JPH0632807U - ベアリング式直動装置 - Google Patents
ベアリング式直動装置Info
- Publication number
- JPH0632807U JPH0632807U JP7435192U JP7435192U JPH0632807U JP H0632807 U JPH0632807 U JP H0632807U JP 7435192 U JP7435192 U JP 7435192U JP 7435192 U JP7435192 U JP 7435192U JP H0632807 U JPH0632807 U JP H0632807U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- linear motion
- drive shaft
- motion device
- bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 直動装置の寿命を延ばすこと。
【構成】 直動装置の本体を構成するブロック2の両端
にそれぞれ4個づつ計8個のボールベアリング16を回
転自在に且つ、ブロック2に遊嵌する駆動シャフト14
に対して傾けて取り付ける。8個のボールベアリング1
6は、駆動シャフト14に圧接し、駆動シャフト14が
回転すると、このシャフト14に沿って、ブロック2は
直線方向に移動する。
にそれぞれ4個づつ計8個のボールベアリング16を回
転自在に且つ、ブロック2に遊嵌する駆動シャフト14
に対して傾けて取り付ける。8個のボールベアリング1
6は、駆動シャフト14に圧接し、駆動シャフト14が
回転すると、このシャフト14に沿って、ブロック2は
直線方向に移動する。
Description
【0001】
本考案は、ベアリング式の直動装置に関する。
【0002】
従来のベアリング式直動装置は、装置本体に6個の角度設定されたボールベア リングを使用し、駆動シャフトとボールベアリング間の摩擦力によって、駆動シ ャフトの回転運動を装置本体の直線運動に換えている。
【0003】
直動装置本体の推力は、角度設定されたボールベアリングにかかる荷重即ちボ ールベアリングの駆動シャフトに対する接触圧力に左右される。 又、この装置の寿命は、ボールベアリングに加わる荷重によって決まる。
【0004】 防錆という点から考えると、ボールベアリングの材質をベアリング鋼からステ ンレス鋼に変えることにより対応できるが、一般にステンレス鋼のベアリングは 、ベアリング鋼のベアリングに比べ同じ荷重に対して寿命が短い。 その為、直動装置で同じ寿命を得るためには、ベアリングに加わる荷重を下げて 使用する必要がある。
【0005】 しかし、いずれにしてもベアリングに加わる荷重を弱めれば、装置本体の推力 が下がるという問題が発生する。 本考案は、この問題点を解決することを目的とするものである。
【0006】
上記目的を達成するため、本考案は、一対のブロックハーフから構成され、該 一対のブロックハーフの合接部に軸穴が形成されたブロックと、前記一対のブロ ックハーフを結合する結合手段と、前記ブロックの両端のそれぞれに4個づつ回 転自在に軸支され、前記軸穴の中心軸線に対して傾いて取り付けられたボールベ アリングとを備えたものである。
【0007】
8個のベアリングを使用している為、ベアリング1個あたりに対するベアリン グに対する荷重が小さくなり、同じ推力において、直動装置の寿命を延ばすこと が出来る。
【0008】
以下に本考案の構成を添付図面に示す実施例を参照して詳細に説明する。 2a,2bは、ブロックハーフであり、互いにボルト4,6及びコイルばね8 ,10によって結合している。ブロックハーフ2a,2bの合接部には、軸穴1 2が形成され、これに駆動系に連係するシャフト14を遊嵌配置し得るように構 成されている。
【0009】 一対のブロックハーフ2a,2bから構成されるブロック2の両端には、それ ぞれ4個づつボールベアリング16が回転自在に軸支されている。 前記ボールベアリング16は、軸穴12に遊嵌配置された駆動シャフト14に対 して傾いて前記ブロック2に取り付けられている。 前記ボルト4,6の締付力は、コイルばね8,10を介して、前記ブロックハー フ2a,2bが互いに接近する方向に作用する。
【0010】 前記ボルト4,6の締付力によって、前記ボールベアリング16は、前記駆動 シャフト14に圧接し、この圧接力によって、前記駆動シャフト14の回転によ り生じるブロック2の推力が決定する。
【0011】 上記した構成において、駆動シャフト14の回転運動は、ブロック2の駆動シ ャフト14に沿った直線運動によって変換される。
【0012】
本考案は上述の如く8個のベアリングを使用することにより、ベアリング1個 あたりに対する荷重を小さくすることが出来、その結果として同じ推力での装置 の寿命を延ばすことが出来る効果が存する。
【図1】側面図である。
【図2】正面図である。
2a ブロックハーフ 2b ブロックハーフ 2 ブロック 4 ボルト 6 ボルト 8 コイルばね 10 コイルばね 12 軸穴 14 シャフト 16 ボールベアリング
Claims (1)
- 【請求項1】一対のブロックハーフから構成され、該一
対のブロックハーフの合接部に軸穴が形成されたブロッ
クと、前記一対のブロックハーフを結合する結合手段
と、前記ブロックの両端のそれぞれに4個づつ回転自在
に軸支され、前記軸穴の中心軸線に対して傾いて取り付
けられたボールベアリングとを備えたことを特徴とする
ベアリング式直動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7435192U JPH0632807U (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | ベアリング式直動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7435192U JPH0632807U (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | ベアリング式直動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0632807U true JPH0632807U (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=13544623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7435192U Pending JPH0632807U (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | ベアリング式直動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0632807U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5444154A (en) * | 1977-08-24 | 1979-04-07 | Rasmussen John | Friction drive mechanism for converting rotary motion to axial one or the one opposite thereto |
-
1992
- 1992-10-01 JP JP7435192U patent/JPH0632807U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5444154A (en) * | 1977-08-24 | 1979-04-07 | Rasmussen John | Friction drive mechanism for converting rotary motion to axial one or the one opposite thereto |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6325180B1 (en) | Electric actuator and calliper brake comprising such actuator | |
JPH028102Y2 (ja) | ||
JPH0632807U (ja) | ベアリング式直動装置 | |
JPS63285331A (ja) | テレスコピックトリポート自在継手 | |
JP2851851B2 (ja) | 加圧部材を有する駆動装置 | |
JPH058104U (ja) | ボールねじ | |
US4511344A (en) | Cardan joint | |
JPS5855362B2 (ja) | 二方向荷重型玉軸受 | |
JPS59142480U (ja) | スクロ−ル型流体装置 | |
JPH064103Y2 (ja) | 等速自在継手 | |
JPS6141411Y2 (ja) | ||
JPH0687632U (ja) | 超高速回転子 | |
JPH0632808U (ja) | ベアリング式直動装置の自動給油機構 | |
JPH0623779Y2 (ja) | 等速自在継手 | |
JPH02138523A (ja) | クラッチ装置 | |
JPH069309Y2 (ja) | ロータリエンコーダの保持金具 | |
JPH03130466U (ja) | ||
RU1808689C (ru) | Модуль линейного перемещени промышленного робота | |
JPH0610208Y2 (ja) | 転がり軸受の内輪固定装置 | |
JPH0628398U (ja) | 直動装置 | |
JPH0228730B2 (ja) | ||
JPH0117365Y2 (ja) | ||
JPH04116018U (ja) | 等速ジヨイント | |
JPH0357392Y2 (ja) | ||
JPH0630551U (ja) | 直動装置 |