JPH06329146A - 包装箱 - Google Patents
包装箱Info
- Publication number
- JPH06329146A JPH06329146A JP5110830A JP11083093A JPH06329146A JP H06329146 A JPH06329146 A JP H06329146A JP 5110830 A JP5110830 A JP 5110830A JP 11083093 A JP11083093 A JP 11083093A JP H06329146 A JPH06329146 A JP H06329146A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flap
- plate
- packaging box
- flaps
- plate part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cartons (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】別部材の合成樹脂製の把手部材を必要とせず、
包装費を削減できるようにする。 【構成】段ボール板製の立方体形状の包装箱であって、
フラップ８には包装箱１の短辺のほぼ中央の位置で下向
きに折れ曲がる板部11が連設され、またこの板部11には
板部11の外側に重なる板部13が連設され、さらに板部13
にはフラップ８の上面に重なる板部15が連設され、板部
11および13には包装箱１の長辺のほぼ中央の位置で手の
幅よりもやや大きめの間隔で一対の切り込み部17，17が
形成され、この切り込み部17，17間の板部11ａ，13ａが
板部11，13から折れ曲がって２枚重ねでフラップ８の下
側に当接し、把手部を構成し、この把手部に手を掛けて
包装箱を持ち運びするようにした。
包装費を削減できるようにする。 【構成】段ボール板製の立方体形状の包装箱であって、
フラップ８には包装箱１の短辺のほぼ中央の位置で下向
きに折れ曲がる板部11が連設され、またこの板部11には
板部11の外側に重なる板部13が連設され、さらに板部13
にはフラップ８の上面に重なる板部15が連設され、板部
11および13には包装箱１の長辺のほぼ中央の位置で手の
幅よりもやや大きめの間隔で一対の切り込み部17，17が
形成され、この切り込み部17，17間の板部11ａ，13ａが
板部11，13から折れ曲がって２枚重ねでフラップ８の下
側に当接し、把手部を構成し、この把手部に手を掛けて
包装箱を持ち運びするようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、段ボール板からなり内
部にビデオテープレコーダーなどの製品を収納する包装
箱に関するものである。
部にビデオテープレコーダーなどの製品を収納する包装
箱に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、内部にビデオテープレコーダーな
どの製品を収納した包装箱を持ち運びするとき、包装箱
に２本の平行な紐を掛け、包装箱の上部中央において２
本の平行な紐に両端を係合させた合成樹脂製の把手部材
を持って持ち運びするか、あるいは包装箱に直接両端が
係合する合成樹脂製の把手部材を持ち運びするのが一般
的である。
どの製品を収納した包装箱を持ち運びするとき、包装箱
に２本の平行な紐を掛け、包装箱の上部中央において２
本の平行な紐に両端を係合させた合成樹脂製の把手部材
を持って持ち運びするか、あるいは包装箱に直接両端が
係合する合成樹脂製の把手部材を持ち運びするのが一般
的である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、内部に
製品を収納した包装箱を持ち運びするのに、包装箱とは
別部材の合成樹脂製の把手部材を使用すると、それだけ
包装費が高くなるという問題があった。
製品を収納した包装箱を持ち運びするのに、包装箱とは
別部材の合成樹脂製の把手部材を使用すると、それだけ
包装費が高くなるという問題があった。
【０００４】本発明はこのような課題を解決するもの
で、別部材の合成樹脂製の把手部材を必要とせず、包装
費を削減できるようにすることを目的とするものであ
る。
で、別部材の合成樹脂製の把手部材を必要とせず、包装
費を削減できるようにすることを目的とするものであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、段ボール板製の立方体形状の包装箱であっ
て、長辺側に位置する一方の側板４の上端に連設された
フラップ８と、短辺側に位置して互いに対向する側板
３，５の上端に連設され前記フラップ８の上面のほぼ半
分づつを覆うようにフラップ８上に重なるフラップ７，
９と、長辺側に位置する他方の側板６の上端に連設され
前記フラップ７，９上に重なるフラップ10とで包装箱１
の上端を閉じるように構成し、前記フラップ８には包装
箱１の短辺のほぼ中央の位置で下向きに折れ曲がる板部
11が折曲線12を介して連設されているとともに、前記板
部11の外側に重なる板部13が折曲線14を介して板部11に
連設されており、さらに前記板部13には前記フラップ８
の上面に重なる板部15が折曲線16を介して連設され、前
記板部11および13には包装箱１の長辺のほぼ中央の位置
で手の幅よりもやや大きめの間隔で一対の切り込み部1
7，17が形成され、この切り込み部17，17間の板部11
ａ，13ａが板部11，13から折れ曲がって２枚重ねで前記
フラップ８の下側に当接し、把手部を構成し、前記フラ
ップ７，９およびフラップ10には前記把手部となる板部
11ａ，13ａに手を添えるための切り欠き部18，19および
孔部20を設けてなるものである。
に本発明は、段ボール板製の立方体形状の包装箱であっ
て、長辺側に位置する一方の側板４の上端に連設された
フラップ８と、短辺側に位置して互いに対向する側板
３，５の上端に連設され前記フラップ８の上面のほぼ半
分づつを覆うようにフラップ８上に重なるフラップ７，
９と、長辺側に位置する他方の側板６の上端に連設され
前記フラップ７，９上に重なるフラップ10とで包装箱１
の上端を閉じるように構成し、前記フラップ８には包装
箱１の短辺のほぼ中央の位置で下向きに折れ曲がる板部
11が折曲線12を介して連設されているとともに、前記板
部11の外側に重なる板部13が折曲線14を介して板部11に
連設されており、さらに前記板部13には前記フラップ８
の上面に重なる板部15が折曲線16を介して連設され、前
記板部11および13には包装箱１の長辺のほぼ中央の位置
で手の幅よりもやや大きめの間隔で一対の切り込み部1
7，17が形成され、この切り込み部17，17間の板部11
ａ，13ａが板部11，13から折れ曲がって２枚重ねで前記
フラップ８の下側に当接し、把手部を構成し、前記フラ
ップ７，９およびフラップ10には前記把手部となる板部
11ａ，13ａに手を添えるための切り欠き部18，19および
孔部20を設けてなるものである。
【０００６】
【作用】この構成により、包装箱に直接形成された把手
部に手を掛けて包装箱を持ち運びすることができ、従来
のような包装箱とは別部材の合成樹脂製の把手部材を必
要とせず、包装費を削減することができる。特に把手部
の部分は複数の板部が重合されて構成され、把手部に充
分な強度を保持せしめることができる。
部に手を掛けて包装箱を持ち運びすることができ、従来
のような包装箱とは別部材の合成樹脂製の把手部材を必
要とせず、包装費を削減することができる。特に把手部
の部分は複数の板部が重合されて構成され、把手部に充
分な強度を保持せしめることができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面に基
づいて説明する。図１〜図５において、１は内部にビデ
オテープレコーダーなどの製品２を収納する段ボール板
製の立方体形状の包装箱で、平面形状矩形で、この矩形
の短辺の長さよりも高さが長く作られており、上端は４
枚の側板３〜６の上端に連設されたフラップ７〜10によ
り閉じられる。詳しくは前記４枚の側板３〜６の内、長
辺側に位置する一方の側板４の上端に連設されたフラッ
プ８が最内側に位置し、短辺側に位置して互いに対向す
る側板３，５の上端に連設されたフラップ７，９が前記
フラップ８の上面のほぼ半分づつを覆うようにフラップ
８上に重なり、長辺側に位置する他方の側板６の上端に
連設されたフラップ10が前記フラップ７，９の上に重な
って包装箱１の上端を閉じている。前記フラップ８には
包装箱１の短辺のほぼ中央の位置で下向きに折れ曲がる
板部11が折曲線12を介して連設されているとともに、前
記板部11の外側に重なる板部13が折曲線14を介して板部
11に連設されており、さらに前記板部13には前記フラッ
プ８の上面に重なる板部15が折曲線16を介して連設され
ている。従って、前記フラップ８はその上に重なる板部
15とで２重構造となり、また前記板部11はその外側に重
なる板部13とで２重構造となっている。前記下向きに折
れ曲がる板部11およびその外側に重なる板部13には包装
箱１の長辺のほぼ中央の位置で手の幅よりもやや大きめ
の間隔で一対の切り込み部17，17が形成されており、こ
の切り込み部17，17間の板部11ａ，13ａが板部11，13か
ら折れ曲がって２枚重ねで前記フラップ８の下側に当接
し、把手部を構成するものである。18，19は前記フラッ
プ７，９の先端に形成された切り欠き部で、この切り欠
き部18，19は前記把手部となる板部11ａ，13ａに手を添
えることができるようにするためのものである。20は前
記側板６の上端に連設されたフラップ10に前記切り欠き
部18，19の真上に位置するように形成された孔部で、こ
の孔部20より手を入れて板部11ａ，13ａに手を添えるも
のである。
づいて説明する。図１〜図５において、１は内部にビデ
オテープレコーダーなどの製品２を収納する段ボール板
製の立方体形状の包装箱で、平面形状矩形で、この矩形
の短辺の長さよりも高さが長く作られており、上端は４
枚の側板３〜６の上端に連設されたフラップ７〜10によ
り閉じられる。詳しくは前記４枚の側板３〜６の内、長
辺側に位置する一方の側板４の上端に連設されたフラッ
プ８が最内側に位置し、短辺側に位置して互いに対向す
る側板３，５の上端に連設されたフラップ７，９が前記
フラップ８の上面のほぼ半分づつを覆うようにフラップ
８上に重なり、長辺側に位置する他方の側板６の上端に
連設されたフラップ10が前記フラップ７，９の上に重な
って包装箱１の上端を閉じている。前記フラップ８には
包装箱１の短辺のほぼ中央の位置で下向きに折れ曲がる
板部11が折曲線12を介して連設されているとともに、前
記板部11の外側に重なる板部13が折曲線14を介して板部
11に連設されており、さらに前記板部13には前記フラッ
プ８の上面に重なる板部15が折曲線16を介して連設され
ている。従って、前記フラップ８はその上に重なる板部
15とで２重構造となり、また前記板部11はその外側に重
なる板部13とで２重構造となっている。前記下向きに折
れ曲がる板部11およびその外側に重なる板部13には包装
箱１の長辺のほぼ中央の位置で手の幅よりもやや大きめ
の間隔で一対の切り込み部17，17が形成されており、こ
の切り込み部17，17間の板部11ａ，13ａが板部11，13か
ら折れ曲がって２枚重ねで前記フラップ８の下側に当接
し、把手部を構成するものである。18，19は前記フラッ
プ７，９の先端に形成された切り欠き部で、この切り欠
き部18，19は前記把手部となる板部11ａ，13ａに手を添
えることができるようにするためのものである。20は前
記側板６の上端に連設されたフラップ10に前記切り欠き
部18，19の真上に位置するように形成された孔部で、こ
の孔部20より手を入れて板部11ａ，13ａに手を添えるも
のである。
【０００８】ところで、前記フラップ10を閉じた状態を
保持するために前記側板４と前記フラップ８との間の折
曲線21上に包装箱１の長辺のほぼ中央の位置で、前記フ
ラップ10の先端に設けた差し込み片22が差し込み可能な
スリット23が形成されており、さらに前記側板４と前記
フラップ８にまたがって側板４側に折曲線24を介して繋
がる舌片25が形成され、この舌片25を前記フラップ10と
差し込み片22との間の折曲線26に沿って形成されたスリ
ット27に差し込み可能となっている。30〜33は前記側板
３〜６の下端に連設された底板形成用フラップである。
保持するために前記側板４と前記フラップ８との間の折
曲線21上に包装箱１の長辺のほぼ中央の位置で、前記フ
ラップ10の先端に設けた差し込み片22が差し込み可能な
スリット23が形成されており、さらに前記側板４と前記
フラップ８にまたがって側板４側に折曲線24を介して繋
がる舌片25が形成され、この舌片25を前記フラップ10と
差し込み片22との間の折曲線26に沿って形成されたスリ
ット27に差し込み可能となっている。30〜33は前記側板
３〜６の下端に連設された底板形成用フラップである。
【０００９】図３〜図５に上記構成の包装箱１の内部に
ビデオテープレコーダーなどの製品２を収納した状態で
持ち運び可能な状態を示し、梱包状態において製品２は
両側に発泡スチロール製の緩衝体28が外嵌され、前記緩
衝体28の上面に形成された溝部29に前記下向きに折れ曲
がる板部11および13が嵌り込んでいる。この状態で持ち
運びするのであり、前記孔部20、切り欠き部18，19より
手を入れて把手部となる板部11ａ，13ａに手を添えて持
ち運びするのである。
ビデオテープレコーダーなどの製品２を収納した状態で
持ち運び可能な状態を示し、梱包状態において製品２は
両側に発泡スチロール製の緩衝体28が外嵌され、前記緩
衝体28の上面に形成された溝部29に前記下向きに折れ曲
がる板部11および13が嵌り込んでいる。この状態で持ち
運びするのであり、前記孔部20、切り欠き部18，19より
手を入れて把手部となる板部11ａ，13ａに手を添えて持
ち運びするのである。
【００１０】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、包装箱に
直接形成された把手部に手を掛けて包装箱を持ち運びす
ることができ、従来のような包装箱とは別部材の合成樹
脂製の把手部材を必要とせず、包装費を削減することが
できる。特に把手部の部分は複数の板部が重合されて構
成され、把手部に充分な強度を保持せしめることができ
る。
直接形成された把手部に手を掛けて包装箱を持ち運びす
ることができ、従来のような包装箱とは別部材の合成樹
脂製の把手部材を必要とせず、包装費を削減することが
できる。特に把手部の部分は複数の板部が重合されて構
成され、把手部に充分な強度を保持せしめることができ
る。
【図１】本発明の一実施例における包装箱の展開図であ
る。
る。
【図２】同包装箱に製品を収納する状態を示す斜視図で
ある。
ある。
【図３】同包装箱に製品を収納した梱包状態を示す斜視
図である。
図である。
【図４】同包装箱に製品を収納した梱包状態での断面図
である。
である。
【図５】同梱包状態で持ち運びする状態を示す斜視図で
ある。
ある。
１ 包装箱 ２ 製品 ３，４，５，６ 側板 ７，８，９，10 フラップ 11，11ａ 板部 12 折曲線 13，13ａ 板部 14 折曲線 15 板部 16 折曲線 17 切り込み部 18，19 切り欠き部 20 孔部 21 折曲線 22 差し込み片 23 スリット 24 折曲線 25 舌片 26 折曲線 27 スリット 28 緩衝体 29 溝部
Claims (1)
- 【請求項１】 段ボール板製の立方体形状の包装箱であ
って、長辺側に位置する一方の側板４の上端に連設され
たフラップ８と、短辺側に位置して互いに対向する側板
３，５の上端に連設され前記フラップ８の上面のほぼ半
分づつを覆うようにフラップ８上に重なるフラップ７，
９と、長辺側に位置する他方の側板６の上端に連設され
前記フラップ７，９上に重なるフラップ10とで包装箱１
の上端を閉じるように構成し、前記フラップ８には包装
箱１の短辺のほぼ中央の位置で下向きに折れ曲がる板部
11が折曲線12を介して連設されているとともに、前記板
部11の外側に重なる板部13が折曲線14を介して板部11に
連設されており、さらに前記板部13には前記フラップ８
の上面に重なる板部15が折曲線16を介して連設され、前
記板部11および13には包装箱１の長辺のほぼ中央の位置
で手の幅よりもやや大きめの間隔で一対の切り込み部1
7，17が形成され、この切り込み部17，17間の板部11
ａ，13ａが板部11，13から折れ曲がって２枚重ねで前記
フラップ８の下側に当接し、把手部を構成し、前記フラ
ップ７，９およびフラップ10には前記把手部となる板部
11ａ，13ａに手を添えるための切り欠き部18，19および
孔部20を設けてなることを特徴とする包装箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5110830A JPH06329146A (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 包装箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5110830A JPH06329146A (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 包装箱 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06329146A true JPH06329146A (ja) | 1994-11-29 |
Family
ID=14545748
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5110830A Pending JPH06329146A (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 包装箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06329146A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006199371A (ja) * | 2004-12-20 | 2006-08-03 | Oji Chiyoda Container Kk | 段ボール製包装箱 |
| JP2012077594A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Hatsuko Imanaka | 硬質発泡樹脂材製の墓石用帽子 |
-
1993
- 1993-05-13 JP JP5110830A patent/JPH06329146A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006199371A (ja) * | 2004-12-20 | 2006-08-03 | Oji Chiyoda Container Kk | 段ボール製包装箱 |
| JP2012077594A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Hatsuko Imanaka | 硬質発泡樹脂材製の墓石用帽子 |
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