を用いて通信をおこなっており、基地局１
からはさらにスロット３（図中の黒塗り部分）／周波数
ｆ０で制御情報が、また基地局２からはスロット２（図
中の黒塗り部分）／周波数ｆ０で制御情報が間欠的に送
信されていることを示す。
図２に示すように時間軸をいくつかり区間（スロット）
に分割し、そのスロットを複数の局が分け合うことによ
り多重にアクセスできるようにした方式である。また、
ＴＤＤ方式とは、スロットをさらに送信Ｔ１〜４と受信
Ｒ１〜４とに分けることにより、送信／受信で同一の周
波数を使えるようにした方式である。ここで、図２は、
携帯局−基地局１の間でスロット１（図中の斜線部分）
／周波数ｆ１を用いて通信をおこなっており、基地局１
からはさらにスロット３（図中の黒塗り部分）／周波数
ｆ０で制御情報が、また基地局２からはスロット２（図
中の黒塗り部分）／周波数ｆ０で制御情報が間欠的に送
信されていることを示す。
【０００３】この場合、携帯局は、無線区間が干渉をう
けて通信品質が劣化した場合、無線回線の再接続あるい
は他の基地局への切り替え等を行うため、常に通信中の
基地局を含めた基地局の制御情報を検索しておく必要が
ある。これは制御情報中に切り替えを行うために必要な
システムの識別符号やエリア内のローカルな情報等が含
まれているからである。この場合、図２に示した制御キ
ャリア送信間隔Ｔ（但し、最大送信間隔はＴｍａｘとす
る）は不定なため、制御キャリアの検索に際しては、以
下の２つの方法がある。 通信中のキャリアｆ１を止めて制御キャリアｆ０が
見つかるまで検索する。 高速の周波数切り替え回路が実現できる場合は、ｆ
１，ｆ０を時間軸上で切り替えることによりｆ０の検索
を実現する。
けて通信品質が劣化した場合、無線回線の再接続あるい
は他の基地局への切り替え等を行うため、常に通信中の
基地局を含めた基地局の制御情報を検索しておく必要が
ある。これは制御情報中に切り替えを行うために必要な
システムの識別符号やエリア内のローカルな情報等が含
まれているからである。この場合、図２に示した制御キ
ャリア送信間隔Ｔ（但し、最大送信間隔はＴｍａｘとす
る）は不定なため、制御キャリアの検索に際しては、以
下の２つの方法がある。 通信中のキャリアｆ１を止めて制御キャリアｆ０が
見つかるまで検索する。 高速の周波数切り替え回路が実現できる場合は、ｆ
１，ｆ０を時間軸上で切り替えることによりｆ０の検索
を実現する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
ＴＤＭＡ方式においては、通信中のキャリアを止めた場
合、その区間のデータが欠落すると同時に自局の使用し
ていたスロット及び周波数を他の局に占有される危険性
がある。また、通信用キャリアと制御用キャリアが隣接
したスロットに配置されているような場合は、周波数と
その間に切り替えることはほとんど困難であり、さらに
通信用キャリアと制御用キャリアが同一のスロットに配
置されている場合は、周波数の切り替え速度にかかわら
ず通信しながらの制御用キャリアの検索は不可能であ
る。
ＴＤＭＡ方式においては、通信中のキャリアを止めた場
合、その区間のデータが欠落すると同時に自局の使用し
ていたスロット及び周波数を他の局に占有される危険性
がある。また、通信用キャリアと制御用キャリアが隣接
したスロットに配置されているような場合は、周波数と
その間に切り替えることはほとんど困難であり、さらに
通信用キャリアと制御用キャリアが同一のスロットに配
置されている場合は、周波数の切り替え速度にかかわら
ず通信しながらの制御用キャリアの検索は不可能であ
る。
【０００５】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たもので、通信中に他のキャリア（周波数）をキャリア
センスする際に、任意の時間のタイマをかけることによ
り、通信の切断時間を最小限にしながらキャリアセンス
を行うことを可能にしたＴＤＭＡ−ＴＤＤ通信における
キャリアセンス方式を提供することを目的としている。
たもので、通信中に他のキャリア（周波数）をキャリア
センスする際に、任意の時間のタイマをかけることによ
り、通信の切断時間を最小限にしながらキャリアセンス
を行うことを可能にしたＴＤＭＡ−ＴＤＤ通信における
キャリアセンス方式を提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ＴＤＭＡ−ＴＤＤ方式を用いて制御用／
通信用キャリアで通信している基地局と、ＴＤＭＡ−Ｔ
ＤＤ方式を用いて通信用キャリアで通信をしている携帯
局との間で、携帯局が基地局からの制御用キャリアをキ
ャリアセンスとする際に、タイマを数区間にわたってか
け、該区間毎に通信用と制御用キャリアを切り換えるこ
とにより、通信の切断時間を短くしながら制御用キャリ
アのキャリアセンスをおこなえることを特徴としたもの
である。
成するために、ＴＤＭＡ−ＴＤＤ方式を用いて制御用／
通信用キャリアで通信している基地局と、ＴＤＭＡ−Ｔ
ＤＤ方式を用いて通信用キャリアで通信をしている携帯
局との間で、携帯局が基地局からの制御用キャリアをキ
ャリアセンスとする際に、タイマを数区間にわたってか
け、該区間毎に通信用と制御用キャリアを切り換えるこ
とにより、通信の切断時間を短くしながら制御用キャリ
アのキャリアセンスをおこなえることを特徴としたもの
である。
【０００７】
【作用】制御キャリア送信間隔Ｔを一度に検索すると、
前述のような問題点が発生するので、本発明において
は、Ｔｍａｘをある短い区間ｔ１〜ｔｎに均等に分割
し、その区間をＴｍａｘの周期毎に順にｔ１〜ｔｎと検
索することにより、通信用キャリアを長時間とめること
なく、制御用キャリアの検索をおこなえるようにする。
これにより、通信の切断時間を最小限にしながらキャリ
アセンスを行うことを可能としている。
前述のような問題点が発生するので、本発明において
は、Ｔｍａｘをある短い区間ｔ１〜ｔｎに均等に分割
し、その区間をＴｍａｘの周期毎に順にｔ１〜ｔｎと検
索することにより、通信用キャリアを長時間とめること
なく、制御用キャリアの検索をおこなえるようにする。
これにより、通信の切断時間を最小限にしながらキャリ
アセンスを行うことを可能としている。
【０００８】
【実施例】実施例について、図面を参照して以下に説明
する。図１は、本発明によるＴＤＭＡ−ＴＤＤ通信にお
けるキャリアセンス方式の一実施例を説明するための構
成図である。図１ではスロット１上（図中の斜線部分）
で周波数ｆ１を用いて通信を行っている。ここで、図１
の時間軸上Ａ点においてキャリアセンサを開始するとす
る。キャリアセンスが開始されると、まず周波数を通信
用のキャリアｆ１から制御用のキャリアｆ０に切り替
え、同時に送信を停止する。また、ｔ１タイマ、Ｔｍａ
ｘ＋ｔ１タイマの２つのタイマも同時にスタートさせ
る。このあと、ｔ１タイマがタイムアウトするまでの間
（＝キャリアセンス区間１）は制御キャリアを検索しつ
づける。次にＢ点において、ｔ１タイマがタイムアウト
すると、周波数をｆ０→ｆ１に戻して通信を再開する。
次にＣ点において、Ａ点でスタートさせたＴｍａｘ＋ｔ
１タイマがタイムアウトすると周波数をｆ１→ｆ０に切
り替え、同時に送信を停止する。また、ｔ２タイマ、Ｔ
ｍａｘ＋ｔ２タイマの２つのタイマも同時にスタートさ
せる。このあとｔ２タイマがタイムアウトするまでの間
（＝キャリアセンス区間２）は制御キャリアを検索しつ
づける。
する。図１は、本発明によるＴＤＭＡ−ＴＤＤ通信にお
けるキャリアセンス方式の一実施例を説明するための構
成図である。図１ではスロット１上（図中の斜線部分）
で周波数ｆ１を用いて通信を行っている。ここで、図１
の時間軸上Ａ点においてキャリアセンサを開始するとす
る。キャリアセンスが開始されると、まず周波数を通信
用のキャリアｆ１から制御用のキャリアｆ０に切り替
え、同時に送信を停止する。また、ｔ１タイマ、Ｔｍａ
ｘ＋ｔ１タイマの２つのタイマも同時にスタートさせ
る。このあと、ｔ１タイマがタイムアウトするまでの間
（＝キャリアセンス区間１）は制御キャリアを検索しつ
づける。次にＢ点において、ｔ１タイマがタイムアウト
すると、周波数をｆ０→ｆ１に戻して通信を再開する。
次にＣ点において、Ａ点でスタートさせたＴｍａｘ＋ｔ
１タイマがタイムアウトすると周波数をｆ１→ｆ０に切
り替え、同時に送信を停止する。また、ｔ２タイマ、Ｔ
ｍａｘ＋ｔ２タイマの２つのタイマも同時にスタートさ
せる。このあとｔ２タイマがタイムアウトするまでの間
（＝キャリアセンス区間２）は制御キャリアを検索しつ
づける。
【０００９】次にＤ点において、ｔ２タイマがタイムア
ウトすると周波数をｆ０→ｆ１に戻して通信を再開す
る。このような操作をｔ１〜ｔｎタイマタウムアウト
（図１のＸ点）まで繰り返すと、Ａ点からＸ点までの時
間はＴｍａｘ×Ｘｎとなる。ここでキャリアセンス区間
１〜キャリアセンス区間ｎについてみてみると、Ｔｍａ
ｘ×Ｘｎの時間をかけてＴｍａｘを全て検索したことに
なる。つまり、携帯局が基地局からの電波がとどく範囲
にいるかぎり、最長でＴｍａｘ×Ｘｎの時間をかければ
制御キャリアの受信を行うことができる。この場合、通
信が停止する時間はＴｍａｘ×Ｘｎの期間中、Ｔｍａｘ
の期間であり、この比率はキャリアセンス区間分割数ｎ
を増やすことにより減少する。逆に制御キャリアを早急
に検索したい場合は、キャリアセンス区間分割数ｎを減
らせばよい。
ウトすると周波数をｆ０→ｆ１に戻して通信を再開す
る。このような操作をｔ１〜ｔｎタイマタウムアウト
（図１のＸ点）まで繰り返すと、Ａ点からＸ点までの時
間はＴｍａｘ×Ｘｎとなる。ここでキャリアセンス区間
１〜キャリアセンス区間ｎについてみてみると、Ｔｍａ
ｘ×Ｘｎの時間をかけてＴｍａｘを全て検索したことに
なる。つまり、携帯局が基地局からの電波がとどく範囲
にいるかぎり、最長でＴｍａｘ×Ｘｎの時間をかければ
制御キャリアの受信を行うことができる。この場合、通
信が停止する時間はＴｍａｘ×Ｘｎの期間中、Ｔｍａｘ
の期間であり、この比率はキャリアセンス区間分割数ｎ
を増やすことにより減少する。逆に制御キャリアを早急
に検索したい場合は、キャリアセンス区間分割数ｎを減
らせばよい。
【００１０】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、以下のような効果がある。すなわち、キャリ
アセンス区間を１〜ｎの細かい区間に分割し、さらにそ
の区間を制御キャリアの送信最大周期Ｔｍａｘ毎に検索
することにより、長時間通信を停止することなく、確実
にキャリアセンサをおこなうことができる。また、キャ
リアセンス区間分割数ｎの増／減により、通信の停止時
間の比率、制御キャリア検索までの所要時間を自由に変
えることができるので、無線回路の状況に応じたキャリ
アセンス機能を提供することができる。
によると、以下のような効果がある。すなわち、キャリ
アセンス区間を１〜ｎの細かい区間に分割し、さらにそ
の区間を制御キャリアの送信最大周期Ｔｍａｘ毎に検索
することにより、長時間通信を停止することなく、確実
にキャリアセンサをおこなうことができる。また、キャ
リアセンス区間分割数ｎの増／減により、通信の停止時
間の比率、制御キャリア検索までの所要時間を自由に変
えることができるので、無線回路の状況に応じたキャリ
アセンス機能を提供することができる。
【図１】本発明によるＴＤＭＡ−ＴＤＤ通信におけるキ
ャリアセンス方式の一実施例を説明するための構成図で
ある。
ャリアセンス方式の一実施例を説明するための構成図で
ある。
【図２】従来のＴＤＭＡ−ＴＤＤ通信における通信／制
御用のスロット及び周波数の関係を示す図である。
御用のスロット及び周波数の関係を示す図である。
Claims (1)
- 【請求項１】 ＴＤＭＡ−ＴＤＤ方式を用いて制御用／
通信用キャリアで通信している基地局と、ＴＤＭＡ−Ｔ
ＤＤ方式を用いて通信用キャリアで通信をしている携帯
局との間で、携帯局が基地局からの制御用キャリアをキ
ャリアセンスとする際に、タイマを数区間にわたってか
け、該区間毎に通信用と制御用キャリアを切り換えるこ
とにより、通信の切断時間を短くしながら制御用キャリ
アのキャリアセンスをおこなえることを特徴としたＴＤ
ＭＡ−ＴＤＤ通信におけるキャリアセンス方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5145741A JPH06334604A (ja) | 1993-05-24 | 1993-05-24 | Ｔｄｍａ−ｔｄｄ通信におけるキャリアセンス方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5145741A JPH06334604A (ja) | 1993-05-24 | 1993-05-24 | Ｔｄｍａ−ｔｄｄ通信におけるキャリアセンス方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06334604A true JPH06334604A (ja) | 1994-12-02 |
Family
ID=15392079
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5145741A Pending JPH06334604A (ja) | 1993-05-24 | 1993-05-24 | Ｔｄｍａ−ｔｄｄ通信におけるキャリアセンス方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06334604A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007077763A1 (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Kyocera Corporation | 基地局装置及び基地局装置の制御方法 |
-
1993
- 1993-05-24 JP JP5145741A patent/JPH06334604A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007077763A1 (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Kyocera Corporation | 基地局装置及び基地局装置の制御方法 |
| JP2007180856A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Kyocera Corp | 基地局装置及び基地局装置の制御方法 |
| JP4704909B2 (ja) * | 2005-12-27 | 2011-06-22 | 京セラ株式会社 | 基地局装置及び基地局装置の制御方法 |
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