JPH06332026A - 防振撮影機能付きスチルカメラ - Google Patents
防振撮影機能付きスチルカメラInfo
- Publication number
- JPH06332026A JPH06332026A JP5144325A JP14432593A JPH06332026A JP H06332026 A JPH06332026 A JP H06332026A JP 5144325 A JP5144325 A JP 5144325A JP 14432593 A JP14432593 A JP 14432593A JP H06332026 A JPH06332026 A JP H06332026A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- lens
- barrel
- vibration proof
- still camera
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 防振センサーに影響を与える電気的ノイズ発
生源に対して、電気的ノイズ防止機構を設けることなく
ノイズ対策を施すことにより、カメラ本体の小型化とコ
ストダウンを図る。 【構成】 防振センサーと、撮影レンズ鏡筒とを備えた
防振撮影機能付きスチルカメラにおいて、撮影レンズ鏡
筒を挟んで、防振センサーに影響を与える電気的ノイズ
発生源の反対側に防振センサーを配置する。
生源に対して、電気的ノイズ防止機構を設けることなく
ノイズ対策を施すことにより、カメラ本体の小型化とコ
ストダウンを図る。 【構成】 防振センサーと、撮影レンズ鏡筒とを備えた
防振撮影機能付きスチルカメラにおいて、撮影レンズ鏡
筒を挟んで、防振センサーに影響を与える電気的ノイズ
発生源の反対側に防振センサーを配置する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、防振センサーを有する
防振撮影機能付きスチルカメラに関するものである。
防振撮影機能付きスチルカメラに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、防振センサーを有する防振撮
影機能付きスチルカメラは存在したが、防振センサーと
して角加速度検出装置を用いた防振撮影機能付きスチル
カメラは存在しなかった。そのため、電気的ノイズに非
常に弱い角加速度検出装置を防振センサーに用いた場合
の対策を施したスチルカメラは存在しなかった。
影機能付きスチルカメラは存在したが、防振センサーと
して角加速度検出装置を用いた防振撮影機能付きスチル
カメラは存在しなかった。そのため、電気的ノイズに非
常に弱い角加速度検出装置を防振センサーに用いた場合
の対策を施したスチルカメラは存在しなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】防振センサーに角加速
度検出センサーを用いた場合、スチルカメラ内に搭載可
能な大きさの防振センサーは電気的ノイズに非常に弱
く、そのため、防振センサーの近くに電気的ノイズを発
生する装置が在ると、その電気的ノイズの為に防振セン
サーとして使用できなかったり、電気的ノイズ防止機構
を設けなければならない。そのために、カメラ本体の小
型化を図ることが難しくなったり、コストが高くなると
いう問題点があった。
度検出センサーを用いた場合、スチルカメラ内に搭載可
能な大きさの防振センサーは電気的ノイズに非常に弱
く、そのため、防振センサーの近くに電気的ノイズを発
生する装置が在ると、その電気的ノイズの為に防振セン
サーとして使用できなかったり、電気的ノイズ防止機構
を設けなければならない。そのために、カメラ本体の小
型化を図ることが難しくなったり、コストが高くなると
いう問題点があった。
【０００４】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
もので、防振センサーに影響を与える電気的ノイズ発生
源に対して、電気的ノイズ防止機構を設けることなくノ
イズ対策を施すことにより、カメラ本体の小型化とコス
トダウンを図ることを目的としている。
もので、防振センサーに影響を与える電気的ノイズ発生
源に対して、電気的ノイズ防止機構を設けることなくノ
イズ対策を施すことにより、カメラ本体の小型化とコス
トダウンを図ることを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明による防振撮影機能付きスチルカメラは、防
振センサーと、撮影レンズ鏡筒とを備えた防振撮影機能
付きスチルカメラにおいて、撮影レンズ鏡筒を挟んで、
防振センサーに影響を与える電気的ノイズ発生源の反対
側に防振センサーを配置するように構成されている。
に、本発明による防振撮影機能付きスチルカメラは、防
振センサーと、撮影レンズ鏡筒とを備えた防振撮影機能
付きスチルカメラにおいて、撮影レンズ鏡筒を挟んで、
防振センサーに影響を与える電気的ノイズ発生源の反対
側に防振センサーを配置するように構成されている。
【０００６】
【作用】上記構成の防振撮影機能付きスチルカメラにお
いては、撮影レンズ鏡筒を挟んで、防振センサーに影響
を与える電気的ノイズ発生源の反対側に防振センサーを
配置するように構成し、撮影レンズ鏡筒をシールド部材
として兼用するようにしたので、カメラ本体の小型化を
図ることが可能となる。また、電気的ノイズ防止機構が
不要となるので、その分のコストダウンを図ることが可
能となる。
いては、撮影レンズ鏡筒を挟んで、防振センサーに影響
を与える電気的ノイズ発生源の反対側に防振センサーを
配置するように構成し、撮影レンズ鏡筒をシールド部材
として兼用するようにしたので、カメラ本体の小型化を
図ることが可能となる。また、電気的ノイズ防止機構が
不要となるので、その分のコストダウンを図ることが可
能となる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【０００８】図１は、本発明による防振撮影機能付きス
チルカメラの一実施例を示す正面図である。図２は、本
発明による防振撮影機能付きスチルカメラの一実施例を
示す上面図である。図３は、本発明による防振撮影機能
付きスチルカメラの一実施例を示す断面図である。
チルカメラの一実施例を示す正面図である。図２は、本
発明による防振撮影機能付きスチルカメラの一実施例を
示す上面図である。図３は、本発明による防振撮影機能
付きスチルカメラの一実施例を示す断面図である。
【０００９】図１において、１はカメラ本体であり、撮
影レンズ鏡筒３１（図２）を中心部に持つ。カメラ本体
１の前側（被写体側）より見て左側には、フィルムパト
ローネ２１（図２）を入れるパトローネ室Ｂ（図２およ
び図３）が設けられている。パトローネ室Ｂの前側（図
２の下側、図３の左側）に防振センサーである角加速度
検出センサー３および４を搭載した防振基板２が配置さ
れている。さらに、防振基板２の外側（図１の左側、図
２の左側）には、撮影者がカメラ本体１をホールドし易
い形状に成形したグリップ部１ａ内に電池１９が収納さ
れている。
影レンズ鏡筒３１（図２）を中心部に持つ。カメラ本体
１の前側（被写体側）より見て左側には、フィルムパト
ローネ２１（図２）を入れるパトローネ室Ｂ（図２およ
び図３）が設けられている。パトローネ室Ｂの前側（図
２の下側、図３の左側）に防振センサーである角加速度
検出センサー３および４を搭載した防振基板２が配置さ
れている。さらに、防振基板２の外側（図１の左側、図
２の左側）には、撮影者がカメラ本体１をホールドし易
い形状に成形したグリップ部１ａ内に電池１９が収納さ
れている。
【００１０】２２はフィルム巻き戻し用の巻き戻しフォ
ークであり、巻き戻しギア列１８に係合している（図１
および図３参照）。撮影レンズ鏡筒３１は、撮影レンズ
群３２、３３、３５、および３６を持ち、撮影レンズ群
３３にはシャッタ装置が付いている。撮影レンズ群３５
が防振レンズ群であり、防振センサー３および４からの
情報を基に防振レンズ駆動装置３７により駆動される
（図２参照）。
ークであり、巻き戻しギア列１８に係合している（図１
および図３参照）。撮影レンズ鏡筒３１は、撮影レンズ
群３２、３３、３５、および３６を持ち、撮影レンズ群
３３にはシャッタ装置が付いている。撮影レンズ群３５
が防振レンズ群であり、防振センサー３および４からの
情報を基に防振レンズ駆動装置３７により駆動される
（図２参照）。
【００１１】撮影レンズ鏡筒３１の上側（図１）には、
オートフォーカス用の測距装置である赤外光投光ブロッ
ク１０および赤外光受光ブロック１１が配置されてい
る。更に、カメラ本体１の動作制御の為のＣＰＵ８と、
外部表示用ＬＣＤブロック７を持ったメイン基板９と、
対物レンズ６ａと接眼レンズ６ｂを含んだファインダー
ブロック６が配置されている。
オートフォーカス用の測距装置である赤外光投光ブロッ
ク１０および赤外光受光ブロック１１が配置されてい
る。更に、カメラ本体１の動作制御の為のＣＰＵ８と、
外部表示用ＬＣＤブロック７を持ったメイン基板９と、
対物レンズ６ａと接眼レンズ６ｂを含んだファインダー
ブロック６が配置されている。
【００１２】カメラ本体１の前側（被写体側）より見て
右側には、スプール室Ａが設けられている（図２参
照）。スプール室Ａは、フィルム給送モータを内蔵した
スプール２０を有する。スプール室Ａの前側（被写体
側）スペースに、ストロボコンデンサ１４および１５
と、撮影レンズ鏡筒３１を駆動する駆動用モータ１６と
駆動用ギアユニット１７が配置されている（図１参
照）。またスプール室Ａの上側（図１）には、ストロボ
発光部１３とストロボ回路部１２が配置されている。
右側には、スプール室Ａが設けられている（図２参
照）。スプール室Ａは、フィルム給送モータを内蔵した
スプール２０を有する。スプール室Ａの前側（被写体
側）スペースに、ストロボコンデンサ１４および１５
と、撮影レンズ鏡筒３１を駆動する駆動用モータ１６と
駆動用ギアユニット１７が配置されている（図１参
照）。またスプール室Ａの上側（図１）には、ストロボ
発光部１３とストロボ回路部１２が配置されている。
【００１３】以上の実施例によれば、ストロボ発光部１
３、ストロボ回路部１２、ストロボコンデンサ１４およ
び１５、スプール２０に内蔵されたフィルム給送モー
タ、および撮影レンズ鏡筒３１を駆動する駆動用モータ
１６を、撮影レンズ鏡筒３１を挟んで防振センサー３お
よび４から離れた位置に配置するようにしている。この
ように、防振センサー３および４に影響を与える電気的
ノイズ発生源を、撮影レンズ鏡筒３１を挟んで撮影レン
ズ鏡筒３１の反対側に配置したことにより、撮影レンズ
鏡筒３１がシールド部材として作用するので、防振撮影
機能付きスチルカメラの小型化とコストダウンを図るこ
とが可能となる。
３、ストロボ回路部１２、ストロボコンデンサ１４およ
び１５、スプール２０に内蔵されたフィルム給送モー
タ、および撮影レンズ鏡筒３１を駆動する駆動用モータ
１６を、撮影レンズ鏡筒３１を挟んで防振センサー３お
よび４から離れた位置に配置するようにしている。この
ように、防振センサー３および４に影響を与える電気的
ノイズ発生源を、撮影レンズ鏡筒３１を挟んで撮影レン
ズ鏡筒３１の反対側に配置したことにより、撮影レンズ
鏡筒３１がシールド部材として作用するので、防振撮影
機能付きスチルカメラの小型化とコストダウンを図るこ
とが可能となる。
【００１４】
【発明の効果】以上のように、本発明の防振撮影機能付
きスチルカメラによれば、撮影レンズ鏡筒を挟んで、防
振センサーに影響を与える電気的ノイズ発生源の反対側
に防振センサーを配置するように構成し、撮影レンズ鏡
筒をシールド部材として兼用するようにしたので、カメ
ラ本体の小型化を図ることが可能となる。また、電気的
ノイズ防止機構が不要となるので、その分のコストダウ
ンを図ることが可能となる。
きスチルカメラによれば、撮影レンズ鏡筒を挟んで、防
振センサーに影響を与える電気的ノイズ発生源の反対側
に防振センサーを配置するように構成し、撮影レンズ鏡
筒をシールド部材として兼用するようにしたので、カメ
ラ本体の小型化を図ることが可能となる。また、電気的
ノイズ防止機構が不要となるので、その分のコストダウ
ンを図ることが可能となる。
【図１】本発明による防振撮影機能付きスチルカメラの
一実施例を示す正面図である。
一実施例を示す正面図である。
【図２】本発明による防振撮影機能付きスチルカメラの
一実施例を示す上面図である。
一実施例を示す上面図である。
【図３】本発明による防振撮影機能付きスチルカメラの
一実施例を示す断面図である。
一実施例を示す断面図である。
【符号の説明】 １ カメラ本体 １ａ グリップ部 ２ 防振基板 ３ 防振センサー ４ 防振センサー ６ ファインダーブロック ６ａ 対物レンズ ６ｂ 接眼レンズ ７ 外部表示用ＬＣＤブロック ８ ＣＰＵ ９ メイン基板 １０ 赤外光投光ブロック １１ 赤外光受光ブロック １２ ストロボ回路部 １３ ストロボ発光部 １４ ストロボコンデンサ １５ ストロボコンデンサ １６ 駆動用モータ １７ 駆動用ギアユニット １８ ギア列 １９ 電池 ２０ スプール ２１ フィルムパトローネ ３１ 撮影レンズ鏡筒 ３２ 撮影レンズ群 ３３ 撮影レンズ群 ３５ 撮影レンズ群 ３７ 防振レンズ駆動装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾見 淳一 東京都千代田区丸の内３丁目２番３号 株 式会社ニコン内
Claims (3)
- 【請求項１】防振センサーと、撮影レンズ鏡筒とを備え
た防振撮影機能付きスチルカメラにおいて、前記撮影レ
ンズ鏡筒を挟んで、前記防振センサーに影響を与える電
気的ノイズ発生源の反対側に前記防振センサーを配置し
たことを特徴とする防振撮影機能付きスチルカメラ。 - 【請求項２】前記防振センサーに影響を与える前記電気
的ノイズ発生源は、ストロボ発光部、ストロボ回路部、
ストロボコンデンサ、フィルム給送モータ、撮影レンズ
鏡筒駆動用モータのいずれかであることを特徴とする請
求項１に記載の防振撮影機能付きスチルカメラ。 - 【請求項３】前記防振センサーが角加速度検出センサー
であり、前記撮影レンズ鏡筒が防振機能付き撮影レンズ
鏡筒であることを特徴とする請求項１または請求項２に
記載の防振撮影機能付きスチルカメラ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5144325A JPH06332026A (ja) | 1993-05-24 | 1993-05-24 | 防振撮影機能付きスチルカメラ |
| US08/248,013 US5559570A (en) | 1993-05-24 | 1994-05-24 | Camera having an anti-vibration device with improved positioning of anti-vibration sensors |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5144325A JPH06332026A (ja) | 1993-05-24 | 1993-05-24 | 防振撮影機能付きスチルカメラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06332026A true JPH06332026A (ja) | 1994-12-02 |
Family
ID=15359484
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5144325A Pending JPH06332026A (ja) | 1993-05-24 | 1993-05-24 | 防振撮影機能付きスチルカメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06332026A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7471886B2 (en) | 2004-09-10 | 2008-12-30 | Konica Minolta Photo Imaging, Inc. | Camera with shake correction mechanism |
-
1993
- 1993-05-24 JP JP5144325A patent/JPH06332026A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7471886B2 (en) | 2004-09-10 | 2008-12-30 | Konica Minolta Photo Imaging, Inc. | Camera with shake correction mechanism |
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