JPH06332U - 電気掃除機の吸込口体 - Google Patents

電気掃除機の吸込口体

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Publication number
JPH06332U
JPH06332U JP4722592U JP4722592U JPH06332U JP H06332 U JPH06332 U JP H06332U JP 4722592 U JP4722592 U JP 4722592U JP 4722592 U JP4722592 U JP 4722592U JP H06332 U JPH06332 U JP H06332U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
motor
belt chamber
pulley
rotating brush
Prior art date
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Pending
Application number
JP4722592U
Other languages
English (en)
Inventor
博見 神原
Original Assignee
赤井電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 赤井電機株式会社 filed Critical 赤井電機株式会社
Priority to JP4722592U priority Critical patent/JPH06332U/ja
Publication of JPH06332U publication Critical patent/JPH06332U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータからベルトを介して回転が伝達される
回転ブラシを備えた電気掃除機の吸込口体であって、ベ
ルト室に少なくとも前記ベルトと、モータプーリ及び回
転ブラシプーリが収納されたものにおける、前記ベルト
室を形成する壁部と前記回転ブラシとの空隙からの、こ
のベルト室への塵埃の侵入を防止する。 【構成】 モータプーリ8にファン20を設け、ベルト
室13を形成する壁部と回転ブラシ4との空隙19から
このベルト室13内の空気を室外に送り出すようにし
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、電気掃除機の、回転ブラシを有する吸込口体に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の吸込口体として図2に示すものが知られている。 図において、1は吸込口体のハウジングであり、下ハウジング2と上ハウジン グ3とから構成されている。4は回転ブラシであり、両端には支軸5が埋設され ており、この支軸5は、上下ハウジング2、3で挟持される軸受6により、回動 自在に保持されている。
【0003】 7は、上下ハウジング2、3で挟持されたモータであり、回転軸の一端にはモ ータプーリ8が圧入若しくはねじ(図示せず)等で固着されており、ベルト9に よって、回転ブラシ4と一体となって形成されている回転ブラシプーリ10に動 力が伝達される構造となっている。また、モータ7の過熱防止のため、上ハウジ ング3側には外部空気導(出)入口11が穿設されている。
【0004】 一方、12は上下ハウジング2、3により立設されたリブによって構成されて いる吸込ダクト部であり、モータ7、ベルト9等が収納されたベルト室や、車輪 (図示せず)が取り付く他の空間14とは完全に隔絶されている。 15、16は、下ハウジング2側に形成された吸入口であり、床面(ジュウタ ン等)上の塵埃を、後述する回転ブラシ4の働きと、ジョイント17以降に接続 される掃除機本体(図示せず)からの吸引力で効果的に集塵する開口部である。 また、前述の回転ブラシ4には、図示の如く獣毛や化繊糸(ナイロン)等を束 ねて植毛(植毛部を18で示す)したり、図示していないゴムブレードをはめ込 んだりし、柔軟なカーペットの表面ばかりでなく、内部(深部)に埋没している 塵埃も、掻き出す効果を狙っている。
【0005】 次に、上記した吸込口体の作用について説明する。 上記のように構成された吸込口体がカーペット上等に置かれ、ジョイント17 に掃除機本体が接続され、運転状態での作動を以下に述べる。 モータ7に電力が供給され、回転軸に固着されたモータプーリ8が回転すると 、ベルト9を介して動力が回転ブラシプーリ10に伝達される。 この回転ブラシプーリ10が一体成形されている回転ブラシ4は、前述の構成 説明の如く、両端の支軸5が軸受6で回転自在に保持されているため、カーペッ ト表面に抗して一方向に回転運動が与えられる。
【0006】 上記カーペット表面や内部の塵埃は、回転ブラシ4の回転と共に、植毛部18 や前記ゴムブレードの運動作用により掻き上げられ、吸入口15、16から、斜 線を施した矢印の如く吸込ダクト部12を通過し、ジョイント17に接続されて いる掃除機本体側へ導かれてゆく。 この吸入口15、16付近で掻き上げられ浮遊する塵埃は、その全てが直ちに 上述のように吸込ダクト部12を通過し、掃除機本体側へ導かれるのが望ましく 、モータプーリ8、回転ブラシプーリ10及びベルト9が収納された動力伝達部 や、モータ7が収納されたモータ部への侵入は望ましくない。
【0007】 ところで、一般に動力を得て回転する回転ブラシ4と、動力を受け取る回転ブ ラシプーリ10は一体となっていて、1000〜5000回転/分で回る必要がある。こ のため、上下ハウジング2、3から延設されるリブにより塵埃の侵入を防ぐ壁部 を設けても、回転する回転ブラシ4と静止している前記リブとの間に空隙19が 生じるのは止むを得ない。なぜならば、この空隙19は、部品のバラツキ、組立 のバラツキを吸収する上で必要であり、また同時に回転負荷変動も考慮すると必 要なものである。
【0008】 従って、前述の塵埃の一部は、前記空隙19よりの侵入が容易となり、回転ブ ラシプーリ10、ベルト9、モータプーリ8等の表面に付着する。そしてこの塵 埃付着により表面摩擦力が著しく低下するため、スリップを生じたり、発熱、発 煙を生ずることもあり、ベルト9が切断することもある。 従来、塵埃等が上記のような空隙から侵入するのを防止するために、この空隙 に発泡スポンジやフェルト等の詰め物を取り付けたものも知られている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
前記空隙に前記のような詰め物を取り付けると、塵埃等の侵入は防止できるが 、この詰め物が圧縮された状態で回転ブラシの外周面に圧接されているので、摩 擦により発熱を生じ、詰め物の早期劣化を招く。 この考案は、上記従来の吸込口体が有する課題を解決するためになされたもの であり、前記した動力伝達部への塵埃の侵入を防止することができる電気掃除機 の吸込口体を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この考案は前記の課題を解決するために、モータからベルトを介して回転が伝 達される回転ブラシを備えた電気掃除機の吸込口体であって、ベルト室に少なく とも前記ベルトと、モータプーリ及び回転ブラシプーリが収納されたものにおい て、前記モータプーリにファンを設け、前記ベルト室を形成する壁部と前記回転 ブラシとの空隙からこのベルト室内の空気を室外に送り出すようにしたものであ る。
【0011】
【作用】
前記のように構成された電気掃除機の吸込口体では、前記ファンの回転により 、前記ベルト室が陽圧になり、前記空隙から室外に送り出される空気流によって 、この空隙からの塵埃の侵入が防止される。
【0012】
【実施例】
以下に、この考案の一実施例を図1について説明する。 図1において、従来例を説明するのに用いた図2と同一部分には同一符号を付 してあるので、その詳細な説明は省略する。 図中、20はモータプーリ8に一体に形成若しくは固着取付されたファンであ り、モータ7の回転によりモータプーリ8と一体となって同一方向に回転送風す るものである。21はベルト室隔壁であり、上下ハウジング2、3より立設され 、その一部には通風孔22を穿設してある。前記ベルト室隔壁21により、モー タ室と分離されたベルト室13が形成される。 但し、上記ベルト室隔壁21及びその通風孔22は、この考案での効果の説明 をより容易にするためのものであり、この考案の要旨とは直接関係はない。
【0013】 上記のように構成された吸込口体では、従来のものと同様にモータ7が回転す ると、前記モータプーリ8からベルト9を介して動力が回転ブラシプーリ10へ 伝達され、回転ブラシ4が矢印cの如く回転する。 ここで、ファン20が矢印dで示す方向に回転すると、気流が発生し、略白抜 き矢印の如くベルト室13内の空気が流れる。 前記上ハウジング3には前述の如く、モータ7の過熱防止のため、外部空気導 入口11が穿設されている。このため、モータ7の周辺の空気は、通風孔22を 通り、ベルト室13へ積極的に導かれ、モータ7の周辺と比較してベルト室13 は圧力が高くなる(陽圧)。 従って、ベルト室13の空気は、回転ブラシプーリ10近傍の空隙19から吸 入口15、16側へ出て行く結果となる。
【0014】 一方、回転ブラシ4の回転で掻き上げられる塵埃の一部が、上記空隙19から ベルト室13へ侵入しようとしても、上記の流出していく空気圧に押し戻され、 従来のようなベルト室13への侵入は阻止される。 また、同時に強制空気流をベルト室13内に生じさせているため、常にモータ プーリ8、ベルト9、回転ブラシプーリ10の冷却も行なわれる。
【0015】 尚、上記説明では、ベルト室隔壁21及び通風孔22を用いベルト室13を表 示して説明しているが、必ずしもその必要はない。つまり、ファンのひねり角を 効果的な角度にしたり、ファンの枚数を増したり、またはファンの外形を大きく することでも、充分その目的、効果は期待できるからである。 また、上記実施例では、ファン20をモータプーリ8の根元側に形成したが、 先端部に形成してもよい。加えて、空気流が更に効率良く空隙19へ導かれるよ うに、整流板等を設置することもこの考案の効果を助長する。
【0016】
【考案の効果】
以上説明した如く、この考案によれば、特に従来品に新たにシーリング部品等 を追加することなく、必要充分な空隙を確保したまま、塵埃、綿ゴミ等のベルト 室への侵入を阻止することができる上、プーリ、ベルト等の摩擦駆動部品を常に 冷却できるため、従来のような有害なスリップ、発熱、発煙、騒音を未然に防止 することができ、品質維持、耐久性共に期待する効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示すものであり、(a)
は吸込口体の平面図、(b)は(a)の要部を示すA−
A線断面図である。
【図2】従来例を示すものであり、(a)は吸込口体の
平面図、(b)は(a)の要部を示すB−B線断面図で
ある。
【符号の説明】
4 回転ブラシ 7 モータ 8 モータプーリ 9 ベルト 10 回転ブラシプーリ 13 ベルト室 19 空隙 20 ファン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータからベルトを介して回転が伝達さ
    れる回転ブラシを備えた電気掃除機の吸込口体であっ
    て、 ベルト室に少なくとも前記ベルトと、モータプーリ及び
    回転ブラシプーリが収納されたものにおいて、 前記モータプーリにファンを設け、前記ベルト室を形成
    する壁部と前記回転ブラシとの空隙からこのベルト室内
    の空気を室外に送り出すようにしたことを特徴とする電
    気掃除機の吸込口体。
JP4722592U 1992-06-12 1992-06-12 電気掃除機の吸込口体 Pending JPH06332U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4722592U JPH06332U (ja) 1992-06-12 1992-06-12 電気掃除機の吸込口体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4722592U JPH06332U (ja) 1992-06-12 1992-06-12 電気掃除機の吸込口体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06332U true JPH06332U (ja) 1994-01-11

Family

ID=12769258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4722592U Pending JPH06332U (ja) 1992-06-12 1992-06-12 電気掃除機の吸込口体

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JP (1) JPH06332U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015221150A (ja) * 2014-05-23 2015-12-10 三菱電機株式会社 電気掃除機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51131175A (en) * 1975-04-30 1976-11-15 Vorwerk Co Interholding Housing for apparatus for repairing floor* particularly apparatus for cleaning carpet

Patent Citations (1)

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