JPH06330262A - アルミニウム合金硬質板の製造方法 - Google Patents

アルミニウム合金硬質板の製造方法

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JPH06330262A
JPH06330262A JP14270693A JP14270693A JPH06330262A JP H06330262 A JPH06330262 A JP H06330262A JP 14270693 A JP14270693 A JP 14270693A JP 14270693 A JP14270693 A JP 14270693A JP H06330262 A JPH06330262 A JP H06330262A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 しごき加工性及びネッキング性、フランジン
グ加工性等の加工性に優れ、かつ品質の安定したアルミ
ニウム合金板を製造し得る方法を提供する。 【構成】 Mn:0.5〜1.5%、Mg:0.5〜1.5
%、Fe:0.3〜0.7%、Si:0.1〜0.5%をFe
+Si=0.5〜1.0%、Fe/Si=1.25〜2.5の
関係を満足するように含有し、更にCu:0.05〜0.
5%、Zn:0.05〜0.5%及びPb:0.005%以
下を含有し、残部がAlと不可避的不純物からなるアル
ミニウム合金鋳塊に570〜620℃の温度で1時間以
上の均質化熱処理を施し、引き続き450〜550℃ま
で冷却した後、熱間圧延を終了板厚1.5〜3.0mm、終
了温度280〜360℃で行い、その直後又は放冷後、
加熱冷却速度100℃/min以上で板温度400〜60
0℃10分以内で保持し、板温度が150℃以下に冷却
する条件の連続焼鈍を施し、更にその後、1回の通板に
よる冷間圧延率を75%以上とする冷間圧延を施し、パ
ス間での回復がないことを特徴としている。特に飲料缶
胴材に適している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルミニウ合金硬質板
に関し、更に詳しくは、特に飲料缶胴材として、しごき
加工、及びネッキング加工性、フランジング加工性に優
れるアルミニウム合金硬質板の製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、飲料缶体用材料としてAl−Mn−Mg系合金が用い
られている。近年、缶の軽量化として、高強度高成形性
化と低耳率化、更に生産性の向上のため、成形性(しご
き加工性、ネックフランジ加工性)向上の要望が強くな
っている。
【0003】これに対して、種々の提案がなされている
(例えば、特開平2−247363号、特願平1−22
6746号)。しかしながら、これらの提案では、高強
度化については満足させられるものの、成形性について
はまだ不十分であり、更に特願平1−226746号に
ついても、元板での変形抵抗力の上昇により加工性の向
上が必要とされる。
【0004】一方、缶体用材料の製造方法としては、従
来は前述の3004合金に均質化熱処理、熱間圧延、冷
間圧延及び中間焼鈍を組み合わせて行う方法である(例
えば、特公昭61−7465号、特公昭62−3770
5号等)。しかしながら、このような方法では、強度が
非常に高くなったり或いはバラツキがあったりして、成
形性が低下するという問題があった。
【0005】本発明は、上記従来技術の問題点を解決し
て、しごき加工性及びネッキング性、フランジング加工
性等の加工性に優れ、かつ品質の安定したアルミニウム
合金板を製造し得る方法を提供することを目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明者は、従来の飲料缶体用材料の成分組成並び
に製造条件について総合的に再検討を行った。その結
果、Al−Mn−Mg系合金においてPbについてはどの資
料にても明確な規制は設けられておらず、一般的な不純
物として0.05%以下に規制し、実際には0.015%
のようなレベルで許容されているようであるが、このよ
うな規制範囲並びに含有量では本発明の加工性向上の目
的に対しては不十分であることが判明した。つまり、P
bは従来の量で含有すると割れ感受性を高め、しごき加
工において著しく成形性を低下させる。
【0007】また、従来の製造条件における冷間圧延率
としては、基本的には中間焼鈍後から最終板厚に至るま
でのTotalの圧延率を規制している。この結果、通常数
回の通板を行う現状では、パス間で回復が生じ、次パス
を行うと強度が非常に高くなり、成形性を低下させる
上、冷間圧延開始温度がばらつき、強度のばらつきを生
じ、成形性を低下させるといった問題点があることが判
明した。
【0008】そこで、本発明者は、これらの知見を踏ま
え、本発明で目的とする加工性向上の方策として、更に
Al−Mn−Mg系合金の成分組成並びに製造条件につい
て実験研究を重ねた結果、ここに本発明を完成したもの
である。
【0009】すなわち、本発明は、Mn:0.5〜1.5
%、Mg:0.5〜1.5%、Fe:0.3〜0.7%、S
i:0.1〜0.5%をFe+Si=0.5〜1.0%、Fe/
Si=1.25〜2.5の関係を満足するように含有し、
更にCu:0.05〜0.5%、Zn:0.05〜0.5%及
びPb:0.005%以下を含有し、残部がAlと不可避
的不純物からなるアルミニウム合金鋳塊に570〜62
0℃の温度で1時間以上の均質化熱処理を施し、引き続
き450〜550℃まで冷却した後、熱間圧延を終了板
厚1.5〜3.0mm、終了温度280〜360℃で行い、
その直後又は放冷後、加熱冷却速度100℃/min以上
で板温度400〜600℃10分以内で保持し、板温度
が150℃以下に冷却する条件の連続焼鈍を施し、更に
その後、1回の通板による冷間圧延率を75%以上とす
る冷間圧延を施し、パス間での回復がないことを特徴と
するアルミニウム合金硬質板の製造方法を要旨としてい
る。
【0010】
【作用】以下に本発明を更に詳細に説明する。まず、本
発明における合金の化学成分の限定理由については次の
とおりである。
【0011】Mn:Mnは強度の向上及びAl−Fe−Mn
系晶出物を生成し、しごき加工時の焼付き防止に効果の
ある元素である。しかし、0.5%未満ではいずれの効
果もなく、また1.5%を超えると強度が高くなりすぎ
る上、巨大晶出物を形成する恐れがあり、成形性を低下
させる。以上の理由により、Mn量は0.5〜1.5%の
範囲とする。
【0012】Mg:Mgは缶強度向上に効果のある元素で
あり、特にCuとの組み合わせにより、ベーキング時に
Al−Cu−Mg系析出物による析出硬化を生じ、缶底部
の高強度化に有効である。しかし、0.5%未満ではそ
の効果は少なく、また1.5%を超えると強度が高くな
りすぎ、成形性の低下を招く。以上の理由により、Mg
量は0.5〜1.5%の範囲とする。
【0013】Fe:FeはMnとの関係でAl−Fe−Mn系
晶出物を形成し、しごき加工性の向上に効果がある。し
かし、0.3%未満ではこの効果が小さく、また0.7%
を超えると巨大晶出物を形成し成形性の低下を生じる。
以上の理由により、Fe量は0.3〜0.7%の範囲とす
る。
【0014】Si:SiはAl−Fe−Mn系晶出物に相変
態を生じさせ、いわゆるα相を形成させ晶出物の硬度を
上昇させ、しごき加工性の向上(焼付きの防止)に効果が
ある。しかし、0.1%未満であるとこの効果は小さ
く、また0.5%を超えると強度が高くなりすぎる上、
晶出物の巨大化を生じ成形性を低下させる。以上の理由
により、Si量は0.1〜0.5%の範囲とする。
【0015】但し、Fe及びSiが上記範囲であっても、
以下の理由により、Fe+Si量、Fe/Si比の関係を満
足する量で含有させる必要がある。
【0016】Fe+Si:Fe+Si量は晶出物の量及びサ
イズの適性化によるしごき加工性の向上に効果がある。
しかし、Fe+Si量が0.5%未満では本発明品のしご
き加工性の向上効果に対しては不十分であり、また1.
0%を超えると晶出物の巨大化及びα相への全面変態に
より成形性を低下させる。以上の理由により、Fe+Si
量は0.5〜1.0%の範囲とする。
【0017】Fe/Si:Fe/Si比はα相の最適形成に
よるしごき加工性の向上に効果がある。しかしFe/Si
比が1.25未満ではα相の形成量が少なく、しごき加
工性の向上に対しては不十分である。また、2.5を超
えると晶出物のα相への全面変態により成形性の低下を
招く。以上の理由により、Fe/Si比は1.25〜2.5
の範囲とする。
【0018】Cu:CuはMgと同様の効果を示す元素で
あり、ベーキング時にAl−Cu−Mg系析出物による析
出硬化を生じ缶底部の高強度化に有効である。しかし、
0.05%未満ではその効果は小さく、また0.5%を超
えると強度が高くなりすぎ、成形性の低下を招く。以上
の理由により、Cu量は0.05〜0.5%の範囲とす
る。
【0019】Zn:Znは晶出物の分散を適正にし、絞り
加工性、しごき加工性及びフランジ成形性の向上に効果
がある。しかし、Zn量が0.05%未満ではその効果が
小さい。またZn量が0.5%を超えると飲料缶に必要な
耐食性を低下させる。以上の理由により、Zn量は0.0
5〜0.5%の範囲とする。
【0020】Pb:Pbは微量の存在により著しくしごき
加工性を低下させる。このため、Pb量は0.005%以
下に規制する。
【0021】次に本発明の製造方法について詳述する。
【0022】上記化学成分を有するアルミニウム合金
は、常法により溶解、鋳造後、均質化熱処理が施され
る。この均質化熱処理は、その後の熱間圧延性の向上
や、前述のα相形成によるしごき加工性の向上及び絞り
加工時に形成される耳の抑制に効果がある。しかし、5
70℃未満ではいずれの効果も小さく、また620℃を
超えるとバーニング等による板表面の性能低下を生じ
る。また、保持時間は温度により異なるが、1時間以上
が必要である。したがって、均質化熱処理は570〜6
20℃の温度で1時間以上の条件で行う。
【0023】引き続き、鋳塊を450〜550℃まで冷
却し、熱間圧延を開始する。これは以下の理由によるも
のである。
【0024】まず、熱間圧延開始温度を低くすることに
より、熱間圧延中に形成するマクロ組織の微細化に効果
がある。マクロ組織は成形性(しごき加工性、フランジ
加工性)に強く影響し、マクロ組織が粗いとこの成形性
を低下させる。熱間圧延開始温度が550℃より高いと
その効果は小さく、しかし、450℃未満では熱間圧延
でのパス数が増える上、熱間圧延中に温度が下がり過ぎ
て、製品の耳を高くするといった性能低下を生じさせ
る。したがって、熱間圧延開始温度は450〜550℃
の範囲とする。
【0025】更に、本発明では、均質化熱処理を2回行
わず、1回の均質化熱処理後に引き続き冷却し熱間圧延
を開始するが、その理由は、一度常温まで冷却する2回
均質化熱処理では、冷却中或いは再度熱上げを行う最中
に析出を生じ、次工程の熱処理でもこの析出物が消えな
いため、ベーキング後の強度が低くなり、例えば、耐圧
強度が低くなるといった問題を生じるためである。
【0026】鋳塊は熱間圧延によりコイル状に巻き上げ
られるが、その際の終了板厚と終了温度は、製品での絞
り耳率、缶壁の強度に影響を及ぼす。すなわち、終了板
厚が1.5mm未満では耳率を抑制するには効果がある
が、缶壁の軟化に不足を生じる。また3.0mmを超える
と強度が高過ぎることによる成形性の低下及び耳率の上
昇による加工不具合を招く。以上の理由により、熱間圧
延の終了板厚は1.5〜3.0mmとする。更に、終了温度
は特に耳率に大きな影響を与え、280℃未満では耳率
の抑制に効果が小さく、また360℃を超える場合には
その後の焼鈍においても再結晶に要する歪みエネルギー
が不足し、未再結晶が残存し、同じく耳率抑制に効果が
なくなる。以上の理由により、終了温度は280〜36
0℃の範囲とする。
【0027】次に焼鈍を行うが、焼鈍は熱間圧延直後又
は放冷後に行う。この焼鈍は、所謂CALと呼ばれる連
続焼鈍炉にて行われ、その条件は強度及び成形性に大き
な影響を与える。
【0028】すなわち、まず、加熱及び冷却速度が10
0℃/min未満では強度及び成形性の向上に対する効果
が少ない。以上の理由により、加熱及び冷却速度は10
0℃/minの範囲とする。また、板温度は再結晶及びC
u、Mgの強制固溶量に影響を及ぼし、400℃未満では
再結晶が完了せず、また600℃を超えるとバーニング
による板の表面不良を生じる。したがって、板温度は4
00〜600℃の範囲とする。なお、高強度高成形性の
面から板温度は450〜530℃の範囲が好ましい。ま
た、保持時間は再結晶及びCu、Mgの強制固溶量に影響
を及ぼす。板温度により異なるが、低温(例、400℃)
であれば10分程度、高温(例、600℃)であれば保持
なしでも良い。したがって、保持時間は10分以内とす
る。更に、冷却に関しては、150℃を超えた温度で冷
却が完了するとAl−Cu−Mg系の析出物が生成し、製
品板での加工時(ベーキング)に析出硬化が得られない。
以上の理由により、冷却は板温度が150℃以下となる
ように行う。
【0029】最後の工程である冷間圧延は、強度及び成
形性(缶壁のベーキング軟化)に影響を及ぼす。1回の通
板による圧延率が75%未満であると、強度及び成形性
の向上に効果が得られない。また、最終板厚まで数回の
通板を行う必要があり、冷間圧延時に発熱したままコイ
ルに巻き取り、次回の冷間圧延まで放置される間に回復
が生じ、次回の冷間圧延では加工硬化が大きくなって強
度が高くなり、成形性に悪影響を及ぼす。更に、冷間圧
延開始温度のばらつきによる製品強度のばらつきも生じ
易くなり、成形性に悪影響を及ぼす。以上の理由によ
り、冷間圧延は、1回の通板時の圧延率を75%以上と
し、パス間での回復を防止する。
【0030】次に本発明の実施例を示す。
【0031】
【実施例】
【0032】表1に示す化学成分のアルミニウム合金及
び表2に示す工程を表3の組合せで試料(製品板)を作製
した。以下、試料は組合せ記号で記す。
【0033】製品板の材料特性並びにDI缶の缶強度を
調べた結果を表4に示す。なお、製品板の成形性評価は
以下のとおりである。
【0034】限界絞り比(LDR)は、エリクセン試験機
を使用し、ブランク径を変化させ、成形できる限界の絞
り比(ブランク径/ポンチ径)にて求めた。ポンチ径は3
3mmφで、潤滑油はダイドロ−Nを用い、しわ押さえ力
は500kgfである。
【0035】張出し性(エリクセン値)は、JISのエリ
クセン試験B法により評価した。限界しごき率(LIR)
は、ブランク径150mmφ、ポンチ径87mmφにて作製
した絞りカツプを用い、実機レベルのDI加工機で通常
3伸でしごき加工するところを2伸で行い、そのしごき
ダイス径を変化させることにより、成形できる限界の加
工率(1伸と2伸の板厚変化)にて求めた。なお、缶サイ
ズは350ccであり、潤滑油は水溶性潤滑油を用いた。
【0036】ベーキング後の成形性(ネック成功率、フ
ランジ成功率)については、得られたDI缶(66mmφ×
122mm高さ)に200℃のベーキングを施し、4段ネ
ック加工を実施した。加工配分は2mm/段である。4段
ネックができた成功率(ネック成功率)(ネックシワを生
じたものは不成功)にて評価した。更に、交角90゜の
ポンチにて穴拡げを実施し、フランジ率12%(フラン
ジ径65mmφ、ネック径58mmφ)における成功率(フラ
ンジ成功率)にて評価した。
【0037】また、缶強度については、窒素封入により
耐圧強度を求め、及び軸圧縮により座屈強度を求めた。
【0038】以上の評価基準は、限界絞り比(LDR)
1.85以上、限界しごき加工率(LIR)52%以上、
エリクセン値4.3mm以上、ベーキング後耐力27kgf/
mm2以上、耐圧強度6.3kgf/cm2以上、座屈強度170
kgf以上を合格と判断した。
【0039】表4より明らかなように、本発明例1A及
び2Bは、比較例3A及び2Dに較べて成形性(特にL
IR)に優れており、更に比較例2Cに較べると缶強度
(耐圧強度、座屈強度)に優れている。
【0040】
【表1】
【0041】
【表2】
【0042】
【表3】
【0043】
【表4】
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明により得ら
れるアルミニウム合金硬質板は、加工性(しごき加工、
及びネッキング加工性、フランジング加工性)に優れ、
かつ品質の安定した材料であるので、特に飲料缶胴材と
して適していると共に、成形中の不具合等を低減でき、
生産性を向上できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%で(以下、同じ)、Mn:0.5〜
    1.5%、Mg:0.5〜1.5%、Fe:0.3〜0.7
    %、Si:0.1〜0.5%をFe+Si=0.5〜1.0
    %、Fe/Si=1.25〜2.5の関係を満足するように
    含有し、更にCu:0.05〜0.5%、Zn:0.05〜
    0.5%及びPb:0.005%以下を含有し、残部がAl
    と不可避的不純物からなるアルミニウム合金鋳塊に57
    0〜620℃の温度で1時間以上の均質化熱処理を施
    し、引き続き450〜550℃まで冷却した後、熱間圧
    延を終了板厚1.5〜3.0mm、終了温度280〜360
    ℃で行い、その直後又は放冷後、加熱冷却速度100℃
    /min以上で板温度400〜600℃10分以内で保持
    し、板温度が150℃以下に冷却する条件の連続焼鈍を
    施し、更にその後、1回の通板による冷間圧延率を75
    %以上とする冷間圧延を施し、パス間での回復がないこ
    とを特徴とするアルミニウム合金硬質板の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101068159B1 (ko) * 2009-02-04 2011-09-27 한국생산기술연구원 Opc 드럼용 알루미늄 합금의 균질화 열처리 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101068159B1 (ko) * 2009-02-04 2011-09-27 한국생산기술연구원 Opc 드럼용 알루미늄 합금의 균질화 열처리 방법

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