JPH0632313U - 曲面を有する紙箱 - Google Patents
曲面を有する紙箱Info
- Publication number
- JPH0632313U JPH0632313U JP6817992U JP6817992U JPH0632313U JP H0632313 U JPH0632313 U JP H0632313U JP 6817992 U JP6817992 U JP 6817992U JP 6817992 U JP6817992 U JP 6817992U JP H0632313 U JPH0632313 U JP H0632313U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- front side
- paper box
- curved surface
- end side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Cartons (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】最近の、特にクリスマスやバレンタインデーな
どのイベント商品用に、ちょっと洒落たデザインであっ
て、展示効果が優れた曲面を有する紙箱が要請されてい
るものである。 【構成】本考案は、上端辺と下端辺とに設けたそれぞれ
2個の半円形小切欠き(11,11,11,11)を介して、左側面
と前側面と右側面とを、折り目線を介さないで一体に連
設した長方形の前面側面板(10)であって、この前面側面
板(10)の左端辺と右端辺とに、糊代片と長方形の後面板
とを折り目線を介してそれぞれ連設して、またこの前面
側面板(10)の上端辺に、折込み片と糊代片を連設して開
封口を形成する切れ目線を設けた長方形の蓋面板と折込
み片とを折り目線を介して順に連設して、さらにこの前
面側面板(10)の下端辺に、適宜の折込み片と糊代片と底
面板とを折り目線を介してそれぞれ連設した曲面を有す
る紙箱である。
どのイベント商品用に、ちょっと洒落たデザインであっ
て、展示効果が優れた曲面を有する紙箱が要請されてい
るものである。 【構成】本考案は、上端辺と下端辺とに設けたそれぞれ
2個の半円形小切欠き(11,11,11,11)を介して、左側面
と前側面と右側面とを、折り目線を介さないで一体に連
設した長方形の前面側面板(10)であって、この前面側面
板(10)の左端辺と右端辺とに、糊代片と長方形の後面板
とを折り目線を介してそれぞれ連設して、またこの前面
側面板(10)の上端辺に、折込み片と糊代片を連設して開
封口を形成する切れ目線を設けた長方形の蓋面板と折込
み片とを折り目線を介して順に連設して、さらにこの前
面側面板(10)の下端辺に、適宜の折込み片と糊代片と底
面板とを折り目線を介してそれぞれ連設した曲面を有す
る紙箱である。
Description
【0001】
本考案は、左側面と前側面と右側面との間に曲面を有する、デザインや展示効 果が優れた紙箱に関するものである。
【0002】
従来から、各種形状の曲面を有する紙箱の考案が開示されているものであって 、例えば実開平1-116122号公報では、上端辺と下端辺とに、それぞれ4本の短い V字形折り目線を設けた、左側面と前側面と右側面と後側面との間に曲面を有す る紙箱の考案が開示されているものである。
【0003】
最近の、特にクリスマスやバレンタインデーなどのイベント商品用に、ちょっ と洒落たデザインであって、展示効果が優れた曲面を有する紙箱が要請されてい るものである。
【0004】
以上のような要請に鑑み、本考案は、図1及び図2に示すように、上端辺と下 端辺とに設けたそれぞれ2個の半円形小切欠き(11,11,11,11)を介して、左側面 と前側面と右側面とを、折り目線(符号のない1点鎖線、以下同じ)を介さないで 一体に連設した長方形の前面側面板(10)であって、この前面側面板(10)の左端辺 と右端辺とに、糊代片(21)と長方形の後面板(20)とを折り目線を介してそれぞれ 連設して、またこの前面側面板(10)の上端辺に、折込み片(32)と糊代片(31)を連 設して開封口を形成する切れ目線(a)を設けた長方形の蓋面板(30)と折込み片(32 )とを折り目線を介して順に連設して、さらにこの前面側面板(10)の下端辺に、 適宜の折込み片(42,42)と糊代片(41)と底面板(40)とを折り目線を介してそれぞ れ連設して、糊代片(21)と糊代片(31)と糊代片(41)とを後面板(20)に貼合せした ことによって、ちょっと洒落たデザインであって、展示効果が優れた曲面を有す る紙箱を提供するものである。
【0005】 また本考案は、図3に示すように、前記の前面側面板(10)と折込み片(32,32,4 2,42)とに、間隔が前面側面板(10)と後面板(20)との合計幅(左右方向長さ)の1/ 2に等しい、上下方向の2本の仮折り線(b,b)を設けたことによって、通常の貼 合せ(サック貼と通称する)機械で、糊代片(21)と後面板(20)とを貼合せできる曲 面を有する紙箱を提供するものである。
【0006】
<実施例1> 図1は、本考案の実施例1における、曲面を有する紙箱のブランクの平面図で ある。すなわち、上端辺と下端辺とに設けたそれぞれ2個の半円形小切欠き(11, 11,11,11)を介して、左側面と前側面と右側面とを、折り目線を介さないで一体 に連設した長方形の前面側面板(10)であって、この前面側面板(10)の左端辺と右 端辺とに、糊代片(21)と長方形の後面板(20)とを折り目線を介してそれぞれ連設 して、またこの前面側面板(10)の上端辺に、折込み片(32)と糊代片(31)を連設し て開封口を形成する切れ目線(a)を設けた長方形の蓋面板(30)と折込み片(32)と を折り目線を介して順に連設して、さらにこの前面側面板(10)の下端辺に、折込 み片(42)と糊代片(41)を連設した長方形の底面板(40)と折込み片(42)とを折り目 線を介して順に連設した、曲面を有する紙箱のブランクであって、通常の印刷を した310g/m2の裏白コートボール紙を、通常の打抜工程で打抜型を用いて、縦 ,横,高さがそれぞれ30mm,60mm,90mmの、スティックチョコレート用の曲面 を有する紙箱のブランクを作製した状態を示したものである。
【0007】 次に、この曲面を有する紙箱のブランクの、全ての折り目線を山折り(外面(印 刷面)側が山になる、以下同じ)して、内容物であるスティックチョコレートを前 面側面板(10)の中央部分に収容,静置した後に、このスティックチョコレートを 巻込むように、糊代片(21)と後面板(20)とを貼合せして、4枚の折込み片(32,32 ,42,42)を折込んで、蓋面板(30)と底面板(40)とを折り曲げて、糊代片(31)と糊 代片(41)とを後面板(20)の内面側に差込んで貼合せしたところ、図2に示すよう に、前面側面板(10)の上端辺と下端辺とに設けた、それぞれ2個の半円形小切欠 き(11,11,11,11)を起点として、左側面と前側面と右側面との間にやわらかな曲 面が形成されて、ちょっと洒落たデザインであって、展示効果が優れた曲面を有 する紙箱が得られたものである。
【0008】 図2は、実施例1の曲面を有する紙箱における、切れ目線(a)を切断して、つ まみ付きの開封口を形成した状態を示す斜視図である。すなわち、本実施例の曲 面を有する紙箱においては、長方形の蓋面板(30)の領域内に開封口を形成する切 れ目線(a)を設けたことによって、切れ目線(a)を切断して、つまみ付きの開封口 を形成した後であっても、蓋面板(30)の周辺部分がそのまま残って、長方形の蓋 面板(30)の形状をそのまま保持しているものであって、前述した半円形小切欠き (11,11,11,11)を起点とした、左側面と前側面と右側面との間のやわらかな曲面 形状がそのまま保持されているものである。
【0009】 <実施例2> 図3は、本考案の実施例2における、曲面を有する紙箱のブランクの平面図で ある。すなわち、図1に示す実施例1の曲面を有する紙箱のブランクの、前述し た前面側面板(10)の下端辺に、折込み片(42)と長方形の底面板(40)と折込み片(4 2)とを折り目線を介して順に連設して、また前記の後面板(20)の下端辺に、長方 形の糊代片(41)を折り目線を介して連設して、さらにこの前面側面板(10)と折込 み片(32,32,42,42)とに、間隔が前面側面板(10)と後面板(20)との合計幅の1/2 に等しい、上下方向の2本の仮折り線(b,b)を設けた曲面を有する紙箱のブラン クであって、実施例1と同様に、通常の印刷をした310g/m2の裏白コートボー ル紙を、通常の打抜工程で打抜型を用いて、縦,横,高さが実施例1と同一の30 mm,60mm,90mmの、スティックチョコレート用の曲面を有する紙箱のブランク を作製した状態を示したものである。
【0010】 次に、この曲面を有する紙箱のブランクを、まず通常の貼合せ(サック貼と通 称する)機械で、仮折り線(b,b)を山折りしながら糊代片(21)と後面板(20)とを貼 合せして、次に通常の貼合せ(底貼と通称する)機械で、下端辺の折込み片(42)と 底面板(40)と折込み片(42)と糊代片(41)とを貼合せした後に、内容物であるステ ィックチョコレートを収容して、2枚の折込み片(32,32)を折込んで、蓋面板(30 )を折り曲げて、糊代片(31)を後面板(20)の内面側に差込んで貼合せしたところ 、山折りされた前面側面板(10)の仮折り線(b,b)が元に戻って、実施例1と同様 に、前面側面板(10)の上端辺と下端辺とに設けた、それぞれ2個の半円形小切欠 き(11,11,11,11)を起点として、左側面と前側面と右側面との間にやわらかな曲 面が形成されて、ちょっと洒落たデザインであって、展示効果が優れた曲面を有 する紙箱が得られたものである。
【0011】
以上、実施例に示すとおり、本考案の曲面を有する紙箱においては、長方形の 前面側面板(10)の上端辺と下端辺とに設けた、それぞれ2個の半円形小切欠き(1 1,11,11,11)を介して、左側面と前側面と右側面とを、折り目線を介さないで一 体に連設したことによって、それぞれ2個の半円形小切欠き(11,11,11,11)を起 点として、左側面と前側面と右側面との間にやわらかな曲面が形成されて、ちょ っと洒落たデザインであって、展示効果が優れた曲面を有する紙箱が得られるも のである。
【0012】 また、本考案の曲面を有する紙箱においては、実施例に示すように、長方形の 蓋面板(30)の領域内に開封口を形成する切れ目線(a)を設けたことによって、切 れ目線(a)を切断して、つまみ付きの開封口を形成した後であっても、前述した 左側面と前側面と右側面との間の、やわらかな曲面形状がそのまま保持されてい るものであって、また組立時などに、前面側面板(10)が半円形小切欠き(11,11,1 1,11)から裂けるようなことはない。
【図1】本考案の実施例1における、曲面を有する紙箱
のブランクの平面図である。
のブランクの平面図である。
【図2】実施例1の曲面を有する紙箱における、切れ目
線(a)を切断して、つまみ付きの開封口を形成した状態
を示す斜視図である。
線(a)を切断して、つまみ付きの開封口を形成した状態
を示す斜視図である。
【図3】本考案の実施例2における、曲面を有する紙箱
のブランクの平面図である。
のブランクの平面図である。
10 …前面側面板 11 …半円形小切欠き 20 …後面板 21,31,41 …糊代片 30 …蓋面板 32,42 …折込み片 40 …底面板 a …切れ目線 b …仮折り線
Claims (2)
- 【請求項1】上端辺と下端辺とに設けたそれぞれ2個の
半円形小切欠き(11,11,11,11)を介して、左側面と前側
面と右側面とを、折り目線を介さないで一体に連設した
長方形の前面側面板(10)であって、この前面側面板(10)
の左端辺と右端辺とに、糊代片と長方形の後面板とを折
り目線を介してそれぞれ連設して、またこの前面側面板
(10)の上端辺に、折込み片と糊代片を連設して開封口を
形成する切れ目線を設けた長方形の蓋面板と折込み片と
を折り目線を介して順に連設して、さらにこの前面側面
板(10)の下端辺に、適宜の折込み片と糊代片と底面板と
を折り目線を介してそれぞれ連設したことを特徴とする
曲面を有する紙箱。 - 【請求項2】前記の前面側面板(10)と折込み片とに、間
隔が前面側面板(10)と後面板との合計幅の1/2に等し
い、上下方向の2本の仮折り線を設けたことを特徴とす
る、 請求項1に記載の曲面を有する紙箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992068179U JP2566202Y2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 曲面を有する紙箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992068179U JP2566202Y2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 曲面を有する紙箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0632313U true JPH0632313U (ja) | 1994-04-26 |
JP2566202Y2 JP2566202Y2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=13366298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992068179U Expired - Lifetime JP2566202Y2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 曲面を有する紙箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2566202Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010052775A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Taisho Insatsu Kk | 包装用箱 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58130923U (ja) * | 1982-02-25 | 1983-09-03 | 大日本印刷株式会社 | 提手付米パツク |
JPH01116122U (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-04 |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP1992068179U patent/JP2566202Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58130923U (ja) * | 1982-02-25 | 1983-09-03 | 大日本印刷株式会社 | 提手付米パツク |
JPH01116122U (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-04 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010052775A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Taisho Insatsu Kk | 包装用箱 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2566202Y2 (ja) | 1998-03-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3688037B2 (ja) | ディスプレイ容器として利用可能なカートン | |
JPS6219539Y2 (ja) | ||
US4126333A (en) | Method of preparing a publication with a separable redemption coupon or the like | |
US4447003A (en) | Hinged lid container having finished edges | |
JPH0632313U (ja) | 曲面を有する紙箱 | |
CN211108482U (zh) | 糊合式快速成型托盘裁片 | |
JP3239638B2 (ja) | ディスプレーカートン | |
JPH0221375Y2 (ja) | ||
JPH11147518A (ja) | 展示用紙箱 | |
JPH0245138Y2 (ja) | ||
JPS6137625Y2 (ja) | ||
JPS6215132Y2 (ja) | ||
JPH0346939Y2 (ja) | ||
JPH0510231U (ja) | 商品陳列台 | |
JPH11278465A (ja) | カード付包装用箱 | |
GB2186865A (en) | Boxes | |
JPS6210766Y2 (ja) | ||
GB2028770A (en) | Cartons | |
JPS604891Y2 (ja) | 組立箱 | |
JP2570686Y2 (ja) | ブックスタイルの紙箱 | |
JPH0627524U (ja) | 曲面を有する紙箱 | |
JPH079773Y2 (ja) | 中仕切り付き紙箱 | |
JP6146221B2 (ja) | 包装箱 | |
JPS6210770Y2 (ja) | ||
JP2553133Y2 (ja) | 集積販売用の手提げカートン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |