JPH06323328A - モ−ルド軸受及びモ−ルド軸受組立方法 - Google Patents
モ−ルド軸受及びモ−ルド軸受組立方法Info
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- JPH06323328A JPH06323328A JP13510293A JP13510293A JPH06323328A JP H06323328 A JPH06323328 A JP H06323328A JP 13510293 A JP13510293 A JP 13510293A JP 13510293 A JP13510293 A JP 13510293A JP H06323328 A JPH06323328 A JP H06323328A
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- Japan
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- mold
- frame
- mold bearing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ロ−ラ軸と軸受及び軸受とフレ−ムを容易に位
置決め及び固定する。 【構成】回転軸を挿入する側と反対側の先端部に抜防止
つめ4で回転軸とモ−ルド軸受1の位置を固定する。軸
受取付フレ−ムに設けたボスと嵌合する位置決め穴2
で、モ−ルド軸受1と軸受取付フレ−ムの位置決めをす
る。
置決め及び固定する。 【構成】回転軸を挿入する側と反対側の先端部に抜防止
つめ4で回転軸とモ−ルド軸受1の位置を固定する。軸
受取付フレ−ムに設けたボスと嵌合する位置決め穴2
で、モ−ルド軸受1と軸受取付フレ−ムの位置決めをす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はモ−ルド軸受及びモ−
ルド軸受組立方法、特に軸とモ−ルド軸受とフレ−ムの
組立時の位置決めに関するものである。
ルド軸受組立方法、特に軸とモ−ルド軸受とフレ−ムの
組立時の位置決めに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、紙搬送機構を有する製品におい
て、紙送ロ−ラ軸の長手方向に軸受がスライドして取付
が困難なため、紙送ロ−ラ軸の長手方向をEリング等で
止めて、紙送ロ−ラ軸と軸受の位置を固定して、紙送ロ
−ラ軸と軸受を製品のフレ−ムに取り付けていた。
て、紙送ロ−ラ軸の長手方向に軸受がスライドして取付
が困難なため、紙送ロ−ラ軸の長手方向をEリング等で
止めて、紙送ロ−ラ軸と軸受の位置を固定して、紙送ロ
−ラ軸と軸受を製品のフレ−ムに取り付けていた。
【0003】また、軸受をフレ−ムの横方向から組み込
んでいた。横方向から組み込む場合には、紙送ロ−ラ軸
をフレ−ムの一方から挿通した後に、紙送ロ−ラ軸で紙
送ロ−ラを貫通し、紙送りロ−ラ軸がフレ−ムの両側を
貫通した後にフレ−ムの両側から軸受を付け、その後E
リング等で軸受と軸をフレ−ムに固定してから、紙送ロ
−ラの位置決めをして紙送ロ−ラを固定していた。Eリ
ングで紙送ロ−ラ軸及び軸受を固定するまで紙送ロ−ラ
等を固定できず、その調整等の工数が必要であった。そ
れに対して、紙送ロ−ラ軸をEリングで軸受に固定し
て、フレ−ムの上方向からフレ−ムに付けた溝に沿って
紙送ロ−ラと軸受をフレ−ムに組み込んだ後に、軸受を
90度回転して軸受がフレ−ムから抜けないようにした
後に、ねじ等でフレ−ムと軸受を固定する方法が有る。
んでいた。横方向から組み込む場合には、紙送ロ−ラ軸
をフレ−ムの一方から挿通した後に、紙送ロ−ラ軸で紙
送ロ−ラを貫通し、紙送りロ−ラ軸がフレ−ムの両側を
貫通した後にフレ−ムの両側から軸受を付け、その後E
リング等で軸受と軸をフレ−ムに固定してから、紙送ロ
−ラの位置決めをして紙送ロ−ラを固定していた。Eリ
ングで紙送ロ−ラ軸及び軸受を固定するまで紙送ロ−ラ
等を固定できず、その調整等の工数が必要であった。そ
れに対して、紙送ロ−ラ軸をEリングで軸受に固定し
て、フレ−ムの上方向からフレ−ムに付けた溝に沿って
紙送ロ−ラと軸受をフレ−ムに組み込んだ後に、軸受を
90度回転して軸受がフレ−ムから抜けないようにした
後に、ねじ等でフレ−ムと軸受を固定する方法が有る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、軸受を
ロ−ラ軸に取り付けた後にロ−ラ軸の長手方向をEリン
グで止めて、ロ−ラ軸と軸受との位置決めをする場合
は、部品点数が増え部品費及び工数の増加を招いてい
た。
ロ−ラ軸に取り付けた後にロ−ラ軸の長手方向をEリン
グで止めて、ロ−ラ軸と軸受との位置決めをする場合
は、部品点数が増え部品費及び工数の増加を招いてい
た。
【0005】また、フレ−ムに軸受を組み込む際に、上
方向からくみこんだ後に軸受を90度回転させる方法で
は、Eリング等の部品点数が増える上に軸受を回転する
手作業による作業を必要とし、材料費及び組立費用の増
加の基となっていた。
方向からくみこんだ後に軸受を90度回転させる方法で
は、Eリング等の部品点数が増える上に軸受を回転する
手作業による作業を必要とし、材料費及び組立費用の増
加の基となっていた。
【0006】この発明はかかる短所を解消するためにな
されたものであり、ロ−ラ軸と軸受及び軸受とフレ−ム
を容易に位置決め及び固定することができるモ−ルド軸
受及びモ−ルド軸受組立方法を得ることを目的とするも
のである。
されたものであり、ロ−ラ軸と軸受及び軸受とフレ−ム
を容易に位置決め及び固定することができるモ−ルド軸
受及びモ−ルド軸受組立方法を得ることを目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明にかかわるモ−
ルド軸受においては、回転軸を挿入する側と反対側の先
端部に抜防止つめを有する。
ルド軸受においては、回転軸を挿入する側と反対側の先
端部に抜防止つめを有する。
【0008】また、軸受取付フレ−ムに設けたボスと嵌
合する位置決め穴を有する。
合する位置決め穴を有する。
【0009】また、この発明にかかわるモ−ルド軸受組
立方法においては、請求項2記載のモ−ルド軸受を回転
軸に取り付けた後、モ−ルド軸受の位置決め穴を軸受取
付フレ−ムのボスに入れて、ボスをかしめる。
立方法においては、請求項2記載のモ−ルド軸受を回転
軸に取り付けた後、モ−ルド軸受の位置決め穴を軸受取
付フレ−ムのボスに入れて、ボスをかしめる。
【0010】また、請求項2記載のモ−ルド軸受を回転
軸に取り付けた後、モ−ルド軸受の位置決め穴を軸受取
付フレ−ムのボスに入れて、モ−ルド軸受の上面をカバ
−で押さえる。
軸に取り付けた後、モ−ルド軸受の位置決め穴を軸受取
付フレ−ムのボスに入れて、モ−ルド軸受の上面をカバ
−で押さえる。
【0011】
【作用】このモ−ルド軸受の発明においては、回転軸を
挿入する側と反対側の先端部に抜防止つめを有するの
で、軸とモ−ルド軸受の位置を固定することができる。
挿入する側と反対側の先端部に抜防止つめを有するの
で、軸とモ−ルド軸受の位置を固定することができる。
【0012】また、軸受取付フレ−ムに設けたボスと嵌
合する位置決め穴を有するので、モ−ルド軸受と軸受取
付フレ−ムの位置決めをすることができる。
合する位置決め穴を有するので、モ−ルド軸受と軸受取
付フレ−ムの位置決めをすることができる。
【0013】また、このモ−ルド軸受組立方法の発明に
おいては、請求項2記載のモ−ルド軸受を回転軸に取り
付けた後、モ−ルド軸受の位置決め穴を軸受取付フレ−
ムのボスに入れて、ボスをかしめるので、少ない部品点
数でモ−ルド軸受を軸受取付フレ−ムに固定することが
できる。
おいては、請求項2記載のモ−ルド軸受を回転軸に取り
付けた後、モ−ルド軸受の位置決め穴を軸受取付フレ−
ムのボスに入れて、ボスをかしめるので、少ない部品点
数でモ−ルド軸受を軸受取付フレ−ムに固定することが
できる。
【0014】また、請求項2記載のモ−ルド軸受を回転
軸に取り付けた後、モ−ルド軸受の位置決め穴を軸受取
付フレ−ムのボスに入れて、モ−ルド軸受の上面をカバ
−で押さえるので、共有のカバ−でモ−ルド軸受を固定
することができる。
軸に取り付けた後、モ−ルド軸受の位置決め穴を軸受取
付フレ−ムのボスに入れて、モ−ルド軸受の上面をカバ
−で押さえるので、共有のカバ−でモ−ルド軸受を固定
することができる。
【0015】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す側面図であ
る。図に示すように、モ−ルド軸受1は、位置決め穴2
が開いているフレ−ム取付部3、楔形の抜防止ツメ4及
びズレ防止穴5を備える。図2、図3はそれぞれモ−ル
ド軸受1の正面図及び上面図であり、図に示すように、
フレ−ム取付部3はモ−ルド軸受1の両脇側に位置し、
位置決め穴2とフレ−ムのボスを合わせて、モ−ルド軸
受1の位置決めをする。抜防止ツメ4はモ−ルド軸受1
の先端に楔形の垂直面を内側に向けて、上下二個所に位
置し、その先端部分の間隔がロ−ラ軸を通す軸穴6の直
径よりも小さくなっていて、その先端部分をロ−ラ軸の
抜け防止溝に入れて、楔形の垂直面をロ−ラ軸の抜防止
溝の垂直面に押し当ててロ−ラ軸の抜けを防止する。ズ
レ防止穴5はモ−ルド軸受1の上部に開いており、カバ
−を取り付けた場合にカバ−の凸部分が入り、カバ−に
よりモ−ルド軸受が固定される。
る。図に示すように、モ−ルド軸受1は、位置決め穴2
が開いているフレ−ム取付部3、楔形の抜防止ツメ4及
びズレ防止穴5を備える。図2、図3はそれぞれモ−ル
ド軸受1の正面図及び上面図であり、図に示すように、
フレ−ム取付部3はモ−ルド軸受1の両脇側に位置し、
位置決め穴2とフレ−ムのボスを合わせて、モ−ルド軸
受1の位置決めをする。抜防止ツメ4はモ−ルド軸受1
の先端に楔形の垂直面を内側に向けて、上下二個所に位
置し、その先端部分の間隔がロ−ラ軸を通す軸穴6の直
径よりも小さくなっていて、その先端部分をロ−ラ軸の
抜け防止溝に入れて、楔形の垂直面をロ−ラ軸の抜防止
溝の垂直面に押し当ててロ−ラ軸の抜けを防止する。ズ
レ防止穴5はモ−ルド軸受1の上部に開いており、カバ
−を取り付けた場合にカバ−の凸部分が入り、カバ−に
よりモ−ルド軸受が固定される。
【0016】図4はロ−ラ軸7の側面図であり、ロ−ラ
軸7はモ−ルド軸受1の抜防止ツメ4を入れる抜防止溝
8を備える。
軸7はモ−ルド軸受1の抜防止ツメ4を入れる抜防止溝
8を備える。
【0017】上記のように構成されたロ−ラ軸7を、図
5の側面図に示すように、ロ−ラ軸7の抜防止溝8にモ
−ルド軸受1の抜防止ツメ4が入るまでモ−ルド軸受1
に差し込み、ロ−ラ軸7とモ−ルド軸受1との位置を定
める。モ−ルド軸受1の楔形の抜防止ツメ4はロ−ラ軸
7の抜防止溝8に入り、抜防止ツメ4の長手方向の垂直
面は抜け防止溝8の垂直面に密着しているので、モ−ル
ド軸受1がロ−ラ軸7の長手方向に移動すること無く、
また、その逆方向にも移動できないので、モ−ルド軸受
1のロ−ラ軸7に対する位置が決まる。
5の側面図に示すように、ロ−ラ軸7の抜防止溝8にモ
−ルド軸受1の抜防止ツメ4が入るまでモ−ルド軸受1
に差し込み、ロ−ラ軸7とモ−ルド軸受1との位置を定
める。モ−ルド軸受1の楔形の抜防止ツメ4はロ−ラ軸
7の抜防止溝8に入り、抜防止ツメ4の長手方向の垂直
面は抜け防止溝8の垂直面に密着しているので、モ−ル
ド軸受1がロ−ラ軸7の長手方向に移動すること無く、
また、その逆方向にも移動できないので、モ−ルド軸受
1のロ−ラ軸7に対する位置が決まる。
【0018】なお、ロ−ラ軸7のモ−ルド軸受1の長手
方向を図6の様に太くして段付きの軸にして、モ−ルド
軸受1の長手方向の移動を防いで、抜防止ツメ4でモ−
ルド軸受1が抜けることを防いでも良い。
方向を図6の様に太くして段付きの軸にして、モ−ルド
軸受1の長手方向の移動を防いで、抜防止ツメ4でモ−
ルド軸受1が抜けることを防いでも良い。
【0019】図7はロ−ラ軸7の両端にモ−ルド軸受1
を取り付けた場合の斜視図で、図8はモ−ルド軸受1の
位置決め用のボス11を備えるフレ−ム9の斜視図であ
る。フレ−ム9は図9に示すように、モ−ルド軸受1の
フレ−ム取付部3を乗せる軸受取付部10を備える。軸
受取付部10にはモ−ルド軸受1の位置決め穴2に入れ
モ−ルド軸受1をフレ−ム9に固定するボス11があ
る。ボス11はモ−ルド軸受1のフレ−ム取付部3の位
置決め穴2に通した場合に、その先端部分がフレ−ム取
付部3から出るように、フレ−ム取付部3の厚みに対し
て十分長くなっている。
を取り付けた場合の斜視図で、図8はモ−ルド軸受1の
位置決め用のボス11を備えるフレ−ム9の斜視図であ
る。フレ−ム9は図9に示すように、モ−ルド軸受1の
フレ−ム取付部3を乗せる軸受取付部10を備える。軸
受取付部10にはモ−ルド軸受1の位置決め穴2に入れ
モ−ルド軸受1をフレ−ム9に固定するボス11があ
る。ボス11はモ−ルド軸受1のフレ−ム取付部3の位
置決め穴2に通した場合に、その先端部分がフレ−ム取
付部3から出るように、フレ−ム取付部3の厚みに対し
て十分長くなっている。
【0020】図7に示すロ−ラ軸7及びモ−ルド軸受1
を図8に示すフレ−ム9に取付る場合は図9の工程図に
示すように、図9(a)に示すような、ボス11を備え
るフレ−ム9のボス11を、図9(b)に示すようにモ
−ルド軸受1の位置決め穴2に入れ、ロ−ラ軸7を取り
付けたモ−ルド軸受1をフレ−ム9の軸受取付部10に
置く。モ−ルド軸受1のフレ−ム9の軸受取付け部10
上の位置が決まったら、図9(c)に示すように、フレ
−ム9のボス11にかしめ用ホ−ンを当てて熱かしめ又
は超音波かしめにより締結する。
を図8に示すフレ−ム9に取付る場合は図9の工程図に
示すように、図9(a)に示すような、ボス11を備え
るフレ−ム9のボス11を、図9(b)に示すようにモ
−ルド軸受1の位置決め穴2に入れ、ロ−ラ軸7を取り
付けたモ−ルド軸受1をフレ−ム9の軸受取付部10に
置く。モ−ルド軸受1のフレ−ム9の軸受取付け部10
上の位置が決まったら、図9(c)に示すように、フレ
−ム9のボス11にかしめ用ホ−ンを当てて熱かしめ又
は超音波かしめにより締結する。
【0021】このように、モ−ルド軸受1の位置決め穴
2にフレ−ム9のボス11を嵌合することにより、モ−
ルド軸受1のフレ−ム9の軸受取付部10上の位置が決
まる。モ−ルド軸受1とロ−ラ軸7が互いに移動しない
ことから、ロボット等による自動組立も可能となる。
2にフレ−ム9のボス11を嵌合することにより、モ−
ルド軸受1のフレ−ム9の軸受取付部10上の位置が決
まる。モ−ルド軸受1とロ−ラ軸7が互いに移動しない
ことから、ロボット等による自動組立も可能となる。
【0022】また、モ−ルド軸受1を例えばポリアセタ
−ルで製作すると形成による量産が可能になり、かつ、
形成による部材だけで組立ができるので、分解組立が容
易になる。
−ルで製作すると形成による量産が可能になり、かつ、
形成による部材だけで組立ができるので、分解組立が容
易になる。
【0023】また、かしめによりフレ−ム9にモ−ルド
軸受1を締結する代わりに、図10の側面図に示すよう
にギヤやタイミングベルト等を被うカバ−12を用い、
カバ−12でモ−ルド軸受1を固定するようにしても良
い。カバ−12には図11の斜視図に示すように、モ−
ルド軸受1を押さえる円形の凹みの中央にモ−ルド軸受
1のズレ防止穴5に入れてモ−ルド軸受1を固定する凸
部13を有し、図12の断面図に示すように、凸部13
を軸受1のズレ防止穴5に入れてモ−ルド軸受1を固定
する。
軸受1を締結する代わりに、図10の側面図に示すよう
にギヤやタイミングベルト等を被うカバ−12を用い、
カバ−12でモ−ルド軸受1を固定するようにしても良
い。カバ−12には図11の斜視図に示すように、モ−
ルド軸受1を押さえる円形の凹みの中央にモ−ルド軸受
1のズレ防止穴5に入れてモ−ルド軸受1を固定する凸
部13を有し、図12の断面図に示すように、凸部13
を軸受1のズレ防止穴5に入れてモ−ルド軸受1を固定
する。
【0024】これにより、フレ−ム9がガラス繊維等を
含む材質でかしめによる嵌合に適さない場合でも、モ−
ルド軸受1を固定することができる。
含む材質でかしめによる嵌合に適さない場合でも、モ−
ルド軸受1を固定することができる。
【0025】また、図12に示すように、カバ−12は
1〜2本のねじ14で締結されるので、取付け工数も少
ない。
1〜2本のねじ14で締結されるので、取付け工数も少
ない。
【0026】なお、上記実施例では二つの抜防止ツメ4
をモ−ルド軸受1に備えるようにしたが、三つ以上の複
数の抜防止ツメ4を備えるようにしたり、図13に示す
ように、円形の抜防止ツメ4を備えても良い。
をモ−ルド軸受1に備えるようにしたが、三つ以上の複
数の抜防止ツメ4を備えるようにしたり、図13に示す
ように、円形の抜防止ツメ4を備えても良い。
【0027】また、ロ−ラ軸7が段付きの軸の場合はモ
−ルド軸受1はロ−ラ軸7の段の部分によって押さえら
れてモ−ルド軸受1のロ−ラ軸7の長手方向の移動が規
制されているので、図14に示すように、モ−ルド軸受
1の楔形の抜防止ツメ4の楔の向きを逆にして、モ−ル
ド軸受1と軸7が抜けないようにしても良い。
−ルド軸受1はロ−ラ軸7の段の部分によって押さえら
れてモ−ルド軸受1のロ−ラ軸7の長手方向の移動が規
制されているので、図14に示すように、モ−ルド軸受
1の楔形の抜防止ツメ4の楔の向きを逆にして、モ−ル
ド軸受1と軸7が抜けないようにしても良い。
【0028】また、上記実施例では、モ−ルド軸受1の
位置決め穴2にフレ−ム9のボス11を入れることによ
りモ−ルド軸受1の位置決めをしたが、フレ−ム9にね
じ穴を設け、ねじを差し込むことによりモ−ルド軸受1
の位置決め及び固定をしても良い。
位置決め穴2にフレ−ム9のボス11を入れることによ
りモ−ルド軸受1の位置決めをしたが、フレ−ム9にね
じ穴を設け、ねじを差し込むことによりモ−ルド軸受1
の位置決め及び固定をしても良い。
【0029】
【発明の効果】このモ−ルド軸受の発明は以上説明した
ように、回転軸を挿入する側と反対側の先端部に抜防止
つめを有するので、軸とモ−ルド軸受の位置を固定した
ままフレ−ムにモ−ルド軸受を固定することができる。
軸とモ−ルド軸受が移動しなくなり、ロ−ラ軸とモ−ル
ド軸受との位置決めができるので、モ−ルド軸受をフレ
−ムに取り付ける工数を減少することができる。
ように、回転軸を挿入する側と反対側の先端部に抜防止
つめを有するので、軸とモ−ルド軸受の位置を固定した
ままフレ−ムにモ−ルド軸受を固定することができる。
軸とモ−ルド軸受が移動しなくなり、ロ−ラ軸とモ−ル
ド軸受との位置決めができるので、モ−ルド軸受をフレ
−ムに取り付ける工数を減少することができる。
【0030】また、軸受取付フレ−ムに設けたボスと嵌
合する位置決め穴を有するので、モ−ルド軸受とフレ−
ムの位置決めをすることができる。ボスの位置により自
動的にモ−ルド軸受とフレ−ムの位置が決まり、ロボッ
ト等による自動組立ができるようになる。
合する位置決め穴を有するので、モ−ルド軸受とフレ−
ムの位置決めをすることができる。ボスの位置により自
動的にモ−ルド軸受とフレ−ムの位置が決まり、ロボッ
ト等による自動組立ができるようになる。
【0031】また、このモ−ルド軸受組立方法の発明は
以上説明したように、このモ−ルド軸受組立方法の発明
においては、請求項2記載のモ−ルド軸受を回転軸に取
り付けた後、モ−ルド軸受の位置決め穴を軸受取付フレ
−ムのボスに入れて、ボスをかしめるので、少ない部品
点数でモ−ルド軸受をフレ−ムに固定することができ、
部品費を低減できると共に固定作業が容易になる。
以上説明したように、このモ−ルド軸受組立方法の発明
においては、請求項2記載のモ−ルド軸受を回転軸に取
り付けた後、モ−ルド軸受の位置決め穴を軸受取付フレ
−ムのボスに入れて、ボスをかしめるので、少ない部品
点数でモ−ルド軸受をフレ−ムに固定することができ、
部品費を低減できると共に固定作業が容易になる。
【0032】また、請求項2記載のモ−ルド軸受を回転
軸に取り付けた後、モ−ルド軸受の位置決め穴を軸受取
付フレ−ムのボスに入れて、モ−ルド軸受の上面をカバ
−で押さえるので、共有のカバ−でモ−ルド軸受を固定
することができる。少ない部品点数でモ−ルド軸受を軸
受取付フレ−ムに固定することができるので、共有のカ
バ−でモ−ルド軸受を固定することができる。軸受取付
フレ−ムの材質がかしめに適さない場合でも確実に固定
できる上に、カバ−を共有化するので部品点数を低減で
きる。
軸に取り付けた後、モ−ルド軸受の位置決め穴を軸受取
付フレ−ムのボスに入れて、モ−ルド軸受の上面をカバ
−で押さえるので、共有のカバ−でモ−ルド軸受を固定
することができる。少ない部品点数でモ−ルド軸受を軸
受取付フレ−ムに固定することができるので、共有のカ
バ−でモ−ルド軸受を固定することができる。軸受取付
フレ−ムの材質がかしめに適さない場合でも確実に固定
できる上に、カバ−を共有化するので部品点数を低減で
きる。
【0033】また、形成した部品だけで軸及びモ−ルド
軸受を軸受取付フレ−ム上で位置決めし、固定すること
ができるので、分解が容易になり、保守作業の工数も低
減できる。
軸受を軸受取付フレ−ム上で位置決めし、固定すること
ができるので、分解が容易になり、保守作業の工数も低
減できる。
【図1】この発明の実施例を示す側面図である。
【図2】この発明の実施例を示す正面図である。
【図3】この発明の実施例を示す上面図である。
【図4】ロ−ラ軸の側面図である。
【図5】ロ−ラ軸にモ−ルド軸受を取り付けた側面図で
ある。
ある。
【図6】段付きのロ−ラ軸にモ−ルド軸受を取り付けた
側面図である。
側面図である。
【図7】ロ−ラ軸にモ−ルド軸受を取り付けた斜視図で
ある。
ある。
【図8】フレ−ムの斜視図である。
【図9】上記実施例の組立工程図である。
【図10】カバ−を付けた場合の側面図である。
【図11】カバ−の軸受取付け部分の斜視図である。
【図12】カバ−を付けた場合の正面図である。
【図13】他の実施例を示す側面図である。
【図14】段付きロ−ラ軸に他の実施例のモ−ルド軸受
を付けた場合の側面図である。
を付けた場合の側面図である。
1 モ−ルド軸受 2 位置決め穴 3 フレ−ム取付部 4 抜防止ツメ 5 ズレ防止穴 7 ロ−ラ軸 8 抜防止溝 9 フレ−ム 11 ボス 12 カバ−
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16C 33/20 Z 6814−3J
Claims (4)
- 【請求項1】 回転軸を指示するモ−ルド軸受におい
て、回転軸を挿入する側と反対側の先端部に抜防止つめ
を有することを特徴とするモ−ルド軸受。 - 【請求項2】 軸受取付フレ−ムに設けたボスと嵌合す
る位置決め穴を有する請求項1記載のモ−ルド軸受。 - 【請求項3】 請求項2記載のモ−ルド軸受を回転軸に
取り付けた後、モ−ルド軸受の位置決め穴を軸受取付フ
レ−ムのボスに入れて、ボスをかしめることを特徴とす
るモ−ルド軸受組立方法。 - 【請求項4】 請求項2記載のモ−ルド軸受を回転軸に
取り付けた後、モ−ルド軸受の位置決め穴を軸受取付フ
レ−ムのボスに入れて、モ−ルド軸受の上面をカバ−で
押さえる請求項3記載のモ−ルド軸受組立方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13510293A JPH06323328A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | モ−ルド軸受及びモ−ルド軸受組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13510293A JPH06323328A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | モ−ルド軸受及びモ−ルド軸受組立方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06323328A true JPH06323328A (ja) | 1994-11-25 |
Family
ID=15143891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13510293A Pending JPH06323328A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | モ−ルド軸受及びモ−ルド軸受組立方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06323328A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0401971A2 (en) * | 1989-06-08 | 1990-12-12 | Nortel Networks Corporation | Optical waveguide and method for its manufacture |
-
1993
- 1993-05-14 JP JP13510293A patent/JPH06323328A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0401971A2 (en) * | 1989-06-08 | 1990-12-12 | Nortel Networks Corporation | Optical waveguide and method for its manufacture |
EP0401971B1 (en) * | 1989-06-08 | 1995-03-08 | Nortel Networks Corporation | Optical waveguide and method for its manufacture |
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