JPH06325828A - プラグコネクタ - Google Patents
プラグコネクタInfo
- Publication number
- JPH06325828A JPH06325828A JP5138970A JP13897093A JPH06325828A JP H06325828 A JPH06325828 A JP H06325828A JP 5138970 A JP5138970 A JP 5138970A JP 13897093 A JP13897093 A JP 13897093A JP H06325828 A JPH06325828 A JP H06325828A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contacts
- pierced
- plug connector
- mounting holes
- holes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気信号の大容量化にともなう高密度化およ
び信号の高速化に対してコネクタの伝送特性、特にクロ
ストークの改善およびグランドの強化を図る。 【構成】 ２は平板状の端子片で、櫛歯状に突設された
複数のコンタクト３を有する。４はプリント基板で、コ
ンタクト３が挿入され、プリント基板４の配線パターン
と電気的に接続されるスルーホールが穿設されている。
６は絶縁板で、格子状に３列に配列された凸部７が複数
突設され、凸部７の中央にコンタクト取付孔８が穿設さ
れている。そして、１０はプラスチックで形成され、表
面全体に金属めっきが施された導電性部材からなるソケ
ットハウジングである。このソケットハウジング１０に
は、凸部７に対応して嵌合穴１１が穿設されているとと
もに、取付孔９に対応して一対の取付孔１２が穿設され
ている。
び信号の高速化に対してコネクタの伝送特性、特にクロ
ストークの改善およびグランドの強化を図る。 【構成】 ２は平板状の端子片で、櫛歯状に突設された
複数のコンタクト３を有する。４はプリント基板で、コ
ンタクト３が挿入され、プリント基板４の配線パターン
と電気的に接続されるスルーホールが穿設されている。
６は絶縁板で、格子状に３列に配列された凸部７が複数
突設され、凸部７の中央にコンタクト取付孔８が穿設さ
れている。そして、１０はプラスチックで形成され、表
面全体に金属めっきが施された導電性部材からなるソケ
ットハウジングである。このソケットハウジング１０に
は、凸部７に対応して嵌合穴１１が穿設されているとと
もに、取付孔９に対応して一対の取付孔１２が穿設され
ている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、基板等に接続され電気
的信号を伝達するバックボード用のプラグコネクタに関
する。
的信号を伝達するバックボード用のプラグコネクタに関
する。
【０００２】
【従来の技術】図４は、従来のプラグコネクタの分解斜
視図、図５は図４のV-V 線断面図であって、これらの図
に基づいて従来のプラグコネクタを説明する。２０はプ
ラグコネクタ全体を示し、２は平板状の端子片で、櫛歯
状に突設された複数のコンタクト３を有する。４はプリ
ント基板で、コンタクト３が挿入され、プリント基板４
の配線パターンと電気的に接続されるスルーホール５が
穿設されている。２１は絶縁部材で形成された断面コ字
状のプラグハウジングで、底面部に格子状に配列した複
数の取付孔２２が穿設されている。
視図、図５は図４のV-V 線断面図であって、これらの図
に基づいて従来のプラグコネクタを説明する。２０はプ
ラグコネクタ全体を示し、２は平板状の端子片で、櫛歯
状に突設された複数のコンタクト３を有する。４はプリ
ント基板で、コンタクト３が挿入され、プリント基板４
の配線パターンと電気的に接続されるスルーホール５が
穿設されている。２１は絶縁部材で形成された断面コ字
状のプラグハウジングで、底面部に格子状に配列した複
数の取付孔２２が穿設されている。
【０００３】このように構成されたプラグコネクタ２０
を組み立てるには、端子片２のコンタクト３をプラグハ
ウジング２１の取付孔２２に圧入した後、コンタクト３
間の連結部２ａを切断し、しかるのち、コンタクト３を
プリント基板４の取付孔２２に挿入してはんだ付けまた
は無はんだ接続によってプリント基板４の配線パターン
と電気的に接続する。
を組み立てるには、端子片２のコンタクト３をプラグハ
ウジング２１の取付孔２２に圧入した後、コンタクト３
間の連結部２ａを切断し、しかるのち、コンタクト３を
プリント基板４の取付孔２２に挿入してはんだ付けまた
は無はんだ接続によってプリント基板４の配線パターン
と電気的に接続する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のプラグコネクタにおいては、コンタクト３間に
絶縁部材からなるプラグハウジング２１のみが介在する
構造であるため、電気信号の大容量化にともなう高密度
化および信号の高速化により、コンタクト３間のクロス
トークが大きくなり、特性インピーダンスも悪くなる問
題点があり、ノイズの発生も生じるという問題もあっ
た。
た従来のプラグコネクタにおいては、コンタクト３間に
絶縁部材からなるプラグハウジング２１のみが介在する
構造であるため、電気信号の大容量化にともなう高密度
化および信号の高速化により、コンタクト３間のクロス
トークが大きくなり、特性インピーダンスも悪くなる問
題点があり、ノイズの発生も生じるという問題もあっ
た。
【０００５】したがって、本発明は上記した点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、電気信
号の大容量化にともなう高密度化および信号の高速化に
対してコネクタの伝送特性、特にクロストークの改善お
よびグランドの強化を図ったプラグコネクタを提供する
ことにある。
なされたものであり、その目的とするところは、電気信
号の大容量化にともなう高密度化および信号の高速化に
対してコネクタの伝送特性、特にクロストークの改善お
よびグランドの強化を図ったプラグコネクタを提供する
ことにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係るプラグコネクタは、絶縁板に複数のコ
ンタクトが植設され、これら複数のコンタクト間に導電
性部材を介在させる。また、本発明に係るプラグコネク
タは、複数のコンタクトのうち少なくとも一つを導電性
部材と電気的に接続させる。
に、本発明に係るプラグコネクタは、絶縁板に複数のコ
ンタクトが植設され、これら複数のコンタクト間に導電
性部材を介在させる。また、本発明に係るプラグコネク
タは、複数のコンタクトのうち少なくとも一つを導電性
部材と電気的に接続させる。
【０００７】
【作用】本発明によれば、複数のコンタクト間に導電性
部材を介在させているので、シールドされ、ノイズの侵
入が防止される。また、本発明によれば、導電性部材と
コンタクトとが電気的に接続されているので、コンタク
トを介してプラグコネクタのグランドの強化が図れる。
部材を介在させているので、シールドされ、ノイズの侵
入が防止される。また、本発明によれば、導電性部材と
コンタクトとが電気的に接続されているので、コンタク
トを介してプラグコネクタのグランドの強化が図れる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図１は本発明に係るプラグコネクタの分解斜視
図、図２は図１のII-II 線断面図、図３は図１のIII-II
I 線断面図である。これらの図において、従来技術と同
一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明は省
略する。１はプラグコネクタ全体を示し、６は絶縁板
で、平板状に形成された上面には、格子状に３列に配列
された凸部７が複数突設されている。凸部７は直方体を
呈し、中央にコンタクト取付孔８が穿設されている。３
列に配列された凸部７の列のうち中央の列の両端位置に
は、凸部７が設けられてなく、取付孔８と同形状の取付
孔９が一対設けられている。
する。図１は本発明に係るプラグコネクタの分解斜視
図、図２は図１のII-II 線断面図、図３は図１のIII-II
I 線断面図である。これらの図において、従来技術と同
一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明は省
略する。１はプラグコネクタ全体を示し、６は絶縁板
で、平板状に形成された上面には、格子状に３列に配列
された凸部７が複数突設されている。凸部７は直方体を
呈し、中央にコンタクト取付孔８が穿設されている。３
列に配列された凸部７の列のうち中央の列の両端位置に
は、凸部７が設けられてなく、取付孔８と同形状の取付
孔９が一対設けられている。
【０００９】１０はプラスチックで形成され、表面全体
に金属めっきが施された導電性部材を構成するプラグハ
ウジングで、断面コ字状を呈し、底面部に前記凸部７に
対応した位置に格子状に配列された断面矩形状の嵌合穴
１１が穿設されているとともに、前記取付孔９に対応し
た位置に一対の取付孔１２が穿設されている。
に金属めっきが施された導電性部材を構成するプラグハ
ウジングで、断面コ字状を呈し、底面部に前記凸部７に
対応した位置に格子状に配列された断面矩形状の嵌合穴
１１が穿設されているとともに、前記取付孔９に対応し
た位置に一対の取付孔１２が穿設されている。
【００１０】次に、このように構成されたプラグコネク
タ１の組立方法を説明する。先ず、絶縁板６の凸部７を
プラグハウジング１０の穴１１に嵌合させて絶縁板６と
プラグハウジング１０とを仮組込みする。次に端子片２
のコンタクト３を絶縁板６の取付孔８，９に圧入し、さ
らに取付孔９に圧入したコンタクト３をプラグハウジン
グ１０の取付孔１２に圧入する。しかるのち、コンタク
ト３間の連結部２ａを切断し、コンタクト３をプリント
基板４の取付孔２２に挿入してはんだ付けまたは無はん
だ接続によってプリント基板４の配線パターンと電気的
に接続する。
タ１の組立方法を説明する。先ず、絶縁板６の凸部７を
プラグハウジング１０の穴１１に嵌合させて絶縁板６と
プラグハウジング１０とを仮組込みする。次に端子片２
のコンタクト３を絶縁板６の取付孔８，９に圧入し、さ
らに取付孔９に圧入したコンタクト３をプラグハウジン
グ１０の取付孔１２に圧入する。しかるのち、コンタク
ト３間の連結部２ａを切断し、コンタクト３をプリント
基板４の取付孔２２に挿入してはんだ付けまたは無はん
だ接続によってプリント基板４の配線パターンと電気的
に接続する。
【００１１】このように組み立てられたプラグコネクタ
１は、コンタクト３間に導電性部材であるプラグハウジ
ング１０が介在するため、このプラグハウジング１０で
シールドされ、ノイズの侵入防止が可能となり、各コン
タクト３間でのクロストークが低減し、特性インピーダ
ンスにおいて一定した値を得ることができるとともに、
信号の高速化に対して安定した伝送特性を得ることがで
きる。
１は、コンタクト３間に導電性部材であるプラグハウジ
ング１０が介在するため、このプラグハウジング１０で
シールドされ、ノイズの侵入防止が可能となり、各コン
タクト３間でのクロストークが低減し、特性インピーダ
ンスにおいて一定した値を得ることができるとともに、
信号の高速化に対して安定した伝送特性を得ることがで
きる。
【００１２】また、コンタクト３のうち、中央両端の一
対のコンタクトが導電性部材であるプラグハウジング１
０と取付孔１２を介して電気的に接続されているので、
これらコンタクトをプリント基板４のグランド端子部に
接続することにより、容易にグランドの強化を図ること
が可能となる。
対のコンタクトが導電性部材であるプラグハウジング１
０と取付孔１２を介して電気的に接続されているので、
これらコンタクトをプリント基板４のグランド端子部に
接続することにより、容易にグランドの強化を図ること
が可能となる。
【００１３】また、コンタクト３を固定している絶縁板
６には、コンタクト３が圧入される取付孔８を囲む凸部
７が突設され、この凸部７が導電性部材であるプラグハ
ウジング１０の嵌合穴１１に嵌合し、凸部７がプラグハ
ウジング１０の底面部によって取り囲まれているため、
絶縁板６の外部に露呈する厚みがｔ2からｔ1と薄くな
る。このように、コンタクト３を取り囲んでいる絶縁部
材の厚み、すなわち、電気的露出部分を薄くすることに
より特性インピーダンスを安定させることができ、この
厚みｔ１はより薄くすることが可能であることはいうま
でのないことである。
６には、コンタクト３が圧入される取付孔８を囲む凸部
７が突設され、この凸部７が導電性部材であるプラグハ
ウジング１０の嵌合穴１１に嵌合し、凸部７がプラグハ
ウジング１０の底面部によって取り囲まれているため、
絶縁板６の外部に露呈する厚みがｔ2からｔ1と薄くな
る。このように、コンタクト３を取り囲んでいる絶縁部
材の厚み、すなわち、電気的露出部分を薄くすることに
より特性インピーダンスを安定させることができ、この
厚みｔ１はより薄くすることが可能であることはいうま
でのないことである。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、絶
縁板に植設された複数のコンタクト間に導電性部材を介
在させているので、この導電性部材でコンタクト間がシ
ールドされ、ノイズの侵入が防止され、各コンタクト間
でのクロストークが低減し、特性インピーダンスにおい
て一定した値を得ることができるとともに、信号の高速
化に対して安定した伝送特性を得ることができる。
縁板に植設された複数のコンタクト間に導電性部材を介
在させているので、この導電性部材でコンタクト間がシ
ールドされ、ノイズの侵入が防止され、各コンタクト間
でのクロストークが低減し、特性インピーダンスにおい
て一定した値を得ることができるとともに、信号の高速
化に対して安定した伝送特性を得ることができる。
【００１５】また、複数のコンタクトのうち少なくとも
一つを導電性部材と電気的に接続させているので、この
コンタクトを介してプラグコネクタのグランドの強化を
図ることができる。
一つを導電性部材と電気的に接続させているので、この
コンタクトを介してプラグコネクタのグランドの強化を
図ることができる。
【図１】本発明に係るプラグコネクタの分解斜視図であ
る。
る。
【図２】図１のII-II 線断面図である。
【図３】図１のIII-III 線断面図である。
【図４】従来のプラグコネクタの分解斜視図である。
【図５】図４のV-V 線断面図である。
１ プラグコネクタ ２ 端子片 ３ コンタクト ４ プリント基板 ６ 絶縁板 ７ 凸部 ８ 取付孔 ９ 取付孔 １０ プラグハウジング １１ 嵌合穴 １２ 取付孔
Claims (2)
- 【請求項１】 絶縁板に複数のコンタクトが植設され、
これら複数のコンタクト間に導電性部材を介在させたこ
とを特徴とするプラグコネクタ。 - 【請求項２】 請求項１記載のプラグコネクタにおい
て、複数のコンタクトのうち少なくとも一つを導電性部
材と電気的に接続させたことを特徴とするプラグコネク
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5138970A JP2522156B2 (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | プラグコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5138970A JP2522156B2 (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | プラグコネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06325828A true JPH06325828A (ja) | 1994-11-25 |
| JP2522156B2 JP2522156B2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=15234436
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5138970A Expired - Lifetime JP2522156B2 (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | プラグコネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2522156B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5215789U (ja) * | 1975-07-23 | 1977-02-03 | ||
| JPS6130983U (ja) * | 1984-07-28 | 1986-02-25 | 富士通株式会社 | コネクタ |
-
1993
- 1993-05-18 JP JP5138970A patent/JP2522156B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5215789U (ja) * | 1975-07-23 | 1977-02-03 | ||
| JPS6130983U (ja) * | 1984-07-28 | 1986-02-25 | 富士通株式会社 | コネクタ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2522156B2 (ja) | 1996-08-07 |
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