JP2965132B2 - 移動無線機 - Google Patents
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Classifications
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
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- Transceivers (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線回線を介して
双方向通信を行うことの可能な基地局を含む移動通信網
と移動無線機から構成される移動通信システムに関す
る。特に、移動無線機において、周辺基地局の受信レベ
ルを測定することに関するものである。
双方向通信を行うことの可能な基地局を含む移動通信網
と移動無線機から構成される移動通信システムに関す
る。特に、移動無線機において、周辺基地局の受信レベ
ルを測定することに関するものである。
【0002】
【従来の技術】無線通信では、有限な無線周波数を有効
に利用することが重要である。このため、移動通信シス
テムの構築にあたっては、電波が相互に干渉しない程度
の地理的に離れた場所で周波数を繰り返して使用する。
に利用することが重要である。このため、移動通信シス
テムの構築にあたっては、電波が相互に干渉しない程度
の地理的に離れた場所で周波数を繰り返して使用する。
【0003】図10において、102、103は基地
局、104、105はゾーン、106は移動通信網、1
は移動無線機である。図10に示すように、サービス領
域は複数のゾーン104,105,…に分割され、各ゾ
ーンにはそれぞれ移動通信網6に接続された基地局10
2,103,…が設けられている。移動無線機1は現在
自身が存在するゾーン104の基地局102を通じて通
信を行う。従って、通信中の移動に伴い自身が存在する
ゾーン104が周辺のゾーン、例えばゾーン105に移
った場合には、移動無線機は通信を維持するために、無
線回線を基地局102から基地局103に切り替えるゾ
ーン移行制御を行う必要がある。
局、104、105はゾーン、106は移動通信網、1
は移動無線機である。図10に示すように、サービス領
域は複数のゾーン104,105,…に分割され、各ゾ
ーンにはそれぞれ移動通信網6に接続された基地局10
2,103,…が設けられている。移動無線機1は現在
自身が存在するゾーン104の基地局102を通じて通
信を行う。従って、通信中の移動に伴い自身が存在する
ゾーン104が周辺のゾーン、例えばゾーン105に移
った場合には、移動無線機は通信を維持するために、無
線回線を基地局102から基地局103に切り替えるゾ
ーン移行制御を行う必要がある。
【0004】また、無線周波数の有効利用を目的とし
て、2つの方式に大別される多元接続という技術があ
る。その2つの方式とは、1つのチャネルを1人のユー
ザが利用するチャネル占有方式、および、1つのチャネ
ルを複数のユーザで利用するチャネル共有方式である。
チャネル占有方式の例としては、1つ特定の無線周波数
帯を1つの移動無線機に割り当てて継続的に情報信号の
送受信を行う方式(FDMA通信方式)や、無線周波数
帯に伝送される信号を時間分割して移動無線機に特定の
時間帯を割り当てて、その割り当てられた時間帯で情報
信号の送受信を行う方式(TDMA通信方式)等があ
る。一方、チャネル共有方式は、信号の衝突を許容して
各ユーザが独立に信号をランダム送信することから、ラ
ンダムアクセス方式とも呼ばれる。
て、2つの方式に大別される多元接続という技術があ
る。その2つの方式とは、1つのチャネルを1人のユー
ザが利用するチャネル占有方式、および、1つのチャネ
ルを複数のユーザで利用するチャネル共有方式である。
チャネル占有方式の例としては、1つ特定の無線周波数
帯を1つの移動無線機に割り当てて継続的に情報信号の
送受信を行う方式(FDMA通信方式)や、無線周波数
帯に伝送される信号を時間分割して移動無線機に特定の
時間帯を割り当てて、その割り当てられた時間帯で情報
信号の送受信を行う方式(TDMA通信方式)等があ
る。一方、チャネル共有方式は、信号の衝突を許容して
各ユーザが独立に信号をランダム送信することから、ラ
ンダムアクセス方式とも呼ばれる。
【0005】図9は移動通信システムで用いられる従来
の移動無線機1の構成を示している。図9において、2
は送受信アンテナ、3は送受共用器、4は受信回路、5
は送信回路である。また、10はベースバンド信号処理
部、11は受信レベル監視部、12は符復号器で、16
はスピーカ、15はマイクロホンである。また、91は
制御回路である。
の移動無線機1の構成を示している。図9において、2
は送受信アンテナ、3は送受共用器、4は受信回路、5
は送信回路である。また、10はベースバンド信号処理
部、11は受信レベル監視部、12は符復号器で、16
はスピーカ、15はマイクロホンである。また、91は
制御回路である。
【0006】マイクロホン15で入力された音声情報信
号は、符復号器12で符号化され、ベースバンド信号処
理部10へ入力される。ベースバンド信号処理部10で
は、符号化された情報信号を信号フォーマットに従った
ビット列への変換処理を施し、送信回路5へ出力する。
送信回路5では、無線信号への変調および増幅等が行わ
れ、送受共用器3および送受信アンテナ2を通して基地
局へ送信される。また、基地局から送られた信号は、送
受信アンテナ2で受信され、送受共用器3から受信回路
4へ入力される。受信回路4では、入力信号の増幅およ
び復調によりビット列を得、ベースバンド信号処理部1
0へ出力する。ベースバンド信号処理部10では信号フ
ォーマットに従ったビット列からベースバンド情報信号
を抽出し、符復号器12で復号化を行い、音声信号をス
ピーカ16に出力する。
号は、符復号器12で符号化され、ベースバンド信号処
理部10へ入力される。ベースバンド信号処理部10で
は、符号化された情報信号を信号フォーマットに従った
ビット列への変換処理を施し、送信回路5へ出力する。
送信回路5では、無線信号への変調および増幅等が行わ
れ、送受共用器3および送受信アンテナ2を通して基地
局へ送信される。また、基地局から送られた信号は、送
受信アンテナ2で受信され、送受共用器3から受信回路
4へ入力される。受信回路4では、入力信号の増幅およ
び復調によりビット列を得、ベースバンド信号処理部1
0へ出力する。ベースバンド信号処理部10では信号フ
ォーマットに従ったビット列からベースバンド情報信号
を抽出し、符復号器12で復号化を行い、音声信号をス
ピーカ16に出力する。
【0007】前述したとおり、移動無線機は通信中に、
移動に伴って発生するゾーン移行制御を行う必要があ
る。これに備えて周辺に存在するゾーンに割り振られて
いるチャネルについて、適切な周期で各周辺基地局から
の信号の受信レベルを測定し、通信中のチャネルの受信
レベルと比較監視することによりゾーンの移行判定を行
う。このゾーン移行判定は受信レベル監視部11で行わ
れる。
移動に伴って発生するゾーン移行制御を行う必要があ
る。これに備えて周辺に存在するゾーンに割り振られて
いるチャネルについて、適切な周期で各周辺基地局から
の信号の受信レベルを測定し、通信中のチャネルの受信
レベルと比較監視することによりゾーンの移行判定を行
う。このゾーン移行判定は受信レベル監視部11で行わ
れる。
【0008】周辺ゾーンの受信レベル測定の方法として
は、例えば、移動無線機が情報信号受信に用いる受信機
の他に周辺ゾーンの受信レベル測定用の受信機を別に備
えて、情報信号受信とは独立に周辺ゾーンの受信レベル
測定を行う方法がある。この方法は、チャネルを占有し
て情報信号を連続に送受信するFDMA通信方式のよう
に、1つの受信機では周波数を切り替えて周辺ゾーンの
受信レベル測定が行えない場合に利用されることが多
い。また、TDMA通信方式のように予め決められた周
期で基地局からの情報信号を受信しないスロット(アイ
ドルスロット)が設けることができる場合、そのスロッ
トにおいて移動無線機の発振器の周波数を切り換えて周
辺ゾーンの受信レベル測定を行う方法も存在する。この
場合、移動無線機の受信機は情報信号の受信および周辺
ゾーンの受信レベル測定に兼用できるために、移動無線
機の小型・軽量化および低消費電力化の点で有利であ
る。
は、例えば、移動無線機が情報信号受信に用いる受信機
の他に周辺ゾーンの受信レベル測定用の受信機を別に備
えて、情報信号受信とは独立に周辺ゾーンの受信レベル
測定を行う方法がある。この方法は、チャネルを占有し
て情報信号を連続に送受信するFDMA通信方式のよう
に、1つの受信機では周波数を切り替えて周辺ゾーンの
受信レベル測定が行えない場合に利用されることが多
い。また、TDMA通信方式のように予め決められた周
期で基地局からの情報信号を受信しないスロット(アイ
ドルスロット)が設けることができる場合、そのスロッ
トにおいて移動無線機の発振器の周波数を切り換えて周
辺ゾーンの受信レベル測定を行う方法も存在する。この
場合、移動無線機の受信機は情報信号の受信および周辺
ゾーンの受信レベル測定に兼用できるために、移動無線
機の小型・軽量化および低消費電力化の点で有利であ
る。
【0009】一般に、デジタル通信方式における信号フ
ォーマットでは、少なくとも、受信したフレームの同期
を取るためのフレーム同期語と呼ばれるビット、および
音声、データ信号等の情報を符号化した情報ビット等が
存在する。一例として、デジタル方式自動車電話システ
ム(「デジタル方式自動車電話システム標準規格」:R
CR STD−27C、電波システム開発センター(平
成6年11月10日)参照)を取り上げ、TDMA通信
方式およびランダムアクセス方式で通信を行う場合の下
りの信号フォーマットについて説明する。
ォーマットでは、少なくとも、受信したフレームの同期
を取るためのフレーム同期語と呼ばれるビット、および
音声、データ信号等の情報を符号化した情報ビット等が
存在する。一例として、デジタル方式自動車電話システ
ム(「デジタル方式自動車電話システム標準規格」:R
CR STD−27C、電波システム開発センター(平
成6年11月10日)参照)を取り上げ、TDMA通信
方式およびランダムアクセス方式で通信を行う場合の下
りの信号フォーマットについて説明する。
【0010】図11において、Tは送信スロット、Rは
受信スロット、Iはアイドルスロットである。受信スロ
ットR、送信スロットTに受信データ、送信データを入
れて伝送している。LMはアンテナ切替ダイバーシチ用
レベル測定である。同じ符号が付与されている送信スロ
ットTと受信スロットRとが対応している。
受信スロット、Iはアイドルスロットである。受信スロ
ットR、送信スロットTに受信データ、送信データを入
れて伝送している。LMはアンテナ切替ダイバーシチ用
レベル測定である。同じ符号が付与されている送信スロ
ットTと受信スロットRとが対応している。
【0011】図11に示すように、基地局から伝送され
る信号は、ある長さのビット数をもつスロットが連続し
てフレームを構成している。また、FDMA通信方式に
おいてもこれとほぼ同等のフレーム構造により通信を行
うことができる。
る信号は、ある長さのビット数をもつスロットが連続し
てフレームを構成している。また、FDMA通信方式に
おいてもこれとほぼ同等のフレーム構造により通信を行
うことができる。
【0012】スロット内には、制御信号あるいは情報信
号として情報ビット(CAC,TCH,FACCH,S
ACCH)、移動無線機が受信するデータのタイミング
を得るための特定のビットパタンを有する同期ワード
(SW)、異なるゾーンからの同一周波数の無線信号の
干渉を検出するためのカラーコード(CC)等のビット
列が存在する。受信電界強度の低下や干渉波の受信等に
より回線品質が劣化し、SWがある定められた回数連続
して受信されない場合、信号受信が不可能と判断されフ
レーム同期外れ状態となり、通信を一旦終了する制御が
行われる場合がある。同様に無線回線の品質が劣化して
CCが連続して不一致になると電波断タイマと呼ばれる
計時手段が起動される。タイマの計時値が一定時間を越
えてCCが不一致の状態にあるとき、通信中のチャネル
では正しい信号受信が行えていないと判断され、無線チ
ャネルの不必要な占有を避けるため、そのチャネルでの
通信を終了させる制御が行われる場合がある。
号として情報ビット(CAC,TCH,FACCH,S
ACCH)、移動無線機が受信するデータのタイミング
を得るための特定のビットパタンを有する同期ワード
(SW)、異なるゾーンからの同一周波数の無線信号の
干渉を検出するためのカラーコード(CC)等のビット
列が存在する。受信電界強度の低下や干渉波の受信等に
より回線品質が劣化し、SWがある定められた回数連続
して受信されない場合、信号受信が不可能と判断されフ
レーム同期外れ状態となり、通信を一旦終了する制御が
行われる場合がある。同様に無線回線の品質が劣化して
CCが連続して不一致になると電波断タイマと呼ばれる
計時手段が起動される。タイマの計時値が一定時間を越
えてCCが不一致の状態にあるとき、通信中のチャネル
では正しい信号受信が行えていないと判断され、無線チ
ャネルの不必要な占有を避けるため、そのチャネルでの
通信を終了させる制御が行われる場合がある。
【0013】また、前述のランダムアクセス方式で基地
局へ無線信号を送信する通信方式の場合には、移動無線
機が受信するフレーム信号中にはSW,CCに加え、複
数の移動無線機からのランダム送信を制御し、それらの
信号に対する受信状態を知らせるための衝突制御ビット
(E)が存在する(図12の制御用物理チャネル参
照)。これらSW,CCおよびEのビットは通信開始時
あるいは定められたスロットにおいては必ず受信、検出
する必要がある。また、通信中においても、これらのビ
ット自体には情報信号は含まれないものの回線の維持の
ために必要な頻度で検出を行う必要がある。
局へ無線信号を送信する通信方式の場合には、移動無線
機が受信するフレーム信号中にはSW,CCに加え、複
数の移動無線機からのランダム送信を制御し、それらの
信号に対する受信状態を知らせるための衝突制御ビット
(E)が存在する(図12の制御用物理チャネル参
照)。これらSW,CCおよびEのビットは通信開始時
あるいは定められたスロットにおいては必ず受信、検出
する必要がある。また、通信中においても、これらのビ
ット自体には情報信号は含まれないものの回線の維持の
ために必要な頻度で検出を行う必要がある。
【0014】なお、図12において、Rはバースト過渡
応答用カード時間、Pはプリアンブル、SWは同期ワー
ド、CCはカラーコードである。また、CACは制御信
号(PCH,BCCH,SCCH)、Eは衝突制御ビッ
トである。TCHはユーザ情報転送用チャネル、SAC
CHは低速付随制御チャネル、FACCHは高速付随制
御チャネル、RCHはハウスキーピングチャネル、SF
はスチールフラグである。
応答用カード時間、Pはプリアンブル、SWは同期ワー
ド、CCはカラーコードである。また、CACは制御信
号(PCH,BCCH,SCCH)、Eは衝突制御ビッ
トである。TCHはユーザ情報転送用チャネル、SAC
CHは低速付随制御チャネル、FACCHは高速付随制
御チャネル、RCHはハウスキーピングチャネル、SF
はスチールフラグである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術に
おいて、周辺ゾーンの受信レベル測定専用の受信機を追
加する方法は、移動無線機の小型・軽量化および低消費
電力化の面から実用的ではない。また、近年、移動通信
の分野では音声だけではなくファクシミリ通信、データ
通信および画像通信のようなマルチメディア移動通信の
実現に向けて情報伝送速度の高速化が望まれている。こ
のとき、アイドルスロットにおいて、周波数を切り替え
て周辺ゾーンの受信レベル測定を行う方法は、情報信号
を受信しないスロットが存在するために高速な情報伝送
を実現するには妨げとなる場合があった。
おいて、周辺ゾーンの受信レベル測定専用の受信機を追
加する方法は、移動無線機の小型・軽量化および低消費
電力化の面から実用的ではない。また、近年、移動通信
の分野では音声だけではなくファクシミリ通信、データ
通信および画像通信のようなマルチメディア移動通信の
実現に向けて情報伝送速度の高速化が望まれている。こ
のとき、アイドルスロットにおいて、周波数を切り替え
て周辺ゾーンの受信レベル測定を行う方法は、情報信号
を受信しないスロットが存在するために高速な情報伝送
を実現するには妨げとなる場合があった。
【0016】本発明は以上の課題を解決し、1つの受信
機で連続的な情報信号の受信と周辺ゾーンの受信レベル
測定を行い、高速な情報伝送と適切な周辺ゾーン受信レ
ベル検出できる移動無線機を提供することを目的として
いる。
機で連続的な情報信号の受信と周辺ゾーンの受信レベル
測定を行い、高速な情報伝送と適切な周辺ゾーン受信レ
ベル検出できる移動無線機を提供することを目的として
いる。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は前記特許請求の範囲に記載した手段により達成され
る。すなわち、本発明は、移動通信システムにおいて高
速な情報伝送を実現するために移動無線機が連続的に情
報信号の受信を行い、そこで使用されている受信機で周
辺ゾーンの受信レベル測定を行うことを主要な特徴とす
るものであって、受信回路と、該受信回路が情報信号を
受信するための局部発振信号を与える2つ以上の発振手
段と、前記発振手段の局部発振信号が入力され、前記受
信回路へ入力される局部発振信号を選択する切替手段
と、前記受信回路から出力される受信信号ビットのタイ
ミングを検出し、前記切替手段へ局部発振信号を選択す
る制御信号を出力するタイミング検出制御手段、選択さ
れた局部発信信号で受信された受信信号の受信レベルを
測定する受信レベル監視手段とにより構成されたもので
ある。
的は前記特許請求の範囲に記載した手段により達成され
る。すなわち、本発明は、移動通信システムにおいて高
速な情報伝送を実現するために移動無線機が連続的に情
報信号の受信を行い、そこで使用されている受信機で周
辺ゾーンの受信レベル測定を行うことを主要な特徴とす
るものであって、受信回路と、該受信回路が情報信号を
受信するための局部発振信号を与える2つ以上の発振手
段と、前記発振手段の局部発振信号が入力され、前記受
信回路へ入力される局部発振信号を選択する切替手段
と、前記受信回路から出力される受信信号ビットのタイ
ミングを検出し、前記切替手段へ局部発振信号を選択す
る制御信号を出力するタイミング検出制御手段、選択さ
れた局部発信信号で受信された受信信号の受信レベルを
測定する受信レベル監視手段とにより構成されたもので
ある。
【0018】また、前記タイミングとは、SW,CCお
よびEのいずれか1つもしくはそれらを組み合わせた受
信タイミングであり、このタイミングに前記発振手段の
出力信号を切り替える制御信号を前記切替手段へ出力す
る機能を有する前記タイミング検出制御手段を備えたも
のも本発明の一つである。
よびEのいずれか1つもしくはそれらを組み合わせた受
信タイミングであり、このタイミングに前記発振手段の
出力信号を切り替える制御信号を前記切替手段へ出力す
る機能を有する前記タイミング検出制御手段を備えたも
のも本発明の一つである。
【0019】また、前記発振手段の電源のON/OFF
を制御する手段を備えた発明もある。
を制御する手段を備えた発明もある。
【0020】受信フレーム信号中の情報ビット以外で、
無線回線を維持するために受信するビットのうち、必ず
しも常時受信する必要がなく周辺ゾーンの受信レベル検
出に利用できるタイミングを検出し、スイッチにより受
信回路へ入力される局部発振信号を切り換えて周辺ゾー
ンのチャネルの受信レベル測定を行う。レベル測定後再
度スイッチを切り換えて情報ビットを受信する。
無線回線を維持するために受信するビットのうち、必ず
しも常時受信する必要がなく周辺ゾーンの受信レベル検
出に利用できるタイミングを検出し、スイッチにより受
信回路へ入力される局部発振信号を切り換えて周辺ゾー
ンのチャネルの受信レベル測定を行う。レベル測定後再
度スイッチを切り換えて情報ビットを受信する。
【0021】スロット毎に同期ワード(SW)あるいは
カラーコード(CC)を検出する場合、これらの検出、
不検出に従って以後のスロットにおける周辺ゾーンのレ
ベル測定の可否を決定する。
カラーコード(CC)を検出する場合、これらの検出、
不検出に従って以後のスロットにおける周辺ゾーンのレ
ベル測定の可否を決定する。
【0022】また、特定のスロットのSWあるいはCC
を検出する場合、残りのスロットにおいて周辺ゾーンの
レベル測定を許可する。
を検出する場合、残りのスロットにおいて周辺ゾーンの
レベル測定を許可する。
【0023】ランダムアクセス方式による通信を行って
いる場合、移動無線機は受信した衝突制御ビット(E)
から基地局での第1ユニットの正常受信を確認すると、
以後のスロットのEのタイミングにおいて周辺ゾーンの
受信レベル測定を許可する。また、Eのタイミングに加
えてSWあるいはCCのタイミングにおいても周辺レベ
ル測定を行うことにより、測定回数を増加させることが
できる。
いる場合、移動無線機は受信した衝突制御ビット(E)
から基地局での第1ユニットの正常受信を確認すると、
以後のスロットのEのタイミングにおいて周辺ゾーンの
受信レベル測定を許可する。また、Eのタイミングに加
えてSWあるいはCCのタイミングにおいても周辺レベ
ル測定を行うことにより、測定回数を増加させることが
できる。
【0024】これにより、本発明では受信機は1つにし
て高速な情報伝送を実現し、また無線回線の維持に必要
十分な頻度で、SW,CCおよびEの受信状態を確認し
ながら、それらのタイミングを利用して局部発振周波数
を切り替えることができるので、安定な無線回線の維持
と適切な頻度によって得られる高精度の周辺レベル検出
が両立でき、的確なゾーン移行制御が行えると共に移動
無線機の小型、低消費電力化が図れる。
て高速な情報伝送を実現し、また無線回線の維持に必要
十分な頻度で、SW,CCおよびEの受信状態を確認し
ながら、それらのタイミングを利用して局部発振周波数
を切り替えることができるので、安定な無線回線の維持
と適切な頻度によって得られる高精度の周辺レベル検出
が両立でき、的確なゾーン移行制御が行えると共に移動
無線機の小型、低消費電力化が図れる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を図を用
いて説明する。
いて説明する。
【0026】[実施例1]図1のブロック構成図に基づ
いて、本実施例の移動無線機1における周辺ゾーンの受
信レベル測定の動作説明を行う。本実施例は、図9に示
す従来例の移動無線機の構成に対して、図1に示すよう
に局部発振器として情報信号送受信用発振器6と周辺ゾ
ーン受信レベル検出用発振器7とスイッチ8とタイミン
グ検出制御回路9とを備えたことが異なる。他の構成
は、図9に示した構成と同様である。また、この実施例
において、使用する下りに送られる信号のフォーマット
は、図12に示されている従来の信号フォーマットと同
じものを用いている。
いて、本実施例の移動無線機1における周辺ゾーンの受
信レベル測定の動作説明を行う。本実施例は、図9に示
す従来例の移動無線機の構成に対して、図1に示すよう
に局部発振器として情報信号送受信用発振器6と周辺ゾ
ーン受信レベル検出用発振器7とスイッチ8とタイミン
グ検出制御回路9とを備えたことが異なる。他の構成
は、図9に示した構成と同様である。また、この実施例
において、使用する下りに送られる信号のフォーマット
は、図12に示されている従来の信号フォーマットと同
じものを用いている。
【0027】通信中の移動無線機1は、送信回路5およ
び受信回路4に共通に接続される局部発振器として情報
信号送受信用発振器6を使用する。その出力信号はスイ
ッチ8を介して受信回路4へ入力される。また、周辺ゾ
ーン受信レベル検出用の局部発振器として周辺ゾーン受
信レベル検出用発振器7を使用し、スイッチ8が切り替
わる前に、n個の周辺ゾーン監視用キャリアの中の任意
の1個の周波数fi (i=1〜n)に合わせて発振させ
る。ここで、周辺ゾーン監視用キャリアは基地局側から
通知されるか、移動無線機があらかじめ記憶しているも
のを用いることができる。タイミング検出制御回路9
は、受信フレーム信号中の情報ビット以外で、無線回線
を維持するために受信するビットのうち、必ずしも常時
受信する必要がなく周辺ゾーンの受信レベル検出に利用
できるタイミングを検出し、スイッチ8へ受信回路4へ
入力される局部発振信号を周辺ゾーン受信レベル検出用
発振器7に切り替える制御信号を出力する。スイッチ8
の切替により受信周波数は周辺ゾーン監視用キャリアf
i となるので、周辺ゾーンの受信レベル測定を完了した
時点で、スイッチ8を情報信号送受信用発振器6側に戻
す制御信号がタイミング検出制御回路9から出力され、
再び情報ビットを受信する。その後通信中に周辺ゾーン
の監視に用いることができるタイミングが発生する毎
に、残りのn−1個の周辺ゾーン監視用キャリアについ
ても同様に周辺ゾーン受信レベル検出用発振器7の出力
信号を順次切り替えて受信レベルを測定できる。ここ
で、周辺ゾーン監視用キャリアfi の切替順序は任意で
ある。また、測定精度を向上させるため、n波の受信レ
ベル測定を複数回行ってそれぞれを平均化することもで
きる。また、各fi の測定時間を短縮するためにn回の
測定でf1 〜fn の受信レベル測定を終了することもで
きる。
び受信回路4に共通に接続される局部発振器として情報
信号送受信用発振器6を使用する。その出力信号はスイ
ッチ8を介して受信回路4へ入力される。また、周辺ゾ
ーン受信レベル検出用の局部発振器として周辺ゾーン受
信レベル検出用発振器7を使用し、スイッチ8が切り替
わる前に、n個の周辺ゾーン監視用キャリアの中の任意
の1個の周波数fi (i=1〜n)に合わせて発振させ
る。ここで、周辺ゾーン監視用キャリアは基地局側から
通知されるか、移動無線機があらかじめ記憶しているも
のを用いることができる。タイミング検出制御回路9
は、受信フレーム信号中の情報ビット以外で、無線回線
を維持するために受信するビットのうち、必ずしも常時
受信する必要がなく周辺ゾーンの受信レベル検出に利用
できるタイミングを検出し、スイッチ8へ受信回路4へ
入力される局部発振信号を周辺ゾーン受信レベル検出用
発振器7に切り替える制御信号を出力する。スイッチ8
の切替により受信周波数は周辺ゾーン監視用キャリアf
i となるので、周辺ゾーンの受信レベル測定を完了した
時点で、スイッチ8を情報信号送受信用発振器6側に戻
す制御信号がタイミング検出制御回路9から出力され、
再び情報ビットを受信する。その後通信中に周辺ゾーン
の監視に用いることができるタイミングが発生する毎
に、残りのn−1個の周辺ゾーン監視用キャリアについ
ても同様に周辺ゾーン受信レベル検出用発振器7の出力
信号を順次切り替えて受信レベルを測定できる。ここ
で、周辺ゾーン監視用キャリアfi の切替順序は任意で
ある。また、測定精度を向上させるため、n波の受信レ
ベル測定を複数回行ってそれぞれを平均化することもで
きる。また、各fi の測定時間を短縮するためにn回の
測定でf1 〜fn の受信レベル測定を終了することもで
きる。
【0028】また図1に示す例では、2個の局部発振器
を備え、うち1つを送受信回路共用の局部発振器とし、
またそれらの局部発振信号を切り替えるための切替手段
を組み合わせることにより同時送受信を行いながら、周
辺ゾーンの受信レベル測定を可能としている。ここで、
発振器を3個以上用いる構成も可能だが、移動無線機の
小型、低消費電力化の面からできるだけ少なくすること
が望ましい。
を備え、うち1つを送受信回路共用の局部発振器とし、
またそれらの局部発振信号を切り替えるための切替手段
を組み合わせることにより同時送受信を行いながら、周
辺ゾーンの受信レベル測定を可能としている。ここで、
発振器を3個以上用いる構成も可能だが、移動無線機の
小型、低消費電力化の面からできるだけ少なくすること
が望ましい。
【0029】実施例の詳細な動作について、図2のフロ
ーチャートに基づいて説明を行う。この実施例は、受信
フレーム内の各スロットのSWあるいはCCを検出対象
とし、かつそれらの受信タイミングにおいて、周辺ゾー
ンの受信レベル測定を行うものである。まず、移動無線
機が断続的に通信を行っており、連続受信状態とならな
い場合には、任意のアイドルスロットで発振器の周波数
を切り替えて周辺ゾーンの受信レベルを測定できる。そ
のため、ここでは連続受信の場合の動作についてのみ説
明する。
ーチャートに基づいて説明を行う。この実施例は、受信
フレーム内の各スロットのSWあるいはCCを検出対象
とし、かつそれらの受信タイミングにおいて、周辺ゾー
ンの受信レベル測定を行うものである。まず、移動無線
機が断続的に通信を行っており、連続受信状態とならな
い場合には、任意のアイドルスロットで発振器の周波数
を切り替えて周辺ゾーンの受信レベルを測定できる。そ
のため、ここでは連続受信の場合の動作についてのみ説
明する。
【0030】移動無線機は動作を開始した時、図2のフ
ローチャートのステップ1(S1)の状態にある。ここ
で移動無線機が連続受信を開始するとステップ2(S
2)に進む。S2において、移動無線機は、タイミング
検出制御回路によりSWが正しく受信されているかの判
断を行う。正常に受信されていない場合は、フレーム同
期を保持するために次スロットにおいてもSWの受信を
行う。また、正常に受信された場合は、ステップ3(S
3)において受信したCCがあらかじめ指定されたCC
と一致しているかの判断を行う。一致していなければ干
渉波を受信している可能性があるため、次スロットは再
びS2を行う。一方、一致している場合は、ステップ4
(S4)において、電波断タイマ(従来の技術参照)が
動作状態あるいは停止状態かを参照し、タイマが動作中
であれば、次スロットはS2を行う。タイマが停止して
いれば、ステップ5(S5)において、次スロットのS
WおよびCC受信タイミングで、周辺ゾーンの受信レベ
ル測定を許可する。このとき、周辺ゾーンの受信レベル
測定を行う必要があれば、ステップ6(S6)において
周辺ゾーン受信レベル検出用発振器7(図1参照)の電
源を入れ、任意の周辺ゾーン監視用キャリア周波数fi
(i=1〜n)に合わせる。ステップ7(S7)におい
て、次スロットのSWおよびCC受信タイミングでスイ
ッチ19を切り替える。ステップ8(S8)では周辺ゾ
ーンの受信レベルを測定し、ステップ9(S9)ではS
8が完了した時点でスイッチ8を元に戻す。ここで、S
7〜S9の動作はSWおよびCC受信タイミングの一部
に限定することもできる。ステップ10(S10)で連
続受信の終了・継続の判断を行い、継続であれば周辺ゾ
ーン受信レベル検出用発振器7の電源はONの状態を保
持してS2に戻る。そして、同様に、順次周辺ゾーン監
視用キャリアfi を替えて周辺ゾーンの受信レベルを測
定する。図3にはf1 〜fn までキャリアの番号順に測
定した例を示しているが、キャリアfi の切替順序は任
意である。また、連続受信が終了であればステップ11
(S11)で周辺ゾーン受信レベル検出用発振器7の電
源はOFFしS1に戻る。
ローチャートのステップ1(S1)の状態にある。ここ
で移動無線機が連続受信を開始するとステップ2(S
2)に進む。S2において、移動無線機は、タイミング
検出制御回路によりSWが正しく受信されているかの判
断を行う。正常に受信されていない場合は、フレーム同
期を保持するために次スロットにおいてもSWの受信を
行う。また、正常に受信された場合は、ステップ3(S
3)において受信したCCがあらかじめ指定されたCC
と一致しているかの判断を行う。一致していなければ干
渉波を受信している可能性があるため、次スロットは再
びS2を行う。一方、一致している場合は、ステップ4
(S4)において、電波断タイマ(従来の技術参照)が
動作状態あるいは停止状態かを参照し、タイマが動作中
であれば、次スロットはS2を行う。タイマが停止して
いれば、ステップ5(S5)において、次スロットのS
WおよびCC受信タイミングで、周辺ゾーンの受信レベ
ル測定を許可する。このとき、周辺ゾーンの受信レベル
測定を行う必要があれば、ステップ6(S6)において
周辺ゾーン受信レベル検出用発振器7(図1参照)の電
源を入れ、任意の周辺ゾーン監視用キャリア周波数fi
(i=1〜n)に合わせる。ステップ7(S7)におい
て、次スロットのSWおよびCC受信タイミングでスイ
ッチ19を切り替える。ステップ8(S8)では周辺ゾ
ーンの受信レベルを測定し、ステップ9(S9)ではS
8が完了した時点でスイッチ8を元に戻す。ここで、S
7〜S9の動作はSWおよびCC受信タイミングの一部
に限定することもできる。ステップ10(S10)で連
続受信の終了・継続の判断を行い、継続であれば周辺ゾ
ーン受信レベル検出用発振器7の電源はONの状態を保
持してS2に戻る。そして、同様に、順次周辺ゾーン監
視用キャリアfi を替えて周辺ゾーンの受信レベルを測
定する。図3にはf1 〜fn までキャリアの番号順に測
定した例を示しているが、キャリアfi の切替順序は任
意である。また、連続受信が終了であればステップ11
(S11)で周辺ゾーン受信レベル検出用発振器7の電
源はOFFしS1に戻る。
【0031】なお、周辺ゾーン受信レベル検出用発振器
7は、電源のON/OFFの制御をしなくてもよいが、
この発振器7の電源ON/OFF制御をすることによ
り、低消費電力化を図ることができる。
7は、電源のON/OFFの制御をしなくてもよいが、
この発振器7の電源ON/OFF制御をすることによ
り、低消費電力化を図ることができる。
【0032】また、上記の周辺ゾーン受信レベル検出用
発振器7のON/OFF制御は、受信レベルの連続受信
終了までON状態を保持しているが、受信レベル測定の
タイミングのみ即ち上記の例では、あるスロットのSW
およびCCを受信するタイミングのみ受信できるよう
に、周辺ゾーン受信レベル検出用発振器7の電源をON
するように行うこともできる。このようにすると、より
低消費電力化を行うことができる。
発振器7のON/OFF制御は、受信レベルの連続受信
終了までON状態を保持しているが、受信レベル測定の
タイミングのみ即ち上記の例では、あるスロットのSW
およびCCを受信するタイミングのみ受信できるよう
に、周辺ゾーン受信レベル検出用発振器7の電源をON
するように行うこともできる。このようにすると、より
低消費電力化を行うことができる。
【0033】さらに、図2のフローチャートにおいて、
SW受信タイミングのみを利用して周辺ゾーンの受信レ
ベル検出を行うこともできる。その場合は、S3および
S4の処理を行わなければよい。また、CC受信タイミ
ングのみを利用して周辺ゾーンの受信レベル検出を行う
こともできる。この場合はS2の処理を行わなければよ
い。
SW受信タイミングのみを利用して周辺ゾーンの受信レ
ベル検出を行うこともできる。その場合は、S3および
S4の処理を行わなければよい。また、CC受信タイミ
ングのみを利用して周辺ゾーンの受信レベル検出を行う
こともできる。この場合はS2の処理を行わなければよ
い。
【0034】本実施例では、無線回線の維持に必要十分
な頻度で、SWおよびCCの受信状態を確認しながら、
それらのタイミングを利用して局部発振周波数を切り替
えることができるので、安定な無線回線の維持と適切な
頻度によって得られる高精度の周辺レベル検出が両立で
き、的確なゾーン移行制御が行える移動無線機が提供さ
れる。
な頻度で、SWおよびCCの受信状態を確認しながら、
それらのタイミングを利用して局部発振周波数を切り替
えることができるので、安定な無線回線の維持と適切な
頻度によって得られる高精度の周辺レベル検出が両立で
き、的確なゾーン移行制御が行える移動無線機が提供さ
れる。
【0035】[実施例2]図1の移動無線機の構成ブロ
ック図において、別の動作を行うことができる。この実
施例においても、信号のフォーマットは、図12に示し
たものと同様である。
ック図において、別の動作を行うことができる。この実
施例においても、信号のフォーマットは、図12に示し
たものと同様である。
【0036】この実施例の動作について、図4のフロー
チャートに基づいて説明を行う。本実施例は、特定のス
ロットのSWあるいはCCを検出対象とし、残りのスロ
ットにおけるSWあるいはCCの受信タイミングにおい
て周辺ゾーンの受信レベル測定を行うものである。実施
例1と同様に、連続受信状態での動作についてのみ説明
する。
チャートに基づいて説明を行う。本実施例は、特定のス
ロットのSWあるいはCCを検出対象とし、残りのスロ
ットにおけるSWあるいはCCの受信タイミングにおい
て周辺ゾーンの受信レベル測定を行うものである。実施
例1と同様に、連続受信状態での動作についてのみ説明
する。
【0037】図4に示すように、S1で移動無線機が連
続受信を開始するとS2に進む。S2において、タイミ
ング検出制御回路9は、受信したスロットがSWあるい
はCCの検出を行うスロットかどうかの判断を行う。こ
の検出用のスロットは、たとえば、無線回線を維持でき
る間隔で周期的に定めてもよい。SWあるいはCC検出
用スロットであれば、周辺ゾーンの受信レベル測定は行
わず、SWあるいはCCの検出を行い、それ以外のスロ
ットのときは、実施例1と同様にして周辺ゾーンの受信
レベル測定を行うためのS3〜S8までの動作を行う。
また、連続受信が終了すれば、S9で周辺ゾーン受信レ
ベル検出用発振器7の電源はOFFし、S1に戻る。
続受信を開始するとS2に進む。S2において、タイミ
ング検出制御回路9は、受信したスロットがSWあるい
はCCの検出を行うスロットかどうかの判断を行う。こ
の検出用のスロットは、たとえば、無線回線を維持でき
る間隔で周期的に定めてもよい。SWあるいはCC検出
用スロットであれば、周辺ゾーンの受信レベル測定は行
わず、SWあるいはCCの検出を行い、それ以外のスロ
ットのときは、実施例1と同様にして周辺ゾーンの受信
レベル測定を行うためのS3〜S8までの動作を行う。
また、連続受信が終了すれば、S9で周辺ゾーン受信レ
ベル検出用発振器7の電源はOFFし、S1に戻る。
【0038】なお、必ずしも周辺ゾーン受信レベル検出
用発振器7はON/OFFの制御をしなくても実施でき
るが、このON/OFF制御により低消費電力化を図る
ことができる。
用発振器7はON/OFFの制御をしなくても実施でき
るが、このON/OFF制御により低消費電力化を図る
ことができる。
【0039】図5にはf1 〜fn までキャリアの番号順
に測定した例を示しているが、キャリアfi の切替順序
は任意である。さらにS2の動作において、SWあるい
はCC検出用スロットのときに、必要に応じて、SWあ
るいはCCの検出ではなく周辺ゾーンの受信レベル測定
を行うこともできる。すなわち、S2の判断がSWある
いはCCの検出スロットであった場合は、図2に示すフ
ローチャートの処理を行わせることで周辺ゾーンの受信
レベル測定が可能となる。この場合、単位時間当たりの
測定回数が増すことから受信レベル検出の精度を上げる
ことができる。
に測定した例を示しているが、キャリアfi の切替順序
は任意である。さらにS2の動作において、SWあるい
はCC検出用スロットのときに、必要に応じて、SWあ
るいはCCの検出ではなく周辺ゾーンの受信レベル測定
を行うこともできる。すなわち、S2の判断がSWある
いはCCの検出スロットであった場合は、図2に示すフ
ローチャートの処理を行わせることで周辺ゾーンの受信
レベル測定が可能となる。この場合、単位時間当たりの
測定回数が増すことから受信レベル検出の精度を上げる
ことができる。
【0040】また、S7〜S9の動作は、SWまたはC
C受信タイミングの一部に限定することもできる。
C受信タイミングの一部に限定することもできる。
【0041】また、上記の周辺ゾーン受信レベル検出用
発振器7のON/OFF制御は、受信レベルの連続受信
終了までON状態を保持しているが、受信レベル測定の
タイミングのみ即ち上記の例では、あるスロットのS
W、CCを受信するタイミングのみ受信できるように、
周辺ゾーン受信レベル検出用発振器7の電源をONする
ように行うこともできる。このようにすると、より低消
費電力化を行うことができる。
発振器7のON/OFF制御は、受信レベルの連続受信
終了までON状態を保持しているが、受信レベル測定の
タイミングのみ即ち上記の例では、あるスロットのS
W、CCを受信するタイミングのみ受信できるように、
周辺ゾーン受信レベル検出用発振器7の電源をONする
ように行うこともできる。このようにすると、より低消
費電力化を行うことができる。
【0042】[実施例3]図1の移動無線機のブロック
構成図において、別の動作を行うことができる。
構成図において、別の動作を行うことができる。
【0043】この実施例においても、信号のフォーマッ
トは、図12に示したものと同様である。
トは、図12に示したものと同様である。
【0044】本実施例の動作について、図6のフローチ
ャートに基づいて説明する。本実施例では、移動無線機
がランダムアクセス方式による通信を行っている場合の
動作である。
ャートに基づいて説明する。本実施例では、移動無線機
がランダムアクセス方式による通信を行っている場合の
動作である。
【0045】図6において、S1において連続受信を開
始した場合はS2に進む。S2では衝突制御ビット
(E)を受信し、上り第1ユニットが基地局側で正常に
受信されたかどうかの判断を行う。Eの受信結果が基地
局側での異常受信を示していればS1に戻り、正常受信
を示していれば、S3にて次スロットのEの受信タイミ
ングにおける周辺ゾーンの受信レベル測定を許可する。
このとき周辺ゾーンの受信レベルを測定する必要があれ
ば、S4において周辺ゾーン受信レベル検出用発振器7
(図1参照)の電源を入れ、任意の周辺ゾーン監視用キ
ャリア周波数fi (i=1〜n)に合わせる。S5にお
いてEの受信タイミングでスイッチ8を切り替える。S
6では周辺ゾーンの受信レベルを測定し、S7ではS6
が完了した時点でスイッチ8を元に戻す。S8で連続受
信の終了・継続の判断を行い、継続であれば周辺ゾーン
受信レベル検出用発振器7の電源はONのままにしS3
に戻り、同様にして、順次周辺ゾーン監視用キャリアf
i を替えて周辺ゾーンの受信レベルを測定する。
始した場合はS2に進む。S2では衝突制御ビット
(E)を受信し、上り第1ユニットが基地局側で正常に
受信されたかどうかの判断を行う。Eの受信結果が基地
局側での異常受信を示していればS1に戻り、正常受信
を示していれば、S3にて次スロットのEの受信タイミ
ングにおける周辺ゾーンの受信レベル測定を許可する。
このとき周辺ゾーンの受信レベルを測定する必要があれ
ば、S4において周辺ゾーン受信レベル検出用発振器7
(図1参照)の電源を入れ、任意の周辺ゾーン監視用キ
ャリア周波数fi (i=1〜n)に合わせる。S5にお
いてEの受信タイミングでスイッチ8を切り替える。S
6では周辺ゾーンの受信レベルを測定し、S7ではS6
が完了した時点でスイッチ8を元に戻す。S8で連続受
信の終了・継続の判断を行い、継続であれば周辺ゾーン
受信レベル検出用発振器7の電源はONのままにしS3
に戻り、同様にして、順次周辺ゾーン監視用キャリアf
i を替えて周辺ゾーンの受信レベルを測定する。
【0046】図7はf1 〜fn までキャリアの番号順に
測定した例を示しているが、キャリアfi の切替順序は
任意である。また、終了であればS9で周辺ゾーン受信
レベル検出用発振器7の電源はOFFしS1に戻る。な
お、必ずしも周辺ゾーン受信レベル検出用発振器7はO
N/OFFの制御をしなくても実施できるが、このON
/OFF制御により低消費電力化を図ることができる。
測定した例を示しているが、キャリアfi の切替順序は
任意である。また、終了であればS9で周辺ゾーン受信
レベル検出用発振器7の電源はOFFしS1に戻る。な
お、必ずしも周辺ゾーン受信レベル検出用発振器7はO
N/OFFの制御をしなくても実施できるが、このON
/OFF制御により低消費電力化を図ることができる。
【0047】[実施例4]移動無線機がランダムアクセ
ス方式による通信を行っている場合、移動無線機は、実
施例1,2および3を組み合わせた周辺ゾーンの受信レ
ベル測定が可能である。すなわち、SW,CCおよびE
を受信するタイミングを利用した周辺ゾーンの受信レベ
ル測定を行うことによって、1スロットで複数回の受信
レベル測定ができ単位時間内の測定回数が増えるため、
測定精度の向上もしくは測定時間の短縮が図れる。
ス方式による通信を行っている場合、移動無線機は、実
施例1,2および3を組み合わせた周辺ゾーンの受信レ
ベル測定が可能である。すなわち、SW,CCおよびE
を受信するタイミングを利用した周辺ゾーンの受信レベ
ル測定を行うことによって、1スロットで複数回の受信
レベル測定ができ単位時間内の測定回数が増えるため、
測定精度の向上もしくは測定時間の短縮が図れる。
【0048】図8は、上記の実施例におけるf1 〜fn
までキャリアの番号順に測定した例を示しているが、キ
ャリアfi の切替順序は任意である。
までキャリアの番号順に測定した例を示しているが、キ
ャリアfi の切替順序は任意である。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
移動無線機は1つの受信機で連続的な情報信号受信とゾ
ーン移行制御が可能であるため、高速情報伝送と移動無
線機の小型・低消費電力化の両立を実現できる。
移動無線機は1つの受信機で連続的な情報信号受信とゾ
ーン移行制御が可能であるため、高速情報伝送と移動無
線機の小型・低消費電力化の両立を実現できる。
【図1】本発明の移動無線機を示すブロック構成図であ
る。
る。
【図2】本発明実施例1の移動無線機の動作の一例を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図3】本発明実施例1の移動無線機の受信周波数の時
間変化の一例を示す図である。
間変化の一例を示す図である。
【図4】本発明実施例2の移動無線機の動作の一例を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図5】本発明実施例2の移動無線機の受信周波数の時
間変化の一例を示す図である。
間変化の一例を示す図である。
【図6】本発明実施例3の移動無線機の動作の一例を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図7】本発明実施例3の移動無線機の受信周波数の時
間変化の一例を示す図である。
間変化の一例を示す図である。
【図8】本発明実施例4の移動無線機の受信周波数の時
間変化の一例を示す図である。
間変化の一例を示す図である。
【図9】従来の移動無線機を示すブロック構成図であ
る。
る。
【図10】ゾーン構成を有する移動通信システムの構成
例を示す図である。
例を示す図である。
【図11】スロットの構成例を示す図である。
【図12】下り信号のフォーマットの例を示す図であ
る。
る。
1 移動無線機 2 送受信アンテナ 3 送受共用器 4 受信回路 5 送信回路 6 情報信号送受信用発振器 7 周辺ゾーン受信レベル検出用発振器 8 スイッチ 9 タイミング検出制御回路 10 ベースバンド信号処理部 11 受信レベル監視部 12 符復号器 13 情報入力手段 14 情報再生手段 15 マイクロホン 16 スピーカ 91 制御回路 102 基地局 103 基地局(周辺) 104 ゾーン 105 ゾーン(周辺) 106 移動通信網
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38 H04B 1/40
Claims (7)
- 【請求項1】 受信回路と、 該受信回路が信号を受信するための局部発振信号を与え
る2つ以上の発振手段と、 前記発振手段の局部発振信号が入力され、前記受信回路
へ入力される局部発振信号を選択する切替手段と、 前記受信回路から出力される受信信号ビットのタイミン
グを検出し、前記切替手段へ局部発振信号を選択する制
御信号を出力するタイミング検出制御手段と、 選択された局部発信信号で受信された受信信号の受信レ
ベルを測定する受信レベル監視手段とを備えることを特
徴とする移動無線機。 - 【請求項2】 前記タイミングとは、同期ワード(S
W)、カラーコード(CC)あるいは衝突制御ビット
(E)の1つもしくはそれらを組み合わせた受信タイミ
ングであり、 前記タイミング検出制御手段は、前記受信タイミングに
前記発振手段の出力信号を切り替える制御信号を前記切
替手段へ出力することを特徴とする請求項1に記載の移
動無線機。 - 【請求項3】 前記タイミングを発生するのは、前記受
信タイミングが正常に受信されたときに、つぎのスロッ
トに対してであり、 前記タイミング検出制御手段は、前記つぎのスロットに
前記発振手段の出力信号を切り替える制御信号を前記切
替手段へ出力することを特徴とする請求項2に記載の移
動無線機。 - 【請求項4】 前記タイミングを発生するのは、同期ワ
ード(SW)、カラーコード(CC)あるいは衝突制御
ビット(E)検出用スロット以外のスロットであり、 前記タイミング検出制御手段は、前記スロットにおいて
前記発振手段の出力信号を切り替える制御信号を前記切
替手段へ出力することを特徴とする請求項1または2に
記載の移動無線機。 - 【請求項5】 前記発振手段の電源のON/OFFを制
御する手段を含むことを特徴とする請求項1ないし4の
いずれかに記載の移動無線機。 - 【請求項6】 前記電源のON/OFFを制御する手段
は、少なくとも前記タイミングの間、前記発振手段をO
Nとすることを特徴とする請求項5に記載の移動無線
機。 - 【請求項7】 前記電源のON/OFFを制御する手段
は、連続的にレベル監視をする間、前記発振手段をON
としておくことを特徴とする請求項5に記載の移動無線
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7187521A JP2965132B2 (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 移動無線機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7187521A JP2965132B2 (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 移動無線機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0936800A JPH0936800A (ja) | 1997-02-07 |
JP2965132B2 true JP2965132B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=16207542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7187521A Expired - Fee Related JP2965132B2 (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 移動無線機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2965132B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20050041619A1 (en) * | 2003-08-22 | 2005-02-24 | Karabinis Peter D. | Wireless systems, methods and devices employing forward- and/or return-link carriers having different numbers of sub-band carriers |
WO2010018824A1 (ja) * | 2008-08-11 | 2010-02-18 | 株式会社ケンウッド | 無線基地局装置、無線中継装置及びデジタル無線システム |
-
1995
- 1995-07-24 JP JP7187521A patent/JP2965132B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0936800A (ja) | 1997-02-07 |
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