JPH06333474A - リードスイッチを用いた衝撃センサの構造 - Google Patents

リードスイッチを用いた衝撃センサの構造

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JPH06333474A
JPH06333474A JP12408093A JP12408093A JPH06333474A JP H06333474 A JPH06333474 A JP H06333474A JP 12408093 A JP12408093 A JP 12408093A JP 12408093 A JP12408093 A JP 12408093A JP H06333474 A JPH06333474 A JP H06333474A
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JP
Japan
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reed switch
permanent magnet
link mechanism
shape
impact force
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JP12408093A
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English (en)
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Kiyoharu Yoda
清春 依田
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H35/00Switches operated by change of a physical condition
    • H01H35/14Switches operated by change of acceleration, e.g. by shock or vibration, inertia switch
    • H01H35/147Switches operated by change of acceleration, e.g. by shock or vibration, inertia switch the switch being of the reed switch type

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  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リードスイッチと永久磁石を組合せた構造を
有する衝撃センサにおいて、永久磁石の変位動作に躍動
がなく、その軌跡にバラツキがなく、さらに衝撃力に対
する慣性エネルギーを高価な永久磁石の質量に頼る必要
をなくするものである。 【構成】 衝撃力が印加しない無負荷状態では、リンク
機構13は長方形であり、衝撃力が印加したとき、この
リンク機構13は、平行四辺形に変位し、この変位した
リンク機構13のロッド15に装着した永久磁石17に
よって、リードスイッチ20の接点21a、21bが閉
じて、検出信号を出力するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リードスイッチと永久
磁石を組合せた構造を有する衝撃センサの構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の衝撃センサは、例えば、
特開平4−312725号公報に開示され、その構成を
図4に示すが、特に、図4は衝撃力のない無負荷状態を
示す。この構成の衝撃センサは、質量を持った永久磁石
とコイルばねの組合せにより、衝撃力を受けた際に生じ
る慣性力により、質量を有する永久磁石が変位し、内部
に組み合わされたリードスイッチを永久磁石によって励
磁し、駆動するものである。
【0003】図4は従来の衝撃センサの構造を示す断面
図である。図において、1はハウジング、2はつば部2
aを有する樹脂製の筒であり、この筒2は、ハウジング
1内に収容されている。3はリング状の永久磁石であ
り、この永久磁石3は、筒2の外周面にはめ込まれてお
り、しかも、コイルバネ4によって、そのつば部2aに
圧接されている。5は接点6a、6bを有するリードス
イッチであり、このリードスイッチ5は、筒2の内部に
配置する。7および8は、端子であり、この端子7およ
び8は、それぞれ接点6a、6bに接続し、ハウジング
1の外部に露出する。
【0004】次に、上記構成によるリードスイッチを用
いた衝撃センサの動作について説明する。まず、衝撃力
のない無負荷状態では、永久磁石3による励磁力は、距
離的に離れたリードスイッチ5に磁気的な影響力を及ぼ
すことができない。このため、このリードスイッチ5の
接点6a、6bは開放状態となり、端子7および8は、
通電してあっても、信号を得ることができない。そし
て、矢印方向9に、例えば、数Gm/sec2 以上の衝
撃力が印加されると、永久磁石3は、コイルばね4のば
ね力に抗して、図4に示す位置まで、水平方向10に変
位する。この永久磁石3の変位により、筒2の内部に位
置するリードスイッチ5は、励磁されて、その接点6
a、6bが閉じる。このため、端子7および8は、通電
し、信号を得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のリードスイッチを用いた衝撃センサの構造では、
(A)衝撃が印加された際、リング状永久磁石が変位を
生じるが、リング状永久磁石内壁と筒外周部との間に摩
擦が発生し、動作不能を生じ易いこと、(B)コイルば
ねを大量に製造する際、圧縮力等の機械的性能を均一化
するのが非常に難かしい。そのため、衝撃力に対する永
久磁石の変位量に、ばらつきを生じ、安定したセンサを
大量に供給するのが困難であること、(C)コイルばね
に絶えず、圧縮力が働いており、疲労から弾性を失い易
く、衝撃力に対する永久磁石の変位量に、ばらつきを生
じ易いこと、(D)慣性エネルギーを得るために、永久
磁石の質量に頼る必要があること、などという問題点が
あった。
【0006】本発明は、以上述べたリンク状永久磁石
が、動作不能になり易いこと、コイルばねの機械的性能
が均一化せず、リンク状永久磁石の変化量に、ばらつき
が生ずる、などの問題点を除去するため、リンク機構に
永久磁石を装着し、衝撃力の印加によって、リンク機構
が変位し、その永久磁石によってリードスイッチを励磁
して、検出信号を出力するようにした優れた構造を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るリードスイ
ッチを用いた衝撃センサは、衝撃力が印加しない無負荷
状態では、正方形あるいは長方形をなし、衝撃力が印加
したとき、平行四辺形に変形するリンク機構と、このリ
ンク機構を正方形あるいは長方形の中立状態に保持する
永久磁石および磁性材料と、リードスイッチを励磁する
ために、リンク機構に設けた励磁用の永久磁石と、衝撃
力が印加し、リンク機構が平行四辺形になったとき、変
位した励磁用の永久磁石によって接点が閉成し、検出信
号を出力するリードスイッチとを備えたものである。
【0008】
【作用】本発明は、リンク機構に永久磁石を設けたの
で、永久磁石の変位動作に躍動がなく、しかもその変位
の際、その軌跡にバラツキがない。さらに、衝撃力に対
する慣性エネルギーを高価な永久磁石の質量に頼る必要
をなくすことができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明に係るリードスイッチを用いた
衝撃センサの構造の一実施例を示す断面側面図であり、
衝撃力のない無負荷状態を示す。図において、12はハ
ウジング、13はリンク機構であり、このリンク機構1
3は、アーム14aおよび14b、このアーム14aお
よび14bの一端にそれぞれ装着するロッド15から構
成され、このアーム14aおよび14bの他端は、それ
ぞれ軸16a,16bによりハウジング12の天井部1
2aに回動自在に装着する。17は永久磁石であり、こ
の永久磁石17は、リンク機構13のロッド15の中間
位置に固着する。18は磁性材料であり、この磁性材料
18は、リンク機構13のアーム14aに固着する。1
9は永久磁石であり、この永久磁石19は、この磁性材
料18に対向したハウジング12の位置に固定し、永久
磁石19による磁性材料18への吸引力によって、リン
ク機構13が、例えば外部からの微少な衝撃力等によっ
て、変位しないように働き、中立状態を保持する。20
はリードスイッチであり、このリードスイッチ20は、
ハウジング12に固着し、第1の形状としての長方形を
有するリンク機構13が、図2に示すように、第2の形
状としての平行四辺形に変位し、永久磁石17が対峙す
る位置に固着する。21aおよび21bは、このリード
スイッチ20の接点である。22aおよび22bは、こ
のリードスイッチ20の接点21aおよび21bにそれ
ぞれ接続する端子、23は、リンク機構13のオーバー
ラン防止用ブロックであり、このオーバーラン防止用ブ
ロック23は、ハウジング12の側面に固着し、その形
状、材質、硬度を考慮することによって、反力の吸収等
を行い、リードスイッチ20の閉接点形成時間を得るこ
とができる。
【0010】なお、図1は、衝撃力が印加されていない
状態、すなわち、静状態であり、リンク機構13は長方
形であり、軸16aおよび16bによってハウジング1
2の天井部12aに吊り下げられている。
【0011】次に、上記構成によるリードスイッチを用
いた衝撃センサの動作について、図2および図3を参照
して説明する。まず、外部から衝撃センサに、例えば、
矢印方向24から数Gm/sec2 以上の衝撃力が印加
したとき、リンク機構13に反力が働くと、この反力が
永久磁石19による磁性材料18への吸引力、いわゆる
中立状態を保持する吸引力を上廻ったとき、長方形を有
するリンク機構13は、中立状態を失い、自由度のある
矢印方向25に向って変位する。すなわち、長方形であ
ったリンク機構13は、図2に示すように、平行四辺形
に変形すると、そのロッド15に固着した永久磁石17
が、図2および図3に示すように、リードスイッチ20
に対峙する位置に移動する。このため、リードスイッチ
20は、永久磁石によって励磁され、その接点21aお
よび21bが閉成状態になる。そこで、この接点21a
および21bにそれぞれ接続する端子23aおよび23
bが通電する。このように、リードスイッチ20は、任
意に設定した衝撃力に対する検出信号が出力する。
【0012】そして、外部からの衝撃力が除去された状
態では、永久磁石19により、リンク機構13のアーム
14aに固着した磁性材料18を吸引する。このため、
平行四辺形に変形されたリンク機構13は、長方形に復
帰し、中立状態に保持することができる。
【0013】なお、永久磁石17を含むリンク機構13
の各辺の形状、材質、比重等を考慮することにより、検
出時間を制御できることは、もちろんである。
【0014】また、リンク機構13のアーム14a、1
4bの長さを変化させることにより、永久磁石17とリ
ードスイッチ20の位置関係が多様性を増すことが可能
となり、例えば、アーム14aとアーム14bの長さに
差をつけることにより、永久磁石17を水平移動させる
ことも可能となり、正確な励磁範囲を得ることができ
る。また、以上の説明では、衝撃力が印加しない無負荷
状態では、長方形としたが、正方形などの第1の形状と
し、衝撃力が印加したとき、平行四辺形としたが、ひし
形などの第2の形状としてもよいことはもちろんであ
る。
【0015】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
係るリードスイッチを用いた衝撃センサの構造によれ
ば、リンク機構を採用することにより、(A)永久磁石
の変位動作に、躍動がないため、摩擦による障害での動
作不良を防止できること、(B)リンク機構の復帰を、
永久磁石と磁性材料によって行なうため、製造時の機械
的性能のバラツキを考慮する必要がなく、量産性に優れ
ること、(C)永久磁石が変位する際、その軌跡に、バ
ラツキがなく、極めて正確な励磁範囲が得られ、かつ再
現性に優れていること、(D)リンク機構の質量によっ
て、衝撃力に対する慣性エネルギーが得られるため、高
価な永久磁石の質量に頼る必要がないこと、などの効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリードスイッチを用いた衝撃セン
サの構造の一実施例を示す断面側面図である。
【図2】図1の動作を説明するための断面側面図であ
る。
【図3】図2における永久磁石とリードスイッチの位置
を示す側面図である。
【図4】従来のリードスイッチを用いた衝撃センサの構
造を示す断面図である。
【図5】図4の動作を説明するための断面図である。
【符号の説明】
13 リンク機構 14a、14b アーム 15 ロッド 17 永久磁石 18 磁性材料 19 永久磁石 20 リードスイッチ 23 オーバーラン防止用ブロック

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リードスイッチと永久磁石を組合せた構
    造の衝撃センサにおいて、 衝撃力が印加しない無負荷状態では、第1の形状をと
    り、衝撃力が印加したとき、第2の形状に変形するリン
    ク機構と、このリンク機構を第1の形状である中立状態
    に保持する永久磁石および磁性材料と、リードスイッチ
    を励磁するために、前記リンク機構に設けた励磁用の永
    久磁石と、衝撃力が印加し、リンク機構が第2の形状に
    なったとき、変位した前記励磁用の永久磁石によって接
    点が閉成し、検出信号を出力するリードスイッチとを備
    えたことを特徴とするリードスイッチを用いた衝撃セン
    サの構造。
  2. 【請求項2】 リードスイッチと永久磁石を組合せた構
    造の衝撃センサにおいて、衝撃力が印加しない無負荷状
    態では、第1の形状をとり、衝撃力が印加したとき、第
    2の形状に変形するリンク機構と、このリンク機構を第
    1の形状である中立状態に保持する永久磁石および磁性
    材料と、リードスイッチを励磁するために、リンク機構
    に設けた励磁用の永久磁石と、衝撃力が印加し、リンク
    機構が第2の形状になったとき、変位した励磁用の永久
    磁石によって接点が閉成し、検出信号を出力するリード
    スイッチと、衝撃力が印加し、リンク機構が第2の形状
    になるときのオーバーランを防止するオーバーラン防止
    手段とを備えたことを特徴とするリードスイッチを用い
    た衝撃センサの構造。
  3. 【請求項3】 前記リンク機構は、平行に設置され、そ
    れぞれの一端がハウジングに回動自在に軸支された2本
    のアームと、この2本のアームの各他端に回動自在に装
    着したロッドから構成したことを特徴とする請求項1記
    載のリードスイッチを用いた衝撃センサの構造。
  4. 【請求項4】 前記リンク機構を正方形あるいは長方形
    の中立状態に保持するための前記永久磁石および前記磁
    性材料であって、この磁性材料は、リンク機構の一方の
    アームの側面に設け、この永久磁石は、前記磁性材料に
    対向するハウジングに固定したことを特徴とする請求項
    1記載のリードスイッチを用いた衝撃センサの構造。
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