JPH06333120A - コイン払出し装置 - Google Patents

コイン払出し装置

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JPH06333120A
JPH06333120A JP5145432A JP14543293A JPH06333120A JP H06333120 A JPH06333120 A JP H06333120A JP 5145432 A JP5145432 A JP 5145432A JP 14543293 A JP14543293 A JP 14543293A JP H06333120 A JPH06333120 A JP H06333120A
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coin
disk
disc
hopper
hole
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Masanori Tanaka
正則 田中
Ichiro Fukuda
一郎 福田
Yukio Ito
伊藤  幸男
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータの過負荷およびブリッジの発生を防止
すること。 【構成】 貫通孔10a,10bと13a,13bを第
1のディスク5および第2のディスク6に分散して配備
し、ホッパ2の底面の全体でコインを捕捉する。この結
果、コインの貯溜状態に偏りがなくなり、ブリッジの発
生が防止される。また、各ディスク5,6毎に配備する
貫通孔の数を減らし、各孔毎に十分な座ぐり11,14
を形成して、コインの接触および引っ掛かりによるモー
タの過負荷を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動販売機の釣銭払出
し,両替機の硬貨払出し,ゲーム機のコイン払出し等に
用いられるコイン払出し装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】ホッパ底面に設けられた回転ディスクに
穿設した孔によりホッパ内のコインを捕捉し、孔に関連
して設けられたディスク裏面の突出片等によりホッパ内
のコインを1枚毎に押圧搬送してコイン排出口から払出
すようにしたコイン払出し装置として、特公昭55−4
8634号,特公昭63−36040号,実公平2−1
9882号等のものが既に公知である。
【0003】いずれのものも、ホッパ内のコインを捕捉
するために単一の回転ディスクを使用しており、効率の
良い払出し作業を行うためには、コインを捕捉するため
の孔をディスク面の同心円上に多数配設する必要が生
じ、結果的に、孔の配設位置を接近させるか、または、
ディスク自体の径を増大させて周方向に多数の孔を穿設
しなければならない。因みに、特公昭55−48634
号のディスクには孔が4個、特公昭63−36040号
のディスクには孔が5個穿設されている。
【0004】しかし、孔の配設位置を接近させるとディ
スクの表側で孔の縁部に十分な座ぐりを形成することが
できず、ホッパ内に貯溜されたコインに孔の縁部が引っ
掛かることがある。この状態でディスクを回転させる
と、特に、ホッパ内に多数のコインが残留して大きな荷
重が作用しているいるような場合では、モータに過負荷
が生じる恐れがある。また、ディスク自体の径を大きく
することによりディスクの周方向長さを増大させて多数
の孔を配備した場合には、ホッパ内のコインがディスク
に与える実質的な制止抵抗が半径の大きさに比例して増
大し、やはり、モータの過負荷が心配され、装置の大型
化にも繋がる。
【0005】逆に、径の小さなディスクに少数の孔を配
備してディスクの回転速度を速くすることで払出しの効
率を改善しようとしても、孔の縁部でコインが弾かれて
ディスクが空回りする現象が生じるため、コインの捕捉
率が低下し、十分な払出し効率を得ることができず、場
合によってはディスクの近傍でブリッジが発生し、ディ
スクによるコインの捕捉が全く困難となる場合もある。
【0006】また、この種のコイン払出し装置において
は、コインの残留を防止してホッパ内のコインを確実に
ディスクの配設位置に誘導する必要があり、ディスクの
近傍でホッパの径を絞ったり、または、ディスクの配設
位置に向けてホッパの底面を傾斜させたりする手法が一
般に用いられるが(特公昭55−48634号,特公昭
63−36040号,実公昭58−19646号等参
照)、このような構成によると、ブリッジ発生の確率は
一層大きくなる。なお、ブリッジとは、ホッパの底にあ
る多数のコインが複雑に絡み合って団塊と化し、コイン
の正常な流れが妨げられる現象であり、ホッパの底部に
光学式のエンプティセンサを設けたコイン払出し装置の
場合では、ブリッジによるホッパ底部の空洞化が払出し
コインなしとして誤認される恐れがある。
【0007】そこで、ブリッジの発生を防止するための
手段として、ディスクの中心や該ディスクに連動して回
転する送り羽根等にスパイラル状態の攪拌棒を立設して
回転させるようにしたコイン払出し装置が実公平2−1
9882号として提案されているが、これらの攪拌棒は
その軸を中心として定位置で回転するものに過ぎず、十
分な攪拌効果を期待することはできない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術の欠点を解消し、ディスクの駆動手段となるモ
ータに過大な負荷を与えることなく必要とされるコイン
の払出し効率を達成し、しかも、払出しの妨げとなるブ
リッジの発生を未然に防止することのできるコイン払出
し装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のコイン払出し装
置は、ベースプレート面上にコインを貯溜するホッパが
配設され、該ホッパの底面に、駆動手段によって駆動さ
れ、同期して回転する第1,第2のディスクが隣接して
ベースプレート面からコインの厚みに相当する距離だけ
離間して取付けられ、前記第1,第2のディスクには、
コインを貫通させる貫通孔と、該貫通孔を貫通してベー
スプレート面上に落下したコインを押圧搬送する突出片
を前記貫通孔に対応して備え、更に、前記第2のディス
クには第1のディスクにより搬送されてきたコインを押
圧搬送する突出片を有し、前記ベースプレートには第1
のディスクによって搬送されてきたコインを第2のディ
スクの領域に導くガイド片、および、第2のディスクに
よって搬送されてきたコインをコイン排出口に導くガイ
ド片を備えたことを特徴とする構成により前記目的を達
成した。
【0010】また、いずれか1つのディスクを回転させ
るモータと各ディスクの外周部に形成されて相互に噛合
する歯部とにより第1,第2のディスクを同期回転させ
ることにより駆動機構を簡素化して小型化し、各ディス
クの上面にディスクの回転中心から離間させて攪拌用の
突起を突設することにより、ブリッジの発生を予防し
た。
【0011】更に、各ディスクの貫通孔にディスク上面
で周方向に延びる緩やかな座ぐりを形成することにより
コインの引っ掛かりを予防し、モータの過負荷を防止し
た。
【0012】
【作用】ホッパの底面に配設された第1,第2のディス
クを駆動手段により同期回転させ、第1,第2のディス
クの貫通孔にホッパ内のコインを捕捉する。第1のディ
スクの貫通孔を通ってベースプレート面上に落下したコ
インは第1のディスクの突出片により押圧搬送され、該
突出片と協同してコインを導くガイド片により第2のデ
ィスクの領域に導かれる。第2のディスクの貫通孔を通
ってベースプレート面上に落下したコインは第2のディ
スクの突出片により押圧搬送され、また、第1のディス
クにより第2のディスクの領域に導かれたコインは、こ
れとは別に第2のディスクに設けられた突出片により押
圧搬送される。第2のディスクにより搬送されるコイン
は、第2のディスクに設けられた各突出片と協同してコ
インを導くガイド片によりコイン排出口に導かれ、該コ
イン排出口より払出される。
【0013】ディスク自体の径を大きくしてディスクの
周方向長さを増大させることによって多数の貫通孔を配
備するかわりに複数のディスクに貫通孔を分散して配備
するようにしたので、ディスイクの半径が小さくなり、
その分、ホッパ内のコインの接触によってディスクに与
えられる実質的な制止抵抗が減少し、モータの負荷が軽
減される。そして、分離して設けられた第1,第2のデ
ィスクの各々の配設位置、即ち、ホッパ底面の全体で払
出し対象となるコインが捕捉されるため、ホッパの径を
絞ったりディスクの配設位置に向けてホッパの底面を傾
斜させたりしてコインをディスクに導く必要がなくな
り、しかも、ホッパ底面の各部からコインが均等に取り
出されるので、コインの貯溜状態に偏りが生じにくく、
ブリッジの発生も未然に防止される。
【0014】また、いずれか1つのディスクを回転させ
るモータと各ディスクの外周部に形成されて相互に噛合
する歯部とにより第1,第2のディスクを同期回転させ
るようにしたので、各ディスクを同期回転させるための
格別の連動機構は不要であり、しかも、これに代わる同
期回転機構がホッパ底面に併設された第1,第2のディ
スクと同一平面上に形成されるので、装置全体が小形化
される。
【0015】また、相異なる位置に配備された各ディス
クの上面には各々ディスクの回転中心から離間して攪拌
用の突起が突設され、これら攪拌用の突起がディスクの
回転に伴って公転移動することによりホッパ底面の全体
にわたってコインを攪拌するので、コインの貯溜状態に
偏りが生じにくく、ブリッジの発生がより確実に防止さ
れる。
【0016】更に、複数のディスクに貫通孔を分散配備
する構成により各ディスクにおける貫通孔の配設間隔を
大きくし、ディスク上面で周方向に延びる緩やかな座ぐ
りを各貫通孔毎に形成したので、ホッパ内に貯溜された
コインに孔の縁部が引っ掛かるといったこともなく、モ
ータの負荷がより確実に軽減される。
【0017】
【実施例】図1は一実施例のコイン払出し装置1の外観
を示す斜視図であり、符号2はホッパ、符号3は払出し
装置本体である。払出し装置本体3は、図1および図2
に示されるように、概略において、ベースプレート4、
第1のディスク5、第2のディスク6、ケーシング7、
払出し検出器8、第1のディスク5および第2のディス
ク6の駆動手段となるギャードモータ9により構成され
る。
【0018】図2に示されるように、第1のディスク5
には、払出し対象となるコインの外径に相当する内径を
有する2つの貫通孔10a,10bが、該ディスク5の
周方向に180度位相をずらせて同心円上に穿設されて
いる。また、第1のディスク5には、各貫通孔10a,
10bを中心として該ディスク5の周方向へと延びる緩
やかな擂り鉢状の座ぐり11が形成され、更に、2つの
貫通孔10a,10bと各々90度位相をずらせて、略
円錐台型に形成された2つの攪拌用の突起12a,12
bが突設されている。表側の構造に関しては第2のディ
スク6も第1のディスク5と同様であり、コインの外径
に相当する内径を有する2つの貫通孔13a,13b、
各貫通孔13a,13b毎の座ぐり14、および、攪拌
用の突起15a,15bを備えている。第1のディスク
5および第2のディスク6の外周には相互に噛合する平
歯車状の歯部16および17が全周にわたって形成さ
れ、歯部16と歯部17との噛合により第1のディスク
5と第2のディスク6とが1対1の回転比で回転するよ
うになっている。
【0019】一方、ベースプレート4上には、第1のデ
ィスク5および第2のディスク6を内嵌するキャビティ
領域18,19が連設して一体的に形成され、第2のデ
ィスク6は、キャビティ領域19の孔21から突出する
ギャードモータ9の出力軸22に一体的に固着され、図
4を基準に反時計方向に回転する。また、第1のディス
ク5はキャビティ領域18の孔20に設けられた図示し
ない軸受けにより回動自在に軸支され、第2のディスク
6の回転に従動して図4を基準に時計方向に回転する。
【0020】第1のディスク5の裏面には、図4に破線
(かくれ線)で示すように、貫通孔10aから第1のデ
ィスク5の反回転方向に一定の間隔をおいて、貫通孔1
0aに対応する突出片となる略円弧状の複数の突条23
aが同心円上に突設され、また、同様に、貫通孔10b
から第1のディスク5の反回転方向に一定の間隔をおい
て、貫通孔10bに対応する突出片となる略円弧状の複
数の突条23bが同心円上に突設されている。一方、第
2のディスク6の裏面には、図4に破線(かくれ線)で
示すように、貫通孔13aにおける第2のディスク6の
反回転方向側端部に直近して貫通孔13aに対応する突
出片24aが突設され、また、同様に、貫通孔13bに
おける第2のディスク6の反回転方向側端部に直近して
貫通孔13bに対応する突出片24bが突設されてい
る。第2のディスク6の裏面には、更に、突出片24
a,24bからディスク6の反回転方向に少なくとも払
出し対象となるコイン1枚分の間隔を開けて突出片25
a,25bが突設され、突出片24aと25aとの間、
および、突出片24bと25bとの間に、コインの一時
保持領域となるコインチェンバ26a,26bが形成さ
れる。
【0021】突条23a,23bおよび突出片24a,
24b,25a,25bはいずれもコインを押圧搬送す
るための突出片である。各突出片23a,23b,24
a,24b,25a,25bの突出量は、払出し対象と
なるコイン1枚分の厚みよりも僅かに大きく、これらの
突出片により第1のディスク5および第2のディスク6
の裏面とキャビティ領域18,19との間に、コインの
厚みに相当する間隙が形成される。
【0022】また、図2に示されるように、ベースプレ
ート4のキャビティ領域18には、第1のディスク5の
貫通孔10a,10bを通ってキャビティ領域18上に
落下し、突条23a,23bにより押圧搬送されるコイ
ンを該突条23a,23bと協同してキャビティ領域1
9に導くためのガイド片27がコインの厚みに対応して
突設されている。ガイド片27は、突条23a,23b
との干渉を避けるため、突条23a間に形成される谷部
および突条23b間に形成される谷部の移動軌跡(両者
は同一である)を補間する複数の略円弧状の突条27a
の集合体により、全体として略矩形状の突起として構成
される。また、キャビティ領域19には、第2のディス
ク6の突出片24a,24b,25a,25bにより押
圧搬送されるコインを該突出片24a,24b,25
a,25bと協同してコイン排出口29に導くためのガ
イド片28がコインの厚みに対応して突設され、ガイド
片28の先端部は突出片24a,24b,25a,25
bとの干渉を避けるように切欠かれている。コイン排出
口29の上端縁部はキャビティ領域19と同一面上にあ
る。
【0023】ベースプレート4はその四隅に穿設された
捩子穴31を介し、捩子30により、ギャードモータ9
を内装したケーシング7に固着される。ケーシング7の
一側、つまり、ベースプレート4のコイン排出口29に
対応する位置には斜面32が形成され、コイン排出口2
9から落下してくるコインを転動させて自動販売機の釣
銭払出し口,両替機の硬貨払出し口,ゲーム機のコイン
払出し口等に払出すようになっている。
【0024】コイン排出口29に臨んでベースプレート
4上に設けられた払出し検出器8は、図3(a)に示さ
れるように、先端屈曲部34aをキャビティ領域19の
面に沿って延出させ、ピン35によりベースプレート4
に対し揺動自在に軸支された検出レバー34と、該レバ
ー34に一体的に取付けられた遮光板33と、一端をベ
ースプレート4上に固着され、図3(a)の反時計方向
にレバー34を付勢するコイルスプリング36と、遮光
板33を挟持するようにしてベースプレート4上に固着
されたフォトカプラ37等によって構成される。なお、
図3(a)の状態が検出レバー34の初期位置、つま
り、非作動位置である。
【0025】図3(a)では、一例として、キャビティ
領域19のガイド片28と第2のディスク6の突出片2
5aとの協同動作によってコインが払出される場合につ
いて示している。
【0026】図3(a)の状体から第2のディスク6が
更に反時計方向に回転すると、ガイド片28で一側を保
持され突出片25aにより押圧搬送されるコインの一部
が図3(b)に示されるようにキャビティ領域19から
コイン排出口29の領域に突出し、突出したコインの端
部が検出レバー34の直線部分を押圧して、該レバー3
4および遮光板33がコイルスプリング36の付勢力に
抗して時計方向に回転し、遮光板33がフォトカプラ3
7の発光素子と受光素子との間に侵入して受光素子の検
出状態を暗転させる。すると、図示しない制御装置は、
受光素子の暗転の瞬間を検出してコインの払出しを検知
する。
【0027】コインがコイン排出口29を貫通して抜け
落ちるまでは、検出レバー34を押圧するコインの突出
量に応じて検出レバー34および遮光板33が時計方向
へと回転するが、前述したように、払出しの検出タイミ
ングはフォトカプラ37の受光素子が暗転する瞬間であ
り、このとき以外、払出し信号は出力されない。そし
て、コイン排出口29の領域に突出したコインの端部が
検出レバー34の直線部分と先端屈曲部34aとの堺と
なる屈折部を越え、コインの大部分が図3(c)に示さ
れるようにキャビティ領域19から突出してコイン排出
口29の領域に侵入すると、先端屈曲部34aの内側凹
部がコインの端部と嵌合することにより、検出レバー3
4がスプリング36の付勢力で僅かに反時計方向に戻
り、コイルスプリング36の蓄圧力が減衰する。コイル
スプリング36の付勢力は自由状態(コインを挟んでい
ない状態)にある検出レバー34および遮光板33を初
期位置に復帰させるに足る必要最小限度のものに設定さ
れており、しかも、コインの大部分がコイン排出口29
の領域に侵入した状態では、先端屈曲部34aの内側凹
部がコインの端部と嵌合してコイルスプリング36の蓄
圧力が減衰するので、図3(c)の状態にあるコインが
検出レバー34によって強く挾圧されることはなく、コ
インはその自重によりコイン排出口29を介して簡単に
落下することができる。
【0028】また、ホッパ2は、図1に示されるよう
に、底部に二つの貫通孔38,39を備えたホッパベー
ス40と、該ホッパベース40に外嵌して多数のコイン
を貯溜するためのエクステンションチューブ41とから
なる。ホッパベース40の下面には図示しないダボが突
設されており、このダボがベースプレート4側の孔42
と嵌合してベースプレート4に対するホッパベース40
の位置決めおよび固定がなされる。ホッパベース40の
貫通孔38,39はベースプレート4における第1のデ
ィスク5および第2のディスク6の配設位置に対応して
穿設されており、貫通孔38,39の内径は第1のディ
スク5および第2のディスク6の外径に比べて僅かに小
さい。より具体的に言えば、貫通孔38,39の内径は
平歯車としての第1のディスク5および第2のディスク
6の基準円と同等か、もしくは、これよりも僅かに小さ
く、この構成により、ホッパ2内に貯溜されたコインと
第1のディスク5および第2のディスク6の歯部16,
17との干渉が防止される。ホッパベース40の底部に
は貫通孔38,39を中心とする擂り鉢の緩やかな斜面
が形成されている。
【0029】ホッパ2の底面は実質的にホッパベース4
0および第1のディスク5,第2のディスク6によって
構成されており、従って、ホッパ2の底面に第1のディ
スク5および第2のディスク6が隣接して取付けられて
いると言って差支えない。エクステンションチューブ4
1の内側下部もしくはホッパベース40の内側には、コ
インの貯溜不足を検出して自動販売機の釣銭切れ表示,
両替機やゲーム機の使用禁止表示等を行うためのエンプ
ティセンサが装備されるが、エンプティセンサの構成お
よび取付け位置等に関しては周知であるので特に説明し
ない。
【0030】次に、図4乃至図12を参照して本実施例
におけるコイン払出し装置1の払出し動作について説明
する。実施例のコイン払出し装置1は、自動販売機から
の釣銭払出し指令や両替機からの硬貨払出し指令、もし
くは、ゲーム機からのコイン払出し指令等を受けて貨幣
としてのコインまたはゲーム用コインを1枚ずつ払出
し、また、払出し検出器8からの払出し信号により払出
し実行の有無を制御装置が検知して一連のシーケンス動
作を行うという点で従来装置と同様であり、以下の説明
では、専ら、前述の構成に基く機械的な動作とこれに伴
う作用,効果について述べる。
【0031】まず、適宜の払出し指令によってギャード
モータ9の駆動が開始されると、該モータ9の出力軸2
2に固着された第2のディスク6が図4を基準に反時計
方向に回転し、同時に、第1のディスク5が時計方向に
回転する。ホッパ2内に貯溜されているコインのうち下
層にあるものは、上層に位置するコインの重みとそれ自
体の自重によりホッパベース40の擂り鉢状の底部に沿
って第1のディスク5または第2のディスク6の上面に
導かれているので、これらのコインが第1のディスク5
または第2のディスク6の表面に接触し押圧する。
【0032】従って、第1のディスク5および第2のデ
ィスク6の表面にはコインによってもたらされる制止抵
抗、つまり、ディスク面とコインとの間の摩擦力により
ディスク5,6の回転を制止しようとする力が作用し、
ギャードモータ9に負荷が作用する。前述したように各
ディスク5,6はキャビティ領域18,19の面に対し
てコインの厚みだけ離間しており、また、各ディスク
5,6自体も一定の厚みを持っている。よって、特に、
第1のディスク5においては貫通孔10a,10bの穿
設位置でコインとの引っ掛かりが生じやすく、また、第
2のディスク6においては貫通孔13a,13bの穿設
位置でコインとの引っ掛かりが生じやすくなる。しか
し、各貫通孔10a,10bおよび13a,13bの外
周部には各々ディスク5,6の周方向に沿って延びる擂
り鉢状の座ぐり11,14が形成されているので、多数
の孔をディスク面の同心円上に密接配備した従来のディ
スク、即ち、孔の周りに十分な座ぐりを形成することの
できないディスクに比べ、孔縁部の引っ掛かりによって
生じる制止抵抗が緩和される。
【0033】また、ディスク自体の径を増大させて本実
施例と同様の座ぐりを各孔毎に設けたディスクと比べて
も、その効果は同様である。例えば、本実施例と同様の
硬貨捕捉能力を達成するためには、従来品においてもや
はり4個の孔が必要となるが、ディスクが1枚しかない
以上、従来品においては該4個の孔を単一のディスクに
穿設しなければならない。ここで、もし、各孔毎に本実
施と同様に十分な座ぐりを設けるとすれば、各孔の穿設
位置を離間させなければならず、その結果、ディスクの
径は必然的に増大する。各孔の縁部に引っ掛かるコイン
によってもたらされる制止抵抗が同一であるとすれば、
モータに作用する制止抵抗はディスクの中心と各孔の穿
設位置との間の距離および孔の個数で決まる。例えば、
孔自体に作用する制止抵抗をfconst.、径を増大させて
各孔毎に本実施例と同様の座ぐりを形成したディスクの
中心と各孔の穿設位置との間の距離をRとすれば、モー
タに作用する制止抵抗は4・R・fconst.となり、本実
施例におけるディスク5,6の中心と各孔の穿設位置と
の間の距離をrとすれば、モータに作用する制止抵抗は
4・r・fconst.である。r<Rにより4・r・fcons
t.<4・R・fconst.となることは自明であり、径を増
大させて座ぐりを形成するよりも、本実施例のように、
同一径のディスクを併設して各ディスクに必要量の半数
の孔を設けた方がモータに作用する負荷が少ないことは
明らかである。
【0034】そして、ホッパ2の下層に貯溜されたコイ
ンが第1のディスク5または第2のディスク6に摺接し
た状態でこれらのディスク5,6が回転すると、第1の
ディスク5に突設された撹拌用の突起12a,12bお
よび第2のディスク6に突設された撹拌用の突起15
a,15bがこれらのコインを攪拌してその姿勢および
位置を様々に変化させる。すると、いずれは、下層部に
位置するコインと第1のディスク5における貫通孔10
a,10bの回転位置または第2のディスク6における
貫通孔13a,13bの回転位置とが合致し、コインは
これらの貫通孔10a,10bまたは13a,13bを
通ってキャビティ領域18上またはキャビティ領域19
上に落下することとなる。
【0035】そこで、第1のディスク5における貫通孔
10aを通ってキャビティ領域18上に落下したコイン
Aおよび貫通孔10bを通ってキャビティ領域18上に
落下したコインBは、各々、図4に示されるように、こ
れらの貫通孔10a,10bに対応して第1のディスク
5の裏面に設けられた突条23aおよび突条23bによ
りキャビティ領域18上を時計方向に押圧搬送される。
そして、突条23aにより押圧搬送されるコインAの端
部が図5に示されるようにガイド片27の側面に当接す
ると、ガイド片27により端部を保持されたコインAは
突条23aの押圧力によりガイド片27の側面に沿って
第2のディスク6のキャビティ領域19に向けて徐々に
送り出されてゆく。また、第1のディスク5と同期して
回転する第2のディスク6のコインチェンバ26bは、
キャビティ領域18とキャビティ領域19との連合部に
向けて徐々に反時計方向に回転移動する。
【0036】そして、突条23aの押圧によりガイド片
27の側面に沿って搬送されるコインAの約1/2がキ
ャビティ領域19へ送り出された段階で、図6に示され
るように、反時計方向に回転する第2のディスク6のコ
インチェンバ26bがキャビティ領域18とキャビティ
領域19との連合部まで回転し、また、ディスク5の貫
通孔10aはガイド片27の配設位置を越え、再び新た
なコインA′を受け入れることが可能な状態となる。
【0037】ディスク5,6が更に回転し、突条23a
でガイド片27の側面に沿って押圧搬送されるコインA
の約3/4がキャビティ領域19へ送り出されると、図
7に示されるように、第2のディスク6におけるコイン
チェンバ26bの突出片25bがキャビティ領域19に
侵入したコインAの外周に接近して遂にはこれと接触
し、その大半をキャビティ領域19に侵入させたコイン
Aをコインチェンバ26b内に収容し、該コインチェン
バ26b内に収容隔離したコインAをキャビティ領域1
9内で反時計方向に押圧搬送する。
【0038】貫通孔10bを通ってキャビティ領域18
上に落下したコインBは貫通孔10bに対応して第1の
ディスク5の裏面に設けられた突条23bによりキャビ
ティ領域18上を時計方向に押圧搬送され、前記と同様
にしてコインチェンバ26a内に収容隔離される。図8
に示される状態と図4に示される状態とではディスク
5,6の位相が共に180度ずれているが、コインAを
コインBと読み替え、各符号の添字aを添字bに、ま
た、添字bを添字aに読み替えれば、前述したコインA
の搬送過程とコインBの搬送過程とは全く同一である。
貫通孔10aを通ってキャビティ領域18上に落下した
コインAは必ずコインチェンバ26b内に収容隔離さ
れ、また、貫通孔10bを通ってキャビティ領域18上
に落下したコインBは必ずコインチェンバ26a内に収
容隔離される。ディスク5,6の回転比が1対1である
ため、この対応関係は不変である。
【0039】第2のディスク6は第1のディスク5にお
ける貫通孔10a,10bと同等の貫通孔13a,13
bを備えており、該ディスク6に摺接したコインを第1
のディスク5の場合と同様、直接的に捕捉することがで
きる。つまり、第2のディスク6における貫通孔13a
を通ってキャビティ領域19上に落下したコインCおよ
び貫通孔13bを通ってキャビティ領域19上に落下し
たコインDは、図9に示されるように、各々、これらの
貫通孔13a,13bに対応して第2のディスク6の裏
面に設けられた突出片24aおよび突出片24bにより
キャビティ領域19上を反時計方向に押圧搬送される。
【0040】また、第1のディスク5の貫通孔10aに
よって捕捉され突条23aによりコインチェンバ26b
内に収容隔離されたコインAおよび貫通孔10bによっ
て捕捉され突条23bによりコインチェンバ26a内に
収容隔離されたコインBの各々は、突出片24aおよび
突出片24bに対応して第2のディスク6の裏面に設け
られた突出片25aおよび突出片25bにより、前述し
た通り、キャビティ領域19上を反時計方向に押圧搬送
される。つまり、突出片25aおよび突出片25bは第
1のディスク5により搬送されてきたコインを押圧搬送
するための突出片である。
【0041】図9に示す例では、コインチェンバ26a
内に収容隔離されてキャビティ領域19上を反時計方向
に押圧搬送されてきたコインBの端部がガイド片28に
保持され、突出片25aの押圧により該コインBの大半
がキャビテイィ領域19からコイン排出口29の領域に
送り出された状態を示している。既に説明したように、
この状態で払出し検出器8における先端屈曲部34aの
内側凹部が図3(c)に示されるようにコインBの外周
と嵌合し、該コインBがその自重によりコイン排出口2
9から落下してケーシング7の斜面32を介して外部に
払出される。なお、払出し検出器8による払出し検出タ
イミングは、図3(b)に示されるように、図3(c)
および図9の状態よりも前である。
【0042】そして、第2のディスク6が更に反時計方
向に回転すると、コインBを排出したコインチェンバ2
6aがガイド片28の配設位置を越えるが、該コインチ
ェンバ26aは第2のディスク6の表面に摺接する下層
部のコインに対して完全に隔離されているので、新たな
コインが直接侵入することはなく、空の状態を維持した
ままキャビティ領域18とキャビティ領域19との連合
部に向けて回転し、図10に示されるように、ディスク
5における突条23bで押圧搬送されてくるコインの収
容を待機することとなる。また、ディスク6の突出片2
4bで押圧搬送されてきたコインDは前記と同様にして
コイン排出口29より払出される。なお、図10に示さ
れる状態は、各符号の添字aを添字bに、また、添字b
を添字aに読み替えることにより、図5の状態と同様と
なる。
【0043】そして、反時計方向に回転する第2のディ
スク6の貫通孔13bがイド片28の配設位置を越える
と、図11に示されるように、該貫通孔13bに新たな
コインD′を受け入れることが可能な状態となる。各符
号の添字aを添字bに、また、添字bを添字aに読み替
えれば、図11の状態は図6の状態と同様である。
【0044】更にディスク6が回転すると、図12に示
されるように、コインチェンバ26b内に収容隔離され
たコインAが突出片25bによりコイン排出口29より
払出され、空となったコインチェンバ26bはキャビテ
ィ領域18とキャビティ領域19との連合部に向けて回
転し、ディスク5における突条23aで押圧搬送されて
くるコインの収容を待機することとなる。各符号の添字
aを添字bに、また、添字bを添字aに読み替えれば、
図12の状態は図7の状態と同様である。
【0045】以下、コイン払出し装置1は前記と同様の
払出しサイクルを繰り返し実行し、第2のディスク6の
貫通孔13a,13bを介してキャビティ領域19上に
落下したコインを突出片24aおよび突出片24bによ
りキャビティ領域19から直接コイン排出口29に払出
す一方、第1のディスク5の貫通孔10a,10bを介
してキャビティ領域18上に落下したコインは突条23
a,23bによりキャビティ領域18からキャビィ領域
19に送り出し、第2のディスク6のコインチェンバ2
6b,26aを介してコイン排出口29に払出す。
【0046】この間、ホッパ2の下層に位置するコイン
が各ディスク5,6に設けられた相互に離間する突起1
2a,12bおよび15a,15bにより全体的に攪拌
されると共に、2枚のディスク5,6に設けられた貫通
孔10a,10bと13a,13bが相異なる位置を中
心として回転移動しながらホッパ2の底面の様々な位置
からコインを均等に捕捉し、しかも、ホッパ2自体に不
用意な傾斜や縮径部が設けられていないので、コインの
貯溜状態に偏りが生じにくく、ブリッジの発生が未然に
防止され、この結果、エンプティセンサによる貯留量の
誤判断も防止される。
【0047】また、ホッパ2の底部が略平面状に構成さ
れているため、ホッパの占有空間を同一として比較する
と、底部に斜面を設けた従来品に比べて実質的なコイン
の貯溜量を増大させることがてき、また、コインの貯溜
量を従来品のホッパと同一とするのであれば、装置全体
を小形化できる。また、ディスク5,6を同期回転させ
るための手段は該ディク5,6自体の外周に設けられた
歯部16,17によってディスク5,6と同一平面内に
構成されているので、各ディスク5,6を個別の駆動系
で駆動して回転の同期をとるような構成に比べ、装置全
体が小形化される。
【0048】そして、ディスク5,6を併設することに
よりディスクの径が縮小され、ディスクに作用するコイ
ンの荷重やその引っ掛かりによって生じるモータへの負
荷が減少することは先に述べた通りであり、また、ディ
スク1枚当りに穿設すべき孔の数が減少することにより
制止抵抗軽減のための座ぐりが十分に形成できる点も先
に述べた通りである。
【0049】
【発明の効果】本発明のコイン払出し装置は、コインを
捕捉するための貫通孔を複数のディスクに分散して配備
することによりホッパ底面の全体で払出し対象となるコ
インを捕捉するようにしたので、ホッパの径を絞ったり
ディスクの配設位置に向けてホッパの底面を傾斜させた
りしてコインを導く必要がなくなり、しかも、ホッパ底
面の各部を突起で攪拌しながらコインが均等に取り出さ
れるので、コインの貯溜状態に偏りが生じにくく、ブリ
ッジの発生が未然に防止される。
【0050】また、ディスク1枚当りに配備する貫通孔
の数が減少するため各貫通孔毎に十分な座ぐりを形成す
ることができ、しかも、ディスク1枚毎の径が小さくな
って制止抵抗のモーメントに関与する腕の長さが短くな
るので、ホッパ内のコインの接触および各貫通孔に対す
るコインの引っ掛かりによってディスクに与えられる実
質的な制止抵抗が減少し、モータの負荷が軽減される。
【0051】また、いずれか1つのディスクを回転させ
るモータと各ディスクの外周部に形成された歯部とによ
り各ディスクを同期回転させるようにしたので、各ディ
スクを同期回転させるための格別の連動機構は不要であ
って、ディスクを併設することによって生じる装置の大
型化や製造コストの上昇が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のコイン払出し装置の外観を
示す斜視図である。
【図2】同実施例のコイン払出し装置を簡易に分解して
示す斜視図である。
【図3】同実施例のコイン払出し装置における払出し検
出器の動作を示す図である。
【図4】同実施例のコイン払出し装置によるコインの搬
送過程を示す図である。
【図5】同実施例のコイン払出し装置によるコインの搬
送過程を示す図である。
【図6】同実施例のコイン払出し装置によるコインの搬
送過程を示す図である。
【図7】同実施例のコイン払出し装置によるコインの搬
送過程を示す図である。
【図8】同実施例のコイン払出し装置によるコインの搬
送過程を示す図である。
【図9】同実施例のコイン払出し装置によるコインの搬
送過程を示す図である。
【図10】同実施例のコイン払出し装置によるコインの
搬送過程を示す図である。
【図11】同実施例のコイン払出し装置によるコインの
搬送過程を示す図である。
【図12】同実施例のコイン払出し装置によるコインの
搬送過程を示す図である。
【符号の説明】
1 コイン払出し装置 2 ホッパ 3 払出し装置本体 4 ベースプレート 5 第1のディスク 6 第2のディスク 9 ギャードモータ 10a 貫通孔 10b 貫通孔 11 座ぐり 12a 撹拌用の突起 12b 撹拌用の突起 13a 貫通孔 13b 貫通孔 14 座ぐり 15a 撹拌用の突起 15b 撹拌用の突起 16 歯部 17 歯部 18 ベースプレート上のキャビティ領域 19 ベースプレート上のキャビティ領域 23a 突条 23b 突条 24a 突出片 24b 突出片 25a 突出片 25b 突出片 27 ガイド片 28 ガイド片 29 コイン排出口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースプレート面上にコインを貯溜する
    ホッパが配設され、該ホッパの底面に、駆動手段によっ
    て駆動され、同期して回転する第1,第2のディスクが
    隣接してベースプレート面からコインの厚みに相当する
    距離だけ離間して取付けられ、 前記第1,第2のディスクには、コインを貫通させる貫
    通孔と、該貫通孔を貫通してベースプレート面上に落下
    したコインを押圧搬送する突出片を前記貫通孔に対応し
    て備え、 更に、前記第2のディスクには第1のディスクにより搬
    送されてきたコインを押圧搬送する突出片を有し、 前記ベースプレートには第1のディスクによって搬送さ
    れてきたコインを第2のディスクの領域に導くガイド
    片、および、第2のディスクによって搬送されてきたコ
    インをコイン排出口に導くガイド片を備えたコイン払出
    し装置。
  2. 【請求項2】 いずれか1つのディスクを回転させるモ
    ータと各ディスクの外周部に形成されて相互に噛合する
    歯部とにより第1,第2のディスクを同期回転させるよ
    うにした請求項1記載のコイン払出し装置。
  3. 【請求項3】 各ディスクの上面にディスクの回転中心
    から離間させて攪拌用の突起を突設した請求項1または
    請求項2記載のコイン払出し装置。
  4. 【請求項4】 各ディスクの貫通孔に、ディスク上面で
    周方向に延びる緩やかな座ぐりを形成した請求項1,請
    求項2または請求項3記載のコイン払出し装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012123712A (ja) * 2010-12-10 2012-06-28 Asahi Seiko Co Ltd ディスク搬送装置
JP2012223385A (ja) * 2011-04-20 2012-11-15 Asahi Seiko Co Ltd メダル投入装置およびそれを備えたメダル貸出機並びに遊技機
JP2013031602A (ja) * 2011-08-03 2013-02-14 Asahi Seiko Co Ltd メダル搬送装置を備えたゲーム機
US10255744B2 (en) 2010-12-10 2019-04-09 Asahi Seiko Co., Ltd. Disk transferring device and disk dispensing device

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