JPH06332572A - 低温槽内の電子機器への給電装置 - Google Patents

低温槽内の電子機器への給電装置

Info

Publication number
JPH06332572A
JPH06332572A JP5125677A JP12567793A JPH06332572A JP H06332572 A JPH06332572 A JP H06332572A JP 5125677 A JP5125677 A JP 5125677A JP 12567793 A JP12567793 A JP 12567793A JP H06332572 A JPH06332572 A JP H06332572A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
low temperature
temperature tank
bus bar
cryostat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5125677A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Hosoya
信之 細谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Computer Engineering Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5125677A priority Critical patent/JPH06332572A/ja
Publication of JPH06332572A publication Critical patent/JPH06332572A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低温槽3内の情報処理機器1から外部に引き
出される給電用バスバー5の低温槽3の外部表面におけ
る結露を防止する。 【構成】 低温状態で動作が保証される情報処理機器1
に給電するための給電用バスバー5の低温槽3の外部
に、低温槽5の外部に配置される電源装置の高発熱部品
である二次側整流用ダイオード7を装着して給電用バス
バー5を加熱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、低温状態に保持され
た低温槽内の電子機器に対し、低温槽外部から給電体を
介して給電する低温槽内の電子機器への給電装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子機器である情報処理機器、特に大型
コンピュータなどは動作時に多量の熱が発生し、このま
までは動作不良を引き起こすものがある。このため、こ
のような情報処理機器を密閉した低温槽内に収納し、低
温槽内を冷凍サイクルを利用して冷却して低温状態に保
持して動作を保証するようにしたものがある。上記のよ
うな情報処理機器は、高損失ものが主流であることか
ら、供給する電流(電力)も大きい。このため、情報処
理機器への給電は、低温槽外部に設置した電源装置か
ら、電気抵抗が小さく大電流を供給できる給電用バスバ
ーを用いて行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うな給電用バスバーは電気抵抗が小さいことから熱抵抗
も小さく、このため給電用バスバーは低温槽内で冷却さ
れやすく、低温槽外においても低温化しその表面で結露
する可能性がある。低温槽外の給電用バスバー表面で結
露が発生すると、例えば給電用バスバーの下方にプリン
ト基板など他部品が配置されている場合には、結露によ
り発生する水滴がプリント基板上などに落下して電気的
にショートしたり、メッキ部に錆が発生するなどの問題
が発生してしまう。
【0004】そこで、この発明は、電子機器が収納され
る低温槽内から外部に引き出される給電体の低温槽外部
における結露を防止することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、第1に、内部が低温状態に保持された
低温槽内に収納される電子機器に対し、前記低温槽の外
部に配置した電源装置から低温槽を貫通して設けられる
給電体を介して給電する低温槽内の電子機器への給電装
置において、前記給電体に加熱手段を設けた構成として
ある。
【0006】第2に、第1の構成において、加熱手段
は、電源装置の発熱部品である構成としてある。
【0007】
【作用】このような構成の低温槽内の電子機器への給電
装置によれば、低温槽外部の電源装置から低温槽内部の
電子機器への給電に用いる給電体は、低温状態の低温槽
内で冷却されるが、この給電体は、加熱手段によって加
熱されるので、低温槽外部における表面上での結露は防
止される。
【0008】第2の構成によれば、電源装置の発熱部品
から発生する熱は、冷却され低温化している給電体に吸
収されるので、給電体は発熱部品の放熱器の役割を果た
すことになる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づき説明
する。
【0010】図1は、この発明の一実施例を示す低温槽
内の電子機器への給電装置の概略的な全体構成図であ
る。大型コンピュータなど多量の熱を発生する電子機器
である情報処理機器1は、密閉された低温槽3内に収納
されている。低温槽3内は、冷凍サイクルを利用した冷
却装置によって低温状態に保持され、これにより情報処
理機器1の高温化を防止してその動作を保証している。
【0011】情報処理機器1を動作させるための図示し
ない電源装置は低温槽3の外部に設置されている。この
電源装置から低温槽3内の情報処理機器1に電気を供給
するために、電気抵抗が小さく大電流が供給できる給電
体としての給電用バスバー5が低温槽3を貫通して設け
られている。低温槽3の外部における給電用バスバー5
には、前記電源装置における加熱手段としての高発熱部
品、例えば二次側整流用ダイオード7が装着されてい
る。
【0012】このような構成の低温槽内の電子機器への
給電装置によれば、低温槽3内は冷凍サイクルを利用し
た冷却装置によって低温状態に保持されているので、低
温槽3内の情報処理機器1は高温化せずに動作が保証さ
れ、またこのとき低温槽3内に引き込まれた給電用バス
バー5も同時に冷却され、給電用バスバー5の低温化は
低温槽3の外部に進行する。
【0013】ところが、低温槽3の外部の給電用バスバ
ー5には、高発熱部品である二次側整流用ダイオード7
が装着されているので、この部位の給電用バスバー5は
二次側整流用ダイオード7から発生する熱によって加熱
され、この部位表面の低温化は回避され、したがってこ
こでの結露も防止される。この結果、例えば給電用バス
バー5の下方にプリント基板など他部品が配置されてい
たとしても、結露による水滴のプリント基板上への落下
に起因する電気的ショートや、水滴によるメッキ部の錆
発生などが防止される。
【0014】また、二次側整流用ダイオード7から発生
する熱が給電用バスバー5に吸収されることから、給電
用バスバー5は二次側整流用ダイオード7の放熱器の役
割を果たし、このため二次側整流用ダイオード7の専用
の放熱器としては、小さいもので済むかあるいは不要に
なり、電源装置の小型化をも達成できることになる。
【0015】図2は、この発明の他の実施例を示す低温
槽内の電子機器への給電装置の概略的な全体構成図であ
る。この実施例は、給電用バスバー5を、情報処理機器
1側のバスバー5aと電源装置側のバスバー5bとに分
離し、両者をねじ9で固定するような構成とし、これに
より前述した図1の実施例に比べて組み立て作業性など
が向上する。
【0016】なお、上記各実施例では、低温槽3の外部
で電源装置における二次側整流用ダイオード7を給電用
バスバー5に装着して加熱するようにしているが、低温
槽3内部の情報処理装置1側における発熱部品を低温槽
3内での給電用バスバー5に装着するようにしてもよ
い。
【0017】
【発明の効果】以上説明してきたように、第1の発明に
よれば、低温槽外部の電源装置から低温槽内部の電子機
器への給電に用いる給電体は、低温状態の低温槽内で冷
却されるが、この給電体は、加熱手段によって加熱され
るので、低温槽外部における表面上での結露を防止する
ことができる。
【0018】第2の発明によれば、電源装置の発熱部品
から発生する熱は、冷却され低温化している給電体に吸
収されるので、給電体は発熱部品の放熱器の役割を果た
し、このため発熱部品の専用の放熱器が小さいもので済
むかあるいは不要となり、電源装置の小型化を達成でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す低温槽内の電子機器
への給電装置の概略的な全体構成図である。
【図2】この発明の他の実施例を示す低温槽内の電子機
器への給電装置の概略的な全体構成図である。
【符号の説明】
1 情報処理機器(電子機器) 3 低温槽 5 給電用バスバー(給電体) 7 二次側整流用ダイオード(加熱手段、発熱部品)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部が低温状態に保持された低温槽内に
    収納される電子機器に対し、前記低温槽の外部に配置し
    た電源装置から低温槽を貫通して設けられる給電体を介
    して給電する低温槽内の電子機器への給電装置におい
    て、前記給電体に加熱手段を設けたことを特徴とする低
    温槽内の電子機器への給電装置。
  2. 【請求項2】 加熱手段は、電源装置の発熱部品である
    ことを特徴とする請求項1記載の低温槽内の電子機器へ
    の給電装置。
JP5125677A 1993-05-27 1993-05-27 低温槽内の電子機器への給電装置 Pending JPH06332572A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5125677A JPH06332572A (ja) 1993-05-27 1993-05-27 低温槽内の電子機器への給電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5125677A JPH06332572A (ja) 1993-05-27 1993-05-27 低温槽内の電子機器への給電装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06332572A true JPH06332572A (ja) 1994-12-02

Family

ID=14915936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5125677A Pending JPH06332572A (ja) 1993-05-27 1993-05-27 低温槽内の電子機器への給電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06332572A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008177324A (ja) * 2007-01-18 2008-07-31 Densei Lambda Kk 半導体ブロック
JP2012175086A (ja) * 2011-02-24 2012-09-10 Fujitsu Ltd 結露検知装置、電子機器冷却システム、及び結露検出方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008177324A (ja) * 2007-01-18 2008-07-31 Densei Lambda Kk 半導体ブロック
JP2012175086A (ja) * 2011-02-24 2012-09-10 Fujitsu Ltd 結露検知装置、電子機器冷却システム、及び結露検出方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5457342A (en) Integrated circuit cooling apparatus
US6501662B2 (en) Motor driving inverter
CA2189932C (en) Welding power supply housing
JP3555742B2 (ja) 電子回路装置
WO2017141688A1 (ja) 電気機器
JP2015053385A (ja) 電源装置
US3676745A (en) Electronic assembly utilizing thermal panel for heat sink
EP3684154B1 (en) Thermally conductive insert element for electronic unit
JPH06332572A (ja) 低温槽内の電子機器への給電装置
JP2001086769A (ja) 電気自動車用インバータの冷却装置
JP2018121457A (ja) 電力変換装置
JPH08242575A (ja) スイッチング電源装置
JP2000014150A (ja) 電力用スィッチング装置及びその組み立て方法
US4833569A (en) Plug-in power supply module
JPS5848999A (ja) 電力回路の取付装置
JP2000060149A (ja) インバータ装置
JPH11145664A (ja) 配電盤用冷却装置
JP3477790B2 (ja) 電気回路装置
JPH0964549A (ja) 通気孔を有する電子機器筐体
CN220915643U (zh) 数码发电机用电路集成模块散热装置
KR101826727B1 (ko) 방열 장치 및 그 제조 방법
CN220629781U (zh) 一种集成电路芯片的电压调节器
JP2594688B2 (ja) 浸漬dc―dcコンバータ冷却器
JP3880893B2 (ja) 放電加工用電源装置
JPS6192174A (ja) インバ−タ