JP3242199U - リフロー炉 - Google Patents

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幹根 伊藤
信一 伊藤
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株式会社弘輝テック
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Abstract

【課題】リフロー炉において、生産品を上部及び下部より加熱するときに気化する半田等のフラックス及び溶剤を除去し、リフロー炉の各ゾーン内での温度変化する部分に付着することを防止する。【解決手段】攪拌ファン11から温風を吹き出しファン吐出口12から隣接するヒーター13で加熱され隣接する噴射ノズルパネル14から熱風が噴射されコンベア15で移動する生産品19を熱する。熱風16は循環するため噴射ノズルパネルの進行方向と平行に排気口17から設置された経路18にニッケル材質の六面多孔質のフィルター20を設置し生産品19から発生する汚れた熱風がニッケル材質の六面多孔質のフィルター20の効果で汚れた熱風が浄化され攪拌ファンに戻り循環する。【選択図】図1

Description

電子部品を搭載した生産品に半田付けするリフロー炉に関するものである。
リフロー炉等の熱炉(以下、熱炉と称する)において、生産品を上部及び下部より加熱するときに気化する半田等のフラックス及び溶剤が熱炉の各ゾーン内での温度変化する部分に付着する。また付着したフラックス及び溶剤が生産物に落ちて生産品を不良にする、これが問題になっている。
この問題の1つの手程としてリフロー装置のファンの回転の近傍でのフラックスの固化を防ぐ除去方法が示されている(特許文献参照)
特開2008-272793
ところが、熱炉においてノズル噴射等で生産品を加熱し、生産品から発生するフラックス及び溶剤等の気化した物質が炉体に付着し、その付着した物質が生産品に落下するため、加熱ゾーンの途中から汚れた熱炉の熱風を、外部に取り出し熱炉の外でフラックス及び溶剤を、搾取し熱風を清掃して炉内に戻すため再加熱に多くの消費電力を要する。また熱炉内に酸化防止の窒素等を使用している場合熱炉からフラックス及び溶剤を除去する場所までホース等で接続しているため途中から大気が混ざり窒素等の消費も増大する。
攪拌ファンからファンケース噴出口を経由し吹き付ける熱風を隣接するヒーターと隣接する噴射ノズルパネルを配置し生産品に噴射して生産品を熱する。熱した熱風は、攪拌ファンに戻すため汚れた熱風は加熱効率が良い熱風噴射パネルの生産品進行方向の側面から通過後汚れたフィルターが安易に交換可能な隣接する場所に汚れた熱風を清掃するニッケル材質の多孔室フィルターを設けフラックス及び溶剤を汚れた熱風が通過する時搾取する構造のリフロー炉。
本考案によれば、前記構造でニッケル材質、また六面多孔体のフィルター(以下フィルターと呼ぶ)で汚れた熱風が通過する時、熱風に含んだフラックス及び溶剤等を搾取することができる。そのため熱炉外で同じ働きを行うことに比べて循環経路に安易に取り外しができるフィルターを設置することで熱風お温度も少しの低下で再加熱の消費電力も最小限になる。また前期位置にフィルターを設置することで汚れた熱風を引き出す経路もなく消費する不活性気体を最小限の消費にとどめることができるリフロー炉。
本考案に係るフィルターの取付構造の概略の熱炉装着図1。 本考案に係るフィルターの取付構造の概略の熱炉装着図2。 本考案に係るフィルターの脱着説明図。 一般的な熱炉構造の概略図。 熱炉の外にフラックス除去設置の概略図。
熱炉において各ゾーンにおいて熱風を噴射して製品を加熱しその気体を再度加熱するリターン経路に本考案のフィルター、可能であれば金属多孔体のフィルターを装着しフラックス及び気化した溶剤等を搾取する。
以下に本考案の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本考案に係る構造説明を行う。攪拌ファン11から温風を吹き出しファン吐出口12から隣接するヒーター13で加熱され隣接する噴射ノズルパネル14から熱風が噴射されコンベア15で移動する生産品19を熱する。熱風16は循環するため噴射ノズルパネルの進行方向と平行に排気口17から設置された経路18に本考案のニッケル材質の六面多孔質のフィルター20を設置し生産品19から発生する汚れた熱風18がニッケル材質の六面多孔質のフィルター20の効果で汚れた熱風18が浄化され攪拌ファンに戻り循環する経路及び構造図である。
図2は図1で説明のニッケル材質の六面多孔質のフィルター20の装着構造説明を行う、熱炉内部の生産品進行方向に熱風噴射ノズル14両端の排気口位置にフィルターケース36を設置する、フィルターケースは排気口を含む側面に差し込み固定でき、簡単に取り外しが行える構造とする。フィルターケース内にニッケル材質の六面多孔質のフィルター20を収納し取り付け固定できる構造とする。ニッケル材質の六面多孔質のフィルター20が再三汚れたときまた定期的にニッケル材質の六面多孔質のフィルター20を取り外し清掃し再利用できる。
図3は、一般的な熱炉の配置を示します。生産品かコンベアで入口方向から出口へ搬送されその間に加熱、冷却されます。加熱ゾーン21~26で生産品19を加熱します、冷却ゾーン27~28で生産品を冷却する、製品が入り口から出口へ移動する間で加熱するとき加熱温度により製品から汚れた熱風18となり液化もしくは固化して加熱ゾーン内に付着し、また冷却部でもその汚れた熱風が液化もしくは固化する。また炉の排気ダクト29、入口、出口部にも汚れた熱風が液化もしくは固化する。その液化または固化した物質が製品に落下して生産品を不良にする。
図4は汚れた熱風が熱炉内及び熱炉周りに液化または固化し、付着するため熱炉の外に汚れた熱風の除去用の外部フラックス除去器30の設置し汚れた熱風に対応するフラックス除去の構造を示す。生産品を熱すると発生する汚れた熱風を引き出し経路路22へ経由して熱炉外部に設置したフラックス除去器23に導き、また熱炉入り口26、出口27に設置の排出部からも引き出し経路22を経由して熱炉外部に設置したフラックス除去器に導く、熱炉の外部に設置のフラックス除去器23内部に冷却機構を装備してその機構で汚れた熱風が冷やされ、フラックス除去器内でフラックス他物質を搾取し。清掃された熱風は熱炉へのリターン経路24を通り熱炉に戻される。その場合冷えた熱風を再度多く加熱しなければならないため消費電電力を、増大させなければならない。また熱炉の外に設置のフラックス除去器で汚れた熱風および清掃後の熱風の経路が長く移動中に不活性ガス中に大気が混合する。その場合熱炉に供給される不活性ガスの濃度が低くなるため不活性ガスを追加しなければならなくなる、そのため不活性ガスお使用量も増大する。
21~26・・・加熱ゾーン
27~28・・・冷却ゾーン
11・・・攪拌ファン
12・・・ファン吐出口
13・・・ヒーター
14・・・噴射ノズルパネル
15・・・コンベア
16・・・熱風
17・・・排気口
18・・・汚れた熱風
19・・・生産品
20・・・ニッケル材質の六面多孔質のフィルター
21~26・・・加熱ゾーン
27~28・・・冷却ゾーン
29・・・熱風噴射ノズル
30・・・ヒーター
31・・・噴射熱風
32・・・ニッケル材質の六面多孔質のフィルター
33・・・攪拌ファン
34・・・汚れた気体リターン経路
35・・・リターンする汚れた気体
36・・・フィルターケース
本考案に係るフィルターの取付構造の概略の熱炉装着図1。 本考案に係るフィルターの脱着説明図。 一般的な熱炉構造の概略図。 熱炉の外にフラックス除去装置の概略図。

Claims (1)

  1. プリント基板を挿入する挿入口と、リフローが終了し実装されたプリント基板が排出される排出口と、を備え、窒素ベースの雰囲気でリフロー工程を行うリフロー炉であって、プリント基板を搬送する搬送部と、前記プリント基板を加熱する熱風を供給するファンと、前記ファンから供給される熱風を前記搬送部全体に導くフードと、を備え、前記フードの搬送部近傍には、熱風を加熱するヒーターと、加熱した熱風を搬送部に供給する噴射パネルを具備し、搬送部に供給された熱風は、リフロー炉の筐体と前期フードの間から吸気されて前記ファンに戻り、前記搬送部の進行方向に沿った前記搬送部の両側で、前記フードの下端の位置に熱風に含まれるフラックスを除去するフィルターを配置したことを特徴とするリフロー炉。
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