JPH06323885A - コリオリ式質量流量計 - Google Patents

コリオリ式質量流量計

Info

Publication number
JPH06323885A
JPH06323885A JP11080293A JP11080293A JPH06323885A JP H06323885 A JPH06323885 A JP H06323885A JP 11080293 A JP11080293 A JP 11080293A JP 11080293 A JP11080293 A JP 11080293A JP H06323885 A JPH06323885 A JP H06323885A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amplitude
electromagnet
output
pipe
difference
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11080293A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Yoshimura
弘幸 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP11080293A priority Critical patent/JPH06323885A/ja
Publication of JPH06323885A publication Critical patent/JPH06323885A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 上流,下流の検出信号の位相差の積分値に振
幅の差異にもとづく誤差が含まれないようにし、測定精
度を向上させる。 【構成】 直管15の非対称たわみ振動を検出するピッ
クアップ39を、永久磁石36と検出コイル37からな
る固定出力型とし、他方のピックアップ40を電磁石3
8と検出コイル37からなる可変出力型とし、この電磁
石38に流入する電流を制御することにより、ピックア
ップ40の出力振幅がピックアップ39のそれと同じに
なるようにし、両ピックアップ信号の振幅の差異にもと
づく誤差を無くすようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コリオリの力により
発生する配管の上流側と下流側での流体の質量と速度に
よる配管の振動の位相差を検出し、流量を求めるコリオ
リ式質量流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】図4にコリオリ式質量流量計の動作原理
を示す。すなわち、1は測定流体が流れるU字配管で、
その先端部には永久磁石2が固定され、U字配管1の両
端は基台3に固定されている。4はU字配管1を挟むよ
うにして設けられた電磁駆動用コイル、5は電磁駆動コ
イル4を保持する支持枠で、この枠5は基台3にがっち
りと固定されている。U字配管1は音叉のように基台3
の部分が振動の節点となり、振動エネルギーを失うこと
が少ない構成となっている。11,12は、U字配管の
両脚の変位を検出するための電磁ピックアップである。
駆動コイル4とこれに対向するU字配管1に固定された
永久磁石2の間に働く電磁力で、U字配管1をその固有
振動数で振動(sinωt)させると、U字配管内を流
れる流体にコリオリの力が発生する。
【0003】図5にU字配管の振動の様子を示す。この
コリオリの力の大きさは、U字配管内を流れる流体の質
量とその速度に比例し、力の方向は流体の運動方向と、
U字配管1を励振する角速度のベクトル積の方向に一致
する。また、U字配管1の流量の入力側と出力側とでは
流体の方向が正反対となるので、両脚側のコリオリ力に
よって、U字配管1に捩じりのトルクが発生する。この
トルクは励振周波数と同一の周波数で変化し、その振幅
値は流体の質量流量に比例する。図6にこの捩じりトル
クにより発生する振動モードを示す。
【0004】この捩じり振動のトルクの振幅をピックア
ップ11,12で検出すれば質量流量を知ることができ
ることになるが、実際のU字配管の振動は電磁駆動用コ
イル4による励振振動にコリオリ力による捩じれ振動が
重畳された形となり、上流側はsin(ωt−α),下
流側はsin(ωt+α)の形で表現される。したがっ
て、ピックアップ11,12で検出される信号e1,e
2は図7に示すように位相差(Δt)の生じた波形とな
る。この位相差は配管,励振周波数によって異なるが、
例えばU字配管1の場合、U字配管の共振周波数を80
Hzとすると、最大流量(18Kg/min)で約12
0μSの位相差が生じ、この1/20のレンジにおいて
1%の分解能を補償しなければならない。したがって、
60nSの時間計測分解能が必要となる。
【0005】この位相測定には様々な方法があるが、最
も簡単な手法としては基準クロックによる時間差ゲート
のカウント方法がある。その例を図8に示す。すなわ
ち、上流側ピックアップ信号20,下流側ピックアップ
信号21を増幅器22で増幅(増幅率:B)した後コン
パレータ23により2値化し、排他論理和回路24でこ
の2値化信号の排他的論理和演算を行ない、上流側,下
流側ピックアップ信号の時間差に相当するパルス幅のゲ
ートパルス25を得、これをカウンタ26で基準クロッ
ク27により計測するものである。なお、この場合の基
準クロックの周波数は20MHz程度以上が必要であ
る。
【0006】ところで、U字配管を実プラントに用いる
場合、屈曲しているため圧損が大きく、配管の清掃が困
難であるなどの問題がある。このため、直管の配管を用
いる直管式のコリオリ流量計も提案されている。図9に
直管式コリオリ流量計の1例を示す。図9において、1
5は測定流体が流れる直管で、その中央部には永久磁石
2が固定され、直管15の両端は基台3に固定されてい
る。4は直管15を挟み込むようにして設けられた電磁
駆動用コイル、5はこの電磁駆動コイル4を保持する支
持枠で、この枠は基台3にがっちりと固定されている。
直管方式では流体の通過する配管の剛性が高く、U字配
管よりもたわみ難いため、前記の時間差が微小になると
いう難点がある。
【0007】例えば、直管の共振周波数は1KHz程度
であり、最大流量(18Kg/min)で約2μSの位
相差が生じ、この1/20のレンジにおいて1%の分解
能で測定する必要がある。したがって、1nSの時間計
測分解能が必要となる。また、カウンタによる測定では
1GHzの基準クロックが必要となって実際には製作不
可能であり、また可能としてもピックアップ信号から時
間差信号を得るためにコンパレータを用いると、これに
は入力信号の不感帯の問題によるジッターが発生し(コ
ンパレータの出力が“1”,“0”ではない中途半端な
レベルを不感帯と称し、入力信号がこの不感帯をどれだ
け早くよぎるかが大きく影響する)、1nSの精度が得
られるかは疑問である。
【0008】このため、従来は図10の如く構成して測
定を行ない、上流側ピックアップ信号20と下流側ピッ
クアップ信号21との減算、すなわち、 sin(ωt+α)−sin(ωt−α)=2cosω
t*sinα の計算を差分器(減算器)28により行ない、sinα
を振幅とする微弱(周期が1mSに対して、位相αが
0.1nS)な位相信号を得、これを増幅器29により
高増幅(増幅率:C)し、電磁駆動コイルの励磁電流s
inωtの位相を、周波数逓倍部31で90°進めてc
osωtを得る。そして、このcosωtが正の値のと
きはC*sinα*cosωtとして、また負の値のと
きはB*(−cosωt*sinα)としてそれぞれ出
力するような符号制御器30で符号切り換えを行なう。
このように、符号制御のタイミングを符号制御対象の波
形から得るのではなく、他の信号を用いるのはノイズな
どによる誤動作の影響を軽減するためである。
【0009】このようにして得られた、C*sinα*
cosωtを測定する手法は様々であるが、例えばマイ
クロコンピュータ(マイコンともいう)などを使用して
時間量として測定するのであれば、図10に符号44で
示すように、最初はC*sinα*cosωtに相当す
る電流をコンデンサに数周期の間充電しておき、その後
SWを切り換えて定電流回路33から定電流で放電する
ようにし、このSWの切り換え時期から積分回路32の
出力が或るしきい値をよぎるまでの時間を測定するよう
にすることにより、C*sinαなる値がコンパレータ
34でパルス幅に変換され、マイコンによりこのパルス
幅を測定すれば、位相差が求まることになる。なお、s
inαについては、αが非常に小さいので、図10では
これをαで近似している。
【0010】図11に上流側と下流側の検出信号の振幅
が同一で、符号制御信号がcosωtに同期している場
合の各部の波形を示す。なお、これらの信号をそれぞれ
数式で示すと、以下のようになる。 VU =A*sin(ωt−α) 上流側検
出信号20 VD =A*sin(ωt+α) 下流側検
出信号21 VV =2A*sinα*cosωt 下流側/
上流側差分信号41 Vc=|C*2A*sinα*cosωt| (符号制御処理後下流側/上流側差分信号43) Vi=∫|C*2A*sinα*cosωt|dt 積分信号44
【0011】しかし、上記のような位相差の検出は上流
側と下流側の検出信号の振幅が全く同一の場合にしか適
用できず、振幅に差異があると誤差を生じるという問題
がある。このことを、以下に数式で示す。ここに、各記
号の意味は次の通りである。 ω:振動チューブの共振周波数 α:質量流量による発生位相差 A:下流側検出信号の振幅 B:上流側検出信号の振幅 C: 増幅率
【0012】(1)差分器の出力VVV =A*sin(ωt+α)−B*sin(ωt−
α) =2A*sinα*cosωt−(B−A)*sin
(ωt−α) (2)符号制御信号VS 駆動コイルの流入電流sinωtを周波数逓倍し、co
sωtなる符号制御信号VS を作成する。 cosωt≧0の場合:VS =+1、cosωt<0の
場合:VS =−1 (3)符号制御器の出力Vc Vc∝VS *C*{2A*sinα*cosωt−(B
−A)*sin(ωt−α)} (4)積分回路の出力Vi 但し、積分範囲はT1:0,T2:4πとする。
【0013】以上のように、積分器の出力Viには上式
第2項にも示すように、振幅が異なる(B≠A)ことに
よる相違が生じ、これが積分値の誤差となって現れるこ
とになる。図12に振動チューブの振動周波数を1KH
zとし、発生時間差を2μSとしたときの、下記式で示
される誤差を示す。 ここに、∫(B=A)は振幅が等しい場合の積分値、∫
(B≠A)は振幅が異なる場合の積分値をそれぞれ示
す。
【0014】図12によれば、振幅の差異が1%(上流
/下流振幅比101%)のときの誤差は、指示値の0.
5%となることが分かる。この振幅の差異は例えば図1
3のように、増幅率可変のAGC(Automatic
Gain Control)増幅器35を設けること
により或る程度は低減できる。しかし、このAGC増幅
器には位相遅れが発生し、この位相遅れは例えば図14
の如くその増幅率の変化に応じて変化するので、目標性
能の0.01%を得るのは難しい。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上、詳述したように
圧損が少なく清掃が容易な直管式コリオリ流量計におい
て、上流,下流のピックアップ信号を一致させるべくA
GC増幅器を使用しようとすると、AGC増幅器による
位相遅れが生じ、これに起因する誤差を生じ、測定精度
が低下するという問題がある。したがって、この発明の
課題はAGC増幅器を用いることなく上流,下流のピッ
クアップ信号を一致させることができるようにして位相
遅れに基づく誤差を含まないようにし、測定精度を向上
させることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、この発明では、振動する配管内に流体を流し、その
流れと配管の角振動によって発生するコリオリ力により
配管を捩じれ振動させ、そのとき発生する質量流量によ
る配管の非対称たわみ振動を検出する1対の電磁式速度
検出器と、一方の検出器の出力の振幅に合致させるよう
他方の検出器の振幅を自動的に制御する制御装置と、前
記1対の検出器の出力波形の差を求め、その符号を所定
のタイミングで正転,反転する符号制御器とを設け、そ
の符号制御後のレベルを判定することにより質量流量を
求めるコリオリ式質量流量計において、前記振幅が自動
制御される側の検出器が直流電磁石のみからなる磁界発
生器と検出コイルとからなり、この直流電磁石に流入す
る直流電流を制御することにより、1対の検出器の出力
振幅を互いに一致させたことを特徴としている。この発
明に対しては、前記磁界発生器を直流電磁石と永久磁石
とからなるものに置換することができる。
【0017】
【作用】上流側,下流側のピックアップ信号の一方の振
幅を一定とし、他方をAGC増幅器を用いることなく、
電磁石に流入する電流を制御することで他方の検出コイ
ルの振幅を一方のそれに一致させることにより、位相遅
れを生じさせることなくAGC化することを可能とし、
検出コイル信号の位相差を0.1nSの分解能で測定し
得るようにする。
【0018】
【実施例】図1はこの発明の実施例を示す構成図であ
る。同図からも明らかなように、この実施例は速度を検
出する一方のピックアップ(固定出力型ピックアップ)
39は永久磁石36と検出コイル37より構成し、この
ピックアップ39の出力と同一振幅となるようにその振
幅が制御される他方のピックアップ(可変出力型ピック
アップ)40は電磁石38と検出コイル37より構成し
ている。この電磁石38に流入する直流電流を調整して
発生する磁力線の強度を変化させ、検出コイル37に鎖
交する磁力線の強度を制御することにより、1対の検出
器の出力を同一振幅とするのである。この実施例では永
久磁石36,電磁石38を直管15に取付けて各々の磁
石に直管と同じ振動をさせ、検出コイル37に鎖交する
磁力線の変化を捉えるようにしているが、永久磁石3
6,電磁石38の取付け位置は直管だけでなく、検出コ
イル37の配置されている基台3でも良く、永久磁石3
6,電磁石38によって発生する磁路を直管15により
遮断するようにしても良い。
【0019】この固定出力型検出器と可変出力型検出器
との出力を一致させるように制御する制御回路の例を、
図2に示す。すなわち、上流側ピックアップ信号20,
下流側ピックアップ信号21との差を差分器(減算器)
28により求め、sinαを振幅とする微弱(周期が1
mSに対して、位相αが0.1nS)な位相信号2A*
sinα*cosωtと、上流/下流の出力振幅の差の
信号(B−A)*cos(ωt−α)とを得、これを増
幅部29により高増幅(増幅率:C)し、上流側ピック
アップ信号であるsin(ωt−α)が正のときは入力
信号と同相の信号が、負のときは入力信号と逆相の信号
が得られるような符号制御器50で符号切り換えを行な
う。このような符号制御を行なうと、その出力はsin
(ωt−α)と同位相の信号のみが得られる、つまり上
下流ピックアップの出力振幅の差の項だけが得られ、こ
れをn周期(この実施例では4周期)の間積分回路51
で積分するものである。以上の処理を数式にて示すと以
下のようになる。
【0020】(イ)差分器の出力VVV =A*sin(ωt+α)−B*sin(ωt−
α) =2A*sinα*cosωt+(B−A)*sin
(ωt−α) (ロ)符号制御信号VS 1 上流側の検出器の出力波形sin(ωt−α)から符号
制御信号VS 1を作成する。 sin(ωt−α)≧0の場合:VS 1=+1 sin(ωt−α)<0の場合:VS 1=−1 (ハ)符号制御器の出力Vc1 Vc1∝VS 1*C*{2A*sinα*cosωt+
(B−A)*sin(ωt−α)}
【0021】(ニ)積分回路の出力Vi1
【0022】ここで、積分範囲をT1:α/ω,T2:
α/ω+4π,T3:α/ω+2πとすると、上記Vi
1(61)は次式のようになる。 上式の第1項は振幅差異がない場合の積分値を示し、第
2項は振幅差異がある場合の積分値を示す。また、第1
項のsin2 αは1よりも充分に小さいことから、この
項は無視することができる。
【0023】積分回路51の出力は励磁電流設定回路5
2に与えられ、その出力により可変出力型ピックアップ
の電磁石38を制御することにより、両検出器の出力振
幅値を同じにすることができる。このように、磁力線の
発生の強度を制御するようにしたAGC手法を用いるこ
とにより、何ら位相遅れを発生させることなく上流側と
下流側のピックアップ信号の出力振幅を一致させること
が可能となるわけである。実施例では、速度を検出する
一方のピックアップ(固定出力型ピックアップ)を永久
磁石36と検出コイル37とから構成し、制御を受ける
他方のピックアップ(可変出力型ピックアップ)を直流
電磁石38と検出コイル37とから構成するようにした
が、両方の磁石を電磁石として一方の直流励磁電流を一
定とし、他方の直流励磁電流を制御する方式としても良
いものである。
【0024】また、実施例では永久磁石36,電磁石3
8を直管15に取付け、各々の磁石に直管と同一の振動
を行なわせ、検出コイル37に鎖交する磁力線の変化を
捉えるようにしているが、永久磁石36,電磁石38の
取付け位置は直管でなく、検出コイル37の配置されて
いる基台3でも良く、永久磁石36,電磁石38によっ
て発生する磁路を直管15により遮断するようにしても
良い。図3はこの発明の他の実施例を示す構造図であ
る。これは、図1に示すものに対し、可変出力型ピック
アップの磁界発生部を永久磁石36と直流電磁石38と
で構成した点が特徴である。つまり、永久磁石36をバ
イアス磁界として、また直流電磁石38を検出コイル3
7の出力調整用として作用させるようにしたものであ
る。その他は図1の場合と同様なので、詳細は省略す
る。
【0025】
【発明の効果】この発明によれば、上流側,下流側のピ
ックアップ信号の一方のピックアップを永久磁石,検出
コイルで形成して振幅を一定とし、他方をAGC機能に
よりその振幅を等しくなるようにし、符号制御器におけ
る整流のタイミングを、AGCを掛けた側のピックアッ
プ信号を用いて制御し、AGCによっても解消されない
微小な振幅差異の影響を低減するような手法を採用する
ようにしたので、たとえAGC処理後に微小な振幅差異
が生じたとしても、その誤差を低減しピックアップ信号
の位相差を0.1nSの分解能で測定することが可能に
なるという利点がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】図1の制御回路の1例を示すブロック図であ
る。
【図3】図1の変形例を示す構成図である。
【図4】コリオリ質量流量計の動作原理図である。
【図5】U字配管の振動の様子を説明するための説明図
である。
【図6】U字配管のコリオリ力の捩じりトルクにより発
生する振動モードの説明図である。
【図7】U字配管にコリオリ力が発生した場合のピック
アップ信号例を示す波形図である。
【図8】カウンタ方式による位相差検出回路を示す構成
図である。
【図9】直管式コリオリ質量流量計の1例を示す構造図
である。
【図10】差動式位相差検出回路の従来例を示す構成図
である。
【図11】図10の各部動作波形を説明するための波形
図である。
【図12】図10の場合の測定誤差を説明するための説
明図である。
【図13】図10の変形例を示す構成図である。
【図14】図13に示すAGC増幅器の遅れを示すグラ
フである。
【符号の説明】
1…U字配管、2…磁石、3…基台、4…電磁駆動用コ
イル、5…支持枠、11,12,39,40…電磁ピッ
クアップ、15…直管、22,29…増幅器、23,3
4…コンパレータ、24…排他論理和回路、26…カウ
ンタ、27…基準クロック、28…差分器、30,50
…符号制御器、31…周波数逓倍器、32,51…積分
回路、33…定電流回路、35…AGC増幅器、36…
永久磁石、37…検出コイル、38…電磁石。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動する配管内に流体を流し、その流れ
    と配管の角振動によって発生するコリオリ力により配管
    を捩じれ振動させ、そのとき発生する質量流量による配
    管の非対称たわみ振動を検出する1対の電磁式速度検出
    器と、一方の検出器の出力の振幅に合致させるよう他方
    の検出器の振幅を自動的に制御する制御装置と、前記1
    対の検出器の出力波形の差を求め、その符号を所定のタ
    イミングで正転,反転する符号制御器とを設け、その符
    号制御後のレベルを判定することにより質量流量を求め
    るコリオリ式質量流量計において、 前記振幅が自動制御される側の検出器が直流電磁石のみ
    からなる磁界発生器と検出コイルとからなり、この直流
    電磁石に流入する直流電流を制御することにより、1対
    の検出器の出力振幅を互いに一致させたことを特徴とす
    るコリオリ式質量流量計。
  2. 【請求項2】 前記磁界発生器を直流電磁石と永久磁石
    とからなるものに置き換えることを特徴とする請求項1
    に記載のコリオリ式質量流量計。
JP11080293A 1993-05-13 1993-05-13 コリオリ式質量流量計 Pending JPH06323885A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11080293A JPH06323885A (ja) 1993-05-13 1993-05-13 コリオリ式質量流量計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11080293A JPH06323885A (ja) 1993-05-13 1993-05-13 コリオリ式質量流量計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06323885A true JPH06323885A (ja) 1994-11-25

Family

ID=14545028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11080293A Pending JPH06323885A (ja) 1993-05-13 1993-05-13 コリオリ式質量流量計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06323885A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3132628B2 (ja) コリオリ式質量流量計
US4879911A (en) Coriolis mass flow rate meter having four pulse harmonic rejection
JP3112948B2 (ja) コリオリ流量計用ノイズ低減フィルタ・システム
AU662546B2 (en) A technique for substantially eliminating temperature induced measurement errors from a coriolis meter
JPH0791999A (ja) コリオリ式質量流量計
JPH0726862B2 (ja) コリオリ計用爆発的出力を有する流管駆動回路
US10151728B2 (en) Method for operating a resonance-measuring system and respective resonance system
US11326919B2 (en) Coriolis mass flow meter having a central vibration sensor and method for determining the viscosity of the medium using Coriolis mass flow meter
JPH0410011B2 (ja)
JPH06323885A (ja) コリオリ式質量流量計
JPH06300601A (ja) コリオリ式質量流量計
JPH0875520A (ja) コリオリ式質量流量計
JP3252641B2 (ja) 位相差測定装置
JP3335600B2 (ja) コリオリ質量流量計
RU2366901C1 (ru) Кориолисов расходомер (варианты), способ определения соотношения усилений двух ветвей обработки сигналов кориолисова расходомера и способ определения расхода
JPS58156813A (ja) 質量流量計
JP2001241983A (ja) 電磁流量計
JPH06147949A (ja) 質量流量計
JP2723306B2 (ja) 質量流量計
JP2942140B2 (ja) コリオリ流量計
RU2153652C2 (ru) Устройство для измерения расхода массы
JP3460213B2 (ja) 電磁流量計
JP2934136B2 (ja) コリオリ流量計
JP5498433B2 (ja) 振動式測定装置及び振動式測定装置におけるゼロ点演算方法
JPH02280013A (ja) コリオリ式質量流量計