JPH06327360A - 育苗用シート及び育苗方法 - Google Patents

育苗用シート及び育苗方法

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JPH06327360A
JPH06327360A JP11954493A JP11954493A JPH06327360A JP H06327360 A JPH06327360 A JP H06327360A JP 11954493 A JP11954493 A JP 11954493A JP 11954493 A JP11954493 A JP 11954493A JP H06327360 A JPH06327360 A JP H06327360A
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JP
Japan
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yarns
seedling
sheet
longitudinal
yarn
Prior art date
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Application number
JP11954493A
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English (en)
Inventor
Fumiyoshi Minamida
文祥 南田
Fumio Sato
文雄 佐藤
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SEKISUI SOFU KK
Original Assignee
SEKISUI SOFU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 孔をあける必要がなく、植え付けた後でも植
え付けの間隔や条数などに関係なく使用でき、雨水が土
に浸透することができる育苗用シート及び育苗方法を提
供する。 【構成】 育苗用シート1は、上記黒色の縦ヤーン11
を縦方向に5mm間隔で並列し約1200mm幅となさ
れている。上記銀色のヤーンが5mm間隔で2本並べれ
た1組の横ヤーン12が、縦ヤーン11の列と直交する
方向の横方向に重ねれて縦方向の約300mm間隔で配
置され、加熱ロールを用いて120℃で5間加熱するこ
とにより縦ヤーン11と横ヤーン12との交点13が熱
融着で接されてなる。該育苗用シート1の空隙率は45
%、遮光率は55%であった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、種子又は球根等が蒔か
れた畝に被覆するための育苗用シート及び育苗方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】蔬菜類や花卉などの育苗、栽培にはマル
チングフイルムが多く用いられている。蔬菜類や花卉な
どの種子や球根、又はそれらの苗を植える場合には、予
め適宜間隔で孔が設けられたものを用いるか、又は畝面
に孔のないマルチングフイルムを被覆し、植え付ける箇
所に孔をあけてから植え付ける(例えば、実公昭58−
49097号公報参照)。又、種子や球根などの種類に
より、植える条数や間隔が異なる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】種子や球根、苗などの
種類により、植える条数や間隔が種々異なるので、これ
に対応するために上記従来のマルチングフイルムでは、
孔の大きさ、間隔、条数等の異なる多種類のフイルムを
用意する必要がある。このような、孔が設けられたマル
チングフイルムを用いると、芽の出るところ以外に孔が
ないので、被覆された土へ雨水の浸透が殆どなく、特に
発芽までの水管理が難しい。又、種子や球根を蒔き、土
を被せた後で、孔が設けられていないマルチングフイル
ムを被覆すると、蒔いた場所が判らず、正確な箇所に孔
をあけることはできない。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解消し、孔を
あける必要がなく、植え付けた後でも植え付けの間隔や
条数などに関係なく使用でき、雨水が土に浸透すること
ができる育苗用シート及び育苗方法を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明育
苗用シートは、熱可塑性樹脂フイルムが一方向に沿って
割膜されてなるヤーンが縦横方向に並列、積層されてな
る経緯直交不織布において、縦方向のヤーンの配列が横
方向のヤーンの配列よりも密であり、少なくとも縦方向
のヤーンが遮光性を有することを特徴とするものであ
る。
【0006】請求項2記載の本発明育苗用シートは、熱
可塑性樹脂フイルムが一方向に沿って割膜されてなるヤ
ーンが縦横方向に並列、積層されてなる経緯直交不織布
において、両端縁を除く部分の縦方向のヤーンの配列が
横方向のヤーンの配列よりも粗であり、且つ、両端縁に
おける縦方向のヤーンのの配列が密であり、少なくとも
横方向のヤーンが遮光性を有することを特徴とするもの
である。
【0007】また、請求項3記載の本発明育苗方法は、
種子又は球根等が蒔かれた畝に請求項1又は請求項2記
載の育苗用シートを被覆し、該育苗用シートを構成する
ヤーンの間から苗を成長させることを特徴とするもので
ある。
【0008】上記熱可塑性樹脂フイルムとは、低密度ポ
リエチレン、中高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリ塩化ビニル等からなるものが使用可能であるが、低
密度ポリエチレン、中高密度ポリエチレンを主材料とし
たものが好適である。又、低密度ポリエチレンと中高密
度ポリエチレンとを組み合わせた複合フイルムとして用
いてもよい。
【0009】上記熱可塑性樹脂フイルムは、一方向に延
伸されているものが一方向に分子配向されているので、
薄くて強度が大であるので好ましい。長尺の育苗用シー
トとするために、延伸される方向がフイルムの縦方向、
即ち長手方向であることが好ましく、延伸倍率が7〜8
倍のものであれば充分な強度が得られる。
【0010】上記熱可塑性樹脂フイルムは一方向に沿っ
てほゞ一定幅で割膜されてヤーンとなされる。該熱可塑
性樹脂フイルムが延伸されている場合には、延伸方向に
沿って割膜される。このようにすると長さ方向の引張強
度にすぐれたヤーンが得られる。ヤーンの幅は約2〜6
mmの範囲が好ましい。幅が2mmよりも狭いと風など
によりヤーンが動かされ易く、また、遮光率が低くな
り、6mmよりも広くなると、育苗用シートの隙間の数
が少なくなって発芽後の成長を阻害することがある。
【0011】上記ヤーンは適宜間隔をあけて並列され、
この並列方向が直交するように縦横方向に重ねられ、各
ヤーン同士の交点が接着されることにより経緯直交不織
布となされる。各ヤーン同士の交点の接着は熱融着によ
る方法も可能であるが、縦横いずれか一方の並列ヤーン
の片面にホットメルト接着剤を塗布し、これを他方の並
列ヤーンに接着する方法も可能である。
【0012】請求項1記載の育苗用シートは、縦方向即
ち育苗用シートの長手方向のヤーンの並列がほゞ一定間
隔であり、その間隔は空隙率が50%以下であり、25
%以上となるように並列されるのが好ましい。従って、
ヤーン同士の間隔はヤーンの太さによって規制される。
上記空隙率が25%よりも少ないと、ヤーン同士の隙間
が少な過ぎて発芽した苗が通ることができず、従来の問
題点を解消することが困難である。又、空隙率が50%
よりも多くなると、ヤーン同士の隙間が多すぎて、マル
チングフイルム本来の目的である地温や土中水分の調
節、防草、防虫効果が得られなくなる。
【0013】横方向のヤーンは、縦方向の多数のヤーン
同士の間隔を維持するためのものであって、その配列は
1本乃至数本のヤーンが縦方向のヤーン列を横断するよ
うに適宜位置で設けられるので、縦方向のヤーンの数に
比べて少なく、配列間隔は粗である。上記空隙率とは、
一定面積に対してヤーンだけが占める面積の比率であ
る。
【0014】ここで、少なくとも縦方向のヤーンが遮光
性となされる。遮光性を付与するには、例えば、アルミ
ニウム粉末やカーボンブラック、酸化チタン等の充填剤
を熱可塑性樹脂フイルムに予め練り込んでおく方法が一
般的である。 充填剤の添加量はフイルム樹脂に対し2
重量%程度が好ましい。
【0015】この程度の充填剤を加えて遮光性を付与す
ることにより防草効果が得られ、充填剤としてアルミニ
ウム粉末のように遮光性であり、且つ光反射性のものを
用いると防虫効果も発揮できる。充填剤を加えることに
よりヤーンの強度低下が生じる場合には、充填剤を加え
た該熱可塑性樹脂フイルムの片面もしくは両面に、充填
剤を加えない樹脂を積層し、これを割膜してヤーンとす
れば強度低下を防ぐことができる。
【0016】例えば、ポリエチレン樹脂に充填剤を2重
量%加えたフイルムの厚み10に対して、充填剤を加え
ないポリエチレン樹脂を厚みで2〜6の比で、片面もし
くは両面に積層することにより補強することができる。
【0017】防草効果や防虫効果を得るには、必ずしも
縦方向のヤーンすべてを遮光性とする必要はなく、例え
ば、展張したとき畝の上面にあたる部分だけを遮光性と
したり、作物の種類や被覆の目的に応じて適宜その位置
や本数を選択すればよい。
【0018】請求項2記載の育苗用シートは、横方向即
ち育苗用シートの幅方向に並列されるヤーンはほゞ一定
間隔で密に配列され、その間隔は空隙率が50%以下、
25%以上となるように並列されるのが好ましい。従っ
て、ヤーン同士の間隔はヤーンの太さによって規制され
る。縦方向のヤーンは、横方向の多数のヤーン同士の間
隔を維持するためのものであって、その配列は1本乃至
数本のヤーンが横方向のヤーン列を横断するように適宜
位置で設けられるので、縦方向のヤーンの数に比べて少
なく、配列間隔は粗である。
【0019】上記空隙率が25%よりも少ないと、ヤー
ン同士の隙間が少な過ぎて発芽した苗が通ることができ
ず、従来の問題点を解消することが困難である。又、空
隙率が50%よりも多くなると、ヤーン同士の隙間が多
すぎて、マルチングフイルム本来の目的である地温や土
中水分の調節、防草、防虫効果が得られなくなる。
【0020】上記縦方向のヤーンは、横方向両端縁、即
ち幅方向両端縁付近においては密に配列され、両端縁を
除く部分では粗に配列される。該両端縁とは端縁から約
50mmの範囲をいう。横方向両端縁の縦方向ヤーンは
空隙率が70%以下で配列されると、展張作業に耐える
だけの引張強度が得られる。これにより育苗用シートは
両端縁が補強され、畝面に展張する際に両端縁を持って
長手方向に引っ張っても、両端縁の縦方向のヤーンが切
れることなく展張することができる。
【0021】請求項3記載の育苗方法は、請求項1又は
請求項2記載の育苗用シートを用いて、これを種子又は
球根等が蒔かれた畝面に被覆する。灌水が必要ならば育
苗用シートの上から灌水しても水はヤーンの間から容易
に土中へ浸透する。発芽した苗はヤーンに当たることが
あっても、ヤーンは細いのですぐにヤーンの隙間から地
表へ伸びることができる。
【0022】請求項1記載の育苗用シートを用いると、
少なくとも縦方向のヤーンが、又、請求項2記載の育苗
用シートを用いると、少なくとも横方向のヤーンが遮光
性であるから防草効果があり、遮光性で且つ光反射性で
あれば防虫効果があり、苗は順調に成育する。
【0023】
【作用】請求項1記載の育苗用シートによると、従来の
マルチングフイルムのように孔をあけなくても、畝に被
覆した後でもヤーンとヤーンとの間から種子や球根を植
え付けることができ、発芽した苗はヤーンとヤーンとの
隙間から伸びて成育できる。地温や土中水分の調節も従
来とほゞ同等の作用が得られる上、必要に応じて該育苗
用シートの上から灌水することもできる。少なくとも縦
方向のヤーンに遮光性を付与することにより防草効果が
得られ、充填剤としてアルミニウム粉末のように遮光性
であり、且つ光反射性のものを用いると防虫効果も発揮
する。
【0024】請求項2記載の育苗用シートによると、請
求項1記載の作用に加え、縦方向のヤーンは横方向両端
縁において密に配列されるので、育苗用シートの両端縁
が補強され、両端縁の縦方向のヤーンを引っ張って展張
作業しても縦ヤーンが切れることがなく、又、幅方向に
張力をかけて展張することができる。
【0025】請求項3記載の育苗方法によると、従来の
ようにマルチングフイルムに孔をあける必要なく、あら
ゆる植え付け状態の種子や球根などの育苗に使用でき、
従来程度のマルチング効果が得られる。又、該育苗用シ
ートの上から灌水できるので育苗作業が楽であり、雑草
や害虫を防いで丈夫な苗が得られる。
【0026】
【実施例】次に、本発明育苗用シートの実施例を図面を
参照して説明する。密度0.955の高密度ポリエチレ
ン樹脂に2重量%のアルミニウム粉末が混合されてなる
フイルムの両面に、アルミニウム粉末を含まない密度
0.910の低密度ポリエチレン樹脂フイルムが共押出
成形により積層されてなる積層フイルムが7倍に一軸延
伸され、上記高密度ポリエチレンフイルムと両面の低密
度ポリエチレンフイルムとの厚み比が約1:8:1であ
り、全体で約30μmの延伸フイルムを延伸方向に沿っ
て3mm幅にスリットし、銀色のヤーンを準備した。こ
のヤーンの引張強度は4kg/本、引張り伸度は30%
であった。
【0027】アルミニウム粉末の代わりにカーボンブラ
ックを2重量%混合してなる高密度ポリエチレン樹脂を
用い、スリット幅を2.8mmとした以外は上記と同様
にして黒色のヤーンを準備した。このヤーンの引張強度
は上記銀色のヤーンとおなじであった。
【0028】(実施例1)図1は請求項1記載の育苗用
シートの実施例を示す平面図である。育苗用シート1
は、上記黒色の縦ヤーン11を縦方向に5mm間隔で並
列し、約1200mm幅となされている。上記銀色のヤ
ーンが5mm間隔で2本並べられた1組の横ヤーン12
が、縦ヤーン11の列と直交する方向の横方向に重ねら
れて縦方向の約300mm間隔で配置され、加熱ロール
を用いて120℃で5秒間加熱することにより縦ヤーン
11と横ヤーン12との交点13が熱融着で接合されて
なる。該育苗用シート1の空隙率は45%、遮光率は5
5%であった。
【0029】図3は上記育苗用シート1を畝に被覆した
実施態様を示す斜視図であり、種子が4条で蒔かれた幅
110cmの畝に上記育苗用シート1を被せ、縦ヤーン
11に張力をかけて縦方向の両端部を固定すると、縦ヤ
ーン11は捩じれず理論値にほゞ近い空隙率が得られ
た。
【0030】上記育苗用シート1を被覆した後、縦ヤー
ンの隙間を手などでひろげて種子を蒔き、覆土する作業
も容易に行うことができ、その後、ヤーンの隙間は自然
に元通りとなるので、従来のように孔間隔を調節しなが
ら孔あけ作業する必要はなく、能率的に播種することが
できた。発芽して縦横のヤーンに当たった苗もすぐにヤ
ーンの隙間から地表へ伸びて成長することが確認され
た。3はヤーンの隙間から地表へ伸びた苗である。作業
性等について調べた結果を表1に示す。
【0031】(実施例2)図 は請求項2記載の育苗用
シートの実施例を示す平面図である。育苗用シート2
は、前記黒色のヤーンを長さ1200mmに切り揃え、
これを横方向にして5mm間隔で並列して横ヤーン22
とした。前記銀色のヤーンが5mm間隔で3本並べられ
た1組の縦ヤーン21が、横ヤーン22の中央部と、該
中央部から両側260mmのところに各1組ずつ、横ヤ
ーン22と直交する方向に重ねられ、横方向の両端部即
ち育苗用シート2の幅方向両端部から50mmの間に、
銀色の縦ヤーン21がそれぞれ14本ずつ縦方向に密に
並列して重ねられ、これら縦ヤーン21と横ヤーン22
との交点23が実施例1と同様にして熱融着されてな
る。
【0032】種子が4条で蒔かれた幅110cmの畝に
上記育苗用シート2を被せ、縦ヤーン11に張力をか
け、横方向の両端部を畝の幅方向に引っ張って土や杭で
固定すると、横ヤーン12は捩じれず理論値にほゞ近い
空隙率が得られた。上記育苗用シート2の場合も、実施
例1の育苗用シート1と同様に播種作業を能率的に行う
ことができ、発芽して縦横のヤーンに当たった苗もすぐ
にヤーンの隙間から地表へ伸びて成長することが確認さ
れた。図4は上記育苗用シート2を畝に被覆した実施態
様を示す斜視図であり、3はヤーンの隙間から地表へ伸
びた苗である。作業性等について調べた結果を表1に示
す。
【0033】(比較例1)従来用いられていた孔あきマ
ルチングフイルムを用いて、実施例1の場合と同じ畝に
被覆したが、播種の条数や孔間隔が制限され、希望どお
りの植え付けをすることができなかった。その作業性等
を調べた結果を表1に示す。
【0034】(比較例2)従来用いられていた孔なしマ
ルチングフイルムを用いて、実施例1の場合と同じ畝に
被覆した。孔の条数や孔間隔は自由に設定できるが、孔
あけ作業のため非常に長時間を要した。その作業性等を
調べた結果を表1に示す。
【0035】
【表1】
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の本発明育苗用シートによ
ると、畝に被覆した後でもヤーンとヤーンとの間から種
子や球根を植え付けることができ、発芽した苗はヤーン
とヤーンとの隙間から伸びて成育できるので、従来のマ
ルチングフイルムのように孔をあける必要がない。又、
必要に応じて該育苗用シートの上から灌水することもで
きる。又、少なくとも縦方向又は横方向の密に配列され
たヤーンに遮光性を付与することにより防草効果が得ら
れ、充填剤としてアルミニウム粉末のように遮光性であ
り、且つ光反射性のものを用いると防虫効果も発揮す
る。
【0037】請求項2記載の育苗用シートによると、請
求項1記載の作用に加え、育苗用シートの幅方向両端部
が補強されるので、展張作業性が非常によい。
【0038】請求項3記載の本発明育苗方法によると、
あらゆる植え付け状態の種子や球根などの育苗に使用で
き、被覆の前後を問わず種蒔きや球根の植え付けができ
るので、作業性が非常によい。又、該育苗用シートの上
から灌水できるので育苗作業が楽であり、雑草や害虫を
防いで丈夫な苗が得られる。
【0039】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の育苗用シートの実施例を示す平面図。
【図2】本発明の育苗用シートの他の実施例を示す平面
図。
【図3】本発明の育苗用シートの実施態様を示す平面
図。
【図4】本発明の育苗用シートの他の実施態様を示す平
面図。
【符号の説明】
1,2 :育苗用シート 11,21:縦ヤーン 12,22:横ヤーン 13,23:交点 3 :苗

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂フイルムが一方向に沿って
    割膜されてなるヤーンが縦横方向に並列、積層されてな
    る経緯直交不織布において、縦方向のヤーンの配列が横
    方向のヤーンの配列よりも密であり、少なくとも縦方向
    のヤーンが遮光性を有することを特徴とする育苗用シー
    ト。
  2. 【請求項2】 熱可塑性樹脂フイルムが一方向に沿って
    割膜されてなるヤーンが縦横方向に並列、積層されてな
    る経緯直交不織布において、両端縁を除く部分の縦方向
    のヤーンの配列が横方向のヤーンの配列よりも粗であ
    り、且つ、両端縁における縦方向のヤーンの配列が密で
    あり、少なくとも横方向のヤーンが遮光性を有すること
    を特徴とする育苗用シート。
  3. 【請求項3】 種子又は球根等が蒔かれた畝に請求項1
    又は請求項2記載の育苗用シートを被覆し、該育苗用シ
    ートを構成するヤーンの間から苗を成長させることを特
    徴とする育苗方法。
JP11954493A 1993-05-21 1993-05-21 育苗用シート及び育苗方法 Pending JPH06327360A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001035723A1 (fr) * 1999-11-17 2001-05-25 Kureha Chemical Industry Co., Ltd Feuille de soins de vegetaux
JP2007110963A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Diatex Co Ltd 地温調整マルチングシート

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WO2001035723A1 (fr) * 1999-11-17 2001-05-25 Kureha Chemical Industry Co., Ltd Feuille de soins de vegetaux
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