JPH0633004U - ストロークセンサ - Google Patents

ストロークセンサ

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JPH0633004U
JPH0633004U JP6864792U JP6864792U JPH0633004U JP H0633004 U JPH0633004 U JP H0633004U JP 6864792 U JP6864792 U JP 6864792U JP 6864792 U JP6864792 U JP 6864792U JP H0633004 U JPH0633004 U JP H0633004U
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JP
Japan
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reciprocating
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detected
stroke sensor
shaft
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Pending
Application number
JP6864792U
Other languages
English (en)
Inventor
恒男 金本
Original Assignee
三興ダイカスト工業株式会社
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 誤作動を生ずることなく往復動する部材の往
復動位置を検出でき、寿命が長く、使用環境の影響が少
ない信頼性の高いストロークセンサを提供する。 【構成】 ストロークセンサは、駆動手段Sによって往
復動される被駆動部材M M と連動して往復動する往復動
部材6、往復動部材に取付けられる往復動位置検出用の
被検出部材7、往復動部材の近傍に往復動方向に沿って
所定の間隔をおいて配置され、被検出部材の往復動位置
を非接触で検出する一組の検出手段8,9を備え、当該
各部材が筐体1内に液密的に収納されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、往復動する部材の往復動位置を非接触で検出するストロークセンサ に関する。
【0002】
【従来の技術】
油圧シリンダやエアシリンダ等の駆動手段は、所望の部材を往復動させる場合 、例えば、ダイカスト法による鋳造工程において金型を型開きしたり型締めした りする場合に広く使用されている。 このように、駆動手段によって往復動される金型等の被駆動部材の型開きや型 締めの状態を確実にモニタする手段として、例えば、リミットスイッチが使用さ れている。
【0003】 このリミットスイッチを用いた検出においては、型開きや型締めされる前記金 型と連動して往復動するシャフトに、前記金型のストロークに対応する間隔をお いて2つのドグを設け、前記シャフトの近傍に配置した2つのリミットスイッチ を、前記金型と連動して前記シャフトが往復動したときに、前記夫々のドグによ りオン・オフさせて金型の型開きや型締めの状態をモニタしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、鋳造工程においては、鋳造品の型離れを良くするために、通常、金 型内に離型剤を吹き付ける関係上、前記リミットスイッチは防水タイプのものを 使用して電気的なトラブルが発生することを防止している。 しかしながら、かかる防水タイプのリミットスイッチを用いた場合でも、離型 剤によるリミットスイッチの誤作動等の電気的トラブルが発生するうえ、リミッ トスイッチは筐体内に配置されて外部からは見えないため、かかる誤作動が生じ ても、目視によって発見することができないという問題があった。
【0005】 しかも、リミットスイッチの場合、ドグが当たって作動するアームはバネ式で あることから、長期に亘って使用した場合に金属疲労によってアームが破損した り、スイッチ自体が大型になってしまう等の問題があった。 本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、誤作動を生ずることなく往復動す る部材の往復動位置を検出でき、寿命が長く、使用環境の影響が少ない信頼性の 高いストロークセンサを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば上記目的を達成するため、駆動手段によって往復動される被駆 動部材と連動して往復動する往復動部材、該往復動部材に取付けられる往復動位 置検出用の被検出部材、前記往復動部材の近傍に往復動方向に沿って所定の間隔 をおいて配置され、前記被検出部材の往復動位置を非接触で検出する一組の検出 手段を備え、当該各部材が筐体内に液密的に収納されている構成としたものであ る。
【0007】 好ましくは、前記一組の検出手段を近接センサとする。 更に好ましくは、各近接センサは、前記筐体との間に配置した透明部材によっ て液密的に封止されると共に、透明部材に対向する側に前記往復動部材の往復動 位置を表示する表示手段を設ける。
【0008】
【作用】
駆動手段によって被駆動部材を往復動させると、往復動部材が被駆動部材と連 動して被検出部材と共に動く。この被検出部材の往復動位置は、一組の検出手段 によって検出され、被駆動部材の往復動位置が分かる。 検出手段として近接センサを用いると、非接触による被検出部材の往復動位置 が精度よく検出される。
【0009】 また、各近接センサに表示手段を設けると、駆動手段による被駆動部材の往復 動を視覚的にモニタして確認できる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1に基づいて詳細に説明する。 本考案のストロークセンサは、金型MM を往復動させるシリンダSに併設され ており、筐体1に支持され、金型MM と連動して往復動するシャフト6、シャフ ト6に取付けられ、被検出部材となるドグ7、シャフト6の近傍に往復動方向に 沿って金型MM の型締めストローク分の間隔をおいて配置される近接センサ8, 9を備えており、これらは筐体1内に液密的に収納されている。
【0011】 筐体1は、上半体2と下半体3との間にゴム板からなるパッキン4が挟装され 、このパッキン4によって内部が上下の空間に液密的に区画され、上部の空間に 近接センサ8,9が配置されている。 上半体2は、一側に導出孔2aが形成され、この導出孔2aから近接センサ8 ,9のリード線8a,9aが外部へ導出されている。導出孔2aにはゴム等のシ ール部材2bが取付けられ、リード線8a,9aとの間を封止している。また、 上半体2は、近接センサ8,9の上方に位置する部分に夫々窓2c,2dが形成 され、窓2c,2dは近接センサ8,9との間に配置したアクリル樹脂からなる 透明板5によって封止されている。
【0012】 下半体3は、シャフト6をスライド自在に支持する支持孔3a,3bが長手方 向両側に形成されており、一方の支持孔3aには、シール部材3cが挿着されて いる。 シャフト6は、ガイドシャフト6aとスライドシャフト6bとを組合わせたも ので、ガイドシャフト6aは一端がシール部材3cを介して支持孔3aに支持さ れており、他端側にはスライドシャフト6bの一端側がスライド自在に遊嵌され ている。スライドシャフト6bは、一端側にガイドシャフト6aを挿通する挿通 孔が形成されると共に、他端にねじ部が形成されたシャフトで、支持孔3bの開 口部に設けたブッシュ10、止め輪11、シールリング12を介して、他端側が 下半体3の外部へ延出している。そして、シャフト6は、下半体3の外部へ延出 したスライドシャフト6bの端部が連結板13に連結され、連結板13にはシリ ンダSのプッシュロッドRが連結されている。ここで、スライドシャフト6bは 、ナット14,14によって連結板13に連結固定され、プッシュロッドRは連 結板13に形成した貫通孔(図示せず)に挿通されて連結板13に溶接等により 固定されている。
【0013】 ドグ7は、シリンダSのプッシュロッドRと連動して往復動するスライドシャ フト6bの往復動位置を検出するための被検出部材で、スライドシャフト6bに 軸着されるサポート7a及びこのサポート7aに取付けられる磁石7bを有して いる。 近接センサ8,9は、スライドシャフト6bに取付けたドグ7の往復動による 離接によってオン・オフ作動する非接触タイプのセンサで、例えば、検出距離が 数mmで、磁界を利用した高周波発振形のマイクロスイッチタイプのものを使用 する。近接センサ8,9は、検出面8b,9bがドグ7の磁石7bと対向するよ うに下方に向け、金型MM の型締めストロークに対応する距離を置いて配置され る。また、近接センサ8,9の上面には凹部8c,9cが形成され、これらの凹 部8b,9bには発光ダイオード等の照明15,16が配置されている。
【0014】 照明15,16は、近接センサ8,9のオン・オフ作動によって点灯し、シリ ンダSによる金型MM の形開きや形締め作動を視覚的にモニタして確認するもの で、照明15は金型MM の型開きの、照明16は金型MM の型締めの確認に夫々 使用する 本考案のストロークセンサは、以上のように構成されており、鋳造工程におけ る形開きや形締めに伴う金型MM の作動を以下のようにして検出する。
【0015】 鋳造前の状態においては、金型MM は、図示の位置に後退して形開きの状態に あり、近接センサ8はオンとなって照明15が点灯し、近接センサ9はオフとな って照明16が消燈の状態にある。 鋳造を開始するときは、先ず、シリンダSの供給孔Hから圧油が供給され、プ ッシュロッドRが図中右方へ前進して金型MM が閉じられ、内部に離型剤が噴霧 される。
【0016】 このとき、金型MM の型締めと並行して、連結板13を介して連結されている シャフト6が作動し、スライドシャフト6bが図中右方へ移動する。これにより 、ドグ7が離れた磁気センサ8はオフとなって照明15が消燈される一方、ドグ 7が接近した磁気センサ9がオンとなって照明16が点灯される。従って、この 照明15,16の点灯を、上半体2の窓2c,2dを通して視覚的にモニタする ことにより、金型MM が型開きの状態か、型締めの状態かを確認することができ る。
【0017】 そして、型締めされた金型MM 内に離型剤が噴霧された後、金型MM 内に溶融 金属が射出され、所定時間経過後、シリンダSのプッシュロッドRを後退させて 金型MM を開き、鋳造された製品を取り出す。 このとき、プッシュロッドRの後退に伴って、連結板13によりスライドシャ フト6bも後退し、ドグ7が離れた磁気センサ9はオフとなって照明16が消燈 し、ドグ7が接近した磁気センサ8がオンとなって照明15が点灯する。これに より、金型MM が型開きされたことが確認できる。
【0018】 このような、スライドシャフト6bの往復動に伴う照明15,16の点灯,消 燈に際し、ストロークセンサは各構成部品が筐体1内に液密的に収納されている ので、離型剤を使用しても、近接センサ8,9や照明15,16が電気的な誤作 動を生ずることがなく高い信頼性がある。また、ドグ7は、非接触の状態で近接 センサ8,9によって検出されるので、ストロークセンサの寿命が長くなる。
【0019】 尚、上記実施例においては、ストロークセンサは金型MM をシリンダによって 往復動させるときの、金型MM の型開き型締めを確認する場合に使用した例つい て説明したが、使用態様としてはこれに限定されるものでないことは言うまでも なく、往復動する部材の往復動位置を検出する場合に広く使用できる。 また、上記実施例では、近接センサとして高周波発振形のマイクロスイッチタ イプのものを使用したが、非接触でドグ7を検出できれば、これに限定されるも のでないことはいうまでもなく、例えば、磁界を利用する他のセンサとしては、 差動コイルを用いたもの、磁性金属のドグを検出する磁気形のものがある。また 、電界を利用して金属あるいは非金属性のドグを検出する静電容量形の近接セン サも使用できる。
【0020】
【考案の効果】
以上の説明で明らかなように、本考案によれば、誤作動を生ずることなく往復 動する部材の往復動位置を検出でき、寿命が長く、使用環境の影響が少ない信頼 性の高いストロークセンサが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のストロークセンサの構造を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 筐体 2 上半体 3 下半体 4 パッキン 5 透明板 6 シャフト(往復動部材) 6a ガイドシャフト 6b スライドシャフト 7 ドグ(被検出部材) 7a サポート 7b 磁石 8,9 近接センサ(一組の検出手段) 8b,9b 検出面 8c,9c 凹部 10 ブッシュ 11 止め輪 12 シールリング 13 連結板 15,16 照明(表示手段) S シリンダ(駆動手段) MM 金型(被駆動部材)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動手段によって往復動される被駆動部
    材と連動して往復動する往復動部材、該往復動部材に取
    付けられる往復動位置検出用の被検出部材、前記往復動
    部材の近傍に往復動方向に沿って所定の間隔をおいて配
    置され、前記被検出部材の往復動位置を非接触で検出す
    る一組の検出手段を備え、当該各部材が筐体内に液密的
    に収納されていることを特徴とするストロークセンサ。
  2. 【請求項2】 前記一組の検出手段が近接センサであ
    る、請求項1のストロークセンサ。
  3. 【請求項3】 前記各近接センサは、前記筐体との間に
    配置した透明部材によって液密的に封止されると共に、
    透明部材に対向する側に前記往復動部材の往復動位置を
    表示する表示手段が設けられている、請求項2のストロ
    ークセンサ。
JP6864792U 1992-10-01 1992-10-01 ストロークセンサ Pending JPH0633004U (ja)

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JPH0633004U true JPH0633004U (ja) 1994-04-28

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JP6864792U Pending JPH0633004U (ja) 1992-10-01 1992-10-01 ストロークセンサ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02194301A (ja) * 1989-01-23 1990-07-31 Taiyo Ltd 流体圧シリンダのピストン位置検知方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02194301A (ja) * 1989-01-23 1990-07-31 Taiyo Ltd 流体圧シリンダのピストン位置検知方法

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