JPH06330956A - フランジドライバー及びその製造方法 - Google Patents

フランジドライバー及びその製造方法

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JPH06330956A
JPH06330956A JP6085132A JP8513294A JPH06330956A JP H06330956 A JPH06330956 A JP H06330956A JP 6085132 A JP6085132 A JP 6085132A JP 8513294 A JP8513294 A JP 8513294A JP H06330956 A JPH06330956 A JP H06330956A
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shaped universal
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  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 フランジドライバーの好都合な形状が維持さ
れ、かつ現存の製造設備を有効に活用して費用のかから
ない製造および簡単な組立が達成されるようにする。 【構成】 互いに90°オフセットした2つのピンを有
するカルダン自在継手用フランジドライバーに関し、各
々の自在継手半部が分離面にそれぞれ相補的な分離面の
方に向いた鋸歯状部を有し、この歯元の線、その延長
線、または歯元の線の接線、その延長線が、U字型自在
継手軸線を有する共通の平面に投影するとき、自在継手
軸線に対し傾斜しているか、または0°<θ<180の
角度θで傾斜していることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、請求項1の前文の特徴
を有する2つの互いに相補的なU字型自在継手半部を具
備するカルダン軸のカルダン自在継手用フランジドライ
バーに関し、そしてさらにU字型自在継手の製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】分離した形式のフランジドライバーの実
施例は、たとえば未公開のドイツ特許第4235414
号およびヨーロッパ特許第0260026号から公知で
ある。分割して実施されるU字型自在継手は、非分割U
字型自在継手の場合のように、軸受孔(Lagerauge)へ
の力の伝動が行われる隣接するU字アーム部分が残され
ている、一体の形状の安定した軸受孔の形成を可能にす
る。この方法では、U字型自在継手の特に高応力を受け
る箇所の力の伝動の中断は行われない。U字型自在継手
の軸受孔の間の対称平面に配置された分離箇所は、全く
力の伝動に影響のない低い応力の領域にある。この配置
は、軸受孔内の軸受の良好なはめ込み、非常に簡単な組
立可能性並びに軸受支持能力の向上という利点を提供す
る。同時に分割して実施されたU字型自在継手は、製
造、加工、輸送および貯蔵の際にかなりの利点を提供す
る。
【0003】詳細には、トルク伝達のため、駆動軸と被
駆動軸との間の力の伝動実現のための種々の実施方法が
公知である。ヨーロッパ特許第0260026号に記載
された実施例では、U字型自在継手半部は、それぞれ
に、クロスピン軸線から離れた方向の側に形状係合(Fo
rmschluβ)要素を有しているフランジを有しており、
したがって、被駆動軸または駆動軸と形状係合接続が行
われる。さらに、たとえば、開きボルト(Dehnschraube
n)によるフランジとそれぞれの軸との間の離脱可能な
接続が設けられる。
【0004】U字型自在継手半部の分離面は、これで
は、実質的に互いに平行に配置され、そして中央領域に
互いに対向しているキー溝を有している。このキー溝内
に正方形のキーが入れられる。これらのキーは、とりわ
けそれぞれU字型自在継手内に軸支されたピンのピン軸
線に互いに平行な、個々のU字型自在継手半部のずれを
防止するの役立つ。ピン軸線に垂直な、すなわちU字型
自在継手軸線の方向のU字型自在継手半部の相対運動の
回避は、この解決方法では実現不可能であり、またU字
型自在継手半部は相互にバイアスをかけることができな
い。その結果は、周辺の力の作用により、U字型自在継
手半部の個々の領域の、とりわけ逆転運動において起る
持ち上りによる離脱である。この離脱は接続している軸
のくぼみに対する形状係合要素の相対運動を生じ、そし
てそれがまた空所の発生となり、その空所内に湿分およ
び浸透水(Kriechwasser)が溜ることがある。その結果
は、U字型自在継手半部のミクロ運動によってさらに増
進される侵蝕現象である。
【0005】未公開ドイツ国特許第4235414号に
記載された実施例では、双方のU字型自在継手半部は、
形状係合接続により接合されており、そして双方のU字
型自在継手半部に対して、自存継手に隣接する軸からフ
ランジドライバーおよびクロスピンへまたは逆の順序に
トルク伝達のための共通の相補的を有している。ドイツ
国特許第4235414号で提案された形状係合接続の
ための実施例は、現在、非常に製造および組立に時間が
かかる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、上記の欠点が回避され、そして軸受保持のた
め、および未公開ドイツ国特許第4235414号のよ
うに出来る限り軸支持力の実現のためのフランジドライ
バーの好都合な形状が維持され、かつ現存の製造設備を
有効に活用して費用のかからない製造および簡単な組立
が達成されるように、冒頭に挙げた種類のフランジドラ
イバーをさらに開発することである。さらに他の重要な
課題は、嵌合腐食およびこの問題と密接に結びついてい
る他の腐食現象が回避され、そしてそれがまたフランジ
ドライバーの長寿命に好都合であるように、僅かな費用
で最適なシーリングを実現することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によ
れば、2つの互いに相補的なU字型自在継手半部を有
し、各々のU字型自在継手半部が脚部と、中に含まれた
孔を有している軸受部とを具備し、双方のU字型自在継
手半部が、U字型自在継手により支持されたクロスピン
のピンのピン軸線に実質的に垂直である分離面に沿って
当接し、双方のU字型自在継手半部が、トルク伝動のた
め自在継手に隣接した軸からフランジドライバーおよび
クロスピンまで、あるいはこの逆に、自在継手の反対の
フランジドライバーの前面に軸線方向に整合して、半径
方向にフランジ下側に延びているハース型鋸歯状部を有
し、フランジドライバーの双方のU字型自在継手半部が
形状係合に互いに接続されていることを特徴とする互い
に90°オフセットした2つのピンを具備するクロスピ
ンを有するカルダン自在継手用フランジドライバーにお
いて、各々のU字型自在継手半部が、分離面に、それぞ
れ相補的な分離面の方に向いた鋸歯状部を有し、鋸歯状
部の歯元の線またはその延長線、あるいは鋸歯状部の歯
元の線の多数の接線またはその延長線が、U字型自在継
手軸線有する共通の平面における投影では、U字型自在
継手軸線に対して傾斜または0°よりも大きく180°
よりも小さい角度で延びていることを特徴とするフラン
ジドライバーによって、または、少くとも2つのU字型
自在継手半部を有し、各々のU字型自在継手半分が、脚
部と、中に含まれた孔を有している軸受部とを具備し、
双方のU字型自在継手半部が、脚部において、少くと
も、U字型自在継手によって支持されたクロスピンの第
1のピンのピン軸線に対して傾斜している部分分離面に
沿って当接していることを特徴とする互いに90°オフ
セットした2つのピンを具備するクロスピンを有するカ
ルダン自在継手用フランジドライバーにおいて、少くと
も1つのセグメント部分が設けられていて、それが双方
のU字型自在継手と構造的ユニットに組立可能であり、
そのセグメント部分が、双方のU字型自在継手半部の脚
部の少くとも1つの部分外面における少くとも1つのセ
グメント外面に当接しており、双方のU字型自在継手半
部の脚部の部分外面が、相補的なセグメント外面の方に
向けられた少くとも1つの鋸歯状部を有し、鋸歯状部の
歯元の線またはその延長線,あるいは歯元の線のコース
における多数の接線またはその延長線が、U字型自在継
手軸線を有する共通の平面の投射のとき、U字型自在継
手軸線に対して傾斜、または0°よりも大きく180°
よりも小さい角度で延びており、双方のU字型自在継手
およびセグメント部分が、自在継手に隣接する軸からフ
ランジドライバーおよびクロスピンへ、あるいは逆の順
序にトルク伝動のため、フランジドライバーの、自在継
手の反対の前面に取付けられ、軸線方向に整合し、半径
方向にフランジドライバー下側に延びているハース型ラ
ジアル鋸歯状部を有していることを特徴とするフランジ
ドライバーによって解決される。
【0008】さらに、フランジドライバーが1部品に鋳
造されており、軸受孔が、軸受部内にあけられていて、
脚部を通り、U字型自在継手半部の対称平面に垂直に延
びているさらに他の穴があけられていて、フランジドラ
イバーが、双方のU字型自在継手半部間の対称平面で分
離されていて、脚部の、軸受部から離れる方向の側に、
ハース型鋸歯状部が加工されていることを特徴とし、脚
部と、中に含まれた孔を有している軸受部とを具備して
いる2つの実質的に構造の同じU字型自在継手より成っ
ているフランジドライバーの製造方法において、鋸歯状
部が、U字型自在継手半部の分離面でフランジドライバ
ーの分離後加工され、U字型自在継手半部が、アンカー
ボルトによって互いに接続され、接続した状態で、ハー
ス型ラジアル鋸歯状部が、フランジドライバーの下側に
加工されることを特徴とするフランジドライバーの製造
方法によって解決される。
【0009】
【作用】第1の解決方法では、フランジドライバーは、
U字型自在継手により支持されたクロスピンのピン軸線
に対して実質的に垂直である分離面に沿って当接する2
つの互いに相補的なU字型自在継手半部を具備してい
る。互いに相補的なU字型自在継手半部というのは、こ
れが1つのユニット(U字型自在継手)に完成できると
いうことである。各々のU字型自在継手半部は、分離面
に、それぞれ相補的な分離面の方に向いた鋸歯状部を有
している。この場合、鋸歯状部の方向は、本発明によれ
ば、歯元の線(Flankenlinie)またはその延長線あるい
は歯元の線のカーブにおける多数の接線またはその延長
線が、共通の平面におけるU字型自在継手軸線および歯
元の線または接線の投影のとき、U字型自在継手軸線に
対し傾斜、または0°よりも大きく180°よりも小さ
い角度で延びるように選ばれている。鋸歯状部は、した
がって、これがU字型自在継手軸線に対し、いかなる位
置をもとることができるようになっているが、しかし、
U字型自在継手軸線の方向へのU字型自在継手半部の運
動が許容されるU字型自在継手軸線に平行な位置を除
く。実質的に2つの場合は区別できる。
【0010】1) 鋸歯状部の歯元の線またはその延長
線あるいは歯元の線における多数の接線またはその延長
線は、U字型自在継手軸線およびU字型自在継手内に軸
支されたピンのピン軸線により形成される1平面に対し
傾斜て延びている。
【0011】2) 鋸歯状部の歯元の線またはその延長
線、あるいは歯元の線のカーブにおける多数の接線また
はその延長線は、この平面に平行であるが、しかし、ま
たこの場合には、U字型自在継手軸線に対する鋸歯状部
の平行なカーブを除く。
【0012】双方の場合、共通の平面内の歯元の線ある
いは歯元の線への接線およびU字型自在継手軸線の投影
のとき、歯元の線またはその延長線あるいは接線はU字
型自在継手軸線を一度横切る。
【0013】鋸歯状部の配置歯、好ましくはU字型自在
継手軸線に対し分離面の半径方向外方にある領域で行わ
れる。しかしながら、全分離面上に亘る配置も同様に考
えられる。
【0014】好ましくは、双方のU字型自在継手半部
は、実質的に対称に組立てられる。しかしながら、双方
のU字型自在継手半部脚部の非対称形状の可能性もあ
る。この場合には、双方のU字型自在継手の一方が、く
ぼみ(または切欠き)を有し、一方他方のU字型自在継
手半部がそれと相補的なオーバーラップを有していて、
それによって双方のU字型自在継手半部の位置が互いに
正確に規定される。それから鋸歯状部が、オーバーラッ
プおよび切欠き部を形成された分離面の領域に配置され
る。
【0015】双方のU字型自在継手半部の分離面に鋸歯
状部、好ましくは、歯元の線がU字型自在継手軸線を有
する共通の平面に投影のときこの歯元の線に対して傾斜
して延びている斜めの歯元の面を有する真直ぐなラジア
ル鋸歯状部を設けることによって、双方のU字型自在継
手半部の間に形状係合接続が可能である。歯元の面のバ
イアスによって、ピン軸線に垂直な、すなわちU字型自
在継手軸線の方向のU字型自在継手半部間の相対的運動
は除外される。
【0016】好ましくは、U字型自在継手軸線は、双方
のU字型自在継手半部間の対称平面であり、かつこのU
字型自在継手に軸支されたピンのピン軸線に垂直であ
る。双方のU字型自在継手半部の対称は、製造技術的に
非常に簡単に実現できるが、しかし強制ではない。好ま
しくは、鋸歯状部は、歯元の線またはその延長線が、U
字型自在継手軸線を有する一平面に投影のとき、U字型
自在継手軸線に垂直に延び、かつU字型自在継手軸線お
よびU字型自在継手に軸支されたピンのピン軸線に形成
される平面に垂直に延びるように実施される。
【0017】衝撃応力(Kerbspannung)減少上の理由か
ら必要であるシーリング保証に、互いに噛み合う鋸歯状
部の間、つまりそれぞれ歯先円と歯元円との間に挿入し
たエラストマー材料のループが役立っている。
【0018】鋸歯状部の加工のため、分離面に比較的大
きな表面があり、したがって比較的小さい単位面積当り
の圧力が達成できる。鋸歯状部は、全分離面上に、ある
いはまた分離面の外部領域にのみ設けることができる。
最初に挙げた方法は、製造上高度の技術を必要とし、一
方最後に挙げた方法では追加のシーリング対策を設けな
ければならない。
【0019】歯元の線がU字型自在継手軸線に対し半径
方向に延びており、ピン軸線から離れる方にフランジ下
側に設けたハース(Hirth)型鋸歯状部と、フランジド
ライバーと接続部との間のボルト接続とにより、接続軸
または接続部と自動心合せおよび摩擦係合接続が行われ
る。これは、このU字型自在継手に軸支したピンのピン
軸に互いに平行に、またはU字型自在継手軸に垂直な、
U字型自在継手半部の相対運動を妨げる。
【0020】U字型自在継手半部の分離面における形状
係合接続により、接続部の半部において互いに対向して
いる引張り応力および圧縮応力は、接続部または鋸歯状
部において互いに補償される、すなわち接続部の全横断
面に亘って、同じ負荷分布が達成される。
【0021】接続部と接続軸に接続したU字型自在継手
との間の鋸歯状部のミクロ運動(Microbewegung)が回
避され、それによって浸透水(Kriechwasser)等が溜る
空所のできることが回避される。接触箇所の腐食効果の
増大となる相対運動による追加の機械的応力もそれによ
って除外される。
【0022】2部分構造のフランジドライバーの本発明
による2、3の実施例は、製造の際に、新しい方法ステ
ップの包含を可能にする。これは、詳細に請求項13の
特徴によって特徴づけられている。全フランジドライバ
ーは、一体に鋳造され、そしてその軸支部は孔を備えて
いる、フランジドライバーの最終的形状は、すでに鋳造
部輪郭の決定のときに考慮に入れておかなければならな
い。たとえば、2、3の実施例では、フランジドライバ
ーの最後の円形脚部の維持のため、長円形鋳造輪郭が必
要である。さらに、好ましくはこのフランジドライバー
に軸支されるピンのピン軸線に平行に延びており、かつ
全脚部を通り延びている追加の孔が設けられている。そ
れからフランジドライバーは、U字型自在継手の間の対
称平面で分けられ、そして分離面にそれぞれ互いに相補
的な、好ましくは真直ぐなラジアル鋸歯状部が加工され
る。これは、好ましくは、分離面の外部領域に配置され
る。また曲線鋸歯状部も考えられる。鋸歯状部の歯元の
線またはその延長線は、一方(U字型自在継手軸線を有
する平面に投影したときは)U字型自在継手軸線に対し
て傾斜して延びている。好ましくは、これはU字型自在
継手軸線に垂直に延びていなければならない。
【0023】分離面における互いに相補的な鋸歯状部
は、ピン軸線に対し、対の状態で、特定の量のピッチだ
け互いにオフセットしている。双方のU字型自在継手半
部は、それから互いにアンカーボルトによって接続さ
れ、そして双方の脚部のピン軸線の反対側にハース型鋸
歯状部が加工される。アンカーボルトの目的は、固定の
外にとりわけ、製造および組立を容易にすることにあ
る。このアンカーボルトは力の伝動には関与しない。好
ましくは、フランジドライバーの下側のハース型鋸歯状
部と同じ歯の大きさの鋸歯状部を分離面に設ける。それ
によって現存の切削工具を有効に活用できる可能性が生
まれる。
【0024】フランジドライバーのU字型自在継手半部
の製造は、また個々に行うことができる、すなわち各々
のU字型自在継手半部は、それ自体別々に製造される。
【0025】鋸歯状部の形成および配置に対して、種々
の変形が可能であるが、しかし常に、歯元の線が、通
常、U字型自在継手に対応しているU字型自在継手軸線
に対して平行な位置をとらないように注意すべきであ
る。好ましくは、鋸歯状部は、その歯元の線あるいは歯
元の線における多くの接線が、U字型自在継手軸線を有
する共通の平面に投影したとき、U字型自在継手軸線に
対し傾斜して延びており、すなわち、U字型自在継手軸
線に対して0°よりも大きく90°よりも小さく、およ
び90°よりも大きく180°よりも小さい角度をと
り、U字型自在継手半部の分離間の双方の半径方向外方
にある領域で互いに反対の方向に向けられるか、または
鏡対称に実施される。
【0026】さらにたとえば、U字型自在継手は、接続
部を有する結合領域において非対称に形成された2つの
U字型自在継手半部から実施されることができ、すなわ
ち、このU字型自在継手は、不等に実施された脚部を有
している2つのU字型自在継手半部から成っている。一
方のU字型自在継手の脚部は、この場合には切欠き部を
有し、一方他方の脚部は、それと相補的に形成され、こ
の切欠き部と相補的なオーバーラップを有しているU字
型自在継手半部を有している。
【0027】課題解決のための第2の方法は、フランジ
ドライバーの分割の前に、脚部の少ない応力を受ける領
域にセグメントを別に設け、そしてセグメントとU字型
自在継手半部の互いに相補的な分離面に、既述のような
適切な鋸歯状部を設けることである。フランジドライバ
ーの対称平面に垂直にセグメント分割の場合、あるいは
セグメント部分がその輪郭にくぼみを有するようにする
場合、およびフランジドライバーの対称平面に平行に2
つのU字型自在継手半部にフランジドライバーを分離す
る場合には、請求項13によって特徴づけられた方法の
適用が可能である。しかしここで注意すべきことは、鋳
造輪郭と、鋸歯状部の加工後のフランジドライバーの輪
郭との関連である。
【0028】本発明を図面を用いて以下に詳しく説明す
る。
【0029】
【実施例】図1は、従来実施されてきたフランジドライ
バーにおける、トルク伝動の際にピンに加わる周辺の力
uの、U字型自在継手への影響を図式的に明示してい
る。本願に図示した位置の相違は、理解し易くするた
め、尺度によるものではなく、非常に誇張して図示され
ている。個々のU字型自在継手半部の変形は考慮されて
いない。
【0030】U字型自在継手半部2およびU字型自在継
手3を含む分割して実施されたU字型自在継手1は、こ
の図では、平面図で概略的に示されている。各々のU字
型自在継手2および3は、この図では、それぞれ脚部4
または5と、この脚部と1体であり、脚部から延びてい
て、この図には図示されていないクロス自在継手ピンの
ための図示されていない軸受を収容する中に形成された
孔8または9を有する軸受部6または7とを有してい
る。脚部4または5は、ここでは、図1aのIIから見た
フランジ4の下側の図1bに明示されたように、半円形
のフランジとして実施されている。フランジ4または5
によって規定された平面E1またはE2は、平面E3ま
たはE4にそれぞれ平行に延びており、平面E1または
E2は、孔8または9の中心軸線A1またはA2とA3
またはA4の交差点M1またはM2に置かれた垂直線A
5および軸線A3またはA4に広がっており、かつフラ
ンジ4または5の下側に設けた鋸歯状部の脚の円により
規定されている。簡易化のためここでは、U字型自在継
手半部2の軸線のみが図示されている。フランジ2また
は3の平面E3またはE4の反対側10または11は、
それらの外周12の領域にそれぞれ鋸歯状部13または
14を有している。これらの鋸歯状部は、好ましくは、
ハース(Hirth)型ラジアル鋸歯状部として実施されて
おり、かつ半円によって描かれた全周囲12に亘って取
付けられている(図1b)。ハース型ラジアル鋸歯状部
の歯元の線は半径方向に延びており、そして歯は垂直に
ピン軸線から遠ざかっている。
【0031】フランジ4または5は、接線ボルト15、
16、17または18、19、20によって、駆動側に
も被駆動側にもある接続軸の接続部21に接続される。
接続部21は、そのU字型自在継手に面した前面22に
同様にフランジ鋸歯状部13および14と相補的に配置
された鋸歯状部23を有し、この鋸歯状部23は、適切
なバイアスによってフランジの下側の鋸歯状部と自動的
心合せ接続を行う。
【0032】伝動すべきトルクによりU字型自在継手に
加えられる周辺の力Fuが、本願には図示されていない
U字型自在継手半部の変形に関連して、鋸歯状部23と
13および14との間のずれを生ずる。
【0033】U字型自在継手半部2または3と接続部2
1との間の接続の部分的持上りを表わす、明確化に役立
つ極端な場合は、実際には関係がない。周辺の力の作用
は、しかし異なる方向の力を生じ、これがボルト接続部
に作用し、それによって接続部の異なる応力および鋸歯
状部相互いの相対的運動を生じ、それらが、再び互いに
噛み合っている歯の歯元の面の間に小さい空所の発生ま
たは拡大を生ずる。これらの空所内に湿分および浸透水
が集まり、それらが侵蝕を生ずる。この侵蝕効果は、鋸
歯状部の接触箇所の相互運動によってさらに増大する。
【0034】本願に図示した例では、周辺の力Fuは、
U字型自在継手半部2のフランジ4に、ボルトのバイア
ス力と同じ方向であるボルト接続部17における力FA
と、バイアス力と反対の方向であるボルト接続部15に
おけるFBの作用で現われるモーメントMを生ずる。ボ
ルト接続部17は、引張り応力を受ける。この引張り応
力は、このときバイアス力にに加わる。同時に、ボルト
接続部の領域における接続部も同様に引張り応力にさら
される。ボルト接続部15は、力FBが圧縮力として作
用し、かつバイアス力が反対の方向であるので、荷重が
軽減される。ボルト接続部15の領域では、接続部21
および鋸歯状部は圧縮応力を受ける。ボルト接続部17
の側の鋸歯状部は荷重を軽減されるので、U字型自在継
手半部のこの半部は、受動側と呼ばれる。ボルト接続部
15の領域の鋸歯状部が荷重を軽減されると、そのため
U字型自在継手半部のこの側は能動側と呼ばれる。対向
している相補的なU字型自在継手半部3上の力FA’お
よびFB’も同様な作動特性を有している。しかしなが
ら常に引張り応力および圧縮応力が対立している。
【0035】一定の運転方式の場合、すなわち逆転運転
のない場合には、受動側と能動側の交代は行われない。
それはつまり、U字型自在継手半部の個々の側が常に同
じ応力にさらされ、したがって常に接続部21の同じ領
域が引張りまたは圧縮応力にさらされることを意味して
いる。
【0036】図1bは、周辺の力Fuの影響によるフラ
ンジ4の位置変化の場合、接続部21内の孔24に対す
る加工したハース型ラジアル鋸歯状部を有するフランジ
下側の位置変化を明示している。
【0037】図2は、本発明によるU字半部25の図を
キャバリエ投影図で示している。U字型自在継手半部
は、図1に描かれたのと同様に、フランジとして実施さ
れている脚部26と、脚部と一体に形成され、かつ軸受
部28を有している軸受部27とを具備している。フラ
ンジ26は半円形状に形成されており、かつその、軸受
部と反対側29の方のその外周30の領域に全円弧に亘
って延びている鋸歯状部31を有している。この鋸歯状
部31は、これに接続すべき、この図には図示されてい
ない接続部21に対し軸線方向に整合され、そして鋸歯
状部の歯元の線が、フランジの形状に対して半径方向に
延びている。
【0038】鋸歯状部31は、ハース型ラジアル鋸歯状
部として実施されているが、このことは、この図には図
示されていない接続部21における相補的な、この鋸歯
状部に属するハース型鋸歯状部と協働して、摩擦で接続
された、自動心合せ接続を提供する。
【0039】分離面32に、このU字型自在継手半部
は、ラジアル鋸歯状部33を有しており、その歯元の線
Fは、ピン軸線A5と共通の平面の投影図では、ピン軸
線A5に垂直に延びており、そしてU字型自在継手軸線
Gと共通の平面E5の投影図では、U字型自在継手軸線
Gに対して垂直位置をとっている。判り易くするため
に、この図では、平面E5のみが明示されている。それ
はつまり、こ場合には、歯元の線の延長線(この図で
は、たとえば破線で示されている歯元の線Fの延長線)
が、ピン軸線A5およびU字型自在継手軸線Gによって
描かれている平面E6に交差するということである。歯
元の線Fの延長線は、図示の例では、この平面E6に垂
直である。好ましくは、この鋸歯状部は、分離面の外部
領域に配置される。しかしながら、この鋸歯状部をそれ
ぞれ全分離面上に形成するという、本願には図示されて
いない可能性がある。
【0040】好ましくは、ハース型鋸歯状部31の歯の
大きさは、選択したラジアル鋸歯状部33の歯の大きさ
に等しい。それによって同じ切削工具の使用が可能とな
り、そしてそのことが、すでに存在する機械工場の有効
活用に反映される。
【0041】図3には、図2と同様なU字型自在継手半
部25が、キャバリア投影図で図示されるが、分離面3
2におけるその鋸歯状部は、曲線歯34として形成され
ている。U字型自在継手半部の基本的構造は、図2で説
明したU字型自在継手半部の基本的構造に対応している
ので、参照番号はそのまま引継がれている。この図では
例として破線の形で図示されている歯元の線Fの多数の
接線Tは、U字型自在継手軸線Gと共通の平面E5の投
影図では、傾斜して延びており、すなわちU字型自在継
手軸線Gに対して0°よりも大きく、180°より小さ
い角度で傾斜して延びている。この図では、判り易くす
るため、代表的に歯元の線Fにおける2つの接線T1お
よびT2のみが図示されており、これらの接線は、U字
型自在継手軸線Gに対して傾斜して延びている。
【0042】図2および図3の分離面32の半径方向外
方にある領域では、参照記号を付けた孔は図示されてい
ない。図2および図3に図示したU字型自在継手半部と
相補的なU字型自在継手半部もまた同様に貫通孔あるい
はねじを切った孔を有している。これらの孔は、アンカ
ーボルトを収容するため、または双方のU字型自在継手
半部間のボルト接続実現のために役立っている。アンカ
ーボルトまたはボルト接続の目的は、固定の外に、とり
わけ、製造および組立を容易にすることにある。これら
のボルトは、力の伝動には役立っていない。
【0043】図4は、U字型自在継手半部間の形状係合
接続のシーリングのための解決方法を明示している。
【0044】図4aは、たとえば、図2による実施例に
使用できるような、シーリングのない鋸歯状部35の部
分断面を示している。力の伝動実現のため、歯37/3
8の噛み合いの際の空所36は、経済的な製造の理由か
らおよび歯元の衝撃応力(kerbrpannungen)減少のため
不可避である、というのは、歯元の面39および40が
噛み合うことが力の伝動に重要であるからである。この
空所36は、水分および浸透水の溜り場であり、したが
って侵蝕の促進場所である。したがって簡単に実現可能
なシーリングの可能性として、重合材料のループの使用
が考えられ、このループ41は、図4bに示したよう
に、交互に鋸歯状部内に、すなわちスラローム状に装入
される。
【0045】このループは、それぞれU字型自在継手半
部内にのみ装入され、好ましくはさらに接着剤で固定さ
れ、それから他方の、この図に図示されていないU字型
自在継手半部の反対の鋸歯状部により一緒に圧縮する。
この圧縮効果は、U字型自在継手半部間の対称平面に垂
直に脚部を通り延びている孔42を通り取付けられてい
るこの図には図示されていないアンカーボルトによる双
方のU字型自在継手半部の接続によって増大される。圧
縮の際に伸長したループ41は、側方、すなわちピン軸
線に垂直な方向に漏出する。アンカーボルトはその場合
に他方のU字型自在継手半部内にねじ込まれるか、ある
いは双方のU字型自在継手半部を通り止められる。
【0046】図4cは、U字型自在継手半部の分離面の
断面で見て、双方のU字型自在継手半部間の分離面の中
央でシーリングを実現する方法を明示している。分離面
におけるラジアル鋸歯状部は製造上の理由から、好まし
くは、半径方向外方にある分離面の領域にのみ配置され
るので、双方のU字型自在継手半部の密封接触の実現の
ため、鋸歯状部に該当しない領域に、好ましくはエラス
トマーの充填材43が設けられる。この充填材は、好ま
しくは、接続の際に双方のU字型自在継手半部間に鋸歯
状部の加工により生ずる、この図に図示されていない分
割部に対して約1mmの余分寸法を有している。U字型
自在継手半部の組立の際に、この充填材43は、ラジア
ル鋸歯状部33の前面44およびこの図に図示されてい
ない分割部のU字型自在継手半部に対して押圧される。
【0047】図5及び図6は、フランジドライバーの2
つのU字型自在継手半部の分離面の領域の鋸歯状部の本
発明による装置のさらに他の方法を明示している。フラ
ンジドライバー45は、双方のU字型自在継手半部47
および48を具備している。双方のU字型自在継手半部
は、これらの図では、ラジアル鋸歯状部の配置を明示す
るため、カバリア投影図で、互いに外れた状態で図示さ
れている。各々のU字型自在継手半部47または48
は、フランジとして実施されている脚部49または50
と、脚部49または50と構造的ユニットを形成し、か
つそれぞれ軸受孔53または54を有している軸受部5
1または52とを具備している。フランジ49または5
0は、半円形状に形成されており、かつその軸受部の反
対側55または56の方のフランジの外周57または5
8の領域に全円弧に亘って延びている鋸歯状部59また
は60を有している。この鋸歯状部は、それと接続すべ
き、この図には詳細に図示されていない接続部に対して
軸線方向に整合され、そして鋸歯状部の歯元の線はフラ
ンジの形状に対して半径方向に延びている。鋸歯状部5
9または60はハース型ラジアル鋸歯状部として形成さ
れている。
【0048】双方のU字型自在継手半部の脚部49およ
び50は、互いに非対称に実施されている。U字型自在
継手半部の製造は別々に行われ、かつU字型自在継手半
部47が切欠き部62および63を有し、一方U字型自
在継手半部48が、オーバーラップ64と、これらの図
には完全に図示されていない65とを有するように行わ
れる。切欠き部62はこの場合、部分分離面66、67
および68により形成され、一方切欠き部63は、部分
分離面66、69および70によって規定される。オー
バーラップ64および65は、部分分離面71、72お
よび73並びに71、74およびこの図には図示されて
いない75によって規定される。双方のU字型自在継手
半部47または48の係合の際にこれらの互いに相補的
に設計された切欠き部およびオーバーラップは、互いに
固定した規定の状態にもたらされる。部分分離面67ま
たは70は、真直ぐなラジアル鋸歯状部76または77
を有している。部分境界面72または74には、それと
相補的な真直ぐなラジアル鋸歯状部78または79が設
けられている。
【0049】図5では、双方のU字型自在継手半部47
または48は、判り易くするため、互いに別々に分けて
図示されている。組込んだ状態では、これらの双方のU
字型自在継手47または48は、鋸歯状部76および7
8または77および79によって形成される双方の形状
係合接続によって、構造的ユニット45を形成する。こ
の構造的ユニットは、双方のU字型自在継手半部のハー
ス型鋸歯状部59または60を下から見た図で図6に図
示されている。
【0050】固定および製造並びに組立の簡易化のた
め、ボルト接続部80および81が設けられている。そ
の実現のため、双方のU字型自在継手半部は、ねじ部を
備えることができる孔を有している。この場合には、た
とえば、部分分離面67および70は、孔82および
(この図に詳細に図示されていない)内ねじを備えた8
3を有している。孔84および(この図に図示されてい
ない)85は、貫通孔か、あるいはまたねじを備えた孔
として実施することができる。また、通しボルトの形の
ボルトのみが、フランジドライバーのフランジまたは脚
部を通り延びるように、孔82および83を貫通孔とし
て形成する、この図には詳細に図示されていない方法も
ある。
【0051】フランジドライバー45は、好ましくは、
双方の出来上がったU字型自在継手半部47または48
が係合により再び構造的ユニットを互いに形成するよう
に、2つの別々に製造されたU字型自在継手半部47ま
たは48から形成される、その場合に一方のU字型自在
継手半部47は他方のU字型自在継手半部48のための
心合せとして作用する。双方のU字型自在継手半部の互
いに接続している分離面に、形状係合接続実現のための
互いに相補的な鋸歯状部が設けられている。これらの鋸
歯状部76、77、78および79は、図5の図示の例
では、真直ぐなラジアル鋸歯状部として形成されてお
り、その歯元の線は、軸線A5および共通の平面内の歯
元の線の投影では、U字型自在継手内に軸支されたピン
の軸線A5に実質的に平行である。
【0052】一平面にU字型自在継手軸線Gを有する、
この図に図示されていない組込んだ状態における歯元の
線の投影では、歯元の線は、U字型自在継手軸線に垂直
に向けられている。双方のU字型自在継手半部47およ
び48は、次に鋸歯状部によって実現される形状係合接
続によって構造的ユニット45に組立られ、そして図6
に示したように、ボルト接続部80および81により互
いに接続される。これにつづいて、U字型自在継手半部
47および48の双方の脚部49または50のピン軸線
と反対側に、個々のU字型自在継手半部47および48
の個々の部分鋸歯状部59または60から成っているハ
ース型ラジアル鋸歯状部が加工される。図3bで説明し
たシーリング方法は、この場合にも同様に適用可能であ
る。
【0053】図7は、2つのU字型自在継手半部(U字
型自在継手半部85およびU字型自在継手半部86)を
有するフランジドライバーの実施のさらに他の方法およ
びこれに関連した、双方のU字型自在継手半部を互いに
形状係合接続するのに役立つ互いに相補的な鋸歯状部の
配置のさらに他の方法が、フランジの下側、すなわちフ
ランジドライバーの、U字型自在継手に軸支されたピン
のピン軸線と反対側の平面図に対応している図で明示さ
れており、フランジドライバー87は、一方のU字型自
在継手半部86が他方のU字型自在継手半部85のため
の心合せとして役立つように2つのU字型自在継手半部
85および86に分けられている。そのため、U字型自
在継手半部86は、2つの切欠き部を有し、それらの切
欠き部はそれらの寸法が実質的にU字型自在継手半部8
5のオーバーラップ88または89に対応している。オ
ーバーラップ領域における分離線94の互いに向き合っ
た面90および91または92および93に、形状係合
接続95または96の実現に役立つ個々のU字型自在継
手半部85および86の互いに相補的鋸歯部が設けられ
ている。
【0054】組立および製造を容易にするため、双方の
U字型自在継手半部85または86は、2つのボルト9
7または98によって互いに接続される。双方のボルト
はまた、この場合単に製造および組立の簡易化にのみ役
立ち、これらのボルトは力の伝動には関与しない。
【0055】図8および図9は、本発明に基づく課題の
解決のためのさらに他の方法を示している。フランジド
ライバー100は、この場合、2つのU字型自在継手半
部101および102と、2つのU字型自在継手半部と
一緒にフランジドライバー100を形成している2つの
セグメント103および104とを具備している。
【0056】フランジドライバー100は、一体の構造
部として鋳造されることもできる、その場合には、また
鋳型輪郭は、その後望まれるフランジドライバー、とり
わけ脚部の輪郭に合せて作られる。これにつづいて、分
離線105で2つのU字型自在継手半部101および1
02の分離が行われる。セグメントは、一体のフランジ
ドライバーの脚部から分離される。この分離は、その双
方の軸受部106および107が接触しないようにして
行われる。個のセグメント103または104と双方の
U字型自在継手半部101および102との間の分離線
に、分離面110、111および112または113、
114および(この図に図示されていない)115がで
きる。分離面112は、この場合、U字型自在継手半部
101によって形成され、一方分離面111はU字型自
在継手102によって形成される。セグメント103
は、分離面110を形成する。この分離面には、セグメ
ント103または104と個々のU字型自在継手半部1
01または102との間の形状係合接続の実現に貢献す
る互いに相補的な鋸歯状部が設けられている。双方のU
字型自在継手半部101または102へのフランジドラ
イバーの分離は、好ましくは、部分面111および11
2から形成された面における鋸歯状部の加工後行われ
る。
【0057】さらに、セグメント103または104
は、ボルト接続によってU字型自在継手半部101また
は102に接続される。明確化のため、これらの図では
単にボルト接続のために設けられた孔122および12
3のみが図示されている。このボルト接続は、単にフラ
ンジドライバーの製造の簡易化、特にフランジドライバ
ー104の下側121におけるハース型ラジアル鋸歯状
部120の製作にのみ役立つ。この目的のため、双方の
U字型自在継手半部101および102は、鋸歯状部を
経て、そしてさらにボルト接続により形状係合に双方の
セグメント103および104に接続される。それから
ハース型鋸歯状部120の加工が、組立てられたフラン
ジドライバーのその下側121に行われる。
【0058】図9は、図8によるフランジドライバー1
00を下から見た図を示しており、そして明確化のた
め、この図には、セグメント124の実施のためのさら
に他の方法が示されている。セグメント103は、その
分離面110が双方のU字型自在継手101および10
2の対称平面に垂直に延びるように、フランジドライバ
ーから分離されているが、セグメント124は、U字型
自在継手半部101および102の適切な設計によって
再び調整される間隙を有している。
【0059】好ましくは、フランジドライバーは、互い
に対称に実施される部分から構成される、すなわち双方
のセグメント部分およびおよびU字型自在継手半部はそ
れぞれ互いに交換可能である。たとえば、図8のセグメ
ント部分103はまたセグメント部分104の代りに使
用できる。
【0060】セグメント部分103または124は、こ
の図に詳細に示されていないボルト接続によりU字型自
在継手半部101および102に接続される。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、従来の技術の欠点が回
避され、そして軸受保持のため、出来る限り軸支持力の
実現のためのフランジドライバーの好都合な形状が維持
され、かつ現存の製造設備を有効に活用して費用のかか
らない製造および簡単な組立が達成されるように、フラ
ンジドライバーをさらに開発することができる。さらに
嵌合腐食およびこの問題と密接に結びついている他の腐
食現象が回避され、そしてそれがまたフランジドライバ
ーの長寿命に好都合であるように、僅かな費用で最適な
シーリングを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の形式のU字型自在継手のU字型自在継手
半部(明示のため自由尺度)への周辺の力の影響と異な
る図で示している。
【図2】真直ぐなラジアル鋸歯状部および曲線鋸歯状部
を有している本発明によるU字型自在継手半部の実施例
をキャバリエ投象法で示している。
【図3】真直ぐなラジアル鋸歯状部および曲線鋸歯状部
を有している本発明によるU字型自在継手半部の実施例
をキャバリエ投象法で示している。
【図4】鋸歯状部におけるシーリング実現のための方法
を示している。
【図5】非対称に実施されたU字型自在継手半部の脚部
を有している本発明によるフランジドライバーの実施例
を示している;
【図6】非対称に実施されたU字型自在継手半部の脚部
を有している本発明によるフランジドライバーの実施例
を示している;
【図7】本発明によるフランジドライバーの実施例のさ
らに他の方法を示している。
【図8】本発明によるセグメント部を有しているフラン
ジドライバーを示している。
【図9】本発明によるセグメント部を有しているフラン
ジドライバーをで示している。
【符号の説明】
1、45、87、100 フランジドライバー、 2、3、25、47、48、85、86、101、10
2 U字型自在継手半部、 4、5、26、49、50 脚部、 6、7、27、51、52、106、107 軸受部、 8、9、28、53、54 孔、 10、11、29、55、56 前面またはフランジ下
側、 13、14、59、60、120 ハース型鋸歯状部、 32、105 分離面、 33、34、76、77、78、79 鋸歯状部、 41 ループ 103、104、124 セグメント部分、 110、113 セグメント外面、 111、112、114、115 部分外面、 121 自在継手の反対の前面、 T1、T2 接線。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1.1 2つの互いに相補的なU字型自
    在継手半部(2,3,25,47,48,85,86)
    を有し、 1.2 各々のU字型自在継手半部(2,3,25,4
    7,48,85,86)が脚部(4,5,26,49,
    50)と、中に含まれた孔(8,9,28,53,5
    4)を有している軸受部(6,7,27,51,52)
    とを具備し、 1.3 双方のU字型自在継手半部
    (2,3,25,47,48,85,86)が、U字型
    自在継手(1)により支持されたクロスピンのピンのピ
    ン軸線(A5)に実質的に垂直である分離面(32,6
    6−67−68−69−70,71−72−73−74
    −75,90−94−92,91−94−93)に沿っ
    て当接し、 1.4 双方のU字型自在継手半部(2,3,25,4
    7,48,85,86)が、トルク伝動のため自在継手
    に隣接した軸(21)からフランジドライバー(1,4
    5,87)およびクロスピンまで、あるいはこの逆に、
    自在継手の反対のフランジドライバー(1,45,8
    7)の前面(10,11,29,55,56)に軸線方
    向に整合して、半径方向にフランジ下側(10,11,
    29,55,56)に延びているハース型鋸歯状部(1
    3,14,31,59,60)を有し、 1.5 フラ
    ンジドライバー(1,45,87)の双方のU字型自在
    継手半部(2,3,25,47,48,85,86)が
    形状係合に互いに接続されていることを特徴とする互い
    に90°オフセットした2つのピンを具備するクロスピ
    ンを有するカルダン自在継手用フランジドライバーにお
    いて、 1.6 各々のU字型自在継手半部(2,3,25,4
    7,48,85,86)が、分離面(32,66−67
    −68−69−70,71−72−73−74−75,
    90−94−92,91−94−93)に、それぞれ相
    補的な分離面(32,66−67−68−69−70,
    71−72−73−74−75,90−94−92,9
    1−94−93)の方に向いた鋸歯状部(33,34,
    76,77,78,79)を有し、 1.7 鋸歯状部(33,34,76,77,78,7
    9)の歯元の線(F)またはその延長線、あるいは鋸歯
    状部の歯元の線(F)の多数の接線(T1,T2)また
    はその延長線が、U字型自在継手軸線(G)有する共通
    の平面(E5)における投影では、U字型自在継手軸線
    (G)に対して傾斜または0°よりも大きく180°よ
    りも小さい角度で延びていることを特徴とするフランジ
    ドライバー。
  2. 【請求項2】 双方のU字型自在継手半部(2,3,2
    5,47,48,85,86)の脚部(26,49,5
    0)が互いに非対称に実施されていることを特徴とする
    請求項1に記載のフランジドライバー。
  3. 【請求項3】 3.1 第1のU字型自在継手半部(4
    7,86)の脚部(49)が少くとも1つの切欠き部
    (62,63)を有し、そして第2のU字型自在継手半
    部(48,85)の脚部(50)が、それと相補的なオ
    ーバーラップ(64,65,88,89)を有し、 3.2 鋸歯状部(76,77,78,79)が、切欠
    き部またはオーバーラップによって形成された分離面
    (67,70,72,74,90,91,92,93)
    の領域に配置されていることを特徴とする請求項2に記
    載のフランジドライバー。
  4. 【請求項4】 鋸歯状部(33,34,76,77,7
    8,79)が、U字型自在継手軸線(G)に対して、分
    離面の半径方向外方の領域に配置されていることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のフランジド
    ライバー。
  5. 【請求項5】 鋸歯状部(33,34,76,77,7
    8,79)の歯元の線(F)またはその延長線あるいは
    鋸歯状部の歯元の線(F)の多数の接線またはその延長
    線が、U字型自在継手軸線(G)を有する平面(E5)
    の投射では、U字型自在継手(G)の垂直に延びている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の
    フランジドライバー。
  6. 【請求項6】 分離面(32,66−67−68−69
    −70,71−72−73−74−75,90−94−
    92,91−94−93)におけるそれぞれ相補的な分
    離面(32,66−67−68−69−70,71−7
    2−73−74−75,90−94−92,91−94
    −93)の方に向けられた鋸歯状部(33,34,7
    6,77,78,79)が真直ぐなラジアル鋸歯状部
    (33,76,77,78,79)として形成されてい
    ることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載
    のフランジドライバー。
  7. 【請求項7】 分離面におけるそれぞれ相補的な分離面
    に向けられた鋸歯状部が、曲線鋸歯状部(34)として
    形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    か1項に記載のフランジドライバー。
  8. 【請求項8】 8.1 少くとも2つのU字型自在継手
    半部(101,102)を有し、 8.2 各々のU字型自在継手半部(101,102)
    が、脚部と、中に含まれた孔を有している軸受部(10
    6,107)とを具備し、 8.3 双方のU字型自在継手半部(101,102)
    が、脚部において、少くとも、U字型自在継手によって
    支持されたクロスピンの第1のピンのピン軸線(A5)
    に対して傾斜している部分分離面(105)に沿って当
    接していることを特徴とする互いに90°オフセットし
    た2つのピンを具備するクロスピンを有するカルダン自
    在継手用フランジドライバーにおいて、 8.4 少くとも1つのセグメント部分(103,10
    4,124)が設けられていて、それが双方のU字型自
    在継手(101,102)と構造的ユニット(100)
    に組立可能であり、 8.5 そのセグメント部分(103,104,12
    4)が、双方のU字型自在継手半部の脚部の少くとも1
    つの部分外面(111,112,114,115)にお
    ける少くとも1つのセグメント外面(110,113)
    に当接しており、 8.6 双方のU字型自在継手半部の脚部の部分外面
    (111,112,114,115)が、相補的なセグ
    メント外面(110,113)の方に向けられた少くと
    も1つの鋸歯状部を有し、 8.7 鋸歯状部の歯元の線またはその延長線,あるい
    は歯元の線のコースにおける多数の接線またはその延長
    線が、U字型自在継手軸線(G1)を有する共通の平面
    の投射のとき、U字型自在継手軸線(G1)に対して傾
    斜、または0°よりも大きく180°よりも小さい角度
    で延びており、 8.8 双方のU字型自在継手(101,102)およ
    びセグメント部分(103,104,124)が、自在
    継手に隣接する軸からフランジドライバー(100)お
    よびクロスピンへ、あるいは逆の順序にトルク伝動のた
    め、フランジドライバーの、自在継手の反対の前面(1
    21)に取付けられ、軸線方向に整合し、半径方向にフ
    ランジドライバー下側に延びているハース型ラジアル鋸
    歯状部(120)を有していることを特徴とするフラン
    ジドライバー。
  9. 【請求項9】 脚部の部分外面(111,112,11
    4,115)における、それぞれ相補的なセグメント面
    (110,113)の方に向けられた鋸歯状部が、真直
    ぐなラジアル鋸歯状部として形成されていることを特徴
    とする請求項8に記載のフランジドライバー。
  10. 【請求項10】 脚部の部分外面(111,112,1
    14,115)における、それぞれ相補的なセグメント
    面(110,113)の方に向けられた鋸歯状部が、曲
    線鋸歯状部として形成されていることを特徴とする請求
    項8に記載のフランジドライバー。
  11. 【請求項11】 互いに噛み合う鋸歯状部(33,3
    4,76,77,78,79)の間のシーリングのため
    の手段が設けられている請求項1〜10のいずれか1項
    に記載のフランジドライバー。
  12. 【請求項12】 シーリングのための手段が、鋸歯状部
    (33,34,76,77,78,79)の間に圧縮さ
    れたエラストマー材料のループ(41)であることを特
    徴とする請求項11に記載のフランジドライバー。
  13. 【請求項13】 13.1 フランジドライバー(1,
    100)が1部品に鋳造されており、 13.2 軸受孔が、軸受部内にあけられていて、 13.3 脚部を通り、U字型自在継手半部の対称平面
    に垂直に延びているさらに他の穴があけられていて、 13.4 フランジドライバーが、双方のU字型自在継
    手半部間の対称平面で分離されていて、 13.5 脚部の、軸受部から離れる方向の側に、ハー
    ス型鋸歯状部が加工されていることを特徴とし、脚部
    と、中に含まれた孔を有している軸受部とを具備してい
    る2つの実質的に構造の同じU字型自在継手より成って
    いるフランジドライバーの製造方法において、 13.6 鋸歯状部が、U字型自在継手半部の分離面で
    フランジドライバーの分離後加工され、 13.7 U字型自在継手半部が、アンカーボルトによ
    って互いに接続され、 13.8 接続した状態で、ハース型ラジアル鋸歯状部
    が、フランジドライバーの下側に加工されることを特徴
    とするフランジドライバーの製造方法。
  14. 【請求項14】 フランジドライバー(100)の対称
    平面における分離前に、軸受部により影響されない領域
    の少くとも1つのセグメント部分(103,104,1
    24)の分離が行われ、そしてフランジドライバーの脚
    部における分離面(111および112,114および
    115)に、セグメント部分(103,104,12
    4)の分離面(111,113)に対し相補的な鋸歯状
    部が加工されることを特徴とする請求項13に記載のフ
    ランジドライバーの製造方法。
  15. 【請求項15】 真直ぐなラジアル鋸歯状部およびハー
    ス型鋸歯状部の製作のため、同じ切削工具が利用される
    ことを特徴とする請求項13に記載のフランジドライバ
    ーの製造方法。
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