JPH0632564Y2 - 荷役レバー操作量検出装置 - Google Patents

荷役レバー操作量検出装置

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JPH0632564Y2
JPH0632564Y2 JP1988050988U JP5098888U JPH0632564Y2 JP H0632564 Y2 JPH0632564 Y2 JP H0632564Y2 JP 1988050988 U JP1988050988 U JP 1988050988U JP 5098888 U JP5098888 U JP 5098888U JP H0632564 Y2 JPH0632564 Y2 JP H0632564Y2
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JP1988050988U
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林  達也
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株式会社豊田自動織機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、荷役用油圧回路における油圧ポンプの回転数
が荷役レバーの操作量に応じて可変となっているバッテ
リ式フォークリフトや電子制御トランスミッション搭載
フォークリフト等の荷役車両に関し、特に、荷役レバー
の操作量を検出するための検出装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来、例えば第5図に示すようなバッテリ式フォークリ
フトにおいては、その運転席内に、フォーク1を昇降さ
せるためにリフトシリンダ2を駆動制御するリフト用荷
役レバー3、及び、マスト4を前後傾させるためにティ
ルトシリンダ5を駆動制御するティルト用荷役レバー6
が設けられている。
また、バッテリ式フォークリフトの中には、荷役レバー
の操作量に応じて荷役用油圧回路(図示しない)中の油
圧ポンプの回転数を増減する機構を備えている型式のも
のがあるが、かかる型式のフォークリフトにおいては、
各荷役レバーにその操作量を検出するための装置が設け
られている。従来一般の荷役レバー操作量検出装置は、
荷役レバー毎にその操作量を検出するためのセンサが取
り付けられており、例えば第6図に示す従来構成では、
リフト用荷役レバー3とティルト用荷役レバー6の操作
量を各々検出するために、センサ7がコントロールバル
ブ8のリフト用スプール9及びティルト用スプール10に
それぞれ取り付けられている。各センサ7によって検出
された対応の荷役レバー3、6の操作量は、制御装置に
て総合され、その総合値に基づき、油圧ポンプに連結さ
れた駆動用モータの回転数が押動されるようになってい
る。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上記型式のフォークリフトにおいては、各荷
役レバーについてその操作量を検出しても、操作量の総
合値に基づいてポンプ駆動用モータを駆動制御する程の
精度が要求される場合は少なく、検出された各々の操作
量のうち最も大きなものに基づいてポンプ駆動用モータ
を駆動すれば十分であった。従って、各荷役レバーにセ
ンサを設けることにより、荷役レバー操作量検出装置の
構造及び設計が複雑になると共に、組立て及び保守管理
が非常に煩わしくなり、しかも、コストアップする等の
問題があった。
また、例えばフォーク下降操作の場合には、フォークの
自重により下降するため、油圧ポンプの回転数は最小に
維持されていれば良く、かかる場合においては荷役レバ
ーの操作量は検出する必要はない。しかしながら、従来
の荷役レバー操作量検出装置では、常に荷役レバーの操
作量を検出する構成となっているために、制御装置にお
ける処理回路が複雑化する傾向があった。
そこで、本考案の目的は、複数の荷役レバーの操作量を
検出するセンサを1つにすると共に、油圧ポンプの回転
数を上げる必要のない場合には該センサを作動させない
構造とした荷役レバー操作量検出装置を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 上述の目的を達成するため、本考案は、荷役用油圧回路
における油圧ポンプの回転数が、荷役操作の種類に対応
して設けられた複数の荷役レバーの操作量に応じて可変
である形式の荷役車両のための荷役レバー操作量検出装
置に向けられている。本考案によると、この荷役レバー
操作量検出装置は、複数の荷役レバーの各々に連動する
よう設けられたカムと、該複数のカムの少なくとも1つ
に常に当接するように配置され、該複数のカムにより押
動される、該複数のカムに共通の従動部材と、該従動部
材の移動量に応じて油圧ポンプの回転数を変更すべく、
従動部材の移動量を検出するセンサとを備え、各カム
は、油圧ポンプの回転数を上げる必要のある荷役操作時
には、該カムに対応する荷役レバーの操作量が残りの他
の荷役レバーよりも大きい場合に該操作量に応じた移動
量だけ従動部材を押動させる形状であると共に、油圧ポ
ンプの回転数を上げる必要のない荷役操作時には、該荷
役レバーの操作量に拘わらず前記従動部材を押動させず
に定位置に保持する形状となっている。
[作用] 上述した構成において、各荷役レバーを操作すると、該
荷役レバーに対応するカムがその操作に連動する。各カ
ムには共通の従動部材が当接しているため、各荷役レバ
ーを操作するとその対応のカムが回動して、油圧ポンプ
の回転数を上げる必要がある場合には、操作量の大きい
荷役レバーに関連したカムにより従動部材を押動して移
動する。この移動量をセンサが検知して、油圧ポンプの
回転数を制御する。
実施例においては、荷役レバーはリフト用荷役レバーと
ティルト用荷役レバーである。リフト用荷役レバーの場
合、フォークの下降時には、油圧ポンプの回転数を上昇
させる必要はないので、カムには、平坦な切欠き部分が
形成されていて、フォーク下降側へのリフト用荷役レバ
ーの回動時には、この切欠き部分が存在するため、カム
が回動しても従動部材に当たらず、該従動部材を押動さ
せずに定位置(最下位置)に保持するようになってい
る。一方、テイルト用荷役レバーの場合、どちらの方向
に操作しても油圧ポンプの回転数上昇を必要とするた
め、カムの平坦な切欠き部分は、ティルト用荷役レバー
が中立位置にあるとき従動部材を定位置(最下位置)に
保持する。そのため、センサによる従動部材の移動の検
出がないので、油圧ポンプの回転数上昇は行われない。
[実施例] 以下、図面と共に本考案の好適な実施例について詳細に
説明するが、図中、同一又は相当部分は同一符号を用い
ることとする。
第1図〜第4図は、先に第5図に沿って説明した如きバ
ッテリ式フォークリフトの運転席に設けられたリフト用
荷役レバー3及びティルト用荷役レバー6を示してい
る。各荷役レバー3、6の末端部は、それぞれ、機台フ
レーム11上の支持ブラケット12に枢支された連結アーム
13a、13bの一側に固着され、該連結アーム13a、13bの他
側は、図示しないが、コントロールバルブの対応のスプ
ールに連結ロッドを介して連結されている。
各連結アーム13a、13bの回動軸14a、14bにはカム15a、1
5bが取り付けられており、これらのカム15a、15bはリフ
ト用荷役レバー3とティルト用荷役レバー6との間に配
置されている。また、これらのカム15a、15bは、支持ブ
ラケット12に固定されたシリンダ16内に摺動可能に収容
されている1つのピストン(従動部材)17と接するよう
になっており、ピストン17はシリンダ16内の圧縮ばね18
により常にカム15a、15bと接するように付勢されてい
る。シリンダ16のカム15a、15bとは反対側の端部には、
ピストン17の移動量を検出するためのセンサ19が取り付
けられている。ピストン17は、センサ19のセンサ本体19
aから延びているセンサロッド19bの先端に連結されてお
り、ピストン17がカム15a、15bにより押されると、セン
サロッド19bがセンサ本体19a内に押し込まれ、その押込
み量がピストン17の移動量として検出される構成となっ
ている。センサ19は、図示しないが、適当な制御装置に
接続されている。制御装置では、センサ19からの検出信
号を受け、その検出信号に基づいて油圧ポンプ駆動用モ
ータの回転数を制御する。
リフト用荷役レバー3に係るカム15aは、第3図の通り
円形プレートから成るが、該荷役レバー6が中立位置か
らフォーク下降側(第3図で矢印Dの方向)に傾動され
た場合に、ピストン17を最下位置から移動させないよう
切欠き部分が形成されている。また、ティルト用荷役レ
バー6のカム15bは、これも前記カム15aと同様に円形プ
レートに切欠き部分を設けた形状となっているが、中立
位置においてのみピストン17が最下位置となるよう回動
軸14bに取り付けられている(第4図参照)。
このような構成において、本考案の荷役レバー操作量検
出装置の作用について詳説する。
まず、リフト用荷役レバー3及びティルト用荷役レバー
6が共に中立位置にある場合には、ピストン17は図示の
最下位置にあり、制御装置はセンサ19からの信号に基づ
き油圧ポンプを最低速回転に維持すべく油圧ポンプ駆動
用モータを制御する。
今、リフト用荷役レバー3をフォーク上昇側(第3図で
矢印Eの方向)に傾動させると、カム15aの切欠き部分
と円弧部分との境目Tが、荷役レバー3の傾動に伴って
ピストン17をばね18に抗して押し上げる。この結果、セ
ンサ19がピストン17の移動量を検出し、その検出信号か
ら制御装置は油圧ポンプの回転数を荷役レバー3の操作
量に応じた所定値まで上昇させる。
また、ティルト用荷役レバー6を前傾又は後傾する場合
も同様にしてカム15bがピストン17を押し上げ、油圧ポ
ンプの回転数が上昇される。
尚、ピストン17は、2つのカム15a、15bと当接可能に配
置されているので、操作量の大きい方の荷役レバーに係
るカムにより押動され、その操作量が検出されることと
なるが、小さい方の操作量は実際には油圧ポンプの回転
数に影響を与えず、これを考慮しなくとも良いことは先
に述べた通りである。
油圧ポンプの回転数を上昇させる必要のない荷役操作
時、本実施例ではティルト用荷役レバー6が中立位置に
あり且つリフト用荷役レバー3がフォーク下降側に傾動
された場合、ピストン17は、カム15aに切欠き部分が設
けられていることから押動されず、油圧ポンプの回転数
は最小のまま維持される。
上記実施例では、カムは荷役レバーの傾動により回動す
る型式のものであるが、直動式のカムであってもよく、
その形状も適宜変更可能なことは言うまでもない。ま
た、荷役操作の種類によっては荷役レバーの数が3本以
上である場合もあるが、このような荷役車両にも本考案
が適用可能なことは、当業者であれば容易に理解される
であろう。
[考案の効果] 以上のように、本考案によれば、1つのセンサで複数の
荷役レバーのうち最も大きな操作量を検出することがで
きる。従って、荷役レバー操作量検出装置全体の構造が
簡素化され、組立てや保守管理が容易となり、コストダ
ウンを図ることも可能となる。また、センサが1つであ
ることに加え、油圧の上昇が不要な場合には荷役レバー
の操作量を最小値のまま検出するようになっているの
で、制御装置の処理回路も簡略化される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による荷役レバー操作量検出装置の一実
施例を示す側面図、第2図は第1図のA−A線に沿って
矢視図、第3図は第2図のB−B線に沿っての断面図、
第4図は第2図のC−C線に沿っての断面図、第5図は
一般的なバッテリ式フォークリフトの全体図、第6図は
従来一般に荷役レバー操作量検出装置の説明図である。
図中、 3……リフト用荷役レバー 6……ティルト用荷役レバー 15a、15b……カム 17……ピストン(従動部材) 19……センサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷役用油圧回路における油圧ポンプの回転
    数が、荷役操作の種類に対応して設けられた複数の荷役
    レバーの操作量に応じて可変である形式の荷役車両のた
    めの荷役レバー操作量検出装置であって、前記複数の荷
    役レバーの各々に連動するよう設けられたカムと、該複
    数のカムの少なくとも1つに常に当接するように配置さ
    れ、該複数のカムにより押動される、該複数のカムに共
    通の従動部材と、該従動部材の移動量に応じて前記油圧
    ポンプの回転数を変更すべく、前記従動部材の移動量を
    検出するセンサとを備え、前記各カムは、前記油圧ポン
    プの回転数を上げる必要がある荷役操作時には、該カム
    に対応する前記荷役レバーの操作量が残りの他の荷役レ
    バーよりも大きい場合に該操作量に応じた移動量だけ前
    記従動部材を押動させる形状であると共に、前記油圧ポ
    ンプの回転数を上げる必要のない荷役操作時には、該荷
    役レバーの操作量に拘わらず前記従動部材を押動させず
    に定位置に保持する形状となっている荷役レバー操作量
    検出装置。
JP1988050988U 1988-04-18 1988-04-18 荷役レバー操作量検出装置 Expired - Lifetime JPH0632564Y2 (ja)

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JPH01154404U JPH01154404U (ja) 1989-10-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60163644U (ja) * 1984-04-09 1985-10-30 小松フオ−クリフト株式会社 産業車両のスイツチ装置

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Publication number Publication date
JPH01154404U (ja) 1989-10-24

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