JPH06323527A - 炉下燃焼空気量の検出方法 - Google Patents

炉下燃焼空気量の検出方法

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JPH06323527A
JPH06323527A JP5115497A JP11549793A JPH06323527A JP H06323527 A JPH06323527 A JP H06323527A JP 5115497 A JP5115497 A JP 5115497A JP 11549793 A JP11549793 A JP 11549793A JP H06323527 A JPH06323527 A JP H06323527A
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combustion air
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pressure loss
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Ki Takiguchi
機 滝口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃焼室の各領域毎の炉下燃焼空気量を正確に
検出できるようにする。 【構成】 燃焼室2に投入された被燃焼物Mが順序的に
通過する複数の領域DZ,CZ1,CZ2,AZに対し
て、主管6から分岐された複数の直管4A,4B,4
C,4Dにより燃焼空気をそれぞれ供給する際に、上記
領域DZ,CZ1,CZ2,AZの各炉下圧力損失を求
めるとともに、この圧力損失を直管4A,4B,4C,
4Dの各ダンパー開度の補正係数とし、この補正された
ダンパー開度と上記主管6を流れる燃焼空気量とから上
記領域DZ〜AZの各炉下燃焼空気量を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乾燥領域、燃焼領域お
よび後燃焼領域などの複数の領域が連続的に形成されて
おり、上記各領域に燃焼空気を供給するようになされて
いるごみ焼却炉に適用される炉下燃焼空気量の検出方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ごみ焼却炉では、図2に示すよ
うに、ホッパ1から燃焼室2に投入された被燃焼物M
を、乾燥領域DZ、第1および第2の燃焼領域CZ1,
CZ2ならびに後燃焼領域AZを順序的に通過させるう
ちに燃焼を行なうように構成されている。そして、上記
領域DZ〜AZの各ストーカ3A,3B,3C,3Dの
下方に、それぞれ主管7に分岐された上向きの複数の直
管4A,4B,4C,4Dを設置し、送風機5から主管
6を通して送られる空気を各直管4A,4B,4C,4
D毎にダンパー7A,7B,7C,7Dを通して上記各
領域DZ〜AZの燃焼用空気として送給しており、上記
領域DZ〜AZの各炉下燃焼用空気量は上記直管4A,
4B,4C,4Dにそれぞれ介挿されている流量計8
A,8B,8C,8Dにより検出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような構成の
従来の炉下燃焼用空気量の検出方法は、各直管4A,4
B,4C,4Dの空気の流量をそれぞれ各別の流量計8
A,8B,8C,8Dで計測する場合、各直管長が十分
とれないので、正確な検出値を得ることができない。
【0004】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、燃焼室の各領域毎の炉下燃焼空気
量を適確に検出することができる炉下燃焼空気量の検出
方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る炉下燃焼空気量の検出方法は、燃焼室
内に投入された被燃焼物が順序的に通過する複数の領域
に対して、主管から分岐された複数の直管を経て燃焼空
気をそれぞれ供給する際に、上記各領域毎に炉下の圧力
損失を求めて、それら各圧力損失をそれぞれ直管におけ
るダンパー開度を補正する係数とし、全部のダンパー開
度の総和に対する各ダンパー開度の割合と上記主管にお
ける燃焼空気流量とから各領域の炉下燃焼空気量を求め
ることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、燃焼室の各領域毎に炉下の圧
力損失から求めた係数で直管における各ダンパー開度を
補正するので、上記領域における被燃焼物の量などの負
荷変動にともない炉下の圧力損失が変化しても、これに
対応して各領域における炉下燃焼空気量を正確に検出す
ることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例による炉下燃焼空気量の
検出方法が適用されるごみ焼却炉を示す概略構成図であ
り、図2で示す従来のものと同一部所には、同一の符号
を付して、それらの説明を省略する。
【0008】図1において、9は上記主管6に介挿され
た流量計、10A,10B,10C,10Dは上記燃焼
室1の各領域DZ,CZ1,CZ2,AZの各ストーカ
3の下側に配設された圧力センサである。
【0009】上記各領域DZ,CZ1,CZ2,AZの
各炉下燃焼空気量FA〜FDはつぎのようにして検出さ
れる。いま、上記領域DZ〜AZに対応する直管4A,
4B,4C,4Dの各ダンパー開度をそれぞれa,b,
c,dとする。
【0010】まず、流量計9により主管6を流れる燃焼
空気流量Fを求める。一方、圧力センサ10A,10
B,10C,10Dで各領域DZ,CZ1,CZ2,A
Zの炉下の圧力をそれぞれ検出し、その時間変化から各
領域毎の圧力損失を求め、各圧力損失をダンパー開度
a,b,c,dをそれぞれ補正する係数ak,bk,c
k,dkに変換する。この補正係数ak,bk,ck,
dkをそれぞれ下式に当てはめる。
【0011】FA={ak・a/(ak・a+bk・b
+ck・c+dk・d)}×F FB={bk・b/(ak・a+bk・b+ck・c+
dk・d)}×F FC={ck・c/(ak・a+bk・b+ck・c+
dk・d)}×F FD={dk・d/(ak・a+bk・b+ck・c+
dk・d)}×F 上記各式により、各領域DZ,CZ1,CZ2,AZの
炉下燃焼空気量FA,FB,FC,FDは、それぞれの
領域DZ,CZ1,CZ2,AZの圧力損失に相当する
係数ak,bk,ck,dkで補正されたダンパー開度
の全部の総和に対する各ダンパー開度の割合と上記主管
6を流れる燃焼空気量とから求められるのである。
【0012】この結果、上記領域DZ〜AZの各ストー
カ3が被燃焼物Mで被われた時の炉下の圧力損失を見込
んで各ダンパー開度a〜dを補正しているので、圧力損
失の変動に応じて適確な炉下燃焼空気量を検出すること
ができる。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、主管か
ら分岐された複数の直管により燃焼空気を燃焼室の各領
域に供給する際に、上記領域の炉下の圧力損失を求め
て、各圧力損失を係数として各直管毎のダンパー開度を
補正し、補正されたダンパー開度と主管を流れる燃焼空
気量とから燃焼領域の各燃焼空気量を検出するようにし
たので、上記領域を通過する被燃焼物の量などの負荷変
動によって炉下圧力損失の変化があっても、これに応じ
て、炉下燃焼空気量を適正、正確に検出することができ
る。これによって、良好な燃焼を保持するための燃焼制
御などのコントロール性能の向上を図り得る効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による炉下燃焼空気量の検出
方法が適用されるごみ焼却炉を示す概略構成図である。
【図2】従来の炉下燃焼空気量の検出方法が適用される
ごみ焼却炉を示す概略構成図である。
【符号の説明】
2 燃焼室 4A,4B,4C,4D 直管 6 主管 7A,7B,7C,7D ダンパー 9 流量計 10A,10B,10C,10D 圧力センサ ZD 乾燥領域 CZ1 第1の燃焼領域 CZ2 第2の燃焼領域 AZ 後燃焼領域 M 被燃焼物

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼室内に投入された被燃焼物が順序的
    に通過する複数の領域に対して、主管から分岐された複
    数の直管を経て燃焼空気をそれぞれ供給する際に、上記
    各領域毎に炉下の圧力損失を求めて、それら各圧力損失
    をそれぞれ直管におけるダンパー開度を補正する係数と
    し、全部のダンパー開度の総和に対する各ダンパー開度
    の割合と上記主管における燃焼空気流量とから各領域の
    炉下燃焼空気量を求めることを特徴とする炉下燃焼空気
    量の検出方法。
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