JPH0633350B2 - オルガノポリシロキサン組成物 - Google Patents

オルガノポリシロキサン組成物

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JPH0633350B2
JPH0633350B2 JP30199888A JP30199888A JPH0633350B2 JP H0633350 B2 JPH0633350 B2 JP H0633350B2 JP 30199888 A JP30199888 A JP 30199888A JP 30199888 A JP30199888 A JP 30199888A JP H0633350 B2 JPH0633350 B2 JP H0633350B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はオルガノポリシロキサン組成物、特には高温で
のポットライフが長く、短時間の加熱で硬化できるので
剥離紙用として、またポツティング剤、型取り材、電気
絶縁性成形材料、光学用ゲル材などとして有用なオルガ
ノポリシロキサン組成物に関するものである。
(従来の技術) オルガノポリシロキサン組成物は耐熱性、耐寒性、電気
絶縁性にすぐていることから各種の用途に広く使用され
ているが、これは離型性にすぐれていることからセルロ
ース類、合成樹脂、合成繊維などから作られたフィル
ム、シート、不織布などの基材表面に塗布してこれを非
粘着性とする剥離紙用としても使用されている。
しかし、この剥離紙用オルガノポリシロキサン組成物は
通常ビニル基含有オルガノシロキサンとけい素−水素結
合を有するオルガノハイドロジエンポリシロキサンとを
白金系触媒の存在下で反応させる。いわゆる付加反応型
のものとされているが、このものはこれを塗布した基材
表面に剥離性の硬化皮膜を形成させるためには130〜
150℃、30〜60秒の加熱が必要とされることか
ら、耐熱性のわるい紙や合成樹脂フィルムを剥離性とす
るためにはより低温で硬化皮膜を形成させることができ
るオルガノポリシロキサン組成物の提供が求められてい
る。
そのため、この剥離紙用オルガノポリシロキサン組成物
については付加反応触媒としての白金系触媒を多量に添
加して100℃以下の温度で短時間に硬化皮膜を形成さ
せる方法も考えられているが、これは経済的でないし、
またこのものは保存安定性がわるく、剥離力も安定しな
いという不利がある。
したがって、この種の組成物については付加反応制御剤
としてCClを添加したもの(特公昭47−6111
号公報)、アセチレンアルコールを添加したもの(特公
昭44−31476号公報)、アクリロニトリルを添加
したもの(特公昭45−22018号公報)、1,3−
ジクロロプロペンを添加したもの(特開昭61−238
851号公報)、マレエート類を添加したもの(米国特
許公報第4,256,807号、同4,530,989
号、同4,562,096号)などが提案されている。
(解決されるべき課題) しかし、上記したCClを制御剤として添加する場合
にはこれを大量に使用しないと付加反応制御効果が得ら
れないし、アセチレンアルコールの添加はこれがけい素
−水素結合と反応性をもつものであるために組成物中に
含有されている硬化官能基としてのけい素−水素結合が
経時と共に消費されて組成物の硬化性が低下するという
不利があるほか、このものは揮発性で引火点が低いため
に無溶剤布液とした場合には安全性の点からその添加量
に限界があるという問題点がある。また、アクリロニト
リルの添加はこのものが付加反応制御作用が弱く、少量
の添加では効果がないので多量に添加する必要がある
し、多量に添加すると組成物が硬化不良となるほか、ア
クリロニトリルは特異な臭いを発散するので環境上の問
題も生じ、マレエート類、例えばジアリルマレエートエ
ステル類またはマレイミド類、ハイドロカルボキシマレ
エートなどの使用はこれらがオルガノポリシロキサンに
対する溶解性の低いものであるためにこの組成物を均一
に薄膜として硬化させる場合の添加量に限界があり、満
足できる効果を与えるものではない。
(課題を解決するための手段) 本発明はこのような不利を解決した、新規な反応制御剤
を添加したオルガノポリシロキサン組成物に関するもの
であり、これは1)分子中にけい素原子に結合した脂肪族
不飽和基を少なくとも2個含有するオルガノポリシロキ
サン100重量部、2)分子中にけい素原子を結合した水
素原子(≡SiH結合)を少なくとも2個含有するオル
ガノハイドロジェンポリシロキサン0.1〜20重量
部、3)触媒量の白金または白金化合物、 4) 式 (こゝにR、Rは水素原子あるいは同一または異種
の非置換または置換の1価炭化水素基)で示されるフマ
ロニトリル誘導体0.01〜5重量部とからなることを
特徴とするものである。
すなわち、本発明者らは付加反応型オルガノポリシロキ
サン組成物に添加される反応制御剤について種々検討し
た結果、この制御剤としては式 (こゝにR、Rは水素原子あるいは同一または異種
の非置換または一価炭化水素基)で示されるフマロニト
リル誘導体が有用であり、これを添加するとこの付加反
応型オルガノポリシロキサン組成物は保存安定性、作業
性がよくなり、従来品にくらべて低温硬化性、紫外線照
射による速硬化性にすぐれたものとなるので、従来離型
処理が困難であった紙、プラスチック基材の離型処理が
容易になるという有利性が与えられるほか、無溶剤型と
することができるので溶剤に弱い種類のフィルムへの応
用が可能となり、さらには従来の制御剤のように触媒添
加時に黄色〜褐色に着色することがないということを見
出し、この化合物の種類、添加量などについての研究を
進めて本発明を完成させた。
(作用) 以下にこれをさらに詳述する。
本発明の組成物を構成する第1成分してのオルガノポリ
シロキサンは1分子中にけい素原子に結合した脂肪族不
飽和基を少なくとも2個含有するものとされる。このも
のは一般式 で示される単位を分子中に有し、この式中のRはビニ
ル基、アリル基、ブテニル基、 CH=CHCOOR(Rは2価の有機基)のよう
な脂肪族不飽和基、Rはメチル基、エチル基、プロピ
ル基、ブチル基などのアルキル基、フェニル基、トリル
基などのアリール基、シクロヘキシル基などのシクロア
ルキル基またはこれらの基の炭素原子に結合した水素原
子の一部または全部をハロゲン原子などで置換したクロ
ロメチル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基など
から選択される、好ましくは一分子中の全有機基のうち
その少なくとも70%がメチル基、炭素数1〜8の同一
または異種の非置換または置換1価飽和炭化水素基であ
り、aは1≦a≦3、bは0≦b≦3で0≦a+b≦3
とされるものであるが、このオルガノポリシロキサンは
その分子中に≡Si−Si≡、≡Si−R−Si≡結合
(Rな2価の有機基)を含んだものとの共重合体であっ
てもよい。
このオルガノポリシロキサンは好ましくは直鎖状で分子
鎖両末端がビニルシリル基で封鎖されたものとされる
が、この末端ビニル基は複数個であってもよいし、この
ビニル基などの不飽和基は鎖中に含まれていてもよい。
つぎに第2成分としてのオルガノハイドロジェンポリシ
ロキサンは上記した第1成分に対して架橋剤として作用
するものであることから、その分子中にけい素原子に結
合した水素原子(≡SiH結合)を少なくとも2個有す
るものとする必要がある。このものは液状であれば低分
子のシラン化合物、≡Si−O−Si≡結合を含むシロ
キサン類のいずれであっても、さらには≡Si−Si≡
結合も含むものであってもよく、その構造も直鎖状、環
状、分岐鎖状、グラフト型のいずれであってもよい。ま
た、これは付加反応を促進させるためには第1成分と相
溶性をもつ、25℃における粘度が5〜1,000cp
s程度のものとすることが好ましい。なお、この第2成
分の配合量は第2成分中の≡SiH結合と第1成分中の
不飽和基が0.5〜20.0(モル比)の範囲、好まし
くは1.0〜5.0の範囲となるようにすることがよい
が、第1成分のオルガノポリシロキサン100重量部に
対し0.1〜20重量部とすることが好ましい。
また、第3成分としての白金または白金化合物は付加反
応触媒として公知のものでよく、これには白金黒または
白金をシリカ、カーボンブラックなどに担持させたも
の、塩化白金酸、塩化白金酸のアルコール溶液、塩化白
金酸とオレフィン、ビニルシロキサンとの錯塩などが例
示される。この添加量は触媒量とすればよいが、通常は
第1成分100重量部に対し、白金分して0.0001
〜0.1重量部の範囲とすればよい。
本発明の組成物における第4成分は上記した第1〜第3
成分からなるシロキサン組成物の室温における反応を制
御するための新規な制御剤であり、このものは式 で示され、R、Rは水素原子あるいはメチル基、エ
チル基、プロピル基、ブチル基などのアルキル基、フエ
ニル基、トリル基などのアリール基、シクロヘキシル基
などのシクロアルキル基またはこれらの基の炭素原子に
結合した水素原子の一部または全部をハロゲン原子など
で置換した基などから選択される同一または異種の非置
換または置換1価炭化水素基であるものとされる。
この化合物は前記した第1成分、第2成分に対して不活
性であ、第3成分に不可逆的に配位されることもないの
で、この第1〜第3成分からなる組成物に対する制御剤
として有用とされ、これを添加した組成物には保存安定
性(ポツトライフ)が長くなり、すぐれた硬化性が与え
られる。このものの添加量は第1成分100重量部に対
して0.01重量部以下ではその添加効果がなく、5.
0重量部以上とするとこの組成物の硬化性が低下するの
で、これは0.01〜5.0重量部の範囲とすることが
必要とされるが、好ましい範囲は0.1〜1.0重量部
とされる。なお、このものの使用法は従来公知の制御剤
に準じて行えばよく、したがって第1成分と第2成分と
の混合物、または第1〜第3成分の混合物に添加してエ
イジングしてもよいが、第3成分と混合したものを第1
〜第2成分の混合物に添加してもよい。また、この種の
制御剤では第2〜第4成分を予じめ混合すると急激な≡
SiHの自己反応を起したり、触媒の無機化、無効化を
起し易いのでこれらが予め混合されることがなかった
が、本発明の第4成分はこのような配合を行なうことが
できる。
本発明の組成物は上記した第1〜第4成分の所定量を均
一に混合させることによって得ることができるが、これ
には必要に応じて非反応性のシロキサンまたはイソブチ
レンオリゴマーなどの有機ポリマーを、またこの組成物
から作られるシリコーン皮膜に筆記性を付与するための
セルロース誘導体類、さらにはシリカ、チタン白、ベン
ガラなどの充填剤、染料、顔料などの着色剤、皮膜改質
剤としての分子鎖末端が水酸基で封鎖された低分子シロ
キサンなどで添加したもよい。
(実施例) つぎに本発明の実施例をあげるが、例中における部は重
量部を、また粘度は25℃における測定値を示したもの
であり、さらに例中における物性値は下記の試験法によ
る測定値を示したものである。
〔ポツトライフ〕
組成物250gを500mlのガラスビーカーに入れ、2
5℃あるいは40℃で撹拌しながら放置し、所定時間ご
との粘度と硬化性を測定した。
〔硬化性〕 組成物の所定量をポリエチレンラミネート紙に塗布した
のち、120℃の熱風循環式乾燥機中で完全に硬化皮膜
が形成されるまでの時間(秒)を測定した。たゞし、こ
の硬化の判定は塗工面を指でこすっても塗工面が脱落せ
ず、かつ曇らない時点とした。
〔剥離抵抗〕
組成物をポリエチレンラミネート紙に所定量塗布し、所
定温度の熱風式乾燥中で所定時間加熱して硬化皮膜を形
成させたのち、その硬化皮膜面にアクリル系溶剤粘着剤
・オリバインBPS−8170〔東洋インキ製造(株)製
商品名〕またはアクリル系エマルジョン型粘着剤・オリ
バインBPW−3110H(同社製商品名〕を塗布して
100℃で3分間加熱処理した。
つぎにこの処理面に坪量64g/mの貼り合せ紙を貼
り合わせ、25℃で20時間エイジングさせ、エイジン
グ後の試料を5cm巾に切断し、引張り試験機を用いて1
80゜の角度で剥離速度300mm/分で貼り合せ紙を引
張り、剥離するのに要する力(g)を測定した。
〔残留接着率〕
剥離抵抗の場合と同様にしてポリエチレンラミネート紙
に組成物の硬化皮膜を形成させたのち、その表面にポリ
エステルテープ・ルミラー32B〔日東電気工業(株)製
商品名〕を貼り合せ、20g/cm2の荷重をのせて70
℃で20時間加熱処理してからそのテープをはがし、ス
テンレス板に貼りつけた。
つぎにこの処理テープをステンレス板から180℃の角
度で剥離速度300mm/分ではがし、剥離するのに要す
る力(g)を測定すると共に、未処理の標準テープをス
テンレス板から剥離するに要する力(g)を測定し、こ
の未処理の標準テープを剥離するに要する力(g)に対
する百分率で表わした。
実施例1、比較例1〜4 分子鎖両末端がジメチルビニルシリル基で封鎖された、
粘度が400cpのジメチルポリシロキサン100部
と、式 で示される粘度が20cpのメチルハイドロジェンポリ
シロキサン3部との混合物103部に、式 で示されるフマロニトリル0.1部(1.28×10-3
モル)を添加したのち、白金−ビニルシロキサン錯塩を
白金量が0.01部となる量で添加してオルガノポリシ
ロキサン組成物Aを作った。
ついで、この組成物の40℃におけるポットライフを調
べると共に、これをポリエチレンラミネート紙にワイヤ
ードクターバーNo.0を用いて1.0g/mに塗工
し、120℃での硬化性を触媒添加1時間後に120℃
で30秒間加熱して硬化させた皮膜についての剥離力お
よび残留接着力を調べたところ、第1表に示した通りの
結果が得られた。
つぎに、比較のために上記したフマロニトリルに代えて
で示される3−メチル−1−ブチン−3オールを等モル
量である0.11部としたほかは実施例1と同様に処理
してオルガノポリシロキサン組成物Bを、またこの−メ
チル−1−ブチン−3オールをそのシリル化物である式 で示されるものを等モル量である0.20部としたほか
は実施例1と同様に処理してオルガノポリシロキサン組
成物を作り、さらに実施例1におけるフマロニトリルの
代わりに式CH=CH−C≡Nで示されるアクリロニ
トリルを等モル量である0.07部を加えたほかは実施
例1と同様に処理したオルガノポリシロキサン組成物D
を、また上記オルガノポリシロキサン組成物Cにおける
シリル化物の添加量を0.8部(5×10-3モル)とし
たほかはこれと同様に処理してオルガノポリシロキサン
組成物Eを作り、これらのオルガノポリシロキサン組成
物B〜Eについて実施例1と同様にそのポットライフ、
硬化性、剥離力、残留接着力を調べたところ、第1表に
併記したとおりの結果が得られた。
この結果から、本発明の実施例としてのオルガノポリシ
ロキサン組成物Aは比較例のものにくらべてポットライ
フが長く、硬化性も経時で安定していること、また剥離
力、残留接着性に悪影響の与えられていないことが確認
された。
実施例2、比較例5〜6 分子鎖両末端がジメチルビニルシリル基で封鎖された、
全有機基の1.3モル%がビニル基で他がメチル基であ
る、30重量%のトルエン溶液の粘度が5,000cp
sであるオルガノポリシロキサン30部に、式 で示される粘度が20cpsであるメチルハイドロジェ
ンポリシロキサン1.0部と式 で示されるフマロニトリル0.05部(0.64×10
-3モル)を添加したのち、これをトルエンで希釈してシ
リコーン濃度が5%のトルエン溶液とし、ついでこれに
白金−ビニルシロキサン錯塩を白金量が0.005部と
なる量で添加し、よく撹拌してオルガノポリシロキサン
組成物Fを作った。
つぎにこのオルガノポリシロキサン組成物Fのポットラ
イフ(25℃でゲル化するまでの時間)を調べると共
に、このものをポリエチレンラミネート紙に塗工量が約
0.8g/mとなるようにワイヤードクターバーNo.
14を用いて塗工し、120℃での硬化性を25℃の経
時で追跡したところ、第2表に示した通りの結果が得ら
れた。
また、比較のために上記した実施例2におけるフマロニ
トリルに代わりに比較例1で使用した3−メチル−1−
ブチン−3−オールを当モル量である0.05部添加し
たほかは実施例2と同様に処理してオルガノポリシロキ
サン組成物Gを作り、さらに上記した実施例2における
フマロニトリルの代わりに式 N≡C−CH(CHCH−C≡N で示されるアジポニトリルを当モル量である0.07部
添加したほかは実施例2と同様に処理してオルガノポリ
シロキサン組成物Hを作り、このオルガノポリシロキサ
ン組成物G,Hについても上記と同じ試験を行ったとこ
ろ、第2表に併記したような結果が得られた。
この結果から、本発明の実施例におけるオルガノポリシ
ロキサン組成物Fは比較例としてのオルガノポリシロキ
サン組成物G、Hにくらべてその硬化性が溶剤タイプの
ものでも経時的に安定しており、ポットライフも長いも
のであることが確認された。
(発明の効果) 本発明は上記したように付加反応型オルガノポリシロキ
サン組成物に反応制御剤としてフマロニトリル誘導体を
添加したオルガノポリシロキサン組成物に関するもので
あり、これによれば少量の添加でポットライフが長く、
硬化性もすぐれた付加反応型オルガノポリシロキサン組
成物を得ることができるので、剥離紙用ポッティング
剤、型取り用、電気絶縁性成形材料として有用とされる
オルガノポリシロキサン組成物を容易に得ることができ
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1) 分子中にけい素原子に結合した脂肪族
    不飽和基を少なくとも2個含有するオルガノポリシロキ
    サン 100重量部、 2) 分子中にけい素原子に結合した水素原子(≡SiH
    結合)を少なくとも2個含有するオルガノハイドロジェ
    ンポリシロキサン 0.1〜20重量部、 3) 触媒量の白金または白金化合物、 4) 式 (こゝにR、Rは水素原子あるいは同一または異種
    の非置換または置換の1価炭化水素基)で示されるフマ
    ロニトリル誘導体 0.01〜5重量部 とからなることを特徴とするオルガノポリシロキサン組
    成物。
  2. 【請求項2】第4)成分におけるR、Rが水素原子で
    ある請求項1に記載のオルガノポリシロキサン組成物。
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