JPH063337B2 - 冷却又は凍結装置 - Google Patents
冷却又は凍結装置Info
- Publication number
- JPH063337B2 JPH063337B2 JP1240436A JP24043689A JPH063337B2 JP H063337 B2 JPH063337 B2 JP H063337B2 JP 1240436 A JP1240436 A JP 1240436A JP 24043689 A JP24043689 A JP 24043689A JP H063337 B2 JPH063337 B2 JP H063337B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling
- freezing
- net conveyor
- conveyor
- metal net
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Framework For Endless Conveyors (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は金属製ネットコンベヤ上で食品等を移送しなが
ら冷却又は凍結させる冷却又は凍結装置に関するもので
ある。
ら冷却又は凍結させる冷却又は凍結装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来、金属製ネットコンベヤ上で食品等を移送しながら
冷却又は凍結させる冷却又は凍結装置には各種のものが
あるが、この種の冷却又は凍結装置においては、金属製
ネットコンベヤの下面に、該コンベヤの弛を防止すべく
多数本のネット摺接杆を、コンベヤの進行方向に沿って
平行に又は直角に架設している。
冷却又は凍結させる冷却又は凍結装置には各種のものが
あるが、この種の冷却又は凍結装置においては、金属製
ネットコンベヤの下面に、該コンベヤの弛を防止すべく
多数本のネット摺接杆を、コンベヤの進行方向に沿って
平行に又は直角に架設している。
(発明が解決しようとする問題点) 前記従来の冷却又は凍結装置のうち、ネット摺接杆をコ
ンベヤの進行方向と平行に架設したものは、金属製ネッ
トコンベヤとの摺接位置が一定となることから、金属製
ネットコンベヤの特定位置の摩耗が激しく、またネット
摺接杆がコンベヤの進行方向と直角に架設したものは、
金属製ネットベルトの摩耗は平均化されるも、ネット摺
接杆を間隔を狭くして多数架設しなければならないの
で、金属製ネットコンベヤとの摺接面積が広くなって全
体的な摩耗が激しくなるだけでなく、大なる摺動抵抗の
ために大なる駆動力を必要とし、また凍結室内の冷気の
流動を大きく阻害し、冷却又は凍結効果を低下させる欠
点がある。
ンベヤの進行方向と平行に架設したものは、金属製ネッ
トコンベヤとの摺接位置が一定となることから、金属製
ネットコンベヤの特定位置の摩耗が激しく、またネット
摺接杆がコンベヤの進行方向と直角に架設したものは、
金属製ネットベルトの摩耗は平均化されるも、ネット摺
接杆を間隔を狭くして多数架設しなければならないの
で、金属製ネットコンベヤとの摺接面積が広くなって全
体的な摩耗が激しくなるだけでなく、大なる摺動抵抗の
ために大なる駆動力を必要とし、また凍結室内の冷気の
流動を大きく阻害し、冷却又は凍結効果を低下させる欠
点がある。
また金属製ネットコンベヤは温度変化により変形するも
のであるにもかかわらず、前記いずれの冷却又は凍結装
置もこれに対応する構成を具備していないために、冷却
又は凍結室内において金属製ネットコンベヤが蛇行し、
金属製ネットコンベヤ上の冷却又は凍結対象物に偏寄等
の位置変動を生じさせ、平均的な冷却又は凍結を阻害す
る欠点がある。
のであるにもかかわらず、前記いずれの冷却又は凍結装
置もこれに対応する構成を具備していないために、冷却
又は凍結室内において金属製ネットコンベヤが蛇行し、
金属製ネットコンベヤ上の冷却又は凍結対象物に偏寄等
の位置変動を生じさせ、平均的な冷却又は凍結を阻害す
る欠点がある。
本発明は前記従来の欠点に鑑みてなされたものであっ
て、金属製ネットコンベヤの摺接面積を狭く且つ平均的
として金属製ネットコンベヤの摩耗を最小限に止めると
ともに凍結室内での蛇行を防止して、小駆動力によって
稼動し、優れた凍結効果が得られるところの冷却凍結装
置を提供することを目的としている。
て、金属製ネットコンベヤの摺接面積を狭く且つ平均的
として金属製ネットコンベヤの摩耗を最小限に止めると
ともに凍結室内での蛇行を防止して、小駆動力によって
稼動し、優れた凍結効果が得られるところの冷却凍結装
置を提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、冷却又は凍結対象物を載置搬送する金属製ネ
ットコンベヤが冷却又は凍結室内を水平に往復通過する
ようにした冷却又は凍結装置において、金属製ネットコ
ンベヤの下面に、複数本のネット摺接杆を、前記金属製
ネットコンベヤの中心進行方向に沿って巾狭となる間隔
で、しかも進行方向中心線に対し対称的に架設支持した
ことを特徴とする冷却又は凍結装置を要旨とするもので
ある。
ットコンベヤが冷却又は凍結室内を水平に往復通過する
ようにした冷却又は凍結装置において、金属製ネットコ
ンベヤの下面に、複数本のネット摺接杆を、前記金属製
ネットコンベヤの中心進行方向に沿って巾狭となる間隔
で、しかも進行方向中心線に対し対称的に架設支持した
ことを特徴とする冷却又は凍結装置を要旨とするもので
ある。
(実施例) 次に本発明に係る冷却又は凍結装置の実施例を図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
第1図は本発明を実施した冷却又は凍結装置の略図的断
面図、第2図はネット摺接杆の平面図、第3図は金属製
ネットコンベヤの部分平面図である。
面図、第2図はネット摺接杆の平面図、第3図は金属製
ネットコンベヤの部分平面図である。
図中1はステンレス製のネットコンベヤであって、表面
にゴムライニングを施した駆動ドラム2a(駆動源は図
示省略)と従動ドラム2bに張架されている。
にゴムライニングを施した駆動ドラム2a(駆動源は図
示省略)と従動ドラム2bに張架されている。
3は断熱壁4によって形成された凍結室(冷却室)であ
って、前記ステンレス製のネットコンベヤ1が水平方向
に貫通し、内底部には冷却部5と送風機6とからなる冷
却ユニットC、Cが対設され、その吐出側からの冷気
を、ネットコンベヤ1の下部から上部に通して、再びネ
ットコンベヤ1を通過させ、送風機6へ戻す外回り循環
をするようになっている。
って、前記ステンレス製のネットコンベヤ1が水平方向
に貫通し、内底部には冷却部5と送風機6とからなる冷
却ユニットC、Cが対設され、その吐出側からの冷気
を、ネットコンベヤ1の下部から上部に通して、再びネ
ットコンベヤ1を通過させ、送風機6へ戻す外回り循環
をするようになっている。
ネットコンベヤ1の一例を示せば第3図の通りで、扁平
螺旋形のネット素子9を波状屈曲した連結線10に係合
して順次連結したものである。
螺旋形のネット素子9を波状屈曲した連結線10に係合
して順次連結したものである。
7はネットコンベヤ1の下面に摺接状態で架設されたネ
ット摺接杆であって、断熱壁内部のフレーム(図示せ
ず)に架設支持された横杆8に固定されており、ネット
コンベヤ1の中心進行方向に沿って巾狭となる間隔で、
しかも進行方向中心線に対し対称的に配設固定されてい
る。
ット摺接杆であって、断熱壁内部のフレーム(図示せ
ず)に架設支持された横杆8に固定されており、ネット
コンベヤ1の中心進行方向に沿って巾狭となる間隔で、
しかも進行方向中心線に対し対称的に配設固定されてい
る。
このネット摺接杆7はネットコンベヤ1のリターン側に
も設置されているが、必ずしも必要としない。
も設置されているが、必ずしも必要としない。
上記構成した実施例に係る冷却又は凍結装置は、冷却又
は凍結対象物(以下処理対象物という)を供給口Aにお
いて、ネットコンベヤ上に供給載置する。
は凍結対象物(以下処理対象物という)を供給口Aにお
いて、ネットコンベヤ上に供給載置する。
供給された処理対象物はネットコンベヤにより凍結室3
内を通過して冷却又は凍結されて取出口Bから冷却又は
凍結品として取出される。
内を通過して冷却又は凍結されて取出口Bから冷却又は
凍結品として取出される。
(発明の作用効果) 以上のように、処理対象物を載置搬送する金属製ネット
コンベヤが、冷却又は凍結室内を水平に往復通過するよ
うにした冷却又は凍結装置において、金属製ネットコン
ベヤの下面に、複数本のネット摺接杆を、前記金属製ネ
ットコンベヤの中心進行方向に沿って巾狭となる間隔
で、しかも進行方向中心線に対し対称的に架設支持した
から、以下のような作用効果を奏する。
コンベヤが、冷却又は凍結室内を水平に往復通過するよ
うにした冷却又は凍結装置において、金属製ネットコン
ベヤの下面に、複数本のネット摺接杆を、前記金属製ネ
ットコンベヤの中心進行方向に沿って巾狭となる間隔
で、しかも進行方向中心線に対し対称的に架設支持した
から、以下のような作用効果を奏する。
金属製ネットコンベヤは、コンベヤ巾方向に斜めとなっ
たネット摺接杆と摺接するようになり、金属製ネットコ
ンベヤに結露する水滴をかき落しその凍結を防止すると
ともに、金属製ネットコンベヤを進行方向中心に向う斜
めのネット摺接杆で支持することから、少ないネット摺
接杆で接触面積少なく実質的に巾全体に接触するように
なる。
たネット摺接杆と摺接するようになり、金属製ネットコ
ンベヤに結露する水滴をかき落しその凍結を防止すると
ともに、金属製ネットコンベヤを進行方向中心に向う斜
めのネット摺接杆で支持することから、少ないネット摺
接杆で接触面積少なく実質的に巾全体に接触するように
なる。
このため、金属製ネットコンベヤの摩擦、摩耗を少なく
平均的とし、しかも駆動力も軽減することができる。
平均的とし、しかも駆動力も軽減することができる。
又少ないネット摺接杆によって金属製ネットコンベヤを
支持することができるので、凍結室内の冷気の流動を阻
害することが少なく、冷却又は凍結効果を良好とする。
支持することができるので、凍結室内の冷気の流動を阻
害することが少なく、冷却又は凍結効果を良好とする。
特に金属製ネットコンベヤは、温度変化により変形し、
凍結室内を移動する際に蛇行するが、本発明において
は、ネット摺接杆を、金属製ネットコンベヤの中心進行
方向に向って巾狭となる間隔で、しかも進行方向中心線
に対し対称的に架設支持したから、前記変形を進行方向
中心方向へ集中させ凍結室内でのネットコンベヤの蛇行
を規制するようになり、金属製ネットコンベヤ上の凍結
対象物の偏寄等の位置変動を阻止し、平均的な冷却又は
凍結が達成される。
凍結室内を移動する際に蛇行するが、本発明において
は、ネット摺接杆を、金属製ネットコンベヤの中心進行
方向に向って巾狭となる間隔で、しかも進行方向中心線
に対し対称的に架設支持したから、前記変形を進行方向
中心方向へ集中させ凍結室内でのネットコンベヤの蛇行
を規制するようになり、金属製ネットコンベヤ上の凍結
対象物の偏寄等の位置変動を阻止し、平均的な冷却又は
凍結が達成される。
第1図は本発明を実施した冷却又は凍結装置の略図的断
面図、第2図はネット摺接杆の平面図、第3図は金属製
ネットコンベヤの部分平面図である。 1‥‥‥ネットコンベヤ 2a‥‥駆動ドラム 2b‥‥‥従動ドラム 3‥‥‥凍結室 4‥‥‥断熱壁 5‥‥‥冷却器 6‥‥‥送風機 7‥‥‥ネット摺接杆 8‥‥‥横 杆 A‥‥‥供給口 B‥‥‥取出口 C‥‥‥冷却ユニット
面図、第2図はネット摺接杆の平面図、第3図は金属製
ネットコンベヤの部分平面図である。 1‥‥‥ネットコンベヤ 2a‥‥駆動ドラム 2b‥‥‥従動ドラム 3‥‥‥凍結室 4‥‥‥断熱壁 5‥‥‥冷却器 6‥‥‥送風機 7‥‥‥ネット摺接杆 8‥‥‥横 杆 A‥‥‥供給口 B‥‥‥取出口 C‥‥‥冷却ユニット
Claims (1)
- 【請求項1】冷却又は凍結対象物を載置搬送する金属製
ネットコンベヤが冷却又は凍結室内を水平に往復通過す
るようにした冷却又は凍結装置において、金属製ネット
コンベヤの下面に、複数本のネット摺接杆を、前記金属
製ネットコンベヤの中心進行方向に沿って巾狭となる間
隔で、しかも進行方向中心線に対し対称的に架設支持し
たことを特徴とする冷却又は凍結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1240436A JPH063337B2 (ja) | 1989-09-16 | 1989-09-16 | 冷却又は凍結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1240436A JPH063337B2 (ja) | 1989-09-16 | 1989-09-16 | 冷却又は凍結装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03102163A JPH03102163A (ja) | 1991-04-26 |
JPH063337B2 true JPH063337B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=17059465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1240436A Expired - Lifetime JPH063337B2 (ja) | 1989-09-16 | 1989-09-16 | 冷却又は凍結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH063337B2 (ja) |
-
1989
- 1989-09-16 JP JP1240436A patent/JPH063337B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
CAMBRIDGE METAL BELTS=1982 * |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03102163A (ja) | 1991-04-26 |
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