JPH06334327A - リフロー装置 - Google Patents

リフロー装置

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Publication number
JPH06334327A
JPH06334327A JP12127993A JP12127993A JPH06334327A JP H06334327 A JPH06334327 A JP H06334327A JP 12127993 A JP12127993 A JP 12127993A JP 12127993 A JP12127993 A JP 12127993A JP H06334327 A JPH06334327 A JP H06334327A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inert gas
reflow
printed circuit
circuit board
heating
Prior art date
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Pending
Application number
JP12127993A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiko Yamaguchi
佳子 山口
Yoshiharu Kawamura
嘉春 川村
Isamu Kawachi
勇 河内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP12127993A priority Critical patent/JPH06334327A/ja
Publication of JPH06334327A publication Critical patent/JPH06334327A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
  • Coating With Molten Metal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エネルギーロスの少ない、効率的な熱供給を
行えるリフロー装置を提供することを目的とする。 【構成】 不活性ガスを一定流量不活性ガス供給管1を
通して、始めに冷却部10内の熱交換器14へと供給
し、プリント基板7と熱交換した後、加熱部8へと供給
し、炉体部5がクリーム半田の酸化が起こらない窒素雰
囲気の状態に保つよう構成することにより、エネルギー
ロスがなく、効率的な熱供給が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板に電子部
品を半田付けして実装するためのリフロー装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、プリント基板の半田付け技術は、
ますます微細になる電子部品の電極やプリント基板のラ
ンドに対応するため、精密かつ高品質のものが要求され
ている。また、フロン使用の全廃に伴い、フロン洗浄の
必要のない無洗浄での半田付けが必要とされている。
【0003】以上のような要求を実現するため、半田付
けを所定温度の不活性ガス雰囲気、一般にはコストの安
い窒素中に空気を混合した低酸素濃度雰囲気(以下、単
に窒素雰囲気という)で行うリフロー装置が実用化され
つつある。
【0004】このリフロー装置によれば、窒素雰囲気に
よる低酸素状態でクリーム半田の酸化を防止しながら半
田付けが行われるため、半田ボールの発生を低減するこ
とができる。
【0005】以下に従来のリフロー装置について説明す
る。図3、図4は従来のリフロー装置を示すものであ
る。図3、図4において、1は液体窒素タンク2から気
化器3を通して気化した不活性ガスを加熱部、すなわち
加熱室8へ供給するための不活性ガス供給管であり、ガ
ス流量調節弁4により所定流量供給される。6は搬送部
である基板搬送コンベアであり、リフロー用半田を塗布
し、電子部品を載置したプリント基板7を加熱室8へと
搬送する。9はプリント基板7を加熱する加熱部材で、
加熱室8内を通るプリント基板7を基板搬送コンベア6
の上下から加熱し、加熱室8内の窒素雰囲気をも加熱す
る。10は溶融したりフロー用半田を冷却固化させる熱
交換器12を備えた冷却部、すなわち冷却室である。
【0006】以上のように構成されたリフロー装置につ
いて、以下その動作について説明する。ガス流量調節弁
4は、−150℃の液体窒素タンク2から気化器3を通
して気化した20℃の不活性ガスを、一定流量不活性ガ
ス供給管1を通して加熱室8に供給し、炉体部5内がク
リーム半田の酸化が起こらない窒素雰囲気の状態になる
よう保っている。
【0007】先ず、リフロー用半田を塗布し、電子部品
を装着済みのプリント基板7を基板搬送コンベア6に載
せ、炉体部5の入口から矢印Aで示す方向へ走行させ、
窒素雰囲気の加熱室8内に搬入させる。この時、加熱部
材9によりプリント基板7、および窒素雰囲気を220
℃まで加熱し、プリント基板上のリフロー用半田を加熱
溶融させる。次に、図4に示すように冷却室10におい
て、上部に配設された冷風循環用ファン11にて内部の
気流が循環され、熱交換器12にて110℃までプリン
ト基板7、および雰囲気温度を冷却し、リフロー用半田
を冷却固化させて、半田付けを行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成では、熱交換器12の媒体として水を用いて
いるため、一般的にユニットクーラー13と言われるフ
ロンを用いた冷却装置が必要である。つまり、熱交換器
12へ矢印B方向へ20℃の水が給水され、熱交換器1
2を通りプリント基板7と窒素雰囲気温度の熱を奪うこ
とにより、22℃に温度上昇した水を、矢印C方向に排
水させてユニットクーラー13へ送り、水を20℃に冷
却し再び循環させて使用していた。
【0009】このように、必ずユニットクーラーのよう
な冷却装置が必要であるため、設備が大がかりとなり、
コスト高になっていた。あるいは、工場内の工場用水を
用いる場合でも、配管を設置するなども手間がかかっ
た。また、加熱室において、気化した不活性ガスを22
0℃まで加熱するために膨大なエネルギーを必要とする
という問題点を有していた。
【0010】本発明は上記従来の問題点に鑑み、エネル
ギーロスの少ない、効率的な熱供給を行えるリフロー装
置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のリフロー装置は、不活性ガス供給管より供給さ
れた不活性ガスを冷却部内を循環させて、プリント基板
と熱交換した後、加熱部へと供給するよう構成したもの
である。
【0012】
【作用】上記構成により、−150℃の液体窒素を気化
器を通して気化した不活性ガスを、一定流量不活性ガス
供給管を通して始めに冷却部内の熱交換器へと供給し、
プリント基板と熱交換した後、加熱部へと供給し、炉体
部がクリーム半田の酸化が起こらない窒素雰囲気の状態
に保つよう構成されているため、エネルギーロスがな
く、加熱室の温度調節においてもエネルギーの省略化が
図れる。また冷却装置が不要となり、装置のコストも低
減することができる。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0014】図1、図2は本発明の一実施例におけるリ
フロー装置の全体構成を示す図であり、前記図3と同じ
構成要素には同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0015】電子部品を装着済みのプリント基板7が前
工程から供給されると、基板搬送コンベア6はこれを矢
印A方向に搬送して、所定の温度に設定された加熱室
8、および冷却室10内を所定の速度にて通過させて半
田付けを行う。
【0016】また、液体窒素タンク2から気化器3を通
して気化した不活性ガスは不活性ガス供給管1内をガス
流量調節弁4により所定の流量矢印D方向に流れ、冷却
室10内に送り込まれ、熱交換器14の媒体として循環
し、プリント基板7と熱交換した後、さらに不活性ガス
は矢印E方向へ流れ加熱室8へと供給され炉体部5内の
雰囲気を所定の窒素雰囲気濃度に保つようにしてある。
【0017】以上のように構成されたりフロー装置につ
いて以下図1、図2を用いてその動作について説明す
る。
【0018】ガス流量調節弁4は、−150℃の液体窒
素タンク2から気化器3を通して20℃にて気化した不
活性ガスを、一定流量不活性ガス供給管1を通して冷却
室10内に設けられた熱交換器14へと矢印D方向へと
供給され、プリント基板7および、窒素雰囲気の熱を奪
い22℃にまで温度上昇した不活性ガスは、矢印E方向
へと不活性ガス供給管1内を流れ加熱室8へと供給さ
れ、炉体部5内がクリーム半田の酸化が起こらない窒素
雰囲気の状態に保っている。基板搬送コンベア6にて矢
印A方向より送られてきた電子部品を装着済みのプリン
ト基板7を、加熱部材9にて基板搬送コンベア6の上下
からそれぞれプリント基板6および加熱室8の窒素雰囲
気を220℃まで加熱してリフロー用半田を加熱溶融さ
せる。
【0019】次に、プリント基板7は、図2に示すよう
に冷風循環用ファン11にて内部の気流が循環している
冷却室10へと送られ、熱交換器14内を20℃の不活
性ガスが矢印D方向より流れることにより、110℃ま
でプリント基板7および雰囲気温度を冷却し、基板搬送
コンベア6上のプリント基板7のリフロー用半田を冷却
固化させて、半田付けを行う。
【0020】さらに、冷却室10においては、冷風循環
用ファン11から滴下するフラックスや循環する不活性
ガス中に浮遊するフラックスを浄化除去するためのフィ
ルタ15を備えた受け皿16が配設されている。また受
け皿16はフィルタ15の交換や洗浄等が容易になり、
メンテ性が向上するよう矢印F方向に着脱可能なように
構成されている。
【0021】なお、上記実施例では、不活性ガスとして
窒素ガスを用いた場合について述べたが他の不活性ガス
など噴射するリフロー装置にも対応できることは言うま
でもない。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明は、気化した不活性
ガスを冷却室内の熱交換器の媒体として用い、さらに熱
交換によって温度上昇した不活性ガスが加熱室へ供給さ
れて窒素雰囲気を保つためエネルギーロスがなく、効率
的な熱供給が行える優れたリフロー装置を実現できるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるリフロー装置の
構成を示す概略正面図
【図2】同リフロー装置冷却室の構成を示す側面図
【図3】従来のリフロー装置の構成を示す概略正面図
【図4】同リフロー冷却室の構成を示す側面図
【符号の説明】
1 不活性ガス供給管 2 液体窒素タンク 6 基板搬送コンベア 7 プリント基板 8 加熱室 9 加熱部材 10 冷却室 11 冷風循環用ファン 12,14 熱交換器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炉体部と、前記炉体部に不活性ガスを供
    給する手段と、電子部品を搭載したプリント基板を搬送
    する搬送部と、前記プリント基板のリフロー用半田を加
    熱する加熱部と、前記加熱部の後方に位置し、溶融した
    リフロー用半田を固化させる冷却部とからなるリフロー
    装置において、前記不活性ガスを供給する手段が、前記
    冷却部内を循環した後、前記加熱部へと供給されるよう
    形成されたことを特徴とするリフロー装置。
JP12127993A 1993-05-24 1993-05-24 リフロー装置 Pending JPH06334327A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12127993A JPH06334327A (ja) 1993-05-24 1993-05-24 リフロー装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP12127993A JPH06334327A (ja) 1993-05-24 1993-05-24 リフロー装置

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JPH06334327A true JPH06334327A (ja) 1994-12-02

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ID=14807325

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JP12127993A Pending JPH06334327A (ja) 1993-05-24 1993-05-24 リフロー装置

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JP (1) JPH06334327A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010013695A (ja) * 2008-07-03 2010-01-21 Nippon Steel Corp 外観品位に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法およびそれに用いられる合金化加熱設備
JP2014531137A (ja) * 2011-10-25 2014-11-20 レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード はんだ付けされたプリント回路基板を冷却するための方法およびデバイス

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