JPH06325126A - プリント基板cadシステム - Google Patents

プリント基板cadシステム

Info

Publication number
JPH06325126A
JPH06325126A JP5110216A JP11021693A JPH06325126A JP H06325126 A JPH06325126 A JP H06325126A JP 5110216 A JP5110216 A JP 5110216A JP 11021693 A JP11021693 A JP 11021693A JP H06325126 A JPH06325126 A JP H06325126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
module
board
library
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5110216A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Hagita
幸男 萩田
Kenjiro Sato
健次郎 佐藤
Kenichiro Takahashi
健一郎 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Instruments Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Instruments Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Instruments Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Instruments Engineering Co Ltd
Priority to JP5110216A priority Critical patent/JPH06325126A/ja
Publication of JPH06325126A publication Critical patent/JPH06325126A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】プリント基板CADにおいて、部品及び配線パ
ターンをモジュール化して、再利用することによる実装
設計時間を短縮すること。 【構成】ネットデータ等を複写して取り出す手段1と、
取り出しデータにおいて、特定の点、及び同一信号を持
つ内部部品の端子形状及び配線パターン全体を外部接続
端子として定義する等の加工を行い独立したモジュール
部品としてライブラリに登録する手段2と、ライブラリ
のモジュール部品を基板に配置しての配線処理、及び設
計結果を出力する際、ライブラリからモジュール部品内
部データの部品と配線パターンデータを基板の多層に投
影する手段3を有するプリント基板CADシステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCADシステムに係り、
特にプリント基板の部品実装及びパターン設計を行うC
ADシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年のエレクトロニクス技術発展と多様
化により、従来と比べ電子機器製品の種類数は多くな
り、それらのライフサイクルは早くなっている。これに
対応して開発設計、特に回路設計では機能単位に設計し
た回路をモジュール化し、これらを組み合わせて設計を
行う階層設計の手法が採られている。一方、従来のプリ
ント配線板CADでは、基板を設計する毎に回路図から
全部品を抽出し、基板に合わせて部品のレイアウトと配
線パターンの設計をしているが、プリント基板の実装設
計においてデジタル回路は益々高速化する素子間の配
線,アナログ回路は微小信号回路部の部品レイアウトと
配線等に性能が左右される為に一枚の基板を設計するに
は高度な知識とノウハウを持つ設計者を必要とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これ等の基板
を回路図レベルで見ると全て新しい回路で成り立ってい
るわけではなく、多くは既に他の基板で使用実績の有る
回路を組み合わせて作られている事に注目し、「従来の
技術」で述べた回路の階層設計と同様の手法を実装設計
で実現する事により一般の設計者でもノウハウを持つ設
計者と同等の基板設計が出来る様にすることと、設計時
間の短縮を図る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、設計済み基板のCAD情報から標準的
な回路及び他の基板にも使用可能な共通的回路部分に相
当する部品群と配線パターン及び其れ等のネットデータ
等を取り出す手段1と、是等のデータを独立したモジュ
ールとして定義付け、外部との接続端子を特定の点とし
て定義したり、或いは同一信号を持つ内部部品の端子形
状及び配線パターン全体を端子と定義する等の加工を行
った後にライブラリに登録する手段2と、ライブラリに
登録されたモジュール部品を基板に配置し配線処理を行
う時と、設計結果を出力する際、ライブラリから該モジ
ュール部品の内部データを基板の各層に投影する手段
3、及び前記のライブラリに登録されたモジュール部品
を複数個内包し、他の部品等のデータと共に手段1と手
段2を繰り返すことにより階層的なモジュール部品を作
ることを可能にするデータ管理の手段4を有する。
【0005】
【作用】上記の手段1と手段2及び手段4により、階層
構造を持つデータ、即ちモジュール部品を含む部品と配
線パターン及び其れ等のネットデータを一般の部品と同
様に実装可能にする。モジュール部品内部の変更が発生
した場合、手段3と手段4により、ライブラリデータを
変更することで其のモジュール部品の搭載されている各
々の基板を変更する必要が無くなる。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づき本発明のプリント基板C
ADシステムについて詳細に説明する。
【0007】「図1」はプリント基板CADシステムの概
略構成を示し、実装設計「120」,モジュール部品処
理「130」,出力処理「140」等の機能と部品ライ
ブラリ「150」,モジュール部品ライブラリ「16
0」,実装設計データ「170」等のデータファイルか
ら構成されており、「160」と「170」は同一デー
タ構造を持っている。
【0008】特に、機能「130」は本発明の特長とす
るもので、階層構造を持つモジュール部品の取扱いを可
能にしたデータ管理手段4を実現するデータ管理機能「1
33」を有し、手段1を実現させる為の「170」からの
回路取出し「131」,手段2を実現させる為の前記
「131」で取り出したデータの加工と、そのデータを
「160」にモジュール部品として登録する「132」
及び手段3を実現する為の「160」から該当するモジ
ュール部品のデータを検索して投影する「134」等の機
能を内包している。
【0009】次に、処理手順について「図2」と「図
3」を基に説明する。「図2−1」は「130」の機能
を用いてモジュール部品を作成する手順である。最初に
モジュール部品を設計済みの基板から取り出すか、既存
のモジュール部品を改造して作成するかの判定「21
0」を行い、前者であればデータファイル「170」か
ら設計済み基板のCAD情報である基板実装データを検
索「211」してシステムの作業領域に取り込む。この
データを回路取り出し「212」で、「図3−1」に示
す様に基板上から目的とする回路部分の領域P1〜P4
を指定することにより、その領域に含まれる部品,各層
のパターン「図3−2」及びネット情報「図3−4」を
機能「131」により取り出し、これを「213」で加
工機能「133」を用いて「図3−3」の様に必要に応じて
不要データを削除し、モジュール部品の端子として、端
子「N1」のように外部に引き出したパターンを追加し
てそのパターンと接続されている内部部品「IC5」の
端子を含むデータを,「N3,N6」の様に内部部品の
端子と既配線パターンのデータを,或いは「N2,N5」
のように内部部品の端子データを利用する等してプリセ
ット定義する。この時、端子として定義されなかった他
の端子及び配線パターン等の図形はモジュール部品に属
する配線禁止領域データとして自動的に定義付けられ、
回路的には「図3−5」のMODULEの様にブラックボック
スの部品として取扱いが可能になる。この様にして作成
されたモジュール部品を「214」の工程で、登録機能
「132」により固有の名前を付けてライブラリ「16
0」に登録する。同様に、既存のモジュール部品を別の
回路に組み込んで階層構造を持つモジュール部品を作る
場合、前に説明した手順において「図3−2」を例にし
てIC5を内部に組み込むモジュール部品として置き換
える事により可能となる。一方、既存のモジュール部品
を改造して作成する場合、「215」で検索機能「13
4」を用いて「160」から前に登録したモジュール部
品「図3−3」をシステムの作業領域に取り込み、この
モジュール部品の内部データを再編集する等「213」
以降の処理をする。これ等、一連の手順において前記し
た内部の配線パターンをプリセットとして有効活用する
モジュール部品作成の他、モジュール部品を実装した
時、プリセットデータが有ると基板全体の配線効率が悪
くなる場合を考慮し、必要に応じて内部の配線パターン
を外し、部品と其の端子のみをモジュール部品として定
義することもできる。
【0010】次に、「160」に登録されたモジュール
部品を利用した基板設計の処理手順と階層構造について
「図2−2」と「図4」で説明する。「図4−1」のモ
ジュール部品Maと、そのMaを内包した階層構造を持
つモジュール部品Mbを実装する基板Aを設計する場
合、最初に、処理手順の基板定義「220」で基板の外
形及び層数などのデータ入力、「221」で部品配置を
機能「120」を使用して行う。この部品配置におい
て、判定「222」により該当する部品が通常の部品で
有れば「150」から部品を検索して基板上に配置して
其の配置情報と部品情報を「170」に取り込み、モジ
ュール部品であれば「160」から検索して基板上に配
置し、其の配置情報を「170」に取り込み、該モジュ
ール部品の内部情報を「223」で機能「134」によ
り「160」から基板に投影する。その後、配置した部
品及びモジュール部品間のパターン配線処理「224」
を機能「120」で行い、設計終了「225」までこれ
らを繰り返す事により配線データは「170」に取り込
まれる。「図4−2」は、設計終了時点の基板とモジュ
ール部品の関連構造を階層的に表したもので、「17
0」には基板Aを管理する情報「421」と、モジュー
ル部品Ma,Mbそれぞれの配置情報と該モジュール部
品データの格納先の情報「422,423」及び基板固
有の配線パターン等の実装データが格納され、既に登録
済みのモジュール部品Mb及びMaについても同様に、
「160」には個々のモジュール部品を管理する情報のM
b「424」,Ma「426」と各々の実装データ、更
にMbは内包するMaの配置情報と該モジュール部品デ
ータの格納先の情報「425」を持ち格納されている。
これ等の情報から図面用情報及びCAM情報等を出力す
る処理手順「図2−2」の出力処理「226」で「17
0」のデータを機能「140」を使用して順次出力して
いく際、情報「421」にモジュール部品が含まれてい
るかの判定「227」を行い、含まれている場合はMb
の情報「422」に有る該モジュール部品の配置情報に
示す位置に情報「422」のデータ格納先情報を参照し
て「160」からMbの管理「424」と、其の情報を
もとに内部の部品データ及び配線パターン等の実装デー
タを取り出して機能「134」により投影・展開「22
8」しながら出力し、Mb内部にMa「425」が有る
場合は前記と同様に「425」の配置座標とデータ格納
先情報により「160」から「426」と実装情報を取
り出して出力する。更に、「421」の情報が全て出力
されるまで判定「229」して未出力の情報がある場合
は「226」以降の処理を繰り返す。
【0011】本発明において、Ma,Mb等のモジュー
ル部品内部に実装されている部品固有のR1,C2等の
記号がモジュール部品間、或いは基板の他の部品と重複
することが有るが、これ等の部品については実装設計中
はそれぞれのモジュール部品内に閉じ込められてA「4
21」から直接参照することができない構造になってお
り、出力する際にモジュール部品固有の記号を必要に応
じて、MaC1,MbMaC1等のように付加する機能を「1
34」が持っているために処理及びデータの利用上、不
都合が生ずる事が無い。
【0012】本発明の応用として、独立した複数の基板
を製作上の理由から一枚の基板として作成し、部品を組
み込んでからそれぞれの基板に割って使用する割基板の
設計に、「170」と「160」の構造が同じであるこ
とから別個に設計したそれぞれの基板を「160」に格
納することにより利用することができる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、標準的な回路及び他の
基板にも使用可能な回路部分に相当する部品群と配線パ
ターン等をモジュール部品にして再利用することによ
り、一般の設計者でもノウハウを持つ設計者と同等の基
板設計が可能になる事と、設計時間の短縮及び信頼性が
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリント基板CADシステムを示す図である。
【図2】処理手順を示す図である。
【図3】モジュール部品の作成を示す図である。
【図4】階層構造を示す図である。
【符号の説明】
120…実装設計、130…モジュール部品処理機能、
131…回路取り出し機能、132…加工・登録機能、
133…データ管理機能、134…検索・投影機能、1
40…出力処理機能、150…部品ライブラリ・ファイ
ル、160…モジュール部品ライブラリ・ファイル、1
70…実装設計ファイル、210…判定、211…基板
の検索、212…回路の取り出し、213…加工、21
4…登録、215…モジュール部品の検索、220…基
板定義、221…部品配置、222…モジュール部品の判
定、223…投影処理、224…配線処理、225…実
装設計終了判定、226…出力処理、227…モジュー
ル部品の判定、228…投影・展開、229…出力処理
終了判定、P1〜P4…領域の座標点、N1〜N5…モ
ジュール部品の端子、A…基板、Ma,Mb…モジュー
ル部品、421…基板Aを管理する情報、422…Mb
のAへの配置情報とデータ格納先情報、423…MaのA
への配置情報とデータ格納先情報、424…Mbを管理
する情報、425…MaのMbへの配置情報とデータ格
納先情報、426…Maを管理する情報。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 健一郎 茨城県勝田市大字市毛882番地 株式会社 日立製作所計測器事業部内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント基板実装設計において、既に設計
    済み基板のCAD情報から必要とする部品群と配線パタ
    ーン及び其れ等のネットデータ等を複写して取り出す手
    段1と、前記で取り出したデータにおいて、特定の点、
    及び同一信号を持つ内部部品の端子形状及び配線パター
    ン全体を外部接続端子として定義する等の加工を行い独
    立したモジュール部品としてライブラリに登録する手段
    2と、前記ライブラリのモジュール部品を基板に配置し
    ての配線処理、及び設計結果を出力する際、ライブラリ
    から該モジュール部品内部データの部品と配線パターン
    データを基板の各層に投影する手段3を有することを特
    徴とするプリント基板CADシステム。
  2. 【請求項2】請求項1のプリント基板CADシステムに
    おいて、前記手段1と前記手段2を繰り返すことにより
    モジュール部品を複数個内包し、他の部品等のデータと
    共に階層的なモジュール部品を作ることを可能にするデ
    ータ管理手段4を有することを特徴とするプリント基板
    CADシステム。
JP5110216A 1993-05-12 1993-05-12 プリント基板cadシステム Pending JPH06325126A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5110216A JPH06325126A (ja) 1993-05-12 1993-05-12 プリント基板cadシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5110216A JPH06325126A (ja) 1993-05-12 1993-05-12 プリント基板cadシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06325126A true JPH06325126A (ja) 1994-11-25

Family

ID=14530019

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5110216A Pending JPH06325126A (ja) 1993-05-12 1993-05-12 プリント基板cadシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06325126A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11184908A (ja) * 1997-12-19 1999-07-09 Nec Corp データベースを用いたプリント基板設計方法
US7302668B2 (en) 2004-06-29 2007-11-27 Sharp Kabushiki Kaisha Layout designing/characteristic analyzing apparatus for a wiring board
JP2020510389A (ja) * 2017-08-18 2020-04-02 エルジー・ケム・リミテッド カスタマイズされたbmsモジュールおよびその設計方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11184908A (ja) * 1997-12-19 1999-07-09 Nec Corp データベースを用いたプリント基板設計方法
US7302668B2 (en) 2004-06-29 2007-11-27 Sharp Kabushiki Kaisha Layout designing/characteristic analyzing apparatus for a wiring board
JP2020510389A (ja) * 2017-08-18 2020-04-02 エルジー・ケム・リミテッド カスタマイズされたbmsモジュールおよびその設計方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7590963B2 (en) Integrating multiple electronic design applications
US6536023B1 (en) Method and system for hierarchical metal-end, enclosure and exposure checking
CN101395609A (zh) 用于保护eda工具设计视图中的信息的方法和程序产品
US7243314B2 (en) Window operation interface for graphically revising electrical constraint set and method of using the same
US6526561B2 (en) Database for designing integrated circuit device, and method for designing integrated circuit device
KR20030004304A (ko) 아이피 기반 엘에스아이 설계시스템 및 설계방법
JPH06325126A (ja) プリント基板cadシステム
JPH0962726A (ja) Cadデータインタフェース方法
JPH1167923A (ja) 半導体集積回路とその配線配置方法、および該方法を記録した記録媒体
JP2580982B2 (ja) Lsi電源配線レイアウトシステム
JP2003256486A (ja) プリント基板設計装置
JP2001256264A (ja) 基板設計支援装置および基板設計支援方法
JP3076460B2 (ja) 自動配置優先順位決定方法及び装置
JPH067387B2 (ja) 自動レイアウト方法
JPH11259555A (ja) マクロの設計方法
JP2000181948A (ja) 階層図面設計装置
JPH02207377A (ja) 配置設計支援装置
JPH1040277A (ja) Cad装置
JP2940124B2 (ja) 基板cad装置
JP3095307B2 (ja) 電気部品自動配置装置及び電気部品の自動配置方法
JPS63153673A (ja) 論理回路構造の自動合成の手順およびデータベース構造
JPH05290125A (ja) アナログ回路基板の自動設計システム
JPH09293089A (ja) 再利用設計支援方法
JPS59125469A (ja) プリント基板自動設計装置
JPH0469774A (ja) プリント板cad装置の部品配置方法