JPH0632769U - ローラー軸等の回転駆動装置 - Google Patents
ローラー軸等の回転駆動装置Info
- Publication number
- JPH0632769U JPH0632769U JP6338192U JP6338192U JPH0632769U JP H0632769 U JPH0632769 U JP H0632769U JP 6338192 U JP6338192 U JP 6338192U JP 6338192 U JP6338192 U JP 6338192U JP H0632769 U JPH0632769 U JP H0632769U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller shaft
- bearing
- coil spring
- spring
- integrally
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
〔目的〕 通常の丸バネによるコイルスプリングを用い
ても、スプリングが軸受筒間の隙間内に嵌まり込む虞を
なくし、低コストに提供できる。 〔構成〕 ローラー軸を貫通し、相互に回転自由である
軸受筒を一体に設けたギヤ部と、同じくローラー軸を貫
通しキー連繋によってローラーと一体的に回転する軸受
筒を設けたキャップ部とを有し、ギヤ部とキャップ部の
夫々の軸受筒どうしを突き合わせて位置決めし、両軸受
筒の外周に一端を止めたコイルスプリングを捲回させて
構成し、該コイルスプリングの中程部分の捲き方に角度
を付け、粗く構成してある。
ても、スプリングが軸受筒間の隙間内に嵌まり込む虞を
なくし、低コストに提供できる。 〔構成〕 ローラー軸を貫通し、相互に回転自由である
軸受筒を一体に設けたギヤ部と、同じくローラー軸を貫
通しキー連繋によってローラーと一体的に回転する軸受
筒を設けたキャップ部とを有し、ギヤ部とキャップ部の
夫々の軸受筒どうしを突き合わせて位置決めし、両軸受
筒の外周に一端を止めたコイルスプリングを捲回させて
構成し、該コイルスプリングの中程部分の捲き方に角度
を付け、粗く構成してある。
Description
【0001】
この考案は、例えばコピー,フアックス等の紙の供給,引き込み等に用いるロ ーラー等の軸回転駆動装置に関する。
【0002】
ローラー軸を貫通し、相互に回転自由である軸受筒を一体に設けたギヤ部と、 同じくローラー軸を貫通しキー連繋によってローラーと一体的に回転する軸受筒 を設けたキャップ部とを有し、ギヤ部とキャップ部夫々の軸受筒どうしを突き合 わせて位置決めし、両軸受筒の外周に一端を止めたコイルスプリングを捲回させ て構成し、ギヤ部に連繋した駆動部から駆動力をローラー軸の一方向回転のみに 伝達するようにしたローラー軸等の回転駆動装置は公知である。
【0003】
上記公知の回転駆動装置では、ギヤ部とキャップ部の位置決めをローラー軸に 止めた止めリング等によっているから、止めリングとギヤ部またはキャップ部と の間に若干のクリアランスがあるので、夫々の軸受部間にも隙間が発生し、この 隙間内にコイルスプリングが嵌まり込む虞があった。そこで従前公知のものでは コイルスプリングを板バネによって構成し、上記隙間内への嵌まり込みを阻止し ていた。しかし、この板バネによるコイルスプリングはきわめて高価で、コスト 高になるという問題点があった。
【0004】 本考案は、従前装置の上記問題点に鑑み、通常の丸バネによるコイルスプリン グを用いても、これが隙間内に嵌まり込む虞をなくし、低コストに提供できる新 規なローラー軸等の回転駆動装置を提供することを目的とする。
【0005】
上記目的を達成するために、本考案ローラー軸等の回転駆動装置は、ローラー 軸を貫通し、相互に回転自由である軸受筒を一体に設けたギヤ部と、同じくロー ラー軸を貫通しキー連繋によってローラーと一体的に回転する軸受筒を設けたキ ャップ部とを有し、ギヤ部とキャップ部夫々の軸受筒どうしを突き合わせて位置 決めし、両軸受筒の外周に一端を止めたコイルスプリングを捲回させて構成し、 該コイルスプリングの中程部分の捲き方に角度を付け、粗く構成してあることを 特徴とする。
【0006】
上記のように構成された本考案では、コイルスプリングの中程部分の捲き方に 角度を付け粗くしてあるから、この部分のコイルスプリングは、ギヤ部とキャッ プ部の夫々の軸受部の突き合わせ部に対して平行することなく、該突き合わせ部 に隙間が生じても捲き方に角度を付け粗くしてあるコイルスプリング部分は、隙 間に対して交差し、バネが隙間に嵌まり込むことはない。
【0007】
以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。 図中1がローラー2を有するローラー軸である。このローラー軸1の端部にギ ヤ部3とキャップ部4を取付けてある。 ギヤ部3には軸受筒5を一体に設けてあり、この軸受筒5にローラー軸1を相 互に回転自由に貫通させてある。またこのギヤ部3には駆動源の駆動歯車7と噛 合させてある。 一方キャップ部4にも軸受筒6を一体に設けてあり、この軸受筒6にローラー 軸1を貫通してあるが、このキャップ部4とローラー軸1とはキー8によって一 体的に回転するよう連繋させてある。
【0008】 上記ギヤ部3とキャップ部4とは、夫々の軸受筒5,6を突き合わせる状態で 位置付けし、ローラー軸1に設けた止めリング9によって位置決めしてある。そ してこれら両軸受筒5,6の外周にコイルスプリング10を捲回させてある。こ のコイルスプリング10のキャップ部4側の端をキャップ部4に止めて位置付け てある。 本考案では、このコイルスプリング10の中程部分の捲き方を図2に示すよう に角度を付けて粗く構成し、この部分のスプリングをギヤ部の軸受筒5とキャッ プ部4の軸受筒6との突き合わせ部に対して斜めに交差するように位置付けてあ る。
【0009】 上記の通りの構成からなる本考案回転駆動装置では、公知の装置と同様、駆動 歯車7からの駆動力を受けて、ギヤ部3がコイルスプリング10の締付け方向に 回転すれば、コイルスプリング10の締付け作用によって回転力がキャップ部4 に伝達され、ローラー軸1を回転する。一方キャップ部3がコイルスプリング1 0の緩む方向に回転すれば、コイルスプリング10が緩んで回転力はローラー軸 に伝達されない。
【0010】
叙上の如く本考案装置では、コイルスプリングの中程部分の捲き方に角度を付 けて粗くしてあるから、この部分が軸受筒5,6の突き合わせ部に対し、交差し て位置し、該突き合わせ部に隙間が生じても、スプリングがこの隙間に嵌まり込 む虞はない。従って本考案によれば、コイルスプリングを高価な板バネで構成す る必要なく、安価な丸バネによって構成でき、装置全体を安価に提供できる効果 を有する。
【図1】本考案装置を備える給紙ローラーの要部の一部
切断正面図。
切断正面図。
【図2】本考案装置の拡大断面図。
1 ローラー軸 2 ローラー 3 ギヤ部 4 キャップ部 5 軸受筒 6 軸受筒 7 駆動歯車 8 キー 9 止めリング 10 コイルスプリング
Claims (1)
- 【請求項1】 ローラー軸を貫通し、相互に回転自由で
ある軸受筒を一体に設けたギヤ部と、同じくローラー軸
を貫通しキー連繋によってローラーと一体的に回転する
軸受筒を設けたキャップ部とを有し、ギヤ部とキャップ
部夫々の軸受筒どうしを突き合わせて位置決めし、両軸
受筒の外周に一端を止めたコイルスプリングを捲回させ
て構成し、該コイルスプリングの中程部分の捲き方に角
度を付け、粗く構成してあることを特徴とするローラー
軸等の回転駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6338192U JPH0632769U (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-19 | ローラー軸等の回転駆動装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4-62800 | 1992-08-17 | ||
JP6280092 | 1992-08-17 | ||
JP6338192U JPH0632769U (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-19 | ローラー軸等の回転駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0632769U true JPH0632769U (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=26403857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6338192U Pending JPH0632769U (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-19 | ローラー軸等の回転駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0632769U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0719955A1 (en) * | 1994-12-26 | 1996-07-03 | Partner Sangyo Kabushiki Kaisha | Device for driving a roller shaft or the like in rotation |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4714822U (ja) * | 1971-03-17 | 1972-10-21 | ||
JPS63130934A (ja) * | 1986-11-19 | 1988-06-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ワンウエイクラツチ |
-
1992
- 1992-08-19 JP JP6338192U patent/JPH0632769U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4714822U (ja) * | 1971-03-17 | 1972-10-21 | ||
JPS63130934A (ja) * | 1986-11-19 | 1988-06-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ワンウエイクラツチ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0719955A1 (en) * | 1994-12-26 | 1996-07-03 | Partner Sangyo Kabushiki Kaisha | Device for driving a roller shaft or the like in rotation |
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