JPH09293089A - 再利用設計支援方法 - Google Patents

再利用設計支援方法

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JPH09293089A
JPH09293089A JP8106701A JP10670196A JPH09293089A JP H09293089 A JPH09293089 A JP H09293089A JP 8106701 A JP8106701 A JP 8106701A JP 10670196 A JP10670196 A JP 10670196A JP H09293089 A JPH09293089 A JP H09293089A
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JP
Japan
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circuit
design data
data
design
type
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JP8106701A
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Kaoru Okazaki
薫 岡崎
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、種々の設計データから構成される
既存の回路群を設計者が自由に指定した形態に分類でき
るようにすることで再利用の候補となる回路群を的確に
絞り込み、あらゆる回路設計において効果的な回路の再
利用を可能とするためのものである。 【解決手段】 既存の回路を構成する設計データ群の種
類を調べ、この設計データ群の種類を、自由に設定され
た設計データの種類の組合せテーブルと照合して該回路
の分類先を決め、そこに該回路を記憶する。この一連の
作業を全ての既存の回路について行った後、再利用した
い設計データを指定すると、その設計データ及び関連す
る他の設計データを持つ回路の分類先のみを再利用時の
検索範囲とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器回路の設計
に関するものであり、特に、大規模LSI開発において、
既存の設計回路の有効な再利用により設計の効率化を可
能とするための技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子機器回路の設計開発において
既存の回路の設計データを再利用する方法は、特開平4
−36869号公報における論理マクロブロックを再利
用する方法や特開平4−269849号公報におけるレ
イアウト情報を再利用する方法等、数多く提案されてい
るが、これらの再利用方法は、回路図や回路接続情報
(ネットリスト)やレイアウトデータ等の特定の設計デー
タを個別に対象としているものであった。
【0003】一般に回路設計では、その設計対象の種類
や規模や性能、更には設計者の好み等によって設計方法
や使用する設計ツールが決められて設計されるため、そ
の成果物である設計データの種類は様々なものが存在す
る。このため、例え前記したような再利用の方法が存在
していても、その対象が特定の設計データのみであれ
ば、適用できる回路設計は限定される。
【0004】こうした種々の設計データ群から構成され
る回路を対象として、これらを新規回路の設計に再利用
する従来の方法を、図10、図11を用いて説明する。
【0005】図11は、種々の設計データ群から構成され
る複数の回路の中から、新規回路の設計に適合する設計
データを持つ回路を検索して再利用する従来の方法の処
理の流れである。図11において、1101〜1110は処理ステ
ップである。
【0006】図10は、種々の設計データを持つ回路例を
示す摸式図であり、図10の(a)〜(h)は個々の回路例であ
る。
【0007】図10において、1001〜1008は種々の設計デ
ータを持つ回路、1011〜1018は該設計データの種類を表
す記号、1021〜1028は該設計データのファイル名群、10
50は前記設計データの種類の記号1011〜1018の意味を表
す一覧表である。即ち、記号Aは仕様書、記号Bは機能記
述、といった設計データの種類であることを示してい
る。但し、この図では便宜上、設計データの種類を明記
して、各設計データのファイル名を分類表記している
が、実際の回路は、これら設計データのファイル群のみ
で構成されている。
【0008】今、図10の(a)〜(h)が既存の回路として再
利用のためのデータベースに管理されているものとし、
新規の回路設計に適用できるネットリストを該データベ
ースから探したい場合を考える。
【0009】処理ステップ1101では、該データベースか
ら任意の回路を選択する。例えば回路1001を選択したと
する。
【0010】処理ステップ1102では、この回路1001の設
計データの構成1021に存在する各設計データの種類を調
べるが、この中には目的であるネットリストが存在しな
いため、再度処理ステップ1101に戻り、別の回路につい
て調べることになる(処理ステップ1103、1109)。
【0011】次の回路として回路1002を選択した場合、
この回路の設計データファイル群1022にはネットリスト
が存在するので、次処理ステップ1104に進む。
【0012】今、ネットリストの他、これに関連する論
理検証用ベクタが、今回の再利用に必要であるとする。
【0013】処理ステップ1104では、設計データファイ
ル群1022の中の論理検証用ベクタの存在を調べるが、存
在しないため、再度処理ステップ1101に戻り、別の回路
を選択する(処理ステップ1105、1109)。
【0014】今度は回路1005を選択したとすると、この
設計データのファイル群の中にはネットリスト、及び論
理検証用ベクタが存在しているため、処理ステップ1106
で、この回路を評価し、適合していればこの回路1005を
該新規の回路設計に再利用する(処理ステップ1107〜110
8)。適合していなければ再度処理ステップ1101に戻り、
別の回路について一連の作業を行う(処理ステップ110
7、1109)。
【0015】もし、該データベースの全ての既存の回路
について調べても適合するものがなかった場合、既存の
回路の再利用はできないため、目的に適合する設計デー
タを始めから作成することになる。
【0016】上記のように、既存の回路を再利用しよう
とすれば、最悪の場合、存在する全ての回路について調
べてからでないと使用できない。また、仮に初期の段階
で再利用に適合する回路を見つけられたとしても、それ
が最適なものであるかの保証はできないため、結局は全
ての回路を調べるしか方法がなかった。
【0017】別の方法として、予め設計データの構成に
よって既存の回路を分類したものを用意した場合を考え
る。この場合、該データベースの管理者が各回路の設計
データの構成を確認しながら回路群の分類作業を行う
が、非常に多くの作業工数が必要となり、かつ高い作業
精度が要求される。更に、用意できる分類は有限である
ため、種々の回路設計方法に的確に対応し切れるとは言
えない。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
技術では、複数の既存の回路の中から、新規回路の設計
に適合する設計データを持つものを検索する作業は容易
ではなく、かつ多大な時間の浪費を強いるものであっ
た。また、検索を容易に行うために既存の回路群を予め
分類していても、全ての新規の回路設計に適用すること
は不可能であった。更に、人手による検索のため、往々
にして再利用回路の選択ミスや見逃しが発生していた。
【0019】本発明は、上記従来の課題を解決するため
になされたものであり、種々の設計データから構成され
る既存の回路群を、設計者が自由に指定した形態に分類
できるようにすることで再利用の候補となる回路群を的
確に絞り込み、、あらゆる回路設計においても効果的な
回路の再利用を可能とするためのものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本第1の発明は、回路仕
様書やレジスタトランスファレベルの機能記述や回路接
続情報やレイアウトデータやテストパターン等の複数の
種類の設計データ群から構成される既存の回路を再利用
して行う新規回路の設計を支援する方法であって、複数
の既存の回路を記憶する回路記憶手段と、回路を構成す
る設計データ群の種類を調べるタイプ検査手段と、{回
路仕様書、機能記述、テストパターン、…}や{回路仕
様書、回路接続情報、テストパターン、…}、といった
複数の設計データの種類名を組合わせたデータ組とその
名称を、書き替え可能なテーブルに記憶する組合せテー
ブル記憶手段と、回路を構成する設計データ群と前記組
合せテーブル記憶手段が記憶するデータ組とを照合し
て、該設計データ群の中に、組み合わされた全ての設計
データの種類名に相当する設計データが存在する該デー
タ組の名称を検索する組合せ名検索手段と、前記組合せ
テーブル記憶手段のデータ組別に記憶場所を作成し、対
象の回路を該当する場所に振り分けて記憶する回路分類
手段と、設計データの種類を指定できる設計データ指定
手段と、を有し、該既存の回路を構成する設計データ群
の種類を前記タイプ検査手段で調べ、この設計データ群
の種類に該当するデータ組の名称を前記組合せ名検索手
段で検索し、前記回路分類手段が該検索されたデータ組
の名称に応じた記憶場所に該回路を記憶する、という一
連の処理を、前記回路記憶手段に記憶されている全ての
既存の回路について行う第1の処理と、前記組合せ名検
索手段が、少くとも前記設計データ指定手段から指定さ
れた設計データの種類をその組合せの要素として持つデ
ータ組の名称を検索し、前記回路分類手段で該検索され
たデータ組に応じた場所に記憶されている該既存の回路
群のみを新規回路の設計時に再利用可能な既存の回路を
検索する範囲と指定する第2の処理を行うことを特徴と
する。
【0021】本第2の発明は、回路仕様書やレジスタト
ランスファレベルの機能記述や回路接続情報やレイアウ
トデータやテストパターン等の複数の種類の設計データ
群から構成される既存の回路を再利用して行う新規回路
の設計を支援する方法であって、複数の既存の回路を記
憶する回路記憶手段と、回路を構成する設計データの種
類を調べるタイプ検査手段と、{回路仕様書、機能記
述、テストパターン、…}や{回路仕様書、回路接続情
報、テストパターン、…}、といった複数の設計データ
の種類名を組合わせたデータ組とその名称を、必須の設
計データの種類、存在の有無を問わない設計データの種
類、不要な設計データの種類、に区別した表現で、書き
替え可能なテーブルに記憶する組合せテーブル記憶手段
と、回路を構成する設計データ群と前記組合せテーブル
記憶手段が記憶するデータ組とを照合して、該設計デー
タ群の中に、組み合わされた全ての該必須の設計データ
の種類名に相当する設計データが存在する該データ組の
名称を検索する組合せ名検索手段と、前記組合せテーブ
ル記憶手段のデータ組別に記憶場所を作成し、対象の回
路を該当する場所に振り分けて記憶する回路分類手段
と、回路を構成する設計データ群の中から、指定された
種類の設計データを削除するデータ削除手段と、設計デ
ータの種類を指定できる設計データ指定手段とを有し、
該既存の回路を構成する設計データ群の種類を前記タイ
プ検査手段で調べ、この設計データ群の種類に該当する
データ組の名称を前記組合せ名検索手段で検索し、該検
索されたデータ組では不要な設計データの種類、と設定
されている該回路の設計データを前記データ削除手段が
削除した後、前記回路分類手段が該検索されたデータ組
の名称に応じた記憶場所に該回路を記憶する、という一
連の処理を、前記回路記憶手段に記憶されている全ての
既存の回路について行う第1の処理と、前記組合せ名検
索手段が、少くとも前記設計データ指定手段から指定さ
れた設計データの種類をその組合せの要素として持つデ
ータ組の名称を検索し、前記回路分類手段で該検索され
たデータ組に応じた場所に記憶されている該既存の回路
群のみを新規回路の設計時に再利用可能な既存の回路を
検索する範囲と指定する第2の処理を行うことを特徴と
する。
【0022】本第3の発明は、本第2の発明に加えて、前
記組合せテーブル記憶手段の中から、全ての該データ組
で共通の、必須の設計データの種類と設定されている設
計データの種類を探し、これを記憶する必須データ記憶
手段を有し、前記第1の処理の前に、前記回路記憶手段
に記憶されている既存の回路の全てについて、該各既存
の回路を構成する設計データの中に、前記必須データ記
憶手段に記憶されている必須の設計データの種類の存在
を確認し、該必須の設計データが存在しない該既存の回
路を、前記回路記憶手段から削除することを特徴とす
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0024】(実施の形態1)図1は、本発明の再利用設
計支援方法の第1の実施の形態の構成図である。
【0025】図1において101は、複数の既存の回路を記
憶する回路記憶手段、102は、回路を構成する設計デー
タの種類を調べるタイプ検査手段、103は、{回路仕様
書、機能記述、テストパターン、…}や{回路仕様書、
回路接続情報、テストパターン、…}、といった複数の
設計データの種類名を組合わせたデータ組とその名称
を、書き替え可能なテーブルに記憶する組合せテーブル
記憶手段、104は、回路を構成する設計データ群と前記
組合せテーブル記憶手段103が記憶するデータ組とを照
合して、該設計データ群の中に、組み合わされた全ての
設計データの種類名に相当する設計データが存在する該
データ組の名称を検索する組合せ名検索手段、105は、
前記組合せテーブル記憶手段103のデータ組別に記憶場
所を作成し、対象の回路を該当する場所に振り分けて記
憶する回路分類手段、106は、設計データの種類を指定
できる設計データ指定手段、107は、新規回路の設計で
再利用可能な回路を検索する際、その候補となる回路を
表示する再利用候補表示手段、である。
【0026】図2は、本実施例の処理フローの例であ
り、図2において201〜212は処理ステップ、20は、処理
ステップ201〜205の処理の総称である第1の処理、21
は、処理ステップ206〜212の総称である第2の処理、で
ある。
【0027】図3は、組合せテーブル記憶手段103に記憶
されているテーブルの例を示すものであり、図3におい
て、301は各設計データの種類であり、ここでは仕様書
や機能記述等の設計データの種類名が列挙されている。
302は、データ組の名称であり、ここでは組a、組b、組
c、組d、という名称で定義されている。303は、データ
組の名称302の各々と設計データの種類301の各設計デー
タとの関係を示すテーブルであり、このテーブル中の○
印が付加された設計データ群が、設計データの種類の組
合せである。例えば、設計データの種類301の中の、少
くとも仕様書と機能記述と機能検証用ベクタと論理合成
用スクリプトとテストパターンとが揃っている設計デー
タ群は、組aという名称になる。
【0028】以上のように構成された再利用設計方法に
ついて、以下、図1、図2、図3と、図10の回路例を参照
しながら、その動作を説明する。
【0029】今、回路記憶手段101に図10の(a)〜(h)の
回路が既存の回路として記憶されているとし、まず、こ
の中の回路1001を例にとって、第1の処理20の流れを説
明する。
【0030】タイプ検査手段102は、回路1001の各設計
データ1021の種類を調べる(処理ステップ201)。この
検査方法は、各設計データを作成する時、予め設計デー
タの種類毎に決められた識別子を各設計データのファイ
ルに付加しておくと、タイプ検査手段102は、この識別
子を確認することで容易に設計データの種類を判別する
ことができる。例えば、仕様書の識別子として、ファイ
ル名の最後に .specと言うような識別子を付加して回
路設計を行っていれば、タイプ識別子102は、この識別
子 .spec を持つファイルを該回路1001のドメイン内
で探せばよいことになる。あるいはタイプ検査手段102
が各設計データ毎に異るファイル形式を解析すること
で、各設計データの種類を判別してもよい。こうして各
設計データの種類が、種類1011に示すもので構成されて
いることが調べられる。
【0031】組合せ名検索手段104は、こうして調べら
れた各設計データの種類と、図3に示すテーブルとを照
合する(処理ステップ202)。
【0032】照合した結果、図3のテーブルの中に該設
計データの種類に合致するものが存在すれば処理ステッ
プ204に進み、存在しなければ処理ステップ205に進む
が、本例では、種類1011に示す設計データの種類が、デ
ータ組の名称302の組aに合致するので、処理ステップ20
4に進むことになる(処理ステップ203)。
【0033】回路分類手段105は、組合せテーブル記憶
手段103に記憶されているテーブルのデータ組の名称毎
に分けて記憶物を記憶する。本例では、データ組の名称
302の組a、組b、組c、組d、毎に各々、例えばディレク
トリa、ディレクトリb、ディレクトリc、ディレクトリ
d、の記憶場所を生成する。そして、前処理ステップ203
で判定された組aに対応する記憶場所のディレクトリa
に、対象の回路1001を記憶する(処理ステップ204)。
【0034】そして、上記処理ステップ201〜204の処理
が、回路記憶手段101に記憶されている全ての回路につ
いて行われたかを判断し、未処理の回路については処理
ステップ201からの処理を行う(処理ステップ205)。
【0035】図4は、第1の処理20が終了した時、回路分
類手段105に記憶されている内容を示すものである。図4
(a)はディレクトリaの記憶内容、図4(b)はディレクトリ
bの記憶内容、図4(c)はディレクトリcの記憶内容、図4
(d)はディレクトリdの記憶内容、であり、401〜404は各
々の記憶場所に記憶されている図10の回路名が列挙され
ている。即ち、ディレクトリaには回路1001と回路1004
と回路1008が記憶され、ディレクトリbには回路1005と
回路1006が記憶され、ディレクトリcには記憶される回
路が存在せず、ディレクトリdには回路1002と回路1007
が記憶されている。回路1003については、これの設計デ
ータ群が図3のテーブルに合致するものが存在しなかっ
たため、どこにも記憶されていない。
【0036】続いて、第2の処理21の流れを説明する。
回路分類手段105に図4で示すように回路が分類されて記
憶されているものとする。
【0037】設計データ指定手段106から、新規回路設
計に必要となる設計データの種類として、例えばネット
リストが指定されたとする(処理ステップ206)。
【0038】組合せ名検索手段104は、図3のテーブルの
中から、少くともネットリストが含まれているデータ組
の名称を探す(処理ステップ207)。
【0039】このデータ組が存在すれば処理ステップ20
9に進み、存在しなければ処理ステップ211に進むが、本
例ではネットリストが組bと組cのデータ組に存在するた
め、処理ステップ209に進む(処理ステップ208)。
【0040】再利用候補表示手段107は、回路分類手段1
05の中から、前処理ステップ208で得られた組bと組cに
対応する記憶場所のディレクトリbとディレクトリcの内
容を検索し(処理ステップ209)、これらの記憶場所に
記憶されている回路が存在しなければ処理ステップ211
に進み、1つでも存在すれば処理ステップ212に進むが、
本例ではディレクトリbに回路が記憶されているため、
処理ステップ212に進む(処理ステップ210)。もし、該
指定された設計データの種類を持つ既存の回路が存在し
ない時には、設計データ指定手段106から再度別の設計
データを指定するか、もしくは本再利用回路の検索処理
を終了するかの選択になる(処理ステップ211)。
【0041】再利用候補表示手段107は、該ディレクト
リbの記憶内容である回路1005と回路1006を再利用候補
の回路として表示媒体に表示する。
【0042】このように本第1の発明では、複数の既存
の回路を、これらを構成する設計データ群の種類によっ
て分類することにより、新規回路の設計に必要となる設
計データを検索する時、該当する設計データの種類をも
つ回路のみ容易に取り出すことができ、該必要な設計デ
ータをもつ回路を検索する範囲を絞り込むことができ
る。さらに、この既存の回路群の分類方法を、該テーブ
ルで容易に変更できるため、新規回路の設計方法に合わ
せた再利用可能な既存の回路群の絞り込みも容易とな
る。
【0043】なお、第1の処理20は、回路記憶手段101、
または、組合せテーブル記憶手段103の内容が変更され
ない限り、重複して実行する必要はない。第2の処理21
のみを実行しても良い。
【0044】また以上の説明では、組合せテーブル記憶
手段103に記憶するテーブル303には、データ組を表す記
号として○印を用いていたが、これに限らず任意の記号
や文字等で表しても同様に実施可能である。
【0045】(実施の形態2)図5は、本発明の再利用設
計支援方法の第2の実施の形態の構成図である。
【0046】図5において501は、複数の既存の回路を記
憶する回路記憶手段、502は、回路を構成する設計デー
タの種類を調べるタイプ検査手段、503は、{回路仕様
書、機能記述、テストパターン、…}や{回路仕様書、
回路接続情報、テストパターン、…}、といった複数の
設計データの種類名を組合わせたデータ組とその名称
を、必須の設計データの種類、存在の有無を問わない設
計データの種類、不要な設計データの種類、に区別した
表現で、書き替え可能なテーブルに記憶する組合せテー
ブル記憶手段、504は、回路を構成する設計データ群と
前記組合せテーブル記憶手段503が記憶するデータ組と
を照合して、該設計データ群の中に、組み合わされた全
ての該必須の設計データの種類名に相当する設計データ
が存在する該データ組の名称を検索する組合せ名検索手
段、505は、前記組合せテーブル記憶手段503のデータ組
別に記憶場所を作成し、対象の回路を該当する場所に振
り分けて記憶する回路分類手段、506は、設計データの
種類を指定できる設計データ指定手段、507は、新規回
路の設計で再利用可能な回路を検索する際、その候補と
なる回路を表示する再利用候補表示手段、である。
【0047】508は、回路を構成する設計データ群の中
から、指定された種類の設計データを削除するデータ削
除手段、である。
【0048】図6は、本実施例の処理フローの例であ
り、図6において601〜614は処理ステップ、60は、処理
ステップ601〜607の処理の総称である第1の処理、61
は、処理ステップ608〜614の総称である第2の処理、で
ある。
【0049】図7は、組合せテーブル記憶手段503に記憶
されているテーブルの例を示すものであり、図7におい
て、701は各設計データの種類であり、ここでは仕様書
や機能記述等の設計データの種類名が列挙されている。
702は、設計データのデータ組の名称であり、ここでは
組a、組b、組c、組d、という名称が定義されている。70
3は、データ組の名称702の各々と設計データの種類701
の各設計データとの関係を示すテーブルであり、このテ
ーブル中の○印が付加された設計データ群が必須の設計
データの種類、△印が付加された設計データ群が存在の
有無を問わない設計データの種類、×印が付加された設
計データ群が不要の設計データの種類、である。例え
ば、設計データの種類701の中の、少くとも仕様書と機
能記述と機能検証用ベクタと論理合成用スクリプトとテ
ストパターンとが全て揃っている回路は、組aのデータ
組になる。この時、該回路にネットリストやシミュレー
ションモデルが存在していても構わないが、ネットリス
トは不要な設計データであり、シミュレーションモデル
は存在していても存在していなくてもよい、ということ
になる。
【0050】以上のように構成された再利用設計方法に
ついて、以下、図5、図6、図7と、図10の回路例を参照
しながら、その動作を説明する。
【0051】今、回路記憶手段501に図10の(a)〜(h)の
回路が既存の回路として記憶されているとし、まず、こ
の中の回路1004を例にとって、第1の処理60の流れを説
明する。
【0052】タイプ検査手段502は、回路1004の各設計
データ1024の種類を調べる(処理ステップ601)。この
検査方法は、各設計データを作成する時、予め設計デー
タの種類毎に決められた識別子を各設計データのファイ
ルに付加しておくと、タイプ検査手段502は、この識別
子を確認することで容易に設計データの種類を判別する
ことができる。こうして各設計データの種類が、種類10
14に示すもので構成されていることが調べられる。
【0053】組合せ名検索手段504は、こうして調べら
れた各設計データの種類と、図7に示すテーブルの各デ
ータ組の必須の設計データの種類とを照合する(処理ス
テップ602)。
【0054】照合した結果、図7のテーブルの中に該設
計データの種類に合致するものが存在すれば処理ステッ
プ604に進み、存在しなければ処理ステップ607に進む
が、本例では、回路1014に示す設計データの種類が、組
aのデータ組で必須の設計データ群の種類に合致するの
で、処理ステップ604に進むことになる(処理ステップ6
03)。
【0055】次に、該設計データ群の中に、前処理ステ
ップ603で見つけられた組aのデータ組で不要と指定され
ている設計データが存在しているかを調べ、存在してい
れば処理ステップ605に進み、存在しなければ処理ステ
ップ606に進むが、回路1004の設計データの中には組aの
中で不要な設計データと指定されているネットリストが
存在するため、処理ステップ605に進むことになる(処
理ステップ604)。
【0056】データ削除手段508は、前処理ステップ604
で見つけられた不要な設計データであるネットリスト
を、該設計データ群の中から削除する(処理ステップ60
5)。
【0057】回路分類手段505は、組合せテーブル記憶
手段103に記憶されているデータ組の名称毎に分けて記
憶物を記憶する。本例では、データ組の名称702の組a、
組b、組c、組d、毎に各々、例えばディレクトリa、ディ
レクトリb、ディレクトリc、ディレクトリd、の記憶場
所を生成する。そして、処理ステップ603で判定された
組aに対応する記憶場所のディレクトリaに、ネットリス
トの設計データが削除された回路1004を記憶する(処理
ステップ606)。
【0058】そして、上記処理ステップ601〜606の処理
が、回路記憶手段501に記憶されている全ての回路につ
いて行われたかを判断し、未処理の回路については処理
ステップ601からの処理を行う(処理ステップ607)。
【0059】同様に、回路1006について上記処理を行っ
た場合を考える。回路1006は、その設計データの種類か
ら組bのデータ組になるが、この中のシミュレーション
モデルは、組bのデータ組の中では、その存在の有無を
問わない設計データの種類であるため、このシミュレー
ションモデルの設計データは、データ削除手段508で削
除されることなく、回路分類手段505のディレクトリbの
記憶場所に、そのまま記憶される。
【0060】続いて、第2の処理61の流れを説明する。
回路記憶手段501には図4で示した回路群が記憶されてい
るものとする。
【0061】設計データ指定手段506から、新規回路設
計に必要となる設計データの種類として、例えばネット
リストが指定されたとする(処理ステップ608)。
【0062】組合せ名検索手段504は、図7のテーブルの
中から、回路の設計データの中に、少くともネットリス
トが必須、あるいはその存在の有無を問わないデータ組
を探す(処理ステップ609)。
【0063】このデータ組が存在すれば処理ステップ61
1に進み、存在しなければ処理ステップ613に進むが、本
例ではネットリストを必須の設計データとする組bと組c
のデータ組が存在するため、処理ステップ611に進む
(処理ステップ610)。
【0064】再利用候補表示手段507は、回路分類手段5
05の中から、前処理ステップ610で得られた組bと組cの
データ組に対応する記憶場所のディレクトリbとディレ
クトリcの内容を検索し(処理ステップ611)、これらの
記憶場所に記憶されている回路が存在しなければ処理ス
テップ613に進み、1つでも存在すれば処理ステップ614
に進むが、本例ではディレクトリbに回路が記憶されて
いるため、処理ステップ614に進む(処理ステップ61
2)。もし、該指定された設計データの種類を持つ既存
の回路が存在しない時には、設計データ指定手段506か
ら再度別の設計データを指定するか、もしくは本再利用
回路の検索処理を終了するかの選択になる(処理ステッ
プ613)。
【0065】再利用候補表示手段507は、該ディレクト
リbの記憶内容である回路1005と回路1006を再利用候補
の回路として表示媒体に表示する。
【0066】このように本第2の発明では、不要な設計
データを削除することにより、管理すべき設計データの
規模が小さくなるため、再利用する設計データの検索
が、速度的、コスト的、に有理となる。さらに、この設
計データの必要性を、該テーブルで容易に変更できるた
め、回路の管理環境に合わせた運用が可能となる。
【0067】なお、以上の説明では、組合せテーブル記
憶手段503に記憶するテーブル703には、データ組を表す
記号として○印、△印、×印、を用いていたが、これに
限らず各々を異る任意の記号や文字等で表しても同様に
実施可能である。
【0068】(実施の形態3)図8は、本発明の再利用設
計支援方法の第3の実施の形態の構成図である。
【0069】図8において、801は組合せテーブル記憶手
段503の中から、全てのデータ組で共通の必須の設計デ
ータの種類を検査して記憶する必須データ記憶手段、80
2は回路記憶手段501から不要な回路を削除する回路削除
手段、である。
【0070】図9は、本実施例の処理フローの例であ
り、図9において901〜906は処理ステップ、90は、処理
ステップ901〜906の処理の総称である前処理、である。
【0071】以上のように構成された再利用設計方法に
ついて、以下、図8、図9、及び図7と図10の回路例を参
照しながら、その動作を説明する。
【0072】今、回路記憶手段501に図10の(a)〜(h)の
回路が既存の回路として記憶されているとする。
【0073】必須データ記憶手段801は、図7のテーブル
中で、組a〜組dのデータ組に共通の必須の設計データの
種類を洗い出す(処理ステップ901)。本例では、仕様書
とテストパターンが全データ組に共通の設計データの種
類であるため、処理ステップ903に進む(処理ステップ90
2)。
【0074】タイプ検査手段502は、回路記憶手段502に
記憶されている回路の各設計データの種類を調べ(処理
ステップ903)、該回路の設計データ群の中に、該洗い出
した共通の必須の設計データの種類が1つでも欠けてい
るものが存在するか否かを判断し、欠けている回路があ
れば、処理ステップ905に進む(処理ステップ904)。本例
では、図10の回路群の例で、回路1003にテストパターン
の設計データが存在していない。
【0075】回路削除手段802は、回路記憶手段501か
ら、この回路1003を削除する(処理ステップ905)。
【0076】そして上記処理を回路記憶手段501に記憶
されている全ての既存の回路について実行する(処理ス
テップ906)。
【0077】上記前処理90が終了して回路記憶手段501
の内容が変更された後、第1の処理20、及び第2の処理2
1、を実行する。
【0078】なお、上記説明では、回路削除手段802が
回路記憶手段501の記憶内容を削除する、としたが、削
除候補となった回路を、別の記憶手段に記憶させておい
てから、削除することにしてもよい。
【0079】このように、該組合せテーブルを介する前
に、明らかに再利用には不適な回路を事前に削除してお
くことで、本発明の各処理が効率化できる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように本第1の発明によ
り、複数の既存の回路を、これらを構成する設計データ
群の種類によって分類することにより、新規回路の設計
に必要となる設計データを検索する時、該当する設計デ
ータの種類をもつ回路のみ容易に取り出すことができ、
該必要な設計データをもつ回路を検索する範囲を絞り込
むことができる。さらに、この既存の回路群の分類方法
を、該テーブルで容易に変更できるため、新規回路の設
計方法に合わせた再利用可能な既存の回路群の絞り込み
も容易となる。
【0081】また、本第2の発明により、不要な設計デ
ータを削除することにより、管理すべき設計データの規
模が小さくなるため、再利用する設計データの検索が、
速度的、コスト的、に有理となる。さらに、この設計デ
ータの必要性を該テーブルで容易に変更できるため、回
路の管理環境に合わせた運用が可能となる。
【0082】また、本第3の発明により、該テーブルを
介する前に、明らかに再利用には不適な回路を事前に削
除しておくことで、本発明の各処理が効率化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示す構成図
【図2】本発明の第1の実施の形態の処理の流れを示す
フローチャート
【図3】本発明の第1の実施の形態の組合せテーブル記
憶手段に記憶される組合せテーブルの例を示す図
【図4】本発明の第1の実施の形態の回路分類手段に記
憶される分類された回路群の例を示す図
【図5】本発明の第2の実施の形態の構成を示す構成図
【図6】本発明の第2の実施の形態の処理の流れを示す
フローチャート
【図7】本発明の第2の実施の形態の組合せテーブル記
憶手段に記憶される組合せテーブルの例を示す図
【図8】本発明の第3の実施の形態の構成を示す構成図
【図9】本発明の第3の実施の形態の処理の流れを示す
フローチャート
【図10】複数の設計データから構成される回路群の例
を示す図
【図11】従来の再利用方法の処理の流れを示すフロー
チャート
【符号の説明】
101 本発明の第1の実施の形態の回路記憶手段 102 本発明の第1の実施の形態のタイプ検査手段 103 本発明の第1の実施の形態の組合せテーブル記
憶手段 104 本発明の第1の実施の形態の組合せ名検索手段 105 本発明の第1の実施の形態の回路分類手段 106 本発明の第1の実施の形態の設計データ指定手
段 107 本発明の第1の実施の形態の検索候補表示手段 501 本発明の第2の実施の形態の回路記憶手段 502 本発明の第2の実施の形態のタイプ検査手段 503 本発明の第2の実施の形態の組合せテーブル記
憶手段 504 本発明の第2の実施の形態の組合せ名検索手段 505 本発明の第2の実施の形態の回路分類手段 506 本発明の第2の実施の形態の設計データ指定手
段 507 本発明の第2の実施の形態の検索候補表示手段 508 データ削除手段 801 必須データ記憶手段 802 回路削除手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路仕様書やレジスタトランスファレベ
    ルの機能記述や回路接続情報やレイアウトデータやテス
    トパターン等の複数の種類の設計データ群から構成され
    る既存の回路を再利用して行う新規回路の設計を支援す
    る方法であって、 複数の既存の回路を記憶する回路記憶手段と、 回路を構成する設計データ群の種類を調べるタイプ検査
    手段と、 {回路仕様書、機能記述、テストパターン、…}や{回
    路仕様書、回路接続情報、テストパターン、…}、とい
    った複数の設計データの種類名を組合わせたデータ組と
    その名称を、書き替え可能なテーブルに記憶する組合せ
    テーブル記憶手段と、 回路を構成する設計データ群と前記組合せテーブル記憶
    手段が記憶するデータ組とを照合して、該設計データ群
    の中に、組み合わされた全ての設計データの種類名に相
    当する設計データが存在する該データ組の名称を検索す
    る組合せ名検索手段と、 前記組合せテーブル記憶手段のデータ組別に記憶場所を
    作成し、対象の回路を該当する場所に振り分けて記憶す
    る回路分類手段と、 設計データの種類を指定できる設計データ指定手段と、
    を有し、 該既存の回路を構成する設計データ群の種類を前記タイ
    プ検査手段で調べ、この設計データ群の種類に該当する
    データ組の名称を前記組合せ名検索手段で検索し、前記
    回路分類手段が該検索されたデータ組の名称に応じた記
    憶場所に該回路を記憶する、という一連の処理を、前記
    回路記憶手段に記憶されている全ての既存の回路につい
    て行う第1の処理と、 前記組合せ名検索手段が、少くとも前記設計データ指定
    手段から指定された設計データの種類をその組合せの要
    素として持つデータ組の名称を検索し、前記回路分類手
    段で該検索されたデータ組に応じた場所に記憶されてい
    る該既存の回路群のみを新規回路の設計時に再利用可能
    な既存の回路を検索する範囲と指定する第2の処理を行
    うことを特徴とする再利用設計支援方法。
  2. 【請求項2】 前記組合せテーブル記憶手段に記憶され
    ているテーブルを変更できるテーブル変更手段を有し、 テーブル変更手段により、逐次、任意の内容に該テーブ
    ルを変更できることを特徴とする請求項1記載の再利用
    設計支援方法。
  3. 【請求項3】 前記回路記憶手段の記憶内容が更新され
    る度に、前記第1の処理を実行することを特徴とする請
    求項1記載の再利用設計支援方法。
  4. 【請求項4】 前記組合せテーブル記憶手段の記憶内容
    が更新される度に、前記第1の処理を実行することを特
    徴とする請求項1記載の再利用設計支援方法。
  5. 【請求項5】 前記第1の処理を1回実行した後、前記第
    2の処理のみを複数回実行することを特徴とする請求項1
    記載の再利用設計支援方法。
  6. 【請求項6】 回路仕様書やレジスタトランスファレベ
    ルの機能記述や回路接続情報やレイアウトデータやテス
    トパターン等の複数の種類の設計データ群から構成され
    る既存の回路を再利用して行う新規回路の設計を支援す
    る方法であって、 複数の既存の回路を記憶する回路記憶手段と、 回路を構成する設計データの種類を調べるタイプ検査手
    段と、 {回路仕様書、機能記述、テストパターン、…}や{回
    路仕様書、回路接続情報、テストパターン、…}、とい
    った複数の設計データの種類名を組合わせたデータ組と
    その名称を、必須の設計データの種類、存在の有無を問
    わない設計データの種類、不要な設計データの種類、に
    区別した表現で、書き替え可能なテーブルに記憶する組
    合せテーブル記憶手段と、 回路を構成する設計データ群と前記組合せテーブル記憶
    手段が記憶するデータ組とを照合して、該設計データ群
    の中に、組み合わされた全ての該必須の設計データの種
    類名に相当する設計データが存在する該データ組の名称
    を検索する組合せ名検索手段と、 前記組合せテーブル記憶手段のデータ組別に記憶場所を
    作成し、対象の回路を該当する場所に振り分けて記憶す
    る回路分類手段と、 回路を構成する設計データ群の中から、指定された種類
    の設計データを削除するデータ削除手段と、 設計データの種類を指定できる設計データ指定手段と、
    を有し、 該既存の回路を構成する設計データ群の種類を前記タイ
    プ検査手段で調べ、この設計データ群の種類に該当する
    データ組の名称を前記組合せ名検索手段で検索し、該検
    索されたデータ組では不要な設計データの種類、と設定
    されている該回路の設計データを前記データ削除手段が
    削除した後、前記回路分類手段が該検索されたデータ組
    の名称に応じた記憶場所に該回路を記憶する、という一
    連の処理を、前記回路記憶手段に記憶されている全ての
    既存の回路について行う第1の処理と、 前記組合せ名検索手段が、少くとも前記設計データ指定
    手段から指定された設計データの種類をその組合せの要
    素として持つデータ組の名称を検索し、前記回路分類手
    段で該検索されたデータ組に応じた場所に記憶されてい
    る該既存の回路群のみを新規回路の設計時に再利用可能
    な既存の回路を検索する範囲と指定する第2の処理を行
    うことを特徴とする再利用設計支援方法。
  7. 【請求項7】 前記組合せテーブル記憶手段の中から、
    全ての該データ組で共通の、必須の設計データの種類と
    設定されている設計データの種類を探し、これを記憶す
    る必須データ記憶手段を有し、 前記第1の処理の前に、前記回路記憶手段に記憶されて
    いる既存の回路の全てについて、該各既存の回路を構成
    する設計データの中に、前記必須データ記憶手段に記憶
    されている必須の設計データの種類の存在を確認し、該
    必須の設計データが存在しない該既存の回路を、前記回
    路記憶手段から削除することを特徴とする請求項6記載
    の再利用設計支援方法。
JP8106701A 1996-04-26 1996-04-26 再利用設計支援方法 Pending JPH09293089A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003099498A (ja) * 2001-09-19 2003-04-04 Mazda Motor Corp 新型車両の企画立案支援のためのコンピュータ・プログラム
JP2003099478A (ja) * 2001-09-19 2003-04-04 Mazda Motor Corp 新型車両の企画立案支援のためのコンピュータ・プログラム
JP2003099496A (ja) * 2001-09-19 2003-04-04 Mazda Motor Corp 新型車両の企画立案支援のためのコンピュータ・プログラム

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