JPH06329234A - プラスチックボトル容器の整列搬送装置 - Google Patents

プラスチックボトル容器の整列搬送装置

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JPH06329234A
JPH06329234A JP14140693A JP14140693A JPH06329234A JP H06329234 A JPH06329234 A JP H06329234A JP 14140693 A JP14140693 A JP 14140693A JP 14140693 A JP14140693 A JP 14140693A JP H06329234 A JPH06329234 A JP H06329234A
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plastic bottle
row
containers
bulk
conveyor
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JP14140693A
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Kiyotaka Terajima
清孝 寺島
Toshiyuki Takeshita
敏之 竹下
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N Tec KK
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N Tec KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バルクから一段づつ分解されたプラスチック
ボトル容器を、コンベアの詰まりを生じることなく一列
に整列搬送できる装置を提供する。 【構成】 バルクVより分解されてアキュームテーブル
22上に送り出された一段分のプラスチックボトル容器
を後部から前方へ間欠的に押して一列づつアキュームテ
ーブル22から押し出しす供給装置21と、押し出され
た一列のプラスチックボトル容器を上下に循環する受け
具35に乗せて下方へ送る移送装置31と、下方へ送ら
れたプラスチックボトル容器の列をこの列とは平行に移
動するコンベアベルト52上に押し出す押し出し装置4
1と、コンベアベルトを移動させるコンベア装置51
と、コンベアベルト52上のプラスチックボトル容器の
列の前後を挟んでコンベアベルトに合わせて動くガイド
装置61とよりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一定数個量に配列さ
れたプラスチックボトル容器が数段に積み重ねられてな
るバルクから、プラスチックボトル容器を一列にして搬
送する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】前記バルク包装は、ガラス壜あるいはプ
ラスチックボトルメーカーによって製造されたガラス壜
あるいはプラスチックボトル容器を、飲料水メーカー等
に運搬するに際して、その容器の運搬を簡素化し、包装
資材および単位当たり運賃等の物流コストの低減を図る
ために広く採用されている。そして、このバルクを受け
入れた工場等では、これをバルクデパレタイザー(ある
いはバルクアンケーサー)により一段づつ分解し、次の
使用工程、例えば飲料水の充填工程に容器を搬送する。
その際の容器の搬送は、容器を一列に整列させた状態で
行うのが作業性の点で好ましい。
【0003】そこで従来にあっては、分解されたバルク
一段分のプラスチックボトル容器を、そのまま前方へ搬
送する搬送コンベアと、その搬送コンベアの前端にあっ
てそのコンベアと直角方向に移動する整列コンベアとよ
りなる装置を用い、前記搬送コンベア前端から順次はみ
出す最前列の容器を、搬送コンベアと直角に移動する整
列コンベア上に載置して一列に搬送することが行われて
いる。
【0004】しかし、プラスチックボトル容器はガラス
壜容器に比べて軽量で、しかも飲料水に用いられる容器
のように1リットルサイズのものにあっては背が高いた
めにコンベアの振動等により倒れ易く、コンベアを詰ま
らせ、搬送を停止させることがしばしばであった。さら
にプラスチックボトル容器は、ガラス壜容器に比べて表
面の滑りが悪く、しかも多角形からなる場合にあって
は、搬送方向が直角に変わる部分、すなわち搬送コンベ
アから整列コンベアへ移る部分で、スムーズに流れず、
コンベアの両側壁間に容器が溜まって詰まり易かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、バ
ルクから一段づつ分解されたプラスチックボトル容器
を、コンベアの詰まりを生じることなく一列に整列搬送
できる装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、バルクの最
上段より一段づつ分解されたプラスチックボトル容器を
一列に搬送する装置であって、前記バルクより分解され
てアキュームテーブル上に送り出された一段分のプラス
チックボトル容器を後部から前方へ間欠的に押して、プ
ラスチックボトル容器を最前列より一列づつ前記アキュ
ームテーブルから押し出して前方へ供給する供給装置
と、前記アキュームテーブルから押し出された一列のプ
ラスチックボトル容器を、上下に循環する受け具に乗せ
て下方へ送る移送装置と、前記下方へ送られたプラスチ
ックボトル容器を、前記プラスチックボトル容器の列と
は平行に移動するコンベアベルト上に列のまま前記受け
具から押し出す押し出し装置と、前記コンベアベルトを
移動させるコンベア装置と、前後間隔が調整可能とされ
たガイド体で前記コンベアベルト上のプラスチックボト
ル容器の列の前後を挟んで前記コンベアベルトに合わせ
て動くガイド装置とを有することを特徴とするプラスチ
ックボトル容器の整列搬送装置に係る。
【0007】
【実施例】以下添付の図面に従ってこの発明を詳細に説
明する。図1はこの発明の一実施例に係るプラスチック
ボトル容器の整列搬送装置の側面図、図2はその概略を
示す平面図、図3はガイド装置の平面図、図4はガイド
装置の4−4断面図、図5はガイド装置の底面図、図6
はガイド装置の要部を示す図、図7および図8は供給装
置および移送装置の作動を説明する図、図9は移送装置
および押し出し装置の作動を説明する図、図10は押し
出し後を示す図である。
【0008】この整列搬送装置10と接続されるバルク
デパレタイザ80は、プラスチックボトル容器Bが一定
数個量に配列されて数段に積み重ねられたバルクVか
ら、プラスチックボトル容器Bを最上段より一段づつ分
解してその一段分を前方の整列搬送装置10へ押し出す
もので、種々のものが知られている。なお、81はバル
クVをその分解に従って上昇させ、常にバルクVの最上
段を一定高さにするための昇降装置である。また82
は、バルクVをバルクデパレタイザ80の位置まで搬送
するコンベアである。バルクVのプラスチックボトル容
器は、一般的に、丸形形状の場合は図2のような千鳥状
に、また角形形状の場合は各列の左右端が一定な正列状
に配列されるが、いずれの配列であってもよい。
【0009】整列搬送装置10は、供給装置21、移送
装置31、押し出し装置41、コンベア装置51および
ガイド装置61からなる。供給装置21は、アキューム
テーブル22と押し込み手段23とからなる。アキュー
ムテーブル22は、バルクVにおけるプラスチックボト
ル容器Bの一段分より大なる幅および前後長からなるも
ので、その上面をバルクVの最上段にあるプラスチック
ボトル容器B1 の底面とほぼ等しい位置にしてバルクデ
パレタイザ80の前方に連結される。
【0010】押し込み手段23は、前記アキュームテー
ブル22の両側端に係合して前後動可能にされたスライ
ド体24と、そのスライド体24に取り付けられたシリ
ンダ装置25の先端に中間部が軸支されるとともに、後
端がスライド体24の支柱26に軸着されて上下に回動
可能にされたアーム27と、前記スライド体24を前後
に移動させる駆動装置28とよりなる。駆動装置28
は、アキュームテーブル22の下側に設けられたスプロ
ケット29と駆動モータM1 との間にチェーン30が掛
けられたもので、そのチェーン30にスライド体24の
下部が係合している。そして、駆動モータM1 の正回転
によりスライド体24およびアーム27が、プラスチッ
クボトル容器Bの一列分だけ間欠的に前進し、アーム先
端27aがアキュームテーブル22の前端22a位置に
到った時点で駆動モータM1 が逆回転して後退する。前
記間欠的な前進は、駆動モータを所定量づつ回転させる
ことにより行ってもよいし、公知のリンク機構あるいは
歯車機構等により行ってもよい。なお、アーム27の先
端27aは、プラスチックボトル容器Bの一列分の幅よ
り大なる幅を有するプッシュバーになっている。
【0011】また、この実施例にあっては、前記アキュ
ームテーブル22の前端上部に、倒れ防止装置70が設
けられている。この倒れ防止装置70は下方を向いたシ
リンダ装置71の下端に、プラスチックボトル容器Bの
一列分の上端を押さえることのできる押さえバー72が
取り付けられたものであって、シリンダ装置71の作動
により押さえバー72が上下するようになっている。
【0012】移送装置31および押し出し装置41は、
アキュームテーブル22の前端に位置する上下方向に長
い箱体73に設けられている。この箱体73は、アキュ
ームテーブル22側の面において、アキュームテーブル
22の上面位置より上方部分と、コンベア装置51に対
する下部が開口しており、その上部の開口部74を通っ
てプラスチックボトル容器が前記押し込み手段23によ
りアキュームテーブル22から箱体73内に押し込ま
れ、また下部の開口部75を通ってプラスチックボトル
容器が押し出し装置41により箱体73から外へ押し出
されるようになっている。
【0013】移送装置31は、箱体73内の前後の上下
に設けられたスプロケット33,33,…に掛けられた
チェーン34,34に、所定間隔で受け具35,35が
取り付けられ、図示しない駆動モータによるスプロケッ
ト33の回転によって、受け具35,35,…が、アキ
ュームテーブル22側では上から下へまた反対の前側で
は下から上へ循環するようになっている。受け具35,
35,…は、一列分のプラスチックボトル容器Bの底面
を受けることができる幅の板状からなり、また受け具3
5,35の間隔はプラスチックボトル容器の高さより大
にされる。この受け具35,35,…は、アキュームテ
ーブル22の前端上面とほぼ連接する位置および箱体下
部の開口部75内側を通って循環する。
【0014】図中36,37は、循環する受け具35,
35,…を挟んでほぼプラスチックボトル容器の直径分
離れて設けられたガイド板である。
【0015】またこの実施例では、前記箱体73内の上
部に切出し装置76が設けられている。切出し装置76
は、リンク機構77により前進後退する受けテーブル7
8と保持バー79とを有する。受けテーブル78は、一
列分のプラスチックボトル容器の底面を支持し得る幅か
らなり、アキュームテーブル22の上面と同一高さにお
いて、リンク機構77によりアキュームテーブル22の
前端22aに連接し、あるいはその前端22aからプラ
スチックボトル容器の直径分以上離れる。
【0016】保持バー79は、一列分のプラスチックボ
トル容器の前面を支持し得る幅からなり、前記受けテー
ブル78上方においてリンク機構77によりアキューム
テーブル22前端22aへ接近し、あるいはその前端2
2aからプラスチックボトル容器の直径分以上離れる。
【0017】この切出し装置76を作動させるリンク機
構77は、図7によりよく示されるように、一種の四節
回転連鎖機構を利用したもので、その四節回転連鎖機構
における下部の水平方向に位置する連結棒771に前記
受けテーブル78が取り付けられ、また縦方向に位置す
る連結棒772,773の中間に前記保持バー79が取
り付けられている。縦方向の連結棒772はその上端に
おいて軸774と一体にされて、その軸774が箱体7
3に回動可能に貫通されている。箱体73外面に突出し
た軸774の端部は、箱体外面に回動可能に下部が軸支
されたシリンダ装置80の上端と連結している。そして
そのシリンダ装置80の作動により、軸774がリンク
機構の縦方向の連結棒772とともに回動してリンク機
構が作動し前記受けテーブル78および保持バー79を
ともに前後させる。
【0018】なお、前記リンク機構77は、図示のもの
に代わる他の機構、あるいはシリンダ装置等を利用した
ものであってもよい。また保持バー79は、必ずしも前
後動する必要はなく、アキュームテーブル22前端から
ほぼプラスチックボトル容器一本分離れた位置に固定さ
れたものであってもよい。
【0019】押し出し装置41は、箱体73の下部の開
口部75内側に位置し、その開口部75から出入り可能
とされた押し出しバー42と、その押し出しバー42と
連結されて押し出しバー42を往復動させるリンク機構
43とよりなる。押し出しバー42は、一列分のプラス
チックボトル容器の前面を押すことができる幅からな
る。リンク機構43も一種の四節回転連鎖機構からな
り、その縦方向の連結棒431の上端の軸432に作動
棒433の下端が連結され、その作動棒433の上端が
前記切出し装置のリンク機構77を構成する縦方向の連
結棒773上端の軸775(図7に示す)に、連結アー
ム776(図1に示す)を介して固着されている。
【0020】そして、前記切出し装置のリンク機構77
の作動により、切出し装置の受けテーブル78および保
持バー79がアキュームテーブル22の前端から離れた
際に、押し出し装置41のリンク機構43も作動して押
し出しバー42が箱体73内に引っ込み、受け具35,
35,…よりも箱体73内側へ移動するようになってい
る。また、切出し装置のリンク機構77の作動により、
切出し装置の受けテーブル78および保持バー79がア
キュームテーブル22の前端に近づく際には、押し出し
装置41の押し出しバー42先端が箱体73下部の開口
部75から突出するようになっている。
【0021】なお、押し出し装置41のリンク機構43
は、図示のものに限られず、またリンク機構に代わる他
の機構であってもよい。さらに切出し装置のリンク機構
77とは別個にしたものであってもよい。たとえば、押
し出しバー42にシリンダ装置を連結したり、カム−ク
ランク機構を連結する等である。
【0022】コンベア装置51は、公知のコンベア装置
からなるもので、そのコンベアベルト52をプラスチッ
クボトル容器の列と平行にして、すなわち前記供給装置
21の移動方向とは直交して前記箱体下部の開口部75
外側に位置する。このコンベアベルト52は、バルクV
から解体されたプラスチックボトル容器を次工程、たと
えば飲料水充填工程まで搬送し得る長さからなる。
【0023】ガイド装置61は、前記押し出し装置41
によりコンベアベルト52上に押し出された直後のプラ
スチックボトル容器を、しばらくの間倒れないようにし
ながらコンベアベルト52の移動速度に合わせて移動さ
せるもので、図3の平面図に示すようにコンベアベルト
52に沿い、かつコンベアベルト52の途中位置まで設
けられる。このガイド装置61は、コンベアベルト52
と対向する側面およびその背面側が開口した箱体62に
駆動装置64が設けられ、その駆動装置によってガイド
体681,682が、コンベアベルト52上方をコンベ
アベルトと速度を合わせて移動するものである。
【0024】駆動装置64は図3ないし図6に示される
ように次の構造からなる。箱体62の一端近くには、第
1および第2軸641,642が上下方向に挿通されて
いる。第1軸641は、箱体62端部に設けられた主駆
動モータ643の駆動軸とベルト644により連結され
て一方向へ回転するようにされている。この第1軸64
1は、箱体62外に突出した一端に第1歯車645が固
着されるとともに第1回動アーム646が第1軸641
に対し回動自在に嵌められ、また箱体62内で第1スプ
ロケット647が固着されるとともに第2スプロケット
648と一体になった第2歯車649が第1軸641に
対し回動自在に嵌められている。前記第1回動アーム6
46には、第1歯車645と噛み合う第3歯車650が
第1回動アーム646に対し回動自在に軸支されてい
る。
【0025】一方第2軸642には、箱体62外に突出
した一端部に前記第1歯車645から離れて第4歯車6
51が固着されるとともに、第2回動アーム652が第
2軸642に対し回動自在に嵌められ、また箱体62内
で第2歯車649と噛み合う第5歯車653が固着され
ている。前記第2回動アーム652には、前記第4歯車
651および第3歯車650と噛み合う第6歯車654
が第2回動アーム652に対し回動自在に軸支されてい
る。また前記第1回動アーム646と第2回動アーム6
52は連結アーム655で連結され、さらに第2回動ア
ーム652は、箱体62外面に設けられた副駆動モータ
666の駆動軸に嵌められた円板カム667とクランク
668で連結されている。そして、副駆動モータ666
の作動により第3歯車650および第6歯車654が、
第1軸641および第2軸642を中心として各々第1
歯車645と第4歯車651外周を回動するようになっ
ている。なお、前記第1ないし第6歯車は、直径および
歯数が同一のものが用いられる。
【0026】また、前記主駆動モータ643と反対側の
箱体62端部には前記第1スプロケット647と対応す
る第3スプロケット669、前記第2スプロケット64
8と対応する第4スプロケット670が各々設けられ、
第1および第3スプロケット647,669間に第1チ
ェーン671、第2および第4スプロケット648,6
70間に第2チェーン672が掛けられている。
【0027】前記第1チェーン671には一方のガイド
体681が取り付けられ、また第2チェーン672に他
方のガイド体682が取り付けられる。両ガイド体68
1,682の間隔は、あらかじめバルクにおけるプラス
チックボトル容器の一列分の距離と同じ、または幾分大
なる間隔としておく。なおガイド体681,682は、
プラスチックボトル容器と当接する大きさの適宜形状の
板状体からなる。
【0028】前記構成の駆動装置64は次のようにして
作動する。まず、主駆動モータ643の作動により、第
1軸641、その第1軸641に固着された第1スプロ
ケット647および第1歯車645が回転する。そして
第1スプロケット647に噛み合う第1チェーン671
が回転し、それによりガイド体681がコンベアベルト
52上方をコンベアベルトに合わせて移動する。このと
き第1軸641に嵌められて第2スプロケット648と
一体になった第2歯車649は、第1軸641に対し空
転する。
【0029】また前記第1歯車645と噛み合う第3歯
車650、その第3歯車650と噛み合う第6歯車65
4、さらにその第6歯車654と噛み合う第4歯車65
1が回転する。そして第4歯車651と一体になった第
2軸642が回転するとともに、その第2軸642に固
着された第5歯車653が回転し、さらにその第5歯車
653と噛み合う第2歯車649およびその第2歯車6
49と一体になった第2スプロケット648が回転し、
第2スプロケット648に噛み合う第2チェーン672
が回転してガイド体682がコンベアベルト52上方を
コンベアベルトに合わせて移動する。
【0030】一方、2つのガイド体681,682の間
隔を調整する際には、前記副駆動モータ666を作動さ
せて第1、第2回動アーム646,652およびそれら
に軸支された第3、第6歯車650,654を、各々第
1歯車645と第4歯車651外周で回転させる。それ
により第4歯車651を回転させ、その第4歯車651
と一体になった第2軸642を回転させ、さらにはその
第2軸に固着された第5歯車653およびその第5歯車
653と噛み合い第2スプロケット648と一体になっ
た第2歯車649を回転させる。そして、第2スプロケ
ット648と噛み合う第2チェーン672を動かしてガ
イド体682を動かし、他方のガイド体681との間隔
を変える。
【0031】なお、ガイド体681,682の間隔調整
は前記の構造のものに限られず、たとえば、前記第1チ
ェーン671と第2チェーン672を、別個の駆動モー
タで動かすようにしてもよい。
【0032】このようにしてなる搬送装置10の作動に
ついて以下に説明する。まず、図1のように、バルクデ
パレタイザ80によりバルクVが分解されて、最上段の
プラスチックボトル容器Bが供給装置21のアキューム
テーブル22上に押し出される。このとき、供給装置2
1押し込み手段23はアキュームテーブル22の後方に
位置し、かつアーム27が先端を上方へ向けて傾斜し、
バルクデパレタイザ80により押し出されるプラスチッ
クボトル容器の移動を邪魔しないようにする。
【0033】次に押し込み手段23のアーム27が下り
て、図7の(A)のように、アーム先端27aがプラス
チックボトル容器最後列の後部側面に接した後、押し込
み手段23が前方へ間欠的に移動してプラスチックボト
ル容器B1 を一列分づつ前方へ押す。このとき、切出し
装置76の受けテーブル78がアキュームテーブル22
の前端22aに連接し、また保持バー79がアキューム
テーブル22前端22aからプラスチックボトル容器の
ほぼ直径分離れたところに位置する。
【0034】そして前記押し込み手段23の間欠的な前
進により、図7の(B)のようにプラスチックボトル容
器B1 の最前列がアキュームテーブル22前端22aか
ら押し出されて受けテーブル78上に乗るとともに、保
持バー79によりそれ以上の前進が阻止される。このと
き、移送装置31の受け具35,…の一つは前記受けテ
ーブル78の直下に位置する。
【0035】次いで、図7の(C)に示すように、アキ
ュームテーブル22前端の上部に位置する倒れ防止装置
の押さえバー72が下降して、最前列の次に位置する少
なくとも一列分のプラスチックボトル容器上端を下方へ
押圧し、プラスチックボトル容器が倒れるの防止する。
そして図7の(C)および図8の(A)のように、リン
ク機構77の作動により、受けテーブル78がアキュー
ムテーブル22前端から離れて最前列のプラスチックボ
トル容器の底面から抜かれ、それにより最前列のプラス
チックボトル容器が受け具35に乗る。また、押さえバ
ー72も後退してプラスチックボトル容器から離れる。
【0036】次に図8の(B)のように、一列分のプラ
スチックボトル容器B2 の乗った受け具35が下方へ循
環する。このとき、図9の(A)に示すように、押し出
し装置41の押し出しバー42は、受け具35,…の通
過位置よりも引っ込んだところに位置する。そして、一
列分のプラスチックボトル容器B2 の乗った受け具35
が押し出し装置41の位置に到ると、図9の(B)およ
び図10に示すように、リンク機構43により押し出し
バー42がコンベアベルト52側へ前進して、受け具3
5上の一列分のプラスチックボトル容器B2 をコンベア
ベルト52上に押し出す。このとき、プラスチックボト
ル容器B2 が押し出されるコンベアベルト52上には、
図3に示すように、ガイド装置61のガイド体681,
682が位置し、押し出されたプラスチックボトル容器
2 の列の前後を挟んでコンベアベルト52の速度に合
わせて移動する。そしてガイド装置61の端部でガイド
体681,682がプラスチックボトル容器から離れ
る。
【0037】前記の繰り返しによりプラスチックボトル
容器が倒れることなく整列して順次搬送される。また、
バルクの交換等によりプラスチックボトル容器の一列の
幅(長さ)が異なった場合には、前記ガイド装置61の
副駆動モータ666を作動させてガイド体681,68
2の間隔を変えればよい。
【0038】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
整列搬送装置によれば、バルクデパレタイザによりバル
クから分解されたプラスチックボトル容器を、直接整列
させて搬送することができるため、きわめて合理的に作
業を行うことができる。
【0039】しかも、コンベアベルトへの移送時に特に
倒れやすいプラスチックボトル容器を、ガイド体で挟ん
で所定距離の間コンベアベルトに沿って搬送させるた
め、プラスチックボトル容器を倒れることなく搬送する
ことができる。その結果、搬送中におけるプラスチック
ボトル容器の倒れにより装置が詰まることもなく、効率
よく搬送できる。さらに、バルク包装されたプラスチッ
クボトル容器の一列の幅(長さ)が異なる場合でも対応
できるため、きわめて作業性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る整列搬送装置の側面
図である。
【図2】その装置の概略を示す平面図である。
【図3】そのガイド装置の平面図である。
【図4】図3の4−4断面図である。
【図5】ガイド装置の底面図である。
【図6】ガイド装置の要部を示す図である。
【図7】供給装置の作動を示す概略図である。
【図8】供給装置および移送装置の作動を示す概略図で
ある。
【図9】押し出し装置の作動を示す概略図である。
【図10】押し出し後を示す概略図である。
【符号の説明】
21 供給装置 22 アキュームテーブル 31 移送装置 35 受け具 41 押し出し装置 51 コンベア装置 52 コンベアベルト 61 ガイド装置 681 ガイド体 682 ガイド体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルクの最上段より一段づつ分解された
    プラスチックボトル容器を一列に搬送する装置であっ
    て、 前記バルクより分解されてアキュームテーブル上に送り
    出された一段分のプラスチックボトル容器を後部から前
    方へ間欠的に押して、前記プラスチックボトル容器を最
    前列より一列づつ前記アキュームテーブルから押し出し
    て前方へ供給する供給装置と、 前記アキュームテーブルから押し出された一列のプラス
    チックボトル容器を、上下に循環する受け具に乗せて下
    方へ送る移送装置と、 前記下方へ送られたプラスチックボトル容器を、前記プ
    ラスチックボトル容器の列とは平行に移動するコンベア
    ベルト上に列のまま前記受け具から押し出す押し出し装
    置と、 前記コンベアベルトを移動させるコンベア装置と、 前後間隔が調整可能とされたガイド体で前記コンベアベ
    ルト上のプラスチックボトル容器の列の前後を挟んで前
    記コンベアベルトに合わせて動くガイド装置とを有する
    ことを特徴とするプラスチックボトル容器の整列搬送装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010006555A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Shibuya Kogyo Co Ltd 容器送出装置
JP2014189369A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 容器搬送装置
DE102008009993B4 (de) * 2008-02-19 2016-01-28 Hof Sonderanlagenbau Gmbh Verfahren zum reihenweisen Separieren einer Anzahl von Vials aus einer Vielzahl von in mehreren Reihen angeordneten Vials und Vorrichtung hierfür

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