JP2933893B2 - 電気通信方法 - Google Patents

電気通信方法

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JP2933893B2
JP2933893B2 JP9152519A JP15251997A JP2933893B2 JP 2933893 B2 JP2933893 B2 JP 2933893B2 JP 9152519 A JP9152519 A JP 9152519A JP 15251997 A JP15251997 A JP 15251997A JP 2933893 B2 JP2933893 B2 JP 2933893B2
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J4/00Combined time-division and frequency-division multiplex systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/24Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
    • H04B7/26Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
    • H04B7/2643Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile using time-division multiple access [TDMA]

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレームの少くと
も1つの所定のタイムスロットにおいて、1つの局が送
信し、他方の局が受信するような、第1および第2の局
の間の時分割多元接続(TDMA)による電気通信方法
に関する。
【0002】
【従来の技術、および、発明が解決しようとする課題】
時分割多元接続(TDMA)によるプロセスにおいて
は、特に、時間軸は、各々が同じ長さであって、所定の
数のビットを有する複数のフレームに細分される。例え
ば、これらのフレームの各々は、同じサイズの偶数のタ
イムスロットに細分され得る。1つのフレーム内のこの
数のタイムスロットの第1の半分が、送信する第1の局
から受信する第2の局まで伝送するために用いられる。
上記の第1の局が基地局であり、上記の第2の局が移動
局であるならば、この伝送方向は、通常、ダウンリンク
と称される。そして、上記のフレーム内のタイムスロッ
トの数の第2の半分が、上記と逆の伝送方向に送信する
ために用いられる。ここで、上記の第1の局が受信する
間は、上記の第2の局は送信する。上記の送信局が移動
局であり、上記の受信局が基地局であるならば、これ
は、通常、アップリンクと称される。
【0003】こうして、前述のタイムスロットの各々
は、伝送チャネルを設定するために用いられる。ここ
で、この伝送チャネルのパラメータは、上記のフレーム
内のタイムスロットの数と使用されるキャリヤ周波数で
ある。デジタルデータを送信するために、それから、上
記のキャリヤ周波数は、周波数変調されるか、または、
位相変調される。
【0004】ヨーロッパのDECT規格(Digital Euro
pean Cordless TelecommunicationsStandard )におい
ては、使用可能なタイムスロットが1フレームにつき2
4個あり、特に、ダウンリンクに12個、そして、アッ
プリンクに12個ある。これに対して、日本のPHS規
格(Personal Handy Phone System Standard)において
は、一般に、フレームあたりのタイムスロットの数はあ
まり多くなく、1フレームにつき使用可能なタイムスロ
ットは4×2個だけである。
【0005】しかし、多くのタスクでは、複数の異なる
キャリヤ周波数で複数の伝送チャネルを設定することが
要求され得る。この場合、同じタスクを実行するために
は、フレームにつき複数のタイムスロットが使用可能に
されなければならない。その結果、フレームあたりのタ
イムスロットの数の点から、容量の限界に速く到達して
しまう。更に、もし、コストの理由で、簡素なシンセサ
イザだけが使用されるならば、使用可能なタイムスロッ
トの数は更に半分に減少する。なぜならば、これらのシ
ンセサイザでは、2つのタイムスロットの間の非常に短
い時間内で1つのキャリヤ周波数から別のキャリヤ周波
数に切り替えることができないからである。
【0006】本発明は、本明細書の先頭で述べたような
種類の電気通信方法であって、同時使用を必要とする1
フレームあたりのタイムスロットの数をより大きくする
ことなしに伝送チャネルの数を増加させるような電気通
信方法を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する手
段は、特許請求の範囲請求項1の特徴部分において示さ
れる。すなわち、本発明による、1つのフレームの少く
とも1つの所定のタイムスロットにおいて1つの局が送
信し他方の局が受信する、第1および第2の局の間の時
分割多元接続(TDMA)による電気通信方法は、上記
のタイムスロットにおいてキャリヤ周波数がフレーム毎
に切り替えられ、中止判定基準を満足するならば前記キ
ャリヤ周波数の切り替えは終了されることを特徴とす
る。
【0008】こうして、異なるキャリヤ周波数で動作す
る2つ以上の伝送チャネルを設定するために、1つのタ
イムスロットだけを使うことが可能となる。例えば、1
つを除いて他の全てのタイムスロットが既に占有されて
いるか、または、干渉の下にある等の理由で、フレーム
あたりのタイムスロットの数に関する容量の限界に到達
したとしても、上記のようにして、キャリヤ周波数の異
なる伝送チャネルの使用を必要とする複数のタスクが実
行され得る。
【0009】一般に、送信局は、フレームあたりのタイ
ムスロットの数に関する容量が一杯になったときに、こ
れを検出することができる。その結果、本発明による方
法は、連続的に実行される必要はなく、むしろ、例え
ば、理由が何であれ、フレーム毎に1つを除いて他の全
てのタイムスロットがもはや使用可能でないときにのみ
使用される。
【0010】例えば、連続したフレームにおける同じタ
イムスロットに関する、複数の異なる伝送チャネルの設
定が、受信局を制御する目的のために(もし、この目的
のために、異なるキャリヤ周波数で伝送されなければな
らないならば)実行され得る。本発明の種々の有利な態
様は、特許請求の範囲の従属形式の請求項2乃至9に示
される。例えば、上記の中止判定基準は、所定の時間の
終了であり得る。
【0011】しかし、上記の中止判定基準は、また、キ
ャリヤ周波数の切り替えは終了されることを明示するメ
ッセージの受信であってもよい。例えば、このメッセー
ジは、第3の局から送信され得る。本発明の、非常に有
利な、更なる変形においては、上記の第1の局は所定の
タイムスロットにおいて、そして、前記第2の局は同じ
フレームの別の所定のタイムスロットにおいて、交互に
送信し受信し、この別の所定のタイムスロットにおける
キャリヤ周波数は、上記の所定のタイムスロットにおけ
る前記キャリヤ周波数と同様に扱われる。
【0012】ここで、更に有利であることに、上記の別
の所定のタイムスロットは、上記の所定のタイムスロッ
トに対してフレーム長の半分だけオフセットしている。
この典型的な実施の形態においては、2つの物理的チャ
ネルを要し、加入者が同時に話し、且つ、聞くことがで
きるようにする、いわゆる二重リンク(duplexlink )
が設けられる。DECTシステムにおいては、二重リン
クのためにタイムスロットの分離(time slot separati
on)が用いられる。これは、また、時分割デュプレック
ス(Time Division Duplex, TDD)と称される。このため
に、タイムスロットの対が形づくられる。もし、上記の
第1の局または基地局が(ダウンリンクにおける)送信
のために第1の所定のタイムスロットを使用するなら
ば、上記の第2の局または移動局は、上記の第1の所定
のタイムスロットに対して半フレーム長だけオフセット
している第2のタイムスロットで(アップリンクにおい
て)送信する。
【0013】本発明によれば、TDD使用時における、
使用可能なタイムスロットの数に関する容量のボトルネ
ックの場合には、上記の第2のタイムスロットは、ダウ
ンリンクにおける上記の(前記キャリヤ周波数のフレー
ム毎の切り替えに関係する)第1のタイムスロットと同
様に扱われる。言い換えると、TDDが使用されると
き、お互いに関連する両方のタイムスロットが、ダウン
リンクおよびアップリンクにおいて、キャリヤ周波数に
関してフレーム毎に切り替えられ、その結果、上記の両
方のタイムスロットについて、異なる伝送チャネルがフ
レーム毎に設定される。
【0014】これは次のような場合には必要かもしれな
い。すなわち、ダウンリンクおよびアップリンクにて、
各々の場合において1つを除いて他の全てのタイムスロ
ットが占有されているか、または、もはや使用可能でな
く、しかも、例えば、セル内ハンドオーバ(intracell
handover) が起こるべきであるか、または、更なる伝送
チャネルが設定されるべきであるような場合である。1
つのセル内で無線チャンネルが変更され、且つ、同じ基
地局が維持されているならば、セル内ハンドオーバが起
こる。もし、ある時間に、それに向けてリンクが設けら
れた基地局の受信レベルが十分に高レベルであるが、例
えば、共通チャネル干渉(common channel interferenc
e)の結果として上記のリンク品質が著しく悪化している
ならば、セル内ハンドオーバを実行する理由がある。
【0015】また、ここでも、上記の中止判定基準は、
所定の時間の終了であってもよい。十分なリンク品質の
レベルを有する伝送チャネルが所定の時間内で見つけら
れないならば、上記の2つの局の間のリンクは中断され
てもよい。他方、前述の複数の周波数の1つにて、良い
レベルのリンク品質が達成されるならば、対応する伝送
チャネルが明確に選択され、そのキャリヤ周波数は安定
に設定される。したがって、この場合、上記の中止判定
基準は、上記の複数のキャリヤ周波数の1つにおける所
定のレベルの伝送品質の達成であろう。もちろん、ここ
での中止判定基準もまた同様に、キャリヤ周波数の切り
替えは終了されることを明示するメッセージの送信であ
ってもよい。
【0016】原則として、各々が1つのタイムスロット
に関係する複数の異なる伝送または無線チャンネルを設
定するために、特に、少くとも一度、好適には、複数
回、2つの周波数値だけの間でキャリヤ周波数を切り替
えることは可能であろう。上記の切り替えを複数回行っ
た場合、リンク品質のレベルについて、より信頼できる
評価を得ることが可能である。したがって、この典型的
な実施の形態において、各々の場合に、2つの伝送また
は無線チャンネルが1つのタイムスロットに割り当てら
れ得る。
【0017】しかし、本発明の更なる変形では、上記の
キャリヤ周波数は、また、3つ以上の周波数値の間で少
くとも一度切り替えることができ、更に、フレーム毎
に、増やされ得るだけか、或は、減らされ得るだけかの
何れかであり得る。それぞれのタイムスロットに関し
て、必要であるならば、3以上の伝送または無線チャン
ネルが設定され得る。上記の対応する中止判定基準に到
達するまでは、ここでは、3つ以上のキャリヤ周波数を
有する周波数切替えサイクルが周期的に繰り返され得
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、図1〜3を参照して、基
地局と移動局との間の通信について、本発明の原理を、
より詳細に説明する。図1は、ダウンリンクに4つのタ
イムスロットZ1 〜Z4 、そして、アップリンクに4つ
のタイムスロットZ5 〜Z8 を有するTDMAフレーム
1 を示す。タイムスロットZ3 の間、基地局はキャリ
ヤ周波数F3 で送信する。このとき、上記の移動局は受
信側に切り換えられている。これに対して、タイムスロ
ットZ 7 の間、移動局はキャリヤ周波数F3 ′で送信す
る。このとき、基地局は受信に切り換えられている。こ
こで、F3 はF3 ′に等しくない。
【0019】特に、例えば、既に使用中のタイムスロッ
トZ3 およびZ7 以外のタイムスロットを使用すること
なく、セル内ハンドオーバがここで起こることになって
いるならば、対応するタイムスロットZ3 およびZ7
ついては、フレームR1 のすぐ後に続くフレームR2
おいてキャリヤ周波数はF3 からF3 ′に切り替えられ
る。この切替えは、更に連続したフレームの間で周期的
に続けられ得る。このことは、図2に示されている。
【0020】それから、上記の2つの局のうちの1つ
(好適には、基地局)は、使用されたキャリヤ周波数F
3 およびF3 ′のうちどちらが使用され続けるべきか
を、上記の2つの局の間のリンク品質を最高のレベルと
することを目的として決定する。これより、この周波数
が安定に設定される。これは、図3に示される。ここで
は、基地局と移動局の間でタイムスロットZ3 およびZ
7 にて、すなわち、キャリヤ周波数F3 またはF3 ′を
使用して通信が行われる。
【0021】図1〜3において示された方法をソフトウ
ェアにより実現したものが、図4に示される。この手順
の実現のための条件は、新しい伝送チャネルを設定する
ことである。こうして、ステップS1にて、上記の手順
はスタートする。それから、ステップS2にて、キャリ
ヤ周波数F3 が起動される。この手順を最初に実行する
ためには、これは必要でないが、不正確というわけでも
ない。それから、ステップS3にて、このシステムは、
それぞれのタイムスロットZ3 が起動される時間まで待
つ。ステップS4にて、このタイムスロットZ3 の間、
対応する周波数、ここではF3 でバーストが送信され
る。それから、続くステップS5では、システムは、依
然その同じフレームの中にある次のタイムスロットZ7
を待つ。タイムスロットZ3 およびZ7 は、お互いに他
から半フレーム長、離されている。ステップS6にて、
このシステムは、関連するタイムスロットZ7 内でバー
ストを受信しようとする。
【0022】続くステップS7では、キャリヤ周波数は
3 からF3 ′に変えられる。それから、このシステム
は、ステップS8〜S11を続けて実行する。ここで、
ステップS8〜S11は新しいキャリヤ周波数F3 ′に
関係し、ステップS3〜S6に対応するものである。ス
テップS11を終了したあと、ステップS12にて中止
条件がチェックされる。この条件は、再びステップS2
〜S11が実行されるかどうかを決定する、すなわち、
次のフレームで周波数F3 が再び起動され、それから、
3 ′も再び起動されるかどうか等を決定する。
【0023】上記の手順からの終了のための条件は、最
大時間の経過であるか、或は、例えば、周波数F3 また
はF3 ′での特定の情報要素の受信のような、上記の手
順の間に起こる結果であり得る。この情報要素は、リン
ク品質のレベルに関し、上記のそれぞれのキャリヤ周波
数に関係するものであり得る。ステップS13における
上記の手順の終了の後は、再び、上記の2つのキャリヤ
周波数F3 かF3 ′のうちの1つが固定的に設定されな
ければならない。このように、上記のキャリヤ周波数は
以下の順序で使用される。
【0024】1.F3 (起動周波数) 2.F3 およびF3 ′交互(2つのキャリヤ周波数の一
時的、且つ、実質的な同時使用) 3.F3 またはF3 ′(中止条件のチェック結果によ
る) 図5は、ダウンリンクに4つのタイムスロットを、そし
て、アップリンクに4つのタイムスロットを有するTD
MAフレームにおいて、タイムスロット2,3、およ
び、4における周波数をフレーム毎に切り替えることを
許容するスイッチ・デバイスの回路ブロック図である。
【0025】RFゼネレータ1は、そのコントロール・
ワード(制御語)をマルチプレクサ(MUX1)2の出
力から受ける。ここで、マルチプレクサ(MUX1)2
のアドレス線はタイムスロット・カウンタ3によって制
御される。タイムスロット・カウンタ3は、クロック信
号をその入力Clkで受ける。こうして、各タイムスロ
ットについて、マルチプレクサ2のもう1つの入力は、
マルチプレクサ2を介してRFゼネレータ1の制御入力
につながれる。このように、この実施の形態において、
マルチプレクサ2の特定の1つの入力は4タイムスロッ
ト毎にRFゼネレータ1の入力に供給される。
【0026】タイムスロット1については、交代する周
波数またはキャリヤ周波数は供給されない。したがっ
て、RFゼネレータ1のための第1のタイムスロットの
間のコントロール・ワードを格納するレジスタ4は、直
接、マルチプレクサ2の入力の1つに接続される。レジ
スタ4は、上記のキャリヤ周波数F1 のためのコントロ
ール・ワードを格納する。上記のアドレス線の「00」
状態において、このコントロール・ワードはマルチプレ
クサ2の出力として現れる。
【0027】他のタイムスロットについては、各フレー
ムでキャリヤ周波数を切り替えることが可能である。し
たがって、上記のタイムスロットの各々のために、それ
ぞれ更に2つのレジスタ6および7、8および9、そし
て、10および11が設けられる。これらのレジスタ
は、上記のそれぞれのタイムスロットに割り当てられる
キャリヤ周波数のためのコントロール・ワードを格納す
る。こうして、上記のキャリヤ周波数F2 およびF2
のためのコントロール・ワードがレジスタ6および7に
格納され、上記のキャリヤ周波数F3 およびF3 ′のた
めのコントロール・ワードがレジスタ8および9に格納
され、上記のキャリヤ周波数F4 およびF 4 ′のための
コントロール・ワードがレジスタ10および11に格納
される。マルチプレクサ12、13、および、14は、
各々の場合において、それぞれ1対のレジスタ6および
7、8および9、そして、10および11に割り当てら
れる。対の2つのレジスタのどちらが上記のマルチプレ
クサ2の入力を通して接続されるかは、タイムスロット
・カウンタ3のキャリー信号によってカウントされるフ
レーム・カウンタ15のLSB(Least Significant Bi
t 、最下位ビット)の状態に依存する。フレーム・カウ
ンタ15のLSBがLOWであるならば、図5のそれぞ
れの上側のレジスタだけが接続される。すなわち、上記
のレジスタ4、6、8、および、10が順に接続され
る。これに対して、LSBがHIGHであるならば、上
記のそれぞれのより下側のレジスタだけが接続される。
すなわち、上記のレジスタ4、7、9、および、11が
順に接続される。上記のキャリヤ周波数の交代が制御さ
れ得るように、上記のLSBは直接上記のマルチプレク
サ12、13、および、14のアドレス入力には接続さ
れず、ゲートを介して接続される。その結果、個々のタ
イムスロット各々について制御が可能になる。この目的
のために、ANDゲート16、17、および、18の出
力は、それぞれ、マルチプレクサ12、13、および、
14のそれぞれのアドレス入力A0 に接続される。各々
の場合において、これらのゲートの一方の入力は上記の
フレーム・カウンタ15のLSB出力に接続され、ゲー
ト16、17、および、18それぞれの他方の入力は、
単子A1 、A2 、およびA3 を介して、対応するタイム
スロットに割り当てられた、キャリヤ周波数を切り替え
るためのイネーブル信号を受信することができる。
【0028】このように、タイムスロットZ2 において
キャリヤ周波数を切り替えるためのイネーブル信号は上
記の端子A1 から入力され、タイムスロットZ3 におい
てキャリヤ周波数を切り替えるためのイネーブル信号は
上記の端子A2 から入力され、タイムスロットZ4 にお
いてキャリヤ周波数を切り替えるためのイネーブル信号
は上記の端子A3 から入力される。
【0029】送信方向およ受信方向の両方においてキャ
リヤ周波数を一定に維持して、次のフレームまでキャリ
ヤ周波数が実際に変わらないようにするために、タイム
スロット・カウンタがタイムスロットの数より2倍大き
いカウンタ・レンジを有することが重要である。図示さ
れる実施の形態においては、タイムスロット・カウンタ
3については0から7まで数えることを意味する。すな
わち、マルチプレクサ2の入力をアドレス指定するため
には2本のアドレス線だけが必要であるが、第8のタイ
ムスロットまでは、フレーム・カウンタ15のための送
信信号を生成しないことを意味する。したがって、タイ
ムスロット・カウンタの通常3つの出力のうち、最下位
の2つの出力だけが使われる。タイムスロット・カウン
タ3自体は、内部の時間基準に基づいて計時される。
【0030】図5に示される回路構成は、例えば、基地
局に位置し、また、対応する回路構成は移動局にも設け
られる。後者の回路構成は、タイムスロットZ5 〜Z8
においてその周波数切替えを実行し、そして、前者の回
路構成に対応して同期する。図6も、本発明による電気
通信方法を用いる基地局と移動局の概略構成を示すもの
である。基地局BSは、双方向でアンテナ19に接続し
た高周波コンポーネント20を有し、情報を送信し受信
するように設計されている。
【0031】この高周波コンポーネント20は、図5に
示されるRFゼネレータ1を含むことができる。高周波
コンポーネント20は、また、双方向で信号処理回路2
1に接続され、この信号処理回路21は、特に、図5に
示される残りの回路を含む。さらに、信号処理回路21
は、全システムの動作制御のために、プロセッサ22
(CPU)に接続される。
【0032】例えば、携帯装置HAとして設計される移
動局は、アンテナ23に接続され、別の信号処理回路2
5に双方向に接続された高周波コンポーネント24を含
む。動作制御のために、信号処理回路25はプロセッサ
26(CPU)に双方向に接続され、プロセッサ26
(CPU)それ自身は、キーボード27に、そして、テ
キストを表示するためのフィールド29を含むことがで
きるディスプレイ28に、それぞれの場合に、双方向に
接続される。図5に示されるRFゼネレータ1は、同様
に高周波コンポーネント24の中にあってもよい。この
とき、図5に示される残りの回路構成は信号処理デバイ
ス25の部分であってもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、同時使用を必要とする
1フレームあたりのタイムスロットの数をより大きくす
ることなしに伝送チャネルの数を増加させるような電気
通信方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】キャリヤ周波数F3 がタイムスロット3および
7において使用されている、ダウンリンクおよびアップ
リンクのフレームを示す図である。
【図2】その間で、タイムスロット3および7のための
キャリヤ周波数がF3 からF3′に変えられた2つの連
続したフレームを示す図である。
【図3】タイムスロット3および7においてキャリヤ周
波数F3 またはF3 ′が使用されている、ダウンリンク
およびアップリンクのフレームを示す図である。
【図4】図1〜3において記述される方法のソフトウェ
アによる実現を示す図である。
【図5】異なるフレームにおいてそれぞれのタイムスロ
ットのためにキャリヤ周波数を切り替えるためのスイッ
チ・デバイスを示す図である。
【図6】基地局および移動局を有する電気通信システム
を示す図である。
【符号の説明】
1…RFゼネレータ 2…マルチプレクサ(MUX1) 3…タイムスロット・カウンタ 4,6,7,8,9,10,11…レジスタ 12,13,14…マルチプレクサ 15…フレーム・カウンタ 16,17,18…ゲート 19…アンテナ 20…高周波コンポーネント 21…信号処理回路 22…プロセッサ 23…アンテナ 24…高周波コンポーネント 25…信号処理回路 26…プロセッサ 27…キーボード 28…ディスプレイ 29…フィールド

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つのフレームの少くとも1つの所定の
    タイムスロットにおいて1つの局が送信し他方の局が受
    信する、第1および第2の局の間の時分割多元接続(T
    DMA)による電気通信方法において、 前記少くとも1つの所定のタイムスロットキャリヤ周
    波数がフレーム毎に切り替えられ、 記キャリヤ周波数の切り替えは、キャリヤ周波数切り
    替え終了のための条件が発生するまで実行されることを
    特徴とする電気通信方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の局は所定のタイムスロット
    (Z3 )において、そして、前記第2の局は同じフレー
    ムの別の所定のタイムスロット(Z7 )において、交互
    に送信し受信し、前記別の所定のタイムスロット(Z
    7 )における前記キャリヤ周波数は、前記所定のタイム
    スロット(Z3 )における前記キャリヤ周波数と同様に
    扱われる請求項1に記載の電気通信方法。
  3. 【請求項3】 前記別の所定のタイムスロット(Z7
    は前記所定のタイムスロット(Z3 )に対してフレーム
    長の半分だけオフセットしている請求項2に記載の電気
    通信方法。
  4. 【請求項4】 前記条件は、前記キャリヤ周波数の切り
    替えは終了されることを明示するメッセージの伝送によ
    り発生する請求項1から3の何れかに記載の電気通信方
    法。
  5. 【請求項5】 前記条件は、所定の時間の終了である請
    求項1から3の何れかに記載の電気通信方法。
  6. 【請求項6】 前記条件は、前記キャリヤ周波数の1つ
    における所定のレベルの伝送品質の達成である請求項2
    または3の何れかに記載の電気通信方法。
  7. 【請求項7】 前記条件を満足するならば、通信は、前
    記キャリヤ周波数の1つのみにおいて継続される請求項
    4、5、または、6の何れかに記載の電気通信方法。
  8. 【請求項8】 前記キャリヤ周波数が2つの周波数値の
    間で切り替えられる請求項1から7の何れかに記載の電
    気通信方法。
  9. 【請求項9】 前記キャリヤ周波数が、少くとも一度、
    3つ以上の周波数値の間で切り替えられ、フレーム毎に
    増加するだけ、或は、減少するだけである請求項1から
    7の何れかに記載の電気通信方法。
  10. 【請求項10】 基地局が前記第1の局として用いら
    れ、移動局が前記第2の局として用いられる請求項1か
    ら9の何れかに記載の電気通信方法。
JP9152519A 1996-06-11 1997-06-10 電気通信方法 Expired - Fee Related JP2933893B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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