JPH08133697A - コントロールバルブ装置 - Google Patents

コントロールバルブ装置

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JPH08133697A
JPH08133697A JP26906694A JP26906694A JPH08133697A JP H08133697 A JPH08133697 A JP H08133697A JP 26906694 A JP26906694 A JP 26906694A JP 26906694 A JP26906694 A JP 26906694A JP H08133697 A JPH08133697 A JP H08133697A
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JP
Japan
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spool
lever
control valve
spools
rotation
Prior art date
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Application number
JP26906694A
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English (en)
Inventor
Hisao Nagata
尚夫 永田
Yasutaka Suzuki
康隆 鈴木
Yukio Makino
幸男 牧野
Makio Tsukada
牧生 塚田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Nishina Industrial Co Ltd
Original Assignee
Nishina Industrial Co Ltd
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コントロールバルブ装置のスプールの移動方
向における長さが長くならずに、取付けスペースの確保
が容易で、しかもスプールの移動量を大きく変更する場
合でもセンサ本体を変更せずに対応可能にする。 【構成】 バルブ本体2には、リフト用スプール3及び
ティルト用スプール4が直線運動可能に、かつその両端
がバルブハウジング5から突出する状態で設けられてい
る。バルブハウジング5には膨出部6,7が形成され、
スプール3,4の第2端部側が膨出部6,7内に突出す
る状態に配置されている。膨出部6,7の外側には回転
センサ12a,12bが取付けられ、各回転センサの回転軸14
にはレバー15の第1端部が一体回転可能に連結されてい
る。各レバー15はその第2端部に形成された係合部15b
が、スプール3,4の外周部に形成された係合溝8と係
合する状態に配置され、スプール3,4の移動に伴って
レバー15が回動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコントロールバルブ装置
に係り、詳しくはバッテリー式フォークリフトの油圧装
置に好適に用いられ、操作レバーの操作量に対応したス
プールの移動量を検出する検出部を備えたコントロール
バルブ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フォークリフトにおいては、車両の前部
に設けられたマストがリフトシリンダの作動により伸縮
されてフォークが昇降され、ティルトシリンダの作動に
より前記マストが傾動されてフォークが傾動される。バ
ッテリー式フォークリフトにおいては前記各シリンダを
含む荷役用油圧装置の油圧ポンプはバッテリーを電源と
した電動機により駆動される。そして、リフトレバーの
操作に基づいてフォークが昇降され、ティルトレバーの
操作に基づいてフォークが傾動される。フォークの昇降
速度はリフトシリンダに供給される作動油の供給速度及
び排出速度により決まり、傾動速度はティルトシリンダ
に供給される作動油の供給速度及び排出速度により決ま
る。
【0003】フォークの昇降速度や傾動速度を変更する
構成として、油圧ポンプとリフトシリンダ及びティルト
シリンダとの間に作動油の流量調整を行うコントロール
バルブをそれぞれ設けたものがある。図6に示すよう
に、コントロールバルブ51にはリフトシリンダへの作
動油の供給量を調整する第1スプール52と、ティルト
シリンダへの作動油の供給量を調整する第2スプール5
3とがハウジング54を貫通する状態で設けられてい
る。第1スプール52はロッド55を介してリフトレバ
ー56に連結され、第2スプール53はロッド57を介
してティルトレバー58に連結されている。各スプール
52,53は各レバー56,58の操作量に対応して移
動し、コントロールバルブ51の開度が調整されるよう
になっている。
【0004】そして、従来のバッテリー式フォークリフ
トではコントロールバルブ51の開度を検出し、開度が
小さいときは油圧ポンプの回転数を低くして吐出量を少
なくし、開度が大きいときは油圧ポンプの回転数を高く
して吐出量を多くしてフォークの上昇動作をスムーズに
行うようになっている。
【0005】又、一般にリフト動作時の方がティルト動
作時に比較して負荷が大きいため、ティルト動作のみ行
っているときに油圧ポンプをリフト動作時と同じ吐出量
で駆動すると騒音が大きくなるとともにエネルギーが無
駄になる。そこで、ティルト動作時には油圧ポンプの回
転数を低くして吐出量を少なくしている。
【0006】従来、コントロールバルブ51の開度を検
出する手段として、ロッド55,57に支持片59及び
当接片60を取付け、所定位置に当接片60と当接して
当接片60の移動量を検出する直線運動式可変抵抗を備
えたセンサ(例えばリニアポテンショメータ)61を取
付けたものがある。
【0007】ところが、この構成ではセンサ61は、各
スプール52,53の移動量をロッド55,57、支持
片59及び当接片60を介して検出する。従って、セン
サ61が検出する各スプール52,53の移動量には、
ロッド55,57、支持片59及び当接片60の組付け
誤差及び連結部のガタ等が含まれ、正確な移動量を検出
できない。又、センサ61の取付け片(図示せず)等を
含めた部品点数が増加するとともに、センサ61の取付
け位置調整が必要で組付け作業が面倒である。さらに、
センサ61の被水を防止する手段が必要になるという問
題もある。
【0008】これらの問題を解消するため、コントロー
ルバルブの各スプールの操作部への連結側と反対側にス
プールの移動量を検出する直動型のセンサ(アクチュエ
ータ)を直接接続したコントロールバルブ装置が開示さ
れている(特開平5−147895号公報)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、コントロー
ルバルブに直動式のセンサを取付けてスプールの移動量
を検出する前記従来装置では、スプールの移動量に等し
い長さの検出部が必要となり、スプールの移動量を大き
く変更するときには、それに対応して大きなストローク
量を有する異なるセンサ本体(検出部)を準備する必要
がある。又、コントロールバルブはスプールの操作部へ
の連結側が上となるように配設され、センサがコントロ
ールバルブの下側となる状態で使用される。従って、ス
プールの移動量が大きい場合は、コントロールバルブの
下側に突出するセンサの長さが長くなる。フォークリフ
トではコントロールバルブの下方に他の機器が配設され
るため、コントロールバルブの上下方向の長さが長くな
ると、取付けスペースの確保が難しくなるという問題が
ある。
【0010】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的はスプールの移動方向の長さが長
くならずに、取付けスペースの確保が容易で、しかもス
プールの移動量を大きく変更する場合でもセンサ本体を
変更せずに対応できるコントロールバルブ装置を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め請求項1に記載の発明では、直線運動可能に設けられ
たスプールを備えたバルブ本体に、スプールの直線運動
を回転運動に変換する変換機構を設け、該変換機構の回
動軸にその回動量を検出する回転センサを連結した。
【0012】請求項2に記載の発明では、前記変換機構
はスプールの側方においてスプールの移動方向と直交す
る状態に設けられた回動軸と、第1端部が回動軸に一体
回動可能に連結され、第2端部に形成された係合部がス
プールに形成された係合溝に係合したレバーとから構成
されている。
【0013】又、請求項3に記載の発明では、請求項1
又は請求項2に記載の発明において、前記スプールは中
立位置から両方向へ移動可能に設けられ、前記回転セン
サは中立位置検知部を内蔵している。
【0014】
【作用】請求項1に記載の発明では、スプールが直線運
動すると、その直線運動がバルブ本体に設けられた変換
機構により回動運動に変換される。そして、変換機構の
回動軸に連結された回転センサにより回動軸の回動量す
なわちスプールの移動量が検出される。
【0015】請求項2に記載の発明では、スプールの移
動に伴ってレバーの係合部がスプールの係合溝に沿って
移動し、レバーが回動軸を中心に回動軸と一体的に回動
する。そして、回動軸の回動量が回転センサにより検出
される。
【0016】請求項3に記載の発明では、スプールは中
立位置から両方向へ移動し、レバーは中立位置を基準に
して正逆両方向に回動される。回転センサは中立位置検
知部を内蔵しているので、レバーが中立位置に対して正
逆いずれの方向にどれだけ回動されたかが検出される。
【0017】
【実施例】以下、本発明をバッテリー式フォークリフト
のコントロールバルブ装置に具体化した一実施例を図1
〜図4に従って説明する。
【0018】図1に示すように、コントロールバルブ装
置1のバルブ本体2には、リフト用スプール3及びティ
ルト用スプール4が互いに平行に直線運動可能に設けら
れている。両スプール3,4はその両端がバルブハウジ
ング5から突出する状態でそれぞれ摺動可能に設けられ
ている。両スプール3,4の第1端部には偏平な連結部
3a,4aがそれぞれ一体に形成されている。リフト用
スプール3は後記するリフトレバーの上昇、中立及び下
降操作位置に対応して、3つの位置に移動可能となって
いる。ティルト用スプール4は後記するティルトレバー
の前傾、中立及び後傾操作位置に対応して、3つの位置
に移動可能となっている。
【0019】図1に示すように、バルブハウジング5に
は両スプール3,4の第2端部側に膨出部6,7が形成
され、各スプール3,4の第2端部側が膨出部6,7内
に突出する状態に配置されている。スプール3,4の第
2端部の外周には周方向に延びる係合溝8がそれぞれ形
成され、係合溝8より第1端部寄りに小径部9が形成さ
れている。小径部9の長さはスプール3,4の中立位置
からの移動量より若干長く形成されている。スプール
3,4の小径部9を挟んだ両側には一対のばね座10が
遊嵌され、両ばね座10間にコイルスプリング11が介
装されている。そして、コイルスプリング11のばね力
により両スプール3,4が中立位置側へ付勢されてい
る。
【0020】図1及び図2に示すように、膨出部6,7
の外側には回転センサ12a,12bがボルト13によ
り取付けられている。回転センサ12a,12bはその
回転軸14がスプール3,4と直交する状態で、スプー
ル3,4が中立位置に配置されたときの係合溝8と対応
する位置において、膨出部6,7の内部に突出するよう
に取付けられている。回転軸14の突出端には両端が屈
曲されたレバー15の第1端部が一体回転可能に連結さ
れている。レバー15は係合溝8の幅とほぼ等しい直径
の断面円形状のロッドの第1端部に偏平な取付け部15
aが一体に形成され、取付け部15aに形成された孔に
回転軸が嵌挿されるとともに、ナット16により締付け
固定されている。レバー15の第2端部に形成された係
合部15bが係合溝8と摺動可能に嵌合する状態で取付
けられ、スプール3,4が中立位置に配置されたときに
レバー15が係合溝8に沿って延びるように配設されて
いる。回転軸14、レバー15及び係合溝8によりスプ
ールの直線運動を回転運動に変換する変換機構が構成さ
れている。この実施例では回転軸14が前記変換機構の
回動軸を兼ねている。回転センサ12a,12bには可
変抵抗式でかつ中立位置検知部を内蔵している公知のも
のが使用されている。
【0021】次に前記のように構成されたコントロール
バルブ装置1の作用を説明する。図3に示すように、コ
ントロールバルブ装置1は両スプール3,4の連結部3
a,4aが上側となる状態で所定の位置に取付けられ
る。リフト用スプール3は連結部3aに第1端部が連結
されたロッド17と、リンク18とを介してリフトレバ
ー19に連結される。ティルト用スプール4は連結部4
aに第1端部が連結されたロッド20と、リンク21と
を介してティルトレバー22に連結される。回転センサ
12a,12bは油圧ポンプの回転数を制御する制御装
置(いずれも図示せず)と電気的に接続されている。
又、コントロールバルブ装置1は管路を介してリフトシ
リンダ、ティルトシリンダ、油圧ポンプ及びドレンタン
ク(いずれも図示せず)に接続されている。
【0022】ティルトレバー22が中立位置にあるとき
は、ティルト用スプール4が中立位置に配置され、レバ
ー15は図1に直線Nで示す係合溝8と平行に延びる状
態となり、回転センサ12bの中立位置検知部はオフ信
号を出力する。ティルトレバー22が前傾操作される
と、ティルト用スプール4は下方に移動され、レバー1
5が図1の反時計方向に回動されてその回動角度に対応
した検出信号が回転センサ12bから出力される。ティ
ルトレバー22が後傾操作されると、ティルト用スプー
ル4は上方に移動され、レバー15が図1の時計方向に
回動されてその回動角度に対応した検出信号が回転セン
サ12bから出力される。又、リフトレバー19が上昇
操作されると、リフト用スプール3が上方に移動され、
下降操作されるとリフト用スプール3が下方に移動され
る。そして、それに対応してレバー15が回動され、そ
の回動角度に対応した検出信号が回転センサ12aから
出力される。
【0023】即ち、ティルトレバー22の前傾、中立及
び後傾操作に対応して、ティルト用スプール4が前傾、
中立及び後傾位置に配置され、ティルト用スプール4の
中立位置からの移動量に対応した検出信号が回転センサ
12bから出力される。又、リフトレバー19の上昇、
中立及び下降操作に対応して、リフト用スプール3が上
昇、中立及び下降位置に配置され、リフト用スプール3
の中立位置からの移動量に対応した検出信号が回転セン
サ12aから出力される。そして、制御装置は回転セン
サ12a,12bの検出信号に基づいてコントロールバ
ルブ装置1の開度を演算し、その開度に対応した回転数
となるように油圧ポンプを制御する。その結果、フォー
クのリフト動作及びティルト動作が適正な速度で行われ
る。
【0024】前記のようにスプール3,4の直線運動が
レバー15を介して回転運動に変換され、その回動角度
を検出することによりスプール3,4の移動量が求めら
れる。そして、回動角度を検出する回転センサ12a,
12bはスプール3,4の延長線上に配設する必要がな
く、スプール3,4の側方に配設される。従って、コン
トロールバルブ装置1はスプール3,4の移動方向の長
さが直動型のストロークセンサを設けた従来装置に比較
して短くなる。フォークリフト等の産業車両ではコント
ロールバルブ装置1の下方に機器(図示せず)が配設さ
れるため、上下方向に長いコントロールバルブ装置の場
合は取付けスペースの確保が難しい。しかし、この実施
例のように回転センサ12a,12bを設けたコントロ
ールバルブ装置1では取付けスペースの確保が容易とな
る。
【0025】又、ストロークセンサを設けた場合は、ス
プール3,4の移動量が大きなコントロールバルブ装置
に対しては、スプール3,4の移動量に対応して検出部
の長いストロークセンサを使用する必要がある。検出部
の長いストロークセンサは短いストロークセンサに比較
して価格が高くなり、コントロールバルブ装置全体が高
価になる。しかし、この実施例の装置では、スプール
3,4の移動量が大きくなる場合は、スプール3,4の
中心線から回転軸14までの距離を変更すること、即ち
レバー15の長さを変更するだけで対処でき、回転セン
サ12a,12bを変更する必要がない。レバー15を
長くすると膨出部6,7の幅が大きくなるが、コントロ
ールバルブ装置1の取付け箇所では幅方向のスペースは
確保が容易なため、支障はない。
【0026】又、この実施例ではレバー15の係合部1
5bがスプール3,4の係合溝8に摺動可能に嵌合され
ているため、簡単な構成でスプール3,4の直線運動が
確実にレバー15に伝達されてレバー15が回動され
る。又、この実施例では回転センサ12a,12bの回
転軸14が、変換機構の回動軸を兼ねているため、構造
が簡単となるとともに、小型化がし易い。
【0027】又、この実施例のようにレバー15により
スプール3,4の直線運動を回転運動に変換する場合
は、レバー15と係合溝8との係合位置を変更すること
により、スプール3,4の移動量が小さい場合でも、回
転軸14の回動量を同じに設定することができる。例え
ば、図4に示すように、スプール3,4の移動量がL1
とL2の場合、レバー15の係合溝8との係合位置がP
1で同じであれば、移動量が小さなL2の場合はその回
動量もθ1 からθ2 へと小さくなる。しかし、レバー1
5の係合溝8との係合位置を回転軸14に近い位置P2
に変更することにより、移動量が小さくなっても回転軸
14の回動量を簡単に同じ値θ1 にすることができる。
【0028】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、次のように具体化してもよい。 (1)スプールの直線運動を回転運動に変換する変換機
構としてレバー15に代えて、図5に示すようにスプー
ル3,4の第2端部を半球状に形成し、回転軸14にカ
ムレバー23を一体回動可能に連結するとともに、カム
レバー23をねじりばね24により常にスプール3,4
と当接する方向に回動付勢する構成としてもよい。この
場合も前記実施例とほぼ同様な効果を発揮する。
【0029】(2)変換機構としてピニオン及びラック
の組合せを採用してもよい。例えば、スプール3,4の
第2端部にラックを形成し、回転軸14にピニオンを一
体回転可能に固定する。又、別体に形成されたラックを
ねじや溶接でスプールに固定してもよい。
【0030】(3)変換機構の回動軸を回転センサ12
a,12bの回転軸14で兼用する代わりに回動軸を別
に設け、回動軸に回転センサ12a,12bを連結する
構成としてもよい。この場合、回転センサの取付け位置
の自由度が増す。
【0031】(4)コントロールバルブ装置をフォーク
リフトに限らず高所作業車等の他の産業車両の油圧装置
や産業車両以外の油圧装置に適用してもよい。又、スプ
ールの数は2本に限らず、油圧制御を必要とするシリン
ダの数に対応して、1本、3本又は4本以上でもよい。
又、スプールは必ずしも中立位置を基準として両方向に
往復移動されるものに限らず、基準位置がスプールの一
方の移動端となる構成であってもよい。
【0032】(5)回転センサとして可変抵抗式のセン
サに代えて、例えばロータリエンコーダ等の電磁式の回
転センサを使用してもよい。この場合温度変化の影響を
ほとんど受けない。
【0033】前記実施例及び変更例から把握できる請求
項記載以外の発明について、以下にその効果とともに記
載する。 (1)請求項1〜請求項3に記載の発明において、変換
機構の回動軸を回転センサの回転軸で兼用する。この場
合、部品点数が少なくなるとともに、装置のより小型化
が可能となる。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1〜請求項3
に記載の発明によれば、コントロールバルブ装置のスプ
ールの移動方向の長さが長くならず、取付けスペースの
確保が容易で、しかもスプールの移動量を大きく変更す
る場合でもセンサ本体を変更せずに対応できる。又、請
求項2に記載の発明によれば、簡単な構成でスプールの
直線運動が確実にレバーの回動運動に変換され、スプー
ルの移動量を正確に検出できる。又、請求項3に記載の
発明では、回転センサは中立位置検知部を内蔵している
ので、中立位置検出手段を別個に設ける必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のコントロールバルブ装置の一部破断平
面図。
【図2】同じく一部破断側面図。
【図3】コントロールバルブ装置の使用状態の側面図。
【図4】レバーの係合位置と回動角度の関係を示す模式
図。
【図5】(a)は変更例の変換機構を示す部分正面図、
(b)は側面図。
【図6】従来装置の正面図。
【符号の説明】
1…コントロールバルブ装置、2…バルブ本体、3…リ
フト用スプール、4…ティルト用スプール、3a,4a
…連結部、8…係合溝、12a,12b…回転センサ、
14…変換機構を構成する回動軸としての回転軸、15
…変換機構を構成するレバー、15b…係合部。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年11月28日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】フォークリフトにおいては、車両の前部
に設けられたマストがリフトシリンダの作動により伸縮
されてフォークが昇降され、ティルトシリンダの作動に
より前記マストが傾動される。バッテリー式フォークリ
フトにおいては前記各シリンダを含む荷役用油圧装置の
油圧ポンプはバッテリーを電源とした電動機により駆動
される。そして、リフトレバーの操作に基づいてフォー
クが昇降され、ティルトレバーの操作に基づいてフォー
クが傾動される。フォークの昇降速度はリフトシリンダ
に供給される作動油の供給流量及び排出流量により決ま
り、傾動速度はティルトシリンダに供給される作動油の
供給流量及び排出流量により決まる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】又、一般にリフト動作時の方がティルト動
作時に比較して流量が多いため、ティルト動作のみ行っ
ているときに油圧ポンプをリフト動作時と同じ吐出量で
駆動すると騒音が大きくなるとともにエネルギーが無駄
になる。そこで、ティルト動作時には油圧ポンプの回転
数を低くして吐出量を少なくしている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧野 幸男 長野県長野市吉田3丁目22番41号 仁科工 業 株式会社内 (72)発明者 塚田 牧生 長野県長野市吉田3丁目22番41号 仁科工 業 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線運動可能に設けられたスプールを備
    えたバルブ本体に、スプールの直線運動を回転運動に変
    換する変換機構を設け、該変換機構の回動軸にその回動
    量を検出する回転センサを連結したコントロールバルブ
    装置。
  2. 【請求項2】 前記変換機構はスプールの側方において
    スプールの移動方向と直交する状態に設けられた回動軸
    と、第1端部が回動軸に一体回動可能に連結され、第2
    端部に形成された係合部がスプールに形成された係合溝
    に係合したレバーとから構成されている請求項1に記載
    のコントロールバルブ装置。
  3. 【請求項3】 前記スプールは中立位置から両方向へ移
    動可能に設けられ、前記回転センサは中立位置検知部を
    内蔵している請求項1又は請求項2に記載のコントロー
    ルバルブ装置。
JP26906694A 1994-11-01 1994-11-01 コントロールバルブ装置 Pending JPH08133697A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009185910A (ja) * 2008-02-06 2009-08-20 Bosch Rexroth Corp 方向切換弁
CN108057981A (zh) * 2017-12-27 2018-05-22 佛山市诺尔贝机器人技术有限公司 一种阀芯旋转打压磨合性能的装置

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