JPH06325011A - ニューロコンピュータ - Google Patents

ニューロコンピュータ

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Publication number
JPH06325011A
JPH06325011A JP5114377A JP11437793A JPH06325011A JP H06325011 A JPH06325011 A JP H06325011A JP 5114377 A JP5114377 A JP 5114377A JP 11437793 A JP11437793 A JP 11437793A JP H06325011 A JPH06325011 A JP H06325011A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
neurocomputer
buffer
data
neurocomputers
bus
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5114377A
Other languages
English (en)
Inventor
博 ▲高▼柳
Hiroshi Takayanagi
Takahiro Sakaguchi
隆宏 坂口
Yoshihiro Kuwabara
良博 桑原
Keiji Mogi
啓次 茂木
Hiroshi Miyashita
浩 宮下
Mitsuo Asai
光男 浅井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Microcomputer System Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Microcomputer System Ltd
Priority to JP5114377A priority Critical patent/JPH06325011A/ja
Publication of JPH06325011A publication Critical patent/JPH06325011A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は複数のアルゴリズムを組み合
わせて実行するニューラルネットワークを従来のニュー
ロコンピュータに比べ高速に実行することにある。 【構成】 複数のニューロコンピュータで異なったアル
ゴリズムを実行し、それぞれのニューロコンピュータで
の処理結果および経過情報を通信するために、各ニュー
ロコンピュータに通信用のバッファを設ける。 【効果】 複数のアルゴリズムを組み合わせたニューラ
ルネットワークを高速に実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はニューラルネットを実行
するハードウェア装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、ニューラルネットワークの実行は
既存のノイマン型コンピュータによるソフトウェアシミ
ュレーションから専用のハードウェアによるものへと移
行しつつある。後者の例としては1990年電子情報通
信学会論文集(NC90−12)の”高速学習型ニュー
ロWSI”がある。このハードウェアはデジタルニュー
ロンをバス型のネットワークで接続しニューロン間を時
分割に通信することによりバックプロパゲーション(B
P)学習を高速に実行でするものである。上記ハードウ
ェアの基本構成を図2に示す。本ハードウェアは一つの
制御部と複数の演算部(ニューロン)より成るSIMD
型の並列計算機の構成となっている。制御部は入出力メ
モリに予め設定された入力値、教師データとコントロー
ルストレージ(CS)上に同じく予め設定されたマイク
ロプログラムにもとずき、BPの学習を実行する。各演
算部のニューロン出力値などの演算結果はCS上のマイ
クロプログラムから生成し、命令バスを経由して送られ
て来るコードより、時分割に入力バス−出力バス経由で
他の演算部(ニューロン)に同時に転送され同時に演算
を実行することからBPの学習法を高速に行なうことが
できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】今後ニューラルネット
ワークは一つのアルゴリズムを実行し、ある問題を解決
する手法から、複数のアルゴリズムの実行経過および結
果から問題を解決する手法へと発展していくと考えられ
る。例えばニューラルネットワークを用いて文字認識を
行なう場合、文字の候補を絞り込むアルゴリズムと絞り
込んだ文字候補の中から最終的に文字を認識するアルゴ
リズムを併用する手法がこれに該当する。この様な複数
のニューラルネットワークアルゴリズムを実行する場
合、従来技術のニューロコンピュータでは制御部が1つ
であることから一つ一つのアルゴリズムを順次実行する
必要があり実行速度が低下するという問題が発生する。
【0004】本発明の目的はニューラルネットワークに
おいて複数のアルゴリズムを同時に実行する高速なニュ
ーロコンピュータシステムを実現することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は下記に示す2
つの手段により達成することが可能である。
【0006】(1)ニューロコンピュータ内に他のニュ
ーロコンピュータと情報の入出力を行なうためのバッフ
ァを設け、各ニューロコンピュータ間でバッファの情報
をデータ転送する機能を備える。
【0007】(2)ニューロコンピュータ内のバッファ
アドレスを他ニューロコンピュータの演算部内データ記
憶部アドレスに割り付け、演算部間データ転送命令を用
いてバッファ−演算部間のデータ転送を行なう。
【0008】
【作用】上記(1)(2)の手段によれば下記に示す動
作が可能となる。ニューロコンピュータが自己装置内の
情報を他ニューロコンピュータへ転送する場合、まず演
算部間データ転送命令を用い演算部内データ記憶部デー
タをバッファへ転送する。次にバッファへ転送されたデ
ータは他ニューロコンピュータのバッファへ転送する。
なお、他ニューロコンピュータからのデータ転送は上記
と逆の動作にて行なう。
【0009】以上により、複数のニューラルネットアル
ゴリズムを複数ニューロコンピュータで分担して実行
し、この実行結果および実行経過の情報をニューロコン
ピュータ間で通信することにより高速に処理することが
可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を引用して説
明する。図1は本発明を実施するニューロコンピュータ
の構成図である。ニューロコンピュータ20aは各演算
部用の命令を発生し全体を制御する制御部10a、ニュ
ーラルネットワークアルゴリズムの計算を行なう演算部
1〜4(11a、12a、13a、14a)各演算部に
命令を伝える命令バス15a、各演算部にデータを伝え
る入力データバス17a、各演算部からのデータを伝え
る出力データバス16a、およびニューロコンピュータ
20bとの間で通信を行うためのバッファ18aより構
成される。なお、他ニューロコンピュータ20bは20
aと同じ構成となっており2つのニューロコンピュータ
は通信バス19で接続された構成となっている。
【0011】また図3はバッファの内部機能ブロックを
示したものであり、バッファ18aの内部構成として
は、入力データバス17aからの演算部データを記憶す
る送信メモリ35a、他ニューロコンピュータから送ら
れた演算部データを記憶する受信メモリ36a、命令バ
ス15aからの送信メモリ/受信メモリの選択命令を判
別する命令デコード回路31a、送信メモリのデータを
読みだし他ニューロコンピュータへ転送するとともに他
ニューロコンピュータからのデータを受信メモリへ転送
する送受信制御回路32a、入力データバス17aを介
して送信メモリへ書き込まれる動作と送信メモリの内容
を読みだし通信バス19を介して他ニューロコンピュー
タのバッファへ転送する動作の競合を制御する送信メモ
リ競合回避回路33aおよび出力バス16aを介して受
信メモリの内容を読みだす動作と通信バス19を介して
他ニューロコンピュータからのデータを受信メモリへ書
き込む動作の競合を制御する受信メモリ競合回避回路3
4aより構成される。なお、バッファ18bは上記バッ
ファ18aと同様の構成となっており、通信バスにより
送信メモリと他ニューロコンピュータの受信メモリが互
いに接続された構成となっている。また、バッファのア
ドレスは各ニューロコンピュータ内で図4に示す様に演
算部データ記憶部アドレスに割り付けられており通信バ
スを介して互いのバッファの内容を転送し合うことによ
り他ニューロコンピュータの演算部データ記憶内容を読
みだすことが可能となっている。
【0012】上記した構成を採用すると、各ニューロコ
ンピュータが演算部データ転送命令を用い自己内のバッ
ファ経由で他ニューロコンピュータへ演算部データを転
送することにより、他ニューロコンピュータの演算部デ
ータの内容を自己内のバッファから読みだすことが可能
となり、したがって違ったアルゴリズムを組み合わせた
ニューラルネットモデルを実行する場合、各ニューロコ
ンピュータで各アルゴリズムを実行し通信し合うことで
実現できる。 以上、本発明を一実施例に基き説明した
が、本発明はこの一実施例に限定されることはなく、そ
の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であ
ることはいうまでもない。例えば下記による方法により
実現してもよい。
【0013】上記実施例では2台のニューロコンピュー
タの通信に対しての構成を示したが2台以上の構成にて
も可能であり、たとえば装置接続方法は図5に示すバス
接続やリング接続にても可能である。
【0014】
【発明の効果】本願において開示された発明によれば、
違ったアルゴリズムを組み合わせたニューラルネットモ
デルを実行する場合、複数ニューロコンピュータでその
アルゴリズム処理を分担し、各ニューロコンピュータで
の処理結果および経過を相互受信することにより、並列
処理が可能となり、従来のニューロコンピュータに比べ
高速な処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実現するハードウェアのブロック図で
ある。
【図2】従来のニューロコンピュータの構成図である。
【図3】本発明のハードウェア内バッファの機能ブロッ
ク図である。
【図4】本発明のニューロコンピュータ内演算部内メモ
リのアドレス割り付け例である。
【図5】本発明のニューロコンピュータの装置間接続例
である。
【符号の説明】
10a:ニューロコンピュータ制御部、11a:演算部
1、12a:演算部2、13a:演算部3、14a:演
算部4、15a:命令バス、16a:出力データバス、
17a:入力データバス、18a:ニューロコンピュー
タバッファ、18b:他ニューロコンピュータバッフ
ァ、19:通信バス、20a:ニューロコンピュータ、
20b:他ニューロコンピュータ、31a:命令デコー
ド回路、32b:送受信制御回路、33a:送信メモリ
競合回避回路、34a:受信メモリ競合回避回路、35
a:送信メモリ、36a:受信メモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂口 隆宏 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 桑原 良博 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立マイコンシステム内 (72)発明者 茂木 啓次 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立マイコンシステム内 (72)発明者 宮下 浩 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立マイコンシステム内 (72)発明者 浅井 光男 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御部と複数の演算部が共有バスにて結合
    した構成のニューロコンピュータにおいて、ニューロコ
    ンピュータ内に他ニューロコンピュータとデータ転送を
    行なうためのバッファを備えることを特徴とするニュー
    ロコンピュータ。
  2. 【請求項2】ニューロコンピュータ内のバッファのアド
    レスを他ニューロコンピュータの演算部内データ記憶部
    アドレスに割り付け、このバッファと演算部間のデータ
    転送命令によりニューロコンピュータ間のデータ転送を
    行なうことを特徴とする請求項1のニューロコンピュー
    タ。
JP5114377A 1993-05-17 1993-05-17 ニューロコンピュータ Withdrawn JPH06325011A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5114377A JPH06325011A (ja) 1993-05-17 1993-05-17 ニューロコンピュータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5114377A JPH06325011A (ja) 1993-05-17 1993-05-17 ニューロコンピュータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06325011A true JPH06325011A (ja) 1994-11-25

Family

ID=14636168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5114377A Withdrawn JPH06325011A (ja) 1993-05-17 1993-05-17 ニューロコンピュータ

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