JP2001184477A - 歩数計 - Google Patents

歩数計

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JP2001184477A
JP2001184477A JP36602199A JP36602199A JP2001184477A JP 2001184477 A JP2001184477 A JP 2001184477A JP 36602199 A JP36602199 A JP 36602199A JP 36602199 A JP36602199 A JP 36602199A JP 2001184477 A JP2001184477 A JP 2001184477A
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JP
Japan
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pedometer
magnet
counter module
movable magnet
present
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Application number
JP36602199A
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English (en)
Inventor
Hiromasa Tsukamoto
弘昌 塚本
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歩数計の小型化を達成することができるカウ
ンタモジュールの新規構造を提供すること。 【解決手段】 磁気感知素子部11と、可動磁石部12
とから構成されるカウンタモジュールを含んで構成され
る歩数計に於いて、上記可動磁石部12を、コイル状バ
ネ13によって保持された球形磁石14と、該球形磁石
14を一定方向に振動可能なようにガイドする円筒状ガ
イド管15とによって構成する。上記ガラス管15は、
その両端に、カウント動作の安定性を向上させるための
衝撃吸収材16を有する。また、感度調整は、可動磁石
部12のコイル状バネ13の長さを調整してカウンタモ
ジュールの感度を調整することによって行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歩数計(万歩計
(登録商標))に関するものであり、特に、そのカウン
タモジュールの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2に、従来の歩数計に於けるカウンタ
モジュール部の構成を示す。
【0003】図に示すように、従来のカウンタモジュー
ル部は、磁気感知素子(リードスイッチ等)21と、磁
石22が装着された振り子部23と、該振り子部23を
定位置(点線で示す)に戻す働きをするスプリング24
と、該スプリング24の端部を固定するためのスプリン
グ固定台25とから構成されており、4個の構成部品に
より構成されていた。
【0004】歩行時の体の振動により生じる振り子部2
3の振動を磁気感知素子21が検知し、該磁気感知素子
がオン・オフを繰り返すことにより、歩数がカウントさ
れる構成となっているものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構造のカウンタモジュールを用いて構成された歩数計
に於いては、以下に示すような問題点があった。
【0006】上述したように、従来のカウンタモジュー
ルは、4個の部品により構成されている。かかる構成に
於いて、歩数計の小型化を図ろうとした場合、カウント
モジュールを構成する個々の部品を小型化する必要が生
じるが、各部品の小型化には限界がある。また、上記従
来構造では、磁石22が装着された振り子部23の振動
に必要な、比較的大きな空間が必要であり、このこと
も、小型化の障害となっていた。したがって、従来の歩
数計に於いては、小型化が困難であった。
【0007】なお、上記従来構造に於いて、無理に小型
化を図ると以下の問題点が発生する。すなわち、振り子
部23の振動空間を小さくすると、振幅の幅が小さくな
る。その結果、磁気感知素子21の感知範囲も狭くせざ
るを得なくなり、カウント動作が行われるべきところ
が、行われない、若しくは、1回のカウント動作が行わ
れるべきところが、多数回のカウント動作が行われてし
まうといった、カウントミスが発生する可能性が極めて
高くなる。また、振り子部23の振動空間を小さくする
と、振り子部23を定位置に戻す機能を有するスプリン
グ24の可動範囲も狭くなり、振り子部23の往復振動
動作の安定性面での精度が低下してしまうという問題点
も発生する。。
【0008】以上により、従来構造のカウンタモジュー
ルを用いて構成される歩数計に於いては、その小型化が
非常に困難であるという問題点があった。
【0009】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであり、歩数計の小型化を達成することができる
カウンタモジュールの新規構造を提供することを目的と
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明(第1発明)の歩
数計は、磁気感知素子部と、可動磁石部とから構成され
るカウンタモジュールを含んで構成される歩数計に於い
て、上記可動磁石部が、弾性部材によって保持された磁
石と、該磁石を一定方向に振動可能なようにガイドする
ガイド部材とから構成されて成ることを特徴とするもの
である。
【0011】また、本発明(第2発明)の歩数計は、上
記第1発明の歩数計に於いて、上記可動磁石部の磁石
が、球形磁石であることを特徴とするものである。
【0012】また、本発明(第3発明)の歩数計は、上
記第1発明または第2発明の歩数計に於いて、上記弾性
部材が、コイル状バネであることを特徴とするものであ
る。
【0013】更に、本発明(第4発明)の歩数計は、上
記第1発明、第2発明、または第3発明の歩数計に於い
て、上記ガイド部材が、その両端に衝撃吸収材を有する
ものであることを特徴とするものである。
【0014】また、本発明に係る歩数計の感度調整方法
は、上記カウンタモジュールの可動磁石部のコイル状バ
ネの長さを調整してカウンタモジュールの感度を調整す
ることによって行うことを特徴とするものである。
【0015】かかる本発明の歩数計によれば、カウンタ
モジュールの構成部品点数を、従来の4点から2点に減
少させることができると共に、磁石の可動範囲を比較的
大きく取りながらも、可動磁石部を比較的小型に形成す
ることが可能であるため、歩数計の、より一層の小型化
を達成することができるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に基づ
いて、本発明を詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施形態に係るカウン
タモジュール部の構成図である。
【0018】図に於いて 、11は、磁気感知素子(リ
ードスイッチ等)である。また、12は可動磁石部であ
る。該可動磁石部12は、その一端が固定された、弾性
部材であるコイル状バネ13によって保持された球形の
磁石14と、該球形磁石14を一定方向に振動可能なよ
うにガイドするガイド部材である、円筒状のガラス管1
5とから構成されており、更に、該ガラス管15は、そ
の両端に、シリコーンゴム或いは発泡ウレタン等から成
る衝撃吸収材16を有する構成となっている。なお、ガ
イド部材としては、上記円筒状のガラス管に限定される
ものではなく、他の材質を使用し、また、円筒状以外の
他の形状としても良いものである。また、衝撃吸収材の
構成材料も、上記2材料に限定されるものではなく、他
の、同様の作用効果を有する材質を用いて構成しても良
いことは言うまでもない。
【0019】歩行時の体の振動により生じる球形磁石1
4の一定方向の振動を磁気感知素子11が検知し、該磁
気感知素子11がオン・オフを繰り返すことにより、歩
数がカウントされる構成となっているものである。
【0020】なお、上記衝撃吸収材16は、球形磁石1
4が必要以上の振動を繰り返して、1回のカウント動作
を行うべきところを、複数カウント動作してしまう誤動
作を防止するために設けられているものである。
【0021】図1に示すカウンタモジュールを用いて構
成される、本実施形態の歩数計に於ける感度調整方法
は、図1に示すカウンタモジュールの可動磁石部12の
コイル状バネ13の長さを調整してカウンタモジュール
の感度を調整することによって行う。
【0022】本実施形態の歩数計によれば、そのカウン
タモジュール部の構成部品点数を、従来の4点から2点
に減少させることができ、また、磁石の振動用空間を比
較的大きく取っても、可動磁石部12全体の大きさは、
従来構造と比較して、比較的小さく抑えることができる
ので、カウンタモジュール部の小型化(従来の1/3程
度の大きさ)を図ることができ、歩数計の、より一層の
小型化を達成することができるものである。
【0023】なお、本発明の歩数計に類似する歩数計と
して、従来に比して占有空間を小さくすることを可能と
した歩数計が、特開平7−239238号公報に於いて
開示されているが、本発明の歩数計は、該公開公報に示
される歩数計と比較して、以下の利点を有するものであ
り、本発明に係る歩数計の方が、量産化、設計、コスト
パフォーマンス等を含めたトータルで、実用的であり、
優れているものである。
【0024】1.磁石の形状 本発明の歩数計に於いては、磁石が球形であり、したが
って、ガラス管内を動くに際して、摩擦が少ない点で有
利であり、摩擦によって、誤カウント動作が生じる可能
性は極めて小さい。これに対して、上記公開公報の歩数
計に於いては、本発明の歩数計と同様のケース内に於い
て、円柱形状の可動磁石が固定磁石との間の反発力によ
り浮いている。この歩数計に於いては、可動磁石とケー
スとの間には、かなりの接触面積があり、そのために、
相当大きな摩擦力が働くことになる。したがって、この
摩擦力によって、誤カウント動作(カウントされるべき
ところが、正しくカウント動作がなされない)が生じる
可能性が極めて大きい。本発明の歩数計によれば、上述
の通り、摩擦によって、誤カウント動作が生じる可能性
が極めて小さいものである。
【0025】2.磁極の向き 本発明の歩数計では、磁石が球状であるために、磁極
(方向)を、特に、考慮する必要がない。すなわち、N
−S極が、ガラス管の方向に揃っている必要はない。要
するに、本発明の歩数計に於いては、磁気感知素子が、
磁界の動きを感知しさえすれば良いので、磁極の方向性
は、大きな問題とはならない。当然、磁極の向きによっ
て、感知素子の感度に変化は生じるであろうが、バネの
調整でも吸収できるし、そもそも、磁界の変化を感知す
るだけで良いので(カウントさえできればよい)、量産
化を考えた場合、明らかに有利である。これに対して、
上記公開公報の歩数計に於いては、磁石が円柱形状であ
ることから、必然的に、N−S極は、ケースの方向にせ
ざるを得ず、量産化を考えた場合、明らかに不利であ
る。
【0026】3.バネの使用 本発明の歩数計に於いては、磁石の保持にコイル状バネ
を使用しているので、量産化した場合を考えた場合の、
様々な面でのバラツキを考慮すると、これに対して、バ
ネの調整(バネの長さの調整、バネ定数の異なるバネへ
の変更等)で、簡単に対応することができる。これに対
して、上記公開公報の歩数計に於いては、可動と固定の
2つの磁石の反発力で、可動磁石を保持していることか
ら、調整が非常に難しい。すなわち、磁石として出来上
がった製品の磁力は、それぞれバラツキがあり、しか
も、この磁力は調整できない。その上、このようなバラ
ツキがある2つの磁石を組み合わせて使用するので、可
動磁石を反発力で保持するにあたっては、更に、バラツ
キが倍増するため、極めて不安定なものとなり、量産製
品としての安定性に欠けると考えられる。更に、上記公
開公報の歩数計に於いては、そもそも、このような可動
磁石の如く、かなり自重の重たいものを支えるだけの磁
力が必要であり、固定磁石の磁力としては、かなり強い
磁力(自重に耐えるほどの磁力を持たせるのは、難し
い)が要求される。したがって、量産化を考えた場合、
あまり実用的とは言いがたい。本発明の歩数計に於いて
は、各種バラツキに対して、バネの調整で簡単に対応で
きるものであり、極めて実用的なものである。
【0027】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
係る新規構造のカウンタモジュールを使用することによ
り、従来の歩数計に比して、より小型化を図ることがで
きる、極めて有用な歩数計を提供することができるもの
であり、その実用的効果は極めて大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の歩数計に於けるカウンタ
モジュール部の構成を示す構成図である。
【図2】従来の歩数計に於けるカウンタモジュール部の
構成を示す構成図である。
【符号の説明】
11 磁気感知素子 12 可動磁石部 13 コイル状バネ 14 球形磁石 15 ガラス管 16 衝撃吸収材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気感知素子部と、可動磁石部とから構
    成されるカウンタモジュールを含んで構成される歩数計
    に於いて 、上記可動磁石部が、弾性部材によって保持
    された磁石と、該磁石を一定方向に振動可能なようにガ
    イドするガイド部材とから構成されて成ることを特徴と
    する歩数計。
  2. 【請求項2】 上記可動磁石部の磁石が、球形磁石であ
    ることを特徴とする、請求項1に記載の歩数計。
  3. 【請求項3】 上記弾性部材が、コイル状バネであるこ
    とを特徴とする、請求項1または2に記載の歩数計。
  4. 【請求項4】 上記ガイド部材が、その両端に衝撃吸収
    材を有するものであることを特徴とする、請求項1、2
    または3に記載の歩数計。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の歩数計の感度調整方法
    であって、上記カウンタモジュールの可動磁石部のコイ
    ル状バネの長さを調整してカウンタモジュールの感度を
    調整することによって、感度調整を行うことを特徴とす
    る、歩数計の感度調整方法。
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