JPH06329179A - 圧力調整弁、該圧力調整弁を有する自動調理用パッケージ、及び該自動調理用パッケージで包装された飲食品 - Google Patents

圧力調整弁、該圧力調整弁を有する自動調理用パッケージ、及び該自動調理用パッケージで包装された飲食品

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JPH06329179A
JPH06329179A JP5141217A JP14121793A JPH06329179A JP H06329179 A JPH06329179 A JP H06329179A JP 5141217 A JP5141217 A JP 5141217A JP 14121793 A JP14121793 A JP 14121793A JP H06329179 A JPH06329179 A JP H06329179A
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    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
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    • B65D81/3446Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging foodstuffs or other articles intended to be cooked or heated within the package specially adapted to be heated by microwaves
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 飲食品のパッケージとしての従来の機能をそ
のまま保持した上で、調理器具としての機能をもあわせ
持つ飲食品のパッケージシステムの提供。 【構成】 自動調理用パッケージ10は、可撓性容器1
1とシート状圧力調整弁24からなる。可撓性容器11
は、上面シート18と下面シート20を周囲で溶着した
袋状であり、片側面において孔22を有する。圧力調整
弁24が孔22を閉鎖するように接着されている。圧力
調整弁24は、円形の可撓性シート26とその片側面に
塗布された接着剤28からなり、中央部において接着剤
非塗布部分30が形成されている。内容物12を封入し
た自動調理用パッケージ10を電子レンジ等の熱発生調
理機内で加熱すると、内容物12から水分が蒸発して水
蒸気となり、可撓性容器11内の圧力が増加する。可撓
性容器11内が一定以上の圧力になると圧力調整弁24
が剥がれて内部の圧力が調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、飲食品のパッケージに
調理器具の機能を付与した自動調理用パッケージに関す
る。本発明はまた、前記のような自動調理用パッケージ
に使用される圧力調整弁に関する。本発明はさらに、前
記のような自動調理用パッケージで包装された飲食品に
関する。
【0002】
【従来の技術】飲食品のパッケージに要求される機能
は、その飲食品の種類によって異なるが、一般的には、
飲食品の包装、運送、保管、保存及び鮮度保持等の基本
的機能、商品の陳列機能、視覚に訴えて販売を促進する
需要増大機能、並びに、商品の広告宣伝機能にある。飲
食品が魚類や肉類のような生鮮食品の場合、家庭に持ち
帰ったその生鮮食品は、パッケージから取り出された
後、鍋やフライパン等の調理器具を使用して調理され
る。パッケージは通常そのまま廃棄される。飲食品が調
味加工された冷凍品やレトルト食品のような加工品の場
合、熱湯や電子レンジのような熱発生調理器具を利用し
て調理される。この場合も、パッケージは通常そのまま
廃棄される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】飲食品の需要者からみ
れば、従来のパッケージは単にその飲食品を包装するた
めのものにすぎない。包装状態のまま調理できる飲食品
もあるが、パッケージの破裂等を回避するために、パッ
ケージに孔を開けたり、皿等の別の食器に飲食品を移し
替えたりしなければならないのが普通である。以上のよ
うに、従来のパッケージは、飲食品の単なる包装の枠を
出るものではない。
【0004】本発明は、飲食品のパッケージとしての従
来の機能をそのまま保持した上で、そのパッケージに調
理器具としての機能をも付与することを目的としてなさ
れたものである。本発明の目的は、飲食品を購入した状
態のまま、何ら手を加えることなく、電子レンジ等を利
用して飲食品を調理することができる自動調理用パッケ
ージを提供することである。本発明の他の目的は、前記
自動調理用パッケージに使用される圧力調整弁を提供す
ることである。本発明のさらに他の目的は、家庭、職
場、食堂、列車内、航空機内、船舶内等で、そのまま簡
易且つ簡便に調理をすることのできる、前記自動調理用
パッケージで包装された飲食品を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも1
箇所に孔を有する可撓性容器と、前記孔を閉鎖するよう
に接着されたシート状圧力調整弁とを有してなり、前記
可撓性容器内の圧力が一定以上になったとき前記シート
状圧力調整弁が開くようになっている自動調理用パッケ
ージにより前記課題を解決した。
【0006】
【作用】本発明の自動調理用パッケージは主として飲食
品を対象とする。飲食品の例としては、魚類や肉類のよ
うな生鮮食品及びこれらの冷凍品、野菜や麺類のような
素材そのもの、中華饅頭やビーフシチューのような加工
品及びこれらの冷凍品、並びに、その他の嗜好品等があ
る。自動調理用パッケージは、従来のパッケージとして
の基本的機能等はそのまま具えている。従って、上記飲
食品を封入した状態での輸送、保管、陳列等は従来のパ
ッケージと何ら変わるところはない。
【0007】本発明の自動調理用パッケージはさらに、
調理器具としての機能を有する。飲食品を封入した自動
調理用パッケージを家庭等に持ち帰った需要者は、その
まま電子レンジ等の熱発生調理機を利用して、その飲食
品を調理することができる。自動調理用パッケージを開
封する必要もなく、また、孔を開けることも不要であ
る。さらには、鍋やフライパン等の調理器具も必要とし
ない。
【0008】熱発生調理機に自動調理用パッケージを入
れて加熱すると、内容物である飲食品から水分が蒸発し
てパッケージ内の圧力が増加する。可撓性容器は膨張す
る。圧力は孔を通じて可撓性容器に接着されたシート状
圧力調整弁に作用する。パッケージ内の圧力が所定圧力
を越えると、シート状圧力調整弁が剥がれ、内部の圧力
を減少させる。圧力が減少すると、シート状圧力調整弁
は再度容器に接着し、容器内の圧力は一定に保たれる。
容器内の圧力は、シート状圧力調整弁の接着力や孔の直
径を選択することにより調整することができる。
【0009】圧力調整弁は、可撓性シートと該可撓性シ
ートの片側面に塗布された接着剤からなり、前記可撓性
シートは前記片側面中央部において接着剤非塗布部分を
有し、該接着剤非塗布部分が非円形である。そして、接
着剤非塗布部分は頂角が60°以下の二等辺三角形であ
ることが望ましい。
【0010】圧力調整弁は、その接着剤非塗布部分が可
撓性容器の孔を覆うように貼着される。可撓性容器内の
圧力が増加すると、その圧力は圧力調整弁にも作用す
る。接着剤非塗布部分は非円形であるので、圧力は不均
等に作用する。例えば、接着剤非塗布部分が上記のよう
な二等辺三角形であると、圧力は二等辺三角形の斜辺か
ら接着を剥がそうとする。接着の剥がれは、底辺より比
較的長い斜辺から始まり、頂角の方向に向って進行す
る。接着の剥がれが進むと、圧力調整弁は一部において
可撓性容器から剥がれる。しかし、底辺においては可撓
性容器に接着されたままである。可撓性容器内部と外気
が連通すると、可撓性容器内部の圧力が低下する。その
後、圧力調整弁は再度可撓性容器に接着し、内部圧力を
一定に保持する。
【0011】他の圧力調整弁は、可撓性シートと該可撓
性シートの片面側に塗布された接着剤と片側面中央部に
貼着された非円形のシート片からなる。そして、そのシ
ート片は頂角が60°以下の二等辺三角形であることが
望ましい。
【0012】この圧力調整弁は、シート片が可撓性容器
の孔を覆うように貼着される。可撓性容器内の圧力が増
加すると、その圧力は圧力調整弁にも作用する。シート
片は非円形であるので、可撓性容器とシート片との間か
ら漏出するガスに起因する圧力は不均等に作用する。例
えば、シート片が上記のような二等辺三角形であると、
圧力は二等辺三角形の斜辺から接着を剥がそうとする。
接着の剥がれは、底辺より比較的長い斜辺から始まり、
頂角の方向に向って進行する。接着の剥がれが進むと、
圧力調整弁は一部において可撓性容器から剥がれる。し
かし、底辺においては可撓性容器に接着されたままであ
る。可撓性容器内部と外気が連通すると、可撓性容器内
部の圧力が低下する。その後、圧力調整弁は再度可撓性
容器に接着し、内部圧力を一定に保持する。
【0013】さらに他の圧力調整弁は、可撓性シートと
該可撓性シートの片面側に塗布された接着剤と片面側中
央部に貼着された糸片からなる。
【0014】この圧力調整弁は、糸片が可撓性容器の孔
を跨ぐように貼着される。可撓性容器内の圧力が増加す
ると、その圧力は圧力調整弁にも作用する。圧力は糸片
と平行に接着の剥がれを進行させる。接着の剥がれが進
むと、圧力調整弁は一部において可撓性容器から剥がれ
る。可撓性容器内部と外気が連通すると、可撓性容器内
部の圧力が低下する。この場合の圧力調整弁は再度接着
することなく、そのまま可撓性容器内の圧力を低下させ
る。
【0015】上記自動調理用パッケージを利用して種々
の飲食品を包装することができる。生鮮食品を普通に包
装することも可能である。さらに、次のように構成する
ことが可能である。
【0016】調理液の入った小さな第1パッケージと飲
食品とを大きな第2パッケージに封入して、陳列・販売
することが可能である。第2パッケージ全体を熱発生調
理機で加熱すると、まず、第1パッケージ内の調理液が
沸騰する。第1パッケージ内の圧力が増加し、圧力調整
弁が開放される。第1パッケージ内の調理液は沸騰した
状態で、第2パッケージに流出する。第2パッケージ内
の飲食品は熱発生調理機内及び可撓性容器内でそのまま
調理される。調理液が水であれば蒸し物となり、調理液
がスープやだしであれば煮物となる。
【0017】氷片と冷凍飲食品をパッケージに封入し
て、陳列・販売することが可能である。パッケージ全体
を熱発生調理機で加熱すると、氷片が解けて水となり、
この水が沸騰してさらには水蒸気となる。可撓性容器内
の圧力は圧力調整弁で調節され、適度の温度及び圧力で
飲食品は調理される。氷片が単なる氷である場合には、
この製品は蒸し物となる。氷片に調味料を含ませると、
氷片はスープ又はだしとなり、加熱とともに味付けがさ
れる。この製品は煮物に好適である。
【0018】非凍結性調味料の入った小さな第1パッケ
ージと飲食品と氷片とを大きな第2パッケージに封入し
て、陳列・販売することが可能である。第2パッケージ
全体を熱発生調理機で加熱すると、第1パッケージ内の
調味料が沸騰して、第1パッケージ内の圧力が増加し、
圧力調整弁が開放される。第1パッケージ内の調理液は
沸騰した状態で、第2パッケージに流出する。同時に、
氷片は解けて水となり、この水が沸騰してさらには水蒸
気となる。調味料と水は混在して適度の濃度になり、第
2パッケージ内の飲食品は熱発生調理機内及び可撓性容
器内でそのまま調理される。この発明は、調味料が濃縮
スープのような非凍結性のものである場合に有用であ
る。濃度の調節は、非凍結性調味料の封入量又は氷片の
封入量の調節で行われる。
【0019】
【実施例】図1において、符号10は自動調理用パッケ
ージである。自動調理用パッケージ10は、可撓性容器
11とシート状圧力調整弁24からなる。符号12は内
容物である。可撓性容器11は、図2に示されるよう
に、内側のポリエチレンシート14と外側のポリプロピ
レンシート16を貼合わせた上面シート18と、ポリプ
ロピレンシート16からなる下面シート20を有してな
る。可撓性容器11は周囲を溶着されて袋状になってい
る。可撓性容器11には、片側面において孔22が形成
されている。圧力調整弁24が孔22を閉鎖するように
接着される。
【0020】図3及び図4は他の構造の自動調理用パッ
ケージ10’である。この自動調理用パッケージ10’
は、内側のポリエチレンシート14と外側のポリプロピ
レンシート16を貼合わせた上面シート18’及び下面
シート20’を周囲で溶着した可撓性容器11’を有し
てなる。圧力調整弁24は同じある。
【0021】図5及び図6は、孔22及び圧力調整弁2
4を詳細に示している。孔22は応力集中を生じにくい
円形である。圧力調整弁24は、円形の可撓性シート2
6と、その片側面に塗布された接着剤28からなる。図
6において、斜線部は接着材によって圧力調整弁24が
可撓性容器11に接着している領域を示す(以下、同様
の図において同じ)。圧力調整弁24は、中央部におい
て接着剤非塗布部分30が形成されている。接着剤28
は、−20℃乃至140℃の範囲で接着力を有するもの
から選定することが好ましい。本実施例では、接着剤2
8として、UVCAT1300/S(帝国インキ株式会
社製)を使用している。
【0022】接着剤非塗布部分30は非円形であり、本
実施例の場合、頂角が60°以下の二等辺三角形であ
る。接着剤非塗布部分30は孔22を包含する面積を有
し、孔22は接着剤非塗布部分30と対向する。この構
成により、内容物12は接着剤に触れることがなく、食
品の衛生が保たれる。
【0023】自動調理用パッケージ10は、従来のパッ
ケージとしての機能の他に、調理器具としての機能を併
せ持つ。図7乃至図9を参照してその作用を説明する。
【0024】図7(a),(b),(c)は、図1に示される
内容物を封入した自動調理用パッケージ10を電子レン
ジ等の熱発生調理機に入れ、暫らく加熱した状態を示し
ている。熱放射線によって内容物12の水分は蒸発して
水蒸気となり、可撓性容器11内の圧力が増加する。圧
力調整弁24は何の変化もなく、可撓性容器11内の圧
力を増加させる。
【0025】図8(a),(b),(c)は、加熱が進み、水
分がさらに水蒸気となり、可撓性容器11内の圧力が増
加した状態を示している。水蒸気は可撓性容器11内を
対流し、一部が液化して可撓性容器11内の底に溜ま
る。徐々に増加する圧力は孔22を通じて圧力調整弁2
4に徐々に作用する。接着の剥がれが始まる。接着の剥
がれは、底片32よりも長い斜辺34において生じる。
【0026】図9(a),(b),(c)は、可撓性容器11
内の圧力がさらに上昇した状態を示している。接着剤非
塗布部分30は頂角が60°以下の二等辺三角形である
ので、接着の剥がれは、頂角への方向性・指向性が保証
される。
【0027】図10(a),(b),(c)は、可撓性容器1
1内の圧力が一定以上になり、圧力調整弁24が剥がれ
た状態を示している。可撓性容器11内の圧力は減少す
る。しかし、図示したように、圧力調整弁24は、その
一部が可撓性容器11の外表面に接着されたまま残って
いる。所定圧力以下になると、圧力調整弁24は再度可
撓性容器11に接着する。
【0028】圧力調整弁24の形状は円形に限定されな
い。図11(a),(b),( c),(d),(e)に示される
ように、正方形のもの24a、三角形のもの24b、楕
円形のもの24c、長方形のもの24d又はその他の多
角形のもの24eでもよい。なお、圧力調整弁24は可
撓性容器11に接着されるので、可撓性容器11に応力
集中が生じないように、角を丸めることが望ましい。
【0029】また、圧力調整弁24の接着剤非塗布部分
30の形状はT字形又は十字形でもよい。しかし、頂角
が60°以下の二等辺三角形であることが好ましい。
【0030】図12(a),(b),(c)は他の圧力調整弁
の例を示している。本実施例の圧力調整弁124は、円
形の可撓性シート126と、その片面側に塗布された接
着剤128と、片側面中央部に貼着された非円形のシー
ト片130からなる。本実施例の場合、シート片130
は頂角が60°以下の二等辺三角形である。シート片1
30は可撓性容器11の孔22を包含する面積を有し、
孔22はシート片130と対向する。
【0031】図13(a),(b),(c)は他の圧力調整弁
の例を示している。本実施例の圧力調整弁224は、円
形の可撓性シート226と、その片面側に塗布された接
着剤228と、可撓性容器11の孔22を跨ぐように片
側面中央部に貼着された糸片230からなる。糸片23
0は、孔22の中心に対して左右不均等の長さを有す
る。本実施例の圧力調整弁224は、接着の剥がれを糸
片と平行に進行させる。この場合、接着の剥がれは、長
い方(図中左方向)において顕著に進行する。また、本
実施例の圧力調整弁224は、接着の剥がれの後、再度
可撓性容器11に接着することはなく、開封のみを行わ
せる用途に有用である。
【0032】図14(a),(b),(c)は他の圧力調整弁
の例を示している。本実施例の圧力調整弁324は、円
形の可撓性シート326と、その片面側に塗布された接
着剤328と、片側面において径方向に貫通する接着剤
非塗布部分330からなる。接着剤非塗布部分330
は、初期から可撓性容器11内と外気を連通させる構造
である。例えば、可撓性容器に2つの孔を設け、一方の
孔には可撓性容器の外側から圧力調整弁324を接着
し、他方の孔には可撓性容器の内側から圧力調整弁32
4を接着すると、吸気及び排気の双方を実現するパッケ
ージを得ることができる。
【0033】図15乃至図20は、自動調理用パッケー
ジで包装した飲食品の第1乃至第6実施例を示してい
る。包装される飲食品は、生鮮食品、生鮮冷凍食品、又
は加工食品等のどのようなものでもよい。
【0034】図15における内容物はコーンである。自
動調理用パッケージは図3及び図4に示されたもの、圧
力調整弁は図5及び図6に示されたものである。以下の
実施例においても同じである。自動調理用パッケージ1
10はコーン112の他に不織布113を封入してい
る。不織布113は、可撓性容器111内の水分を調節
する機能を有する。
【0035】図16に示された飲食品は拉麺である。自
動調理用パッケージ110内には、生麺200と、自動
調理用パッケージ110aとが封入されている。自動調
理用パッケージ110aにはスープが封入されている。
自動調理用パッケージ110と自動調理用パッケージ1
10aとでは、圧力調整弁24,24の向きが反対であ
る。
【0036】電子レンジに自動調理用パッケージ110
を入れて加熱すると、まず、小さな自動調理用パッケー
ジ110a内のスープが加熱されて蒸発し、内部の圧力
が増加する。そして、圧力調整弁24が剥がれてスープ
が自動調理用パッケージ110内に流出する。自動調理
用パッケージ110a内の圧力は増加し続けるから、ス
ープは全て自動調理用パッケージ110内に流出する。
さらに、加熱されると、スープは自動調理用パッケージ
110内で沸騰し、生麺を煮立てる。このとき、圧力調
整弁24は自動調理用パッケージ110内の圧力を調節
する。
【0037】所定時間加熱した後、自動調理用パッケー
ジ110を開封して、ボウル等の食器に移し替えると、
拉麺が出来上がる。自動調理用パッケージ110内に葱
や焼き豚等の具を同封することも可能である。調理器具
を一切使用しないので、極めて簡便に調理をすることが
できる。
【0038】図17に示された飲食品は生鮮食品である
生魚である。自動調理用パッケージ110内には、生魚
202と、自動調理用パッケージ110bとが封入され
ている。自動調理用パッケージ110bにはだしが封入
されている。自動調理用パッケージ110と自動調理用
パッケージ110bとでは、圧力調整弁24,24の向
きが反対である。
【0039】調理方法は、図16を参照して示した実施
例と同じであるので、説明を省略する。
【0040】図18における内容物は蒸しパンである。
自動調理用パッケージ110内には、パン生地204と
氷片206と不織布208とが封入されている。電子レ
ンジに自動調理用パッケージ110を入れて加熱する
と、氷片206が融解して水となり、その水は加熱され
て水蒸気となる。水蒸気はパン生地204を蒸す。さら
に、加熱されると、圧力調整弁24が剥がれて自動調理
用パッケージ110内の圧力を調節する。
【0041】図19における内容物は冷凍した魚であ
る。自動調理用パッケージ110内には、凍結した魚2
10と調味料を含んだ氷片212が封入されている。氷
片212は不織布213に詰められている。電子レンジ
に自動調理用パッケージ110を入れて加熱すると、氷
片212が融解し、そして加熱されて沸騰する。魚21
0は煮立てられる。圧力調整弁24が剥がれて自動調理
用パッケージ110内の圧力は調節される。
【0042】図20における内容物はビーフシチューで
ある。自動調理用パッケージ110内には、具214
と、非凍結性調味料216を封入した自動調理用パッケ
ージ110cと、氷片218が封入されている。電子レ
ンジに自動調理用パッケージ110を入れて加熱する
と、非凍結性調味料216が自動調理用パッケージ11
0cから流出するとともに、氷片218が融解してスー
プとなる。圧力調整弁24が剥がれて自動調理用パッケ
ージ110内の圧力は調節される。
【0043】以上のように、本発明によれば、調理器具
を一切使用することなく、電子レンジ等の熱発生調理機
で加熱するだけで、種々の飲食品を調理することができ
る。その用途は、家庭内にとどまることなく、職場、列
車内、航空機内、船舶内の調理や、食堂にまで広げるこ
とができる。
【0044】
【発明の効果】請求項1の発明である自動調理用パッケ
ージは、従来のパッケージの諸機能をそのまま有し、さ
らに付加的に調理器具としての機能を併せ持つ。従っ
て、パッケージの取扱者、例えば、飲食品製造業者や飲
食品販売業者の立場から見れば、従来のパッケージを本
発明のパッケージに代替することによって、商品価値を
著しく高めることができる。飲食品の需要者、例えば、
家庭内の最終消費者の立場から見れば、本発明の自動調
理用パッケージは電子レンジ等の熱発生調理機だけで調
理することができるので、調理が簡易且つ簡便であるこ
と、調理の手間を省けること、調理器具を汚さずに済む
こと等の従来のパッケージにはない顕著な効果を奏す
る。他の需要者、例えば、食堂経営者のような業として
飲食品を提供する者の立場から見れば、必要なときに必
要な量だけ迅速にその飲食品を提供することができる。
特に重要なことは、飲食品取扱者がその飲食品に触れる
機会がないので、飲食品の衛生を保つことができるとい
う点である。
【0045】そして、圧力調整弁は内容物である飲食品
に適した調理環境を保証する。調理環境のうちパッケー
ジ内の圧力は、飲食品の味に微妙な影響を与える。本発
明の自動調理用パッケージはその圧力を一定に保持する
ので、飲食品が魚類や肉類のような生鮮食品の場合は特
に、素材そのものの味を活かした調理を行うことができ
る。
【0046】請求項2及び4の圧力調整弁は、接着剤非
塗布部分の形状が非円形である。圧力は圧力調整弁に不
均等に作用するので、接着の剥がれは方向性・指向性を
もって進行する。接着が剥がれたとき、圧力調整弁はそ
の一部が可撓性容器上に保持される。接着の剥がれは所
定圧力以上においてのみ生じ、所定圧力以下になると接
着状態が再現される。このように、通気及び非通気が圧
力によって交番するので、可撓性容器内の圧力は一定に
保たれ、飲食品の調理に適した圧力を維持することがで
きる。また、圧力調整弁は一部において必ず可撓性容器
に接着しているので、飲食品にその圧力調整弁が混入す
ることもない。
【0047】請求項3及び5の圧力調整弁では、その接
着剤非塗布部分が、接着の剥がれ及びその方向性・指向
性に最も適した形状となっている。
【0048】請求項6の圧力調整弁は、可撓性シートの
片面側に塗布された接着剤の一部に孔を跨ぐ糸片を設け
たものである。圧力調整弁に所定圧力以上の圧力が作用
すると、接着の剥がれは糸片と平行に進行し、ひいて
は、可撓性容器内と外気が通気する。この圧力調整弁は
接着状態が再現されることがないので、可撓性容器内圧
力をそのまま低下させる用途に有用である。
【0049】請求項7乃至請求項10の飲食品は、種類
及び調理方法に応じて適切に包装したものである。
【0050】請求項7の飲食品は、蒸し物用や煮物用に
構成された飲食品である。内容物が生鮮品である場合に
有用である。例えば、パン生地を内容物として蒸しパン
を調理する場合、魚を内容物として煮魚を調理する場
合、又は、麺を内容物として温かい拉麺を調理する場合
に好適である。電子レンジ等の熱発生調理機は水分に作
用するので、蒸し物に必要な水分又は煮物に必要な調理
液が先に沸騰し、第1パッケージから第2パッケージ内
に流出する。飲食品は沸騰した水や水蒸気又は調理液に
よって調理される。調理に必要な全ての材料が過不足な
く封入されており、需要者によって調理方法が異なるこ
ともないので、均一な味及び均一な調理具合の調理品を
得ることができる。調理後は、第2パッケージを開封し
て調理済み飲食品を皿等の食器に移し替えるだけでよ
く、調理器具は一切不要である。
【0051】請求項8及び9の飲食品は、請求項7の飲
食品と同様に蒸し物用や煮物用に構成された飲食品であ
るが、冷凍飲食品用に構成されている。冷凍用とするこ
とにより、水分を凍結状態で内容物とともにパッケージ
に封入することができる。調理に必要な全ての材料が過
不足なく封入されており、需要者によって調理方法が異
なることもないので、均一な味及び均一な調理具合の調
理品を得ることができる。調理後は、第2パッケージを
開封して調理済み飲食品を皿等の食器に移し替えるだけ
でよく、調理器具は一切不要である。水分の調節は氷片
の量で加減することができる。
【0052】請求項10の飲食品は、冷凍飲食品用に構
成されたものの中でも、非凍結性調味料を必要とする飲
食品に好適である。例えば、濃縮スープを必要とするビ
ーフシチューに好適である。調理に必要な全ての材料が
過不足なく封入されており、需要者によって調理方法が
異なることもないので、均一な味及び均一な調理具合の
調理品を得ることができる。調理後は、第2パッケージ
を開封して調理済み飲食品を皿等の食器に移し替えるだ
けでよく、調理器具は一切不要である。水分の調節は氷
片の量で加減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】内容物を封入した本発明による自動調理用パッ
ケージの断面図である。
【図2】図1の自動調理用パッケージの端部の拡大断面
図である。
【図3】本発明による他の構造の自動調理用パッケージ
の断面図である。
【図4】図3の自動調理用パッケージの端部の拡大断面
図である。
【図5】図1の自動調理用パッケージの圧力調整弁近傍
の要部拡大断面図である。
【図6】図5の上面図である。
【図7】熱発生調理機によって加熱を始めた直後におけ
る図1の自動調理用パッケージを示しており、(a)は自
動調理用パッケージの断面図、(b)は圧力調整弁近傍の
断面図、(c)は圧力調整弁の平面図である。
【図8】熱発生調理機によって加熱を始めて暫らくした
状態における図1の自動調理用パッケージを示してお
り、(a)は自動調理用パッケージの断面図、(b)は圧力
調整弁近傍の断面図、(c)は圧力調整弁の平面図であ
る。
【図9】図8の状態からさらに加熱が進んだ状態におけ
る図1の自動調理用パッケージを示しており、(a)は自
動調理用パッケージの断面図、(b)は圧力調整弁近傍の
断面図、(c)は圧力調整弁の平面図である。
【図10】図9の状態からさらに加熱が進み、圧力調整
弁の接着が剥がれた状態における図1の自動調理用パッ
ケージを示しており、(a)は自動調理用パッケージの断
面図、(b)は圧力調整弁近傍の断面図、(c)は圧力調整
弁の平面図である。
【図11】(a),(b),(c),(d),(e)及び(f)はそ
れぞれ他の形状の圧力調整弁を示す平面図である。
【図12】他の圧力調整弁を示し、(a)は(b)のa−a
線断面図、(b)は平面図、(c)は(b)のc−c線断面図
である。
【図13】さらに他の圧力調整弁を示し、(a)は(b)の
a−a線断面図、(b)は平面図、(c)は(b)のc−c線
断面図である。
【図14】さらに他の圧力調整弁を示し、(a)は(b)の
a−a線断面図、(b)は平面図、(c)は(b)のc−c線
断面図である。
【図15】本発明による自動調理用パッケージで包装さ
れた飲食品を示す第1実施例の断面図で、(a),(b),
(c)及び(d)はそれぞれ加熱が進むにしたがって自動調
理用パッケージ、圧力調整弁及び飲食品が変化する様子
を経時的に示している。
【図16】本発明による自動調理用パッケージで包装さ
れた飲食品を示す第2実施例の断面図で、(a),(b),
(c)及び(d)はそれぞれ加熱が進むにしたがって自動調
理用パッケージ、圧力調整弁及び飲食品が変化する様子
を経時的に示している。
【図17】本発明による自動調理用パッケージで包装さ
れた飲食品を示す第3実施例の断面図で、(a),(b),
(c)及び(d)はそれぞれ加熱が進むにしたがって自動調
理用パッケージ、圧力調整弁及び飲食品が変化する様子
を経時的に示している。
【図18】本発明による自動調理用パッケージで包装さ
れた飲食品を示す第4実施例の断面図で、(a),(b),
(c)及び(d)はそれぞれ加熱が進むにしたがって自動調
理用パッケージ、圧力調整弁及び飲食品が変化する様子
を経時的に示している。
【図19】本発明による自動調理用パッケージで包装さ
れた飲食品を示す第5実施例の断面図で、(a),(b),
(c)及び(d)はそれぞれ加熱が進むにしたがって自動調
理用パッケージ、圧力調整弁及び飲食品が変化する様子
を経時的に示している。
【図20】本発明による自動調理用パッケージで包装さ
れた飲食品を示す第6実施例の断面図で、(a),(b),
(c)及び(d)はそれぞれ加熱が進むにしたがって自動調
理用パッケージ、圧力調整弁及び飲食品が変化する様子
を経時的に示している。
【符号の説明】
10,10’,110,110a,110b 自動調理
用パッケージ 11,11’,111 可撓性容器 12,112,200,202,204,210,21
4 内容物 22 孔 24,24a,24b,24c,24d,24e,24
f,124,224,324 圧力調整弁 26,126,226,326 可撓性シート 28,128,228,328 接着剤 30,330 接着剤非塗布部分 130 シート片 206,212,218 氷片 230 糸片

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1箇所に孔を有する可撓性容
    器と、前記孔を閉鎖するように接着されたシート状圧力
    調整弁とを有してなり、前記可撓性容器内の圧力が一定
    以上になったとき前記シート状圧力調整弁が開くように
    なっていることを特徴とする、 自動調理用パッケージ。
  2. 【請求項2】 少なくとも1箇所に孔を有する可撓性容
    器に貼着される圧力調整弁であって、該圧力調整弁は可
    撓性シートと該可撓性シートの片側面に塗布された接着
    剤からなり、前記可撓性シートは前記片側面中央部にお
    いて接着剤非塗布部分を有し、該接着剤非塗布部分が非
    円形であることを特徴とする、 圧力調整弁。
  3. 【請求項3】 前記接着剤非塗布部分は頂角が60°以
    下の二等辺三角形である、請求項2の圧力調整弁。
  4. 【請求項4】 少なくとも1箇所に孔を有する可撓性容
    器に貼着される圧力調整弁であって、該圧力調整弁は可
    撓性シートと該可撓性シートの片面側に塗布された接着
    剤と片側面中央部に貼着された非円形のシート片からな
    ることを特徴とする、 圧力調整弁。
  5. 【請求項5】 前記シート片は頂角が60°以下の二等
    辺三角形である、請求項4の圧力調整弁。
  6. 【請求項6】 少なくとも1箇所に孔を有する可撓性容
    器に貼着される圧力調整弁であって、該圧力調整弁は可
    撓性シートと該可撓性シートの片面側に塗布された接着
    剤と片面側中央部に貼着された糸片からなることを特徴
    とする、 圧力調整弁。
  7. 【請求項7】 少なくとも1箇所に孔を有する可撓性容
    器と、前記孔を閉鎖するように接着されたシート状圧力
    調整弁とを有してなり、前記可撓性容器内の圧力が一定
    以上になったとき前記シート状圧力調整弁が開くように
    なっている第1パッケージと、 少なくとも1箇所に孔を有する可撓性容器と、前記孔を
    閉鎖するように接着されたシート状圧力調整弁とを有し
    てなり、前記可撓性容器内の圧力が一定以上になったと
    き前記シート状圧力調整弁が開くようになっている第2
    パッケージとを有し、 前記第1パッケージはその中に調理液が封入されてお
    り、前記第2パッケージはその中に飲食品と前記第1パ
    ッケージが封入されていることを特徴とする、 自動調理用パッケージで包装された飲食品。
  8. 【請求項8】 少なくとも1箇所に孔を有する可撓性容
    器と、前記孔を閉鎖するように接着されたシート状圧力
    調整弁とを有してなり、前記可撓性容器内の圧力が一定
    以上になったとき前記シート状圧力調整弁が開くように
    なっているパッケージの中に、氷片と冷凍飲食品とを封
    入したことを特徴とする、 自動調理用パッケージで包装された飲食品。
  9. 【請求項9】 前記氷片が調味料を含む、請求項8の自
    動調理用パッケージで包装された飲食品。
  10. 【請求項10】 少なくとも1箇所に孔を有する可撓性
    容器と、前記孔を閉鎖するように接着されたシート状圧
    力調整弁とを有してなり、前記可撓性容器内の圧力が一
    定以上になったとき前記シート状圧力調整弁が開くよう
    になっている第1パッケージと、 少なくとも1箇所に孔を有する可撓性容器と、前記孔を
    閉鎖するように接着されたシート状圧力調整弁とを有し
    てなり、前記可撓性容器内の圧力が一定以上になったと
    き前記シート状圧力調整弁が開くようになっている第2
    パッケージとを有し、 前記第1パッケージはその中に非凍結性調味料が封入さ
    れており、前記第2パッケージはその中に冷凍飲食品と
    氷片と前記第1パッケージが封入されていることを特徴
    とする、 自動調理用パッケージで包装された飲食品。
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