JPH06331B2 - コンクリートミキサー内部の清掃方法並びにその装置 - Google Patents

コンクリートミキサー内部の清掃方法並びにその装置

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JPH06331B2
JPH06331B2 JP63224264A JP22426488A JPH06331B2 JP H06331 B2 JPH06331 B2 JP H06331B2 JP 63224264 A JP63224264 A JP 63224264A JP 22426488 A JP22426488 A JP 22426488A JP H06331 B2 JPH06331 B2 JP H06331B2
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concrete
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mixer
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陽二 関口
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KATSURA MACHINE CO
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KATSURA MACHINE CO
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明はコンクリートミキサー内部の清掃方法並びにそ
の装置に関するものである。
<従来の技術> コンクリートブロックの製造には流動性の乏しい硬練コ
ンクリートが用いられる。コンクリートミキサーで硬練
コンクリートを混練するとき、ミキサー内にある撹拌翼
の裏側や、撹拌翼を回転主軸に固定するための支持腕並
びに回転主軸には、コンクリートの付着が起きる。混練
完了後、コンクリートをミキサーから排出した後に次の
バッチ作業が始まるが、上記付着コンクリートはそのま
まこのバッチに持ち込まれ、付着コンクリートのうち脱
落しやすい部分は混練中に脱落してコンクリート材料中
に混入し、付着が強固な部分はそのまま残り、その上に
新たなコンクリートの付着が起きる。このような訳で、
混練のバッチ数を重ねるに従って付着コンクリートは積
層状に増大し、時間の経過と共に付着コンクリートの硬
化も進行する。1バッチの処理時間4〜6分にて数十バ
ッチ乃至100バッチ前後に及ぶ1日の操業を終える時点
では、付着コンクリートは相当の量に達し、厚いところ
では数10mmにもなり、またコンクリートの硬化も進行
している。
上記のように、ある程度硬化の進んだ付着コンクリート
の一部分が混練中の新しいコンクリート材料との接触に
よって脱落し、破片となって新しいコンクリートの中に
混入した場合には、そのコンクリートの品質を低下さ
せ、製品の品質を損うという結果を招くことになる。そ
こで1日の操業終了後、付着コンクリート除去のために
作業員がミキサーの内部に入って、エアハンマー等を用
いてハツリ作業を行うのであるが、その作業は時には1
時間近くを要する場合もあった。
一方、回転主軸や支持腕に大径のリングを嵌めたりチェ
ンをルーズに巻き付けるなどして、主軸の回転に伴い、
リング或いはチェンが回転主軸上や支持腕上を移動しな
がら適当に擦れ合うようにすることで付着コンクリート
の成長を防止することも行われてきた。
<発明が解決しようとする課題> 上記したリングやチェンを使うやり方は、回転主軸や支
持腕にコンクリートを付着させなくする点では或る程度
の効果が認められるものの満足のいくものではなかっ
た。また、これらのリングやチェンはミキサー内部の掃
除の際にはかえって邪魔になるといった不都合もあっ
た。更に撹拌翼の裏側へのコンクリートの付着について
は適切な防止手段がなかった。したがって、上記せるリ
ングやチェンといった器具をミキサーの中に取付けず
に、各バッチ毎に、その回に付着したコンクリートを剥
がして落とせる手段が切望されていた。
ところで、コンクリート材料である骨材に着目してみる
と、コンクリートブロックの製造に使用される骨材は、
コンクリートの強度に見合って相応の硬さをもった石材
粒子であって、細粗粒が適切な粒度配列を持って混合し
たものである。(例えば空洞コンクリートブロックにつ
いては、JISによって、骨材は10mmふるいを通過し
且つ耐久性のあるもので、粒度は空洞ブロックの外観及
び品質を損なわないように細粗粒が適当に混合したもの
とすると定められている。)本発明者は骨材のこのよう
な性質を生かして、適当な粒度の骨材を適切な手段でミ
キサー内のコンクリート付着個所に吹き付け、しかもこ
れを各バッチ毎に行うことで、付着コンクリートの剥
落、付着成長の防止が達成できないかと考えた。
本発明が解決しようとする課題は、ショットブラスト技
術を巧みに応用することによって、使用骨材の一部を、
1バッチごとに毎回、回転中の回転軸、支持腕、撹拌翼
に吹付け、これによって付着コンクリートの清掃を可能
とするコンクリートミキサー内部の清掃方法並びにその
装置を提供することにある。
<課題を解決するための手段> この為、本発明の方法は、コンクリートミキサーに硬練
コンクリート混練用の骨材とセメントを供給するに当た
って、先ず混練用骨材の一部分を、1バッチごとに毎
回、回転する回転軸、支持腕及び撹拌翼に向けて高速に
て投射しつつ供給し、その後に残余の全骨材を投入し、
次いでセメントを投入するものであり、また、本発明の
装置は、撹拌翼を有するコンクリートミキサーの外側
に、複数の翼車装置および投射骨材供給装置を配置し、
該翼車装置の翼車が回転自在に装着されるケーシングに
該コンクリートミキサー内部と連通させる噴射口を形成
し、該投射骨材供給装置の供給管は翼車の中心に対向し
て配設すると共に、供給管の下端周面部分に開口を形成
したものである。
<作 用> 投射骨材供給装置の骨材は、翼車装置によって加速さ
れ、噴射口から大きな範囲に拡がるから、その範囲に回
動してきたコンクリートミキサーの回転軸部分、支持腕
部分、撹拌翼部分に激突し、こうして回転軸が数回転す
るうちに、回転軸、支持腕、撹拌翼の表裏共、コンクリ
ート落しされることになる。
<実施例> 本発明を図面に示した実施例によって説明すると、つぎ
のとおりである。
コンクリートミキサー1は、従来と同様、回転自在に装
着した回転主軸12に支持腕13を介して撹拌翼14が
取付いていて、主軸駆動装置15により通常15〜20
rpm程度の回転速度で回転するようになっている。
コンクリートミキサー1の一側には、左右に翼車装置
2、2が装着されている。もっとも翼車装置2の設置台
数は2台に限定されるものではなく、それ以上であって
もよい。各翼車装置2、2は、第1図および第2図から
わかるように、ケーシング3内にほぼ水平に配置された
翼車4が駆動装置5によって高速回転可能となってい
て、各翼車4には羽根4aが放射状に設けられている。
翼車装置2のケーシング3には噴射口6が形成され、ケ
ーシング3をコンクリートミキサー1容壁部分に取付け
ることで、噴射口6を介してコンクリートミキサー1内
部とケーシング3内部との連通がなされる。翼車4、4
の回転方向は、第1図の矢印のように、互いに逆の方向
とする。
上記した翼車装置2、2と関連して、第2図と第3図に
明らかとしたように、使用骨材の一部を翼車4、4に供
給する投射骨材供給装置7が併設される。この投射骨材
供給装置7は、投射骨材収納用のホッパー8と、そのホ
ッパー8から骨材を左右に振り分けて移送するスクリュ
ー・コンベア装置9と、スクリュー・コンベア装置9の
左右終端部分に垂設された供給管10、10とから成
り、各供給管10、10の下端は翼車4、4の中心に対
向して配置され、供給管10、10下端周面部分には開
口11、11を形成している。この投射骨材供給装置7
の設置台数も上記した翼車装置2の設置台数に応じて適
宜増減される。投射骨材の粒度は、例えば2.5〜10mm
といった比較的粗いものでも、0.5〜2.5mmといった比較
的細いものでも良い。
上記したコンクリートミキサー用内部清掃装置は、混練
操作開始の都度、毎回、回転主軸12を回転させてか
ら、翼車装置2、2および投射骨材供給装置7を作動さ
せ、ホッパー8内の骨材をスクリュー・コンベア装置9
を経て供給管10、10に送り、開口11、11を通っ
て翼車4に至らしめる。開口11、11から出た骨材
は、高速回転する翼車4による遠心力で噴射口6に至る
間に加速され、噴射口6から噴出する。既述の如く、翼
車4、4の回転方向は互いに逆にしているから、噴射流
は第1図の一点鎖線で示した投射角θの範囲となり、二
つの噴射流は一部オーバーラップして、清掃したい回転
主軸12等のほぼ全長を余すところなくカバーする。し
たがってコンクリートミキサー1の回転主軸12、支持
軸13、撹拌翼14が回転する間に、それ等の表裏に付
着しているコンクリートを噴射した骨材で叩き、剥離脱
落させ、死角となるところがない。骨材噴射時間は、回
転主軸10が5〜10回転する間の、時間にして15〜
40秒間程度でよい。骨材噴射が終ってから、残りの規
定量の骨材、セメント、水を順次供給して混練し、混練
完了後は排出口16を開いて排出する。
<発明の効果> 上記したように、本発明のコンクリートミキサー用内部
の清掃方法並びにその装置は、回転中の回転主軸、支持
腕、撹拌翼に付着しているコンクリートを、使用骨材の
一部を使って叩き落すから、コンクリートミキサー稼働
の都度作動させることで、付着コンクリートの積層成長
をなくし、したがって混練途中に付着コンクリート塊脱
落によるコンクリート品質低下のおそれをなくせる。ま
た、死角を生じることなく、余すところなくコンクリー
ト落しを行うから、一日の操業が終わった後に改めて清
掃しなくてもよいし、仮に行なったとしても極めて短時
間で済む程度の清掃で十分である。しかも、投射骨材量
は全体の骨材量に比較して僅かであるから、噴射された
骨材が激突によって一部砕けても、コンクリートブロッ
ク製造に大切な骨材粒度分布を乱したり、骨材粒度別配
合割合を乱すといったことはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になるコンクリートミキサー用内部清掃
装置の要部を示す断面図、第2図はその縦断面図、第3
図は骨材供給装置を一部破断して示した側面図である。 1…コンクリートミキサー、2…翼車装置、3…ケーシ
ング、4…翼車、5…駆動装置、6…噴射口、7…投射
骨材供給装置、8…ホッパー、9…スクリュー・コンベ
ア装置、10…供給管、11…開口、12…回転主軸、
13…支持腕、14…撹拌翼。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリートミキサーに硬練コンクリート
    混練用の骨材とセメントを供給するに当たって、先ず混
    練用骨材の一部分を、1バッチごとに毎回、回転する回
    転軸、支持腕及び撹拌翼に向けて高速にて投射しつつ供
    給し、その後に残余の全骨材を投入し、次いでセメント
    を投入することを特徴とするコンクリートミキサー内部
    の清掃方法。
  2. 【請求項2】撹拌翼(14)を有するコンクリートミキ
    サー(1)の外側に、複数の翼車装置(2)および投射
    骨材供給装置(7)を配設し、該翼車装置(2)の翼車
    (4)が回転自在に装着されるケーシング(3)に該コ
    ンクリートミキサー(1)内部と連通させる噴射口
    (6)を形成し、該投射骨材供給装置(7)の供給管
    (10)の下端部は翼車(4)の中心に対抗して配設す
    ると共に、供給管(10)の下端周面部分に開口(1
    1)を形成したことを特徴とするコンクリートミキサー
    内部の清掃装置。
JP63224264A 1988-09-07 1988-09-07 コンクリートミキサー内部の清掃方法並びにその装置 Expired - Lifetime JPH06331B2 (ja)

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JPH0272907A JPH0272907A (ja) 1990-03-13
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CN113246308A (zh) * 2021-05-13 2021-08-13 王松 一种建筑用混凝土搅拌机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5732645A (en) * 1980-08-06 1982-02-22 Funakoshi Yakuhin Kk Surface inspection lamp for etching circuit blank

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